そろそろ正社員に就職しないとだなあ…
高卒フリーターの方の就職先のおすすめを、職種・業界ごとに分けてランキング形式で紹介して参ります。
高卒のフリーターが就職して正社員を目指す場合、どうしてもハードルとなるのが学歴ですが、世の中にある多くの求人は募集要項に「大卒以上」と書かれていることが多いのも事実です。
しかしだからといって、高卒フリーターが希望の就職を叶えるのは絶対に不可能か、と言われると、必ずしもそうではありません。
>>フリーター就活のはじめ方・やり方を実体験者が徹底解説
就職活動というのはいわばテクニックの勝負で、受かりやすい会社や仕事、受かりやすいやり方というのは必ず存在するものです。
希望の正社員就職を実現するために、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。
最終編集日.2024年8月29日
目次
- ■高卒フリーターの就職先おすすめランキング【業界別仕事編】
- ■おすすめ就職先業界第1位:IT・ソフトウェア業界
- ■おすすめ就職先業界第2位:製造業
- ■おすすめ就職先業界第3位:建設業界
- ■おすすめ就職先業界第4位:飲食業界
- ■おすすめ就職先業界第5位:介護業界
- ■おすすめ就職先業界第6位:不動産業界
- ■おすすめ就職先業界第7位:運送業界
- ■高卒フリーターの就職先おすすめランキング【職種別仕事編】
- ■就職先おすすめ職種第1位:営業
- ■就職先おすすめ職種第2位:エンジニア(技術職)
- ■就職先おすすめ職種第3位:販売職
- ■就職先おすすめ職種第4位:事務職
- ■就職先おすすめ職種第5位:コールセンター
- ■就職先おすすめ職種第6位:ドライバー職
- ■就職先おすすめ職種第7位:専門系職種
- ■高卒フリーターおすすめ就職エージェント(就職サイト)
- ■高卒フリーターが就職先を絞る重要性
- ■高卒フリーターが就職成功するためのおすすめの方法
- ■フリーターにおすすめしたい「就職面接前にやったほうがいいこと」
- ■高卒フリーターからなれる職業に関するQ&Aまとめ
■高卒フリーターの就職先おすすめランキング【業界別仕事編】
ここからはランキング形式で、高卒フリーターの方にとっておすすめの「業界」をまずは紹介して参ります。
高卒フリーター就職先第1位 | IT・ソフトウェア業界 |
高卒フリーター就職先第2位 | 製造業界 |
高卒フリーター就職先第3位 | 建設業界 |
高卒フリーター就職先第4位 | 飲食業界 |
高卒フリーター就職先第5位 | 介護業界 |
高卒フリーター就職先第6位 | 不動産業界 |
高卒フリーター就職先第7位 | 運送業界 |
就職先として選ぶ業界が良いか悪いかは、言わば"その会社の存続"に直接影響し「長く働き続けられるかどうか」という点において非常に重要な視点です。
就職のしやすさ
業界の将来性
有効求人倍率
というポイントに焦点を当てて紹介していきます。
※有効求人倍率とは、1人の求職者に対して何社採用される可能性の高い会社があるかという指標で、高ければ高いほど就職しやすいことを意味します。
■おすすめ就職先業界第1位:IT・ソフトウェア業界
就職先業界おすすめ度:
近年成長が著しく、常に人不足の状態に陥っているのがIT・ソフトウェア業界。
名前からも想像できると思いますが、ITの仕事というのは専門職であり、大学などで学べる知識やスキルを活用できない場所が多いのが特徴。
つまり、採用時の学歴は特に重視されず、これから成長できるかどうか、というポテンシャルを採用基準にしてもらえるということ。
実際、IT企業の多くは研修制度が充実しており、未経験から入社しても、丁寧に仕事を教えてもらえるところがたくさんあります。
AI技術の発達など、今後ますます需要が伸びている業界でもありますから、仕事がなくなることはありません。
アプリ系開発エンジニアやインフラエンジニアなど入社してしまえば、実力主義で大きく成長するチャンスも多いので、努力のしがいもあるでしょう。
「経験はないけどやる気はある」という高卒フリーターに最もおすすめできる業界です。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 2.3倍 |
※★の数が多いほど就職しやすい
■おすすめ就職先業界第2位:製造業
就職先業界おすすめ度:
IT・ソフトウェア業界と似た要素もありますが、製造業界も高卒フリーターにおすすめです。
