SESからの転職先おすすめ6選を元SES社員のエンジニアが厳選し、自社開発SEへ転職可能なのかについてお伝えして参ります。
プログラマーやエンジニアなどのIT業界では「客先常駐(SES)」という労働形態がよくありますよね。
SESで働き続けていると
- SESを辞めて転職したい
- SESを辞めたいけど、本当に辞めて良いのか
と思った経験はありませんか?客先との契約の関係上、より転職活動に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。
私もSESで働いていた経験がありますが、当時の私も同じことを考えてしまい、行動に移せない時期がありました。しかし、そんな私でも転職できました。
本記事では、SESを辞めるメリットやデメリット、SESの経験を活かせる転職先などを幅広く説明していきます。きっと次の方向性が見え、自信を持って転職活動に臨むことができますよ。
Yusuke Watari
情報系の専門学校を卒業後、ITエンジニアに従事。
客先常駐先でシステム運用保守、監視を2年間経験。
現在はインフラエンジニアとして開発案件に携わる。
最終編集日.2023年11月7日
目次
SESから自社開発SEへ転職可能?
まず結論から申し上げると、SES(システムエンジニアリングサービス)から自社開発SE(システムエンジニア)への転職は可能です。
実際に多くのSES経験者が自社開発SEに転職し、成功しているケースがありますし、SES経験者はさまざまなプロジェクトやクライアントとの経験を持っているため、そのスキルや知識を自社開発SEとして活かすことができます。
具体的には以下ポイントを抑えて転職活動を進めていくと良いでしょう。
スキルの見直し
自社開発SEに必要なスキルや知識を習得し、自分の強みや経験をアピールできるように準備しましょう。プログラミング言語やフレームワーク、開発手法など、自社開発SEが求められるスキルを身につけることが重要です。
転職市場のリサーチ
自社開発SEに転職するための市場動向や求人情報を調査し、自分に合った企業や業界を見つけましょう。また、企業の文化や働き方についても調査し、自分に合った環境を見極めることが大切です。
リサーチ方法や情報収集の仕方がイマイチ分からない場合は、転職エージェントを活用して情報収集すると効率的に転職市場について把握することができます。
ネットワーキング
自社開発SEへの転職を成功させるためには、人脈作りやネットワーキングも重要です。業界イベントや勉強会に参加し、同業者や企業とのつながりを築くことで、転職のチャンスを広げることができます。
適切な転職サポートの活用
繰り返しになりますが、転職エージェントや転職支援サービスを活用し、自社開発SEへの転職をサポートしてもらいましょう。
専門的な知識やノウハウを持つ転職エージェントは、適切な企業の紹介やアドバイスを提供してくれるため、転職をスムーズかつ効率的に進めることができます。
SESから転職したい/辞めたい理由
あなたはなぜSESを辞めたいと思ったのでしょうか。
まずは辞めたい理由を明確にすることで、転職活動の方向性が見えてきます。失敗するリスクも軽減できますので、ぜひ転職活動をする前に今感じている不満を整理してみましょう。
SESを辞めたい理由は人それぞれですが、大きく以下の4つに分けられます。
給料が上がらない
SESは給料が上がりづらいです。
根本的な理由はあなたの会社が儲かっていないから。
客先で評価され、単価が上がったとしても給料はあなたの会社から支給されるので、会社が赤字の場合はどんなに頑張っても給料は上がりません。
SESは給料と労働が見合わないことが多いため、給料を上げるには転職が一番の近道となります。
スキルアップができない
SESでは一から開発に携わることが少なく、途中からプロジェクトに参画することが多いですよね。
上流工程と言われている要件定義や設計などの業務は客先の社員が行い、下流工程である開発やテストはSESの私たちが行います。
基本的には客先から言われた業務しか行わないため、中途半端なスキルしか身に付きません。
年齢が上がるとマネジメントスキルや上流工程のスキルが求められることが多くなり、転職が難しくなってしまいます。
休みにくい
休日も基本は客先のルールに合わせることが絶対条件。休みもあなたの会社ではなく、客先に合わせて取得することになります。
そのため、客先が夜や休日も稼働している場合はあなたの会社が休日だった場合でも出勤して働かないといけません。
