転職エージェントは正社員の転職サポートだけでなく、契約社員でも使えるのか?契約社員の求人はあるのか?契約社員→正社員になれる?などについて解説します。
転職をサポートしてくれる強い味方である転職エージェントを「正社員が利用するサービス」と思っている人が多いのではないでしょうか?
今回は以下のような悩みをお持ちの契約社員の方に向けて、転職エージェントのサービスや仕組みについてご説明します。
・契約社員として勤務していても使えるの?
・契約社員→正社員への転職にも使えるの?
・契約社員の求人にはどんなものがあるの?
・正社員への転職を強要されそうで怖い…
転職エージェントを利用すれば、キャリアカウンセリングにより客観的にあなたに合った求人を紹介してもらえるだけではなく、不安が大きい書類作成の添削サービスや模擬面接を受けて面接をブラッシュアップしたりできます。
さらに転職活動の全ての場面でさまざまなサポートを受けることができ、一人で転職活動するよりも効率的により良い条件で転職できる可能性が高くなるでしょう。
最近は「雇い止め」という契約社員を正社員に転換させない悪質な企業の動きが話題になっていますが、そんなせこくてケチな会社はさっさと見限った方が絶対良いです。
この記事を参考に、ぜひ転職エージェントを活用して転職活動を成功させましょう!
最終更新日.2024年5月24日
目次
転職エージェントは契約社員でも使える!
結論から申し上げますと、契約社員でも転職エージェントのサービスを利用することは可能です。
一般的な転職エージェントでは、「社員」として就業経験を持つ求職者の転職をサポートしていますが、ここで指す「社員」とは正社員に限らず、契約社員・派遣社員でもサービスの利用を可能としている転職エージェントがほとんどです。
実際に私自身も転職エージェントのキャリアアドバイザーとして活動していますが、契約社員として転職したいという方ももちろんいらっしゃいますし、契約社員→正社員になりたいというニーズにも応えることができています。
私が転職を支援した人の中には、最初に大手企業である電通に契約社員として入社を果たし、半年〜1年間の勤務を経て正社員登用された方もいらっしゃいました。
ですので、「転職エージェントは正社員の転職で利用するサービス」と認識されている人が多いですが、契約社員として勤務している人でも問題なくサポートを受けられると言えます。
あるいはフリーターでも、契約社員として転職エージェントから紹介された会社に入社して正社員を目指し、フリーター▶︎契約社員▶︎正社員と徐々にステップアップしていくパターンもありますね。
転職エージェントの契約社員の求人の数
業界大手の転職エージェント「doda」を例にとってご説明します。
dodaエージェントの求人数は2024年現在全体で約21万件、内公開求人が3.2万件、非公開求人が17.8万件あり、この内、約5%が契約社員の求人となります。
「5%」という数字を見ると非常に少ないように感じるかと思いますが、全体の求人は21万件ありますので、契約社員に限っても常に10,000件以上の求人があることになります。
ちなみに業界二番手のリクルートエージェント、三番手のマイナビエージェントなどと比較しても、doda転職エージェントが保有する契約社員の求人の数が一番多いです。
dodaを利用して転職活動を行えば、契約社員でも希望の条件を選択する余地は十分にある件数と言えるでしょう。
転職エージェントの契約社員の求人の種類
ではより具体的に、転職エージェントで取り扱われている契約社員の求人の種類についてご紹介します。
基本的には業種に関してはどの業種に関しても幅広く求人を網羅しており、職種に関しては、営業・事務・バックオフィス系など20代〜30代くらいの比較的若年層向けの契約社員求人が多いのが特徴です。
特に転職エージェントで契約社員求人が多い業界としては、IT・Web/広告/ゲーム・映像・クリエイティブ/アパレル/エステ・美容/宿泊などが具体的に挙げられます。
職種としては非常に多岐に渡っていて、営業職/販売職/接客サービス/エンジニア/ドライバー/介護職/コールセンターなど未経験歓迎の求人が多いのが特徴です。
