人材業界の転職・就職

人材営業への転職を未経験で成功させる方法【営業未経験者】

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人材業界未経験者が人材営業への転職を成功させる方法について解説します。

以下のグラフは、矢野経済研究所が国内人材ビジネス市場を調査したものです。

▼人材関連ビジネス市場規模推移

(出展:「矢野経済研究所」より引用)

2017年度の人材ビジネス主要3業界(人材派遣業、人材紹介業、再就職支援業)の市場規模は事業者売上高ベースで前年度比23.5%増の6兆7,143億円。

右肩上がりの成長を遂げており、今後も拡大していく可能性が非常に高い業界であるとみることができます。

このように業界全体の業績が好調であるため、現在人材業界で未経験者を歓迎する求人が増えているだけではなく、転職後は学べることも多く、その後のキャリアップを望める業界でもあるため、転職市場において非常におすすめできる業界です。

実際に人材業界未経験から人材営業職に転職してくる人の例としては、

✅元アパレル販売員スタッフ
✅元携帯販売員スタッフ
✅元保育士、元介護士
✅男性/25歳/証券会社(3年)
✅男性/27歳/介護従事者向け人材派遣(1年半)
✅男性/29歳/経営コンサル(1年半)
✅女性/24歳/証券会社(2年)
✅女性/26歳/化粧品販売(5年)
✅女性/30歳/ウェディングプランナー(11年)
✅女性/29歳/投資用マンション営業(7年)

上記のような経歴を持つ人が業界未経験で人材営業職への転職を成功させています。

人材業界に興味をお持ちの方はぜひ最後までお読み頂き、参考にしてください。

人材営業にも様々な種類がある

昨今盛り上がりを見せる人材業界ですが、「人材業界」と一口に言っても、人材紹介会社や求人広告会社、人材派遣会社など、さまざまな事業内容があります。

ここでは簡単に、事業別の事業内容をご紹介します。

人材紹介企業から求人の依頼を受け、該当する人材を紹介する事業
求人広告企業の求人広告を載せるメディアを作り、仕事を探す人に提供する事業
人材派遣派遣登録者を必要とする企業に人材を紹介派遣する事業
人材アウトソーシング企業の業務の一部を請け負い、人員配置や業務に関する指示を行う事業
フリーランス支援企業からフリーランス向け求人の依頼を受け、該当する人材紹介し、起業家やフリーランスの自立をサポートする事業
人材顧問大手企業の役員、部長経験者を「顧問」として招聘し、紹介した顧問の知見やノウハウ・人脈を活用することによって、企業の事業拡大や制度構築・人材育成等を支援する経営顧問事業

一般的な人材紹介や求人広告が最も大きな市場ではありますが、最近ではフリーランス支援の会社や顧問案件紹介会社など様々な事業が増えている現状があります。

人材営業職の仕事内容としては、基本的には採用に困っている企業の採用ニーズを聞き出し、その採用ニーズの課題を解決できる自社ソリューション(商品)を提案するという仕事の流れとなります。

所属する人材会社によって、提案するソリューション(商品)が人材紹介なのか、求人広告なのか、人材派遣なのか、顧問なのか…という様々な形で異なるの人材業界の醍醐味とも言えますね。

人材業界未経験者は人材紹介か求人広告がお勧め

前述した人材業界の事業の中でも、人材業界未経験者には「人材紹介会社」「求人広告会社」の営業職への転職がおすすめです。

上記2つの人材営業への転職をおすすめする理由を解説します。

未経験歓迎の求人が多い

人材業界未経験者ということを前提に考えると、応募条件として「未経験者OK」であることが必須になります。

人材紹介会社と求人広告会社が募集している応募条件を見てみると、未経験者を歓迎する求人が多く、未経験者でも転職しやすい業種であることが分かります。

関連:人材業界・人材紹介会社への志望動機・転職理由例文【中途採用】

人材業界自体の市場が右肩上がりに成長しているため、人材会社は営業マンとして経験者だけでなく、未経験者の中途採用にも注力し始めているという現状があるんですね。

また、いずれの事業も偏りなく人材業界全体を網羅する事業内容であるため、今後のキャリアアップにも活かせる人材業界の知識を身につけることができます。

人材営業に限った話ではありませんが、人材業界未経験であっても、何らかの販売経験や別業界での営業職の経験がある場合は、更に人材営業として採用される確率は高まるでしょう。

