リクルートエージェントとリクナビネクスト(リクナビNEXT)の違いが分からないという方のために、その違いについて今回は徹底比較して参ります。
同サービスのそれぞれの特徴をきちんと理解して、どっちのサービスの方があなたに合っているのか、判断する材料にして頂ければ幸いです。
また、リクルートエージェントとリクルートキャリアの違いについてもイマイチ良く分からない方は下記も併せてご参考下さい。
▼リクルートエージェントとリクルートキャリアの違いを徹底解説
株式会社リクルートは、2021年4月1日を持ってグループで吸収消滅し「株式会社リクルート」として新たに設立されたことが決定されています。
(株式会社リクルート公式HPより)
つまり噛み砕いていうと、「リクルートキャリアやリクルートジョブズなど色々グループ会社があって迷っちゃうから、もう"株式会社リクルート"として統合しちゃえ」ということになります。
これにより、今回紹介するリクルートエージェントもリクナビネクストも、運営している会社は株式会社リクルート"キャリア"ではなく、株式会社リクルートに統一されたのでぜひ覚えておきましょう。
最終更新日.2022年9月27日
リクルートエージェントとリクナビネクストの違い
リクルートエージェントとリクナビネクストの違いを整理すると、以下のようになります。
リクルートエージェント | リクナビNEXT | |
キャリアアドバイザー | ○(あり) | ×(なし) |
取り扱い求人数 | 約15万件 | 約5,000件 |
利用料金 | 完全無料 | 完全無料 |
独自サービス | 書類添削・面接対策・企業の内部情報・入社時の年収交渉など | グッドポイント診断(適性診断)・企業からのスカウトメールなど |
リクルートエージェントとリクナビネクストの違いはズバリ、キャリアアドバイザー(=キャリアコンサルタント)という”人”を介すサービスかそうでないかの違いになります。
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは、会員登録すると実際にリクルートの会社に行ってキャリアアドバイザーとの面談カウンセリングを受け、適正のある求人を紹介してもらえる人を介すサービスです。
▼リクルートエージェントは"人を介す"
キャリアアドバイザーと呼ばれる転職のプロがあなたの転職活動に対して、
・キャリアの方向性をカウンセリング
・履歴書や職務経歴書の書類添削
・模擬面接などの面接対策
・企業との日程調整
・入社前の年収交渉
…etc
上記のように転職活動全般を手取り足取りサポートしてくれます。
特にはじめての転職活動で何からやったら良いか分からない方にオススメですし、企業との年収交渉の仲介なども代行してもらえるので、転職活動の心強いパートナーとなります。
ただし注意点として、リクルートエージェントを使うからといってエージェント任せの他力本願になるのではなく、あくまで"サポートしてもらうだけ"という心構えで利用することが大事です。
リクナビネクストの特徴
リクナビネクストは、会員登録しても特に直接相手からコンタクトが来ることはなく(※一部スカウト機能は例外)、一方的にあなたの方から、求人を探すサービスになります。
▼リクナビネクストは"人を介さない"
リクルートエージェントが求人を紹介してもらえる受身の要素が強く、リクナビネクストは積極的な行動が求められると言われたりしますね。
そのため既に転職活動の経験がある方や、とりあえず自分にどんな求人がるのか見てみたいという方の利用者が多い転職サービスとなります。
その他にもリクルートエージェントとリクナビネクストで受けられるサービスの違いをもう一度整理すると、以下のようになります。
リクルートエージェント | 求人紹介・年収交渉・書類添削・面接対策(※フィードバック含む)etc… |
リクナビネクスト | 求人閲覧(※応募機能)・グッドポイント診断(適性検査)・スカウトメールetc… |
リクルートエージェントはキャリアアドバイザーがあなたと企業を仲介してくれる役割になるため、リクナビネクストよりも多くの面から転職活動をサポートしてもらえます。
もちろん両サービス共に、利用料金は一切かからず"無料"です。
リクルートエージェントとリクナビネクストでなぜ大きな求人数の乖離が出ているかというと、ズバリ"求人を掲載する企業側の事情"と言えます。
というのも、リクルートエージェントに求人を出すのが、転職者を採用して初めて料金が発生する成功報酬型であるのに対し、リクナビネクストは採用の有無に関わらず、費用が発生する前課金制だからなんですね。
企業側の目線に立つと、効果が出るかわからない前課金制のリクナビネクストに出稿するよりも、採用しない限りお金がかからないリクルートエージェントに求人を出そうと考えるのは至極当然のことと言えます。
リクルートエージェントとリクナビネクストを使うべき人の違い
ではここからは、リクルートエージェントとリクナビnextどちらのサービスを使うべきかについてお伝えして参ります。
この2つのサービスには、使うべきユーザーの属性、いわゆる「相性」があるので、自分に合うと思う方を比較してみてくださいね。
リクルートエージェントを使うべき人
