「高卒だと転職は厳しい」「高卒は転職できない」と思っている方がいますが、決してそのようなことはありません。
大卒よりも、一足先に社会へと足を踏み出している高卒生の力を必要としている企業は実は数多くあります。
たしかに転職サイトの求人を見ると「大卒以上」「高卒不可」という文言を多々目にしますが、高卒という学歴を全く気にせずしっかりと人物採用を行ってくれる企業は存在します。
ただし、これは大卒の方にも言えることですが、何も準備をしていないと転職活動が厳しいのは事実です。
Twitterを見ても、下記のように準備を怠ってしまったことで高卒転職で苦戦している人は少なくありません。
転職先探して応募している。
高卒の俺には厳しい内容ばかり。
トホホ😰— たか@自宅で出来るお仕事紹介します❗️ (@Aquarius9703wj) November 18, 2020
自分1人でどうにか横浜で生活していけないか考えた。
今の給料じゃ厳しい。転職するにしても年齢的にも難しい…なんなら高卒だし。詰んだ。— 🖤⋆͛*͛真夜中のまみみす🦊🔎 (@cosmo_yuni1011) August 4, 2021
転職したいなーって思っても、高卒でなんの資格も持ってない。厳しい現実。逃げることになるのかな…。お客さんと直接関わる仕事がしたい
— はこちゃん@yasuありやす (@shriii1) July 8, 2014
そこで今回は、高卒の方が転職するときに、どのような点を押さえて準備を行えば良いのか、転職に成功するノウハウを伝授します。
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【最終更新日.2023年6月28日】
目次
高卒転職は厳しい・不利・やばいは嘘!
では、まず「高卒は転職できない!厳しい!不利である・やばい」という点が嘘であると言える根拠ですが、厚生労働省が出典している資料※1によると、令和5年度の高校生の求人倍率は2.08倍です。
▼高卒生の有効求人倍率【2023年度版】
つまり上記データが表しているのは、高卒者1人に対して、2社以上の求人があるといういうことです(※実際に高卒就職内定率は97%を超えています)。
これはあくまで新卒者ですが、新卒者の高卒求人が2倍以上であれば、高卒の転職者にもそれなりに求人数があると考えられます。
また、こちらも厚生労働省が出典している資料※2によると、「転職者決定の際に考慮した要素」という質問を企業にしたところ、「学歴」と回答した企業はわずか0.9%でした。
※1厚生労働省 平成29年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職状況」取りまとめ
※2厚生労働省 平成27年「転職者実態調査の概況」
この結果は、全国の企業1.7万事業所を超えるデータの集計になります。
つまり、転職者に対して、学歴を重視する企業は少ないということを意味しています。
これらの状況から高卒者は転職できない厳しいという点は「イメージ」だけであり、実際に厳しいという状況ではないことが分かりますね。
実際に私も現役の転職エージェントとして日々求人を目にする機会が多くありますが、学歴において「大卒以上」と定めている企業は全体の1~2割程度で非常に少なく、むしろ今までの経歴やスキルを重視している企業の方が8~9割です。
「高卒が転職にそこまで影響ないことは分かった。でも年齢は…??」と不安を持たれている方は「30代高卒の転職で大手は難しい?おすすめは?転職成功必勝法」も併せてお読み頂ければと思います。
高卒転職は厳しいと言われる理由!現実は?
