「経営コンサルタントになるにはどうすれば良いのか?」「資格がいるのだろうか?」「仕事内容や年収が知りたい」などと思われていませんか?
私は大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして、経営コンサルタントへの転職サポートを数多く経験してきました。
経営コンサルタントは、毎日多くのコミュニケーションを行い、情報を取り扱う仕事です。
その実務経験を活かせば、企業の人事部・ベンチャー企業の立ち上げ・大企業幹部・経営企画や事業開発など希望のポジションに転身することが可能です。
もちろん、アナリストから社内でステップアップを果たし、年収数千万円以上のパートナーに昇格することも夢ではありません。
今回は実際に転職を成功させた事例から経営コンサルタントになるための具体的な方法や仕事内容・年収など、業界の裏事情を交えたリアルな情報を掲載しています
経営コンサルタントの仕事内容や年収
まずは、経営コンサルタントがどのような仕事をするのか1日の流れについてご紹介をしたいと思います。
ぜひ、経営コンサルタントになったら・・・というイメージでご覧ください。
<8:30> 出社 デスクにつき、スケジュールの確認。
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<9:00> 朝礼でスタート。プロジェクトの進捗状況をメンバーで共有。競合分析などプレゼンの方向性をマネージャーに相談する。
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<9:30> 電話でフォローの必要があるクライアントに順次電話をしたり、メールを処理する。
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<10:00> 外訪出発。クライアントとのアポに出かける。
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<11:00> クライアント訪問。事業の状況や悩みをていねいにインタビューする。
プレゼンに向けた社内資料をもらう。
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<12:00> 昼食(クライアントメンバーとランチMTGのときもある)
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<14:00> 大型案件が進行中のクライアントのもとへ。ファイナンスが絡むため、先方経理財務担当役員らと会議。プレゼンテーションを行う。
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<17:00> 取引先から戻り、外出中に受け取った電話やメールへの返事をする。
資料作成に必要なデータをリサーチ会社に依頼する。
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<18:00> 昼間の商談で優先順位の高い事務作業を処理する。
その後、チームミーティングがある日は上司に業務報告をする。
必要があれば稟議を書いたり、担当業界に関するコラムや記事を執筆。
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<21:00> 退社 翌日のタスクを確認する。息抜きのため学生時代の友人とディナーへ。
基本的には一般的な法人営業職と同じように、午前中会議や社内MTG、午後からクライアント訪問という流れが多い傾向にあります。
経営コンサルタントになるための4つの方法
では次に、経営コンサルタントになるための具体的な方法についてご紹介をしたいと思います。
税理士事務所・会計事務所に就職・転職をする
監査法人に就職する方法もありますが、公認会計士の採用がメインになるため、一般的に経営コンサルタントを考えるなら、税理士事務所や会計事務所の求人に応募したほうがよいでしょう。
税理士事務所や会計事務所では、顧問契約をしたクライアント(個人・法人)の財務状態を把握し、改善に向けたアドバイスを行います。
金融機関と交渉して資金調達を行うなど、財務面でのコンサルティングを通じて、アドバーザーとして実務経験を積み重ね、経営コンサルティング会社へのキャリアアップを図ります。
ただし、コンサルティング内容が税務に特化する傾向があるため、広範囲に渡る経営知識を学ぶことは必要不可欠です。
関連:税理士事務所で働くには?資格は必要?仕事内容や転職志望動機
コンサルティング会社のHPから直接応募をする
コンサルティング会社へ就職・転職をして経営コンサルタントとしてのキャリアをスタートさせてしまうのが、経営コンサルタントになるために最も手っ取り早い方法と言えます。
気になる経営コンサルティング会社があれば、ホームページに書かれてある求人情報をチェックしましょう。
業界の専門性も要求されますが、クライアントとの綿密な打ち合わせ・ヒアリング作業・プレゼンテーションなど双方向のコミュニケーション能力やITリテラシーが高い人物かどうかも経営コンサルタントの採用では重要な視点です。
コンサルティング会社に就職・転職をするなら、そうした点を有しているとアピールをしましょう。
関連:コンサルティングファームは激務?仕事内容・年収は?転職すべき?
