20代の転職

28歳で転職3回目・2回目は多すぎ?転職回数のボーダーは?

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「28歳の平均的な転職回数って?2回目・3回目は多すぎ?」「自分の職歴数って多いの?」と年齢に対しての転職回数に不安をお持ちの28歳の方に、20代の平均転職回数や転職回数による選考対策等を伝授して参ります。

28歳は一人前として会社の戦力に考えられてくる年齢であるため、転職への志向性や職歴数等もシビアに見られてきますが、職歴が多いからといって転職ができないわけでは決してありません。

自己理解と適した打ち出し方をすれば、あなたの良さをしっかりと伝えていくことができますので、28歳という年代の転職市場での立ち位置やアピール方法を知り転職活動に備えましょう。

最終編集日.2022年6月3日

28歳の平均転職回数

まずは、年代別の平均転職回数を見ていきましょう。

調査結果から20代で最も多い転職回数は「1回」であり、「なし」・「2回」「3回」と続いていることがわかります。

大卒の場合は22歳あたりから、大学院卒の場合は26歳前後から社会人歴を積み、20代での就業年数がトータルで少ないこともあり、やはり他の年代と比べ転職回数は少ない傾向にありますね。

社会人経験がない状態で新卒入社をすれば、想像を超えたギャップに出会う人も少なくありませんので、転職回数が1回という28歳の方は、そこまで職歴数によって選考で足を引っ張られることもありません。

下記グラフでも年齢と転職回数と転職成功確率には相関性があると分かります。

一度も転職したことがない初めて転職する28歳を100とすると、2回目の転職で80と少し転職成功確率が下がり、3回目の転職で40と一気にガクッと半分まで下がり、4回目以上では20以下と転職回数が増える度にかなり厳しいものとなります。

20代前半より20代後半の方が転職回数が増えた時の成功率の下がり方は緩やかですが、転職回数が増える度に成功確率が下がることは誰の目から見ても明らかです。

28歳で転職回数「3回目」は多すぎる?

大卒者が転職を28歳までに3回した場合、1社平均2年以下となるので転職回数が多い=職歴が荒いというマイナス印象を持たれる可能性が高くなります。

つまり、他の職歴の少ないライバルよりも不利な状況にいるため、採用担当者へのイメージアップ策を図る必要があります。

すぐに会社を辞めないかという懸念を第一に持たれますが、加えて年齢なりの能力が身についていないという判断をされてしまうこともあります。

高度なスキルを身に付けるのはある程度時間が必要となりますので、短期間で転職を繰り返すとスキル習得前に退職をしている懸念を持たれるんですね。

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28歳3回目の転職を成功させる方法

しかし、2022年現在はコロナの求人不況も落ち着き20代の採用マーケットも売り手市場で盛況であり、幸いなことに多くの企業でニーズがあります。

ですから、同じ過ちを繰り返さないよう転職の軸を持ち、次こそは長く働く覚悟をあるということをアピールしましょう。

転職理由によっては早く辞めた方が良かったという場合もありますが、すぐに辞めざるを得ない企業を選んでしまった求職者側の未熟さも必ずあるため、反省の意を表すことも重要です。

仕事観、転職の経緯を選考書類にしたため、志望動機に繋げていきましょう。

例えば具体的なアピール方法としては、

専門性のあるスキルをアピールする

これまでの実績や数字をアピールする

入社後何がしたいのかやりたいことを伝える

転職後の長期的なビジョンを語る

上記のようにあなた自身のアピールをすることで「転職の軸=志望動機」となり一貫性を認められれば、採用担当者は職歴の多さを懸念点から外すようになります。

28歳3回目の転職が問題にならないケース

28歳3回目の転職でも問題にならないケースは、

派遣や契約社員でコロナの影響で切られた

転職先の会社があまりにも酷すぎた

上記に該当する場合は社歴が多くても問題にならないことがあります。

前者の派遣や契約満了により退職となった場合は、仕事の働きぶりや成果も申し分なかったが、新型コロナウイルスの影響で止むを得ず契約を切られてしまったということが伝われば問題ありません。

後者の転職先会社の法律違反に関しては、例えば平気で法律違反を繰り返しているような会社であったり、入社前に聞いていた話と仕事内容にギャップがありすぎるということが伝われば仕方ないよね、となる場合もあります。

誰が聞いても「その状況であれば短期で離職しても仕方がない」というような納得感のある理由であれば、たとえ転職回数が多かったとしても問題にならないケースが多いですね。

28歳で転職回数「2回目」は多すぎる?

