- 就職したい高卒フリーターが取るべきおすすめ資格が分かる
- 資格を取得した後に就職すべき業界や職種の就職先が分かる
正社員への就職を目指すフリーターやニートが事前に取っておくべきおすすめの資格を難易度や取得までに必要な期間別にご紹介していきます。
「そろそろフリーターを卒業して、正社員として働きたい!」
「でもフリーター生活をしていた自分を採用してくれる会社はあるだろうか…」
「他の候補者との戦いを制し、選考で勝ち残れるのか」
このような思いを持っているフリーターやニートの方も少なくないのではないでしょうか。
日本では大学生から就職を目指す新卒採用と、正社員としての経験を積んだ上で転職を行うキャリア採用の2つの採用パターンが主流であり、フリーターからの就職というのはまだまだメジャーな方法とは言えないのが現実です。
言わば少数派の、厳しい戦いを制し、無事正社員内定を貰うためにはどのようなスキルや実績を事前に持っておくと良いのでしょうか。
フリーターの方の就職活動の流れの全体像については、「フリーターが正社員に就職する就活の方法・やり方・始め方」をご参考くださいね。
高収入に特化した資格が知りたい方はコチラ↓
【高収入】高卒でも取れる資格おすすめ一覧【学歴不問】
【最終編集日.2024年10月9日】
目次
- ■フリーターが就職を目指すなら資格取得は有効な手段
- ■就職を目指す高卒フリーターのおすすめ資格一覧
- ●高卒フリーターおすすめ資格①:CCNA
- ●高卒フリーターおすすめ資格②:情報処理基礎検定
- ●高卒フリーターおすすめ資格②:秘書検定(女性向け)
- ●高卒フリーターおすすめ資格③:日商簿記検定
- ●高卒フリーターおすすめ資格④:MOS(女性向け)
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑤:ITパスポート
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑥:宅地建物取引士(宅建士)
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑦:第二種運転免許
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑧:介護職員初任者研修
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑨:TOEIC
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑩:ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑪:通関士(国家資格・女性向け)
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑫:登録販売者
- ●高卒フリーターおすすめ資格⑬:中小企業診断士(国家資格)
- ■フリーターが就職のために資格取得する注意点
- ■フリーターが資格取得するための3つの勉強法
- ■フリーターは資格取得しなくても就職できる!
- ■高卒フリーターの資格取得に関するQ&A一覧
■フリーターが就職を目指すなら資格取得は有効な手段
フリーターが正社員就職を目指す際に最も苦戦するポイントは、やはり実務経験の無さ(乏しさ)です。
実務経験を積むために就職するのに、実務経験が問われてしまう……卵が先か、ニワトリが先か、という感じの難しい問題ではあるのですが、これが就職市場の現実です。
しかしだからこそ、その足りない実務経験を補うために、資格取得が効果的であると言えるのです。
資格というのは、自分が「その仕事ができる」ということを証明する材料。
数年分の実務経験に勝ることはできないかもしれませんが、半年や1年といったブランクを埋めるためのアイテムとしては、十分な効果を期待できるでしょう。
そしてまだまだ、フリーターが資格を取得するメリットはあります。
●フリーターの資格取得メリット①:企業が採用しやすい
企業にとっての採用は大きな経営戦略の一つです。
より優秀な人を採用したいというのはもちろんですが「採用してからの教育部分のコストをいかに下げるか」というのも重要なポイントになります。
教育に手間が掛かってしまうと、教える側の人間と教えられる側の人間、2人分のコストが余分に掛かってしまいますので、会社としては是が非でも避けたいですからね。
そうならならないことを証明するために、資格を活用していくことができるのです。
●フリーターの資格取得メリット②:意欲をアピールできる
資格取得のための勉強をし、実際にそれを取得したという実績は、何よりもあなたの就職に対する前向きさのアピールに繋がります。
「やる気があります!」「働かせてください!」口で言うのは簡単です。
しかし実際に、そのための努力をしていることを資格という形で見せることができれば、どんな言葉よりも強く、面接官の印象に残すことができるのは間違いありません。
