営業職のひとつであるルート営業(ルートセールス)ですが、会社の基盤を支える企業にとって必要不可欠なルート営業に憧れて転職を志す人も多いのではないでしょうか。
今回は以下のような疑問を抱えるあなたに向けて、ルート営業(ルートセールス)とは何か?・つらいのか?・向いている人の特徴や志望動機についてもお伝えしていきます。
・ルート営業(ルートセールス)をやってみたいけど経験がなくて不安
・営業職ってノルマがきついイメージだけどやっていけるかな
・新規営業よりも楽って本当?
ルート営業(ルートセールス)とその他の営業職の違いや、ルート営業に「向いている人」の特徴、さらに応募時に役立つ志望動機の作成ポイントまで詳しく解説していきます。
ルート営業(ルートセールス)に興味のある方や、転職の選択肢として少しでもお考えの方はぜひご参考にして頂ければ幸いです。
【2023年2月27日最終更新】
目次
ルート営業(ルートセールス)とは?仕事内容
ルート営業・ルートセールスの仕事内容
ルート営業とは端的に言うと「既存顧客へのフォロー」を行う仕事です。
「新規顧客開拓」を中心に行う一般営業と異なり、元々取引のある既存顧客に対して細かなフォローや新商品のセールスを行っていきます。
具体的なルート営業の仕事内容をもう一段深掘りしてお伝えすると、
☑️既存顧客を回って商品を売る
☑️既存顧客のアフターフォロー
☑️既存顧客のニーズ調査
☑️競合他社の調査
☑️既存顧客の仕事の手伝い
☑️アポ取り
☑️事務作業(伝票作成など)
☑️(会社の状況によって)新規開拓
☑️クレーム対応
…etc
上記のような仕事がメインとなります。
基本的には既存顧客への営業活動やアフターフォローなどがメインとなりますが、仕事の手伝いや事務作業など包括的な仕事も任されるのが特徴ですね。
ルート営業・ルートセールスが活躍する業界
ルート営業が活躍する具体的な業界としては、商品を顧客のもとに届ける「配送関係」や、生産者や卸売業者から仕入れた商品を販売する「小売業」、アパート管理やマンション経営での土地活用を提案する「住宅関係」などの業界があります。
配送関係 | 商品を顧客のもとに届ける |
小売業 | 生産者や卸売業者から仕入れた商品を販売する |
住宅関係 | アパート管理やマンション経営の土地活用を提案 |
IT関係 | 自社のIT商品・サービスを既存顧客に対して提案 |
人材関係 | 既存顧客の採用ターゲットに合う人材を紹介提案 |
メーカー | 自社製造の新商品を既存顧客に対して提案 |
商社 | 自社取り扱い新商品を既存顧客に対して提案 |
インフラ(電気/ガス/鉄道/NTTなど) | 営業マンの立場が強く商品を売りやすい |
石油業界 | 営業マンの立場が強く商品を売りやすい |
メーカーや商社などでも自社で取り扱う新商品を定期的に既存顧客へ提案する必要があるため、既存ルート営業ポジションの求人は多いのが特徴としてありますね。
反対に商品を売る難易度が高くルート営業でおすすめしない業界としては、
広告営業
コピー機の営業
MR(医薬品営業)
銀行
上記のような業界のルート営業に関しては、ノルマがきついにも関わらず商品が売れにくいのであまりルート営業としてはおすすめしない業界となります。
ルート営業・ルートセールスの1日の流れ
一般的なルート営業の仕事の流れとしては、朝会社に出社した後、営業車や公共交通機関を利用して午前中から夕方にかけて2~3社を訪問してアフターフォローやセールス等の営業活動を行います。
