技術職の転職

システムエンジニアになるには【未経験かつ最短でSE転職】

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IT業界は未経験だけど、システムエンジニア(SE)になりたいと思っているのではないでしょうか?

IT化が加速する現代においてシステムエンジニアは新卒だけではなく、転職の人気職種ランキングにも上位にランクインする、今非常に人気のある職種です。

今回はIT業界専任の転職エージェントが、未経験からシステムエンジニアになるための方法や優良企業の見分け方、持っておくと有利な資格等について解説します。

キャリアアドバイザーとして年間100人以上のSE転職を支援してきた経験をもとに詳しくご説明していきますので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

システムエンジニアと類似するネットワークエンジニアについては「ネットワークエンジニアの1日の流れは?年収や資格・将来性も!」をご参考下さい。

システムエンジニアになるためのキャリアパス

システムエンジニアとして活躍するためにはプログラミングの知識やスキルを身に付けておく必要がありますので、入社後はまずプログラマーとして配属されることが多いです。

システムエンジニアアシスタントとしてキャリアをスタートさせる人もいますが、プログラマーの知識を持っている方が後のシステムエンジニアとしての業務をやりやすいこともあり、プログラマーからのスタートが主流となっています。

プログラマーに配属された後は、2~3年間プログラミングに携わる中でシステムエンジニアの仕事を近くで見て学び、プログラマーとして一人前になった頃に、システムエンジニアになることができます。

その後は、プロジェクトリーダー(PL)を経てプロジェクトマネージャー(PM)に昇格していくキャリアパスが一般的です。

関連:PM(プロジェクトマネージャー)になるには?資格や仕事内容

システムエンジニアになるには①:専門学校や情報系学部大学を卒業

システムエンジニアになるために、必ずしも専門学校や情報系大学を卒業していなければならないということはありません。

特に新卒や第二新卒の場合は、知識よりもコミュニケーション能力や人柄、システムエンジニアになりたい!という気持ちを重視する企業が多いです。

しかし専門知識を持っていることがアドバンテージとなるだけではなく、入社後の研修もスムーズに進みますし、ライバルとなる候補者と他の水準が同レベルであれば専門知識を持っている方を採用するでしょう。

以上の理由から、学生のうちからプログラミングを学ぶための環境として、専門学校や情報系大学に通うことが有利な条件で就職・転職するために適しています。

未経験でプログラマーになるには?仕事内容や年収・資格は?

システムエンジニアになるには②:未経験歓迎の会社に転職する

既にプログラミング以外の専門学校や大学を卒業している場合は「未経験を歓迎している企業に転職する」という選択肢が、最も転職を成功させやすい方法です。

未経験者を歓迎している企業は入社後に数ヶ月間の社内研修制度を設けている企業が多いため、予め学校に通って知識を身に付けておく必要はなく、全くの未経験でも採用してもらえる可能性があります。

このような「未経験歓迎」の企業を探すためには、IT業界やシステムエンジニアに精通した転職エージェントを利用することが一番の近道となります。

転職エージェントでは、一般には公開されていない“非公開求人”を紹介してもらえたり、あなたの適性や希望と企業のニーズが合っている優良企業を紹介してもらうことができます。

WEB・IT業界に強い転職エージェントおすすめ」では、未経験者歓迎のSE求人を数多く扱っている転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考下さい。

システムエンジニアになるには③:技術系の資格を取得する

SEには必ずしも資格が必要なわけではありませんが、 資格を取得することでスキルアップや転職に役立てることができますので、SEになるために持っておきたいおすすめの国家資格をご紹介します。

資格名難易度合格率試験開催日費用
基本情報技術者試験(FE)★★20~30%2019年10月20日(日)5,700円
応用情報技術者試験(AP)★★★20%前後2019年10月20日(日)5,700円
データベーススペシャリスト試験(DB)★★★★13~14%毎年4月の第3日曜日5,700円
システムアーキテクト試験(SA)★★★★12~13%2019年10月20日(日)5,700円
プロジェクトマネージャ試験(PM)★★★★13~14%毎年4月の第3日曜日5,700円

基本情報技術者試験(FE)