事実、私自身も就職活動で某金融機関の面接を受ける際に、比較的簡単に取れる「証券外務員」という資格を取得したことで、面接官に高く評価してもらい、結果的に内定を頂きました。
最近では、まずは何でもいいから働いて、経験を積むべきなんていう意見も多くありますが、それでも資格を取得しておくメリットは大きいものです。
実際のスキル面ではもちろん、気持ちの面でも有利に働かせることができる資格を取っておいて損することは一切ありません。
資格取得を目指さずに就職活動を行いたいという方は「フリーターの就職先おすすめ人気ランキング【職種・業界別】」をご参考にされてくださいね。
●フリーターの資格取得メリット③:資格手当が出る場合がある
厚生労働省の調査によると、令和元年11月分で技能手当や技術(資格)手当などを支給した企業は50.8%で、支給された手当の平均は約19,000円です。
資格手当の有無や金額は企業や職種によって異なりますが、資格を取得しておくことが給料アップに直結すると考えると、資格を取得するモチベーションが上がってくるでしょう。
●フリーターの資格取得メリット④:将来のキャリアアップに繋がる
資格を取得しておくことで、直近ではなく将来的なキャリアアップの幅が広がり、転職する際や独立起業をする際に有利に働いてくれる可能性は高いです。
やはり客観的なスキルの証明として資格を持っているかどうかで判断する人は多いため、実績のない分野で経験を積んでいくためには資格を持っておくと色々な場面で強いですね。
「就職するための資格取得に意味はない」という人もいますが、たしかに資格を持っている=就職できるという訳ではもちろんありません。
手段が目的化してしまい、"資格マニア"となってしまっている人もいます。
しかし、その仕事に"本気で"就きたいという一つの実績として資格をアピールすることで、面接官は「そこまで時間をかけるとは本気なんだな」という評価を下すことも多いです。
事実、私自身もとある金融機関の面接で熱意を伝えるために、証券外務員の資格を取得したことをアピールすると内定を貰えたので、資格に意味がないことはないでしょう。
ITエンジニアを本気で目指しているという証明のために、CCNAやITパスポートを取得して実際に未経験から内定を勝ち取れている実績もありますからね。
■就職を目指す高卒フリーターのおすすめ資格一覧
ではここからは就職を目指すフリーターにおすすめの資格を紹介して参りますが、まず取得難易度と共に下記図表でまとめておきます。
CCNA | |
秘書検定 | |
日商簿記検定 | |
MOS | |
ITパスポート | |
宅地建物取引士(宅建士) | |
第二種運転免許 | |
介護職員初任者研修 |
※★の数が多いほど資格取得難易度は高い
やはり今後が伸びていくことが予想されるIT系のプログラミング周りの資格は需要が高いことがわかりますね。
ちなみに資格に種類としては、国家資格と民間資格の2種類に分けられますが、フリーターが正社員になる上で必要な資格においてはどちらもあまり関係ないので気にする必要はありません。
では各資格について、一つ一つ順番に見て参ります。
●高卒フリーターおすすめ資格①:CCNA
「CCNA(Cisco Certified Network Associate)」は、世界的な大手ネットワーク関連機器メーカー、シスコシステムズ社が行う、ネットワークエンジニアの技能を認定する試験のこと。
難しい言葉を使わずに説明すると、今採用市場としては最も盛り上がっていると言っても過言ではないIT業界において、特に評価をされやすい資格と言えるでしょう。
世間一般的に言われるITエンジニアという職種は、大きく分けて、
・開発エンジニア
・インフラエンジニア
上記2つに分かれるのですが、そのインフラエンジニアの方でキャリアを積んでいく際に必要となるのが、ネットワークの知識です。
そのネットワーク知識の基礎を持ち合わせているかどうかを図るテストがCCNAと思ってもらえるとわかりやすいと思います。
このCCNAの取得が新入社員研修の締めくくりとして行われるIT企業もあるなど、持っていることで給与に特別手当がつくケースもありますので、取得のメリットはかなり大きいと言えますね。
CCNPなど、さらに上位の資格は存在しますが、フリーターからの就職であればCCNAがあれば十分です。
▼CCNAの資格取得難易度
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間(合格率) | 約1ヶ月 |
試験合格率 | 60%程度 |
就職できる会社・仕事 | インフラ系のIT企業全般(※エンジニア職種) |
●高卒フリーターおすすめ資格②:情報処理基礎検定
情報処理基礎検定とは、主にITエンジニアに関わる方、またはこれから関わろうとする方を対象とした試験で、ITの基本的知識のほかに、論理的思考力やマネジメント知識などが問われます。
情報処理基礎検定は国家資格で、試験に合格すると、経済産業省より情報処理技術者として一定以上のスキルを持っていると認定されます。
