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CA(客室乗務員)からの転職先おすすめ7選【※元CA伝授】

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CA(客室乗務員)から転職したい人必見!転職先おすすめ4選【※元CA伝授】

「CA(客室乗務員)から転職したい」「CA(客室乗務員)からのセカンドキャリアが知りたい」と考えている方に向けて、元CAの筆者が転職先おすすめ7選を転職理由と共に解説して参ります。

CA(客室乗務員)はパソコンも使えないし、異業種や他の職種への転職はできないのではないかとお悩みではないでしょうか?

「CAをずっとしていると、デスクワークができないから潰しが効かない」
「転職先も接客業しかないのではないか」

と思ってる中でこの記事を目にしている方も多いかもしれません。

国内大手航空会社の客室乗務員として、国際線のフライトをメインに仕事をこなしていた、私からずばり申し上げます。

CAのスキルや経験は、十分一般社会で通用する!!!

と言う事です。

CAならではの仕事に対する姿勢や、きめ細やかな気づきの力を、評価してくださる方もたくさんいます。

これまでCAとして、10年近く世界中を飛び回り、30歳をすぎて子供がいながらも転職をしようと考えた、私自身の経験を踏まえてお伝えしようと思います。

CA 客室乗務員プロフィール

【2024年9月13日最終更新】

CA(客室乗務員)から転職したい・辞めたい理由

CA(客室乗務員)を辞めたい理由
CA(客室乗務員)から転職したい・辞めたい理由は以下の通りです。

順番に見て行きましょう。

不規則な生活リズムで体力の限界

CAを辞めたいと考える理由のひとつに、不規則な生活リズムで体に無理が効かなくなるということがあげられると思います。

朝の3時頃から起きて早朝のフライトの準備をしたり、国際線で日本時間では真夜中のフライトを飛んだり、二日前にニューヨークから帰ってきたと思ったら今度はパリにフライトに行くという生活を繰り返している内に、睡眠障害を患う同僚もいました。

私自身、女性特有の体調不良に悩まされたりなど、なかなか異業種の友人には理解されない悩みも抱えるようになってきました。

国際線で行き先によって時差や気温差が激しく頻繁に風邪を引くようになってしまい、数日入院しなければならないほど体調を崩してしまう方もいるのが実情です。

変更が多く予定が立てづらい

二つ目には、スケジュール変更が多くあり予定がなかなか立てられないといった点もあります。

日本国内のフライトだけでも、台風、大雪などで乗務予定の便が変更になることも多々ありますし、時にはステイ先で延泊なんてことも。

翌月のフライトのスケジュールも、月末までわからないし、土日祝日休みの友人達と遊ぶ機会も減って悲しく感じたこともありました。

私自身は結婚や出産、子育てといったライフイベントが発生した際に子供を残し海外のフライトに行き、家に帰れない日々をとてももどかしさを感じ、毎日家に帰れるし仕事に就きたいと考え始めました。

新型コロナの影響で先行きが不安

三つ目に、新型コロナウイルスの影響が長期にわたり旅行業界の先行きが不透明だということが挙げられます。

特に国内の大手航空会社は、当初2020年に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックに向けて世界各国へ路線を開設し、大型の航空機の購入などの投資を行っていたため、多くの借金も抱えています。

そんな中空前絶後のパンデミックで国際線のフライトはほぼなくなり、インバウンドでの収益が大きかった分の打撃が大きいのです。

実際に国際線で働くCAは月のほどんどがスタンバイで、予定されていたフライトも次々とキャンセルされ、その後会社の売り上げも低迷していき、給料カットの話が出て転職することを決意する人も少なくありません。

女性の職場での人間関係が煩わしい

女性が多い職場特有の人間関係はやはりCA業界でも多く、特に外資系の航空会社よりも国内の日系航空会社では顕著で、新人CAがベテランお局CAに潰されてしまうこともあります。

もちろん結婚や出産などのライフイベントを理由に退職する人もいますが、育児が落ち着いた後もCAに戻ってくるかどうかはまた別の話のようですね。

CAの離職率はどのくらい?

