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大企業から中小企業への転職は後悔する?【※失敗体験談あり】

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就職・転職市場において人気の高い大企業ですが、一度は大企業に入社してもさまざまな理由から中小企業に転職する人は少なくありません。

中小企業への転職では具体的に以下のようなメリットがあると言われていますが、実際にはどうなのでしょうか?

・幅広い仕事を経験できる
・実績次第では大企業よりも高い報酬を得ることができる
・大企業よりも早いスピードで出世を経験できる
…etc

そこで今回は、元キャリアアドバイザーである私が実際に新卒で入社した大企業から中小企業に転職した実体験を交えながら、中小企業への転職を成功させるための方法について解説していきます。

大企業から中小企業への転職を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

大企業から中小企業へ転職して後悔した体験談

ではまずは早速、大企業から中小企業へ実際に転職を果たしたものの「後悔している」という方の転職体験談を紹介いたします。

中小企業へ転職して後悔した体験談

大企業の時にはなかった、中小企業として生き残りが今の会社で出来るのかが不安を感じています。

前大企業では全国に拠点があり、転勤の恐れやマニュアルでしんどくて転職したのですが、今は簡単の同業者が廃業しているのを目の当たりにしています。

支店も2営業所しかないため、個人への責任がかなりかかっており、問題解決するときでも自分の能力次第しかなく、かなりきついので後悔しかないです。

自由であることはいいことだと思っていましたが、逆にマニュアルがない状態だとすべてが自己責任になることを知らな過ぎたことを実感しております。

会社としての社員の保証が全く違うため、古い制度のようなものが残っており、精神論で成り立つような不確かなことが常識になっていることも不安です。

大手不動産営業職→中小不動産営業職

中小企業へ転職して後悔した体験談

中小企業へ転職して感じるのは社内規定が曖昧です。

規定の書類が従業員の見れるところにないため、福利厚生や休暇の種類も自分で調べることができず、担当の人に聞きますが、その人でもわからないと言われることがあります。

規定が見れないので手当てもどんなものがあるのかわからないことに加えて、自分が持っている資格は手当てが支給されるものなのかどうかもわかりません

また、給料も大幅に下がります。中途採用というかたちになるため、最初の基本給は高校の新卒と同じくらいの給料になってしまいます。

各部署の人数が少ないため、一人当たりの仕事量が必然的に多くなります。

従業員の人数が少ないため、自分の部署の仕事でないものもしないといけなくなり、勤務時間内に仕事が終わらないです。

大手建設業/経理→中小製造業/生産管理

中小企業へ転職して後悔した体験談

勤務時間帯が定まっておらず大変不規則です。

徹夜が72時間続くこともあり、精神的にも体力的にも辛いにも関わらず、フォローもなくワンマンな経営者は毎晩倶楽部で放蕩三昧に明け暮れる日々でヤル気が出ません。

社長が仕事を社員に丸投げしており、得意先から請けた仕事をブローカーのように社員にふっているという感じです。

大企業では人間関係のトラブルが多々ありましたが、組織や仕組みが出来上がった中で働けるという意味では、自分にはその方が向いていたのでは?と後悔しています。

大手インテリアメーカー/営業→アミューズメント/営業

中小企業へ転職して後悔した体験談

大企業なのでよっぽどの事が無い限り潰れないという安定感はありました(道を走っていてもしょっちゅう見かけますし、その時にはやっぱり大きな会社なんだなと思います)。

中小企業に転職して一番後悔したのが「給料面」で、多少の昇給はありますが、やはり以前の大企業の年3回の賞与には劣ります。

知名度が抜群な為、誰に言っても知ってる企業だったので、鼻が高かったですが、今は出来ません。

我慢して大人しく仕事してればこんな後悔はしなくて良かったのかもしれません(でも退職後なので 後悔先に立たずです)。

大手貿易会社/事務→中小卸売業/事務

大企業から中小企業へ転職して後悔する理由

上記の体験談を踏まえると、大企業出身者が中小企業へ転職して後悔する理由としては、下記4つに分類されます。

福利厚生が整っていない

成果を残せず収入が減ってしまった

人材のレベルが低い

ワンマン経営

順番に詳しく見て参りましょう。

福利厚生が整っていない

多くの大企業では福利厚生として、退職金制度・家賃補助・家族手当・社員食堂等、手厚い制度が整っています。

新卒で大企業に人気が集まる理由の一つとして「福利厚生が充実している」ことが挙げられるでしょう。

しかし安定した収益を上げられている企業体力のある企業でない限り、福利厚生を充実させることは難しく、中小企業は大企業と比較すると福利厚生が少ない企業が多い傾向です。

