転職界隈でよく聞くUターン転職。
「地元に帰りたいけど仕事はみつかるだろうか…」「Uターン転職に必要なことって何?」とただでさえ遠方で情報の得づらく、難易度の高いUターン転職の情報収集をしたい人は沢山います。
今回は、そんなUターン転職成功の秘訣を徹底的にお教えします。
ここ最近、特に40代を中心にUターン転職のリスクを負ってでもUターン転職をしようとする人が着実に増えています。
✅親の介護
✅都会に疲れた
✅地元に貢献したい
✅地価の安い田舎で住宅購入
✅自然の中で子育てをしたい
✅将来地元に戻りたいと考えていた
✅新型コロナで東京を離れたくなった
✅地方への移住に興味・憧れがある
…etc
など理由は様々ですが、Uターン転職のゴールは就職先が決まることではなく長きに渡り暮らしていける生活を手に入れることです。
自分と家族の安心できる暮らしを手に入れるため、必要な準備をしましょう。
ちなみに私自身も、就職と共に東京に上京し約5年間働いて27歳で地元の福岡に帰ってUターンした経験がありますので、地元に帰ってどう感じたのか感想も交えながらお伝えしていきます。
地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】
Y.Koga
大手人材会社・パーソルキャリア株式会社に新卒で入社し担当領域は広告・ITを中心に幅広い業界に従事。
独立して株式会社Conpinessを設立し、述べ2,000人以上の転職支援に携わり、20代~60代層サポートを中心に現役の転職エージェントとして活動している。
最終編集日.2024年11月14日
目次
30代・40代で地元に帰る独身男はアリ?
20代という若い年齢ではなく、30代〜40代である程度キャリアの経験を積んだ後に地元に帰る独身男性はアリなのかについてですが、もちろんアリでむしろ若い人よりも採用企業によっては歓迎される傾向があります。
特にUターン転職する際に狙い目は、東京に本社がある企業の地方拠点採用で、東京で積んだ経験やキャリアを即戦力として採用したいと考える地方企業は多いので、役職のあるポジションで採用されることもあります。
ただしやはり何点かデメリットもあって、
☑️給料や年収が下がる可能性が高い
☑️選べる仕事の幅/種類が東京よりも少ない
☑️今までのキャリアの延長線上しか転職できない
☑️東京のような大都会で働くダイナミズムはない
☑️親や祖父母など親戚からの結婚ハラスメント圧
…etc
上記のような点は留意しなければなりません。
特に独身男性であれば、東京で1人で生活していた頃は何も感じなかったような結婚しろといういわゆる結婚ハラスメント圧を親や祖父母など親戚から必要以上に感じることになるため、ある程度覚悟はした状態で地元に帰りましょう。
逆に上記点が全く気にならないようであれば、やはり慣れ親しんだ土地で生活することは快適ですし、東京のように人が多すぎるという生活に悩まされることもないので、快適に地元に帰って仕事や生活を送ることができるでしょう。
40代がUターンを考える理由・きっかけは?
40代の独身男性がUターンを考えるようになるきっかけや代表的な理由について解説します。
愛着のある地元で暮らしたい
40代になると、異動や昇進など現職での変化の影響から、これまでの生活やキャリアに一区切りを感じ、地元での暮らしを考え始める方がいます。
幼少期や学生時代を過ごした場所での生活に、懐かしさや安心感を抱くことも多いです。
帰省や同窓会をきっかけに、地元での人間関係が心地よく、リラックスして過ごせる点に魅力を感じ、真剣に検討を始める方が少なくありません。
特に、地元の文化や風景に愛着がある方にとって、Uターンは潜在的に意識していた選択肢とも言えます。
介護などの家庭事情
家族の介護が必要になった場合、Uターンを考える方も多くいます。
40代は親や祖父母の介護が必要になる年代でもあり、地元に戻ることでサポートすることができます。
家族とのつながりを大切にしたいという想いが、Uターンの大きな動機になることもあり、高齢化が進む日本においては今後介護離職が増えることも想定されています。
地元に貢献したいとの想い
これまで培ってきた経験やスキルを活かし、地元に貢献したいという想いがUターンの理由となることもあります。
特に40代では、仕事に対する価値観が変わるきっかけが多くあります。