しかしとは言っても「高卒で実際に転職活動をしてみたけど、思っていたよりも学歴の壁はある」と感じる方もいらっしゃるかと思いますので、そもそもなぜ高卒は転職が厳しいのか理由を深掘りしてみていきます。
大学進学率が高くなっており基準が上がっている
一昔前までは、大学に進学する人は裕福で勉強ができて・・・というイメージがありましたが、2023年時代は変わり大卒=義務教育と考える家庭も多くなって来ました。
言い方を変えればどれだけ勉強ができなかったとしても大学に入れてしまうというちょっとおかしい状態なのですが、大学も私立大学であれば学生に入学してもらわなければ学費を回収することができませんよね。
そのため、誰でも勉強ができなかったとしてもお金さえ払えば大学に入学できてしまうということから、高卒の割合が少なくなり大学が当たり前という基準が上がっていることが考えらるでしょう。
学問に使った時間が短く地頭が弱いと思われる
どうしても高卒と大卒のイメージを比べると、大卒=勉強ができて高卒は頭が悪いというイメージを持たれてしまいがちです。
実際のところ社会人になると勉強ができることと仕事ができることは全く別物であると気づくのですが、まだまだイメージが先行して採用基準を「大卒以上」と決めてしまっている企業は多くあります。
やはり大学で過ごした4年間を勉強やアルバイトなど時間をかけることができるので、その点は大卒の方が有利に働くのは仕方がないことでしょう。
大卒の人事採用担当者が高卒へ偏見を持っている
類は人を呼ぶとよく言いますが、大卒以上で特に優秀大学卒の人材ばかりを採用している企業は、大体人事担当者も含めて優秀大卒の人材ばかりの傾向が強いです。
自分と同じような学歴のバックグラウンドを持っていた方が仲間意識が強いため、話も弾みやすく面接の印象も良くなるので当然通過率は上がり、同じような学歴の人ばかりを採用しています。
大卒以上の社員ばかりが在籍している企業に高卒人材が入社しても、実際のところ何の問題もなく働けるのですが、やはりここでもイメージが先行してしまっている感は否めないでしょう。
高卒と大卒の給料水準を知るために、某国内大手製造メーカーの高卒と大卒人材の給料の差を比較してみましょう。
年齢 | 高卒の給料 | 大卒の給料 |
18才〜21才 | 165,000円 | - |
22才〜29才 | 181,000円〜209,000円 | 205,000円〜240,000円 |
30才〜35才 | 213,000円〜223,000円 | 245,000円〜295,000円 |
36才〜40才(係長) | 227,000円〜247,000円 | 300,000円〜324,000円 |
上記図表を以ても分かる通り、年齢が若いうちはそこまで大きな差はありませんが、年齢を重ねるにつれて徐々にその差は開いていることが分かります。
高卒転職の現実は厳しいのか取材してみた
では実際に、学歴が高卒で転職活動・就職活動を行った方々に取材して分かった生々しい現実を紹介して参ります。
高卒転職の厳しい現実:男性①
私のような高卒者で厳しいのは、気になる企業があっても、採用条件に大卒以上とうたわれるとその時点で望みが無くなる点です。
同じ経験をされてる方も多いと思いますが、高卒でも仕事が出来る人材は山ほどいると思いますし、逆に大卒だからといって仕事が出来る保証は全くありません。
しかしながら、日本ではまだそういった学歴重視の会社が数多くあるのが現実ですから、高卒の有能な人材にとって転職活動は厳しいものになっていると感じます。
私も大卒以上という条件で、この会社であれば自分のスキルを活かせると思った会社を何社もあきらめる事になってしまいました。
高卒転職の厳しい現実:女性①
高卒者の場合、PCの操作能力、例えばワードやエクセル、お客様の接遇などについて知らないことばかりなので、転職エージェントに相談しても軽くあしらわれたりしました。
社会経験も浅く、社会人としても自覚もなかったように思われがちなので「世間はきびしいな」と思うこともありました。
高卒者でも、大卒者に負けないように社会人としての心構えが必要だと思いました。難しい学力には叶いませんが、社会人として、認められるようになりたいと思いました。
もちろん、自分自身も日頃の業務能力を高めていき、大卒者に負けないように頑張っていきたいと思います。
高卒転職の厳しい現実:男性②
転職活動中感じたことは、求人情報の募集要項には大学卒の記載があるものも多く、個人的にこれは!と感じた企業も情報を見ていくうちに、大学卒...これも無理か、とガッカリすることも多いのが現実でした。
しかし転職エージェントを利用してからは、事前にリストアップして下さった仕事の情報くださる為、自分の希望する条件にマッチする仕事を探す手間がはぶかれ、より転職活動をストレスなくスムーズに行なうことができたと思います。
結果、最初は営業職で就業先を探していましたが、自分では探すことも難しかったであろう程の仕事の求人情報を定期的に教えてくださったので、その中から惹かれる企業に出逢え無事転職に成功出来ました。
高卒転職の厳しい現実:女性②
学歴がものを言う時代だったので、求人の中でも給料が良いものや大手の企業の求人の場合は大学卒がマストになっていたように思います。
あとは専門性のある職業には就職しにくいから、営業や事務、肉体労働など業種がかなり狭まるとは思います。
自分がやりたいことが明確なのであれば、それの準備をするために必要なら大学に行ったり、資格を取ったりするとスムーズに就職できるかなと思います。
私の場合は特に夢などもなかったので早く稼ぎたいという一心で就職しましたが、そこに明確な情熱がないと長続きはしないと思います。
上記のように、やはり日本の企業では仕事内容以上にまだまだ学歴重視の風潮があり「大卒以上」を採用基準として設けている会社があるのも事実です。
ただし、高卒に強い転職エージェントを活用しながら根気良く転職活動を続けていくことで、必ずや道は拓かれるので"絶対に諦めない"という姿勢が大切です。
高卒向け高収入求人数No.1 dodaエージェント
求人の豊富さ | ◎ 約9万件(極めて多い) |
対象年齢層 | 20代〜50代 |
書類選考通過率 | ○ やや高い |
年収アップ率 | ◎ 極めて高い |
✅高卒向けの求人数約7万件(※業界最大級)
✅書類選考通過率驚異の40~50%超
20代で高卒転職のタイミングは早すぎ?