JALやANAなどの大手航空会社の離職率はコロナが猛威を振るっていた2020年前後であれば、希望退職がニュースにもなった通りかなり離職率は高かったですが、現在は落ち着いています。

2024年現在はANAやJALなどの客室乗務職の離職率は毎年下がっていて、今は1~4%とかなり低い水準まで下がってきている現状です。

一般的な企業の新卒3年以内の離職率は平均30%程度とまで言われていますので、CAの離職率全体の平均で見ても離職率はかなり低い数字であることが分かります。

CAの現在の懐事情は?

かつての様に、海外のフライトがあればステイ先でおいしいものを食べたり、ショッピングにいそしんだりといったCAの姿は今はなく、お給料も減っています。

外資系の航空会社に勤めていましたが、どれだけキャリアを積んでも給与が上がらないシステムになっていて転職を決意するCAも少なくありません。

CAにとっての働く環境の変化が、転職を考える大きな理由の一つとなっていることは間違い無いでしょう。

CA(客室乗務員)で働くことで身につくスキル

CA(客室乗務員)で働くことで身につくスキル

視野の広さ、臨機応変な対応力、懇切丁寧な接客スキルです。

私たちCAは日々様々なお客様のリクエストや、時にはクレームにも対応しています。

東京=大阪間のフライトはCAの中でも常に話題に上がるほど忙しいフライトですが、ロイヤルカスタマーのお客様も多いため、レベルの高いサービスと対応が求められます。

飛行時間はおよそ1時間。その中でベルト着用サインが消灯しているのは長くても25分程度。

その短い時間ですべてのお客様にきめ細やかな気配り、丁寧なお声かけ、お飲み物のおかわりなど、全体を見渡して滞りなく業務を行い、安全に目的地に到着できるよう安全業務を行うことができるのはCAでしか身につけることのできないスキルです。

こういったスキルは、高級レストランや高級ホテルでも身につけることができますが、CAの仕事は国際線か国内線か、上空の天候や混雑状況など、その時にならないとわからない、不確定要素の多いものです。

その中で一瞬で状況を判断し、適切なサービスや気配りができるというのは素早い判断力と臨機応変さがあってこそと言えます。

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CAからの転職で克服すべき弱点・弱み

CAからの転職で武器となる強みを知っておくのと同時に、克服すべき弱点・弱みを把握しておくことで事前に克服することができます。

CAからの具体的な克服すべき弱点・弱みを挙げると、

☑️職歴の中で個人の実績として示せるものが少ない
☑️ITリテラシーが低い、パソコンに疎い
☑️プライドが高い、扱いづらいと思われやすい

上記についてはどのCAにも当てはまる可能性が高いので、克服を視野に入れるのがベターです。

CAは個人としての成績というよりも一つのフライトをチームで協力して成功させるという側面が強いため、トラブルへどのように対処したか?どんな成果を得られたのか?という部分を個人の成績としてアピールできるようにしましょう。

CAはITリテラシーが低い、パソコンに疎いと思われがちで、業務中にPCに触れる機会も少ないため最低でもエクセルやWord、パワーポイントでの資料作成やzoomなどビデオ会議ツールは使用できるようにしておきましょう。

CAはプライドが高く扱いづらいと一歩間違えれば思われてしないかねないため、自分の信念を持っているということや柔軟なコミュニケーションを取れるという点もアピール材料として活用していくべきでしょう。

CA(客室乗務員)からの転職先おすすめ7選!セカンドキャリア

ではここからは、CA(客室乗務員)からの転職先おすすめ、セカンドキャリアについて転職おすすめ度と共にご紹介して参ります。

高級カーディーラの営業
高級マンションのコンシェルジュ
幼児向け英会話スクールの講師
外資系企業の秘書・アシスタント
貿易事務・営業事務職
接客・サービス系職種
広報系職種

※⭐️の数が多いほど転職おすすめ度は高い

それぞれ一つずつ解説して参ります。

CA(客室乗務員)からの転職先①:高級カーディーラの営業

CA(客室乗務員)からの転職先①:高級カーディーラの営業

CAからの転職先おすすめ度:

