dodaに登録した後「キャリアカウンセリング連絡が来ない」「キャリアカウンセリング(面談)ができない」と言われて困っている方に向けて、今回はその理由と断られずにキャリアカウンセリング(面談)を受ける対処法をご紹介します。
dodaの公式HPでは、転職求人サイトを利用できるようになる『会員登録』と同時に、キャリアカウンセリングなどのサービスを受けることのできる『エージェントサービス』への登録ができます。
エージェントサービスに登録すると求人の紹介だけではなく、専任のキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けることができますので、是非利用したいサービスですよね。
最初の『会員登録』で入力した経歴や希望、その後に行われる電話での簡単なキャリアカウンセリングの内容次第で、「企業に紹介できる人材であるか」を判断されます。
しかし、条件に満たないと判断された場合は「紹介できる求人がない」とキャリアカウンセリングを断られてしまうケースがあるのです。
このページを読めばキャリアカウンセリングを受けることができるようになり、あなたの転職を成功させられる可能性が高まるでしょう。
最終編集日.2021年7月8日
目次
dodaのキャリアカウンセリングとは?
dodaのキャリアカウンセリングとは、doda登録後に担当のキャリアアドバイザーと一対一で行う面談のことで、転職活動をサポートしてもらう上で非常に大事な時間です。
具体的にキャリアカウンセリングの中で行われる内容としては、
・転職活動状況のヒアリング
↓
・キャリアプランの構築
↓
・求人紹介
上記が初回のキャリアカウンセリングで行われ(※約90分程度)、後日企業の選考が進むにつれて、
・職務経歴書、履歴書の書類添削
・模擬面接などの面接対策
など上記選考対策が行われるという流れとなります(※服装は私服でOK)。
時間帯としては平日9時~20時、土曜は10時~18時が開始時間で対応しており、面談場所は札幌/仙台/東京(丸の内)/横浜/名古屋/大阪(梅田)/岡山/広島/福岡(天神)の全国9拠点で面談を受けることができます。
※在職中で面談場所まで足を運ぶ時間がない方や近くに面談拠点がない場合は、dodaの電話カウンセリングを受けることも可能です。
キャリアカウンセリング当日までに、WEB履歴書(プロフィール入力)や職務経歴書をマイページから提出しておき、万全の準備をした状態で当日に臨みましょう。

キャリアカウンセリングの肝でもある"求人紹介"に関しては、dodaの場合業界No.1級の数が揃えられているため、業界・職種共にどんな希望に対しても紹介してもらうことが可能です。

キャリアカウンセリングの時間で、いかにあなたの転職したいと考えている状況を伝えられるかが重要なので、転職をサポートしてもらう上で欠かせない時間です。
しかしながら、このdodaのキャリアカウンセリングを何らかの理由で断られてしまい、転職サポートを受けられない人が実は少なくありません。
dodaキャリアカウンセリング口コミ
dodaの一番最初のキャリアカウンセリングの時に話したことで、自身が進んでいく方向性が整理できました。
最初のキャリアカウンセリングの時から、段々転職活動していく中で応募履歴から希望する職種が変わっていることに気づいて頂き、紹介企業の職種を変えて提案してくれました。
希望に合った企業の紹介確率も高く、何社応募して何社書類審査が通るなど確率を予め教えてくれていたので、多くの会社からの書類審査落ちがあったとしてもそこまで気分的に落ちる事はなく転職活動を続けられました。
一度書類選考落ちした企業に担当の方が再度アタックしていただき、その後面接にすすみ、今はその会社に入社しています。そのひと押しがなかったら、今の職場で働いている事はないので、本当に感謝しています。
dodaでキャリアカウンセリングができない理由
では次に、なぜdodaでキャリアカウンセリング(面談)ができないと言われるのか、キャリアカウンセリングの連絡が来ないのかの理由について、詳しく深掘りして見て行きましょう。
理由①:サービス対象地域外に住んでいる
dodaは日本の主要都市9拠点にオフィスを構える転職エージェントです。
