転職エージェントは本来、希望に合った求人を紹介してくれるだけでなく、職務経歴書の添削から面接対策まで入社まですべてをサポートしてくれる良心的なサービスです。
しかし、転職エージェントの利用者の一部からは、
・転職エージェントはガツガツしていて怖い…
・グイグイ来られて怖い
・面談時の対応が威圧的…
という口コミも耳にしますので、今回は転職エージェント利用者の怖い体験談を元に業界の闇を徹底暴露していきたいと思います(※私自身も元業界人です)。
転職エージェントは求人バラエティも豊富で転職イベントやフェア、役立つコンテンツも充実しており、転職活動をするにあたり利用を検討している人も多いでしょう。
正直1人の担当キャリアコンサルタントが怖いがために、多くの転職エージェントのメリットを享受できないことは避けたい事象ですし、かなりもったいないです。
転職エージェントの攻略法を知り、転職活動に有効利用する道を探りましょう。
転職エージェントの対応が怖い!
それでは早速、実際に転職エージェントを利用して「怖い」という思いをした利用者の声を聞いていきましょう。
転職エージェントの怖い口コミ
転職エージェントは初めての転職活動をしたときに登録して利用しました。
はじめての転職活動だったのでわからないことだらけでもあり、電話での問い合わせをすることが何度もありました。
1~2回は良かったのですが、何度も電話をしていくうちに担当の男性スタッフから「はぁ?」「何言ってんすか!?」とかなり強い口調で言われました。
確かに物分かりが良い方ではないかも知れませんがわからないから聞くのであり、それに対し暴言にも近い言葉をはかれた電話対応をされ、終始心臓がドキドキしっぱなしでした。
それ以降、その電話対応されたことをしっかりメールでクレームとして入れ、そのエージェントを利用することはありませんでした。
転職エージェントの怖い口コミ
転職エージェントを利用していて「怖い」と思ったのは、電話に出なければ何度も電話がかかってくることです。
用事で電話に出れなければ着信が入っていて、次の日も何度か着信履歴に入っていました。。。
その他は親身に相談に乗ってくださり、とてもいいと思います。
転職エージェントの怖い口コミ
模擬面接の後のフィードバックにて、転職エージェントの担当キャリアアドバイザーにとても威圧的な対応をされました。
「どうして結婚した後も正社員で働きたいの?」「子供が生まれたら可愛くて離れたくなくなるかもよ?」「パートではダメな理由は?」など、「もう模擬面接終わってるんですよね、、、?」と言いたくなるような対応でした。
正社員を志望する理由を引き出して上手くまとめようとしてくれていたのかもしれませんが、もうちょっと聞き方があると思いますし、こちら側の視点に立って一緒に志望理由を探す姿勢があっても良いのではないかなと思いました。
これはなかなかひどい状況ですね。。。
利用者の口コミを見ても分かる通り、転職エージェントの対応が「怖い」と感じるポイントをまとめると、
・顔が見えない電話での答え方が「怖い」
・電話が何度もかかってきて「怖い」
・面談時にやや圧迫気味で「怖い」
・模擬面接の後の対応が「怖い」
・受けたくない企業を受けろと「怖い」
・内定後まだ決めてないのに入社しろと「怖い」
上記タイミングで利用者は恐怖に近い感情を覚えてしまっていることがわかります。
転職エージェントを一度も利用したことがない人が「怖い」と感じるのは、エージェントがどのようなことを行っているか分からないという理由であることが多いです。
また、自分自身の経歴に自信がなかったり、こんな理由で相談するのは申し訳ないな…といった「遠慮」から利用を躊躇ってしまう場合もあるでしょう。
下記は大手転職エージェントパソナキャリアの面談風景の動画ですが、本当に丁寧に対応してくれるので、怖がる必要は一切ありません。
転職エージェントが怖くなる理由
転職エージェントは基本的には利用者の多くから高い満足度を得ていますが、先ほど紹介したように一部では「怖い」という印象を受けることもあります。
なぜ人によって「怖い」と感じてしまうのか、理由をもっと深掘りして大きく4つに分けて解説して参ります。
無料で怪しい
転職エージェントをこれまで利用した経験がない場合「無料で相談に乗ってくれるなんて怖い、怪しい」と考えるのも無理もないと思います。
確かに転職エージェントは、転職希望者は一切ビタ1円たりともお金を払う必要なく、転職活動を完全にサポートしてもらうことのできるサービスです。
しかしこれにはカラクリがあって、転職エージェントは転職希望者からではなく、人材を募集している企業から人が入社することで報酬を得ているんですね。

なので転職希望者側が無料であることに対し一切の不安を覚える必要はなく、利用できるということが分かるかと思います。
「無料だからぞんざいに扱われるんじゃないか…」と不安になる気持ちも分かりますが、2019年現在は空前の売り手市場、つまり、転職希望者側が有利な時代です。
つまり、転職エージェント側も一人の転職希望者を集めるために必死になって広告予算を投下していますので、獲得した転職希望者を雑に扱うようなことは一切ないと考えて大丈夫です。
キャリアコンサルタントが仕事熱心
転職エージェントのキャリアコンサルタントは、利用者のキャリアに誠実に向き合ってくれる社員が多く所属しています。
自分が担当した求職者は自分の手で支援したいと思うコンサルタントが多く沢山の求人紹介をし、マメに状況確認連絡をすると同時に求職者の心のケアをし、求職者の心の中を占める存在になろうとします。
「求職者のためになりたい…!」という思いが空回りし、必然的に電話やメールでの連絡も多くなってしまうという訳です。