20代で高卒転職のタイミングは早すぎなのでは?というと決してそんなことはなく、むしろ20代で転職するのはベストタイミングな時期と言えます。
転職市場において20代は比較的ポテンシャルを見てもらえる企業が多いため、未経験業界や職種であっても採用してもらえる可能性が高いのですが、30代になると一気に採用の門戸が狭くなってしまいます。
そのため未経験領域で転職を成功させたいと考えている高卒の方にとっては、20代で転職するのは決して早すぎることなくむしろ20代のうちに転職した方が成功確率は高いことを覚えておきましょう。
高卒でも工場から転職できる?他業種は?
高卒で工場勤務している人でも、他業種へ転職することは可能です。
工場勤務の時にどんな仕事をしていたかや勤務実績や勤務年数など細かく見られますが、しっかりと勤務していたという実績があれば未経験の他業種でも正社員として転職することができます。
例えば実際に私が転職をサポートしていた工場勤務の高卒の方は、元々人と喋ることが好きだったことと年収を上げたいという理由で営業職の仕事に興味を持っていましたが、工場勤務→営業職への転職を成功させています。
メーカーの営業職や商社の営業職、太陽光や人材派遣会社の営業職などの業種は営業未経験でも若くてやる気のある人材を多く採用したいと考えていますので、工場勤務の高卒でも充分転職できる可能性はあるでしょう。
高卒女でも転職できる?現実は?
もちろん高卒女性でも転職することは可能です。
女性の場合、年齢と共に結婚や出産などライフイベントが多くなるためその点採用企業に対して仕事に支障は出ないことを面接の場でアピールする必要があります。
結婚の予定がある場合でも「結婚を考えていることを視野に入れておりますが、仕事に関してはフルタイムで勤務できますので問題ありません」と堂々とアピールするようにしましょう。
高卒女性に人気の職種は、事務職や販売職、接客サービス職などであれば比較的未経験OKの求人が多くありますのでその辺りを狙っていくと転職できる可能性が高まるのでお勧めです。
高卒30代は転職できない?正社員就職は?
30代であっても高卒であっても、転職や正社員としての就職は十分可能です。
重要なのはあなたが持っているスキル・経験、そしてどのような仕事を求めているかで、以下に転職を成功させるための一般的なアドバイスをいくつか示します。
- スキルと経験を活用する:あなたがこれまでに習得したスキルと経験を最大限に活用し、それらが新しい職場でどのように役立つかを具体的に説明できるように準備する
- 自己啓発:新たなスキルを学び、自分自身をさらに価値ある候補者にすることも重要です。オンラインコースやコミュニティカレッジでのクラスなどを通じて新しいスキルを習得しましょう
- ネットワークを活用する:人脈を活用することも有効な手段です。友人、家族、同僚、その他のコンタクトを通じて、新しい機会を探す
- 助けを求める:転職エージェントやキャリアカウンセラーなどのプロフェッショナルなサポートを活用することも有益です
これらのアドバイスを心に留めて、自分自身を信じて前に進むことが重要です。自分自身の価値を理解し、それを伝える自信を持つことが、30代高卒での就職や転職を成功させるための鍵となります。
高卒で丸腰の転職はやや難易度が高い
ただし、高卒者が転職を成功させるためには、以下の点をきちんと押さえておくべきです。
企業は実績やスキルを見ている
大卒者もライバルになる
条件が良い企業には人が集まる
大手への転職は難易度が高い
企業は1人1人の選考に時間をかけられる
順番に詳しく解説して参ります。
企業は実績やスキルを見ている
先ほどのグラフデータでも実証されていた通り、企業が転職希望者の採用可否を判断しているポイントは、学歴よりも「経験・スキル」です。
高卒であろうと大卒であろうと、転職を希望するということは今まで何らかの就業経験がある筈ですので、あなたのこれまでの経験を企業にアピールする必要があります。
そのため、履歴書や職務経歴書を使った経験・スキルのアピール方法や、面接での受け答えの練習などは必須になります。
もしこれまであまり就業した経験がなかったり、これから全く未経験の分野へ転職したいとお考えの高卒の方は「高卒の人が転職すべきおすすめ業界・職種・職業」であれば未経験で転職することも充分可能です。