製造業というのも、慢性的な人不足に悩まされている業界であり、同時に若くて意欲のある働き手を欲しているところでもありますから、入社のチャンスは非常に多いです。
それでいて専門的な知識やスキルを育てていく必要がある、学歴を重視しない業界でもありますから、高卒からでも十分に戦っていけるフィールドがあると言えるでしょう。
具体的にいうと、例えば自動車メーカーの日産やトヨタなどの工場で派遣社員としてまずは働き始めて、その後に3~5年くらいのスパンで派遣先の会社に正社員として転籍することを狙うのが一番可能性としては高いです。
通常の正社員就職ではなかなか就職しにくい高卒フリーターであったとしても、派遣社員として工場勤務からスタートはほぼ誰でもできますし、その後の勤務態度が良ければかなり好条件のホワイト企業に就職することができます。
一見すると理系のイメージも強い業界ですが、その実情は必ずしもそうではありません。
文系出身の未経験者でも積極的に採用してくれる会社が数多く存在し、車や家電、飛行機といったロマンあふれる製造現場に立ち会えるところもたくさんあります。
未経験からスキルを磨き、どこでも通用する「手に職」をつけるには最適の業界ですね。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 3.25倍 |
■おすすめ就職先業界第3位:建設業界
就職先業界おすすめ度:
人手不足が続く2023年の今、一番採用に積極的なのが建設業界です。
全国で建設ラッシュが起きており、大手ゼネコンから小さめのアウトソーシング企業まで、とにかく若い人材を欲している会社が多いのがこの業界です。
建設と聞くと大工さんや現場作業員(施工管理)のイメージもあるかもしれませんが、その仕事の幅は非常に広く、
・現場の管理を中心に行う仕事
・設計などの事務作業を中心にする仕事
…etc
などなど、現場で働く以外にも、様々な仕事にチャレンジできる可能性があります。
人が住んだり、生活をするための場所を作っていくのが建設業のメインの仕事ですので、人が生きている限り、必要とされ続ける仕事でもあるのです。
特に施工管理(現場監督)の仕事については給料も良く安定していますし、一度3年ほど経験を積めば手に職をつけられて食いっぱぐれることはないので、高卒フリーターの方に意外と穴場の就職先と言えます。
ただし、景気の変動を受けやすい業界ではあるため、オリンピックが終わった後について多少不安があるという声もある点は考慮しておきましょう。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 5.75倍 |
■おすすめ就職先業界第4位:飲食業界
就職先業界おすすめ度:
フリーターのアルバイト先としてもお馴染み、飲食業界も正社員を目指すのには向いていると言えるでしょう。
街を歩いていてもわかるように飲食店というのは店舗数も非常に多く、それだけ採用の枠もたくさん用意されているということでもあります。
その一方で、深夜業務などもあったりする業界ではありますから、そこまでライバルの多い業界でもありません。
2024年現在はコロナの影響で苦境に立たされている飲食店も多いですが、徐々に求人を復活させて店長候補の人材を正社員で募集し始めている飲食店舗もちょくちょく出始めています。
体力面や多少の生活の不規則さを努力でカバーできると思うならば、十分に目指す価値があります。
接客や調理で経験を積み、成長すれば店長として経営にも携わり、将来的には独立、というように自分のキャリアステップをイメージしやすいもの魅力の一つですね。
また、アルバイトからそのまま正社員へのステップアップを目指すことができるのも魅力の一つと言えるでしょう。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 2.41倍 |
■おすすめ就職先業界第5位:介護業界
就職先業界おすすめ度:
介護業界は少子高齢化の日本において慢性的な人手不足であり、常に人員が不足していますので高卒フリーター歓迎の求人が非常に多いです。
近年では介護業界で働く介護士やスタッフの給料を上げようという業界団体の動きも活発化しており、少しずつではありますが給料が安い介護施設の労働環境の改善が進んでいます。
市場の成長性としても今後ますます拡大していくことはほぼ確定的ですので、仕事に食いっぱぐれることもありません。
