人事職への転職を志している方向けに、未経験でも人事に転職することは可能なのか?受かるための志望動機は何なのか?現役人事がお伝えして参ります。
☑️営業から人事
☑️営業事務から人事
☑️接客業から人事
☑️販売経験者→人事
☑️システムエンジニア→人事
☑️総務から人事
☑️金融事務→人事
☑️人材営業→人事
上記のように具体的な職種別に人事へ未経験でキャリアチェンジしたい人の志望動機例文を自己PR例文と共に紹介しますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
採用ページや採用イベントで見かける人事ですが、どのような仕事をしているかご存知でない方に向けて、具体的な仕事内容もお伝えして参ります。
実践で役に立つ転職ノウハウまで余すことなくお伝えして参りますので、「採用以外の仕事って?」「未経験からチャレンジできる?」と悩める人事希望者必見です
人事の転職エージェントおすすめ7選!未経験者でも転職可能?
最終編集日.2024年11月12日
目次
- 人事に未経験で転職する時の志望動機例文
- 人事未経験の志望動機例文①:営業から人事へ
- 人事未経験の志望動機例文②:営業事務から人事
- 人事未経験の志望動機例文③:接客サービス・接客業から人事
- 人事未経験の志望動機例文④:販売経験者(接客業)から人事
- 人事未経験の志望動機例文⑤:システムエンジニア→人事
- 人事未経験の志望動機例文⑥:総務から人事
- 人事未経験の志望動機例文⑦:金融事務→人事部
- 人事未経験の志望動機例文⑧:人材営業→人事
- 人事未経験の志望動機例文⑨:研究職から人事へ転職
- 人事未経験の志望動機作成のポイント(中途採用)
- 人事に未経験で転職は可能か?新卒志望理由は?
- 人事職に転職/キャリアチェンジする時の自己PR例
- 人事職の仕事内容!労務や採用アシスタントも
- 人事へのキャリアチェンジ転職は40代・50代でも可能?
- 未経験から人事へのキャリアチェンジ転職に有利な資格は?
- 接客業から人事への未経験転職を成功させるポイント
- 人事に転職したい人におすすめ転職エージェント
人事に未経験で転職する時の志望動機例文
人事職応募時に役立つ志望動機について、実際の例文を用いて作成ポイントと共に説明をしていきます。
今回は、
✅個人営業→未経験人事への転職
✅法人営業→未経験人事への転職
✅人材営業→未経験人事への転職
✅総務→未経験人事への転職
✅営業事務→未経験人事への転職
✅金融事務→未経験人事への転職
✅販売→未経験人事への転職
✅接客業・接客サービス→未経験人事への転職
✅システムエンジニア→未経験人事への転職
✅研究職→未経験人事への転職
上記ケースについて志望動機例文を具体的に紹介していきましょう。
「なぜ人事なのか?」「なぜ人事になりたいのか?」志望動機や志望理由について上手く言語化できない方は必見です。
人事未経験の志望動機例文①:営業から人事へ
志望動機例文:個人営業→人事志望
私は御社の新しい採用手法を試し実践する、チャレンジをやめない姿勢に魅力を感じ今回の仕事に応募をしました。
採用という会社の成長に欠かせないポジションでどうすればフィットする人材を獲得できるか、採用によって職場で相乗効果を生み出せるかということを深く追求していきたいと強く感じています。
営業時代に支店のアルバイトや中途採用の求人募集~面接~入社者受け入れの準備をしていたので、採用の流れについても理解があります。
現在も国家資格キャリアコンサルタントを勉強し、入社後のキャリアまで思いを馳せられる人事になれるよう勉強を進めています。
志望動機例文:法人営業→人事志望
なぜ人事なのか?なぜ人事になりたいのか転職理由22歳女性:IT商社の営業
▶︎採用アシスタントへ転職求職者と会社を繋ぐ採用人事職に興味を持っており、前職でのスキルも活かせる上で自身のスキルアップにも繋がると考え貴社を志望いたしました。
前職では、ITの総合商社で営業として、主にテレマーケティング事業を行っており、1日平均100件前後の架電のほか、カスタマーサポート業務としての受電対応や日々の数字管理、売り上げ分析なども行っておりました。
仕事量の多さからいかに効率的に処理できるか日々工夫し、マルチに対応できるようになりましたので、これまで培ってきた対応力を活かし、貴社の今後の成長に貢献したいと考えています。
営業職で数字を追っていた経験は、人事の仕事をする上で間違いなく武器となりますので、志望動機でアピールすると良いです。