CA(客室乗務員)からの転職先おすすめ一つ目は高級カーディーラの営業です。

CAは実はとても営業向きな方が多く、高級車を求めてお店にいらっしゃるお客様は、特別な車に乗りたい、日常でもラグジュアリーな生活を好まれ、接客にも厳しい方たちばかりです。

CAには様々なお客様の会話に快く対応し、またCA自身もお客様を飽きさせないような会話をする話題性に長けており、お客様それぞれに合ったご要望を引き出すのが得意で、できる限りお客様ひとりひとりにあったフライトを演出しようと常に考えています。

そんなスキルを持ったCAは、Porsche、LEXUS、Merusedes-Bentz、VOLVOなどの高級カーディーラーの営業でもよい成績を収めることができるでしょう。

転職理由・志望動機としては、

「昨今の航空業界の見通しの立たない状況とは違い、コロナ過で自家用車のニーズは高まっていると伺っています。

CAで培ったハイクラスなお客様への接客スキルやヒアリング力を生かして、営業として御社の車のファンを増やしていきたい」

というように、うまくご自身の経験と絡めて伝えると好感触でしょう。

カーディーラーの営業は、車を売ることができれば成績に反映されてボーナスが支給されることも多いのでお給料面でも安心ですね。

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CA(客室乗務員)からの転職先②:高級マンションのコンシェルジュ

CA(客室乗務員)からの転職先②:高級マンションのコンシェルジュ

CAからの転職先おすすめ度:

CA(客室乗務員)からの転職先おすすめ2つ目は高級マンションのコンシェルジュです。

CAはやはり接客、特にお客様の困りごとやお悩みを解決する能力が高く、日常の些細なことをきめ細やかに対応するマンションコンシェルジュにぴったりです。

実際に機内という限られた環境の中で、次に乗る飛行機に間に合うように地上に掛け合ったり、ご予定に送れないように間に合う公共交通機関を調べたりなども行っていました。

CAは職種的に流行の流れに敏感で、話題のレストランやスイーツ、ショップなどの情報力が豊富で、女性ばかりの職場と言うこともあり沢山の話題が入ってきます。

その経験を生かして、付近のおいしいお食事のお店や話題のスイーツなど情報にも事欠かないでしょう。

転職理由・志望動機としては、

「今までは機内という特殊な空間で、お客様へ安心感と安全を提供することを常に行っていました。

今後は、マンションのコンシェルジュとして、ご入居者様に一番近い安心できる場所を提供するとともに、CA時代に培った情報収集能力を生かして、ご入居者様にワンランク上の経験をしていただけるように努めます」

というように、CAの保安要員としての側面も交えてお話しするのも良いですね。

住友不動産や、三井不動産レジテンシャルサービスなど、ハイクラスの方々が住む都心のマンションのコンシェルジュで活躍できることできるでしょう。

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CA(客室乗務員)からの転職先③:幼児向け英会話スクールの講師

CA(客室乗務員)からの転職先③:幼児向け英会話スクールの講師

CAからの転職先おすすめ度:

CA(客室乗務員)からの転職先おすすめ3つ目は幼児向け英会話スクールの講師です。

CAの中には、結婚や出産などライフイベントの発生により転職を考える方も少なくありません。そんな方におすすめなのが、幼児向けの英会話スクールの講師です。

自宅で開講することもできたり、働く時間もレッスンが入っている時間だけなので短時間で、ご家族との時間を優先することができます。

CAはフライトの中でお子様の一人旅のお客様も多くいらっしゃり子供好きな方も多いですし、お子様だけでなくその保護者様の対応にも慣れていて、尚且つ生きた英語を話すことができます。

幼児向けの英語教室は、実際に書いたりするよりもゲームをしながら英語に慣れ親しんだり、より実践向きな英会話を望む保護者の方も多いので適職と言えます。

CAとしての海外経験を伝えてあげたり、現地での過ごし方を伝えてコロナ過で海外旅行に行けない子供たちに伝えてあげるのもいいですね。

転職理由・志望動機としては、

「今までフライトを通して様々な国の方々と関わり、異文化コミュニケーションの必要性は理解しています。

これからの日本においても、幼児期から多様性や多言語に触れることは大切なことだと感じ志望しました。CAはお子様への関わりも多く、親御様へも安心感のある対応ができるかと思います」

