「スポーツメーカーから未経験業界、職種への転職は難しい?」
現在スポーツメーカーで働いていて、全く違う業界もしくは職種に転職したいけど、経験がないと難しいという思いで転職を諦めようとしていませんか?
全く違う業種へ転職するために、これまでのスキルをどのようにアピールしたら良いのかわからないとお悩みの方多くいらっしゃるのではないでしょうか。
職種にもよりますがスポーツメーカーで働いてきた経験や身につけたスキルは、他の業界や職種でも通じるものがあり、持っている知識を活かすことができます。
今回はスポーツメーカーでの経験を活かして、他の仕事へ転職するために、スポーツメーカーでの環境やスキルを掘り下げていきたいと思います。
私自身も元々スポーツメーカーに勤務していて全くの業界・職種へ転職した経験がありますので、実体験を交えながらご紹介していければ幸いです。
スポーツ関係の仕事・職業10選一覧【就職・転職】
【2022年1月28日最新公開】
目次
スポーツメーカーを辞めたい理由
それではまず、なぜスポーツメーカーを辞めたいと思うのか転職理由について見ていきましょう。
休日出勤が多いため
土日などの休日出勤が多く、スポーツメーカーを辞めたい人は多いのではないでしょうか。
・土日もスポーツイベントに出店したり
・担当しているお店のセールの応援に行く必要があったり
・贔屓にしている学校の部活動の試合に行ったり
・ユニフォームの採寸に行ったり
…etc
休日出勤が増えるためスポーツメーカーを辞めたい人は多いかと思います。
体育会系の社風がしんどい
スポーツメーカー特有の体育会系の社風がしんどくて退職を考える方も多いかと思います。
上下関係は絶対、先輩がしていたら後輩が代わるのは当たり前、実際に私も出身大学が同じ先輩がいると必要以上に挨拶に行かされている後輩を見ました。
取引先の昔ながらのスポーツショップのあたりが強い
取引先の昔ながらのスポーツショップの町の昔ながらのスポーツショップの店員さんはなかなか気性が粗めの方もいらっしゃいます。
早口の方が多かったり、私は怒鳴られたことも、、
好きなスポーツメーカーの服を着られない
自社以外のメーカーの服を着て会社に行くことはご法度です。これまで持っていたお気に入りのウェアを着れないなんてことはよくあります。
スポーツメーカーで働くことで身につくスキル
ではスポーツメーカーで働くことでどのような身につくスキルがあるのか、転職先に活かせるという観点から具体的に見ていきましょう。
顧客とのコミュニケーション力
職種にもよりますが、スポーツメーカーではコミュニケーション力が特に身につくでしょう。
やはりスポーツといえばコミュニケーションが必要なチーム競技が多いのと同じで営業の仕事では取引先の方とも明るくコミュニケーションを取ることが大事です。
商品だけでなく人柄によって商品を採用してもらえることもありますので、コミュニケーション能力は必然的に磨かれていきます。
社内コミュニケーション力
スポーツメーカーでは社内でも各担当部署とコミュニケーションを密に取ります。
そういった点からコミュニケーション力は元から持っている方もいますし、さらに磨かれる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
精神力
スポーツメーカーでは前述した通り休日出勤も多く、お客様によっては長時間ついていなければいけないことも。
厳しいお客さまもいるので、精神力も鍛えられます。BtoBの普通のお客様だけを相手にされている方よりは大変精神力、根性なども身に付きます。
スポーツメーカーから転職先おすすめ①:アパレル関係
転職おすすめ度:
スポーツメーカーで企画や、生産に関わっている方はアパレル業界の川上、川中、川下といった製造工程を理解されてる方が多くいるのではないでしょうか。