顧客の営業時間が終了する17時頃には帰社し、事務処理や翌日の準備を行って19時~20時には退社する一連の流れが1日の大まかなスケジュールになります。
▼ルート営業職社員の1日
基本的には外回りで外出していることが多いですが、2024年現在は新型コロナウイルスの影響でリモート営業が主流となっていますので、社内の会議室で商談を行うケースも増えてきました。
ルート営業・ルートセールスの平均年収
ルート営業やルートセールスの平均年収は、業界や企業規模、地域などによって異なりますが、一般的には350万円〜500万円程度と言われていて、これは営業の業種全体からみると少ない収入になります。
年収が低い理由としては、一般営業の人が行っている「新規顧開拓を行わなくてもいい」という点が深く関係しています。
新規開拓営業に関しては分かりやすく固定給+獲得契約数に応じたインセンティブが付与されることが多いですが、既存ルート営業に関してはそこまでインセンティブ色が強くない会社が多いため平均年収は下がります。
そのためとにかくガンガン経験を積んで稼ぎたいという人は新規開拓営業の方が向いているでしょうし、安定した働き方で顧客と長期的な関係を築いていきたい場合は既存ルート営業の方が適性はあるでしょう。
ただし、ボーナスやインセンティブなどの特別手当がある場合もありますので、これらの手当によってルート営業の年収がアップすることもあります。
ルート営業と新規開拓の違い
ルート営業と新規開拓の違いをもう少し深掘りしてお伝えすると、新規営業は新卒〜第二新卒の20代前半〜半ばまでの年齢層が多いのに対し、ルート営業は20代後半〜30代の営業マンが多い傾向があります。
やはりルート営業の方が求められる商品知識や顧客折衝能力が大きいので、経験を積むにつれて新規開拓→既存のルート営業へのキャリアアップしていくようなイメージとなります。
図表で比較すると以下のイメージですね。
営業手法 | 新規開拓営業 | 既存ルート営業 |
年齢層 | 20代前半~ | 20代後半~30代前半 |
平均年収 | やや低い | 成績が良ければ高い |
マンネリ化の有無 | マンネリ化しやすい | 成績が良ければしにくい |
アポの取りやすさ | 取りやすい | 取りにくい |
事務作業の量 | 多い | 少ない |
新規開拓営業はテレアポや飛び込みというある種"社会人耐性"を身につけるような位置づけの部分もあるので、できるだけ若いうちに経験しておいた方が将来楽になります。
特に人材業界やWeb業界・メーカーなどがその傾向は顕著で、最初に新規開拓営業に配属されてひたすらテレアポや飛び込み営業などが多い傾向です。
新規営業に向いてる人の特徴
新規営業に適性がある向いている人の特徴を挙げると、
☑️コミュニケーション能力が高い
☑️積極性がある
☑️諦めない粘り強さがある
☑️目標意識が高い
☑️変化に対応できる
…etc
上記のような特徴を持っている人が、新規営業に向いている可能性が高いです。
特に新規開拓営業ではルート営業と違って自ら積極的に行動して顧客獲得に取り組む必要があるため、自分から行動して新たなビジネスチャンスを探り、顧客獲得につなげることができる人が望まれます。
自分自身の成果につながる目標を設定し、自己管理能力で目標を達成することができる人や、時代や市場の変化に対応することが求められるため、変化に敏感で柔軟に対応できる人も向いているでしょう。
ルート営業(ルートセールス)はつらい・きつい?
