転職エージェントの使い方

dodaの選考準備中が長い&書類選考遅い!選考準備中と選考中の違い

投稿日:

★この記事を読んで分かること★

  • 転職エージェントの書類選考にかかる期間が分かる
  • dodaの選考準備中が長い&書類選考遅い理由が分かる
  • 採用企業の書類選考に時間がかかってしまう理由が分かる
  • リクルートエージェントやdodaなどの書類選考期間が分かる

「書類選考に応募したのに、dodaやリクルートエージェントなどの転職エージェントから書類選考の連絡がない」「選考準備中が長い」と悩んでいませんか?

仕事に悩んで相談したにも関わらず、書類選考の結果が分からず悶々と過ごすのはモチベーションが下がってしまいますよね。

さらに、転職エージェントに対して不信感を抱くかもしれません。

今回は、これまで1,000人を越える転職相談を経験してきたコンサルタントとして、書類選考が遅い理由と真実についてお伝えしたいと思います。

転職希望者には正直に話すことができない、転職エージェント側の内部事情も存在します。

これからご紹介する内容を読むことで、書類選考の結果に一喜一憂せず、ストレスなく自分に合った転職先を見つけることが可能になります。

焦らず、落ち着いて転職活動を進めるためにも、是非、参考にしてください。

書類選考ではなく面接の結果連絡がこない場合は「転職エージェントから面接結果が届くまでの日数と連絡こない理由」も併せてお読み頂ければ幸いです。

転職エージェントマニア管理人プロフィール

最終更新日.2023年10月18日

dodaの選考準備中のまま長い!選考準備中とは?

業界大手転職エージェントdodaを活用して企業に応募すると「選考準備中」のまま応募ステータスが変わらず、長い期間表示されてしまうことがあります。

▼dodaで応募した後ずっと選考準備中のまま
dodaで応募した後ずっと選考準備中のまま

そもそもdodaの選考準備中とはどのような状況か説明すると、応募した企業にあなたのレジュメ(履歴書・職務経歴書)が届く前にdodaで行われている社内選考中の期間で、応募企業の書類選考すら始まっていない状況です。

dodaの社内選考が何のために行われているかというと、dodaと取引している採用企業が求めている人物像に値するかどうかをdodaの社内でまずスクリーニングをかけて採用企業に推薦しなければ、人材の質が悪いと判断されてしまいます。

そのため事前にdoda側で社内選考を行うことによって、取引のある採用企業からの信頼を損なわないように判断している仕組みが社内選考です。

▼dodaで社内選考が行われているイメージ
dodaで社内選考が行われているイメージ

つまり、dodaの社内選考が行われている期間は「選考準備中」とステータスが表示されているという訳ですね。

dodaの選考準備中と選考中の違い

dodaの選考準備中と選考中の違いは、dodaの社内選考が行われていてまだ採用企業の書類選考にまで進んでいない場合は「選考準備中」、採用企業の書類選考まで進んでいる場合は「選考中」とステータスに表示されます。

選考準備中dodaの社内選考中で採用企業の書類選考にまで進んでいない
選考中採用企業の書類選考まで進んでいる

dodaの選考準備中のまま長い・進まない理由

dodaの選考準備中のまま長い期間ステータスが変わらない理由は、以下のいずれかに該当する可能性が高いです。

  • 採用企業に推薦するか微妙なラインでdoda側が迷っている
  • doda担当者がステータス更新を忘れている(社内選考通過済み)
  • 既にdodaの社内選考で落ちていてステータスが更新されていない

dodaの社内選考には一般的に3営業日〜5営業日ほどの期間がかかると言われていますので、もしあなたが応募してから1週間以上経っても「選考準備中」のまま長い場合は、一度担当者に問い合わせてみることをおすすめします。

dodaの担当者に問い合わせる際は「●月×日に応募したA社の書類選考ステータスが選考準備中のまま1週間以上変わらないのですが、ご状況を教えて頂けますでしょうか?」と丁寧に問い合わせるようにしましょう。

dodaの選考準備中の期間に直接応募はNG

dodaの選考準備中の期間は長くても1週間程度ですが、選考準備中の期間にdodaを介さずに採用企業に直接応募すると、万が一同じタイミングで採用企業にあなたのレジュメが二重で届いた場合は重複応募になってしまいます。