受験資格は設けられていないため、基本的に誰でも受験できる試験ですので、ITエンジニアとしてキャリアをスタートさせたい、就業したいと考えているフリーターにおすすめの資格です。
ちなみに情報処理基礎検定の資格を取得した後に更に高次的な位置にあるのがITパスポートという資格で、ITエンジニアとして仕事をする上で必須のスキルや知識を求められますので視野に入れておきましょう。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間(合格率) | 約1ヶ月 |
試験合格率 | 60%程度 |
就職できる会社・仕事 | IT系企業全般(※エンジニア職種) |
●高卒フリーターおすすめ資格②:秘書検定(女性向け)
秘書検定と聞くと、女性の資格、秘書になるための資格と思われがちですが、実はそんなことはなく、社会人としての一般的なマナーや知識を持っているかどうかを証明する資格とも言えます。
たとえば、
・上司と話すときの言葉遣いはどうすれば良いか
・また取引先の場合ではどうか
・座席に座る際の上座下座の位置は
…etc
といった、細かな社会人ならではのルールを身につけるためのテストですので、男性でももちろん取得可能ですし、就活の際にも活かすことができます。
基本的にフリーター採用の場合、企業側は中途採用として考えて実施をしますので、社内の教育体制が整っていないことも多くあります。
極論、仕事のノウハウに関しては見て覚える、やって覚えるということもできますが、一般的なビジネスマナーなどはそうはいきません。
いちいち教えるのも手間だし、かといってそこで粗相をするようなことがあっては各所に悪い印象を与えてしまう。
そういった難しい扱いの知識を事前に身につけてくれているというのは、採用する側にとっては想像以上にありがたいものです。
特に、細かなマナーに関して見られたり、気を配ったりする能力が問われる事務系職種の募集については、優遇されるケースも多いでしょう。
秘書検定は3級、2級、準1級、1級の4段階のランクがありますが、就活用として取得するなら2級がおすすめ、3級だと少々実績として語るには弱いです。
勉強期間としては、1ヶ月程度は用意しておきましょう。
合格率は50%程度と言われてはいますが、テキストや過去問も数多くありますし、自動車免許などと同じ、暗記することで点数は出せる科目でもありますから、そこまで難易度は高くないと言えるでしょう。
実際、1~2週間程度の勉強期間で取得できた、という話もよく聞きます。
就職活動ではもちろん、その後の社会人生活の中で活かせる知識を身につけられる資格です。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 約1ヶ月 |
試験合格率 | 平均50%程度(2級) |
就職できる会社・仕事 | 一般企業全般の全職種(※主に秘書など) |
●高卒フリーターおすすめ資格③:日商簿記検定
会計の勉強、知識を身につけようと思った際、必ずチャレンジすることになるのが簿記資格です。
簿記資格は実施元に応じて多少種類が異なるのですが、日本国内で最も有名なのは「日商簿記検定」でしょう。
日商簿記検定には3級~1級まであり、欲を言えば2級まで持っていれば完璧ではありますが、フリーターからの就職であれば、3級でも十分に力を発揮することができるでしょう。
簿記、会計と言うとどうしても経理職のイメージを持ってしまいがちですが、もっと広い意味で、数字を読み解く力、と解釈することができる知識です。
要は会社の売上や利益、コストなどを見ながら、適切なお金の流れを把握できる能力と言えますね。
経理職を目指す方はもちろんですが、それ以外でも会社の数字を大きく左右するような企画職や、そもそもどの会社を選べば良いか、伸び盛りの会社はないか、という選択眼を磨く意味でも使えるのがこの資格。
仕事を始めてからも、そしてその仕事を選ぶ以前の段階からも活用していくことができるものなのです。
日商簿記3級の場合、必要な勉強時間は200時間程度と言われています。
これまで紹介した資格と同じく、最低でも一ヶ月程度の期間を見ていた方が無難ですね。
合格率は40%程度。
正直あまり高い数字ではないのですが、そもそも受験の申し込みをしたのに当日受けに来なかった人や、そもそもしっかり勉強していなかったけれど、記念として受けてみる、なんて人も中にはいます。
それでこの数字ですから、しっかりと時間をとって、じっくりと勉強すれば、決して無理な資格ではないでしょう。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 200時間程度 |
試験合格率 | 約40% |
就職できる会社・仕事 | 一般企業の経理職、その他職種全般 |
●高卒フリーターおすすめ資格④:MOS(女性向け)
社会人になって、ほぼ100%使うことになるのが、ワードやエクセル、パワーポイントといったマイクロソフト社のオフィスソフト。