コンサルティング会社ごとに強みが異なりますので、「自分自身が興味・関心が持てる領域なのか」「これまでのキャリアを活かせるのか」について調べた上で応募を進めることも忘れないように。
資格を取得する
企業・団体や個人に対して特定の分野において、適切なアドバイスを行う職業が経営コンサルタントです。
経営や法務・ファイナンスといった各分野の見識が求められます。
そのため、中小企業診断士、公認会計士、税理士、社会保険労務士などの有力な資格を取得することも1つの方法です。
実力を客観的に証明でき、肩書きがあることでアドバイスに納得感が生まれやすくなります。
経営状態が分かる資格を取得することで、経営者に対して堂々と意見を伝えることができるのも大きなメリットと言えます。
資格の取得は一筋縄ではいかないかもしれませんが、試験勉強自体が経営に直結する知識ですので役立ちます。
転職エージェントを利用する
経営コンサルタントの求人を多く扱う転職エージェントを利用するのも1つの方法です。
自分自身でホームページをチェックして応募をするよりも、効率的にキャリアコンサルタントによって求人紹介を受けることができます。
また、どのような点をアピールすれば経営コンサルティングの会社へアピールにつながるのかもアドバイスしてもらえます。
未経験であっても、転職エージェントがポテンシャルの高さや人物面を評価し、企業側に強くプッシュしてくれるお陰で、スムーズに内定が得られるケースも少なくありません。
募集の背景に精通したキャリアコンサルタントが事情を詳しく教えてくれることで、経営コンサルタントのキャリアについて良くわかるようになるメリットもあるなど、利用しない手はありません。
経営コンサルタント求人に強い転職エージェント
では具体的に経営コンサルタント求人に強い転職エージェントを3社挙げると、「doda」「JACリクルートメント」「ランスタッド」です。
ぞれぞれどのような経営コンサルタントの求人があるかご紹介をしましょう。
doda
dodaは、業界最大級の登録者を誇る大手転職エージェントです。
公開されている経営コンサルタントの求人だけで259件も保有しており、未経験者歓迎の求人も多数あります。
たとえば、外資系総合コンサルティング会社のアクセンチュアでは、素材・エネルギー業界における経営コンサルタントの募集をしています。
敷居が高いコンサルティングファームですが、dodaの求人情報によると何らかの開発経験・事業会社での企画経験があれば、未経験でも応募が可能となっています。
▶︎dodaで経営コンサルタント求人を紹介してもらう医療法人向け・学習塾向けなど多岐に渡る経営コンサルティング職の求人募集があるのが特徴です。
JACリクルートメント
JACリクルートメントは、約8万人の登録者を誇る管理職・エグゼクティブ・専門職人材の転職支援に特化したプロフェッショナルな転職エージェントです。
M&Aコンサルタントの求人案件を中心に、財務会計や交渉力やコミュニケーション力が求められる経営コンサルティング案件が豊富なのが特徴です。
後継者不足で頭を悩ませている企業経営者に、出口戦略の手助けを行う意味でも社会的貢献度の高い求人が多くなっています。
地域創生コンサルタントなど行政受託の案件もあり、数多くの経営コンサルタント求人が用意されています。
ランスタッド
ランスタッドは1960年にオランダで設立されて世界39の国と地域、4400以上の拠点で展開するグローバル人材サービスです。
海外を拠点とした経営コンサルタントの求人に限らず、タナベ経営といった国内の有力な経営コンサルティング会社の求人も多数保有。
タナベ経営では、全国各地で経営者向けの勉強会やセミナーを展開しており、コンサルタント育成のノウハウが豊富なため、未経験でも応募が可能です。
ぜひ今回紹介した「doda」「JACリクルートメント」「ランスタッド」のいずれか、あるいは全ての転職エージェントを併用して目標である経営コンサルタントになるための第一歩を踏み出すきっかけとして頂ければ幸いです。
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