アデコ株式会社に転職したい人に向けて転職難易度を把握すべく、中途採用面接を秋葉原UDXで受けてきたので実録を全て公開いたします。
アデコはSpring転職エージェントとして日本国内で事業を行っている外資系人材会社で、人材事業の総合売上高は世界1位の巨大企業です。
外資系特有の「自由度が高い」「主体性が求められる環境」など国内人材会社にはない魅力を感じて、転職を志望する人も少なくありません。
中途採用面接で聞かれた質問内容や面接の雰囲気など余すことなく全てお伝えしますので、アデコへ転職をお考えの方はぜひご参考になれば幸いです。
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2024年5月17日最終更新
目次
アデコ株式会社で面接を受けた感想【実録】
アデコの中途採用面接は、東京・秋葉原直結の秋葉原UDXビルで行われました。
▼秋葉原駅直結の好アクセス
オフィスはかなり綺麗です。
▼アデコ株式会社の受付
アデコ一次面接!志望動機も
面接を行ってくれたのは、現場の営業マン・コンサルタントではなく課長クラスの方でした。
アデコの中途採用面接は合計3回行われ、一次面接(課長クラス)→二次面接(部長クラス)→最終面接(本部長・役員クラス)という流れで大方進んでいきます。
最終面接でも結構な確率で落ちる可能性があり、人材紹介会社の中でもかなり採用ハードルは高いので、転職難易度は★★★★★(★×5が最上位)と言えるでしょう。
▼実際に面接が行われた場所
以下、面接で聞かれた質問実録です。
一通り自分の学歴や職歴について聞かれます。
上記のような流れで、アデコの面接では基本的に、
これまでの学歴、職歴
なぜこの事業部のこの職種・領域を志望しているのか?
という2つの軸を中心に、フランクで和やかな雰囲気で面接は進められていきます。
人材業界でも最大手のリクルートキャリアやパーソルキャリアの面接経験もありますが、それよりもかなり話しやすい雰囲気を作ってくれているように感じました。
関連:リクルートキャリアに転職するには?面接選考を受けてみた
関連:パーソルキャリアに転職すべき?評判は?年収や転職難易度も!
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アデコの中途採用適性検査は?
アデコの中途採用の適性検査については、
☑️性格適性+能力試験
☑️基本的な漢字や計算、図形
☑️行動特性のWEBテスト
上記3項目を中心に構成されています。
いわゆる言語能力、非言語能力の国語や数学のテストに加えて、性格診断や行動特性など人間性の部分も含めて総合的に適性検査の合否が決定されます。
中途採用の適性検査は合わせて所要時間30分以内で終わるものとなりますが、時間切れにならないよう直感で次々とテストを進めていく方が良いでしょう。
アデコの面接の結果落ちた…!書類選考通過率は?(SV)
自分としては一次面接の手応えは悪くなかったのですが、なんと一次面接で落ちたのです。。
調べてみるとアデコの書類選考や面接通過率は思っていたほど高くなく、SVなどの職種にもよりますが平均15~20%と他の人材紹介会社と比較してもやや間口は狭いようです。
かなり中途採用の間口は狭めて厳選して採用しているような印象を確かに面接の中でも感じたので、もしアデコの中途採用に挑戦したい・転職したい人はかなり面接対策など準備をして面接に臨んだ方が良いと思います。
アデコの2024年現在中途採用で募集中の求人については、大手転職サイトdodaで確認できますので、ぜひ会員登録してチェックしておくことをおすすめします。
あるいはアデコが自社で運営しているアデコ転職支援サービスの面談を受けた際に、担当キャリアアドバイザーから「良かったらウチ(自社)の面接も受けてみませんか?」と誘われることもあります。
アデコにとっては将来一緒に働く可能性のある仲間になるので、一般の募集枠よりも丁寧に選考で見てもらえる言ってみれば裏口ルートのようなものなので、意外と穴場でおすすめです。
アデコ株式会社の会社概要!福利厚生も
アデコ株式会社は、1957年にスイスで創業した人材派遣・人材紹介・アウトソーシングなどあらゆる人材サービスを提供している外資系の総合人材サービス企業です
日本ではアデコの前進であるアディアが1985年に日本法人(アディアジャパン株式会社)を設立したことにより始まり、1997年にアデコジャパン株式会社に社名変更・日本の人材派遣業界で初のISO9002認証を取得しています。
2004年に現在の社名である「アデコ株式会社」に社名を変更し、現在に至ります。
