転職エージェントのキャリアアドバイザーとして約150人の27歳女性の転職を支援してきた経験をもとに、27歳女性の転職事情を徹底解説します。
女性の転職について、27歳というタイミングは適しているのか?企業からの採用ニーズはあるのか?など悩んでいませんか?
今回は、あなたと同じ女性のキャリアアドバイザーとして、数多くの女性の転職を支援してきたい経験をもとに、27歳の女性の転職について自身の体験談を交えながらご説明します。
27歳の女性はキャリアプランだけではなく、結婚・出産といったライフプランについても同時に考え始める年齢でもあります。
新卒で入社した会社も約5年が経ち仕事も一通り覚えて環境にも慣れてきて、新たなチャレンジを試みる頃合いとしてもちょうど良いタイミングです。
これから転職活動を行うにあたって、
「やりたいこと」
「年収アップ」
「育休・産休制度が整っているかどうか」
「実際に子育てをしながら働いている女性はどのくらいいるのか」
上記のように、希望条件に加えて転職先の会社に求める要素として"長く働けそうかどうか"を重視される方も多いのではないでしょうか。
このページを読めば転職に対する不安がなくなり、27歳で転職すべき理由がお分かり頂けます。
【最終編集日.2019年10月16日】
目次
27歳は女性の「転職適齢期」
転職してキャリアアップしやすい
結婚・出産までまだ時間があると考えられている
27歳の一番柔軟性がある
上記3つの理由が絡んでいますので、順番に解説して参りたいと思います。
「キャリアアップ」転職が成功しやすい絶好のタイミング
20代後半の中でも、特に27歳は企業の採用ニーズが一番高まる年齢であり、キャリアアップを目的とした転職が一番成功しやすい年齢であると言えます。
女性を採用ターゲットとした求人を見てみると、27歳をメインターゲットとした求人数の割合が圧倒的に多くなっていて、応募できる求人が一番多い年齢なんですね。
▼27歳は企業の求人ニーズのピーク
27歳より若い年齢の場合は「経験不足」と見られるため、転職によるキャリアアップは難しいとされています。
逆に28歳以上になるとポテンシャルよりも「実績」が重視されますので、ジョブチェンジを視野に入れたキャリアアップを考えている場合は、27歳の今が絶好のタイミングです。
また、「転職して未経験分野にチャレンジしたい」と考えている方にとっても、27歳という年齢はギリギリセーフな挑戦できるラインと言えるでしょう。
27歳という年齢で転職を考える理由として、周囲と比較した自分の年収を起点にする人も珍しいことではありません。
大手転職エージェントdodaによると、27歳の平均年収は約370万円前後と400万円に到達している人とそうでない人が別れ始めるタイミングでもあります。
もちろん年収だけで仕事を選ぶ判断基準にするのは良くありませんが、現実的な問題として自分自身の年齢に不満を持つ人も少ないのが現状です。
結婚・出産まで「まだ時間がある」と考えられている
女性のキャリアを考える上で、仕事とプライベートは切っても切り離すことができませんが、だからこそ、結婚・出産までまだ時間がある年齢の女性を積極的に採用したいと企業の採用担当者は考えているのです。
その中でも27歳という年齢は、ある程度のスキルと経験があり、かつ、結婚・出産まで3年間は集中して働いてもらえると考えられているため、企業からの採用ニーズが高い年齢であると言えます。
私も実際に27歳で転職し、28歳で結婚、30歳で出産という道を辿りました。
産休に入るまで丸年間働くことができましたので、その間にしっかりと人間関係を構築し、育休明けも笑顔で受け入れてもらうことができたことを今でも覚えています。
27歳の女性は「一番柔軟性がある」
女性は本来男性に比べて、コミュニケーション能力や計画性、きめ細やかな対応に優れています。
しかし、20代前半ではまだまだ一人で考えて動くことができる女性は少なく、男性に比べると「待ち」の姿勢で仕事を進める人が多いです。
逆に30代になると自分のやり方や考えが確立し、男性と対立する場面もしばしば見られるようになります。
27歳という年齢はちょうどその間に位置していて、ある程度物事を一人で進めることもでき、周りの意見を素直に取り入れることもできる大変貴重な年齢と考えられているのです。
27歳の女性はどの企業にとっても、喉から手が出るぐらい欲しがられる、女性の転職では最も適した年齢と言えます。
27歳女性のおすすめ転職先職種TOP3
ではここからは、27歳で具体的にどんな職種へ転職している女性が多いのか、具体的に転職先として多いものから3つ順番で紹介して参ります。