営業から人事へ転職したいと考えている方は「営業から人事への志望動機例文まとめ!転職成功のポイントは?」も併せてお読み頂けると参考になるかと思います。
人事未経験の志望動機例文②:営業事務から人事
志望動機例文:営業事務から人事志望
なぜ人事なのか?なぜ人事になりたいのか転職理由26歳女性:IT業界採用担当へ転職
私はゲーム業界での営業事務として、社内社外を問わずコミュニケーションをとり、業務の進行を進めて参りましたが、社内でしか通用しないスキルばかりが身についてしまう点が気がかりでした。
この度転職するにあたり、今までの経験を活かしながらどんな会社でも通用するようなスキルを身に付けたいと考え、この度採用担当に応募させていただきました。
前職では売り上げ等の数値管理や関係会社とのやりとり、スケジュール調整を行っていましたので、この経験が採用業務でも活かせるものと考えています。
志望動機例文:営業事務から人事部志望(未経験)
33歳女性:広告代理店の営業事務
▶︎小売業界の人事総務へ転職人事総務が扱っている「ヒト」に興味があったので関わってみたいと思ったからです。
自分が前職で勤務していた時に、分からないことや上司で悩んでいた時に人事部の方が親身に相談に乗ってくれたので、私も人事部になって新しく入った新卒の子達の悩みなどを聞いて手助け出来ればと思い、人事を希望しました。
数字を追ったり、正確に作業することが得意なので、正確性を求められる人事の仕事が自分には合っていると思いました。
人を見る目があるとよく言われるので、この特技を活かして面接などでいい人材を確保し、会社に貢献していけたらと考えています。
人事未経験の志望動機例文③:接客サービス・接客業から人事
志望動機例文:客室乗務員(接客業)からエンジニア企業の人事へ
幼い頃から旅客機や輸送機が好きで航空業界を目指し、客室乗務員として働いていくうちに自分が思い描いていた世界とかけ離れていることに気付きました。
機内で仕事をするのではなく、機体を造る仕事がしたいと思うようになりました。しかし理系でもなければ工学の知識も全くありません。
旅客機を造れる人、機体に魅力を感じている人、そんな人と一緒に仕事ができれば楽しいだろうと思いました。
なぜ人事なのか?なぜ人事になりたいのか転職理由
エンジニアの採用を多く行っている企業で採用担当として業務するということは、私が求めている人と採用したい人材がマッチしていると感じ、私なら力になれると思い志望しました。
人事職の知識は乏しいですが、前職での経験は必ず生かしていけると感じています。
人事未経験の志望動機例文④:販売経験者(接客業)から人事
志望動機例文:販売経験者(接客業)から人事志望
前職では販売職を経験し、人をまとめる役割を担いました。
どのように接客すればお客様を納得させることができるかなどを考え、お客様目線での接客の改善や若手社員への指導を行いました。
人事に興味を持った理由は、人をまとめる役割を担ったとき、人の成長を見ることで自分自身も得ることが多かったためです。
人事になることが出来たら、販売職での経験を活かして、組織全体の活性化に携わる仕事を推進していきたいと考えております。
志望動機例文:アパレル販売→人事志望
26歳女性:飲食業界の人事へ転職
未経験から新しい業種を学び、新たな知識をつけてスキルアップし、会社と共に挑戦し続けたいと考えたからです。
一から仕事と向き合い、初心を忘れずにこの先ずっとこの会社と成長をし続けたいと思いました。
なぜ人事なのか?なぜ人事になりたいのか転職理由
一緒に働く仲間とチームワークを深め、仕事はもちろん会社全体をより良くすることにも力を入れたいです。
社員、従業員全員が働きやすいワークバランスと環境を整え、全員で支え合い、自信を持って働けるようき努めたいと思います。
これからの時代に沿った教育、働き方を出来る環境にして、これから大きくなる姿を想像しながらゴールに向かって努力したいです。
販売業務など人事とは関係性が薄い職歴であっても、人事業務の中の人材育成方面などの仕事に対する素養を示すことが出来れば採用される可能性が高いです。
人事未経験の志望動機例文⑤:システムエンジニア→人事
志望動機例文:システムエンジニア→技術者派遣の人事へ未経験転職
どこの会社にも必ず存在している人事職ですと、転職の際にも選択肢が豊富なので志望しました。
私自身転職活動の際に、人事の方にお世話になった経験から、一歩寄り添った自分なりのサービスをしたいと考え、人事・特に採用を多くこなしている会社へと入社したいと考えています。