居住地の近くに拠点がない地域や海外でも電話やSkypeを利用してサービスを受けることは可能ですが、あなたの希望する勤務地の求人が無い場合は「紹介できる求人がありません」と、登録を断られることになります。
希望する勤務地が主要都市を外れる場合は登録前にサービス対象地域であるかどうかを確認しておくといいでしょう。
もし対象地域から外れている場合は「地方別おすすめ転職エージェント一覧まとめ【47都道府県別】」を参考に対象エリアに強い転職エージェントに切り替えることをお勧めします。
※海外在住の場合、アメリカ・シンガポール・香港・韓国・台湾・ベトナムの6か国にお住まいの方のみ、サービスを提供しています(2021年7月現在)。
理由②:社員としての就業経験が無い
正社員・派遣社員・契約社員いずれかの社員としての就業経験をお持ちでない、学生やアルバイト経験のみのフリーターの方の場合、サポートの提供が難しいためカウンセリングを断られるケースがあります。
dodaでは中途採用としての「正社員」の求人を主に扱っているため、全くの未経験では企業が求める条件をクリアしていない場合がほとんどだからです。
正社員としての経験をお持ちでないフリーターや既卒の方については、未経験歓迎の求人を多く扱っているエージェントもあるので、ぜひ「フリーター就職に強いおすすめ就職エージェント」の利用を検討して頂ければと思います。
フリーランスで仕事をしてきた場合などは例外となる場合もありますので、経歴を登録する際は業務内容までしっかりと入力しておくと、サービスを受けられる可能性が高まりますね。
理由③:希望の条件が細かすぎる(特殊すぎる)
dodaはリクルートエージェントに次ぐ業界第2位の求人数を扱う総合型転職エージェントですが、それでもあなたの希望する条件があまりにも細かすぎたり特殊な場合には、dodaの取り扱い求人の中に「紹介できる求人がない」ため、カウンセリングを断られます。
特殊な条件だけの場合であれば代替案を紹介されてサービスを受けることは可能ですが、希望の条件が多ければ多いほど、それに見合った経験やスキルも必要になります。
例えば、新卒1年目で「残業無し・年収800万円以上・上場企業のみ・事務職」など難しい条件を希望した場合は、紹介できる求人がないため断られてしまうでしょう。
上記3つの理由いずれにも該当しない場合は「dodaエージェントにキャリアカウンセリングを断られた理由を徹底的に調査」でより詳しく解説しているので、併せてご参考頂ければと思います。
理由④:年齢が高すぎる(50代〜60代)
ご存知かと思いますが、転職市場において50代〜60代というのは非常に求人が少なく転職難易度も高いと言われています。
dodaに関しても例外ではなく、dodaが扱っている転職求人は主に20代〜40代の求人となりますので、50代以上の方は求人が少なくキャリアカウンセリングを断られてしまうんですね。
では50代以上の方は転職活動を諦めるべきなのかというとそうではなく「50代中高年・シニア求人に強い転職エージェント」で紹介している転職エージェントを活用することで転職サポートを受けることができるのでご安心ください。
dodaでキャリアカウンセリングできない時の対処法
では次に、dodaにキャリアカウンセリング(面談)ができないと言われた時の具体的な対処法についてお伝えして参ります。
対処法①:登録レジュメの精度を上げる
dodaエージェントはあなたが会員登録をしたレジュメを見て、条件を満たしている人材であるかどうかを判断します。
必須項目のみの入力であれば10分もかからず終えることができますが、それだけだとあなたの経歴がよく分からず「あなたに合う求人はありません」と断られてしまう結果に繋がりますので、ここは時間を掛けてしっかりと入力しましょう。
特に気を付けたいポイントは下記2つです。
希望条件
希望を絞り過ぎず、幅をもたせるようにしましょう。
まずはエージェントサービスに登録できないと求人の紹介を受けることもできませんので、最初は間口を広くもちましょう。
経験・スキル
企業に紹介できる人材であるかを判断する最重要ポイントが「経験・スキル」欄です。
経験やスキルが足りないとカウンセリングを断られる確率が高くなってしまいますので、詳細に入力しましょう。