企業規模としては、転職エージェントの場合、契約社員の求人は有名大手企業や外資系企業が多いという特徴があります。
大手IT企業/マーケティング職/年収500~1000万円
ECモールやクレジットカードの宣伝で目にしない日はない、有名なIT企業の求人です。
何らかのマーケティング経験をお持ちの方であれば応募できるオープンポジション(※選考を通じて複数事業から最適な部署を提案される選考方法)です。
※TOEIC800点以上は正社員、800点以下は契約社員での雇用になります。
東証一部上場企業/営業アシスタント職/年収350万円
事務の経験が3年以上あれば、現在の雇用形態は問わずに応募できます。
結婚情報雑誌や住宅情報サイトで有名な誰もが知る大手企業の営業アシスタントポジションです。
広告業界/提案営業職/年収360万円
日本最大級の不動産・住宅情報サイトを運営する会社の提案営業職です。
前職の経験は問わず、WEB広告へ興味のある方であればどなたでも応募できます。
3年間の有期契約となり、その後の就職・起業支援のサポートまで確立されています。
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✅契約社員の求人数10,000件以上(業界No.1)
✅業界専任キャリアアドバイザーの親身なサポート
ご紹介した求人はほんの一部ですが、契約社員と一口に言っても様々な求人が取り扱われていることが分かるかと思います。
外資系の店舗スタッフやエステサロンなども契約社員の求人は多いです。
dodaエージェントに限らず、転職エージェントでは取り扱い求人の約80%が一般には公開されていない非公開求人になりますので、どんな求人があるのか気になる場合は、ぜひ登録して求人の紹介を受けてみることをオススメします。
転職エージェントで契約社員になるデメリット!正社員との違い
契約社員とは、企業と契約期間を決めて労働契約を結ぶ社員のことをさします。求人の募集要項の雇用形態でごくまれに「正社員(有期契約)」と記載されている場合は契約社員を意味しますのでご注意ください。
転職エージェントで紹介される契約社員と正社員の待遇の違いは、結論から言うと企業によって異なります。
企業によって契約社員と正社員の待遇はほぼ一緒で、仕事内容も変わらず、周りに契約社員であることを知られていないという場合もあれば、給料も退職金も雲泥の差という会社もあります。
雇用形態 | 正社員 | 契約社員 |
雇用主 | 直接雇用 | 直接雇用 |
報酬・給与 | 安定した収入(賞与有り) | やや不安定な収入(賞与なし) |
業務内容 | 多種多様な仕事 | やや限定的な仕事 |
就業時間・休日 | 自由度が少ない | 融通が効く |
福利厚生・社会保険 | あり | あるが範囲が狭い |
強いて挙げるとすれば「雇用が安定しない」の一言に尽きるのですが、より具体的な契約社員のデメリットは以下4つです。
賞与(ボーナス)が少ないor出ない
企業にもよりますが、やはり契約社員は正社員よりも賞与(ボーナス)が少ないか、あるいは出ないという企業も少なくありません。
特に大手企業などでは同じ仕事を行っているにも関わらず、契約社員の方のみ賞与が出ないという状況になりがちなので不満をもつきっかけとなる可能性があります。
正社員と比べて年収が低くなることがデメリットのひとつです。
あるいは雇用契約書次第にはなりますが、退職金に関しても契約社員の場合正社員よりも貰えるケースは少なくなるでしょう。
昇給・昇格が契約満了時までない
契約社員の場合、たとえば契約期間が最長の3年間だったとすると、その期間はどれだけ仕事で実績を出しても基本的に待遇が変わることはありません。
もちろん契約更新のタイミングで昇給するか、あるいは正社員になることで給料が上がることはありますが、原則契約期間満了までの給料は一定であると言えます。
2024年現在、契約社員の最大雇用期間は5年と定められていますので、仮に5年間勤め上げた後は正社員登用されるor退職という二択を迫られることになるでしょう。
任せられる仕事の範囲が少ない
正社員と契約社員で任される仕事の範囲を比較すると、やはり契約社員の方が任せられる仕事の範囲が少ないというデメリットはあります。