このソフトの扱いや知識が一定以上であることを証明するのがこのMOS(Microsoft Office Specialist)資格です。
細かく分けると、MOSの中でも、
・ワード
・エクセル
・パワーポイント
・アクセス
・アウトルック
上記5種類、さらにワードとエクセルに関しては、上位版のエキスパートという資格が存在するので、合計7種類の資格があることになります。
日常的に使うソフトという観点で見れば、ワードとエクセルのスペシャリストさえ取得しておけば、就活を有利に進めることができます。
いざ働いてみればわかりますが、ワードやエクセルはどんな職種であっても、業務内で本当に多用します。
サービス系の接客の仕事などをしたいという場合などを除き、ほぼすべての会社、職種に対して評価をしてもらいやすい資格です。
最近では大学のレポート提出などでワードやエクセルを使った経験がある、という人も多いでしょう。
勉強期間としてもそこまで長くは必要ではなく、2週間程度しっかりとやり込めば合格できると言われています。
公式発表はされていませんが、合格率は約80%と高く、簡単に、かつ確実に活かせるスキルとして、国内でも有数の人気資格です。
ただ逆に言えば、このMOS資格だけだと、珍しさや特異性を演出し辛くなっているとも言えます。
まずは腕試しや実績作りとしてMOS資格をサラッと取得しておき、その勢いで他の資格にもチャレンジしてみるというのも良いかもしれませんね。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 2週間程度 |
試験合格率 | 約80% |
就職できる会社・仕事 | 一般企業の事務職全般 |
●高卒フリーターおすすめ資格⑤:ITパスポート
ITパスポートはMOS資格と同じく、総合的な社会人としての能力を証明する資格です。
具体的には情報処理の促進に関する国家試験である「情報処理技術者試験」の一つ。
国家資格ということで人気も非常に高く、総応募者は平成27年段階で69万人を超えています。
テストでは、PCに関する用語や意味に関する情報リテラシー力やセキュリティ対策に関する問題が出題されます。
名前だけ聞くとITエンジニア向けの資格のようですが、あまりエンジニアとして活躍するために使用されるものではありません。
どちらかというと事務系職種などを目指す際に、持っているとキャリアの幅が広がる資格と言えますね。
技術が発達した現代においては、例え専門職でなくても、ある程度のPC知識やネットワーク知識は必要とされるところ。
合格率は40~50%程度とそこまで高い数字ではないのですが、参考書や無料の勉強サイトが充実していますので、ちゃんと勉強をすれば決して難しい資格ではないでしょう。
実際30時間~50時間程度の勉強で合格できる方が多く、集中してやれば、1週間もあれば資格取得レベルまで持っていけるはずです。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 30時間~50時間程度 |
試験合格率 | 約40〜50% |
就職できる会社 | IT寄りの事務職全般 |
就職できる仕事 | ITエンジニア |
●高卒フリーターおすすめ資格⑥:宅地建物取引士(宅建士)
不動産業界への就職や、そこでの順調なキャリアを描いていきたいと思うならば、宅地建物取引士(宅建士)の資格は絶対に必要と言っても過言ではありません。
不動産取引に関しては、この宅地建物取引士の資格がないと行えない業務があったり、そもそも不動産会社では従業員5人あたりに1人は宅建士の資格を持った人を配置しないとダメ、というルールもあります。
実際、入社してから何か月以内に宅建の資格を取らなければならない、などと決められている会社もあります。
入社前からその資格を持っているとなれば、例えあなたがフリーターだったとしても、即戦力として、面接でも優遇されることは間違いないでしょう。
宅建士の資格があることで、役職が付与されたり、給与面などの待遇が上がったり、不動産業界で働いていくならば必須とも言える資格ですが、宅建試験の合格率は15%強と非常に低いのが現状です。
司法試験などの超難関国家資格に比べればまだ易しいとは言えますが、取得への道は決して楽ではありません。
資格取得のために必要な勉強時間は300時間とも言われますので、最低でも2~3ヶ月は勉強期間として用意しておく方が良いでしょう。
勉強に関しては、独学でやる人もいますが、通信教育や専門の学校に通って取得を目指す方もいます。
出題範囲が広く、効率的に勉強することが求められますので、もしも時間的・金銭的な余裕があるのであれば、独学よりはプロに教えてもらった方が良いかもしれませんね。
だからと言って、独学では合格できない、というわけではありませんので自分にあったやりやすい勉強方法でチャレンジしてみてください。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 2〜3ヶ月以上 |