転職市場において経験・スキルが重要であることは前述した通りですが、具体例を挙げながら説明すると、たとえば以下のような高卒の方がいたとします。
上記のような場合、企業が一番見るのは高卒かどうかという学歴的な部分ではなく"商品企画・企画営業に近しい経験やスキルがあるか"という一点に尽きます。
この方の場合は今まで工場での軽作業業務の経験しかないので、商品企画・企画営業をいきなり目指すのではなく、まずは未経験でも採用されやすい新規営業で経験を積み、徐々に経験・スキルに応じてキャリアアップしていくのが正解です。
工場(軽作業)▶︎新規営業で実績を出す▶︎企画営業でコンサル要素のある営業経験を積む▶︎商品企画へ転職するというキャリアプラン以外で商品企画に就くことはまず無理なので、きちんと順を追ってキャリアを積むことが大切です。
大卒者もライバルになる
たとえば募集している求人が「高卒以上」と記載されている場合、当然ながら大卒者も求人に応募できるということになるため、大卒者もライバルになります。
もちろん大卒者だからといって自動的に企業の評価が上がるわけではありませんが、大卒者は高卒者にはない大学での経験を語ることができます。
そのため、高卒者が大卒者に勝つためには、自身の就業経験をきちんと振り返り、言語化することが大切になるのです。
大卒生が大学で4年間遊んでいる間も、高卒として一足先に社会に出て揉まれた経験をきちんとアピールするための準備は間違いなく必要となります。
条件が良い企業には人が集まる
当然ですが、給料や労働環境などの条件が良いホワイト企業には、転職希望者の応募がたくさん集まります。
先ほど紹介した求人倍率2.08倍というのはあくまで全体の平均的な数字であり、人気のある企業には転職希望者が集まっているので、簡単には入社できません。
だからこそ、繰り返しになりますが「志望動機」や「自己PR」などをきちんと整理し、人気のある企業にも評価されるようにアピール材料を考えておく必要があるのです。
また、応募の母数を増やしてとにかく行動量を増やすという戦略も高卒にとっては効果的なので、目安として20社以上は書類選考に応募するようにしましょう。
50社、100社とむやみやたらに応募することは自分自身もどんな企業に応募したか分からなくなりますので、あまり推奨しません。
大手への転職は難易度が高い
高卒という学歴で大手企業への転職を考えている人は、少し考え直した方が良いかもしれません。
というのも、大手企業は条件が良い求人が多く当然ライバルも増えますので、採用担当者の時間的コストを減らすためにも一定数学歴でフィルターをかけている企業も残念ながら存在します。
特に大卒という学歴を重視している大手企業の傾向としては、
・大手総合商社
・大手金融機関
・大手マスメディア
・シンクタンク
上記のような大手企業に関しては転職はかなり難しいと考えて良いでしょう。
しかし反対に、
・自動車メーカー
・保険会社
・鉄道会社
・IT企業
・不動産・建設・住宅メーカー
・建設会社
・百貨店
・製造業
・運送
上記の大手であれば、仕事の職種にもよりますが高卒で採用されている人も多いので、充分チャンスはあると言えますね。
企業は1人1人の選考に時間をかけられる
求人倍率が高いということは、企業からすると転職希望者が減っているということです。
ということは、採用担当者が1人1人の転職希望者に避ける時間は長くなるので、より慎重に転職希望者を見極めることができます。
そのため、転職希望者は、面接対策などの準備をきちんと考えておかないと、採用面接官に見抜かれてしまい、評価が下がってしまうでしょう。
もし転職活動の準備として資格取得を考えている場合は「高卒の転職で高収入を狙えるおすすめ職業・資格一覧」で紹介した資格を取得することをオススメします。
日商簿記や宅建、TOEICなど高卒の転職で武器になる資格は少なくありません。
高卒転職で狙い目のおすすめ求人や職種
運送 | |
製造業(ライン) | |
介護・福祉 | |
飲食 | |
ホテル | |
小売 | |
公務員 | |
タクシー | |
イベント | |
士業 | |
IT | |
フィットネス | |
レジャー施設 | |
販売 | |
美容師 | |
建設業界 | |
営業職 |
※★の数が多いほど、転職難易度は高い