重複応募となった場合は基本的には原則、早く届いた方のレジュメが受理され書類選考が進むことになりますので、まずはdoda経由で応募したレジュメを見てもらうためにも1週間程度はそのまま待つようにしましょう。

1週間経ってdodaの担当者に問い合わせているのにも関わらず一向に選考準備中のまま進まない場合は、採用企業への直接応募を検討すると良いタイミングでしょう

転職エージェントの書類選考期間は即日〜14日

書類選考期間は最短0日〜翌日、最長は1ヶ月程度で、通常であれば、1~2週間前後で書類選考の合否を出す企業が多いと覚えておきましょう。

書類選考結果が即日〜2日など早く届く場合は、

スキルや経歴が採用条件とぴったり合致していた

人事担当者が基本的に即レスを徹底している

採用企業が不人気で応募者が少なかった

上記いずれかに該当する可能性が高いですが、最も多いのは応募してきた人材が魅力的で早く面接を行いたかったというパターンです。

逆に書類選考に応募してから1週間〜2週間ほど時間が経っている場合は、

採用企業が人気で応募者が殺到している

合格ライン微妙なため結果を迷っている

担当キャリアアドバイザーが多忙である

上記いずれかに該当する可能性が高く、あまり採用企業からあなたへの採用温度としては高くないということが予想されるでしょう。

転職エージェントの書類選考期間はどのくらい?

転職エージェントに勤務していた頃、「書類選考の結果は、どれぐらいでわかりますか?」と聞かれることがよくありました。

早く採用をしないと、良い人ほど他社に決まってしまうので、書類選考に長く時間をかけたいと考える企業は皆無といえます。

そのため、採用企業の求める人物像やスキルを持った人材であれば最短で即日書類選考の結果が届くこともありますし、どれだけ遅くても2週間程度が期限でしょう。

ちなみに、転職活動における一般的な書類選考通過率は約20~25%と言われていて、一次面接・二次(最終)面接の通過率を整理すると以下のようになります。

書類選考通過率約20~25%
一次面接通過率約30〜40%
二次(※最終)面接通過率約30〜50%

▼書類選考&面接の平均通過率
書類選考&面接の平均通過率

つまり、転職活動において1社の内定を獲得するためには「約20社の企業の書類選考に応募して1社内定獲得できる」ということを頭に入れておくことが必要です。

書類選考連絡が遅い・長いのは落ちるサイン?

企業に応募してから2週間を過ぎても書類選考の結果連絡がこない場合、転職コンサルタントの経験上、残念ながら落ちている可能性が高いといえます。

書類選考に応募して1週間程度であれば転職希望者にとっては長い・遅いと感じるかもしれませんが、まだ落ちたと諦めるのは時期尚早です。

では、一体何が原因で書類選考の結果が出るまで長引いているのでしょうか?理由について深掘りして解説していきます。

候補者が多数のため、選考に時間がかかる

採用企業が複数の転職エージェントから応募者を募っている企業の場合、書類選考に時間がかかることが予想されます。

1つのポジションに対して数十人以上の応募が殺到することも珍しくありません。

あまりの応募者の多さに、「とりあえず、面接に進む人にだけ優先して連絡をする(書類選考落選者は放置)」と、割り切って対応をしている人事担当者もいるぐらいです。

複数の部門スタッフに確認していて時間がかかる

応募先の企業や職種にもよりますが、人事担当者だけでなく現場の社員も書類選考を一緒に行っている場合、複数の担当者に跨ってしまうため時間がかかることがあります。

一人の人事担当者が決裁権を持っていればすぐに結果を出すことができますが、現場社員が忙しく確認に時間がかかってしまうと、必然的に書類選考の結果が出るまで時間がかかってしまうという訳ですね。