夜勤や肉体労働がベースとなるため敬遠されがちな業界ですが、お年寄りの方々から感謝の言葉を言われたり、誰かの役に立っている実感を得ることに喜びを感じるという方であれば非常にやりがいのある仕事でしょう。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 3.55倍 |
■おすすめ就職先業界第6位:不動産業界
就職先業界おすすめ度:
意外な穴場的業界としておすすめなのが不動産業界で、不動産も人が生き続ける限り必要とされるものなので、今後一切仕事がなくなってしまうという可能性は低いです。
一方、不動産業界と言えば「激務」や「ブラック」など、退職する社員も多い業界であることは事実ですが、実は高収入を狙える会社が多い業界でもあります。
関連:高卒の転職で高収入を狙えるおすすめ職種一覧
また、経験を積んで独立開業する人も多い業界ですから、常に積極的に若い人を採用して新陳代謝のサイクルが活発という面もあります。
「自分に学歴はないけど、大卒の奴らより稼ぎたい…」という野心を持った方にはおすすめの業界です。
学歴問わず、出世のチャンスや稼ぐチャンスも多い業界ですので、チャレンジする価値は大いにあると言えるでしょう。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 3.55倍 |
■おすすめ就職先業界第7位:運送業界
就職先業界おすすめ度:
高卒フリーターにおすすめの就職先仕事として運送業界もおすすめで、今やインターネットで商品を購入することが当たり前の時代になっていますので、採用の需要は高まっています。
具体的な仕事内容としては依頼を受けた指定の荷物を荷揚げ場所から荷卸し場所まで配送するドライバー職が中心で、未経験歓迎や学歴不問の求人が多く、高卒フリーターでも就職を目指しやすい業種と言えるでしょう。
採用される企業や職種によっては「普通自動車第一種運転免許」の普通自動車免許以外にも「中型・大型自動車第一種運転免許」が必須となる場合があります。
体力と運転スキルが必要ですが免許さえあれば挑戦しやすく、人とあまり喋ることなく黙々と作業をすることが好きな高卒フリーターの方には特におすすめです。
就職のしやすさ | |
業界の将来性 | |
有効求人倍率 | 2.05倍 |
もしあなたが就職先として以下3つの業界を検討しているのであれば、フリーターからの就職は非常に難易度が高いのでおすすめしません。
・金融業界(新卒ブランドが強いため)
・コンサル業界(学歴志向が強いため)
・化学・薬学業界(専門性が高いため)
上記3業界いずれも非常に門戸が狭く、採用のハードルも高いので極力最初の就職先としては避けた方が無難でしょう。
■高卒フリーターの就職先おすすめランキング【職種別仕事編】
続いて、高卒フリーターで就職先を目指す人におすすめの「職種」について、
就職のしやすさ
仕事の難易度
上記ポイントに焦点を当てて、紹介して参ります。
高卒フリーター就職先第1位 | 営業職 |
高卒フリーター就職先第2位 | エンジニア(技術)職 |
高卒フリーター就職先第3位 | 販売職 |
高卒フリーター就職先第4位 | 事務職 |
高卒フリーター就職先第5位 | コールセンター |
高卒フリーター就職先第6位 | ドライバー |
高卒フリーター就職先第7位 | 専門職 |
職種とはすなわち"何をするか"という仕事内容を指すもので「業界は何でも良いけど職種は先に決めておいた方が良い」と言われるほど就職先選びに重要な要素となります。
職種も業界同様、就職先を選ぶ上で非常に重要なポイントなので、ぜひご参考にしていただけたらと思います。
■就職先おすすめ職種第1位:営業
就職先職種おすすめ度:
スキルや経験よりも、人柄やセンスで勝負ができる営業職は高卒フリーターから目指すのに最適な職種と言えるでしょう。
どんなタイプの会社でも営業職というのは必ず存在し、数ある職種の中でももっとも在籍人数が多いと言われていますので、採用の間口も非常に広いです。
高卒であっても十分に戦っていける上に、不動産や保険業界、人材業界などの営業職については、成績次第でインセンティブなどで大きく稼げる可能性もあります。
参考:高卒の転職で高収入を狙えるおすすめ職種一覧
また、営業活動をして行く中で、ワードやエクセル、パワーポイントといったオフィスソフトも使っていくことになるでしょうから、スキルも身につけやすく、自然と成長できるのが魅力ですね。
「営業なんて自分はできない」と思われているかもしれませんが、最初からバリバリ営業ができると思っている人の方が少ないですし、仕事していくうちに営業力は自然と身についていくものです。