システムエンジニアでのヘルプデスク業務経験から基本的なコミュニケーション能力はあり、社内のシステム活用を円滑にするために自分からコミュニケーションを取りに行ったことが社内で評価され、コミュニケーションによる賞与を頂戴したこともあります。
前職でのコミュニケーション能力を活用して、今後は会社と人を繋ぐ仕事につきたいと考えています。
もし志望動機を作成する上でなかなか上手くいかなかったり、自分自身の志望動機が正しいか分からない場合は「人事職の転職に強い転職エージェント」を活用してブラッシュアップしてみて下さいね。
人事未経験の志望動機例文⑥:総務から人事
志望動機例文:総務経験者→人事志望
前職では総務職として、会社の設備管理や工場内の営繕や清掃などを行っておきました。
今回総務から人事へ転職したいと考えたのは、総務のように間接的に従業員のお世話をするのではなく、人事として直接従業員のモチベーションアップの仕事に携わりたいと考えたためです。
総務では間接的に従業員が働きやすくする清潔な環境の構築など、人ではなく設備面への意識を向けての仕事が多かったですが、設備の営繕などを通して従業員の働きやすさなどを考えて常に行動してきました。
総務時代の経験を活かして、人事として活躍したいと考えております。
志望動機例文:経理事務→人事サポート
47歳女性:経理事務から人事サポートへ転職
営業事務職と経理事務職を経験していたので、社外の事務職を経験してきましたが、社内の事務職として御社に貢献したいと考えて志望しました。
実務は経験と知識がないと即戦力にはなれないと思い、希望する人事職に関する書籍(社員教育、給与etc)を読んで知識を増やして人事の知識を増やしています。
最初は人事実務経験者の補助のポジションとしてサポート業務を行わせて頂きたいと思います。
総務経験者や経理経験者の場合は、人よりも設備に対して普段から接しており、人に関わる仕事に従事していない会社も多いです。
そのため、なぜ人に関わる仕事をしたかったのかなど動機を明確にし、志望動機とするようにしましょう。
人事未経験の志望動機例文⑦:金融事務→人事部
志望動機例文:金融事務→金融機関の人事部へ未経験転職
採用関連に携わりたいと思いました。
働き方改革に向けて、社内規定や社内ルールを新しく法律に乗っ取り変えていく時期なので、最先端の形で人事部として考案し社員の働きやすさに貢献したいと思いました。
残業、有給休暇義務、パワハラ対策などに力を入れ、若いからこそ見えてくる視点を生かし、年配の人事部の先輩方と一緒に創り上たいと考えています。
女性の働きやすさにも貢献したいと思い、育産休以外の制度の導入を考案し、社内の女性社員にアンケートをとり、生の声を反映しながら、たの年代の女性にも適用できる制度も考えていきたいです。
人事未経験の志望動機例文⑧:人材営業→人事
志望動機例文:人材営業→人事
私は今までの人材紹介会社での営業経験を通じて「HR領域を極めるのであれば人事の経験は必要不可欠だ」と感じ人事職を志望しています。
人材紹介の営業を行う中で直接的に人事の採用担当者とやりとりを行う場面はあったのですが、実際に自分の会社の人事として採用を行わなければ本気で採用計画の立案施策もできないと常々感じていました。
その中でも貴社は人事一人当たりに任せる裁量が大きいため、より短い時間で人事として幅広い経験を積めるという理由で志望させて頂いております。
人事未経験者は特に"人事が行う仕事の内容と現実のギャップがないか"は見られるポイントです。
「なぜ人事なのか?」「人事の仕事のイメージの正しい理解があるか」という部分に熱意を込めて打ち出しましょう。
また、どのような人事になりたいかもアピールをしておくと、入社後のミスマッチ防止策にもなりますね。
志望動機例文:人材会社の営業→飲食業界の人事へ未経験転職
もともと人とのコミュニケーションも得意で、人と関わる仕事をしたく求人広告の代理店で、主にリクルート系の求人媒体の営業職として入社しました。
色々な業界や業種の採用活動のお手伝いをさせていただき、自分の知らなかった仕事や職種を知れてとてもやりがいはありましたが、担当する社数も多く1社1社にしっかりコミットできない状況に歯痒い思いもしていました。
人事に転職して自分が心から好きだと思える企業だけに集中し、その企業の発展の肝ともなる人材の部分でしっかりとコミットして働きたいと思い人事を志望しました。
志望動機例文:人材派遣の営業→住宅業界の人事へ未経験転職
28歳女性:住宅業界の採用担当へ転職