また、SESは進行中のプロジェクトに参画して業務することが多いため、客先によっては仕様が頻繁に変わったり納期に追われたりと作業時間が削られてしまい、休日が取りづらくなってしまいます。
あなたがこのような客先に勤めている場合、SESを辞めたいと思うのは当然なことでしょう。
不満を身近に言える人がいない
あなたの会社がどんなに良い職場環境であったとしても、SESの場合は客先で働くことになります。
一緒に常駐して働いている身近な人で不満を言えるような人がいればまだしも、なかなか不満を打ち明けられる人は多くないのではないでしょうか。
客先に業務の相談をすることはできたとしても、ちょっとした気持ちを伝えたいと思った時に分かち合える人がいないと心細さを感じるかもしれません。
私も初めての客先には1人で配属されたのですが、最初は不安や悩みを相談できる相手が誰もいなかったため、非常にストレスを感じていたことを今でも覚えています。
幸い、私の場合は人間関係を築けたため、客先の社員に気軽に相談できるようになりました。ただし客先に恵まれなかった場合は辞めたい気持ちがさらに強まるでしょう。
SESから転職するメリット/デメリット
SESを辞めたい理由を再確認できたところで、次にSESを退職して転職するメリットとデメリットを見ていきましょう。
✔ 本当にSESを辞めても良いのか…
と迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
メリット1:給料アップの可能性が高まる
SESでは成果を出しても給料に繋がらないことはよくありますので、転職をするだけで給料アップができる可能性は十分にあります。
かつ自身の経験やスキルをアピールすることで、さらに給料アップが期待できます。給料が上がると仕事へのモチベーションアップにも繋がり、より仕事に精進できるでしょう。
メリット2:深い人間関係が築ける
SESとは違って一緒に働く人は同じ社内のメンバーになりますので、深く人間関係を構築できるでしょう。
人間関係が築けると業務や悩みの相談がしやすくなり、気分良く仕事に臨めますよ。
メリット3:プライベートな時間が増え、時間に余裕が生まれる
SESはプロジェクト単位での常駐で納期も決まっているため、ずっと忙しいことはありませんが、納期が近づくと毎日時間に追われます。
過度な残業、深夜労働、休日出勤が発生し、プライベートな時間の確保が難しくなり身体や心身の不調に繋がるリスクがあります。
しかし転職をすることによって自由な時間が増え、仕事とプライベートのメリハリを持った生活が実現できるでしょう。
プライベートも充実させたい場合は、ぜひ前向きに転職を検討してみると良さそうです。
デメリット1:人脈が広げにくくなる
プロジェクトが変わることによって様々な客先との人脈を築ける点はSESの魅力の一つです。
また、今後フリーランスや起業を考えている方にとって人脈は肝になりますよね。転職してしまうとプロジェクトがない分人脈の幅が広げにくくなり、人脈作りに苦労するかもしれません。
デメリット2:多くのプロジェクトに携われなくなる
SESは携わっているプロジェクトが終わると、運用保守などの継続依頼がない限りは契約終了になり、新しい客先で新たなプロジェクトに配属されます。
様々な会社のプロジェクトを経験できるため、刺激を求めたい方や経験を積みたい方にとってはSESの働き方は向いているでしょう。
転職をすると基本的には自社の業務がメインとなるため、幅広く業務経験を積みたいと思っている方にとっては物足りなさを感じるかもしれません。
デメリット3:開発案件以外の業務が増え、開発に専念できなくなる
エンジニアとしての実務経験が浅い方や、今後独立してフリーランスとして開発を行いたい方にとって、SESは開発経験を多く積むことができます。
しかし転職をしてしまうと開発以外の業務が増えてしまうため、開発を極めたい方にとっては転職しても満足できない可能性があります。
様々な会社のシステムに携われるため、目的があって経験数を増やしたい場合は、SESが適しています。
SESから転職先おすすめ①:自社開発SE
SESの転職先として最もおすすめの職種1つ目は「自社開発SE」です。
自社開発SEは自社のサービスやアプリを自社内で開発することを指します。サービス企画から開発、リリースまでの一貫の作業を自社内で完結できるため、システムを一から携われてやりがいや達成感があるでしょう。
自社開発SEをおすすめする理由
そんな私も、実はSESから一部上場企業の自社開発SEへ転職しております。SESには2年以上勤め、WEB系の自社開発SEの道を選びました。
私が自社開発SEをおすすめする理由は以下の通りです。
1. 担当するサイトを長期的に携われる