社内外問わず、色んな人と密にコミュニケーションをとっていく仕事でもありますから、コミュニケーション能力に自信があり、人と話すことを苦にしない人であれば、十分に活躍していける職種です。
ちなみに営業職には法人営業と個人営業に分けられるのですが、営業完全未経験の場合はいきなり法人営業職に就くのはややハードルが高いため、まずは個人営業から始めて徐々に法人営業へとステップアップしていくのが王道でしょう。
就職のしやすさ | |
仕事の難易度 |
■就職先おすすめ職種第2位:エンジニア(技術職)
就職先職種おすすめ度:
おすすめの業界でも紹介しましたが、IT系や製造系の会社で働くエンジニアは、フリーターからでも非常に目指しやすい職種といえます。
専門的な仕事なので学歴や経験を問わずに採用し、育てることを前提とした会社が多いのが特徴で、実際の仕事を経験していくことで成長していけるので、出世やキャリアアップのチャンスも全社員に平等にあります。
一般的にはあまり目立たない、地味な印象を受ける職種かもしれませんが、今の社会にエンジニアの仕事が活かされていない場所はありません。
普段スマホでSNSをしたりアプリで遊んだり、コンビニのATMでお金をおろしたり、駅の自動改札を抜けたりなど、そのすべてにエンジニアの仕事が関係しています(※とりわけインフラエンジニアは未経験者の採用需要が高く熱いです)。
まさに社会の裏側の、縁の下の力持ちとして活躍していける仕事で、やりがいの大きさは相当なものです。
新しい技術が常に生み出され、勉強を継続していくことが求められる職種でもありますから、コツコツと努力を重ねていける方に向いていると言えるでしょう。
就職のしやすさ | |
仕事の難易度 |
■就職先おすすめ職種第3位:販売職
就職先職種おすすめ度:
アルバイト経験を活かして就職をしやすいのが販売系の職種で、アルバイトから正社員にステップアップして…という人も数多く存在するのがこの職種の特徴です。
仕事柄、最初のうちは立ち仕事なども多くなるでしょうから、ある程度体力に自信のある人が目指した方が良いと言えるでしょう。
だからこそ若手人材へのニーズが高く、常に採用されるチャンスがあるとも考えられます。
最初のうちは給与なども比較的低いところが多いですが、キャリアアップをしていけば十分稼ぐことは可能ですし、本社勤務などで企画や事務系の職種に転身することも可能と考えれば、努力する価値は非常に大きいです。
スピード重視の就職を目指す方にぴったりな職種と言えます。
就職のしやすさ | |
仕事の難易度 |
■就職先おすすめ職種第4位:事務職
就職先職種おすすめ度:
パソコンの操作がある程度得意なのであれば、事務職も比較的目指しやすい職種と言えます。
どの業界の会社にも事務職というのは必要ですから、募集の数も多く、選択肢がたくさんあります。
実際問題として、事務職の採用は女性を優先して行うという企業が多いのは事実ですが、男性でも目指せないことはありません。
関連:事務職に未経験から転職は難しいのか
即戦力として活躍できることを証明するため、MOSの資格などは事前に取っておくと、より合格率を高めていくことができるでしょう。
周りの人々のために努力を惜しまず「ありがとう」という言葉で頑張れる、ホスピタリティ精神の強い方であれば、大きなやりがいを感じながら仕事をすることができるはずです。
逆にもっと自分自身を目立たせたい、やったらやった分だけ報酬などで評価されたい、という方には少々物足りないかもしれませんね。
就職のしやすさ | |
仕事の難易度 |
■就職先おすすめ職種第5位:コールセンター
就職先職種おすすめ度:
コールセンターに関しても高卒フリーターの就職先おすすめ職種で、未経験歓迎の求人が数多く募集されています。
具体的な仕事内容としては、電話で顧客のお問い合わせ対応や申し込み手続き、クレーム対応などを行うため初めの段階では特別なスキルは一切必要ないため学歴や経験がなくても就職しやすい職種となります。
実際に募集されている求人としては、例えば保険会社のコールセンター(電話で説明)やJCOMなどケーブルテレビ加入のコールセンター求人など多種多様な求人が出ていますので、かなり採用の窓口は広いと言えるでしょう。
就職のしやすさ | |
仕事の難易度 |
■就職先おすすめ職種第6位:ドライバー職
就職先職種おすすめ度:
高卒フリーターのおすすめ職種としてドライバー職の仕事もおすすめで、配送や運送、引越しのほか、バス運転手やタクシー運転手なども含まれ、ドライバーで募集されている職種は多岐に渡ります。