その中で、仕事内容の価値や社会的な意義を重要視する場合、地域社会に貢献する働き方に関心を持つ方が増えてきます。
地元で新たなキャリアを築き、地域活性化に携わりたいと考える方にとって、Uターンは大きな意義のある選択となるでしょう。
40代のUターン転職のメリット
賃貸マンションが安い
都会と比べると賃貸マンションなどの家賃が安いので可処分所得が増えます。年収は下がっても毎月の固定支出の家賃が下がるので「Uターン後も生活レベルはかわらない」と感じる人も多いものです。
ただ、地域によって自家用車は必須で、飲食店や物の値段は地方のほうが高い場合もあります。
教育費が安い
都会の中学・高校は私立の学校のほうが学力も高い傾向にありますが、地方は公立の学校のほうが学力は高いです。
私立の学校の学費は月5万円前後ですが、公立は5千円前後です。
受験のときに親が感じる「子どもをいい学校に入れなくては。お金も用意しなくては」というプレッシャーからお金の心配がなくなるのは子育てをするうえで重要なポイントです。
リラックスして生活できる
勝手を知っている地元での生活は、ストレスが少なくリラックスして生活できるものです。満員電車も都会ほど混んでいません。
精神的に落ち着いた環境で仕事ができるので、仕事の成果があがる人もいます。
40代でUターン転職を行うリスク
Uターン転職は、事前準備をしておかなければリスクが沢山あります。
まずはリスクについて認識し、必要な準備を進めましょう。
仕事がみつからない
Uターン転職の一番のリスクは、仕事が見つからないことです。
職種によっては都市部にしかないこともあるため、現職を辞める前に必ず地元の求人特性を事前に調べておきましょう。
後悔のないよう自分の目指すキャリアと地元での転職を天秤にかけ、本当にUターン転職をすべきか冷静に判断をすることをお勧めします。
Uターン転職は後悔する?失敗しないための”3つ”のポイント
Uターン転職では職種転換を余儀なくされる可能性もあるため、40代から新たな仕事にチャレンジする厳しさにも遭遇するかもしれません。
40代でUターン転職を行うにあたって最大のリスクは仕事がないということは前述した通りですが、40代であっても正しい仕事の探し方をすれば転職先を見つけることはそこまで難しくはありません。
ハローワークを利用するという手段もありますが、ハローワークは求人企業側が無料で求人を掲載できるので、あまり採用の温度感が高くなく40代という年齢で弾かれてしまいます。
じゃあどうすれば地元の優良企業を転職先として見つけられるかというと、地元の企業との繋がりが強い転職エージェントを活用することが、最も効率的かつ高い可能性で転職先を見つけられる手段といえます。
「地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】」で47都道府県別に地元に強い最新の転職エージェントを紹介していますので、ぜひ地元の企業を豊富に取り扱っている転職エージェントを利用されてみましょう。
年収ダウン
地方は都市部よりも生活費(住宅費等)が安くなりますが、年収も都市部に比べ低い傾向にあります。
▼都道府県別平均年収一覧
(プレジデントオンラインより引用)
転職によって年収ダウンする割合が増えるため、特に大手やメーカー等で新卒から年功序列制で出世した40代は、転職によって条件ダウンを言い渡されることが多くなります。
転職市場では勤務の長さが必ずしも評価されるわけではく、転職市場で評価されるスキル(=転職市場価値)を持っていないと不利な状況に身を置くことになります。
40代で転職して年収をアップさせるためには、40代の転職に強い転職エージェントを活用するなどして転職市場価値を最大限企業にアピールする手伝いを行ってもらいましょう。
ミスマッチが起こりやすい
都会ならネットや口コミ等から情報を集めやすいのですが、地方はそうはいきません。
十分な情報を集めるために地元に訪れたりかなりの手間暇がかかりますが、成功率を上げるために多くの企業に応募をしていると調べるにも時間が足りません。
そういった状況の中で働き始めることになり、後になって選考時にわからなかった点がミスマッチとなり、退職するケースも残念ながらあります。
地方の慣習に馴染めない
都会と地方(田舎)とでは、良くも悪くも人間関係を築く必要性が異なりますのでストレスや住みづらさを感じることもあります。