SESの場合はプロジェクトが終わると担当していたシステムには携われず、システムの使用感やユーザーの声を直接聞くことができません。
長期的に携わることによってサイトの改善点が見え、ユーザーが求めているサイト作りが行えます。
私も特定のサイトを任せていただいたことで満足度の高いサイトにするために試行錯誤ができ、非常にやりがいを感じたことを覚えています。
2.担当範囲が幅広く、スキルアップができる
自社開発SEはSESと比べて企画提案から設計、そしてリリース後の保守運用まで一連の流れを担当することになります。
SESでは経験できなかった業務に携われるため、長期的に役に立つスキルを得ることができます。
自社開発SEに転職するならこんな会社がおすすめ
自社開発SEの転職をおすすめする理由を見たところで、次は自社開発SEへ転職するあなたにおすすめの企業をご紹介します。
株式会社ZOZO
株式会社ZOZOは、ファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営する会社になります。
社内の部活動が盛んで風通しが良い社風のため、生き生きと働けるでしょう。また、多数のユーザーの声を聞くことができるので、刺激的でやりがいを得られること間違いなしです。
freee株式会社
freee株式会社は、ビジネス会計ソフトを取り扱う会社になります。
設立して10年経っていない会社でありながらも、成長が著しくキャリアアップが期待できます。Go言語など新しい言語も積極的に扱っており、スキルアップに最適な会社です。
SESから転職先おすすめ②:IT営業
IT営業はSESの経験を活かしてIT業界の取引先やシステム部門の方との関係構築はしやすく、現場経験があるため無理な納期やスケジュールを設定することがありません。
他業界から転職される方に比べて強いです。
客先での現場経験とコミュニケーション力を応募企業にアピールすると転職先に有利になりますよ。
IT営業をおすすめする理由
SESはもちろん、エンジニア自体がもうキツい…と感じている方はIT営業も狙い目です。理由は大きく2つあります。
社会貢献の実感が沸きやすい
IT業界にはこれから伸びるサービスや人々の生活の基盤を支えるサービスを取り扱う会社が多いため、社会の役に立つ実感を感じやすいでしょう。
システムは無形商材のため導入してもらうまでに時間がかかりますが、使用感を顧客からダイレクトに声を聞けるため、やりがいに繋がりますよ。
コミュニケーションとエンジニア経験が活かせる
営業職はほとんどの方がエンジニアの経験がありません。
そのため、営業とエンジニアの両方の経験があると、長期的に見て顧客からの信頼度が高まり、重宝される人材に近づけます。
IT営業に転職するならこんな会社がおすすめ
IT営業の転職をおすすめする理由を見たところで、次はIT営業へ転職するあなたにおすすめの企業をご紹介します。
株式会社システナ
株式会社システナは携帯電話向けのソフトウェア開発や技術支援を主軸とした会社です。大手との直接取引が多く、やりがいを感じるでしょう。
土日祝休みで年休128日、女性が活躍しやすい企業に厚生労働省から贈られる「えるぼし認定」マークを受けているので、長期的に安心して働けます。
株式会社ラクス
経費精算「楽楽精算」を提供する株式会社ラクスもおすすめです。
ベンチャー思考の会社でキャリアアップしやすい環境が整っているため、新規立ち上げサービスに携われたり新しい業務を任せてもらえたりと、自己成長の機会を多く受けられるでしょう。
SESから転職先おすすめ③:社内SE
社内SEとは、いわゆる「システムのなんでも屋」。
事業会社の情報システム部門に所属し、自社のITに関する業務全般を担当しています。ベンダー管理やIT戦略の企画立案、社内システムのトラブル対応まで受け持ちます。
社内SEをおすすめする理由
社内SEは求人が少なく競争率が高い人気の職種。社内SEが人気の理由は以下の2つが挙げられます。
ワークライフバランスが取りやすい
SESや受託開発など納期の変更が難しく、稼働が上がる時期があります。しかし社内SEの場合はプロジェクトが動いていない限り納期に融通が効くため、ワークライフバランスが実現しやすい職種です。
残業や心身の負担も少なく、規定やルールの範囲内で裁量を持って進められる業務もある点は、長期的に働く上で非常に魅力的です。
感謝してもらえる頻度が増える
社内SEは基本的には会社の中で数名しかいないため、初歩的な内容であったとしても他部署の社員から相談が入ります。