例えば、大企業の年収が400万円、中小企業へ転職後の年収が450万円とした場合、一見転職によって収入が上がったように見えます。

しかし大企業では毎月5万円の家賃補助、3万円の家族手当、定年退職時に平均して3,000万円の退職金が受け取れる制度があったと仮定すると年間46万円、生涯年収で見ると数千万円の収入ダウンとなってしまうこともあるのです。

成果を残せず収入が減ってしまった

大企業では今もなお年功序列の風習が根強い中、中小企業やベンチャー企業では年齢は関係なく実績・成果に基づいて評価される傾向が高いです。

頑張り次第では大企業では得られないような高年収を手にできる可能性がある一方で、中小企業で成果を残せない場合、減俸といった可能性も充分考えられます。

大企業ではよっぽどのことがない限り減俸や降格人事が行われるケースはありませんから、「実績を評価されたい!」と希望して入社したはずが、仕事がうまくいかない時に転職を後悔してしまう人が少なくありません。

人材のレベルが低い

大企業は新卒・転職市場共にいつの時代も人気が高く、応募者も多いため必然的に優秀な人が多く採用されています。

中小企業やベンチャー企業にも優秀な人材ももちろんいますが、大企業と同時に募集を行った場合、大企業の1/10もしくは1/100以下の応募数の中から人材を選ぶことになります。

そのため、レベルの高い人材は大企業に流れてしまう傾向が高いのです。

ワンマン経営

中小企業やベンチャー企業へ転職する大きなメリットとして「経営陣との距離が近い」ことが挙げられます。

取締役クラスの重役を例とすると、大企業では新卒で入社してから定年退職するまで一度も話したことも、直接会ったことすらない人がほとんどです。

しかし、中小企業では社長と同じフロアで机を並べて仕事をすることも多く、会社の規模によっては社長に直接提案を行えることもあるでしょう。

ただし経営陣との距離が近いことはメリットでもある一方で、社長によるワンマン経営が行われている会社も少なくなくありません。

ワンマン社長が一人で経営判断等を次々と裁決していくため、場合によっては倒産してしまう事態に陥ることもあります。

中小企業から大企業に転職して戻るのは難しい

大企業から中小企業への転職は比較的容易ですが、一旦中小企業に転職した後、大企業に戻ることは非常にハードルが高く難しいことです。

理由は大きく分けて2つあります。

書類選考に通らない

一つ目の理由は「書類選考ではじかれてしまう可能性が高くなる」ということです。

大企業の求人には多くの応募が殺到しますので、応募書類一通一通にじっくりと目を通すことは難しく、前職の社名のみで判断されて中身を読まれることなく『不合格』とされてしまうことも少なくありません。

アピールできる実績が少ない

二つ目の理由としては「アピールできる実績が少ない」ことです。

仕事で生み出せるインパクトは事業規模に比例するため、中小企業と大企業を比較した場合、大企業の方が比較的容易にインパクトある実績を残すことができます。

具体的には、同じような仕事をしていても大企業の場合年間売上が”億円”単位であることに対し、中小企業の場合は”千万円”単位になってしまうということです。

大企業出身者とは違う角度から実績やスキルをアピール必要があると言えますね。

関連:第二新卒で中小企業から大手企業への転職は可能?厳しい?

