未経験でプログラマーになるには？仕事内容や年収・資格は？

「プログラマーになりたけれど未経験だから不安」「プログラマーの仕事内容が知りたい」などと、思ったことはありませんか？

プログラマーとは、システムエンジニアが作成した仕様書に従ってシステムやソフトウェアを作る仕事です。

本記事は、新卒の大学生からプログラマーになりたいと考えている人や、フリーターで未経験だけれどプログラマーになりたいと考える人に向けて書きました。

これからプログラマーを目指す人にとって、具体的な仕事内容や年収・取得すべき資格などが分かる内容になっています。

大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして、未経験の人をプログラマーとして数多く転職サポートしてきた私が、プログラマーの将来性やキャリアパスについてもしっかりと解説をします。

プログラマーになれば、年収1000万円も夢ではありませんので、詳しくさっそく見ていきましょう。

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未経験プログラマーの仕事内容&1日の流れ

ではまずプログラマーの仕事内容を知るために、1日の流れを見ていきましょう。

<9:30> 出勤。すぐにメールを確認。テスト工程を担当しているので、デバック→テストを繰り返す。システムのバグを発見し原因を探す仕事なので、効率的に行うことを意識する。
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<11:00> 取引先のシステムをバージョンアップさせるため、先輩に相談しながらコードを組み込んでいく。
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<12:30> 昼食は買ってきたサンドウィッチを社内で食べる。この時間を利用して、業務で分からないことがあると先輩に聞いたりすることも。
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<14:00>　開発が遅れている案件のヘルプをお願いされる。ひたすらプログラミングを行っていく。
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<17:00>　月に2回開催される社内勉強会に参加。特定の分野や言語を決めて情報交換を行うため刺激を受けて勉強になる。新人でも積極的に発言が求められる。
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<19:00>　プログラミング再開。
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<20:30>　退社。ヘルプ作業が長引く場合は深夜にまで及ぶことも。

プログラマーと一口に言っても、細分化すればより様々な職種に分類されますので、下記をご参考下さい。

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未経験プログラマーの平均年収・給料

プログラマーの平均年収は416万円でした。

プログラマーの30代・40代・50代の平均年収は以下のとおりです。

※上記図表から推定される未経験プログラマーの平均年収は、初年度200万円台後半〜300万円台前半が相場となっています。

未経験でプログラマーになるための資格

未経験からプログラマーになるために、取得しておくと就職・転職で有利に働く資格について4つご紹介をします。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は情報技術全般に関する基本知識と技能を持つ人であると証明する国家資格です。

アルゴリズム・プログラミング・システム開発など学ぶ分野は多岐に渡りますが、独学でも可能な難易度です。

ITエンジニアとしてキャリアアップを考える人には最適と言えます。

この資格を取得すると、プログラマーとしてさらに高度な技術開発を行うエンジニアへのスキルアップが容易になります。

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は環境構築が容易で、他の言語と比較して手軽にコーディングができる点が魅力。

多くの企業サイトで使用されているため、転職や昇進に役立ちます。

初級・準上級/上級・認定ウィザードと3つのレベルに分かれ、試験にレベルが上がるほど、実践力が問われる傾向にあります。

C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、C言語に関する知識と応用プログラムを作成する能力を問われる試験です。

3級/2級/1級と段階別に分かれていますが1級の難易度はそこまで高くありません。

C言語を使用した開発案件は多く、特に1級を取得していると転職などでは有利に働くことも。

Ruby技術者認定試験制度

Ruby技術者認定試験制度は、プログラミング言語の１つである「Rudy」によるシステム開発能力を認定する試験で、「Gold」「Silver」の2つのレベルがあります。

Rubyは他の言語と比べて開発コストで安価で済むことが多いため、プロジェクトに採用されるケースが増え、転職でも有利になります。

未経験からプログラマーになるには？

未経験でプログラマーになるために学ぶべき言語は

・C言語
・Java
・JavaScript
・PHP
・Python
・Ruby

です。

独学の学習方法としては、上記の言語をドットインストールなどのプログラミング学習サービスを利用します。

オンラインで効率的に学ぶことができますし、レベル別に書かれてある市販の書籍を読むことで、学習がさらにはかどります。

就職してプログラマーになるためには、学校の就職課や就活情報サイトのリクナビなどで、プログラマー配属のある企業を見つけましょう。

中途採用なら、IT・Web業界の求人情報サイト"doda"から未経験応募可能な求人に直接応募をしたり、転職エージェントに登録をして未経験可能な求人案件の紹介をしてもらうことで、プログラマーへの道が開けるでしょう。

未経験でプログラマーになるための志望動機例文

 

プログラマーの志望動機例文

 

学生時代にテニス部で培った体力を生かし、プログラマー職で力を発揮したいと考えております。

試合の翌日も朝練を行うなど休みなく続けることで、県大会ベスト16になることができました。集中力が必要なプログラマーには、体力が必要だと考えております。

現在、情報処理技術者試験の資格取得に向けて勉強を進めております。

前職の営業職とは畑違いの業界ですが、持ち前の誰とでもすぐに打ち解けるコミュニケーション力を活かし、1日も早くプロジェクトで重要な仕事を任されるようにと考えております。

未経験でも、これまでのスキルや経験が活かせるとアピールしましょう。

周囲の人とうまく仕事ができるコミュニケーション力や、プログラミング言語を独学で学ぶ意欲を伝えることで、プログラマーとしての素養があると印象付けましょう。

未経験プログラマーの将来性はどうなる？

日本の労働人口は減少をし続けるものの、IT人材に関しては2030年まで増加し続けると試算されているように、プログラマーに対する今後の人材需要は益々高まっていくことが予想されます。

IT人材供給の見通し

AI 人材供給の見通し

先端IT技術者でもあり、プログラマーのステップアップとして位置づけられているAI人材の育成や採用に関しても、積極的な企業が増えています。

未経験プログラマーのキャリアパス

AIエンジニアなど先端技術者

需要が高いAIエンジニアですが、人工知能の開発案件によってはPythonやC言語などを使うため、プログラマーの業務と共通点があります。

研究開発が盛んなため、プログラマーから転身する人も少なくありません。

フリーランスプログラマー

プログラマーとして会社員を経験した後、独立を果たしてフリーランスプログラマーになるキャリアパスも存在します。

複数のプログラミング言語を使えたり、マネジメント経験が豊富であると単価が上がる傾向にあるため、年収1000万円以上も可能です。

フリーランスに興味がある場合は「フリーランスエンジニアになるには年齢が命？言語は？スクールも」をご参考下さい。

プロジェクトマネージャー

プログラマーからプロジェクトマネージャーになるキャリアパスは、比較的多く見られます。

実務に精通しているプログラマーは、プロジェクトマネージャーになっても、業務理解度が高いためメンバーへの指示が的確に行えます。

中小のシステム開発会社などでは、人手不足によりプロジェクトマネジャー自身がチームメンバーとして、自分でプログラムを組むこともあります。

今回お伝えしたように、未経験からプログラマーとしてのキャリアをスタートさせてスキルや経験を身につくことができれば、様々なキャリアパスが用意されています。

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