より具体的に、高卒で転職・就職可能な職業一覧について知りたいという方は下記も併せてご参考下さいね。
高卒工場から転職先おすすめ5選!正社員
技術職 | 工場で特定のスキルや経験を習得しているなら、例えば、機械操作、電気工事、製造技術などの分野がおすすめ |
販売・サービス業 | 顧客サービスや人と接することに興味があるなら、販売員や飲食業界などの職種がおすすめ |
物流・運輸業 | 運転免許を持っている場合、トラックドライバーや配送員といった職種もおすすめ |
プロフェッショナル・トレーニング | 新しいスキルを学び、新たな分野に転職することも選択肢の一つです。プログラミングやデザイン、医療、看護など資格取得 |
公共サービス | 地方自治体や公共機関での職種もおすすめ |
上記転職先はは一部の選択肢であり、最終的にはあなた自身の興味、スキル、経験に基づいた選択をすることが最も重要です。
高卒で工場からの転職先を検討する際は、dodaやハタラクティブなど高卒転職に強いキャリアカウンセラーや転職支援サービスなどの専門的なアドバイスも活用してみてください。
高卒でも稼げる仕事5選!資格で転職できない?
- トラックドライバー:トラックドライバーは大型免許を取得すれば、中・長距離の運転で高収入を得ることが可能
- 建設業:特に経験とスキルを積んだ後、建設作業員や現場監督は高収入を得ることが可能
- IT業界:特定のスキル(プログラミング、ネットワーク管理等)を習得すれば、学歴はあまり重要視されないことが多く、高収入が見込める
- 自営業:自分でビジネスを始めることも選択肢です。たとえば、飲食店を開業したり、フリーランスとして働くことも可能
- 保険・金融業界:セールスの才能やコミュニケーション能力を活かすことができれば、保険セールスや金融業界でも成功する可能性あり
資格の有無に関しては当然あった方が転職先の引き合いも強く転職しやすくなりますが、資格がなくても転職できないということはなく、転職先への熱量をアピールすれば転職成功することも可能です。
転職を成功させるためには、今までの経歴スキルのアピールに加えて転職志望度機を固めることが重要なので、dodaやハタラクティブなどのキャリアアドバイザーや転職エージェントに無料で相談してみると良いでしょう。
高卒転職活動の成功率を上げる3つのコツ
大卒より実務経験・スキルをアピール
前述した通り、転職市場においては学歴よりも採用担当者が重視するのは実務経験・スキルの方が圧倒的に多いです。
そのため、高卒で既に就職していたり既に何らかの業務経験がある方に関しては、今までどのような仕事に従事していたか上手にアピールできるかどうかが、転職成功の肝と言っても過言ではありません。
経歴を棚卸しして上手にアピールする方法が分からない高卒の方は、後ほど紹介する転職エージェントを活用することで転職を二人三脚でサポートしてもらえるのでぜひ活用することをおすすめします。
資格を取って客観的事実でアピール
高卒で特段経歴やスキルの実務経験がないという方は、資格を取って希望の仕事を本気で目指していることを客観的事実としてアピールしていくこともおすすめです。
結局、採用されるかどうかは面接や書類選考が全てですが、いくら言葉で「熱意があります!!」と言ってもあまり説得力がないのに対し、時間とお金と労力をかけて取得した資格は何も言わずとも人事担当者は「本気なんだな」と評価してくれます。
「じゃあ高卒はどういう資格を取れば良いの?」と思われるかもしれませんが、【高収入】高卒でも取れる資格おすすめ一覧【学歴不問】で高卒の方におすすめの資格について解説していますので、ぜひ併せてご参考にして頂けたらと思います。
専門学校に通って熱意をアピール
もし何かしら専門的な職種に高卒から転職・就職したいと考えている高卒の方は、専門の学校・スクールに通って熱意をアピールするという方法もあります。
例えば、ITエンジニアやWebマーケター、国家資格で言うと看護師や柔道整復師などについては専門スクールや専門学校がありますので通うだけで資格を取得できますし実習などの訓練を積むこともできます。
時間とお金がかかるのがややネックですが、その仕事に対して本気で目指したいという熱意があれば、アルバイトでお金を貯めて通うという選択肢もありでしょう。
高卒転職活動の成功率を最も上げるには?