一般的な普通自動車免許のみならず、タクシーや大型トラック、バスなど応募する職種に応じて各種運転免許は必須ですが、シフト制を採用する企業が多いため、プライベートと仕事のスケジュールを調整しやすい特長があります。
正社員としてバリバリ働きながらも、ワークライフバランスを整えて働きたいと感じている高卒フリーターにおすすめの仕事と言えるでしょう。
就職のしやすさ | |
仕事の難易度 |
■就職先おすすめ職種第7位:専門系職種
就職先職種おすすめ度:
例えば建築系の施工管理職や介護職、運転ドライバーなど、専門的なスキルを必要とされる職種も、実は高卒フリーターから目指すのに向いています。
これらの仕事は基本的には全員未経験からのスタートなので、実務を経験していくことで仕事を覚え、成長していくことができるからです。
関連:就職を目指すフリーターが取るべきおすすめ資格一覧【難易度別】
一人前になるまでにはある程度時間がかかるため、若手人材に対するニーズも高いのが特徴で、やる気があり、プロフェッショナルを目指すんだという強い意志があれば、活躍の幅もグッと広がるでしょう。
最初のうちは給与なども安い場合が多いですが、その分しっかりと経験値を積んでいけば、誰にも負けないスキルを身につけられますし、確実な給料アップも可能。
根気強く、努力を継続していける人に向いています。
そのためにも、まずはその仕事にどれだけの熱量をかけることができるか、自分自身にしっかり問いかけることが大切ですね。
就職のしやすさ | ※資格取得が必要な場合あり |
仕事の難易度 |
以下3つの職種に関しては、フリーターからの就職難易度は高く難しいです。
・クリエイティブ職(デザイナー・クリエイターなど)
・専門系事務職(法務事務・経理事務・貿易事務など)
・企画職(マーケティング系職種)
クリエイティブ職や専門事務職は専門学校や国家資格を保持していなければ就職は難しいです。
企画職に関してはまずは営業職や販売職など現場で経験を積んで異動を目指すことをお勧めします。
企画職は、企画立案して社内の営業や事務の人とやり取りをする機会が多いことも理由のひとつです。社外に出てクライアントと話す機会も多い仕事です。
■高卒フリーターおすすめ就職エージェント(就職サイト)
今回は高卒フリーターの方におすすめの就職先や業界を紹介して参りましたが、どの就職先を選べば良いか自分自身分からないという方も少なくないと思います。
一人で考える時間も大切ですが、第三者にあなたのことを客観的に見てもらい、適性のある職種や向いている仕事を教えてもらうヒントを与えてもらえると、より効率的に就職先を探すことができます。
客観的に見てもらう方法として、フリーターの就職支援を行っている「就職サイト(就職エージェント)」を利用すれば、数々の悩めるフリーターを見てきた就職活動のプロであるキャリアコーディネーターがあなたの適性を見てくれます。
あなたがどんなキャリアを歩みたいのか?という質問であったり、これまでの志向性を判断した上で仕事を紹介してもらえるので、正社員として就職した後に定着しやすいというメリットもあります。
ほとんどの転職エージェントで履歴書や職務経歴書作成の手伝いもしてくれますし、模擬面接も行ってくれるので大いに活用しましょう。
今回は数あるフリーター向けの就職サイト・就職エージェントの中でも、特にフリーターにおすすめの3社を厳選して紹介いたします。
就職エージェント | ||
---|---|---|
総合満足度 | ||
取り扱い求人数 | ||
20,000件 | 5,000件 | 10,000件 |
書類選考通過率 | ||
15~20% | 20~25% | 書類選考なし! |
公式サイト | ||
ハタラクティブ
ハタラクティブは株式会社レバレジーズが運営する就職エージェントで、こちらもフリーターや既卒・第二新卒などの就職支援に力を入れています。
正社員就職成功率80%以上ハタラクティブ
✅フリーター/既卒ニート就職率No.1
✅正社員就職成功率驚異の80%越え
✅未経験OKの正社員求人に特化>>ハタラクティブのフリーター就職相談詳細
取り扱い求人数は10,000件程度なのですが、ハタラクティブは面談場所が関東・関西・東海に加えて札幌・仙台・広島・福岡と地方にも展開されているのが魅力です。
今回紹介したIT・ソフトウェア業界の未経験者向け求人も非常に豊富に取り扱われていますし、事務職・営業職・製造業など網羅的に求人があるため、希望の業界や職種で必ず正社員就職することができるでしょう。