例えば同じ営業職を例に挙げると、正社員であればテレアポでお客さんとのアポイントを獲得して訪問まで行うのに対し、契約社員の場合はテレアポでアポイントを取るまでで、訪問は正社員にバトンタッチ、のようなイメージです。
アシスタントのような役回りが契約社員の場合どうしても多くなってしまいがちですが、しかし実際のところ企業での働き方次第とも言えます。
契約社員であったとしても仕事ができる人材に対してはやはり仕事をどんどん振られて正社員登用されますし、正社員であっても仕事のできない人材はなかなか大きな仕事を任せてもらうことはできません。
実際に私が営業として正社員で勤めていた時も、私よりも遥かに営業成績の良いスーパーウーマンの契約社員がガンガン契約を取っていることもありました。
解雇の可能性が正社員より高い(5年で契約打ち切り)
日本の企業の正社員を解雇することは非常に困難であることに対し、契約社員の場合「契約満了」という名目で事実上の解雇となるリスクがあります。
もちろん普段から真面目に勤務態度の良い方であれば解雇されることはほぼありませんが、やはりリスクとしては正社員としては高くなってしまうでしょう。
契約社員のデメリットをお伝えしましたが、ただ一つだけ言えることは、企業にとっては間違いなく正社員よりも、契約社員の方が採用するハードルは低いということです。
当然、入社後に契約社員から正社員へとキャリアアップする道も整えられている会社がほとんどですので、「契約社員だから…」というなんとなくの理由で敬遠してしまうのは勿体ないでしょう。
よく疑問に思われがちなのが「契約社員というキャリアは転職活動する時にマイナス評価されるんじゃないか?」ということですが、結論、企業によってはマイナス評価される可能性も0ではないのが正直なところです。
正社員と契約社員の契約形態が違うだけで全く同じ職歴の応募者が2名いた場合、どちらの応募者の書類を通過させるかというと、正社員の方になるのは分かりますよね。
ただし、近年では企業の採用コストや教育コストを下げるためにあえて正社員を雇わず契約社員を増やす企業も存在するので、一概にマイナス評価されるとは言いきれません。
もちろん、面接にまで進むことができればなぜ契約社員だったかを聞かれる可能性は高いので、答えられるように準備しておく必要はあるでしょう。
転職エージェント活用も可能。契約社員になるメリット
正社員と比べて雇用期間に定めのある契約社員ですが、このようなメリットもあります。
派遣社員や契約社員の場合、契約期間内に有給を消化しないといけない場合もあるので、正社員より有給取得率が高い傾向にあります。
契約社員は、正社員とほぼ同じ労働時間のため社会保険に加入することも可能です。
ライフプランによっては、正社員より契約社員のほうが合っている人もいるでしょうし、ストレスの少ない働き方になることが考えられます。
最近は副業を解禁する会社も増えていますが、正社員ではまだまだ禁止されている会社が多いのに対し、契約社員であれば副業OKという会社も多く休みや時間の融通も効きやすいので自分の時間を確保しやすいでしょう。
転職して契約社員スタートか迷う場合は?
転職して契約社員スタートか迷う場合は、以下のような点を考慮するとよいでしょう。
- 契約期間や更新条件について確認する
- 給与や待遇面を正社員と比較する
- 企業の将来性や業界動向を考慮する
- キャリアプランに合っているか検討する
契約社員として採用された場合、契約期間や更新条件などが明確になっているかを確認することが重要で、契約期間が短い場合や更新条件が厳しい場合は将来的な雇用安定性に影響を与える可能性があるため注意が必要です。
契約社員の給与や待遇が自分の希望や現在の状況に合っているかどうかを確認することも大切で、正社員と比べると給与や福利厚生面で劣る場合が多いため、自分の生活費や将来のキャリアプランに合わせて判断する必要があります。
契約社員スタートか迷う場合はご自身のキャリアプランやライフスタイルと重ね合わせて考えることが重要ですが、1人で考えていても答えが出ない場合はdodaのような転職エージェントに相談することをお勧めします。
契約社員と派遣社員の違いは?