売上高(2018年) | 236億6,000万ユーロ 日本における売上高:12億7,600万ユーロ(1,611億円) ※Adecco Group報告書に基づく ※アデコ株式会社リー・ヘクト・ハリソン事業部の売上高を除く |
国内ネットワーク | 北海道から沖縄まで全エリアをカバー |
展開地域 | 60を超える国と地域に展開 |
アデコ株式会社の福利厚生
アデコ株式会社の福利厚生については、以下のようになります。
完全週休2日制(土・日)
祝日
年末年始
年次有給休暇(初年度10日)
慶弔休暇
夏季休暇
リフレッシュ休暇
産前産後休暇
育児休暇
~保険~
健康保険
厚生年金保険
雇用保険
労災保険完備
~その他~
退職金制度(確定拠出年金)あり
アデコクラブオフの利用
サークル活動など
休日・急患関しては暦通りの土日祝休みで、退職金制度を確定拠出年金として活用できますので効率よく資産形成することも可能と言えるでしょう。
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アデコ株式会社の仕事内容(職種別)
アデコ株式会社での仕事内容を、中途採用求人を募集している職種別に解説して参ります。
それぞれ見ていきましょう。
人財サービス営業
人財サービス営業職は、多様化・複雑化する企業のニーズに柔軟に対応できる人材サービスの提供をし、顧客との強固なリレーションを構築する業務で、新規開拓および既存顧客に対する営業活動を行います。
外資系ならではの企業風土で、社員の自立心・創造性を大切にする自由度の高い職場であることが特徴で、将来的に、グローバルリーダーとして海外で活躍できるチャンスもあります。
営業職(個人、法人は不問)の職務経験が必須で、顧客へプレゼンするための資料作成も多く発生しますので、基本的なオフィスソフトを利用した資料作成の実務経験がある方が歓迎されています。
関東・関西・中部・その他地域で募集されている最も求人数が多いポジションです
キャリアプランナー
キャリアプランナーは派遣社員としての就業を希望する求職者に対して、派遣登録から仕事紹介、就業までのトータルサポートを行います。
キャリア相談や仕事紹介以外にも、応募管理・契約書締結・福利厚生手続きなど営業に近い仕事から労務管理まで多岐に渡る仕事を担当します。
日々派遣社員とのコミュニケーションが発生するため、レスポンスのよい会話ができる「コミュニケーション能力」や目標達成のための意識と責任感が強い「業務遂行能力」が求められます。
人材業界経験者だけではなく、接客業やコールセンターの職務経験がある方も歓迎されており、2019年4月は関東と関西で募集が行われています。
人財紹介コンサルタント
人財紹介コンサルタントは、一気通貫型(企業と、候補者の両方に対応)の人財紹介コンサルティングを行う仕事です。
エリアマーケティングやターゲティング、求人企業の獲得や人材確保といったコンサルタントとしての仕事と、候補者との面談~入社後のフォローまでを行うキャリアアドバイザーの両面を担当します。
人材業界の経験が必須となりますが、成果報酬型のインセンティブ制度が設けられていることが特徴で、努力次第で高収入を目指すこともできます。
2024年現在は関東(東京)のみで募集されています。
各種エンジニア
Adeccoグループに関わる全てのサイトを、開発・運営まで携わるプロフェッショナルなエンジニア職です。
現在はバックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニアの募集が行われていて、いずれも5年以上の実務経験が必須となり協調性・社交性が備わった高いコミュニケーションスキルが求められます。
Marketing & Innovationチームへ所属し、さまざまなプロジェクトに携わることができますので、キャリアアップにも繋がる経験ができるでしょう。
勤務地は霞が関の本社のみとなります。
SV(スーパーバイザー)職
アデコのSV(スーパーバイザー)職としては、事務センター・コールセンター等でのチームリーダー職(アウトソーシングプロジェクトの運営管理全般)という職種で正社員が募集されています。
アデコのSV職が一般的な派遣コーディネーターと圧倒的に異なるのは、派遣が送り込まれる職場(コールセンター)へあなた自身が行き、そこで同じく常駐として仕事をすることです。
待遇も環境(フルリモート)も満足している社員が多く、世界トップクラスの人材派遣会社なので入社難易度は高いですが、新卒や中途の入社はおすすめと言えますね。
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アデコ株式会社の中途採用転職難易度は?