今までは一般事務や営業事務など、特に特別なスキルは必要としない職種の仕事をしてきましたが、年齢的にも給料的にもこのままでいいのかという思いがでてきて、あなたにしかできないと言われるような仕事をしたいと思いました。
20代のうちに転職すればまだまだ新しいことも覚えられると思い、未経験での転職をしたいと思いました。
今までの人材派遣営業の経験でどんな人材が社内で成果を出すか、会社に貢献するかなどたくさんの社会人と仕事をしてきてわかったので、採用担当として働きたいと思ったため志望致しました。
人事職に限った話ではありませんが、前職の退職理由=志望動機となっていると話に一貫性があるため、採用担当者にも響きやすい志望動機となります。
人事の転職エージェントおすすめ7選!未経験者でも転職可能?
人事未経験の志望動機例文⑨:研究職から人事へ転職
志望動機例文:研究職→人事へ未経験転職
43歳男性:電機メーカー研究職
▶︎技術営業部の人事へ転職人事職担当ではありませんが、役職上採用に関わらずにいられない為、社長からの要望で人事担当もこなしてました。
人事職だとIT関係のスキルがどの程度あるのか?基本的に中途採用がメインなので、それまでの経歴を加味して採用するか?どうか?を判断する為のサポートをすり必要がありました。
技術営業の部長職の立場上、自分が面接に立ち合い、メインの人事担当者に自分の判断を伝える事が大変重要だと社長から言われてましたので、責務がありました。
将来的に自分の配下に入る人材になり得る為、自分でも真剣に取り組みましたし、率直な話を人事担当者に伝えてました。
志望動機例文:研究職→人事へ未経験転職
28歳女性:製薬企業の研究職
▶︎製薬企業の人事へ転職大学が薬学部だったので、学生の時から前職まで創薬、製薬企業に貢献したいという気持ちがありました。
その上で研究で良い成果を出すには人間関係や会社として安定した環境を作ることの大切さ、そのためにラボの同僚として採用候補者を見る人が必要だと感じています。
御社は女性の採用や出産に積極的なので、今後の自分の人生を考えた時、いち研究員でいるよりも他の女性の例になれるよう育休を活用しつつ働き続けたいこと、会社の女性の相談窓口にもなりたいと考えています。
人事未経験の志望動機作成のポイント(中途採用)
転職先人事の仕事内容を正確に理解しておく
まずは転職先の企業の人事ポジションでどのような仕事内容を任されるのか、具体的かつ正確に把握しておくことが重要です。
人事と一口に言っても、新卒採用担当、中途採用担当、労務担当…etcというように様々な業務に分けられますから、志望する会社の人事がどんな仕事を任されるのか理解しておきましょう。
求人票を見るのはもちろんのこと、転職エージェントを活用していれば担当キャリアアドバイザーにどんな人事ポジションなのか質問すると尚良いですね。
求められるスキルに則した経験をアピールする
そして志望する人事職の仕事内容について正確に理解できたら、次はその人事ポジションで求められるスキルに則した経験でアピールできるものはないか?考えることが重要です。
例えば採用担当者であれば、営業職で今まで数字を追った経験や事務職として人事の方と一緒に仕事をした経験など、何かしら人事と接点があったことをエピソードを交えて志望動機を作成しましょう。
志望動機の作成アピールの仕方がイマイチ分からないという方は、人事未経験者の転職に強い転職エージェントを活用して、担当キャリアアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
人事に転職した後の目標を明確にしておく
もしこれから人事に転職する場合は、仮に人事の仕事に就いたとしてどのような目標を追っていきたいか明確に考えておくと良いでしょう。
具体的にどんな目標が良いか浮かばない方のために目標例を挙げておくと、
・まずは人事職としての仕事を全うできるように業務内容を覚え、従業員エンゲージメントの向上、従業員の満足度の向上、組織文化の改善など、組織全体の改善を行えるようになりたい
↓
・長期的にはリーダーシップポジションへの昇進、人事部門のマネージャーやディレクター、さらにはチーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー(CHRO)など、リーダーシップポジションを目指したい
上記のような目標を持っておくと、未経験であっても人事への仕事の熱量が高いとみなされて転職成功の確率が上がるでしょう。
人事に未経験で転職は可能か?新卒志望理由は?