このように、高卒転職活動を成功させるためには、求人倍率が高い今だからこそ、きちんと下準備をしておく必要があります。
そのため、以下の理由で、高卒転職活動の成功率を上げるためには転職エージェントを利用するべきです。
転職エージェントとは、高卒であるあなたの学歴を踏まえて、経歴やスキル・希望に応じた仕事の求人・会社を完全無料で紹介してくれる転職のパートナー的存在で、書類添削や面接対策など全て一貫して行ってくれます。
転職エージェントを利用するメリットは、大きく分けると以下4つに区別されます。
転職のプロから無料でアドバイスを受けられる
客観的に自分のことを評価してもらえる
エージェントしか知らない企業(非公開求人)を紹介してもらえる
高卒OKの求人を厳選して紹介してもらえる
転職のプロから無料でアドバイスを受けられる
転職エージェントの良いところは、転職を相談する側には一切お金がかからず、すべて無料で転職相談に乗れるということです。
エージェントは人を採用する企業側から「成功報酬」として利益を出しているので、個人として利用する皆さん側は一切費用の負担をする必要はないという訳ですね。
それでいて、数多くの転職者を見てきた、いわば"転職のプロ"に相談に乗ってもらえる訳ですから、これは利用しないほうが損だと個人的には思います。
「あなたにはこういう仕事が合っている」と自分1人では分からない仕事の適性を客観的に見たもらった上で仕事を紹介して貰えるのは転職エージェントだけです。
客観的に自分を評価してもらえる
自分に合っている仕事だけでなく、転職志望動機や自己PRなどを考えるための最も良い方法は、プロの目から客観的に見てもらうことです。
中々自分1人で考えても結論は出ませんし、業界や業種、そして企業によっても求める人物像は異なります。
つまり、企業によって自己PR方法などを変える必要があるということです。
その点、転職エージェントは業界ごとに専門のプロが分かれていますので、力を借りて企業に適したアピール方法を教えてもらうことができます。
非公開求人を紹介してもらえる
先ほど紹介した「人気のある企業」は、ネットの求人広告などを利用せずに、転職エージェントだけを利用する非公開求人として取り扱っていることが多いです。
非公開求人は転職エージェントに登録をして、担当のキャリアアドバイザーに相談をしないと紹介してもらうことはできません。
非公開求人は一般の人が知り得ない優良企業も数多くありますから、その会社を紹介してもらうだけでもエージェントを利用する理由になり得ますね。
高卒OKの仕事を厳選して紹介してもらえる
転職エージェントを利用すると、最初からあなたの高卒という学歴を重視しない企業の求人を厳選して紹介してもらえるので、必要以上に書類選考で落とされるようなこともありません。
もちろん、紹介してもらった求人すべてに通過することは難しいですが、中には「書類選考一切不要で100%人物重視の採用」と言って必ず面接にまで進める企業のみを紹介してくれる転職エージェントもあります。
「書類選考不要ってブラックじゃないの・・・?」と心配されるかもしれませんが、特にハタラクティブやdodaで紹介されている求人はブラックではないホワイト優良企業のみで、かつ100%人物重視の採用なので、ぜひ利用してみることをお勧めします。
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高卒生におすすめの優良転職エージェント
さて、そんな転職エージェントですが種類がたくさんあります。
ただ、転職エージェントによって、年齢層やターゲット層によって強いところと弱いところがあるので、その点をきちんと把握して選ぶことが大切です。
今回おすすめする優良転職エージェントは「dodaエージェント」という業界No.1の転職者実績数第1位の転職エージェントになります。
dodaエージェントは転職を希望する方に対して、大卒や高卒など学歴関係なく均一に転職支援サービスを提供しています。
他のどの転職エージェントよりも求人のバリエーションが多いので、転職希望者に様々な選択肢を提示している結果、豊富な転職者実績を出しています。
dodaエージェントを実際に利用した高卒の方々の声は下記で紹介しているので、ぜひ合わせてご覧になられてみてくださいね。
もし仮にdodaエージェントに高卒という学歴を理由に面談を断られてしまった場合、業界大手レバレジーズが運営している「ハタラクティブ」の利用がお勧めです。
ハタラクティブは基本20代のフリーターや既卒ニートなどの就職支援を行っていますが、現在正社員に就業中の高卒で転職を考えている人も支援してもらえるんですね。
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また、紹介された求人は書類選考なしで100%面接まで進むことができることに加えて、業種・職種も幅広く対応していますので、ぜひ利用を検討してみましょう。
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