中途採用(転職)難易度:
アデコは売上高世界一位の外資系企業で、グローバルで活躍できるチャンスも広がることから人気が高く、人材業界の中でも転職難易度が高い企業です。
職種によって中途採用難易度が大きく変わるため一概に表すことはできないのですが、募集地域や人数が多い「人財サービス営業」「キャリアプランナー」は、アデコの中でも比較的採用難易度が低めの職種になります。
一方で、コーポレート部門やマーケティング部門等の会社の中核となる「人財紹介コンサルタント」「各種エンジニア」部門の転職難易度は非常に高く、業界経験や語学力、実務経験をシビアに判断されます。
アデコの就職偏差値
アデコ株式会社の就職偏差値は難易度A(難関レベル)で、同等の就職偏差値を誇る人材企業を挙げると、
マンパワージャパン
テンプスタッフ
パソナ
パソナキャリア
リンクアンドモチベーション
東京海上日動キャリアサービス
上記のような大手企業が挙げられるため、就職偏差値は高いと言われています。
学歴フィルターや採用大学に関しては、国公私立大学・大学院から幅広く採用しているので、学歴フィルターはないと思ってもらって問題ありません。
新卒採用人数に関しては直近3年間で30~50人程度と、他の大手人材会社と比較すると採用人数は少なめの傾向がありますので、新卒採用倍率は50~100倍と結構狭き門であることが予想されます。
そのため新卒採用でアデコに内定をもらうためには、キャリアチケット(25卒/26卒)のような新卒エージェントを活用して対策して就活に臨んだ方が良いでしょう。
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アデコ株式会社の評判・社風!評価制度も
大手転職口コミサイト『転職会議』に投稿された約2,500件の口コミを集計した、実際にアデコ内部で働く社員が評価したアデコの総合評価・社風を包み隠さず紹介いたします。
この結果から分かる通り、アデコは福利厚生や企業の安定性、仕事のやりがいなどのバランスがいい平均的な企業であると言えます。
上記のように福利厚生や社内制度の面では、大手企業の割に「充実していない」といった口コミが多く投稿されています。
ワークライフバランスや、仕事のやりがいといった面では高く評価している方が多く、外資系企業ならではの自由度の高い社風が「働きやすい」と感じる方が多い理由のようです。
以上の評判からアデコ株式会社が向いている人・向いていない人をそれぞれ整理すると、以下のようになります。
◆向いている人
協調性が高く周囲とコミュニケーションをうまく取れる人
成果を出して評価されることで稼ぎたい!という向上心のある人
自由度の高い風土で能動的に動ける人
◆向いていない人
人を蹴落としてでも自分がのし上がりたいと考える人
安定的な高い収入を求めている人
決められた仕事を淡々とこなすことが好きな人
ぜひ「俺は、私は向いている‼︎」とビビッと感じた場合は、人材業界の中でもアデコ株式会社への転職を検討されてみてくださいね。
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アデコの評価制度
アデコ株式会社の評価制度に関しては、元々は固定給の色が強く良い成績を収めてもほとんど年収に反映されることはありませんでしたが、近年は体制が見直されて評価制度に反映されてきています。
人事評価で一定数以上の成績を収めていれば、昇任試験を受けることもでき晴れて合格することができれば役職について固定給のベースをアップさせることも可能です。
基本的には良い成績を収め続けていれば、昇給に対しての考え方やスタンスは前向きな会社なので、仕事で結果を出し続けることを条件に年収を上げていけるでしょう。
アデコ株式会社の転職成功率を最大限上げる方法
アデコ株式会社へ転職を果たしたいのであれば、アデコが運営している「アデコ転職支援サービス」の利用は必須と言えます。
アデコ転職支援サービスを利用することで、担当キャリアアドバイザーにアデコへの入社意欲が強いことを伝えれば、そのまま推薦してくれる可能性が高いからなんですね(※気に入ってもらえればという前提)。
もちろん100%紹介してもらえる訳ではありませんが、あなたがなぜ人材業界を志望しているのか?なぜアデコを志望しているのか?を伝えて入社への熱意を伝えれば、通常ルートとは別ルートで選考を受けることができます。
担当キャリアアドバイザーとアデコの採用担当者の距離が近いので、選考結果の連絡も早いですし、面接前の面接対策で行う想定質問の精度もかなり高いものを教えてもらうことができます。
アデコ転職支援サービスの転職エージェントは顧客満足度も高く非常に親身に相談に乗ってくれますので、ぜひアデコに転職したいという場合は利用を検討してみましょう。
もしLHH(旧Spring)転職エージェントを利用してもスカウトされなかった場合は、王道である業界最大級の転職エージェントdodaを利用してもアデコへ中途採用で入社できる可能性はありますので、ぜひ諦めずに利用されてみて下さいね。
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