「研修講師の仕事は合ってないな…」、「研修講師のスキルを活かして他の仕事がしてみたい…」。
現在の「研修講師」という仕事に、疑問を抱えていらっしゃるのではないでしょうか？
確かに、研修講師の仕事は
- 人前で話すので準備段階からストレスが多い
- 受講者の中には態度が悪く、気を遣う
- 会場に出向かなければならないので、体力を使う
など、楽な仕事ではありません。
もし「やりたくない…」と考えているなら、研修講師で習得したスキルを活かして、思い切って転職してしまっても良いでしょう。
本記事では、研修講師からの転職先として、おすすめの求人をランキング形式でご紹介していきます。
最後までご一読いただくことで、研修講師という仕事で得たスキルを改めて整理し、転職を成功させる一歩が踏み出せますよ！
目次
研修講師で働くことで身につくスキル
研修講師の仕事は、依頼された内容やテーマに沿った研修を通じて、最終的に受講者を行動に移すきっかけを作るのが目的です。
他の一般的な仕事のように、モノを作ったり売ったりするのとは異なり、人を育成したり指導するのが研修講師の主な仕事といえますね。
研修講師と一言でいっても、その種類は様々で、そこで得られるスキルや知識は異なります。
以下に、代表的な研修講師の種類とそこで得られるスキルをご紹介していきます。
| 研修講師の種類 | 得られるスキル | スキルの内容 |
| セミナー講師 |
| 人前で論理的に話すスキル |
| 相手に知識を提供するスキル | ||
| 場を仕切り、進行するスキル | ||
| インストラクター |
| 状況に応じて適切にアドバイスできるスキル |
| 相手が自主的に行動できるように導くスキル |
研修講師という仕事によって得た上記のようなスキルは、他の仕事や業界でも活かせるので、転職でも有利に活用できるでしょう。
次の項から、研修講師からの転職におすすめの仕事をご紹介していきます。
研修講師からの転職先求人ランキング1位：営業職
研修講師からの転職でおすすめできる職種の1位は、営業職です。
特に、既存の取引先へのアドバイスが中心となるルート営業は、研修講師からの転職におすすめですね。
研修講師で得たティーチング力やコーチング力、プレゼン力などを発揮できる機会が非常に多く、しっかり活かせるでしょう。
代表的な業界としては、通信業界や飲料メーカーなどが挙げられます。
以下に、営業職へ転職する際の志望動機の例文もご紹介するので、参考にしてみてください。
＜例文：営業職への転職＞
これまで研修講師として、約5年にわたり、数々の営業マン向けに提案力を向上させる研修を実施してまいりました。
多くの営業マン向けにスキルや知識を提供するなかで、自分の力で営業成果を得たいという想いが強くなったことが、今回営業職を志望させていただいた動機です。
貴社の求人を拝見し、既存のお客様と関係を構築して提案できるルート営業においては、研修講師で培った受講者を導くスキルが十分に活かせると考えております。
コミュニケーションをとり、サポートしながら具体的な成果につなげることで、貴社の売り上げに貢献したいと考えております。
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研修講師からの転職先求人ランキング2位：コンサルタント
研修講師として培ったインストラクションスキルを活かし、企業や組織の問題を実際に解決するコンサルタントへステップアップすることもおすすめです。
研修講師の仕事は、受講者が行動に移すきっかけを提供することに対し、コンサルタントは、あなたが具体的に改善策を提案する立場になります。
これまで得た知識を現場で実際に活用できる点で、成果を実感できる仕事といえますね。
代表的な企業に、野村総合研究所、日本オラクル、NTTデータなどが挙げられます。
以下に、コンサルタントへ転職する際の志望動機の例文もご紹介するので、参考にしてみてください。
＜例文：コンサルタントへの転職＞
研修講師としてこれまで、多くの受講者に、課題の設定方法から解決策の導き方を指導してまいりました。
これまでは、研修をきっかけに受講者の行動を促すきっかけを作ってきましたが、自分のスキルを活かし企業やクライアントの問題解決を通じた社会貢献に強く惹かれております。
物事を客観的に把握し、論理的に解決策を導くことは、OJT研修を通じて実践してまいりました。
これまで培ったスキルや知識を、貴社のコンサルティング業務に活かしたいと考えております。