営業職にはルート営業の他にも、全く取引のない企業に対して取引窓口を開いていただけるように電話や飛び込み訪問で開拓活動を行う「新規営業」や、顧客の課題や問題点を見つけ出し、それに対する解決策を提案していく「コンサルティング営業」等の営業形態があります。
コンサル営業とは?仕事内容と年収!転職する時の志望動機も
ルート営業は一見、新規営業のようにノルマに追われることもなく、コンサルティング営業のように高い分析力やプレゼン能力を求められることもありません。
そのため「誰でもできそう」というイメージを持たれてしまうこともありますが、ルート営業にも難しい部分やつらい部分はあります。
- 担当顧客が多く業務量が多い
- 顧客と信頼関係を築くのが難しい
- 売れないと言い訳できない
- 新規営業より給料が安い
- 既存顧客を潰したときの責任が重い
- 新規開拓は結構普通にある
- 嫌いな顧客でも定期的に会わないといけない
- 休日でも顧客から電話がかかってくる
- 無理難題を言ってくる顧客もいる
- ライバル社に顧客を奪われるとかなり怒られる
- 訪問理由がなくてアポを取りにくい
- 営業先が決まっているのでノルマを達成しにくい
特に重要な部分を深掘りして解説していきます。
担当顧客が多く業務量が多い
まず、効率的な回り方でないと一日の担当社数を終えられないくらい忙しい部分もありますのでサボることはできませんし、現在取引のある顧客を最低限維持して、更に利益の高い商品を売っていくことが会社から求められます。
顧客と信頼関係を築くのが難しい
さらに一番難しい部分としては「顧客との信頼関係をいかに構築するか」という点です。
同業他社に負けないような信頼を勝ち取って自社の製品を継続して利用してもらうことがルート営業の最大のミッションであり、ルート営業が会社に安定した収益をもたらすことができるからこそ、会社は新規事業や新規営業に費用を投資することができます。
会社の発展にとって、ルート営業職は非常に重要な役割を担っているという訳なのです。
ルート営業(ルートセールス)に向いてる人の特徴16選
ルート営業(ルートセールス)に向いてる人の特徴は以下の通りです。
- 聞き上手な人
- じっくりと顧客に向き合いたい人
- 丁寧な仕事ができる人orしたい人
- 古くからの友人・知人が多い人
- 人見知り(口下手)な人
- 顧客の求めていることを察せる人
- 相手の目線に立って話せる人
- 世の中のトレンドに敏感な人
- 外回りが好きな人
- 数字の達成志向が強い人
- 常に勉強熱心な人
- 論理的に説明するのが得意な人
- 仕事にコツコツ取り組める人
- 自分が<相手がになれる人
- 小さい約束を守れる人
上記に当てはまる項目が多ければ多いほど適性はあると言えるでしょう。
以下診断チェックリストもご用意いたしました。
チェックリストをより細分化していくと、①経験 ②スキル ③性格志向の3つに細分化することができます。
順番に深掘りして解説していきます。
ルート営業に向いている人①:聞き上手な人
ルート営業の仕事が向いている人の特徴としては、ズバリ話し上手な人よりも「聞き上手な人」が向いています。
セールストークが必要不可欠な新規営業やコンサルティング営業と異なり、既に取引があり信頼関係がある程度できている状態の顧客へ接することになりますので、顧客が話す言葉の中から取引拡大のヒントを見つけ出す能力が必要です。
担当顧客へ定期的に訪問し、粘り強くコミュニケーションを取り続けることも重要になりますので、浅く広くよりも「狭く深く」物事に取り組むことができる人がルート営業に向いていると言えるでしょう。
秀でた提案を行うことよりも、一番大事なのは「相手の信頼を裏切らない」ことですので、たとえ時間をかけてでも「約束したことは必ず守る」誠実で丁寧な仕事ができる人が好まれます。
▼ルート営業職に求められる要素・スキル
ルート営業に向いている人②:じっくりと顧客に向き合いたい人
新規開拓営業は契約を取って終わりなので顧客との関係を深く築くことは難しいですが、ルート営業の場合はいかにじっくりと顧客を向き合えるかが数字を上げられるかの分かれ道と言っても過言ではありません。
そのため、顧客と一時的な関係ではなく、長期的な関係を築きたいという志向のある方は、ルート営業に間違いなく向いていると言えるでしょう。
ルート営業に向いている人③:丁寧な仕事ができる人orしたい人
ルート営業はお伝えしている通り、顧客と深く付き合っていく職種なので、丁寧な仕事ができる人の方が顧客からの信頼を得やすい傾向があります。