結論から言えば転職可能です。
人事職は人に関わる社内のサービスカウンター的存在であるため、コミュニケーション力があれば未経験歓迎求人も数多く存在します。
また、雇用形態が正社員ではなく、派遣やアルバイトであれば、人事系アシスタントとしてまずは未経験から働くという選択肢もあります。
新卒で人事になりたい志望理由は?
新卒で人事の仕事をやりたい場合の志望理由・志望動機については学生時代のアルバイトやサークル活動・部活動などの経験から原体験として人事になりたい志望理由を作っていくのが王道です。
例えば具体的な例文を挙げると、
サークル活動(部活動)で副部長として部やサークル内全体を俯瞰して見ることに強いやりがいを感じていて、一人一人の役割を見極めるのが得意だったから
アルバイトのバイトリーダーとして後輩の育成指導をしていく中で、自分が教えたことをきっかけに仕事を覚えていく姿を見て強いやりがいを感じたから
上記のように、新卒から人事になりたいと思うに至ったきっかけをしっかりと自分の頭で思い出して言葉にできるよう準備しておきましょう。
人事職に転職/キャリアチェンジする時の自己PR例
では次に、人事未経験でも採用担当者に好印象を残す自己PR例を作成ポイント共にご紹介します。
自己PRについても2人分紹介して参りますね。
自己PR①:アパレル企業のスーパーバイザー→人事業務
私は以前のアパレル系企業では、スーパーバイザーとして店舗の人員のモチベーションアップや労働環境改善のタスクフォースのリーダーとして施策の企画から運営まで役割を担っていました。
経験のない分野のミッションであったため、まずは人事部の社員に目標の立て方やどのような施策があるかを聞き、タスクフォースに参加してもらえるよう目標達成のために必要な社員を巻き込んでいきました。
そして、社員1人1人と定期的に面談の時間を設け要望を言いやすい環境を作り、現場に即した施策を作れるようにしました。
シフト作り方法や陳列方法にまで至る改善策を実施していった結果、退職率が〇%から〇%へと減り、店舗の売上も平均〇%上昇する結果を得られました。
前職で人事業務に通じる業務での成功体験があれば、必ず自己PRに盛り込み、その際にどの程度の成果が出たか具体的数字を用いて説明をしましょう。
人事も何かしらのKPI目標数値(※採用人数など)を持っているため、目的達成能力が高い点は強いアピールポイントとなります。
自己PR②:人材営業→中途採用業務
私は前職(現職)の人材系企業で、お客様の採用課題に対するソリューションを提案するコンサルティング営業の経験を積んできました。
お客様ごとに課題が違うため、常に業界や企業、採用トレンド等も社外勉強会で知識習得し、お客様と同じ視点で物事を理解できるように励み、採用した社員が入社後も活躍できる職場作りを提案するよう心がけていました。
印象に残っている成功体験としては、あるお客様が入社後の社員の定着率に悩んでいたため、その点についても調査分析し改善策の提案をしたところ信頼を得ることができました。
そして、そのお客様から大型採用のプロジェクトを受注し半年で〇円の売上を記録し事業部内のMVPを受賞しました。
これまで培った課題認識力や培った採用に関わる知識を活かし、御社の採用業務に邁進してまいります。
PDCAサイクルを回し、課題に適した解決策を導き出せる思考能力は、コスト削減と成果を求められる人事職において非常に重要な要素です。
計画→実行→振り返り→計画…という一連のアクションで成功体験がある場合は武器ですので、強くアピールしましょう。
「誇れる成功体験なんてない…」と思われる方でも、これまでのキャリアを棚卸ししていくことで必ずアピールできる実績がある筈ですので、人事職の転職に強い転職エージェントを活用されてみて下さいね。
人事職の仕事内容!労務や採用アシスタントも
まず、人事とは社内の「人」に関わる仕事です。
具体的には、採用(新卒、中途、アルバイト採用の企画運用)、労務(勤怠管理、給与支給、保険加入退出管理、メンタルヘルス管理)、教育研修(入社研修、階層別研修等カリキュラム企画運営)、人事制度計画運用(評価や給与ルール企画運用)など多岐に渡ります。
アシスタント職は各業務をサポートする形で配属されるため、担当業務の幅は各企業ごとに異なることに注意が必要です。