やはり地域によっては独特のコミュニケーション文化であったり方言に慣れてない場合もありますので、都会の時のようなスムーズに人間関係を築けず煩わしさを感じることもあるでしょう。
ただし同じ日本人なので言葉が伝わらないということはないので、そこまで重く考える必要がないのも事実です。
家族の理解が得られない
家族がいる場合、Uターン転職は自分だけではなく家族の問題です。
奥さんの仕事先やご近所付き合い、子供の学校や交友関係から、買い出しするお店や遊びに行く場所といった日常の全てが一変する大きな出来事です。
Uターン転職で地元企業での仕事が決まっても家族が味方になっていてくれないと、その後の生活は厳しいものとなるでしょう。
これからも共に生きていく家族にはUターン転職を決める前にしっかりと話し、理解を得る必要があるのです。
40代でUターンを転職成功させるポイント
前述したUターン転職のリスクを踏まえてでも「やっぱりUターン転職をしたい」という方に向けて、Uターン転職を成功させるポイントをここからはお伝えして参ります。
Uターン転職の一番のポイントは"慢心しないこと"です。
「地元で良く知っているから…」と高をくくらず、実際に生活をすることまでを意識して慎重に準備を進めましょう。
足を運んで情報収集
家族イベントを考慮して通勤通学しやすい場所に住居を検討したり、家族介護のしやすい場所を選んだりとUターン転職後の生活を円滑に始められるよう実際に地元に訪れましょう。
この時、自分だけではなく家族と転居をする場合は家族も必ず下見に連れていった方が良いです。
応募先企業の噂や評判もネットでみつからないことも多いので、この機会に地元の知人等に聞き企業実態についての情報収集を進めましょう。
ハローワークや役場にも行き、自治体によってはUターン転職の支援制度や補助金がもらえることもあるので、活用できる手段も調べておくと後々の申請もスムーズです。
地元の人脈はフル活用
地元が遠いと気軽に情報収集に足を運びづらいため、地元の友人や家族を頼りにしましょう。
地方によっては未だに求人を新聞折り込みのチラシでしか出していない企業もあるため、求人の取りこぼしがないよう助けてもらうのです。
他にも地元民のコネクションによって転職先を紹介してもらえるかもしれないため、同窓会や地元の友人には連絡をしておくことをお勧めします。
転職前から地元の友人たちと連絡を取り合っていると転居後も助けてもらいやすくなるので、協力を仰くこともUターン転職成功のコツです。
地元で仕事をしつつ楽しく生活するためには地元の友だちと仲良くできたほうがいいですよね。
地元の友だちから歓迎されやすくするために「よく帰ってきたね」と言われるような下地を前もってつくっておきましょう。親の会社や稼業を継ぐ人にも同様のことがいえます。
ずっと地元にいた人からすると、あなたは「一度地元から去った人」です。「この町が嫌だったのかな」と思われてしまっているかもしれません。
「地元のこともずっと大事に思っていた」ことを伝えるために、引越し前から時々地元に帰ったり地元の友だちと連絡をとったりするようにしましょう。
免許取得は必須
朝の通勤ラッシュに巻き込まれることもなくなりますが、その代わり交通の便は間違いなく悪くなります。
場所によっては電車も通っておらず、本数の少ないバスしかない都道府県もあります。
何をするにしても自動車が必要になることも見込まれるため、自動車購入と免許取得も選択肢に必ず入れておきましょう。
家族も転居する場合、買い出しや学校の送迎にも車が必要となる可能性もあるので、車の運転をしなくてはいけない点や自動車購入や維持費がかかる点についても理解を得ておきましょう。
転職資金を貯めてから転職活動開始
面接の交通費や宿泊費、引越し費用、当面の生活費など、遠方への転職活動は通常の転職活動よりも費用が嵩みます。
転職成功しても最近の給与が入るまでそこそこ時間もかかりますよね。
資金不足のため、十分に転職先を吟味できず転職を決めてしまっては、ゆくゆくのミスマッチに通じるため意味がありません。
転職活動中に資金がショートしないよう「転職貯金」をしておきましょう。
理想としては内定を得た後に現職を退職するストーリーがベストですね。
関連:転職活動を在職中に成功させるコツは?退職後の方が良い?バレる?