レジュメを書き直す場合は、dodaに再登録した方が承認されてキャリアカウンセリグを行ってもらえる可能性が高くなるので再登録することをお勧めします。
対処法②:電話カウンセリングを真剣に受ける
dodaではwebサイトからエージェントサービスへの申し込みを行った後のファーストステップとして、電話で簡単なキャリアカウンセリングを受けることになります。
電話だからといって適当な対応をしたり、質問に一答するだけで会話のキャッチボールができない人だと思われてしまった場合は、その後のサービス提供を断られることがあります。
訪問日を決めるための電話だと思っていい加減な態度を取ることのないよう、静かな場所で落ち着いて電話を受けられる日時を伝えて、真剣に電話カウンセリングを受けましょう。
参考:dodaの電話インタビュー・カウンセリング(面談)内容まとめ
対処法③:別の転職エージェントを利用する
dodaにキャリアカウンセリングを断られた理由が明確になったら、同じ理由でもサービスを受けることのできる別の転職エージェントを探してみましょう。
dodaの代替案としてオススメなのは下記エージェントで、転職の目的やあなたの年齢などによって利用すべきエージェントは変わってきます。
マイナビエージェント | 20代で未経験業種・職種に挑戦したい |
パソナキャリア | 女性でキャリアアップをしたい |
type転職エージェント | とにかく年収をアップさせたい |
JACリクルートメント | 30代〜50代のミドル・ハイクラス層 |
リクルートエージェント | とにかく大量の求人を紹介してほしい |
マイナビエージェント
マイナビエージェントは20代の転職にめっぽう強い転職エージェントです。
取り扱い求人も未経験OKな求人が多いので、今まで経験のない分野へのキャリアチェンジも徹底してサポートしてもらえますし、初めて転職を行う方でも一から転職のイロハを教えてもらえます。
第二新卒や20代で経験不足を理由にdodaに断られてしまった場合は、代替転職エージェントとしてぴったりと言えるでしょう。
パソナキャリア
パソナキャリアは親身さNo.1の転職エージェントとして人気があります。
担当キャリアアドバイザーからの小まめな連絡や質の高い書類・面接対策などサポート力が高いため、利用者の満足度は非常に高いです。
25歳〜35歳くらいまでの年齢層を得意としていることに加えて、女性の利用者が圧倒的に多いことが特徴なので、キャリアアップしたい女性にオススメです。
type転職エージェント
type転職エージェントは年収アップに非常に力を入れているエージェントです。
中でも、20代の営業職(業界不問)・ITエンジニア職の年収アップは得意分野で、利用者の7割以上が年収UPを成功させている抜群の実績。
面談場所が東京・赤坂の1拠点で一都三県のみが対象エリアなのがネックですが、クリアすればかなり利用価値は高いと言えるでしょう。
↓type転職エージェントの登録はコチラ
JACリクルートメント
JACリクルートメントは30代〜50代のミドル・ハイクラス層の転職支援に強く、年収1,000万円以上の求人も多数保有しています。
転職エージェントの売上高としては、リクルートエージェント、dodaに次ぐ国内3番手の規模を実は誇っており、知る人ぞ知る優良転職エージェントです。
転職希望者と採用企業側を一人の担当者が請け負っているため、情報の齟齬無くスピーディーな対応をウリとしています。
リクルートエージェント
dodaの代替案としてオススメなリクルートエージェントは、取り扱い求人数20万件、面談場所拠点全国16拠点とすべての面において圧倒的にdodaを上回っています。
リクルートエージェントはdodaのように登録者のキャリアカウンセリング(面談)を断ることは滅多にないので、登録のハードルも低く利用しやすい特徴もあります。
サービス対象地域外に住んでいる場方であったり、経歴が特殊で紹介求人が少ないことを理由に断られた場合は、間違いなく利用すべき転職エージェントと言えます
一度dodaに断られても諦めずに別の転職エージェントを利用すれば、あなたに合った転職エージェントと出会うことができ、その結果心から望む転職が成功します。