仕事内容 | 職位 | 難易度 |
新卒採用 | 一般社員 | |
中途採用 | 一般社員 | |
労務管理(給与計算、社会保険事務) | 一般社員 | ※ルーチンワーク |
安全衛生 | 一般社員 | |
コンプライアンス管理 | 一般社員 | |
人事企画 | 係長以上 | |
問題社員対応(懲戒解雇・不要人員削減) | 課長職以上 | |
人事評価・人事考課運用 | 部長職または役員 | |
労働基準監督署監査対応 | 部長職または役員 | |
社員の冠婚葬祭出席(慶弔関係) | 課長職以上 | |
他、社員が起こした問題などは、各人事部員が責任を持って対応する | 特に定めなし | 読めない |
(※⭐️の数が多いほど仕事の難易度は高い)
人事の仕事は社員が活き活きと能力発揮しやすいよう働く環境を作り、会社の成長に貢献する大切な役割を持った仕事なのです。
人事の詳しい仕事内容については「【人事歴10年が語る】人事の仕事内容一覧!未経験者の仕事は?」で詳しく紹介しているのでぜひ併せてご参考くださいね。
人事の仕事の魅力ややりがい
人事の仕事は組織の中心的な役割を果たし、企業の成功に大いに貢献するため多くのやりがいがあります。
具体的なやりがいとしては、
- 社員の成長を支援する:人事部門は新入社員の研修からリーダーシップの育成まで社員の成長と発展を支援します。社員の成長を直接的に支えることは大きなやりがいに繋がります
- 組織の文化を作り上げる:人事部門は組織の文化を作り上げる役割も果たします。企業のビジョンや価値観を具現化し働きやすい環境を作り出すことにつながります
- 企業の売上に直接貢献する:適切な人材を採用し育成することは企業の売上に直結します。人事が採用を担当することで企業の成長と成功に直接的に関与できるでしょう
上記に少しでも貢献したいと当てはまる場合は、人事の仕事に向いている適性が高いと言えるでしょう。
人事に向いている人の特徴
事に向いている人の特徴をより具体的に解説すると、以下が該当します。
☑️人間観察力のある人
☑️秘密を厳守できる人
☑️相手の立場に立った上で冷静に判断ができる人
…etc
人事に向いている人の特徴のより詳細については、「人事職やめとけ?採用担当辞めたい?激務できつい?向いている人」も併せてご参考下さい。
人事職からのキャリアパス
人事の仕事を行う上で目指すべき将来のキャリアビジョンは、
- 人事のスペシャリストになる
- 組織コンサルや人事コンサル
- 人材関連ビジネスの営業マン
上記いずれかを目指すことになる人が多いです。
人事の仕事が好きでずっと続けて行きたいという人は、人事の仕事周りを全て経験して徐々に役職や管理職マネジメントを任されて、人事課長→人事部長→CHRO(最高人事責任者)と出世していくキャリアプランが王道です。
あるいは人事の経験を生かして、組織コンサルや人事コンサルなどにキャリアシフトしたり、人材紹介の営業マンや人事管理ツールの営業などに転職する人もキャリアプランとして多いのが特徴です。
いずれにしてもHR領域である人事関連ビジネスにそのまま何らかの形で携わり続ける人が多いのが人事のキャリアビジョン・キャリアプランの特徴と言えますね。
人事職で活かすことができるスキルや経験
人事職に未経験からキャリアチェンジする場合でも、これまでの経験で培った経験・スキルを活かすことができる点は多くあります。
- PCスキル
- マネジメントスキル
- 労働に関する法律知識
さまざまな業務をスムーズに行うためのPCスキルが欠かすことができません。
採用管理や人事データの分析、資料作成などにExcelやWord、社内の人事システムを活用できることは、業務効率や、責任のある仕事を任されるかどうかに直接関わってきます。
また、マネジメントスキルも重要です。採用や研修、労務管理の場面ではチームの調整や進捗管理が求められ、関係者との円滑な協力体制を築く力が必要となるためです。
さらに、労働法に関する基礎知識は、社員対応やコンプライアンスの観点からも役立つため、人事職の経験がなかったとしても、店舗運営などで基礎知識を持っている場合は活躍しやすいと言えます。
人事へのキャリアチェンジ転職は40代・50代でも可能?
