安定した職業と言われて、第一に頭に思い浮かぶ職業が公務員ではないでしょうか？
「公務員になれば将来安泰」と思っても、仕事をしているうちに「本当にこのままで良いのか？」と思う人が大勢います。
公務員は民間企業とは違い、ノルマがなかったり、利益を求めるものではないため、刺激はありません。
そこが公務員の良いところでもあり、悪いところでもあります。
今回は、そんな公務員から民間企業への転職先のおすすめを紹介します。
目次
公務員から民間企業へ転職する人の推移
公務員の離職率は、民間企業に比べてかなり低いです。
低い理由は様々ありますが、やはり安定ということが、転職者が低い要因です。
参考：人事院 白書等データベースシステム 平成24年度における年齢階層別離職率、厚生労働省 平成 24年雇用動向調査結果の概況
上記の表からも分かる通り、民間企業に比べても離職率が低いですし、年齢が上がるにつれて数が少なくなります。
離職率が低いということは、それだけ民間企業への転職者も少ないということになります。
実際、民間企業から民間企業や民間企業から公務員への転職率は高いですが、公務員から民間企業へ転職率は低いと言えるでしょう。
しかし、少なからず公務員から民間企業へ転職する方もいます。
続いては、公務員から民間企業へのおすすめの転職先について紹介します。
公務員からの転職先おすすめ①： ITエンジニア
公務員から民間企業への転職を考えているならば、「IT業界」がおすすめです。
特に、ITエンジニアは、現在人材不足が問題視されておりこれから需要が伸び続けます。
「資格やスキルがないとなれないんじゃないの？」と思うかもしれませんが、未経験でも募集していることも多いです！
民間企業が未経験でも募集する理由は「研修をしっかりするから、将来的に弊社でエンジニアとして働いて欲しい」ということが多いです。
そのため、公務員からのITエンジニアの転職を考えている方は、プログラミングスクールに通うか、研修制度の整った民間企業への転職をおすすめします。
公務員からの転職先おすすめ②：接客業
営業や飲食店やホテルのスタッフなどの接客業も公務員からの転職ではおすすめです。
基本的に、接客業ではマニュアルが完備されており、少し研修を受ければ未経験でも十分働くことが可能です。
さらに、公務員であれば仕事中に一般市民の方々と関わる機会が少なからずあります。
最低限の礼儀や言葉の使い方などは、身についているので問題なく転職が可能です。
さらに、営業職であれば結果によって給料が大きく異なる場合が多いので、仕事へのやりがいを見つけやすいでしょう。
公務員からの転職先おすすめ③：事務職
様々な企業の事務職も、公務員からの転職にはおすすめです。
基本的に事務職では、エクセルやワードなど一般的なパソコンの知識があれば誰でも転職が可能です。
公務員として仕事をしていれば、ほぼ全員が使ったことはあると思います。
なので、公務員から事務職への転職は問題なくできるでしょう。
事務職には、コツコツと丁寧に仕事をこなす力が求められるので、一般市民の個人情報を扱うというとても責任のある仕事をしていた公務員は評価が高いでしょう。
公務員からの転職先おすすめ④：運送ドライバー
運送ドライバーも、公務員からの転職でおすすめです。
仕事自体はハードですが、公務員時代よりも多く稼ぎたいという方におすすめです。
しかし、注意点として大型免許が必須な仕事が多いため、転職する前にとることをおすすめします。
大型免許を持っていないと、そもそも転職できる可能性は低くなります。
反対に大型免許のみならず、特殊な運転資格を所持している場合には、好条件で転職することも可能です。
運転が好きで、かつ資格を所持している方にはおすすめの職業です。