今まで仕事を行う中で「仕事が丁寧だよね」と褒められた経験がある方や、これから丁寧に仕事を進めて行きたいという志向がある方はルート営業に向いていると言えますね。
ルート営業に向いている人④:古くからの友人・知人が多い人
少し仕事とは離れてしまいますが、今までの人生で古くからの友人・知人が多い方はルート営業に適性がある可能性が高いと言えます。
昔からの付き合いを大事にすることは、そのまま顧客との関係を続けていくことに繋がってくる傾向があります。
ルート営業に向いている人⑤:人見知り(口下手)な人
営業と聞くと、人見知りな人・口下手な人は無縁の仕事と思われがちですが、ルート営業の場合全くそんなことはありません。
むしろ人見知りな人の方が、顧客から「この人はじっくりと関係を構築していくタイプだな」と信頼が置かれることも少なくないので面白いものです。
ルート営業に向いている人⑥:顧客の求めていることを察せる人
人というのは不思議なもので、言葉にしていない気持ちを先回りして汲んであげると、相手に対して強い信頼感・安心感を得る傾向があります。
ルート営業のような顧客の信頼がダイレクトに数字に反映される仕事ほど、よりスピーディかつ正確に顧客の気持ちを読み取ってあげる必要があります。
相手の深い部分の気持ちを察せられるかどうかは先天的な要素だったりしますが、常に"今自分に何かできることはないか"と考えながらコミュニケーションを取る必要があるでしょう。
ルート営業に向いている人⑦:相手の目線に立って話せる人
ルート営業は自社の商品・サービスについて詳しくなければいけないのは当然ですが、正しく正確に顧客にサービスの魅力を伝えることはもっと大事です。
たとえば初歩的なところでいうと「専門用語を使わない」「自社の共通言語を噛み砕いて顧客に伝える」などは相手目線に立てているか一番分かりやすい部分です。
常に"自分が相手の立場だったらどう思うか"という思考を働かせ続けられる人は、まさにルート営業が天職と言えるでしょう。
ルート営業に向いている人⑧:世の中のトレンドに敏感な人
ルート営業として固定された顧客と関係を続けていくためには、仕事の話はもちろん、仕事以外のプライベートな話も信頼を得る上で重要な要素になってきます。
そのため、常に世の中の流れや動向にアンテナを立ててトレンド情報に敏感になっていなければ、なんとなく顧客は「話が盛り上がらないな」と感じ、結果成約に結びつかなくなります。
今何が話題になっているのかトレンドな情報を楽しむことができる好奇心旺盛な人もルートセールスに向いている人の特徴と言えるでしょう。
ルート営業に向いている人⑨:外回りが好きな人
また、オフィスでじっとしているよりも外を飛び回っていたい!という考えの方にもぴったりの職種ですね。
ルート営業に向いている人⑩:年上に可愛がられる人
ルート営業・ルートセールスに限った話ではありませんが、若い20代の営業マンが年上に可愛がられる人間力があるかは非常に重要な素養です。
女性で成績が良い営業マンが多いのは年上男性に可愛がられやすいことが理由としてありますが、男性でも年上に可愛がられる必要があります。
ルート営業に向いている人⑪:数字の達成志向が強い人
ルート営業・ルートセールスは新規開拓営業と比べるとゴリゴリの営業感は少ないですが、それでもやはり数字は会社から間違いなく求められます。
顧客のためという顧客志向を保ちながらも、自分の予算やノルマをきちんと達成し続けられるバランス感覚がルート営業・ルートセールスには必要です。
ルート営業に向いている人⑫:常に勉強熱心な人
ルート営業・ルートセールス絶えず顧客に新しい商品・サービスを買ってもらう必要があるため、常に商品知識を勉強し続けられるかどうかも重要なポイントです。
単に勉強するにしても、嫌々ながら勉強するのと好きで勉強するのとでは吸収力が変わってきますから、積極的に勉強できる熱心な人がルート営業に向いていると言えます。
ルート営業に向いている人⑬:論理的に説明するのが得意な人
ルート営業は新規営業のように顧客に話を聞いてもらう段階まで大変ではなく、最初から顧客が話を聞いてもらえる状態でスタートすることが多いです。
その分、商品やサービス説明の分かりやすさや論理的思考性は求められますし、質問に対して的確に答えられるかどうかで成約率にも大きく影響することが多いです。
難しい商品やサービスに関しても、論理的にかつ分かりやすく顧客に説明するのが得意な人であれば、ルート営業・ルートセールスに向いていると言えます。
ルート営業に向いている人⑭:仕事にコツコツ取り組める人
ルート営業・ルートセールスで成果を出していくためには、日々の泥臭いコツコツとした営業回りが非常に重要になります。