決済者が多忙なため、職務経歴書自体を見ていない

書類選考の権限を持つ人事担当者が多忙な場合、大抵はすぐに結果がもらえず、待つことになります。

人事担当者に権限がない場合は、さらに時間がかかってしまう恐れもあります。

たとえば現場の責任者や、事業担当の役員が決裁権限を持っていると、出張先の海外から帰ってくるのを待たなければ結論が出せないため、1ヶ月以上待つこともありました。

転職エージェントで社内選考が行われている

書類選考は、求人企業内だけで行われているのではありません。

実は、転職エージェントも書類選考に通る人を企業に推薦したいので、転職エージェントの社内でも書類の選考が行われています。

たとえば、転職エージェントは、採用企業から以下のような人材がいたら紹介してほしいとオーダーを受けます。

✅年齢は30歳以下必須
✅営業経験3年以上必須
✅同業界での経験必須

転職エージェントは当然採用企業の基準に合う人材を選出しなければなりませんよね。

そのため、もし上記に該当しない人材がその企業に応募したいと言った場合、転職エージェントは「あなたは受かりません」と直に伝えるのではなく、社内選考という名目でコッソリと落としているという訳なんです。

書類選考に通らない人を推薦すると、「いい候補者を持っていない転職エージェント」だと思われてしまい、取引がしにくくなりますので、転職エージェントの社内選考で時間がかかっている可能性もあるでしょう。

※社内選考でふるいにかけず、転職希望者のニーズを叶えるために書類添削を行ったり推薦状を書き少しでも書類選考通過率を上げてくれるdodaのような優良転職エージェントも存在します。

書類選考に強い転職エージェント

第1位:doda 書類選考通過率No.1

第2位:マイナビエージェント 大手で求人数は多い

第3位:ハタラクティブ 親身な書類添削に定評あり

転職エージェント別の書類選考期間一覧まとめ

書類選考の期間については、選考を行っている企業のスピード感に影響される部分は大きいですが、ではどの転職エージェントを利用すれば比較的企業からの結果連絡が早く届くのか気になりますよね。

主要な大手転職エージェントの平均書類選考期間を調査したところ、以下のようになりました。

リクルートエージェント7日〜14日間 遅い
doda3日〜10日間 比較的早い
マイナビエージェント3日〜5日間 早い
ハタラクティブ即日〜7日間 早い
パソナキャリア7日〜14日間 遅い
ビズリーチ7日〜14日間 遅い

各エージェントごとに詳しく見ていきましょう。

リクルートエージェントの書類選考結果は遅い?社内選考の見分け方

リクルートエージェントは書類選考結果までの期間が7日〜14日間で非常に遅いです。

実際に私も転職活動の際にリクルートエージェントを利用して書類選考に3社ほど応募してみましたが、書類選考結果が届くまで以下のような日数がかかりました。

応募から14日後不通過
応募から21日後通過
応募から18日後不通過

応募から3週間以上日数がかかって書類選考通過の連絡が届いたこともありますが、流石に遅すぎます。。

リクルートエージェント書類選考で3週間かかる?

私のようにリクルートエージェント書類選考で3週間かかった後に受かる可能性はほとんど皆無で、9割落ちている可能性が高いと考えられます。

ごく稀にリクルートエージェントの担当キャリアアドバイザーが採用企業から書類選考通過の連絡が来ているにも関わらず連絡し忘れていることもありますが、書類選考通過連絡を怠ることはそうそうありません。

リクルートエージェントの書類選考通過率は?

リクルートエージェントの書類選考通過率は一般的な転職エージェントよりもかなり低いと言われていて、およそ15~20%程度と言われています。

同じ企業でも利用する転職エージェントによって書類選考に受かったり落ちたりすることもあるので、書類選考通過率の高いdodaを優先的に利用するようにしましょう。

リクルートエージェントから書類選考連絡ない=落ちる?

リクルートエージェントから書類選考連絡ない場合、基本的には落ちていると思ってもらって大丈夫です。

前述したような担当キャリアアドバイザーが連絡を忘れている可能性は極めて低く、リクルートエージェントは自動的にメールで書類選考結果を通知するシステムもありますので次に切り替えた方が良いでしょう。

リクルートエージェントは社内選考あり?