契約社員と派遣社員の大きな違いは”就業先と直接雇用にあるかどうか”という点で、契約社員は就業先と雇用契約を結びますが、派遣社員は派遣元会社と雇用契約を結びます。
契約社員 | 就業先と直接雇用(給料も就業先から) |
派遣社員 | 派遣会社からの間接雇用(給料も派遣会社から) |
派遣社員は派遣先の会社との間に派遣会社が入るので、給料は派遣会社から支払われるのに対して、契約社員は雇用元から雇われているので直接給料をもらうような形の違いがあります。
企業が契約社員で募集する理由は、人件費削減です。正社員で雇用すると、事業が縮小したときでも人件費は支払い続けなくてはいけません。
契約期間が決まっている契約社員や派遣社員は、不景気のときに契約満了できるのでリスクが少ないのです。
ただし、2013年4月から「契約社員として5年以上継続勤務している社員は無期労働契約(期間の定めのない労働契約)に転換することが義務付けられた労働契約法」が施行されました。
(厚生労働省公式HPより)
つまり、同じ会社で5年以上契約社員として勤務し続けることができれば、契約社員のままでなく無期労働契約に昇格できる可能性が高いということですね。
無期労働契約=正社員とは厳密に言うと違いますが、契約社員が有期労働契約であることに対して無期労働契約は簡単に契約を切れない社員となるのでほぼ正社員と同等の扱いを受けられると思って大丈夫です。
転職して契約社員から正社員登用を目指すポイント
契約社員時代に培ったスキルを棚卸する
まず最初にやるべきことは契約社員時代に培ったスキルを棚卸することで、契約社員として経験した仕事の職務内容を徹底的に職務経歴書に落とし込むようにしましょう。
例えば飲食店スタッフであればどれくらいの数字で店舗の売り上げに貢献したかや後輩の育成指導を行ったかなど、思い出せる限り全ての仕事内容を言語化して職務経歴書に書き出します。
「こんなことも書いて良いの?」と思うレベルのことでも一旦は書き出しておくことによって、あとで不要な場合は削除すれば良いだけなのでまずはとにかく書き出してみることが重要です。
入社後の活躍イメージを熱意でアピール
そして書類選考に通過することができたら次は面接となりますが、面接の場では人事採用面接官に対して、あなたが入社後に活躍しているイメージを持たせることを意識しましょう。
具体的には企業の志望動機や魅力に感じている点について精一杯アピールしたり、自分が将来どうなりたいと思っていてそのために企業への入社が必要だというキャリアビジョンを語るなどですね。
未経験で挑戦数場合はポテンシャルを評価されて採用刺されることがほとんどですので、やる気は人一倍あります!という熱意は全面的に押し出してアピールするようにしましょう。
契約社員に強い転職エージェントを活用
もし1人で転職活動を進めるのが不安な場合は、契約社員に強い転職エージェントを活用することをお勧めします。
数ある転職エージェントの中でも契約社員に強い転職エージェントであれば、同じような境遇の人のサポート実績が豊富にありますので安心して転職に関する相談をすることができますよね。
契約社員に強い転職エージェントはコチラで厳選紹介していますので、転職活動に不安のある方はぜひ一度完全無料でオンラインキャリアカウンセリングから受けてみるようにしましょう。
転職活動における契約社員の立ち振る舞い方
契約社員が転職活動の面接において重視しておくべきことは、なぜ契約社員であったかという話よりも、具体的に契約社員として働いていて"どれくらい正社員に負けない働きぶりをしていたか"です。
結局のところ、転職活動における中途採用というのはスキルマッチング、すなわち「今までどのような経験をしてきてどのようなスキルを持っているか」を採用企業は知りたいわけです。
なので、契約社員うんぬんかんぬんよりも、自分は以前は契約社員だったけれども、こういうマインドでこのような実績を出した自信がある、ということに重きをおいて自分のキャリアを棚卸ししておいた方が効果的です。
自分自身のスキルや経験に自信がない、アピール方法がわからないという場合は、比較的転職歴の浅い20代の転職活動に強いdodaエージェントを活用することで道は開けるのでぜひ相談されてみることをお勧めします。
転職エージェントで契約社員→正社員へ強要される?