法人営業難易度が高い

人材紹介会社と求人広告会社の営業職はいずれも「法人営業」としての高いスキルを身につけることができます。

企業にとって採用には重役の意思決定が必要不可欠となりますので、役員や取締役クラスなどの重役と直接商談する機会を得られるためです。

重役と商談する機会が多いということは、それだけビジネスマナーや高い営業スキルが求められることになりますので、仮に今後他の業界へ転職することがあっても活かせるスキルとなることでしょう。

人材業界で働く「喜び」を直接実感できる

人材業界で働くやりがいは様々なものがありますが、中でも一番喜びを感じられる瞬間は”人から「ありがとう」と言われる瞬間”という方も多いと思います。

様々な事業がある中でも人材紹介会社と求人広告会社は、仕事を探す「人」と、人材を探している「企業」の担当者に直接サービスを提供できる仕事です。

そのため、求職者と企業のマッチングが成功したときには、双方から「ありがとう」と言ってもらえることが多く、人材業界で働く喜びをダイレクトに感じることができるでしょう。

前職やプライベートの経験を活かすことができる

営業職経験者だけではなく、接客業や販売業・事務職の経験者であっても、前職の経験やプライベートでの経験を活かすことのできる仕事になります。

というのも、人材業界への知見よりもコミュニケーション能力や人柄が重要な要素になる業務内容ですので、特に、

「人と話すが好き」
「友人から相談を受ける機会が多い」

という方は特に向いている仕事でしょう。

自分自身が成長することができる

人材業界以外においてもすべての仕事は「人」によって生み出され、「人」によって行われます。

人材紹介会社や求人広告会社は必然的に多くの業界、職種の人と関わるチャンスがあります。

面談や商談を通じてさまざまな過去や価値観を持った「人」に触れることで、人や企業の経験を追体験でき、自分の視野も自然と広がっていくことでしょう。

視野の広さや経験の多さは人間的な魅力にも繋がり、仕事での喜びを感じると同時に、あなた自身を大きく成長させることができます。

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人材営業未経験者にとってのやりがいと大変さは?

人の人生に貢献できる

仕事というのは人が生きていく上で欠かせないことの一つであり、就職・転職は人生においてそう何度も経験することではありません。

結婚や住宅購入などと並んで人生において大切な選択である「仕事選び」のお手伝いができるということは、人材業界で働く上で誰もが感じるやりがいです。

人や企業に寄り添い、よいマッチングをすることができた時には感謝されることも多く、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

企業の採用支援を通じて日本の発展に貢献できる

会社経営というのは人がいなくては成り立たず、企業のニーズにマッチした人材を紹介して採用支援を行うことは、企業の業績を大きく伸ばすことに繋がります。

規模感が大きい話のようですが、日本を発展させるためには日本の企業一社一社の業績向上が必要不可欠であり、突き詰めていけば企業で働く「人」にかかっているとも言えるのです。