問題を解決してあげることで感謝の言葉をもらえる機会も増えるため、モチベーションに繋がりやすく役に立っている実感を得られるでしょう。
社内SEに転職するならこんな会社がおすすめ
社内SEへの転職をおすすめする理由を見たところで、次は社内SEへ転職するあなたにおすすめの企業をご紹介します。
サントリーホールディングス株式会社
サントリーホールディングス株式会社は、ソフトドリンクや健康食品を提供する飲料メーカーの会社です。国内外のサントリーグループの様々なIT課題についてPDCAを回し、社内全体のビジネスの成果に貢献します。
また、社内ではRPAの活用や残業削減、テレワークの推進など働きやすさはピカイチ。人数にも余裕があり基盤がしっかりしているため、評価制度やキャリアプランが明確で安心して勤めることができるでしょう。
株式会社丸井グループ
株式会社丸井グループは、小売事業の他に物販事業やECサイトの事業などを展開する会社です。
社内インフラの構築やECサイトの改善など、グループ全体のITに関連する業務を上流工程から携わることができます。
1つの担当は10名ほどのチームで業務を行うため、やりがいを持って仕事に臨めるでしょう。
SESから転職先おすすめ④:その他IT関連職種
SESから転職先おすすめとして、その他IT関連職種をご紹介いたします。
システムインテグレーター
システムインテグレーターでは大規模なプロジェクトに携わる機会が多く、プロジェクト管理や要件定義、設計、開発、運用など幅広い業務に携われますので、SESの経験を活かして、さらに幅広い知識やスキルを習得できるでしょう。
ITベンダー・製品開発企業
SES経験を活かして、製品開発に携わる企業やITベンダーに転職することができます。ITベンダー・製品開発企業では、自社製品やサービスの開発や運用に携わることができ、スキルをさらに磨くことが可能です。
ITコンサルティング企業
SESで培った技術知識やプロジェクト経験を活かしてITコンサルタントとして活躍できる可能性があります。ITコンサルティング企業では、クライアントの課題解決や業務改善を支援するための戦略立案やソリューション提案を行います。
SESから自社開発SEへの転職成功のコツ
SESからおすすめする3つの転職先を見ましたが、最後に私がSESから自社開発SEへ転職できたコツを3つご紹介します。
新しい分野にも挑戦していく姿勢をアピールする
自社開発は少数精鋭の会社が多いため、大企業ではない限り開発以外の専門分野外の業務を行うことも多いです。
実際私も自社開発SEとして入社したものの、システム面での企画提案の他にキャンペーンの企画であったり担当サイトのSNS更新、Photoshopを使用した画像編集をしたりなど多岐に渡る業務を行いました。
最初は「想定していた業務と違う…」と戸惑いがありましたが、これらの経験も今では自分のスキルとして活かせています。
壁を作らず、開発はもちろん他の業務も柔軟に対応していく姿勢を見せると良いですよ。
開発に携わるサービスに興味関心があることをアピールする
SESとは違って自社開発はサービスやプロダクトは変わりません。長期的に携わることになりますので、担当するサービスに興味や関心があることも採用基準になります。
私が転職した会社はBtoC向けのサービスを取り扱う会社でしたが、日頃私たちが目にするサービス内容であったため、利用経験や頻度などを転職先にアピールしたことで好印象に繋がりました。
他にも新しい技術や業界の動向などを情報収集し、自社サービスをより良い方向にアップデートしていく姿勢も見せると良いアピールになりますよ。
コミュニケーション能力があることをアピールする
コミュニケーション能力はどの転職先でも求められる能力ですが、自社開発SEも意外とコミュニケーション能力があるかどうか見られがちです。
特に意識しておきたいことは、他部署との関わりが増えること。専門用語や要望をどのようにITで改善するかをシステムに詳しくない方が多い他部署のメンバーにも分かりやすく伝える必要があります。
とはいえ、高度なコミュニケーションを意識しなくても大丈夫です。
自社開発SEへの転職を考えている方は、どのように周囲とのコミュニケーションを図ったのかをアピールできるように、事前に整理しておくと内定に一歩近づけるでしょう。
この3つのポイントを抑えることでスムーズに自社開発SEの転職活動を進められますよ。
転職は相性やタイミングも大事になりますが、事前準備は転職活動に欠かせない必須条件になります。ぜひ今回の記事を参考にして、自分に合った転職先を見つけてくださいね。
SESから自社開発への転職に関するQ&A
SESから転職すべきタイミングは?