ただでさえ引越し費用で物入りとなるので、転職活動費は可能な限り節約に努めるのです。
ハローワークを活用
全国の求人が検索できるハローワークでUターン先の求人を探すことが可能です。
地域のおおよその月収なども分かりますし、どんな求人が多いかも把握することができます。
地元転職に強い転職サービスを使う
地元の企業に強い転職エージェントがあれば必ず登録をしましょう。
地元に強い側面をもっているので、自分では知ることができない企業のリアルな現場事情や社風を知った上で選考活動に臨めるのでミスマッチを減らすこともできます。
地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】
また、何社も応募している場合、同じ日に面接を調整してもらえ面接による移動費節約にも協力をしてもらえます。
さらに、地元の年収相場についても精通しているので、不当な年収ダウンをされないよう年収交渉をしてもらうこともできます。
地元に根付いて働くために安心できる環境を作り上げていけるよう、仕事探しは転職のプロを頼りにすることは必須だと言えます。
地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】
もし仕事の都合をつけられるのであれば、一度気になっている地域や地元に一時的に移住する"お試し移住"という選択肢も良いですね。
数週間〜1ヶ月前後その地域に実際に住んで生活をしてみれば、ある程度どのようなライフスタイルを送ることになるか想像できますし、地元の人たちと触れ合うことも可能ですよね。
実際に住んでみた結果「あれ?思ってたのと違うな」と感じれば一旦Uターンは保留しても良いですし、やっぱり想像していた通り良いのであれば本格的に移住へ切り替えるのもアリでしょう。
最近では数日間限定にはなりますが、地方の古民家をレンタルできるようなサービスも増えているようですので、実際に住みたい土地へ足を運んでみましょう。
40代のUターン転職求人の探し方&注意点
大企業勤務経験や専門分野での成果だけは評価されにくい
都会の大企業で働いた経験や専門分野で成果を出してきた経験は魅力的ですが、地方の仕事はそれだけで評価されるわけではありません。
地方の会社は人手不足のため、大企業や都会の会社のように仕事が専門分野としてあまり細かく分けられていません。
今までしてきた分野と違う仕事を任される可能性があるので、それらも謙虚に引き受けて勉強する姿勢でいましょう。
最初にあまり「大企業出身」「専門分野で実績を出してきた」と自信満々でいないほうが、経験のない仕事を任されたとき人に質問しやすくなりますよ。
ゼネラリストよりスペシャリストを目指す
地方の求人を実際に見てみると分かるのですが、40代向けの中途採用求人はゼネラリスト(総合職)での募集はほとんどなく、ほとんどがスペシャリスト(専門職)の求人となります。
例えば福岡のNo.1地方銀行の福岡銀行の中途求人を見ると、エンジニア・市場運用・プライベートバンキングなど各領域に特化したスペシャリスト人材へのニーズが高いことがわかります。
今までゼネラリストとしてキャリアを積んできた方は、ご自身の経歴を職務経歴書にしっかり落とし込み「自分は今まで何をしてきたのか」を客観的に可視化し、何に強みがあるのか把握しておくことが必須と言えます。
職務経歴書の書き方に関しては、「地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】」を活用して専任のキャリアアドバイザーにアドバイスを貰いながら進めておくと良いでしょう。
東京本社の地方進出求人を狙う
Uターン転職で地方の求人を探す際に、地元の地場企業をまず探そうと思われるかもしれませんが、実は地元の地場企業はあまり年収も高くなく求人も多くありません。
地場企業よりも、東京に本社を置くある程度規模の大きな企業の地方支社進出による増員拡大や欠員補充求人を狙った方が、年収も維持できてかつ求人が豊富に出ている傾向があります。
たとえばとある生命保険会社が、マネージャー候補で金融機関出身のゼネラリスト人材を探していることがあったりします。
まさに経験豊富なUターン人材をターゲットとして求人を行なっている会社も非常に多いので、今までの経験をそのまま活かしながら地元で活躍できる可能性が高いと言えるでしょう。
「地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】」で47都道府県別に地元求人に強い最新の転職エージェントを紹介していますので、ぜひ地元の企業を豊富に取り扱っている転職エージェントを利用されてみましょう。
40代でUターン転職した人の実録体験談
ではまず早速、実際に40代で地元企業へUターン転職を行った方々の転職体験談をいくつかご紹介いたします。
「転職してよかった」「後悔している」「どちらの側面もある」それぞれの意見がありますので、ぜひ経験者の声を参考にしてみて下さい。
40代でUターン転職体験談
40代女性:Uターン転職して良かった
IT業界 SE→食品販売へ転職社会人になってから東京大阪と長い間地元を離れて働いてきましたが、ずっとなんともいえない違和感を感じ続けていました。
結婚して子供が産まれて家も購入することになり、いよいよその土地に根を張るということになっても違和感は大きくなるばかりでした。
色々と事情がありやむなく地元に戻ることになりましたが、地元での生活が始まってみると、以前は常に感じていた漠然とした違和感がなくなっていることに気づきました。