転職に関して何かしらのアドバイスを"直接"貰いたい人
転職先に求める条件が、まだイマイチぼんやりとしか定まってない人
転職先の求人を自分で探す手間を省きたい人
リクナビnextのような転職サイトで一通り求人を見てみたけどイマイチピンと来ない人
リクルートエージェントでしか取り扱われていない"非公開求人"に興味がある人
リクルートエージェントの最大の特徴は何度もお伝えしている通り「人」が介在するという点なので、比較的転職活動がまだそこまで進んでいない人・始めたばかりの人が使うべきサービスになります。
なぜかというと、事前に転職コンサルタントと面談カウンセリングをみっちりと行えるので、これからの転職活動の方針やスケジュールなどを明確にすることができるんですね。
▼キャリアカウンセリングが行われるブース
やはり転職活動を一人で行っているとどうしても視野が狭くなってしまいがちですし、面接で落ちたりすると結構ダメージもありますよね(^^;
また、履歴書や職務経歴書などの通過率を上げるための書類添削や、面接前に質問を想定して対策を行う模擬面接などもキャリアコンサルタントが行ってくれます。
「誰かと一緒に転職活動を行える」という点も魅力ですし、客観的な視点でプロのアドバイスを貰える点はリクルートエージェントの魅力と言えるでしょう。
リクナビネクストを使うべき人
↓リクナビネクストの登録はコチラ
とにかく自分自身で転職先を探したい人
転職先に求める条件が明確に定まっている人
大量の求人を比較して見たい人
転職エージェントを使う時間がない人
リクナビNEXTは前述した通り人を介さない転職サイトであるため、人の力を極力借りずに自分自身の力のみで転職活動を行って行きたい人にぴったりのサービスになります。
インターネット上で求人を探して、そこからすぐに書類審査に進めるので、スピーディーに転職活動を進められる点も魅力ですね。
比較的、転職活動中級~上級者向けのサービスと言えるでしょう。
数ある転職サイトの中でも、リクナビnextは業界最大手ということもあり圧倒的な求人の数が揃っているので、その点もオススメです。
また、『グッドポイント診断』という質問に答えるだけで自己分析ができる診断ツールも非常に好評で、どんな会社や仕事に適性があるのか簡単に知ることもできるので、ぜひリクナビネクストに登録して診断するのも良いですね。
リクルートエージェントとリクナビネクストのどっちを使うかここまで読んでも迷っている場合は、結論、どちらも利用してみることをオススメします。
やはり利用する前にどれだけ概要を知っても、実際に使ってみなければあなた自身がどのように感じるかは分からないので、まずは自分に合う方を探す意味でも併用してみると良いでしょう。
両方とも完全に無料ですし、登録するデメリットは何一つないので、まずは実際に体感してみることをオススメします。
リクルート系以外の転職支援サービスもおすすめ
今回はリクルートエージェントとリクナビネクストの違い、および、それぞれのサービスの特徴について触れて参りましたが、当然リクルート系のサービス以外にも優良転職支援サービスはたくさんあります。
その中でも特にオススメなのがdodaというパーソルキャリア株式会社(旧株式会社インテリジェンス)が提供する転職支援サービスで、こちらも今回紹介したような、
・転職エージェント
・転職サイト
の2種類のサービスが提供されています。
dodaはリクルートエージェントよりも担当キャリアアドバイザーの対応が親身との評判が多く、リクルートエージェントで冷たいと感じた方が代替案として圧倒的に利用数の多いエージェントです。
「転職系のサービスと言ったらリクルートかdoda」という風に挙げられることも少なくなく、実際にその質も良いと評判なので、ぜひ興味があればそちらも併せてご参考下さい。
リクルートエージェントとリクナビネクストの違いQ&A
リクルートエージェントとリクナビネクストに同時登録される?
リクルートエージェントとリクナビネクストに同時登録されることがありますので、登録の際に同時登録したくない場合は必ずチェックボタンを外してから登録するようにしましょう。
同時登録されると、必要以上にメールが届いてしまって確認するのが億劫になってしまいますので、必要な転職サービスのみを登録して活用していくことをお勧めします。
リクルートエージェントの評判は厳しい?めんどくさい?
リクルートエージェントの評判は厳しい?めんどくさい?と噂されていますが、どちらかというとニュアンスとしては転職できる見込みの低い求職者には「冷たい」が適切です。
転職エージェントは転職を成功させて初めて売上が立つビジネスモデルですので、転職できる見込みが低いと判断された場合は一気に塩対応になりますのでその点は注意しておきましょう。
リクルートエージェントはすぐに退会できる?
リクルートエージェントはもし必要ないと感じたらすぐに退会することができますし、退会方法も難しくなく簡単なので心配する必要はありません。
退会方法に関しては「リクルートエージェントの退会方法!再登録は可能?【1分完了】」で詳しく解説していているので、必要であればぜひご参考くださいね。
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