試験合格率 | 約15% |
就職できる会社 | 不動産系の企業全般 |
就職できる仕事 | 不動産営業マン(賃貸仲介・売買仲介・管理など) |
●高卒フリーターおすすめ資格⑦:第二種運転免許
第二種運転免許とはずばり「タクシー運転手」になるための資格です。
「タクシー運転手なんておっちゃんのやる仕事だし、絶対にやりたくないよ!」と思われる方も少なくないと思いますが、実はタクシー運転手は未経験フリーターが高年収を狙える数少ない仕事の一つなんですね。
基本的にシフト制なので、3日間働けば1日休むことが可能で、休みの時間は一般的な会社員と比較すると多い傾向にあります。
空いた時間で副業を行えば、更に高収入を狙うことも可能ですよね。
第二種運転免許の資格を取得するためには、普通自動車運転免許の取得から最低でも3年以上経過していて21歳以上である必要がありますが、要件をクリアすればは取得は簡単です。
合格率90%を超える学科試験と、簡単な実げ試験をクリアーすればすぐに資格を取得することができます(※東京・大阪・神奈川地域では別に地理試験を受ける必要あり)。
タクシー運転手は車の運転が好きという方や、若い20代のうちからお金を稼ぎたいというフリーターの方にとっては以外とおすすめできる職業です。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 1〜2週間くらい(※合宿もある) |
試験合格率 | 約90%(※地理試験は50〜60%) |
就職できる会社 | タクシー会社全般 |
就職できる仕事 | タクシー運転手 |
●高卒フリーターおすすめ資格⑧:介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は介護職に就くための入門的な資格で、いわゆるホームヘルパー2級のことを指します。
介護職員初任者研修の上級資格として介護福祉士、その更に上の上級資格として「認定介護福祉士」という資格があるという位置付けですね。
通常であれば介護施設などに入社後に研修の一環で資格取得を推奨する企業が多いですが、未経験の状態で資格を保持しておくことで本気で介護職に就きたいという何よりのアピール材料となります。
高齢化社会は今後ますます日本で進んでいきますので、介護系の仕事に就職して食いっぱぐれるということはほぼないでしょう。
資格取得難易度 | |
資格取得までの期間 | 約1〜3ヶ月間 |
試験合格率 | 約90%(※スクールの講習を受ければ) |
就職できる会社 | デイサービス・介護付き有料老人ホーム等 |
就職できる仕事 | 介護士 |
●高卒フリーターおすすめ資格⑨:TOEIC
英語力をはかることのできる資格のTOEIC。英語を公用語化させた楽天はTOEICの社員平均が800点になったと話題になりました。
採用時に、TOEICの点数を参考にするという企業もあります。転職活動で評価されるのは、600点以上からといわれています。
TOEICのテスト内容は、リスニング100問が約45分で、リーディング100問が75分のマークシート形式です。
TOEICの成績がいいと語学力の高さの証明につながりますし、勤勉さもアピールすることができます。
資格取得難易度(600点の場合) | |
資格取得までの期間 | 約3ヶ月間 |
試験合格率 | 約47% |
就職できる会社 | 日系一般企業、一部外資系企業 |
就職できる仕事 | 翻訳、外資系家企業の営業、楽天のようなTOEIC必須の会社 |
●高卒フリーターおすすめ資格⑩:ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定
ファイナンシャルプランナーは税金、投資、住宅ローンなどお金に関する知識に関する資格です。
フィナンシャルプランナー3級は比較的に取りやすいといわれています。1,2カ月くらいの準備期間の独学で受かる人もいます。
転職市場で評価されるのは2級からです。ファイナンシャルプランナーが扱う分野は全部でこちらの6分野。
1.資金計画
2.金融資産運用
3.タックスプランニング
4.リスク管理
5.不動産
6.相続
2級を受験する条件は3級に合格していることです。受験料は2級の場合、学科4,200円+実技4,500円です。
資格取得難易度(2級の場合) | |
資格取得までの期間 | 約3~5ヶ月間 |
試験合格率 | 約35% |
就職できる会社 | 金融業界、保険業界、不動産業界 |
就職できる仕事 | 不動産営業、保険会社の営業 |
●高卒フリーターおすすめ資格⑪:通関士(国家資格・女性向け)
通関士は輸出入の代理人として税関に申告や手続きを行う、貿易に関する唯一の国家資格で高卒フリーターにもおすすめの資格の一つです。
通関士の資格が生かせる職種は通関士ですが、同じ通関士でも、勤務先は運送会社・倉庫会社・海運会社など活躍できる職場はたくさんあります。
特に女性が活躍している割合が多いのが通関士であり、貿易会社や商社で長く働いて国際的な仕事がしたいという方にとってはぴったりの国家資格でしょう。