40代・50代で人事職へキャリアチェンジ・転職したいという場合、年齢的な厳しさはありますが、何かしら秀でたポイントや武器があれば不可能ではありません。
例えば教育研修であればその業界の講師経験があれば転用していけますし、社労士経験があれば労務として即戦力になることも可能です。
これまで培ってきたキャリアを上手くアピールできるかが重要なポイントですので、転職エージェントを活用しながら対策を練りましょう。
未経験から人事へのキャリアチェンジ転職に有利な資格は?
GCDFやキャリアカウンセラー系の資格は採用や社員のキャリア開発系の仕事に、社会保険労務士やマイナンバー実務検定は給与計算や保険を扱う仕事に活かせます。
衛生管理者やメンタルヘルス・マネジメント検定も需要が高まっているためお勧めです。
人事のおすすめ資格を一覧で紹介します。
☑️社会保険労務士
☑️衛生管理者
☑️キャリアコンサルタント
☑️産業カウンセラー試験
☑️人事総務検定
☑️メンタルヘルス・マネジメント検定試験
☑️ビジネス・キャリア検定
☑️ビジネス実務法務検定試験
☑️採用コンサルタント
☑️人材測定コンサルタント
☑️中小企業診断士
…etc
人事の転職に有利な資格の詳細については「【人事歴10年が語る】人事の転職に有利な資格おすすめを厳選」でより詳細に紹介しているので、ぜひこちらもお読み下さい。
接客業から人事への未経験転職を成功させるポイント
接客業から人事職への未経験キャリアチェンジを成功させるためのポイントを解説します。
応募先人事職の仕事内容の理解
まずは、職務内容をしっかりと理解することが大切です。
採用や研修、労務管理、社員のキャリア支援など、多岐にわたる業務がある中で、メインミッションが何なのかは企業によって異なります。
必ず応募先の会社が求めている役割を明確にしましょう。
理解を深めることで、企業のニーズに応じた具体的なアピールができ、採用担当者にも適応力が伝わりやすくなります。
応募企業に向けた志望動機作成
志望動機は、応募先企業の特性を踏まえた内容にすることが重要です。
単に「人事に挑戦したい」という理由ではなく、その企業に貢献できるポイントを具体的に述べましょう。
例えば「接客業で培ったコミュニケーション力を活かし、採用活動に貢献したい」など、自分のスキルを企業の目的にどう結びつけるかを考えると説得力が増します。
必ず企業ごとに異なる特徴に合わせて、志望動機をカスタマイズしてください。
活かせる経験をアピール
接客業の経験を、人事職でどのように活かせるかを明確に伝えましょう。
例えば、顧客対応で磨かれたコミュニケーション力は、採用活動や社員との面談において強みとなります。
また、トラブル対応や業務効率化の経験も人事職で役立つスキルです。
自分の経験がどのように人事業務に応用できるかを具体的に述べることで、未経験であってもポテンシャルをアピールすることができるでしょう。
必ず転職エージェントを利用する
未経験で人事職を目指す場合、転職エージェントのサポートを活用することが重要です。
エージェントは業界や職種に関する知識が豊富で、履歴書や面接対策のアドバイスも受けられます。
また、転職市場における動向や企業の採用基準も教えてもらえるため、接客業からチャレンジしやすい人事色の紹介もしてくれるはずです。
エージェントと密に連携して対策を進めることで、未経験からでも人事職への転職が実現しやすくなります。
必ず登録してサポートを受けてください。
人事に転職したい人におすすめ転職エージェント
お伝えしている通り、未経験者から人事を目指す場合は、志望動機や自己PRなど採用面接官に入社後活躍するイメージを持ってもらうためにしっかりとした対策が必要です。
そのため転職エージェントの手助けは必須と言えるでしょう。
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