そのため、仕事において一発逆転ホームランを狙うようなタイプよりも、コツコツと単発ヒットを積み重ねられるイメージの方が向いている傾向があります。
ルート営業に向いている人⑮:自分が<相手がになれる人
ルート営業・ルートセールスに関わらず、営業で成果を出していくためには「自分が」という自分本意な思考ではなく「相手が」という顧客志向が何より重要です。
常に守護は「自分が」ではなく「相手が(お客様が)」と置換できるような思考の癖をつけられておくと、自然と成果も伸びて行きやすいです。
ルート営業に向いている人⑯:小さい約束を守れる人
ルート営業・ルートセールスで顧客から信頼を得るためには、小さい約束を守り続けられる人が向いていると言えます。
たとえばお客様に「○日までにお電話差し上げます」と約束していたにも関わらず電話しなければ、その時点で顧客からの信頼はアウトです。
日々小さな約束を守り続けられれば、自然と信頼も顧客や周りの同僚や上司からも得られやすくなるでしょう。
前述したようにルート営業に向いている人がいれば、当然向いてない人もいます。
具体的には以下に該当する人です。
年上の相手と話すことに物応じしてしまう人
自分が最前線に立つよりも影でサポートすることにやりがいを感じる人
フットワーク軽く外出するのではなく社内でじっくり仕事に取り組みたい人
ノルマや目標などに追われず、比較的ゆったりと仕事をしたい人
上記に該当する場合はそもそも営業職にあまり向いていないので、事務や人事などバックオフィス系職種の方に視野を広げられると良いでしょう。
ルート営業(ルートセールス)に転職時の志望動機例文
ではここで、実際に別の職種からルート営業職へ転職を試みた時の志望動機についてご紹介して参ります。
あくまでも参考程度にしつつ、あなたなりの独自性のある志望動機を作成するポイントとしていただければ幸いです。
ルート営業職への志望動機例文
前職では販売職として小売店でアパレル商品の販売を行っていました。
一度でも接客したお客様のことは忘れないように、洋服の好みや話した内容、購入してくださった商品を日ごとにノートにまとめていました。
始業前に必ずノートを確認してから業務に入ることで、再度来店してくださったお客様との会話が弾み「まだ購入したこともないのに覚えてくださって嬉しい」と言っていただけることも多かったです。
店舗スタッフ10名中リピート顧客の割合は常にトップを保持していました。
私を信頼しておすすめした商品を買っていただける機会も多く、結果的に店舗や会社の利益に貢献することができたと自負しています。
この経験を活かし、貴社が今まで構築されてきた顧客との信頼関係をより強いものにし、お客様に喜んでいけるような仕事をしていきたいと考えております。
採用担当者は経験/未経験というよりも、
・今までの経験をどう活かすのか
・なぜルート営業を志しているのか
・あなたがどういう人物像なのか(性格/志向)
…etc
上記のような部分を知りたいと思っています。
例文のように「ルート営業に活かせる経験」や、あなたが「仕事をするうえで大切にしていること」が伝わるような文章にまとめてみると説得力のある志望動機となるでしょう。
ルート営業(ルートセールス)のスキルを活かせる転職先
ルート営業(ルートセールス)として経験スキルを積むことで、次の転職先としてルート営業の経験を活かせるキャリアパスをご紹介致します。
- 販売促進・マーケティング職
- コンサルタント職
- セールスエンジニア職
販売促進・マーケティング職
ルート営業は、商品やサービスの販売促進にも携わることがあるため、販売促進やマーケティング職にも次のキャリアパスとして転職することができます。
ルート営業で培ったお客様の声やニーズの把握力を活かし、膨大な顧客情報を分析し傾向を仮説立てて、新商品やサービスの企画・立案、販売促進の企画・実行を行うことが求められます。
販売促進・マーケティング職の求人にはマーケティング経験が必須の求人も多いですが、中にはマーケティングサポート業務に位置する求人も出ていますので、少しずつ経験を積みキャリアアップしていくこともできるでしょう。
コンサルタント職
ルート営業は、お客様と密にコミュニケーションをとり、そのお客様の課題を把握し解決策を提案することが求められるため、コンサルタント職にも転職することができます。
ルート営業で培った課題解決能力や提案力を活かし、顧客のビジネス課題に対して戦略的な提案を行うことで、顧客と二人三脚で成功を目指す伴走型コンサルタントとしてルート営業経験は適性があります。