通関士の国家資格を取るために必要な勉強期間は、目安として400時間から500時間と言われており、1日に3時間、週に5日勉強したとして、7ヶ月計算なので、決して楽に取れる資格ではないですね。
資格取得難易度(2級の場合) | |
資格取得までの期間 | 約7ヶ月間 |
試験合格率 | 約25% |
就職できる会社 | 貿易会社、商社 |
就職できる仕事 | 通関士 |
●高卒フリーターおすすめ資格⑫:登録販売者
高卒者が狙うべき資格として「登録販売者」もおすすめで、一般用医薬品(第2類・第3類)の販売を行ったり、薬局などで医薬品を販売することができる資格ですね。
薬局やドラッグストアに行くと大体登録販売者か薬剤師が接客してくれますが、実は資格を習得していなければ医薬品を購入するお客様への接客はできません。
資格を習得するためには、医薬品に関わることや薬事関係法に関することなど覚えることが山ほどあるため、400時間程度もかかる点は留意しておきましょう。
ちなみに登録販売者試験は、各都道府県ごとに年に一度実施されてるため、試験日や申込期日は各都道府県に確認する必要があります。
資格取得難易度(2級の場合) | |
資格取得までの期間 | 約6ヶ月間 |
試験合格率 | 約35% |
就職できる会社 | ドラッグストア,調剤薬局,スーパーなど |
就職できる仕事 | 登録販売者 |
▶︎高卒フリーターOKのドラッグストア/調剤薬局おすすめ求人はコチラ
●高卒フリーターおすすめ資格⑬:中小企業診断士(国家資格)
中小企業診断士は高卒フリーターが狙うべき資格としておすすめで、ビジネスパーソンが新たに取得したい国家資格No.1です。
中小企業の経営全体を幅広く診断し、課題を解決するための方法を見出す能力が必要な資格で、経営コンサルタントとしての唯一の国家資格となります。
幅広いジャンルで活かすことのできる資格のため非常に人気ですが、資格取得に必要な勉強時間は1000時間程度とかなり取得難易度は高いです。
1次試験、2次試験の両方の試験に合格した後、
①3年以内に実務補習を15日以上受ける
②診断実務に15日間従事する
上記いずれかを満たすことで、中小企業診断士としての登録が可能となります。
試験内容については、
財務・会計:60分
企業経営理論:90分
運営管理:90分
経営法務:60分
経営情報システム:60分
中小企業経営・中小企業政策:90分
上記のように幅広い知識が求められるでしょう。
資格取得難易度(2級の場合) | |
資格取得までの期間 | 約1年間 |
試験合格率 | 約15% |
就職できる会社 | 経営コンサルティング会社 |
就職できる仕事 | 経営コンサルタント、営業コンサルティング、マーケティング |
■フリーターが就職のために資格取得する注意点
フリーターが就職のために資格取得する注意点として、以下は必ず抑えておきましょう。
順番に解説して参ります。
転職希望の業界で役立つか確認
転職を希望している業界で取得しようとしている資格が求められているかどうか確認しましょう。
また希望の業界に就職できなくても、後の人生で役立つ資格を取得しておくのもおすすめです。
TOEICは業種を問わずアピールできる資格ですし、簿記やファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定はご自身のライフプランに役立つ知識を得ることができます。
バイトと資格勉強の両立が必要
資格取得にはある程度の勉強時間が必要です。アルバイトをしながら資格勉強も両立させなくてはいけないので、覚悟を決めて挑みましょう。
資格取得の勉強をしながら転職活動も行いましょう。
勉強に集中するとほかのことに手がつかなくなるタイプの方は、転職エージェントに登録して転職活動のマネージメントをお願いしてもいいですね。
資格取得がすべてではない
資格をもっているからといって内定できるわけではありません。転職活動の武器のひとつと考えましょう。
「なぜこの資格を取ったのか」「求人企業のどの仕事に資格を活かしたいのか」ということを面接で伝え、就職への熱意を強調します。
資格はその分野の専門知識をもっていることの証明にくわえ、あなたの勤勉さと就職への本気度を伝えるためのツールとして役立ちます。
大卒も高卒も資格取得には関係ない
大卒であろうと、高卒であろうと取得できる資格の種類に関係はなく学歴がなくても資格を習得することで挽回することは可能です。
ただし、国家資格である弁護士/公認会計士/医師/看護師のような大学院や専門学校まで出ていなければ取得できない国家資格に関しては高卒や大卒は難しいです。
どうしてもその夢を諦めきれないのであれば、お金を貯めるか借りるなどして専門学校に入り直して学び直すくらいの気概が必要ですね。
今回紹介したレベルの資格であれば、高卒であろうと大卒であろうとフリーターからの就職活動において非常に武器となりますのでぜひ検討されてみて下さい。
高卒フリーターやニートの資格習得は逃げ?