リクルートエージェントの社内選考の見分け方としては、正直転職希望者が見分けることは非常に難易度が高いため、そもそもなぜ社内選考が行われるか知っておく必要があります。

リクルートエージェントが社内選考を行う理由は「採用企業に良い人材を紹介してくれるエージェントと認識してもらうため」の一言に尽きます。

採用企業は転職エージェントに求めている人材を伝えて、条件に合う人材のみを紹介してほしいというスクリーニングの機能を転職エージェントに期待しているため、社内選考を行って採用企業の工数を削減する必要がある訳ですね。

ただ、正直社内選考で落とされていても、実際に採用企業に紹介したらすんなり書類選考に通ることも0ではないので、社内選考を行うリクルートエージェントの利用は避けて別の転職エージェントを利用した方が良いです。

リクルートエージェントの書類選考に通らない!通過率は?dodaと比較

dodaの書類選考は遅い?

dodaは書類選考結果までの期間が3日〜14日間で企業によってバラつきが大きく、人によって早いとも遅いともとれます。

私も転職活動の時にdodaを利用して企業に書類を応募しましたが、リクルートエージェントよりは結果まで早い印象でした。

応募から5日後不通過
応募から3日後通過
応募から8日後通過

dodaのように書類選考結果までの期間が早いと、転職活動を効率的に進めやすいので転職希望者にとっては非常にありがたいですし、エージェントへの信頼に繋がりますよね。

doda選考結果のご連絡がずっと応募中のまま?

dodaの場合書類選考に応募した後にずっと応募中のままになっていて2週間経った後に合格することもありますので、安易に落ちたと決めつけるのは早計でしょう。

リクルートエージェントと同様に社内選考が行われているという噂もありますが、リクルートエージェントよりもdodaの方が社内選考は緩いためどちらか迷ったらdodaの方を利用すべきと言えます。

参考:dodaの書類選考が通らない!社内選考の見分け方

dodaで選考準備中のままの理由は?

dodaで企業の選考準備中のままステータスが変わらない場合は、文字通り書類選考にはいるための準備中である可能性が高いので、もう少し待機する必要があります

目安として選考準備中のまま3営業日以上変わらない場合は、dodaの担当キャリアアドバイザーにLINEで構いませんので「選考準備中のままステータスが変わらないのですが、状況はどうなっていますか?」と連絡して聞いてみても良いでしょう。

もしかすると書類選考は本当は進んでいても、dodaの担当キャリアアドバイザーがステータスの更新を忘れているだけの可能性もありますからね。

doda採用プロジェクト選考結果は?

doda採用プロジェクト選考結果は、dodaマイページから確認することもできますし、基本的にメールで書類選考結果について届くように設定されています。

dodaの選考準備中と選考中の違いは?

dodaの選考準備中と選考中の違いについても先ほどと同様に、dodaの社内選考が行われていてまだ採用企業の書類選考にまで進んでいない場合は「選考準備中」、採用企業の書類選考まで進んでいる場合は「選考中」と表示されます。

dodaで応募したのに選考中にならない?

dodaで応募したのに選考中になかなかならない場合は、残念ながらdodaの社内選考でスクリーニングにかけられて落選している可能性が高いです。

採用企業の求める人物像やスキルとあまりにかけ離れている場合は、人材を紹介することでdodaと採用企業の関係性が悪くなることもあるので社内選考でふるいにかけて採用企業の書類選考に至らず落としています。

マイナビエージェントの書類選考結果

マイナビエージェントは書類選考結果までの日数が3日〜5日と非常に早く、その証拠に書類選考通過率No.1転職エージェントと言われていますので、書類選考に関しては最もおすすめの転職エージェントです。

転職エージェントによっては「数日間以内に書類選考結果を通知しなければならない」と採用企業と契約を結んでいるエージェントもあるので、上記のように利用すべき転職エージェントは慎重に選んだ方が良いです。