「やりたい仕事がある」
「自分がどんな仕事が向いているのか分からない」
という高卒フリーターの方にもダントツで最もおすすめの就職エージェントNo.1と言えるでしょう。
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✅高卒フリーター/既卒ニート就職率No.1
✅未経験OKの正社員求人に特化
Re就活エージェント
Re就活エージェントという就職エージェントは、学情グループが運営している業界圧倒的No.1の就職エージェントです。
Re就活では、フリーターの採用を積極的に行っている会社の求人を約8,500件(2024年現在)取り扱っており、業界や職種別に見てもかなり幅広いですよね。
Re就活で紹介された求人は書類選考を完全にパスして100%面接に進むことができるので、たとえ今の段階で面接慣れしていなくても場数を踏むことが可能です。
エリアは関東(東京/千葉/埼玉/横浜)・関西(大阪/京都/神戸)だけでなく全国を対象に就職先を紹介していますので、ぜひ無料のWeb就職相談だけでもお気軽に足を運ばれてみて下さいね。
※2024年現在は新型コロナウイルスの影響によりオンライン面談を通しての就職サポートのみ実施
ジェイック
ジェイック(JAIC)はRe就活やDYM就職と異なり、仕事を紹介してもらう前に7日間の研修を経なければならない"教育一体型"の就職支援サービスです。
利点としては、実際に営業体験などを行えるので、自分に営業が向いているのか向いていないのか判断しながら就職先を決めることができます。
7日間の研修では同じくフリーターから正社員就職を目指す仲間と共に時間を過ごすので、なかなか就職活動へのモチベーションが持続しないという方にもオススメです。
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高卒フリーターの就職サイトを3倍有効活用する方法
高卒フリーターの就職サイトを3倍有効活用する方法としては、最初は1社に絞らず複数社を併用しながら自分に合うと感じる就職サイトを探すことです。
高卒フリーターから正社員への就職を成功させる人の8割は2社以上を併用していて、理想は4社併用することで自分に合う就職サイトを見つけることができると言われています。
ぜひ今回紹介した3社の就職エージェントを全て活用して、高卒フリーターからの正社員就職を成功させてくださいね。
■高卒フリーターが就職先を絞る重要性
一般的には就職するのは難しいというイメージがある高卒ですが、全体的な傾向で見れば、実は高卒も大卒もフリーターからの就職率はそこまで大きく変わりません
下記のグラフを見ても分かる通り、思っているほど高卒でも大卒の方と就職率に差はないことが分かりますね。
では就職できる人とできない人の差はどこにあるのかと言うと、一言でいえば、業界と職種の選び方です。
どんなに優秀な学歴や経歴を持った人でも、そもそも採用人数が少ない仕事や、ライバルの数が圧倒的に多い超大手企業ばかりを受けていては、内定を勝ち取ることは難しいでしょう。
まずは学歴を重視せず、ある程度採用人数に余裕を持っている会社を選んだり、今後社会的に必要度が高くなるであろう仕事を選んでいくことが大切なのです。
要は「ただやみくもに就職活動をするんじゃなくて、ある程度戦略持って就活をやろうぜ」という話です。
関連:フリーターが就職できないは嘘?就職できる人とできない人の違い
「フリーターからアルバイトになれたら就活しなくて良いから楽だな。。。」と思われているフリーターの方もいると思いますが、やはりアルバイト→正社員登用はハードルが高いのが現実です。
具体的にどんな働き方をしていれば正社員に登用してもらえるかというと、
・誰とでも仲良く、人を選ばず周囲とのコミュニケーションが取れる
・社員といい関係を気付ける
・仕事ぶりが認められている
・人として信用されている
・常に前向きで、主体性がある、仕事を取りに行く姿勢がある
…etc
上記のような項目が挙げられます。
しかし、上記のような項目を埋めるためには長い間の働きぶりを評価され時間がかかってしまうので、できるだけ早く正社員になるという意味も込めてやはり就活をした方が良いでしょう。
■高卒フリーターが就職成功するためのおすすめの方法
高卒フリーターが就職成功するためのおすすめの方法は以下の通りです。
順番にそれぞれ解説して参ります。
アルバイトでの実績をまとめる
フリーターが就職活動で内定を得るためには、アルバイトでの実績をアピールするようにしましょう。