転職エージェントのキャリアアドバイザーは求職者の転職活動の成功を第一に考えていますので、無理に正社員への転職を強要することは少ないでしょう。
しかし、転職エージェントの裏事情として、エージェントの収入は企業から得る報酬によって成り立っています(※求職者が企業の入社が確定した後に、入社1年目の年収×30%程度)。
一般的には契約社員に比べて正社員の方が年収が高く設定されていることが多いため、数字に追われているキャリアアドバイザーやエージェントの方針次第では、年収が高くなる正社員への転職を勧めてくる可能性もあります。
転職エージェントといっても営利企業ではありますので仕方のないことですが、エージェントの口車に乗せられて間違った転職をしてしまわないよう、最後は自分の意思で決定することが重要と言えますね。
無理やり正社員への転職を勧められないためには、やはり先ほどご紹介したdodaやマイナビエージェントのような大手で資本力のあるエージェントを使った方が、余裕を持って転職活動を勧められるでしょう。
転職して正社員前提の契約社員→正社員になれる?
今度は反対に、「転職エージェントで紹介された会社に契約社員として入社した後、本当に正社員になれるのか?」という疑問を持つ方もいると思います。
dodaエージェントを例に出しますが、紹介された契約社員の求人票に「入社後1年間は契約社員で、1年後に正社員登用あり」と記載されていたとすると、原則正社員になれると思ってもらって大丈夫です。
しかし実は求人票自体に法的拘束力はなく、仮に虚偽情報だったとしても求人企業側が重い罪に罰せられるというケースはあまりないのが現実です。
そのため、仮に求人票に"入社後1年経ったら正社員になれる"という旨の内容が書かれていたとしても、実際の企業の人事担当者に本当かどうか確認することは絶対に必要と言えます。
具体的な確認方法としては、
直近3年間で御社に入社された契約社員の方の中で、1年以上契約社員から正社員登用されていない社員様はいらっしゃいますか?
と面接の中で直接人事担当者に質問するのが良いでしょう。
流石に契約社員から正社員になった社員がいないのに「いる」と嘘をつく人事担当者はいないでしょうし、仮に入社した後にバレる可能性が高いので面接の場で質問するのが一番確かな情報を得られます。
企業への応募前に転職エージェントに確認しても良いですが、そもそも転職エージェントも採用企業の正社員登用の実態について教えられていない可能性もあります。
入社した後に後悔することのないよう、気になる点はできるだけ質問する癖をつけておくと、転職エージェントをより有効活用することができるでしょう。
転職エージェントの契約社員に関するQ&A
契約社員が転職するタイミングは?
契約社員が転職するタイミングは、以下のような状況で考えられます。
- 契約期間が終了する前
- 契約更新が困難な場合
- 自分のキャリアアップを目指す場合
- 自分のライフスタイルに合わない場合
契約期間が終了する前に次の就職先を探すことも可能で、契約期間中に転職活動を始めることで、契約終了後すぐに新しい職場で働き始めることもできます。
会社の業績不振により契約更新が困難な場合、転職することを検討する必要があります。業績不振や人員削減などの経営環境が悪化した場合や、契約社員から正社員に切り替える方針がない場合などが該当します。
契約社員は契約期間の途中で退職できる?
契約社員は契約期間の途中で退職することが原則として可能ですが、契約書に退職に関する特約が定められている場合には、その内容に従う必要があります。
契約書に退職に関する特約が定められている場合にはその内容に従う必要があります。例えば、契約期間の途中で退職する場合には、給与や賞与などの支払いに関する規定に留意する必要があるでしょう。
特に勤続年数1年未満で契約社員を退職する場合は、雇用主である企業に事情をしっかりと説明して同意を得なければならない点は注意しておくべきですね。
正社員の求人だと思ったら契約社員だったことはある?