手厚いフォローを歓迎する人もいれば、前のめりな行動を好まない人もいますので、人によっては「怖い」と感じてしまいます。
踏み込んだ叱咤激励
求職者はお客様でもありますが、キャリアコンサルタントは転職成功を第一目標にしているため、時として求職者であっても厳しく接します。
夢見がちな登録者であったり、他人任せであったり理想の割に行動が伴っていないと、求職者のために指導をするケースもあります。
大人になると叱られることも少なくなるためある種有難いことですが、気の弱い人や自信のない人は委縮してしまいやすいようですね。
自分の成績を重視
転職エージェントは慈善事業ではなくビジネスのため、キャリアコンサルタントも営業同様数字目標があります。
そのため、自分の成績を追い求めるあまり、転職活動が難航しそうな求職者には強引に志向性に合わないけれども受かる企業紹介をすることもあります。
キャリアコンサルタントは通常担当する求職者を選べないため、スキルがあまりない求職者を担当した場合には、自分の言う通りにするよう威圧的に接するコンサルタントもいるようです。
転職エージェントの担当キャリアアドバイザーが怒る理由の一つとして「求職者(利用者)が面接当日になってドタキャンしたこと」が理由になる場合もあります。
この場合は例外なく面接をドタキャンしてしまった利用者の方が100%悪いですので、しっかりと誠意を持って謝りましょう。
なぜドタキャンすることになってしまったのか理由を正しく伝えれば、継続して転職サポートを受けることも可能です。
転職エージェントが怖い時の対処法
あまりにも転職エージェントのキャリアコンサルタントが怖い時には、自分から行動を起こすことが大事です。
自分が動かなければ、事態は良くも悪くも変わりません。
勿論行動を起こすことによるリスクもありますが、より良い転職のためには必要な策を講じ、自分でより良い未来を引き寄せましょう。
では具体的に、どんなアクションを起こせばよいのでしょうか。
対応が怖いことを伝える
転職エージェントには基本的に、人の感情への気遣いに優れたキャリアコンサルタントが多く所属していますが、中には内定獲得ばかりに目が行き、登録者が自分の発言をどう受け止めているかまで気を配れていない人もいます。
対応に熱が入りすぎてしまっている場合は「怖い」という旨を率直に伝えれば、対応を改めてくれることもあります。
「怖い」ことを言うキャリアコンサルタントに「怖い」と言うことは非常に勇気がいりますが、言われるがままに転職をして果たして納得できるでしょうか?
自分の人生の責任は自分でしか取れませんので、大切な転職活動の妨げになるようでしたら勇気を持って「怖い」と正面から伝えるようにしましょう。
担当者を変える
度胸が試される方法ではありますが、論理的に納得できる理由があれば、担当のキャリアコンサルタントを変えてもらうことができます。
ただし、伝え方に気を付けなければ「求職者のいいがかり?」と転職エージェントの社員に捉えられてしまうため、感情的にではなく自分が損をしない言い回しをする工夫が必要です。
根拠となる履歴ややり取りは記録しておくと良いでしょう。
転職エージェントによって多少異なりますが、基本的には公式HPの問い合わせフォームから担当変更の申請ができるので、担当者に悩む場合は申込を検討しましょう。

怖くない転職エージェントを使う
転職エージェントを利用できないことは非常に痛手ではありますが、キャリアコンサルタントへの負の感情を持ったまま転職活動をすることは健全な状態ではありません。
あなたの人生において極めて重要な転職活動にしっかりと集中できるよう他の転職エージェントに乗り換えましょう。
もしくは、今使っているエージェントは求人紹介をしてもらうためのエージェントと位置付け、他エージェントの信頼できるキャリアコンサルタントに転職の相談をし、頼ることも手段の一つです。
割り切って利用できるなら継続利用しても良いですが、怖い思いをしてまで利用したくはない場合は他エージェントを頼ることを強くお勧めします。
親身に対応してくれるおすすめの転職エージェントについては、「パソナキャリア」が代替案としてオススメです。
パソナキャリアは数あるエージェントの中でも特に対応の親身さには定評があり、他のエージェントとは比べ物にならないくらい優しくサポートしてくれます。
パソナキャリアは保有求人数も約50,000万件と業界大手級で、選択肢豊富に求人を紹介してくれる筈ですので、ぜひ代わりの転職エージェントとして利用されてみてくださいね。
もし「パソナキャリアでは紹介された求人が少なかった」という場合は、大手転職エージェントのdodaも対応が親身と定評があるので併用におすすめです。
転職エージェントが怖い時の対処法まとめ
今回お伝えしたように、転職エージェントの対応が怖いと感じる場合は、無理に今使っているエージェント1社にこだわって転職活動を進めていく必要は全くありません。
2019年現在は転職者にとって非常に有利な転職市場のため、転職エージェント側も一人の転職希望者を獲得するために多大なコストを投資しています。
本来転職エージェントは転職希望者にとっての強い味方であり、決して楽ではない転職活動を二人三脚で歩んでいくパートナーのような存在であるべきです。
転職成功者の平均的な転職エージェントの活用社数は4〜5社という数値も出ているくらいなので、「合わないな」と感じたらスパッと見切りをつけて、すぐに別のエージェントへ乗り換えるのが得策だと私は思います。転職エージェントを上手に活用し、最高の職場への転職が成功することを心から応援しています。