雇用形態がアルバイトでも正社員並みの仕事を任されている人も多いものです。具体的にどんな仕事をしてどれくらいの実績をあげたかを具体的に説明できるようにしましょう。
たとえば、飲食店でのアルバイトでホールも受け付けも会計も任されていたなら「マルチタスクを処理する能力があり、繁忙期に顧客の回転率をあげることができました」とアピールできます。
回転率に具体的な数字を入れられるのが理想です。数字が不明なら「お客様から褒められたエピソード」を盛り込むと、具体的になって実績に説得力が増します。
フリーターを選んだ理由の説明ができるようにする
フリーターを選んだ理由は人それぞれです。有能な人でも景気が悪ければ正社員で就職が決まらないときもありますし、有能だからこそご自身のやりたい道に進んで仕事はアルバイトを選ぶ人もいます。
面接のときに「なぜフリーターだったのか」を聞かれても、堂々と答えられるようにしておきましょう。企業はこの質問で、求職者がすぐに仕事を辞めてしまわない人間かどうかをみています。
「働くのが嫌だからフリーターになったわけでない」ことを伝えて、仕事に対する熱意もアピールしましょう。
「フリーター時代に経験したことをもっと学びたいと考え、正社員への就職を強く志望しております」と志望動機につなげることもできます。
高卒フリーターに強い就職エージェントのサポートを受ける
高卒フリーターから正社員に就職するためには、自己分析やスキルアップ、資格習得や履歴書・職務経歴書の作成など非常にやることが多く1人で就職活動を行って内定まで辿り着くのは正直困難です。
そこで高卒フリーターに強い就職エージェントのサポートを受けることで、専任のキャリアアドバイザーと二人三脚で就職活動をサポートしてもらい、内定獲得から入社まで辿り着くことが可能になります。
数ある就職エージェントの中でも、ハタラクティブに関しては高卒フリーターの正社員就職を専門で扱っており、社会人や正社員未経験でも全国で就職先を紹介してもらうことが可能なので、まず利用は必須でしょう。
正社員就職成功率80%以上ハタラクティブ
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■フリーターにおすすめしたい「就職面接前にやったほうがいいこと」
自己分析
就職の面接では、「長所」「短所」「自己PR」「志望動機」などがほぼ必ず聞かれます。すぐ答えられるように考えておきましょう。
自己分析を1人で行う方法としては、自己分析ノートを作成するなどの方法もありますが、方向性が間違っていると全くもって意味を成しません。
そのため、就職のプロである就職エージェントのキャリアアドバイザーに客観的に見てもらってあなたの自己分析を手伝ってもらうことを強くお勧めします。
▶︎就職のプロである就職エージェントに自己分析を手伝ってもらう
面接対策
面接対策も自己分析と同じように、1人で行うことはできませんので面接のプロである就職エージェントを活用して対策を行ってもらった方が良いでしょう。
面接対策に強い就職エージェントであれば、模擬面接という形で面接本番に限りなく近い形での対策も行ってもらえますので、面接の通過率が全く異なってきます。
面接は準備して臨むのと丸腰で臨むのとでは結果に雲泥の差が出てきますので、しっかりと対策してもらうことをお勧めしたします。
▶︎就活のプロである就職エージェントに面接対策を手伝ってもらう
応募先企業の口コミを検索
面接を受ける会社が決まったら、口コミサイトやSNSで社員の口コミをチェックしましょう。生の情報を知ることで、入社してからのミスマッチも減らせます。
ただし、最初の段階で口コミサイトばかりを見ているとネガティブな口コミばかり目に入ってどの会社も入社する気にならないよう注意が必要です。
可能であれば面接を受けて内定を獲得した後に、最終チェックのような位置付けで口コミサイトを活用できると効果的な使い方となるでしょう。
高卒フリーターでも就職できることは前述した通りですが、以下のような条件に当てはまる高卒フリーターは就職に失敗する可能性が高いです。
☑️正社員になりたい理由が曖昧・不明確
☑️求人の選り好みが激しすぎる・極端
☑️礼儀作法やビジネスマナーが悪い
☑️資格があれば勝ちと思っている
上記いずれかに該当する場合は就職できない可能性がグッと上がってしまいますので、今からでも遅くはありません。直して改善するようにしましょう。
■高卒フリーターからなれる職業に関するQ&Aまとめ
高卒フリーターの就職に女性は不利?