親の近くで生活をして、孫の顔を見せてあげたり一緒に出掛けたりできていることがとても大きいかなぁとは思います。
地元の友達とまた気軽に会えるのもとてもうれしいです。
また、地元は田舎なのですが、ド田舎というほどではないので生活する分には特に不便もなく、自然も多いので子供達はいつものびのびしていて、無駄な人混みに疲れたりすることがないというのもあるかもしれません。
地元に帰ってよかった転職体験談
40代男性:Uターン転職して良かった
デパート業界の販売員→パン会社の製造へ転職都会に長く勤めておりましたが、給料は良かったけども仕事仕事で休みもなくて非常に疲弊してましたし、人生に疲れておりましたのでUターン転職をして本当に良かったと思います。
給料は少なくなったけども、その分ゆとりができて休日も楽しめてるので、お給料がいくら高くてもゆとりがないと生きてる意味がないなって実感できてるんです。
都会はごみごみしてたしUターンしてきて田舎で就職してからは人混みにさらされることは滅多にありませんしノーストレス状態なんです。
もっと早くにUターンしとけばよかったです。
今は親の家を継いだので家賃もかかりませんし余計なお金もかかりませんので給料が下がったけども、貧しくなったという実感もないです。
地元に帰ってよかった転職体験談
40代男性:Uターン転職して良かった
Uターン転職をした最大の理由は、母親が体調を崩したため実家近くに引っ越し世話をする必要があったからです。
弟は既に世帯を構えており、仕事を辞めて引っ越すのは不可能な状態でしたので、独身で、ある程度の金融資産を有している私が仕事を辞めて引っ越す事になりました。
Uターンしてから母親の様子を頻繁に見る事ができ、尚且つ母親自身が料理を私に作る事でかなり精神的に充実してきており、Uターンして本当に良かったと感じています。
更に実家の近くには寡婦人になった叔母も住んでおり、叔母の様子を確認出来るのも良かったです。
叔母も色々と私に世話を焼いてくれるので、私も助かりますし、叔母にとっても精神的な張りが出て良かったと感じています。
収入面でも不自由はしない程度の稼ぎがあり、特に問題もありません。
生活自体簡素にして、今あるもので満足しているので、Uターン転職は私に関しては大成功と言えます。
地元に帰って後悔した転職体験談
40代女性:どちらの面もある
Uターン転職後、保育士として生活のために仕方なく働いていますが、しんどい割には給料が安くて生活が苦しいし、年齢が年齢なので体力的ににきついと感じます。
体に支障(腰痛や日焼けなど)が出てきているので違う仕事の方が良かったのではないか?と思うこともある反面、自分の子どもたちは思春期に入り可愛い時期は過ぎたので、仕事で小さい子どもたちと接することができ、癒されています。
また、社会復帰することによって毎日はバタバタ過ぎていきますが、家でゴロゴロしているより健康的で規則正しい生活ができていると思います。
もし今より給料が高くて楽な仕事があれば、すぐにでも転職したいとは思いますが、探す暇もないため今はこのまま頑張るしかないという感じです。
Uターン転職を行った4人の方の体験談をご紹介しましたが、やはり地元に戻ることで家族の近くに居ることができ、精神的な充実感を感じる場面も多くなっていることがわかりますね。
40代でアンケートを取った人の大半が「Uターン転職して良かった」という回答でした。
その反面、やはり仕事によっては地元にUターン転職することで給料の面で多少不満を抱えている人がいるのも事実です。
先ほどお伝えしたように、Uターン転職を行う前に事前準備でしっかりと情報収集を行っておく必要性を改めて再認識できるかと思います。
給料や年収については、地方の転職に強い転職エージェントを使って交渉することが最も最短かつ有効な策となりますので、ぜひ利用できるものは全て利用していきましょう。
地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】
40代で実家に帰りたいと思った際の注意点
いざUターンをするにあたって、後々後悔をせずに済むように注意したいポイントを解説します。
転職せずに済む方法がないか相談する
まずは上司や人事部門に相談し、勤務地の変更や在宅勤務の選択肢ができないか相談しましょう。
リモートワークの普及により、地元からでも現在の仕事を継続できる可能性があります。
仕事内容に満足感がある場合は、仕事をそのままに居住地を変えることができないか確認した上で、転職を検討しましょう。
実家に戻るか、一人暮らしするか検討する
一人暮らしを続けるか、実家に戻るかを慎重に検討することも重要です。
実家に戻ると、生活費を抑えられ、家族のサポートを得られるなどのメリットがありますが、自由やプライバシーが制限される可能性もあります。
一方、一人暮らしを続けると、自立した生活が保たれる反面、生活費や家族の介護や自分の老後の過ごし方なども意識した上で、新居を選ぶ必要があります。
自分にとって最適な選択肢は何か、経済的な負担や家族との関係性を考慮し、長期的な視点で判断しましょう。
結婚の予定がある場合は、相手や親族の同意を得る
お付き合いや結婚の約束をしているパートナーがいる場合は、パートナーへの影響も考慮し、親族含めて全員が納得したうえでUターンの決断をしましょう。
将来的に結婚する場合は、パートナーの仕事にも影響がでるため、事前に話し合いを行い、お互いに納得できる形でUターンを進めることが重要です。
40代のUターン転職に関するQ&A一覧
地元に帰るか都会に残るか迷ったらどうする?