間接的ではありますが、人材業界で働くということは、日本の将来を担っていると考えることもできます。

人事責任者や経営者相手に提案、折衝する機会を多く得ることができる

企業側を担当するRA(リクルーティングアドバイザー)の仕事の場合、提案相手は人事責任者や経営者になります。

採用というのは企業にとって非常に重要な経営戦略の一つであるため、社長や取締役といった重役と直接話をする機会が多くなるのです。

他の業界の営業職ではまず目にかかれないような重役から、今後の会社のビジョンや会社設立の背景などを聞けるのは人材業界ならではの貴重な経験となるでしょう。

多種多様な企業の情報を理解する必要がある

人材業界で働くということは、どのような事業を展開している会社であっても日々多種多様な企業とのやり取りが発生すると思っていて間違いないでしょう。

商社やメーカー、医療業界や製造業など、扱う業種は幅広く、少なくとも担当する企業の情報は全て理解する必要があります。

業界の知識だけではなく、企業ごとの特徴についても深く理解しておく必要がありますので、日々インプットが欠かせない大変さがあるでしょう。

勤務時間が不規則である傾向が高い

これは会社によってさまざまではありますが、「人」ありきの仕事ですので、勤務時間も人に左右されるケースが多く、不規則である傾向が高くなります。

たとえば人材紹介会社のキャリアコンサルタントの場合、相談が求職者の仕事終わりや休日になる可能性もあり、遅い時間や休日出勤になる可能性もあると言えます。

常に人と企業の間に立つ立場ですので、双方からの連絡量も多く、休日でもメールや電話を受信することもあるでしょう。

正解がある仕事ではない

指示通りに動く「モノ」を扱う仕事とは違うということが、人材業界で働く上で一番の大変さではないでしょうか。

企業から「こんな人を探している」と言われても、条件にぴったり合う人材がすぐに見つかるとは言い切れず、クライアントを待たせてしまうこともあるでしょう。

また、紹介した時点では企業側も求職者側も満足していたとしても、入社後にイメージ通りの働きをしてくれるとは限らず、残念ながら早期離職となってしまうケースも稀にあります。

正解がないからこその大変さではありますが、だからこそやりがいがある仕事と言い換えることもできます。

人材営業未経験者が経験を積んだ後のキャリアパス

人事職に転職

人材業界経験者の最も多いキャリアパスとしては企業の人事職に転職する道でしょう。

人事職の求人票を見てみると「人材業界経験者歓迎」と記載のある求人も多く、人材業界で積んだ経験を直接仕事に活かすことができます。

関連:人事に向いてる人の9つの特徴【人事歴10年のベテランが語る】

人材業界では企業に人を紹介するところまでで終わりであった仕事内容が、企業の人事担当となると、人事制度などにも関わっていくことができます。

採用の仕事を深めつつ、人事としてのステップアップを考えることができます。

経営コンサルに転職

人材業界は、「就職・転職」といったソリューションを提供することによってクライアントの経営課題を解決へと導くお手伝いをする仕事です。

ですが、言い換えると一つのソリューションしか提供することができない仕事でもあります。

一方で経営コンサルは、人材のプロフェッショナルとして活躍してきた経験を活かして「人」を含むあらゆるソリューションを提供することで、クライアントの経営課題を解決することができます。

人材営業からのその後のキャリアパスが知りたいという方は「人材業界から転職しやすいのは人事?転職先のおすすめ一覧」を併せてご参考頂ければ幸いです。

独立

人材業界で事業責任者や役員レベルまである程度の経験を積んだ後は、独立する人も多い傾向です。

人材業界の特徴として設備投資や在庫の確保等は必要ありませんので、営業所と諸手続きさえ整えば低予算で開業することができます。

人材紹介会社を開業する場合は厚生労働省の許認可免許が必要となりますので、初期コスト+500万円ほどが必要となりますが、計画的に資金を貯めていけば一人でも十分に開業できる費用でしょう。

未経験者大歓迎!お勧めの人材紹介&求人広告会社

これまでにご紹介してきた人材業界への転職を成功させるためには、人材業界未経験者歓迎の求人を多く取り扱う転職エージェントを利用すべきです。

なぜなら、転職エージェントを活用することで未経験でも転職可能な求人を紹介してもらえるだけでなく、職務経歴書の添削や面接対策、年収交渉まで全て代行して行ってくれるからです。

人材業界未経験のあなたにおすすめの転職エージェントが「doda」で、未経験でも転職可能な求人を業界最大級の求人数で網羅しているのが特徴です。

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