高卒フリーターからの就職に女性と男性で有利不利はあまり関係がありません。
強いて挙げるとすれば、フリーター女性の方が事務職や販売接客系の求人が多いため就職できる選択肢は広いという特徴があるくらいで、基本的な就活のやり方はほぼ変わらないです。
もし女性で25歳〜34歳くらいでフリーターから正社員に就職したいのであれば、結婚・出産の関係で産休・育休などを懸念される可能性もあるので、できるだけ早いタイミングで就活を始めた方が良いでしょう。
高卒フリーター19歳でも就職できる?
もちろん高卒フリーター19歳でも就職できます。
若年層での就職市場においては、間違いなく年齢は若い方が有利で将来的なポテンシャルを見てくれる企業が多いので全く物怖じすることはありません。
就職活動においては、高卒と大卒で応募できる求人の幅は異なりますが、高卒であったとしても今回紹介したような業界・職種の就職先であれば全く問題なく応募を受け入れてもらえるでしょう。
25歳のフリーター高卒でも就職可能?
25歳高卒フリーターでも就職することは可能です。
なぜ25歳まで正社員にならずにフリーターをやっていたのかに関しては100%面接で質問されるので、答えられる準備をしておく必要があります。
「なんとなくバイトをしていた」というぼやっとした理由ではまず面接に通過して内定を勝ち取ることはできませんので、就職エージェントのキャリアアドバイザーにきちんと面接対策をして理由を説明できるように準備しておきましょう。
30代の高卒フリーターでも正社員就職可能?
30代高卒フリーターでも就職することは可能です。
ただし、30代に入ると20代と比較してグッと就職先の選択肢は狭まるため、ある程度就職できる業界や職種を絞って就職活動を進めなければなかなか書類選考に通過することはできません。
具体的には、ITやソフトウェア業界のような専門系職種に関しては職業訓練学校などで勉強していたり資格を持っていなければ書類選考で通過することはできないでしょう。
高卒フリーターが正社員就職するメリットは?
高卒フリーターが正社員就職するメリットは以下が挙げられます。
- 無期雇用(正社員)で安定性と社会性が保たれる
- 急な病欠や欠勤でも固定給がもらえる
- 毎月の固定給の他に賞与ボーナスが貰える
- 福利厚生が充実している
フリーターは時間に自由が効く分安定性に欠けるのがデメリットですが、正社員になることで安定性と社会性が保たれ、将来のライフプランを設計しやすくなります。
高卒フリーターは終わり?どうする?
今回の記事で何度もお伝えしている通り、高卒フリーターは終わりということは一切なく、たとえ年齢が30歳を超えてしまっていたとしてもまだ間に合いますし、10代や20代であれば尚更これからです。
自己分析、ボランティアやインターンシップへの参加、資格取得、目標設定など粘り強く就職活動に取り組むことで、徐々に活路が見えてくるものです。
正社員へ就職するために何から始めたら良いかわからない場合は、まずはハタラクティブのような就職エージェントに相談して、自分のことを冷静に客観的に見てくれるキャリアアドバイザーと二人三脚で就活を進めるようにしましょう。
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