というように今後の英語教育の必要性に触れたりするのも良いでしょう。

ECCジュニアのホームティーチャーや、ベネッセのビースダジオなども具体的な転職先としておすすめですね。

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CA(客室乗務員)からの転職先④:外資系企業の秘書・アシスタント

CA(客室乗務員)からの転職先④:外資系企業の秘書・アシスタント

CAからの転職先おすすめ度:

CA(客室乗務員)からの転職先4つ目は、外資系企業の秘書・アシスタントです。

CAの中にはワードやエクセルなどのソフトに強い方も多くいらっしゃいますが、その理由の一つがCAの中でのジョブローテーションです。

フライトばかりしているCAのイメージですが、実は会社の中でフライト以外の様々な役職を担っていることが多いです。

ひとつの班をまとめる班長さんだったり、安全を守るリーダーとして会議に出たり、社内での改善提案をまとめる部署と兼任していたり、いろんなバックオフィスの仕事もこなしています。

そんなCAの方には外資系企業のアシスタントや秘書であれば、CAの経験で培った英語力も生かせますし、なにより日系の企業とは違うフレキシブルな働き方が許されるのが外資系の企業です。

上司の要望へより的確に対応力する力やスピード感が大切な実力主義の面もありますが、CAで培ったのバイタリティの見せ所です。

外資系企業の秘書・アシスタントは日系企業に比べて給与水準も高く、CA時代の収入を超えることも夢ではありません。

秘書を担当する役員の方は外国籍の方も多いので、対応が慣れているCAには有利ですし、なによりCAが得意とする気づきの力や痒い所に手が届くサポート力が発揮できる職場です。

転職理由・志望動機としては、

「今までCAとして、フライトだけでなくチームメンバーのマネジメント業務も行ってきたので、一般的なPCスキルは身につけています。

これからは、自分自身が表に立つのではく、CAの経験を活かした英語力と気づきの力を存分に発揮し、御社の秘書としてメンバーのサポートに徹していきたいと考えています」

というように今までとは違うバックオフィスの業務への理解を示しましょう。

Googleやゴールドマンサックス証券、テスラ、DHLなど日本でも秘書の採用を積極的に行っている会社は多数ありますのでおすすめです。

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CA(客室乗務員)からの転職先⑤:貿易事務・営業事務職

CA(客室乗務員)から事務職の転職体験談

客室乗務員(CA)

転職時の年齢:30歳

シフト勤務のお仕事ではなく土日休みのお仕事に就きたいと考えていたことと、英語を活かせるお仕事が良いと思い、貿易事務の仕事をメインで探していました。

私は客室乗務員になる前はOLをしており、その際に貿易事務の仕事をしていたため、少しではありますが経験が活かせると思いました。

幸いにも選考に通過し、お給料等の条件も悪くなかったため、他の会社を見る事なく入社しました。

現在は客室乗務員の仕事が恋しくなることもありますが、規則正しい生活に戻る事ができて転職して良かったと思っています。

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CA(客室乗務員)から事務職の転職体験談

客室乗務員(CA)

転職時の年齢:28歳

次の転職先は生活リズムがきちんとしたもの、具体的には土日が休みのオフィス勤務の仕事にしようと決めていました。

客室乗務員のキャリアを活かしホテルなどで接客スキルを磨くことにも憧れたのですが、もしこの先また転職したいときが来たときのことを考えると、接客業だけではなく事務仕事の経験もあったほうが有利になると考えたからです。

そのうえで英語力や海外経験を活かせる仕事を探していくと、貿易事務/英文事務が良いのではないかと見えてきました。

結果、商社の営業事務職に就くことができ、受発注業務の他英語での顧客対応や各種貿易書類の手配などをすることとなりました。

転職先のお仕事は転職エージェントの方が見つけて下さったのですが、結果的にとても自分に合っていたし能力や経験を存分に活かすことができています。

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CA(客室乗務員)からの転職先⑥:接客・サービス系職種

CA(客室乗務員)からの転職体験談

客室乗務員(CA)