ちなみに27歳女性が転職する"前"の職種の割合については、以下のようになります。
上記グラフを見ても分かる通り「事務」「営業」「販売サービス」に就いている人ほど転職を考えることが多いことがわかっていますね。
事務・アシスタント職
大手転職エージェントdoda調べによると、27歳の女性が転職後に選ぶ職種として1番多かった職種は「事務・アシスタント職(27%)」でした。
他の職種に比べて働き方が安定していて、結婚や出産といったライフイベント後も、仕事が続けやすいことから選ばれています。
専門性が高い職種とは言えませんので、ライフイベントを経た後も管理職を目指していくなど、同じ会社で働き続けることがキャリアアップに繋がる方法です。
営業職
同社調べで2番目に多かったのが「営業職(24%)」です。
現在ではどの会社も積極的に女性の採用を行っていて、「自分の実力でキャリアアップを目指したい」と考える人に人気の職種です。
営業職は全職種の中で一番有効求人倍率が高い職種でもあります。
27歳から営業職のスキルを身に付けることができれば、今後の転職やライフイベントを経た後の再就職においても必ず活かせる強みになるでしょう。
企画・管理系
3番目に多かったのが「企画・管理系職種(15%)」です。
人事や経理といった管理部門から、商品企画やマーケティングなどの企画系まで、専門的なスキルを身に付けることができることがこの職種のポイントです。
27歳であれば未経験でもポテンシャル採用を行っている企業が多くありますので、転職によって将来的にも活かせるスキルを身に付けることができます。
関連:企画職に未経験から転職したい!志望動機・転職理由を徹底伝授
パートナーの転勤などで働く場所が変わっても専門的なスキルがあれば採用されやすくなるでしょう。
転職はあくまでも「スキルマッチング=経験重視」の世界なので、採用されるためには経験を活かせる仕事を選ぶことが大切です。
27歳女性は結婚を見据えて転職活動をすべし
27歳の女性は人生の中でもさまざまな変化が起こる年齢です。
友達の結婚式に参列する機会が増えたなと感じたり、第一子を出産する友達が出てきたりと、周りの環境から変化を感じることも多いのではないでしょうか。
今すぐには結婚・出産を考えていなくても、将来的に「いつか」と考えている場合は、育休・産休制度の有無やその会社で働いている女性がどんなライフスタイルを送っているのかも是非チェックして欲しいポイントです。
結婚・出産後も何も変わらずに働き続けることができるのであれば、単純に「やりたい仕事」や「希望する条件」だけを見て決めても何も問題ありませんが、女性の人生にとって「何も変わらずに働き続ける」というのは困難なことです。
実は、私が転職した27歳の時点では結婚はおろか恋人もいませんでした。
ですが、転職直後に今の主人と出会いトントン拍子で結婚・出産とライフイベントを経験することになりましたので、「転職する時に産休・育休制度やサポート環境が整った会社を選んでおいて本当に良かった」と思ったものです。
転職先を選ぶ際は結婚を見据えて選ぶようにしましょう。
27歳はキャリアを積んで年収アップのラストチャンス
現代の日本では共働きを選択する夫婦が増えてきていますので、あなたも「結婚後も働き続けたい」と考えているのではないでしょうか。
どうせ働き続けるのであれば仕事にやりがいを持ち、キャリアアップできる企業に転職したいですよね。
前述した通り、27歳はキャリアを積んで年収アップができるラストチャンスの年齢です。
27歳という女性にとって節目の年でキャリアを積める企業や職種に就いていないと、今後の年収は横ばいか右肩下がりになってしまいます。
そうならないためにも、27歳の今、キャリアアップを叶えられる転職を成功させることが重要です。
27歳女性におすすめの転職エージェント
転職サイトを眺めていても詳しい福利厚生や女性の働き方が分からず、なかなか応募できずに躊躇してしまっている人も多いのではないでしょうか。
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ほとんどの場合が女性担当者にしてもらうこともできますので、男性には話しにくい女性特有の事情についても、同じ女性であれば安心して相談することができますよね。
2019年度の顧客満足度No.1エージェントとしても表彰されていて、他のどのエージェントよりも徹底した親身に乗ってくれることも証明されています。
転職するか決めていなくとも、相談だけでももちろんOKですので、ぜひパソナキャリアに登録してまずは相談から始めてみましょう。
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