ITの基本的な知識と技能があり、実践的な活用能力を身につけている。

応用情報技術者試験(AP)

ITの応用的知識と技能があり、高度IT人材として方向性を確立している。

データベーススペシャリスト試験(DB)

データベースに関する技術を活用し、情報システム基盤の企画等において中心的な役割を果たすことができ、固有技術の専門家として技術支援を行える。

システムアーキテクト試験(SA)

情報・組み込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計できる。情報システムの開発を主導できる。

プロジェクトマネージャ試験(PM)

システム開発の責任者としてプロジェクトの全体計画を作成でき、必要となる要員や資源を確保し、責任を持ってプロジェクトを管理/運営できる。

システムエンジニアになるべき優良企業の特徴

「未経験者を歓迎している企業」と一口に言っても、システムエンジニアとして働きやすい『優良企業』がある一方で、離職率が高いために未経験者を常に募集している『ブラック企業』が紛れている可能性も大いに考えられます。

知らず知らずのうちにブラック企業に入社しないためにも、優良企業を見分けるための特徴をご紹介します。

研修制度・指導体制が整っている

求人サイトで「未経験歓迎」の言葉を見つけると、「自分でも応募できる!」と嬉しくなってそれ以外の条件をあまり確認せずに応募してしまい、入社後に十分な研修を受けられず着いて行けなくなってしまうケースがあります。

「未経験歓迎」と記載されている求人に応募する場合は、必ず『研修制度』と『指導体制』について、入念に確認しましょう。

特にシステムエンジニアの中でも、未経験OKでかつ教育研修制度が整っているのは客先常駐系のエンジニア求人で、割合としては8割が未経験者を採用している傾向にあります。

関連:ITエンジニア未経験者が客先常駐求人を勧められる5つの理由

求人票は企業のアピール材料に過ぎませんので、面接時に面接官や現場の担当者に直接確認しておくと確実でしょう。

企業口コミの評判が高い

優良企業を見分けるためには口コミ評判も信憑性の高い判断材料になります。

転職会議・カイシャの評判・キャリコネ・OpenWorkなど多数の企業口コミサイトがありますので、自分に合ったサイトを使うといいでしょう。

転職口コミサイトでは、教育研修制度や給与水準、社内の雰囲気、ワークライフバランスなど、実際に働いたことのある人にしか分からない情報が掲載されています。

口コミだけを鵜呑みにするのは危険ですが、悪い評判が多すぎる会社はブラック企業である可能性が高いと言えます。

離職率が低い

システムエンジニアが活躍するIT業界は今後の成長が見込める業界である一方で、成長中の業界であるが故に慢性的な人手不足で社員に無理な残業を強いる「ブラック企業」が多いことも事実です。

ブラック企業は入社することは簡単であってもその後の勤務は長く続きませんので、離職率が高い傾向があります。

情報通信業の平均離職率は10.7%となりますので、離職率が10%を超える企業は何らかの理由で平均よりも離職率が高いと考えられ、注意が必要です。

反対に離職率が5%を切るような企業は、辞める必要がない社員にとって働きやすい優良企業である可能性が高いでしょう。

未経験OKのシステムエンジニア求人を探す方法

では実際に上記条件を踏まえて、ホワイトな職場で働ける未経験OKのシステムエンジニア求人を探すためには、どのようにして探せば良いのでしょうか。

結論としては自力で探すのは非効率的のため、IT・WEB業界に強い転職エージェントを活用することで効率的に未経験OKのSE求人を紹介してもらうことが可能です。

また、転職エージェントのキャリアコンサルタントは、未経験でもSEになりたいというあなたの気持ちを汲み取って選考に通過するためのアドバイスをくれるので、一人で転職活動を行うよりも効率的と言えます。

WEB・IT業界に強い転職エージェントおすすめ」では、未経験OKのプログラマー・SE系求人を豊富に扱っている転職エージェントを紹介しているので、ぜひご参考にして頂ければと思います。

一部紹介しておくと、業界最大手の「doda」に関しては、未経験OKのシステムエンジニア求人を多数取り扱っているだけでなく、元SEのコンサルタントなど知識が豊富な専任のキャリアコンサルタントが担当になるのでお勧めですね。

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