大企業から中小企業へ転職して後悔しない方法

以上の内容を踏まえると、現在大企業にお勤めでこれから中小企業へ転職しようとお考えの方が後悔しないためには、以下4つを意識して転職活動を行う必要があります。

目先の収入UPに飛びつかない

将来性を見極める

将来のビジョンを明確にした上で企業を選ぶ

大企業の考え方に固執しない

順番に詳しく解説して参ります。

目先の収入UPに飛びつかない

特に20代~30代前半に多い転職理由として「収入を上げたい」という理由が上位にランクインしていますが、目先の収入UPに飛びついて転職を決断してしまうのは危険です。

前述でもお伝えした通り、中小企業は大企業と比べて福利厚生や安定性、昇給スピードといった面では期待できないことが多いためです。

提示された年収が現職(前職)の年収と比べて数十万円単位で上がっていたとしても、ぬか喜びしてはいけません。

しっかりと福利厚生や査定制度について確認し、生涯を通して受け取れる収入が下がることがないか確認した上で転職先の中小企業を選ぶようにしましょう。

将来性を見極める

中小企業やベンチャー企業は、比較的新しい会社が多く長期的に事業が安定している実績が少ないです。

大企業は長い歴史の中で多くの従業員を守り育ててきた実績があり、中小企業がどれだけ頑張ったところで、信頼や安心といったものは一朝一夕で得られるものではありません。

希望通りの企業に転職できたとしても、後に倒産してしまったら転職成功とは言えませんよね。

IR財務情報や企業の取り扱い製品(サービス)のシェア率、中長期ビジョンを事前に調べた上で、将来性があると判断できる企業に転職すると失敗が少なくなるでしょう。

将来のビジョンを明確にした上で企業を選ぶ

大企業から中小企業に転職したい理由はさまざまかと思いますが「仕事の幅を広げたい」「希望するスキルを身に付けたい」等の理由で中小企業に絞って転職される方も多いでしょう。

大企業よりも多くの仕事に携われるというのは中小企業に転職する大きなメリットの一つですが、やみくもに仕事の幅を広げてしまうと、どの仕事も中途半端で今後のキャリアプランに活かしにくくなってしまいます。

大企業の安定性を捨てて転職するのですから、将来のビジョンやキャリアプランを明確にした上で自分に必要なスキルや知識を身に付け、自分の市場価値を上げられる企業や仕事を探して後悔のない転職にしましょう。

大企業の考え方に固執しない

大企業と中小企業では仕事の進め方や考え方に違いがあることも多いです。

大企業では50代、60代の従業員が残っている企業も少なくありませんが、中小企業の場合従業員の平均年齢も若く、年配の上司が多い大企業とは考え方からして違うでしょう。

社長や役員が20代、30代ということも珍しくはなく、年下の上司に仕事を教えてもらうことも考えられます。

大企業の考えに固執せずに新しい仕事の進め方や考えを柔軟に受け入れることが、転職先の会社でスムーズに仕事をするために大切な心得です。

大企業から中小企業へ後悔しない転職エージェント

大企業から中小企業への転職を成功させるためには、事前の調査・準備が重要になります。

働きながら限られた時間の中で有益な情報を収集するためには、業界の事情に精通した転職エージェントに相談するのが最も効率の良い方法です。

転職エージェントを利用すると、客観的な情報を収集できるだけではなくあなたの経歴やキャリアプアランに合った将来性の高い企業を紹介してくれます。

今回は中小企業への転職におすすめの転職エージェントを2社紹介いたします。

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doda」は国内最大手の人材サービスを展開する株式会社パーソルキャリアが運営する、全国展開かつ国内トップレベルの膨大な求人情報を有する転職エージェント。

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業種別では、メーカー・IT/Web・サービス、職種別では、営業・技術(IT・SE)・事務系職種に強みがありますので、これらの業界・職種を希望されている方に適したエージェントです。

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パソナキャリア

パソナキャリアは人材派遣事業を行っていた株式会社パソナが、1993年に転職事業として設立した転職エージェントです。

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業界・職種別に専門のキャリアアドバイザーが立っていますので、専門的な視点から業界のトレンドや情報収集が行えることも特徴の一つです。

女性の転職に特化した専門チームも設けられていますので、中小企業でキャリアを形成していきたい女性にもおすすめのエージェントです。

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