前述したように28歳で転職2回目であれば、年齢に応じた転職回数ということでギリギリ多めに見てくれる企業が大多数を占めるので大丈夫です。

ただし社会人経験を積み、転職を繰り返すと、採用担当者は、

・大変なことがあるとすぐに辞めてしまう
・仕事の軸が定まっていないため採用しない方が良い

とマイナスな印象を持ってしまいます。

28歳2回目の転職を成功させる方法

ではどうするか?まずは仕事の軸を明確に持ちましょう。

「なんとなく」や「感覚で選ぶ」という人も選ぶからには何かしらの理由がある筈ですので、自己分析を進め言語化されていない要素を言語化することが重要です。

一度自分の言葉に落とし込んでおくと、応募先企業も選びやすく"一貫性"が出てきます。

転職回数が多くとも何かしら一本筋が通って転職パターンがあり、入社後も辞めなさそうだと採用担当者に理解してもらえれば、マイナス印象を避けることにも繋がります。

28歳2回目の転職書類選考突破法

書類選考の選考通過率を上げるためにも、自己分析をした転職の軸や転職経緯は職務経歴書や履歴書に記載しておきましょう。

転職の軸が採用担当者に理解してもらえなければ、採用担当者によっては求職者都合で退職をしている印象を持ってしまいます。

中には会社都合(倒産、経営悪化、人員削減等)の退職理由もあるため、自分が損な見え方をしないためにも退職理由は書いておいた方が無難です。

※ただし、インパクトの強い退職理由を書くと逆にマイナス印象になるため注意が必要です(例.パワハラ、ハラスメント、いじめ、ブラック企業など)

28歳2回目でも転職できないケース

ブラック企業やパワハラなどに関しては人によって感じ方が様々なので難しいところで、精神的な問題(うつ病)などを抱えている場合は当然採用企業に「また同じ理由で辞めるんじゃないか?」と懸念されます。

モチベーション低下くらいであれば問題ありませんが、その退職理由をどのように伝えるか?という方が大事でネガティブな転職理由ばかり並べていては"他責(他人や周りのせいにする)"とみなされ厳しくなるでしょう。

前職の退職理由をネガティブな側面ばかり並べて伝えるのではなく、今後どうしていきたいのか?というポジティブな転職理由(転職する目的)を伝えていかなければ2回目であろうと1回目であろうと転職することはできません。

石の上にも三年は正しいか?

「石の上にも三年」という言葉を父母や祖父母から新卒入社時に言われたことがある人も多いと思いますが、3年は同じ仕事を続けなければ一人前にはなれないというのはあながち間違いではありません。

23歳の年から新卒になる人が多いと思いますので、最低3年間は新卒で入った会社を続けていたとすると、28歳の段階では多くても2社目なので次が2回目の転職ということになり前述したように不利にはなりませんよね。

1社に対しての勤続年数が3年以上あるのとないのとでは、人事採用担当者から見た時のストレス耐性という観点で評価が変わってしまいますから、実は3年勤めているのとそうでないのとでは大きな差があると言えるでしょう。

28歳で転職回数「4回目」は厳しい?

28歳で転職回数「4回目」となると、1社の平均在籍年数が1年未満の会社も出てきますのでかなり転職は厳しいです。

前述したグラフでも20代の段階で転職回数4回目の人の割合は極めて少なく、5%以下に留まりますので多くの場合は採用企業の書類選考で短期離職を理由に落とされてしまう可能性が高いでしょう。

28歳4回目の転職を成功させる方法

28歳4回目の転職をさせるためには、とにかくまずは書類選考を突破することを第一目標に多くの時間を費やすようにすることです。

書類選考を突破し面接まで進むことができれば、転職回数が多いことやなぜここまで社歴を刻んでしまったのか人事面接官に伝えることができますが、書類選考を突破できなければ話になりません。

書類選考の通過率を上げるためには、職務経歴書の書き方が非常に重要なポイントで、一見社歴を刻んでいるものの一貫性のある転職理由であったり、活かせる経験をアピールしていくことです。

例えば私の友人で不動産業界に身を置いており、将来独立するために「不動産賃貸仲介→売買仲介→管理」というように独立に必要なスキルを身につけるために短期で転職を繰り返していますが、すぐに内定を貰えています。

専門性のあるスキルと一貫性のある転職理由を職務経歴書の段階でアピールすることができれば、転職回数のハンディキャップを乗り越えて4回目の転職でも成功することができるでしょう。

28歳3回目・2回目の転職はもう大目に見てもらえない

28歳で転職する場合は、地に足を付いたキャリアプランを持ち、目的意識を持ち実行する姿勢や覚悟が大切となります。

いつまでも20代前半の若者のようにフワフワと生きてはいられません。

職歴が多いことは一概に悪いこととはいいません、なぜなら、転職した経緯にストーリーや目的意識が欠如していた場合が問題となるだけだからです。

社会人としてもそこそこベテランと見られる28歳は自分の行動や判断に責任を持ち、計画→実行→反省→計画というサイクルを主体的に回していく必要があるのです。

年齢的にも後輩がいて人に教える立場ともなりますので、社会人の先輩として、立派な大人の一人として自分の人生の責任は自分で取りましょう。

加齢と比例し転職成功確率は下がってくるので、今28歳のこの時に必要なアクションや対策を練り、後々後悔のない人生を送れるようにベストを尽くす必要があります。

もし現段階で転職しようか迷われている場合は、20代の転職に関するプロである転職エージェントに「転職すべきかどうか」という相談をしてみることをオススメします。

20代転職でおすすめの転職サイト&転職エージェントを徹底比較」で20代で転職の相談を受けられる転職エージェントや、今の自分にどんな働き先があるのかを調べられる転職サイトをまとめています。

必要に応じて転職のプロである転職エージェントの力を借り、目指すキャリアプランを手に入れられるよう助けてもらうことをお勧めします。

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