転職時の年齢:31歳

転職先の旅行会社は、同じ航空会社に勤めていた先輩が立ち上げた会社で、軌道に乗ってきて人を増やしたいから一緒に働かないか?と声を掛けて頂いたのがきっかけです。

英語力のみならず、客室常務員に求められたホスピタリティーも活かすことができ、また海外生活が長いことも活かすことができるという仕事内容というところも魅力に感じました。

客室乗務員の仕事は、一期一会といえば聞こえがいいのですが「その場かぎり」の仕事でしたが、旅行会社の仕事は丁寧にじっくりお仕事することができるという点も良いなと思いました。

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CA(客室乗務員)からの転職体験談

客室乗務員(CA)

転職時の年齢:25歳

転職後のゲストハウス兼喫茶店は働きたいと思っていた場所、環境、会社の方向性が合っていたため即決しました。

前職よりも小さい環境ではありましたが、お客様と会話を楽しみながら接客をすることでとても充実した毎日を送れています。

一人一人にあったおもてなしをすることが本当に好きなんだと改めて実感しましたし、お客様と仲良くなり仕事が終わると一緒に飲みに行ったり、人とのつながりもとても楽しめます。

地域とも密接しているため地元の方と毎日あいさつを交わしながら働けて、とても良いモチベーションを築くことができました。

働きながらお客様にとっても自分自身にとってもとても思い出に残るような接客を心がけているため、リピーターが増えたりと会社への貢献もできたと感じております。

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その他にもCAで培った接客コミュニケーション能力を活かして、

☑️ホテルフロント受付
☑️美容カウンセラー
☑️ヨガ/スポーツインストラクター

など様々な接客系の職種へ転職して働くことができるでしょう。

CA(客室乗務員)からの転職先⑦:広報系職種

広報系職種

CA(客室乗務員)からの転職先おすすめとして広報系職種も挙げられます。

広報の仕事では、クライアントが望むことをかみ砕いて理解し、そのために必要なプロセスを想像し設計、その目標に向かって周囲を巻き込みながら段取りを組んでいくことが大切です。

時にはクライアントのブランディングを守るために、「ゼロからいちを生み出す」「自分が企画したものがかたちになる」という側面を持つ広報の仕事は適性が高いと言えるでしょう。

未経験から広報への転職は難しいのが現実ですが、ネットに公開されている公開求人ではなく転職サイトでのみ扱われている非公開求人へ応募すればライバルも少なく穴場ですのでおすすめです。

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CA(客室乗務員)から異業種転職は可能?強みと弱み

前述した通り、CA(客室乗務員)から異業種転職は可能ですが、異業種転職を成功させるにはCAが自分自身の仕事の強みと弱みを知っておく必要があります。

CAとして強みと弱みを整理すると以下のようになります。

CA(客室乗務員)の強み

☑️圧倒的な接客スキルがある
☑️体力面のタフさやバイタリティ
☑️視野を広く持って気配りできる

CA(客室乗務員)の弱み

✅PCスキル、ITリテラシーの欠如
✅CAとしての実績を数値化しにくい
✅プライドの高さ(※人による)

それぞれ強みと弱みを両方理解して、CAとしての武器を理解した上で転職活動に臨めば異業種への転職も難なくクリアできるでしょう。

CAからの転職年齢は20代がベスト?30代は?

