「リクルートエージェントの書類選考に通らない!通過率どうなってんの?」という方に向けて、リクルートエージェントの書類選考に通る方法を徹底解説して参ります。
転職活動の最初の関門である「書類選考」に強い転職エージェントを決定すべく、転職エージェント2強と言われるリクルートエージェントとdodaの書類選考率を比較してみました。
・書類選考が中々通過しない
・職務経歴書の書き方が不安
上記のような悩みを抱えられている方はぜひ参考にしていただければと思います。
私自身も元転職エージェントの人間ですので、転職エージェントの仕組みという観点からリクルートエージェントの書類選考に通過するための方法をお伝えして参ります。
リクルートエージェントとdodaの面接通過率の違い比較についてはこちらをご参考頂ければ幸いです。
【最終更新日.2020年5月18日】
目次
リクルートエージェントの書類選考に通らない!
「リクルートエージェントで求人を紹介してもらって応募もしてるけど、書類選考に全然通らん…」という状況の方は、まずは通らない理由を知っておく必要があります。


そもそもなぜ書類選考に通過しないのかと言うと、求人を出している採用企業側は「応募要件ピッタリの人材が欲しい」に関わらず、リクルートエージェント側は「応募要件ピッタリではないのに紹介してくるから」に尽きます。
求人募集企業側の考え | 採用要件ピッタリの人材が欲しい |
リクルートエージェント側の考え | 少しでも要件クリアしてたらできるだけたくさん応募して欲しい |
転職希望者側の考え | なんでこんなに応募してるのに通らないんだ・・・ |
なぜリクルートエージェントがたくさんの求人を紹介してくるのかというと、転職希望者が1社内定を獲得するためには、平均して15社〜20社程応募しなければいけないという業界内の平均データがあるからなんですね。
▼書類選考通過率のイメージ
書類選考に通る・通らないに関わらず希望にマッチングした求人を次々に紹介してきますので、結果的に採用企業側とエージェント側のギャップが生まれて書類選考に通らないという事態を発生させてしまっている訳なんです。
リクルートエージェントの書類選考に通らない時の対処法
ではリクルートエージェントの書類選考に通るようになるためにはどうすれば良いのか、以下4つの対処法を実践してみることを強くおすすめします。
選考を受ける求人を見直す
本気で行きたい企業以外応募しない
書類添削を何度も行ってもらう
別の転職エージェントを利用する
順番に解説してまいります。
選考を受ける求人を見直す
まず一つ目の対処法としては「選考を受ける求人を見直す」ことです。
中途採用実施企業の採用担当者が書類選考の際に見ている一番のポイントは「この人材は今までどういう経験を積んできたのか」という"スキル"の部分です。
そのスキルが、今現在募集している求人のポジションで即戦力として活かせそうか、という観点で面接を行うかどうかを判断しています。
そのため、あなたが転職先に求める条件を優先させるのではなく、あなたができることを活かせる求人に募集する方向にシフトチェンジすることが必要と言えるでしょう。
もし「どの企業が自分のスキルを活かせる求人なのかわからない」という場合は、リクルートエージェントの紹介求人である、
①担当キャリアアドバイザーから紹介される求人
②新着求人や応募履歴からレコメンドシステムが紹介する求人
③採用企業や企業担当からのスカウト求人
上記のうち「①担当キャリアアドバイザーから紹介される求人」を選べば、書類選考に通過する確率は格段に上がってくるでしょう。
本気で行きたい企業以外応募しない
そもそも書類選考に通らない理由は、あなたが本気で行きたくもない会社の求人に応募してしまっていることに原因があります(リクルートエージェントの指針も含む)。
そのため、いくらリクルートエージェントの担当者にたくさんの求人を紹介され「少しでも興味があったら応募しましょう!」と言われても、極力無駄打ちはしないことが大切です。
前述したあなたのスキルが活かせるポジションの求人で、かつ、あなたが本気で転職したいと思えるような会社の求人以外は応募しないと腹を括りましょう。
書類添削を何度も行ってもらう
転職エージェントを利用する大きなメリットの一つは、転職のプロに職務経歴書などの応募書類を上限なく添削してもらえるということです。
そのため、現状リクルートエージェントの書類選考を通過できていないのであれば、もう一度改めて担当キャリアアドバイザーに添削し直してもらうことをオススメします。
※もし書類添削で担当キャリアアドバイザーがなかなか思うように動いてくれないという方は、担当者の変更を申し出ることも可能です。
せっかくリクルートエージェントを活用しているのですから、100%担当者を使い切るぐらいの気持ちで臨むことが大事ですね。
別の転職エージェントを利用する
もし今回解説している対処法を実践しても書類選考に全然通るようにならない場合は、残念ながらリクルートエージェントの利用は辞めることをオススメします。
リクルートエージェントは業界No.1の求人数を誇りますが、実はリクルートエージェントよりも更に書類選考通過率の高い転職エージェントも存在します。
これは転職エージェントの方針が大きく関係していて、リクルートエージェントのような大量求人紹介型ではなく、厳選求人紹介型であれば書類選考通過率は軒並みアップします。
具体的には、以下の転職エージェントがオススメです。
doda | 書類選考通過率約25% |
マイナビエージェント | 書類選考通過率30~40% |
JACリクルートメント | 書類選考通過率約50% |
![]() |
書類選考なし(100%面接) |
上記転職エージェントはいずれも書類選考通過率平均30~50%程になるので、利用することでリクルートエージェントよりも書類選考に通るようになるはずです。
しかしその分、紹介してもらえる求人の数はリクルートエージェントよりも若干ですが少なくなるので、上手く併用しながら転職活動を進めて行くことが必要となるでしょう。

「企業からすると転職エージェントに紹介された人を採用したら紹介手数料を払わなくちゃいけないから、直接応募した方が受かりやすいんじゃないの?」
と疑問に持たれることがありますが、結論から言うと"転職エージェント経由の方が選考通過率は高い"と言えます。
理由としては、
応募先企業への理解を十分に深めて選考に臨むことができる
転職エージェントと企業間で独自のパイプがある
面接対策やフィードバックにより、面接に強くなる
条件交渉を代行してもらえるため、希望の条件で転職しやすくなる
上記4つが挙げられますので、知人・友人の紹介でもない限りは、基本的に転職エージェントを使って企業には応募することをお勧めします。
転職エージェントの平均的な書類選考通過率とは?