30代や40代で地元に帰るか都会に残るか迷った場合は、お試しで一定期間だけ地元に帰ってみるという選択肢をとることをおすすめします。
仕事の関係上なかなか難しいかもしれませんが、やはり地元に帰ってみないと分からないことは多いですし、一定期間だけ地元に帰ることで感じた感想をベースにして地元に帰るかどうかを決めるのが一番しっくりくる筈です。
もし一定期間地元に帰るのが難しい場合は、前述したような地元に帰るメリット・デメリットと都会に残るメリット・デメリットを天秤にかけて判断するしか方法はないでしょう。
40代で一人暮らしやめて実家に帰るのはアリ?
40代で一人暮らしやめて実家に帰ることについてですが、理由次第ではアリでしょう。
例えば40代ともなると両親の介護が必要な方も増えてくるかと思いますので、介護のために実家に戻ったり、地元へUターンする際に転職が決まるまで一時的に実家に戻るなどはアリです。
ただし気をつけなければいけないのは、特に後者の一時的に実家に戻るケースは、期限を決めておかなければズルズルと実家に寄生し続けることになり出られなくなりますので注意が必要ですね。
40代独身で地元に帰る年齢は何歳くらい?
40代独身で地元に帰る年齢については、特に年齢制限なく何歳であったとしても可能性としてはアリでしょう。
ただし地元に戻って実家に住み続ける場合は、もしこれから結婚に向けて婚活を行いたいなど考えている場合はかなり不利になりますのでその点は頭に入れておくべきです。
結婚するために一人暮らしをする訳ではありませんが、実家に住むとなると色々な場面で制限が起きることは注意しておきましょう。
上京失敗して30歳で地元の帰るのは情けない?
上京失敗して30歳で地元に帰ることについては全然情けなくはないですし、むしろ30歳という一つの年齢の区切りで良いタイミングですらあるでしょう。
上京失敗の定義にもよりますが、東京でやり残したことがあるのであればやり切らなければ後悔することになる可能性もあるのでダメですが、東京でやるべきことをやり切ったのであれば、地元に帰っても何ら問題ないでしょう。
社会人経験として7~8年積んだキャリアを今後は地元の企業や地域に活かすという視点で転職活動を行えば、採用してくれる地方企業は必ずやある筈です。
Workin(ワーキン)青森/秋田/岩手/福島の評判は?
青森/秋田/岩手/福島など東北地方へUターン転職を考えている40代の方に関しては、Workin(ワーキン)という求人サイトの利用を検討している人も多いかと思います。
Workin(ワーキン)については正社員の求人はもちろん、アルバイトや派遣、契約社員など様々な雇用形態の求人が多数掲載されていますので、気になっているのであれば利用してみましょう。
40代のUターン転職に必要な知識まとめ
40代でUターン転職を行うことはもちろんリスクもありますが、覚悟を持ち事前準備をすればそこまで恐れる心配はありません。
地方でのUターン転職に不安を感じているのであれば、40代で地方での転職実績に強みのあるdodaを活用して二人三脚で転職活動を進めて行きましょう。
もし既にdodaエージェントに登録しているという場合は、もちろん再登録しても利用可能ですが、代替案としてJACリクルートメントもお勧めです(※利用者の7割が30代〜40代)。
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