基本的にはないと思ってもらって大丈夫です。
転職エージェントから求人を紹介される際に求人票を共有してもらう際に雇用形態として「期間の定めのある社員(契約社員)」という記載がされていない限り、正社員と思ってもらって問題ないでしょう。
心配の場合は、転職エージェントの担当キャリアアドバイザーに「今回の求人は全て正社員という認識で間違い無いですか?」と念を押しておくと更に安心度が高まりますね。
試用期間中は契約社員求人と記載されている意図は?
実際は契約社員の求人であるものの、正社員雇用と記載して応募者をより多く集めたいという意図が企業側にある可能性があります。
試用期間を経過したら自動的に正社員になれるのではなく、試用期間中に一定のノルマを達成した契約社員のみを正社員に登用するということが多いです。
試用期間中にノルマを達成できない場合、企業によって対応が違いますが、契約更新を拒否されるか、または契約を再度更新し引き続き契約社員として働くことが多いです。
転職して契約社員スタートになるリスクは?
最大のリスクは、正社員になれずに契約社員の期間が満了して企業から契約終了を告げられる(解雇)となるリスクでしょう。
企業にとって正社員よりも契約社員の方が契約更新を行わない選択肢を取りやすい側面がどうしてもあるので、正社員になれるかどうかはシビアに見た方がよいです
転職エージェントの担当者に正社員登用の割合について質問するのはもちろん、面接に進んだ際にも人事面接官に正社員登用の割合について質問すべきですね。
契約社員から正社員へ転職は難しい?不利?
契約社員の場合、正社員よりも転職が難しいか不利になるかと言うと一概に不利とは言えず、契約社員であっても充分転職できる可能性は高いと言えます。
採用企業が求職者に対して求めるポイントとしては、多い順に「①今までの経験やスキル②転職理由③人となり(価値観や人間性)など」となりますので、経験やスキルがあれば契約社員でも転職することは可能です。
むしろ、契約社員であることを隠して転職活動を行い、ばれてしまったときの方が心象が悪くなるリスクが高いので、職務経歴書を改竄するなどの行為は絶対に止めておいた方が良いでしょう
リクルート契約社員は使い捨て?きつい?
転職エージェントに株式会社リクルートのホットペッパーやじゃらん、タウンワークなどの契約社員求人を紹介されていませんか?
とても魅力的な求人で未経験歓迎なので一見すると素晴らしい条件のようにも見えますが、リクルートの契約社員求人は一部では使い捨てなのではと噂されていますが確かに使い捨ての側面もあります。
というのが、契約社員で募集されているリクルートの求人は基本的に新規開拓営業の仕事のため、テレアポや飛び込み営業をひたすらやらされて契約を獲得するというミッションなのでぶっちゃけきついです。
もちろん契約を取りまくって営業成績が良ければそのまま正社員登用される可能性もありますがかなり狭き門ですし、そもそもテレアポや飛び込み営業を好き好んでできる人は稀なのできついと感じる人は多いです。
リクルートエージェントの契約社員求人は?
転職エージェント大手であるリクルートエージェントには、2023年8月現在約7,000件の契約社員求人を保有しており、業界最大手dodaに次ぐ2番目に多い契約社員求人となります。
職種としては事務、経理、人事などのバックオフィス系職種から営業、エンジニア、サービス接客など幅広く契約社員の求人が揃えられていますので、契約社員として転職したい方にはおすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
サイバーエージェントの契約社員求人は?