高卒フリーターやニートの資格習得は逃げではありませんが、資格を習得することが目的となり就職できなくては本末転倒です。
資格習得はあくまでも手段であって必要条件ではない、つまり、資格を習得しなくても就職することはできるので本当に資格が必要なのか考えることが重要です。
業界・職種問わず資格を習得しなくてもやる気とポテンシャルを評価してくれる会社は多くありますので資格習得で遠回りをしないようにしましょう。
自分に合った難易度の資格取得を目指す
資格を取得する際には、自分のスキルや経験に合った難易度の資格を選ぶことが重要です。
難易度が高すぎる資格を目指してしまうと、勉強に時間がかかりすぎ、挫折する可能性もあります。
一方で、簡単すぎる資格では就職においてアピール力が弱くなる場合もあります。
そのため、自分の将来のキャリアに合った適切な資格を選び、無理なく目指せるものにチャレンジすることが重要です。
資格取得に費やす時間分、就職が遅れる
資格取得を目指す際には、その準備にかかる時間が就職の遅延につながる可能性があります。
特に難関資格を目指す場合、勉強に専念する期間が長引くことも考えられ、結果として就職活動の開始が遅れることがあります。
そのため、資格取得に要する時間を計画的に見積もり、就職時期を見据えたスケジュールを立てることが大切です。
資格取得しても必ず就職できると限らない
資格を取得することは就職に有利な手段の一つですが、資格を持っているだけでは必ずしも就職が成功するわけではありません。
資格はあくまで就職活動の際の強みの一つであり、それ以外にも職務経験やコミュニケーション能力など、多くの要素が採用の決定に影響します。
そのため、資格取得に過度な期待を寄せるのではなく、総合的なスキルアップを目指すことが重要です。
■フリーターが資格取得するための3つの勉強法
フリーターが資格取得するための勉強法としては、
資格に関連する業種で働きながら取得を目指す
独学で勉強する(書籍やインターネット)
資格取得の専門学校に通う
上記3つが挙げられます。
一番良いのは現場企業で実務経験を積みながら資格取得を目指せる環境ですが、なかなかお金も貰いながら勉強もさせてくれる環境の企業は少ないものです。
そのため独学で書籍やインターネット(Youtubeなど)で自分自身のペースでお金をかけずに勉強するか、お金と時間に余裕がある場合はTACや大原などの専門学校に通う選択肢もありでしょう。
■フリーターは資格取得しなくても就職できる!
今回はフリーターの方が就職で有利になる資格についてお伝えして参りましたが、まだ自分の方向性、やりたいことが決まっていなければ、なかなか現実的に資格取得に向けて勉強を始めるのが難しい人もいると思います。
自分の方向性が決まっていないと、就活に本気で取り組もうと思っても中々エンジンがかからないですよね。
方向性を決めるという目的では、担当のキャリアアドバイザーが無料で乗ってくれる就職エージェントを活用してみるのは一つの手段として良いです。
就職エージェントを利用すると、数々のフリーターの方を見てきた正社員就職のプロの視点で、あなたの現状から向かうべき方向性を提示してくれて、その上、活躍できそうな会社も紹介してもらえます。
就職エージェントの中では、業界最大手のレバレジーズが運営しているハタラクティブが実績、評判共にNo.1で紹介される求人も豊富です。
正社員就職成功率80%以上ハタラクティブ
✅フリーター/既卒ニート就職率No.1
✅正社員就職成功率驚異の80%越え
✅未経験OKの正社員求人に特化>>ハタラクティブのフリーター就職相談詳細
ハタラクティブは主にフリーター、既卒、ニートのような正社員の経験のない20代〜30代前半までの若者を中心に未経験OKの仕事を紹介してくれるので、今回紹介した資格を取得しなくても全く問題なく就職することができます。
ハタラクティブで紹介される正社員の仕事の詳細については「ハタラクティブの評判!ブラック企業の求人は紹介されない?」でも解説していますので、就職活動の方向性に悩まれていればぜひ相談に足を運んでみてくださいね。
ちなみに2022年現在は新型コロナウイルスの影響により、電話面談やオンラインキャリアカウンセリング中心とした就職サポートの提供となります。
■高卒フリーターの資格取得に関するQ&A一覧
フリーターの資格取得は意味ない?