CAからの転職年齢としては、確かに20代であれば経験スキルだけでなくポテンシャルや将来性も評価されて採用される確率が高いですが、30代であっても転職できないということはありません。

むしろ今回転職体験談をご紹介した通り、30代以降で航空業界を離れる人も決して少なくなく、特に30代前半で転職を決めている人が多い印象がありました。

35歳を過ぎてくると少し転職先の選択肢がCAに限らずどの業界や職種でも狭まってくる傾向がありますので、転職を考えているのであれば35歳までにしましょう。

CA(客室乗務員)からの転職必勝のコツ3選!自己PR方法

CA(客室乗務員)からの転職必勝のコツ3選

CA(客室乗務員)からの転職必勝のコツ及び自己PR方法は以下となります。

順番に解説して行きます。

マルチタスク能力をアピールする

CAは機内で安全業務とサービス業務を同時に行い限られた時間と環境の中で遂行していますので、状況に応じで臨機応変に、第一にフライトが安全に終わるように努める対応力と判断力が備わっています。

異業種の方には見えにくい部分ではありますが、常に視野を広く持って同時に様々なことを処理しているのです。

その点をしっかりとアピールし接客だけではないということを転職先の人事面接官に理解してもらいましょう。

高いコミュニケーション能力をアピールする

CAはどの業界でもあまり例を見ない毎日初めましての人たちと仕事をする職種で、日本の大手航空会社のCAの数は1社あたりおよそ1万人います。

毎日初めましての人たちと仕事をするのでコミュニケーション能力が高くないと仕事にならないのです。

もちろんお客様に対しても初めて会う方ばかりですが、まずは一緒に働く仲間と円滑に業務が進むようフライトの前の短い時間でブリーフィングをして、自分の役割をその日のクルーとしっかり分担して業務に臨んでいます。

フライトの後には初めて会ったパイロットたちも交えて食事に行くことも。

そういったコミュニケーション能力の高さや、協調性は転職活動においてとても重要なポイントですので、CAの仕事内容を伝えると同時に、しっかりとアピールしてください。

洗練された丁寧さをアピールする

洗練された丁寧さはCAといって一番想像しやすいアピールポイントで、ただ丁寧なだけではなく、すべてのお客様に丁寧で親切である必要があるのがCAです。

飛行機は公共交通機関の役割を担っているので色んな方がご搭乗されており、電車や新幹線よりもご搭乗に手間がかかり、お客様に制限をかけてしまっている部分も多くあります。

そういった背景も踏まえて、ご旅行の方、またお仕事の方、お体のご不自由な方、いろんな方が共存して快適に過ごせる空間を作るのがCAの役割です。

ロイヤルカスタマーの方ばかりを贔屓して対応するわけにはいきませんよね。

そういったCAの「お客様ひとりひとりを大切な家族として扱う」ような丁寧で心地よい接客スキルは、他の接客業ではなかなか身につかないのです。

CA(客室乗務員)からの転職先をもっと知るには?

CA(客室乗務員)からの転職先をもっと知るには?

CAからの転職先で、よりよい条件で探すには転職エージェントサービスを利用するとよいでしょう。

転職エージェントに登録すると、CAとして培ってきたスキルを活かしたベストな求人の紹介をしてくれますし、自己PRの添削や面接対策も全て一貫して行ってくれます。

CAという狭い世界で生きていた私たちにとって、第三者からの目線で無料でアピールポイントや面接のコツを聞けるのはとても大きなメリットですよね。

▼転職エージェントの仕組み

転職エージェントの方は一般には公開していない非公開求人を多数持っていますので、現段階でなかなかいい仕事がないと悩んでいる方も、相談してみるとマッチングする求人に出会える確率が上がります。

数ある転職エージェントの中でも特におすすめの転職エージェントは「doda」と「type転職エージェント(女性)」と2社です。

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ぜひtype女性かdoda、あるいは両方の転職エージェントを活用してCAからの転職成功をサポートしてもらわれてみてくださいね。

CA(客室乗務員)からの転職に関するQ&A

Q、CAからの転職は難しい?

今回実際にCAから転職した方の体験談をご紹介した通り、客室乗務員として培ったスキルや経験をアピールできれば、転職は決して難しくありません。

もちろん丸腰で転職活動を行っても書類選考や面接で落とされるケースが多いので、転職エージェントを活用して対策を行うことは必須といえるでしょう。

Q、CAから転職すると後悔する?

実際にCAから異業種へ転職した周りの友人に話を聞いてみると、CAから転職して後悔したという人は多くなく「転職して良かった」という人が圧倒的に多いです。

CAとしての仕事はやり切ってから転職すると後悔せずに済む一番良いタイミング、具体的には遅くても30代前半までが良いでしょう。

Q、CAから転職の年齢は早めの方が良い?