できるだけ早く書類選考結果を回収してくれるdodaを利用した方が良いでしょう。

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転職エージェントの書類選考連絡なし/通らない理由

転職エージェントの書類選考連絡なし・通らない時

転職エージェントの書類選考結果の連絡がなかったり、なかなか通らない場合は、理由として以下に該当する可能性が考えられます。

応募人数が集まらず母集団形成ができていない

1つの求人ポシジョンに対して応募が殺到している

応募先企業側の事情で遅くなっている

キャリアアドバイザーの能力に問題がある

応募人数が集まらず母集団形成ができていない

転職エージェントに採用を任せている依頼企業は、転職エージェントに「まとめて人を紹介して欲しい」と母集団が集まった状態で紹介して欲しいという希望を出していることが稀にあります。

つまり、1人や2人ずつ紹介するよりもある程度まとめて紹介してもらって一気に採用を進めた方が効率的で時間的工数を削減できると考えている訳ですね。

1つの求人ポシジョンに対して応募が殺到している

今度は逆に一つの求人ポジションに応募が殺到していて、転職エージェントや採用企業が書類選考応募者のレジュメに目を通せておらず連絡が来ないという理由です。

応募者が多すぎて殺到しすぎている場合、前述した社内選考が行われている可能性があるため書類選考結果がなかなか返ってこないという可能性もあるでしょう。

応募先企業側の事情で遅くなっている

応募先企業側の事情で遅くなっている場合、当然ながら転職エージェントもあなたに書類選考結果を連絡したくても連絡することができません。

ここで挙げられる具体的な事情の例としては「応募先企業の本業が繁忙期で採用にまで手が回せていない」「企業の人事採用担当者の急な異動や退職があった」「重要な役割を担うポジション」などが挙げられます。

キャリアアドバイザーの能力に問題がある

転職エージェントの担当キャリアアドバイザーが書類選考を採用企業に提出し忘れていたり、採用担当者の人事に対して書類選考結果の催促を怠っているため書類選考結果が遅い可能性があります。