フリーターの資格取得は意味ないのでは?と言われることもありますが、確かにあなたが就職する業界や職種によっては資格取得が意味を成さない就職先もあります。
しかし基本的には原則、資格取得=意欲の表れであると判断する採用企業が多く、特に20代未経験からの就職の場合は将来的なポテンシャルを判断する一つの材料として資格があるかを判断する企業は多いです。
例えば具体的には、ITエンジニアであれば情報処理基礎検定やCCNA、金融機関であれば証券外務員2種などと言った必須の基礎となる資格を独学で取得しているフリーターを意欲があるとみなす企業は少なくないでしょう。
資格取得が必要なのか求人を判断するポイントとしては、
☑️求人の必須条件に資格を取得していることが応募条件になっている
☑️募集要項に「資格取得者を優遇する」と記載がある
上記に該当する場合は、特に資格取得を奨励しているケースが多いので、資格が採用選考に有効に働く可能性が高いでしょう。
女性フリーターのおすすめ資格は?
今回紹介した資格の中で特に女性フリーターにおすすめの資格は、
- 秘書検定
- MOS
- 通関士
- 登録販売者
- 医療事務検定
- ネイリスト技能検定試験
上記の通りで、主に事務職や接客などの事務系職種や販売職で役立つ資格です。
大卒フリーターのおすすめ資格は?
今回紹介した資格の中で特に大卒フリーターにおすすめの資格は、
- 日商簿記検定
- 宅地建物取引士
- ファイナンシャルプランナー
- 中小企業診断士
上記の通りです。
人生逆転を目指せる就職に有利な資格は?
人生を逆転させるためには、資格取得することが就職につながる確率が高いことや、安定して雇用されるだけのニーズがあること、学歴不問で受験できることなどの条件を考慮する必要があります。
役立つ資格としては以下のような資格が挙げられます。
- 宅地建物取引士
- 登録販売者
- 基本情報技術者
- ITパスポート
宅地建物取引士や登録販売者などの国家資格が挙げられます。
これらは比較的取得しやすく、需要が高い分野での就職に有利です。
また、IT業界で活躍したい場合には、基本情報技術者やITパスポートなどの資格も有効です。
これらの資格は、特に未経験からのキャリアチェンジを目指す人にとって有益であり、幅広い分野で活用できます。
働きながら資格取得を目指すには?
働きながら資格取得を目指す場合、効率的な時間管理が求められます。
仕事と勉強を両立させるためには、毎日のスケジュールを見直し、勉強時間を確保することが大切です。
また、通信教育やオンライン学習を活用することで、時間や場所に縛られずに学習を進めることができます。
無理のない計画を立て、少しずつ確実に資格取得を目指しましょう。
資格を取ってから就職はハローワーク?
資格を取ってから就職先を探す方法としてハローワークを考えている人も多いと思いますが、ハローワークはあくまでも補助の目的で活用して、メインは就職エージェントを活用して探すことをお勧めします。
理由はハローワークを使って採用活動を行っている企業は、無料で人材を募集したいと考えている企業が多いため、採用温度感が低かったりブラック企業体質であることが多いです。
その反面、就職エージェントを活用している企業はお金を払ってでも人材を採用したいと考えていて、採用=投資と考えている企業が多いため優良ホワイト企業の求人が多い傾向にあります。
特に高卒フリーターや20代フリーターの就職支援に強いハタラクティブや就職Shopなどを活用してフリーターから正社員への就職を成功させましょう。
就職成功率驚異の80.4%以上! 正社員就職支援実績150,000名以上! 北海道〜九州まで全国Web面談可能! |
利用者数約100,000人突破 未経験歓迎の求人8,500件以上※"書類選考なし"で直接面接へ 就活のプロが個々の課題に合わせて徹底サポート |