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研修講師からの転職先求人ランキング3位：企業の人事部
企業の人事部も、研修講師からの転職でおすすめの転職先です。
企業の人事部では、人材の採用や管理だけでなく、社員の育成なども企画し、場合によってはファシリテートする役割を担当します。
受講者の育成に長く携わってきた研修講師のスキルが、十分に活かせるといえるでしょう。
中小企業から大手企業まで、ほとんどの企業にありますので、興味のある業界の企業へ応募すると良いかもしれませんね。
以下に、企業の人事部へ転職する際の志望動機の例文もご紹介するので、参考にしてみてください。
＜例文：企業の人事部への転職＞
約5年にわたり、新入社員や中堅社員の育成研修を担当してまいりました。
多くの業界における様々な企業の社員を育成でき、大変やりがいを感じていたのですが、研修後の成長を見ることができず心残りを感じております。
貴社では、新入社員をはじめ、中堅からベテラン社員の育成に力を入れていらっしゃるため、これまでの私の経験を活かせると考えました。
社員育成のための研修を企画・実施し、その後の育成もフォローしていけるので、研修講師以上にやりがいのある仕事と感じ志望させていただきました。
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研修講師からの転職先求人ランキング4位：塾講師
教える仕事という意味では、塾講師への転職もおすすめです。
塾の業界も現在では競争が激しく、どこの塾でもプレゼン力やファシリテート力のある優秀な講師を探しています。
社会人向けに行った研修で培ったプレゼン力やファシリテート力は、学生向けの講師としてもしっかり活かせるでしょう。
また、同じ講師であっても、真剣に学習に励む学生を前にすると、新たなやりがいを発見することができるかもしれません。
社会人向けの研修で培ったノウハウを学生向けに発揮できるので、研修講師の経験を活かすことができるおすすめの転職先といえるでしょう。
大手予備校には、河合塾、東進ハイスクール、代々木ゼミナールなどがあります。
以下に、塾講師へ転職する際の志望動機の例文もご紹介するので、参考にしてみてください。
＜例文：塾講師への転職＞
これまで約5年にわたり、社会人向けの研修講師として仕事をしてまいりました。
新入社員向けのビジネスマナー研修などを担当することもあったのですが、高卒・大卒の新社会人と接するうちに、学生に対する教育に関心を持つようになりました。
貴社の個別指導における、「生徒をマネジメントする」という考えに、私のこれまでの経験やノウハウをしっかり活かせるのではと考え志望させていただきました。
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研修講師からの転職先求人ランキング5位：パソコンインストラクター
「パソコンを習いたい」「パソコンを覚えたい」という高齢者が増えている近年では、パソコンインストラクターの需要もたくさんあります。
主にパソコンを操作を教えることがメインとなるので、これまでの研修講師で得たティーチング力を活かすことができるでしょう。
また、時にはコーチング力を活かして、受講者に考えさせてパソコンが使えるように導く能力も求められます。
研修講師のスキルを十分に活かしてできる仕事の一つといえますね。
大手パソコンスクールとしては、東京パソコンスクール、アビバなどが有名です。
以下に、パソコンインストラクターへ転職する際の志望動機の例文もご紹介するので、参考にしてみてください。
＜例文：パソコンインストラクターへの転職＞
私は5年にわたり、新入社員をはじめ、中堅社員向けの研修講師を実施してまいりました。
研修では、一般的なビジネスマナーの研修だけでなく、PCスキルの向上を目的に、若手社員のPCスキル研修なども実施しております。
私自身、PCの操作や指導が好きという事もあり、PCを教える仕事に興味を持つようになりました。
少子高齢化の流れが加速する日本において、高齢者向けのPCスキル研修などは、今後も需要が増加すると考えております。
貴社のパソコンインストラクターとして、これまでの経験を十分に発揮して貢献したいと考えております。
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