担当者を変更することも可能なので、少しでも担当キャリアアドバイザーに不信感を感じた場合は担当者変更を申し出るようにしましょう。

書類選考の結果連絡が遅い企業と早い企業の特徴

では、書類選考の結果連絡が早い企業と遅い企業の特徴としてどのような違いがあるのか解説して参ります。

書類選考の結果連絡が早い企業の特徴

中小ベンチャー企業

中小ベンチャー企業は、採用担当者からトップである経営者までの距離が短いため、比較的すぐに書類選考の結果が回収される傾向があります。

また、面接回数に関しても複数回に分けてではなく、いきなり最初から現場社員・人事・経営者と複数人が登場することも少なくありません。

総じて中小ベンチャー企業は、転職活動における選考スピードは非常に早いと思ってもらって大丈夫でしょう。

決裁者がすぐに経歴書を見ることができる

人事担当者が書類選考の合否を任されていると、スピーディーに結果が出る傾向にあります。

転職エージェントから人事担当者に職務経歴書を送ったその日に返事をもらえ、実質0日で面接へと進むことも可能です。

ただし、事業責任者や役員に決裁権限があったとしても、経歴書を送った当日に見ることができれば、即日結果が出ることもあります。

急募案件の場合

企業の急な欠員のために求人の募集がされると、書類選考が早まる可能性が高くなります。

企業としては、業務に支障が出ないよう速やかに人員を確保したいと動くので、急募案件の場合、書類選考結果から面接までの期間も短くなる傾向があります。

内定までが1ヶ月以内に決まることが多いため、ノルマに追われる転職エージェント側としても、注力をするようになります。

書類選考の結果連絡が遅い企業の特徴

大企業

先ほどの中小ベンチャー企業に反して、大企業ではやはり、現場の社員→人事→決裁者までの稟議が非常に遅く、書類選考結果までのスピードも時間がかかる傾向があります。

7日以上経ってようやく合格の結果が届くことも少なくないですし、7日以上経ってから結果が届くこともザラです。

ただ書類選考の結果を待つだけでは時間が勿体無いので、できるだけ別の企業で良い企業を探して書類選考を受けておいた方が効果的と言えますね。

地方の企業

一概には言えませんが、地方の企業は都心部の企業と比較すると、ゆったりとしたスピード感で動いていることが少なくありません。

特に理由はないのですが、なぜか採用担当者が書類選考の結果をなかなか返さないことも少なくないんですね。

地方独特の風習なので、こればかりは仕方ないでしょう。

複数のエージェントと取引をしている

一般的に採用企業は、複数の転職エージェントに呼びかけて転職希望者を募っている企業がほとんどです。

大手の転職エージェントからの候補者を真っ先に書類選考すると決めている企業もあれば、懇意にしている中小の転職エージェントであっても、優先的に書類選考を行う企業もあります。

登録した転職エージェントの順番が回ってきて、面接に来て欲しいとお願いされる人もいますので、結果が遅いからダメだと、決め付けないようにしましょう。

良い人がいれば、採用を考えるスタンス

「良い人がいれば採用する」というスタンスの求人企業だと、求める条件に合致しなければ、書類選考の段階で見送る可能性が高くなります。

この手のタイプの企業だと、転職エージェント側から、

「よほどのことがない限り、即日NGになる企業」
「推薦をしても通らない企業」

などと、敬遠されてしまいます。

そうならないために、社内ではすでに書類選考の結果が出ているのにも関わらず、あえて時間をかけて「検討を重ねた結果」という枕詞をつけて、転職エージェントに連絡をしてきます。

重要なポジション

企業にとって重要なポジションほど、書類選考にかかる時間は長くなりがちです。

人事担当レベルでは判断できず、書類選考の可否を役員クラスに委ねるため、時間的猶予が必要になります。

仮に面接をするとなれば、キーマンに根回しをする時間も必要になってきます。

面接官が役員や社長だとすると、上級職のスケジュールの手配や調整が伴うため、人事担当者としても間違いがないように慎重になっていきます。

書類選考の時間がかかっても、重要なポジションを募集している企業であれば、多少時間がかかっても、良い返事が返ってくる事例はいくつもあります。

返事が遅いからといって、諦める必要はありません。

転職エージェントに書類選考結果連絡催促はダメ?

書類選考の結果があまりにも遅いと感じたら、転職エージェントに催促をしても大丈夫です。

その際、「遅いので早くしろ!」とクレームをつけるような気が短い候補者だと思わせないように注意が必要です。

理想的な転職エージェントへの催促の仕方としては、

「私としては、応募企業への志望度が高いのですが、他の応募先の進捗が進んできましたので、できましたら足並みを合わせて頂けましたら、非常に助かります」

と他社の存在を匂わせ自身が転職市場で人材として価値があることを伝えつつ、転職エージェントに情報共有をしていきます。

もし転職エージェントを介しておらず企業に自己応募して直接連絡を取らなければ行けない場合は、以下のような例文で確認の連絡を取るようにしましょう。

株式会社◯◯
採用ご担当者様

お世話になっております。
[職種名]に応募させていただきました▼▼と申します。

◯月×日に、応募書類を送らせて頂いていたのですが、
その後、書類選考の進捗はいかがでしょうか。

現在、並行して選考を進めていた他社様から内定をいただけそうな状況ではあるのですが、
貴社への志望度が高いことから、ぜひ選考結果をお伺いしたく、お問い合わせいたしました。

選考結果の通知時期について目安だけでもお知らせいただけますと幸いです。
ご多忙のところ恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。

▼▼

他社で選考が進んでいるのであれば、転職エージェントに限らず、応募先の企業も結果を早く出そうと動き出すこともありますので、ぜひ試してみてくださいね。

もし転職エージェントから連絡がこない背景についてもう少し詳しく知りたいという場合は「【転職エージェント】連絡こない=見捨てられた?理由と対処法」も併せてお読みいただければ幸いです。

担当者を変更するのは効果アリ?