Webメガベンチャー企業であるサイバーエージェントは新卒・中途採用問わず非常に人気の企業ですが、正社員と契約社員をビジネス職とエンジニア職とクリエイティブ職の3職種で募集しています。
それぞれの具体的な募集職種は以下の通りです。
☑️ビジネス-オープンポジション-
☑️サービスグロースプランナー・プロデューサー
☑️プロダクトマネージャー・ディレクター
☑️ビジネスプロデューサー
☑️スタートアップ企画・プランナー
☑️アドセールス
☑️アドプランナー
☑️マーケティング
☑️PR
☑️ABEMA NEWS番組制作プロデューサー
☑️リクルーティング・HR
☑️エンジニア-オープンポジション-
☑️クライアントサイドエンジニア
☑️Webフロントエンドエンジニア
☑️サーバーサイドエンジニア
☑️データサイエンティスト/アナリスト
☑️スタートアップエンジニア
☑️クリエイター-オープンポジション-
☑️アートディレクター・番組/デジタルコンテンツ
☑️ビジネスグロースデザイナー
☑️プロダクトデザイナー・UI/ UserExperiences
☑️映像ディレクター
正社員か契約社員かの採用については、採用選考の中で適性を見ながらの採用となり、就業経験があり応募時に29歳以下の方であれば誰でも応募することは可能なので、気になる方は積極的に応募してみましょう。
転職における契約社員求人の探し方は?
契約社員求人を探す際には、以下の方法があります。
- 転職サイトや求人情報サイトで検索
- 転職エージェントサービスを利用する
- 企業の公式ホームページや採用サイトで探す
- 人材派遣会社に登録する
2024年現在はindeedや求人ボックスのような検索型のサイトもありますので契約社員と入力して探すこともできますし、王道の転職エージェントを利用して紹介してもらうのも一つの方法です。
あるいは受けたい企業が決まっている場合は、公式HPや採用サイトで求人詳細が載っていないか確認したり人材派遣会社に登録して契約社員の仕事を紹介してもらい正社員を目指すという方法もあるでしょう。
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✅業界専任キャリアアドバイザーの親身なサポート
契約社員に強い転職エージェント&求人サイトおすすめ3選
ではここからは、今現在契約社員として働いているものの、正社員になりたいと考えている方向けにおすすめの転職エージェントや、契約社員求人に強い転職エージェントおすすめを3社厳選して紹介致します。
doda
dodaは業界最大級の契約社員から正社員への転職実績を誇っていて、契約社員から正社員に転職したい方にまず最初にダントツでおすすめの転職エージェントです。
正社員求人のみならず契約社員の求人も非常に豊富に取り扱っており、契約社員の求人数は非公開求人を除いても5,000件前後保持しています。
転職エージェントとしての書類添削や面接対策などのサポートはもちろん、転職求人サイトとして自分自身で求人を検索して自己応募することもできるので、自分のペースで転職活動を進めたい方にとってもどちらにも非常におすすめです。
全国47都道府県の求人にも対応していますし、オンラインキャリアカウンセリングや電話面談のサポート主体となりますので契約社員から正社員に転職したい人は必ず全員まずは登録して活用することをおすすめします。
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マイナビ
マイナビエージェントも契約社員から正社員の転職に強い転職エージェントで、主に20代や第二新卒など若手層の求人に強い特徴があります。
dodaよりは求人数は劣りますが、その分転職サポートに力を入れており、業界専任のキャリアアドバイザーが丁寧に初めての就職や転職でもサポートをしてくれます。
主に東京・大阪・名古屋・福岡などの大都市エリア中心となりますが、転職実績は豊富ですし書類選考通過率も高いので、dodaを利用したんだけどなかなか書類選考に通らないという方はおすすめの転職エージェントです。
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ハタラクティブ
ハタラクティブはフリーター・既卒・ニートなど正社員経験のない若手層の就職を専門でサポートしている就職エージェントです。
dodaやマイナビが比較的キャリアのある方を対象としている転職エージェントに対して、ハタラクティブは全く正社員経験がなく、契約社員の経験すらないアルバイト経験のみの方を対象としています。
主に東京・大阪・名古屋・福岡などの大都市エリア中心に、オンラインや電話面談で就職サポートを丁寧に行ってくれますので、これから社会人としてキャリアをスタートさせたい方は相談してみましょう。
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