未経験の業界や職種へ転職する場合、年齢を足切りに書類選考で落とされる可能性は大いにあります。

今回紹介したCAの方の転職年齢を見ても分かる通り、20代後半〜30代前半までが未経験業界・職種へ転職できる最後の年齢と言えるでしょう。

Q、CAから事務職へ転職する時のおすすめ資格は?

事務職で活かせるおすすめ資格としては、WordやExcelのスキルを示せるMOSや文書作成やデータ活用スキルを示せる日商PC2級が最もおすすめです。

他にも経理の知識があることを示せる日商簿記2級、ビジネスマナーや文書作成スキルが示せる秘書検定準1級などは経理系の事務職に活かせるでしょう。

Q、英語を活かした仕事に転職したい場合は?

CAで培った英語を活かした仕事に転職したい場合、TOEICでいうと最低600点以上と言われており、英語を日常的に使うポジションであれば700点以上、外資系企業であれば800点以上が要求されます。

もちろん必要なのは語学力だけではなくコミュニケーションやホスピタリティスキルなど様々な点が考慮されますのでその点も意識して転職活動でアピールしていくことが大切です。

Q、CAからの転職先おすすめ一覧は?

CAからの転職先おすすめ一覧を改めて紹介すると以下のようになります。

高級カーディーラの営業
高級マンションのコンシェルジュ
幼児向け英会話スクールの講師
外資系企業の秘書・アシスタント
貿易事務・営業事務職
接客・サービス系職種
広報系職種

上記の転職先の求人を見つけるためには、1人で求人検索を行うのではなく、必ず未経験OKの求人が豊富な大手転職サイトdodaを活用して転職先を探すようにしましょう。転職活動の効率が全く変わります。

CAへ転職&CAに転職したい人への豆知識

最後にCAへ転職/CAに転職したい人へ必要な情報を提供して参ります。

Q、CAになるには?仕事内容一覧

キャビンアテンダント (CA) は、航空機内で乗客の安全と快適を確保する役割を持つ職業です。以下は、キャビンアテンダントになるための情報を概説します。

  • 年齢: 多くの航空会社は18歳以上必須
  • 学歴: 高校卒業以上が一般的ですが、大学や短大、専門学校の卒業者が有利
  • 身体的条件: 身長や視力など、航空会社によって異なる基準がある
  • 言語能力: 英語能力は必須とされることが多い

キャビンアテンダントの主な仕事内容は以下の通りです。

  • 安全確認: 乗客の安全を確保するための手順や装備のチェック
  • 顧客へのサービス: 飲み物や食事、商品の販売
  • ファーストエイド: 必要に応じて応急処置を行う
  • アナウンス: 搭乗時、離陸・着陸前、緊急時などにアナウンスを行う
  • 情報提供: 乗客からの問い合わせに答える

Q、CAに中途採用未経験転職は可能?

CAに中途採用未経験転職は可能ですが、中途採用の場合は既卒でどこでも採用してもらえるのは年齢制限を設けている航空会社が多く、目安として25歳までかと思います。

未経験ではなおさら、25歳以上の中途採用転職は難しい状況です。

そのため中途採用未経験でCAになりたいと考えている方は、25歳までにdodaハタラクティブなどの転職サイトを通じて転職活動を始めるようにしましょう。

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Q、CAの採用情報や倍率どのくらい?

CAの採用情報や倍率は航空会社や年度によって異なりますが、大手航空会社では倍率が非常に高い場合が多く、例として日本の大手航空会社JALやANAでは、数十倍〜100倍以上の倍率となることも報告されています。

求人情報は航空会社の公式ウェブサイトや求人情報サイトを参照すると良いでしょう。キャビンアテンダントを目指す場合は、航空関連の専門学校を卒業すると、航空会社への就職が有利とされることもあります。

実際にキャビンアテンダントになるためには、各航空会社の採用情報をしっかりとチェックし、応募の際には、自身の魅力や適性をしっかりとアピールすることが大切です。

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