書類選考の結果が遅いことが理由で担当キャリアアドバイザーを変更したとしても、そもそも原因が採用企業側にある場合は全く効果はありません。

しかし書類選考結果が遅い理由が採用企業ではなくエージェントの担当者にある場合、担当者変更することで書類選考結果が早く届くようになる可能性もあります。

そのためもし変更してみたいという場合は下記の方法でリクルートエージェントやdodaの担当者を変更してみるのも一つの対処法としてはアリでしょう。

【リクルートエージェント】担当者は変更可能!担当変更の注意点
【dodaエージェント】担当者を変更する方法と3つの注意点

転職エージェントの書類選考結果が遅い時の対処法

転職エージェントから書類選考の結果が遅かったとしても、一概に落ちているとは言い難いためまずは落ち着いて気長に待っておくことを心がけましょう。

しかしただ待っているだけでは時間が勿体ないので、書類選考結果が届くまでの間にできる対処法・やっておくべきことについて解説いたします。

他の企業を探して並行して応募する

転職活動において、1社の内定を獲得するためには平均して20社〜30社に書類を応募しなければいけないと言われています。

そのため書類選考の結果がなかなか届かず遅い場合は、立ち止まるのではなく次々と応募したい企業を見つけて並行して応募することをおすすめします。

転職サイトを探して自己応募するよりも、転職エージェントの担当キャリアアドバイザーに他の求人も紹介して欲しいと依頼してみましょう。

担当キャリアアドバイザーに何度も催促する

どうしても書類選考結果が早く知りたい場合、前述したように転職エージェントの担当キャリアアドバイザーに催促を行い採用企業に確認してもらいましょう。

一回催促しても書類選考結果連絡が来ない場合、二回、三回と何度も催促することでようやく担当者も本気で採用企業に対して書類選考結果の回収に動きます。

前述したように、電話かメールであくまでもクレームのようにならないように、相手に配慮しつつも催促することが重要と言えるでしょう。

以下に担当キャリアアドバイザーへの問い合わせメール例文を掲載しておきます。

○○(dodaキャリアアドバイザー)様

いつもお世話になっております。
▼▼です。

現在書類選考中の■■株式会社の書類選考状況について伺いたいのですが、
合否の結果についていつ頃ご連絡を頂けるかご教示頂くことは可能でしょうか。

このような催促めいたメールを差し上げることは大変失礼とは存じますが、
■■株式会社の志望度が高いため、問い合わせをさせていただきました。

お忙しいところ大変恐縮ですが、 何卒よろしくお願い致します。

▼▼

※ちなみに、転職エージェントを介して企業に応募している場合は、残念ながら転職希望者が採用企業に直接電話やメールで連絡することは禁止されています

応募書類をもう一度ブラッシュアップする

闇雲に書類選考に応募したとしても、提出する応募書類の出来が悪ければ当然どの企業の書類選考に通過できず面接までたどり着く事ができません。

書類選考になかなか通らない場合は、もう一度あなたの職務経歴書を見直して改善できる箇所はないか振り返ってみることも非常に重要です。

なかなか一人で改善するのは難しいと思いますので、書類選考に強い転職エージェントを活用して担当者に添削してもらうようにしましょう。

他の転職エージェントを並行して利用する

書類選考結果を待つだけでは前述した通り時間が無駄になってしまいますので、もし催促してもなかなか結果連絡が来ない場合は、別の転職エージェントも併用して利用することをおすすめします。

実は転職活動において、内定を早く獲得する人は「平均4.2社」の転職エージェントを併用しているというデータも出ていて、1社に絞ることで貴重な時間をロスしてしまうリスクがあることも想定できます。

▼転職エージェントは併用当たり前の時代

もちろん転職エージェントを利用しすぎて対応がおざなりになってしまうことは避けたいですが、最低2社は利用してそれぞれの転職エージェントが書類選考を並行して進めておくことが賢明です。

書類選考に強い転職エージェント

第1位:doda 書類選考通過率No.1

第2位:マイナビエージェント 大手で求人数は多い

第3位:ハタラクティブ 親身な書類添削に定評あり

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