SES(システムエンジニアリングサービス)から転職する際のタイミングは、以下のような要素を考慮して決定することが重要です。
- スキルや経験の充実度
- プロジェクト終了のタイミング
- 転職市場の動向を鑑みて
- ライフイベント
最終的にはご自身が現在の仕事にやりがいを感じられなくなったり、自分のキャリアパスが明確でない場合、新しい環境で自分のスキルや経験を活かし、キャリアアップを目指す転職を検討するタイミングとなるでしょう。
SESからは転職できない?何年かかる?
「SESからは転職できないのでは?」と一部では言われていますが、SES(システムエンジニアリングサービス)から転職することは可能で、実際に多くのSES経験者が他の業界や職種へ転職しています。
SESでの経験は、プロジェクトマネジメントやコミュニケーションスキル、問題解決能力など、他の職種でも活かすことができるスキルを習得する機会が豊富ですので問題なく転職は可能と言えます。
具体的な年数としては、SESで働いた経験が1年以上でもあれば転職できる求人も少なくないですし、3~5年以上SESで働いた経験があれば自社開発の求人でも優遇されるケースが結構ありますので全く問題ないでしょう。
SESから転職は難しい理由は?
SESから転職することが難しいと言われる理由として、SES時代の経験でスキルが身についていない場合は転職先で経験者として扱いづらく教育や研修が再度必要となり、未経験者として扱われる可能性があるためです。
SESにはプログラミングや開発業務など下流工程の中でも上流工程に近い業務に携われてもらえる現場もあれば、いわゆる運用保守という形でバグ発生の監視などしか携われない現場もあるため、専門性のあるスキルが身につきません。
空いている時間で資格習得に励んだり専門性のあるスキルを身につけられているのであればまだ問題ないですが、SESで何もスキルや経験を積めていない場合は転職することは難しいでしょう。
SES営業から転職先おすすめは?
SES営業から転職を考える際、以下のような業種や企業が転職先としておすすめです。
- ITベンダー・製品開発企業の営業
- システムインテグレーターの営業
- ITコンサルティング企業の営業
- 企業の内部営業・マーケティング部門
- 営業マネージャーや営業トレーナー
SES営業の経験を活かして、数多くの転職先で営業職を中心として活躍することができるでしょう。
転職エージェントはSESの求人ばかり?
転職エージェントでITエンジニア未経験者が求人を紹介してもらおうとするとSESの求人ばかりを紹介される理由は、シンプルに未経験者を中途採用で育成研修する自社開発企業が存在しないからです。
自社開発の求人企業はITエンジニア経験者の中でも人気で応募が殺到するような求人ですので、当然未経験者向けに採用枠が用意されていることはほとんどなく、未経験者は必然的にSESが受け皿となる以外選択肢はありません。
SESでエンジニアとしての経験を3~5年程度積んだ後に自社開発の中途採用求人にエンジニア経験者として転職するのが王道かつ唯一の方法と言えるでしょう。
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