コンサルタントの求人ではコンサルタント経験必須の求人もありますが、どちらかと言うと営業経験を必須とする求人の方が多いので、ルート営業経験者のキャリアパス選択肢として非常に有力です。
セールスエンジニア職
もしルート営業よりも前にエンジニアとして働いていた経験がある場合、ルート営業で培った営業力と合算してセールスエンジニア(技術営業職)としてキャリアアップしていくという選択肢もあります。
セールスエンジニア職は営業としての経験とエンジニアとしての経験両方が求められるため非常に転職市場価値は高く年収も高くなる傾向があるため、人気の転職先の一つです。
求人情報の必須条件の中には、エンジニア経験がなくてもルート営業経験さえあればOKという求人もありますので、幅広くアンテナを立てて求人を探すようにしましょう。
ルート営業(ルートセールス)への転職を成功させる方法
ここまでルート営業職について紹介してきましたが、前述した通りルート営業職は顧客としっかりと向き合って関係性を構築していく必要があるため、転職難易度も決して低くはありません。
丸腰でルート営業職の転職を志しても書類選考や面接で落とされてしまうでしょうし、同じようにルート営業職を志すライバルたちと差をつけることはできない確率の方が高いでしょう。
ではどうすればルート営業職への転職成功確率を高められるかというと、転職エージェントを活用するということです。
転職エージェントを活用することで、先ほど紹介したようなあなたなりの志望動機を作成する手伝いも行ってくれますし、本番を想定した模擬面接を行ってもらうことも可能です。
また、ルート営業と一口に言っても、
・どんな商材なのか?有形?無形?
・法人のルート営業か?個人向けか?
など幅広く求人はありますので、業種や商材の適性まで担当キャリアアドバイザーが掘り下げて適性を見つけてくれるんですね。
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ルート営業(ルートセールス)に向いてる人に関するQ&A
ルート営業の仕事のコツは?
ルート営業の仕事のコツには、以下のようなものが挙げられます。
- 顧客との信頼関係を築く
- 商品やサービスの知識を深める
- ルート訪問の計画的スケジュールを立てる
総じてルート営業の仕事のコツは顧客と深い信頼関係を築くことが最優先で挙げられるため、顧客の課題や悩みに聞く耳を持つなどコミュニケーションを取ったり、商品サービスの豊富な知識を持つことが必須と言えるでしょう。
ルート営業ホワイト企業求人は?楽すぎ?
ルート営業の数ある求人の中でも、ホワイト企業のルート営業に転職・就職することができれば、外回りで顧客の話を聞いていれば良いだけのため非常に営業としての難易度は低く楽な場合もあります。
楽なルート営業のホワイト企業の特徴としては、商品力があって営業が自ら押し売りする必要がない地方の中小優良メーカーや商社などが該当します。
その他にもルート営業が楽すぎると感じる理由としては、
定期的なルート訪問によって顧客との信頼関係が築けるため、長期的なビジネスを展開することができる
営業成績が比較的安定しやすい
商品やサービスの専門知識が必要な場合があるが、それ以外の業務は比較的シンプルなため、簡単に仕事を覚えることができる
上記のような理由が挙げられます。
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ルート営業で女性はきつい?辛いからやめとけ?
ルート営業は基本的に男性の割合が多い傾向にありますが、女性であっても活躍している人はいますし、きつさに関しては男女であまり変わりはありません。
むしろ女性の方が顧客が本当に求めていることを察する力であったり、顧客と信頼関係を築いていくことが上手かったりするので、営業成績も良く長く働いていける傾向にあります。
ただし一点注意しなければいけないのは、1人の営業マンに対して担当する顧客数が多すぎて数百社という場合は業務量が多すぎますので辞めておいたほうが無難と言えるでしょう。
その他にもルート営業は、
顧客を訪問するための移動時間や交通費が発生するため、労力やコストがかかる
定期的なルート訪問が必要なため、自由な時間が少なくなる場合がある
定期的な訪問があるため、モチベーションの維持が難しい場合がある
上記のようなきつさもありますので、充分転職エージェントで求人の情報を得てから、転職・就職することを検討するようにしましょう。
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