リクルートエージェントとdodaの書類選考通過率を見て行く前に、まず平均的な転職活動時の書類選考通過率について見て参りたいと思いますが、およそ20%〜25%が平均と言われています。
完成度の高い職務経歴書であれば、4社応募して1社に書類選考が通過、あまり芳しくない書類であれば、5社応募してようやく1社通過するということになりますね(予想以上に難しい…)。
ちなみに、書類選考以降の一次面接~最終面接までの平均通過率を整理すると、以下のような数字となります。
書類選考通過率 | 20%〜25% |
一次面接通過率 | 30%~40% |
最終面接通過率(※2次面接含む) | 40%~50% |
書類選考→一次面接→最終面接と徐々に平均通過率は上がっていますよね。
このことからも、やはり、"いかに書類選考通過率を上げられるか(スタートラインに立てるか)"が重要であることが分かると思います。
リクルートエージェントとdodaの書類選考通過率を比較
では書類選考通過率を上げるためには、リクルートエージェントとdodaのどちらを使うべきかという話ですが、そもそもこの2つのエージェントをなぜ勧めているのかについては下記をご参考下さい。
▼リクルートエージェントとdoda(パーソルキャリア)の違いを比較
それぞれの書類選考通過率を見て行きます。
リクルートエージェント書類選考通過率
↓リクルートエージェントの面談はコチラ
リクルートエージェント
書類選考通過率:約20%
リクルートエージェントの書類選考通過率は約20%前後と言われていることから、書類選考に関してはやや弱い転職エージェントと言われています。
▼書類選考通過率のイメージ
やはり、数ある中でもリクルートエージェントは最大手ですから、とにかく求人数が多く一人の求職者にガンガン応募してもらいたいというスタンスが、結果としてあまり書類選考に通らないという状況を生み出してしまっているようですね。
また、面談拠点のない都道府県にお住いの方でも、リクルートエージェントの電話面談を受けながら、メールで書類選考の添削を行ってもらうことも可能です。
>>リクルートエージェントの電話面談の評判・口コミ・体験談まとめ
「リクルートエージェント経由の人は質が悪いな…」と企業から思われてしまえば、最大手の信用を無くしてしまいますからね(^^;
その分、求職者側も職務経歴書を完成させるまでは大変ですし、時間もかかるかもしれませんが、書類選考をパスするためにも、徹底的にアドバイスを受けた方が絶対にのちのち良い筈です。
doda(デューダ)書類選考通過率
書類選考通過率:約25%
dodaの書類選考通過率が平均よりも少し高い理由として、doda社内で一旦書類選考を行った後に、応募する企業に書類を提出している(社内選考を行っている)ということが挙げられます。
応募先企業に書類を提出する前に、dodaエージェント側で書類を企業に提出する人材を社内選出しているので、結果として書類選考通過率がリクルートエージェントよりも高くなっているという訳です。
特に人気の企業は応募者が殺到してしまって人事担当者が書類を捌ききれないですから、dodaが間に入って採用活動を代行しているようなイメージですね。
「社内選考があるんだったら書類選考は下がるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、社内選考で見られている項目としては、
・学歴(○○大卒以上)
・実務経験3年以上
・30歳まで
・転職回数3回以下
…etc
上記のような"裏スペック"と言われる機能的な部分がふるいにかけられているだけなので、企業の書類選考に実質そこまで大きな悪い影響はありません。
そもそも上記のようなスペックに引っかかってしまう場合は、dodaの担当キャリアアドバイザーも最初から求人を紹介しない可能性が高いでしょう。
さらにdodaは、リクルートエージェントより書類選考通過率が高いだけでなく、面接対策がリクルートエージェントよりも遥かに丁寧で、一社一社時間をかけて行ってくれるという評判が多いので、あなたの転職活動を好転させてくれるでしょう。
dodaの書類選考にも通らない!
そんな書類選考通過率の高いdoda経由で書類選考に応募していてもなかなか通過できないという方は、すみやかに利用するエージェントを別エージェントへ変えることをおすすめします。
先ほどご紹介した通り、dodaやリクルートエージェントよりもさらに書類選考通過率が高いエージェントに変えた方が、同じ企業に応募しても通過率が全然変わってきますからね。
マイナビエージェント | 第二新卒・20代の男女にお勧め |
JACリクルートメント | 30代/40代のミドルハイクラス層にお勧め |
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フリーターや既卒・ニートにお勧め |
別のエージェントで同じ企業の選考に応募しても意味がないので、少しでも選考通過率の高いエージェントを使わないのは損以外のなにものでもありません。
もしどうしてもdodaを利用したまま書類選考に通るようになる方法が知りたい場合は、dodaの書類選考が通らない!書類選考が通過しやすくなる方法をご参考下さい