そういった方は、アパレル業界の商品企画の流れを理解されているので、アパレルメーカーや繊維メーカー、アパレル商社などで商品企画または、営業などの転職先が候補として挙げられます。
スポーツウェアに使われる素材の知識がある方も多くいらっしゃるかと思いますので、原料や素材に関する知識も活かせることが転職先のおすすめです。
アパレル関係への志望動機例文
スポーツウェアを扱っていた経験を活かして、ウェアの企画に携わり、お客様に素材から提案してものづくりに携わりたい。
スポーツウェアの企画の経験を活かして、アパレル メーカーで商品企画に携わり、自分のアイディアを活かした仕事に携わりたい。
〈転職先例〉ワールド、ヤギ、伊藤忠商事など
スポーツメーカーから転職先おすすめ②:インストラクター
転職おすすめ度:
スポーツメーカー出身の方はスポーツ経験がある方が多いですので、転職先としてジムやヨガのスポーツインストラクターがおすすめです。
中には社会人になってから周りに影響されて新しいスポーツを始めた方、スポーツジムに通い始めた方、そういった方も多いのではないでしょうか。
ジムなどに通ううちに筋肉のつけ方や身体に良い食べ物などに詳しくなり、身体を鍛える楽しさを実感し、を他の人に教えたいと思う方もいるでしょう。
好きなウェアを着て、スポーツメーカーで身につけたコミュニケーション力を活かして、スポーツの楽しさを多くの人に伝えて、一緒にスポーツを楽しむことができるのでスポーツが大好きな人にはぴったりです。
インストラクターへの志望動機例文
これまでのスポーツ経験を活かして身体を動かしたり、鍛えたりすることの楽しさを多くの人に伝えたい。
スポーツメーカーの経験を活かして、スポーツ用品を広めるだけでなく、スポーツ本来の楽しさを伝えたい。
〈転職先例〉
ルネサンス、コナミなどのスポーツジムのインストラクター、ホットヨガLAVAのインストラクターなど
スポーツメーカーから転職先おすすめ③:広告営業
転職おすすめ度:
スポーツメーカーを経験されている方は、無形商材ではありますが、お客様の課題解決に向けた広告営業の仕事でも活躍できます。
スポーツメーカー出身の営業の方は、スポーツショップに展開するために営業に行ったり、また間に卸会社を通して一緒に営業に行くこともあります。
そんなメーカー出身の営業は様々なお客様の要望、お店の売り上げUPに向けて自社製品を提案するといった経験をされている方もいるでしょう。
手当たり次第に商品を提案するのではなく、それぞれのお店の客層にあった商品を提案する必要がありますので、しっかりお客様のことを調べて見極める力が必要です。
スポーツメーカーから広告営業への志望動機例文
スポーツメーカーでの営業経験から、それぞれのお客様にあった商材を提案してきました。
さらにお客様の課題解決に貢献できる仕事に就きたいと思い、広告を営業を志望しています。
〈転職先例〉
広告代理店営業、広告物製作会社営業など
スポーツメーカーから転職先おすすめ④:貿易事務
転職おすすめ度:
スポーツメーカーでは海外展開を行っていたり、海外生産を行っているためグローバルな方が多くいますが、貿易の知識があり貿易の流れをわかっている方は、他業界でも貿易事務として活躍できるでしょう。
海外に展開する営業を行っている方は英語力が必要ですし、海外に商品を展開する流れを理解しなくてはなりません。
生産面では、海外から仕入れた商品や原材料を輸入する手続きなどを行う貿易の仕事がありますが、生産管理をしている方もこういった貿易の流れを理解していることが重要となってきます。
スポーツメーカーから貿易事務への転職理由例文
スポーツ用品の生産管理の仕事を通じて海外貿易の流れを理解し、様々な商品を輸入したり、輸出したりするのに重要なポジションで、様々な手続きがあります。
自分が手配した通りに商品が入荷し、お客様の元に届けられることにやりがいを感じたため貿易事務を志望いたしました。
〈転職先例〉
アパレル メーカーの貿易事務、商社の貿易事務など
スポーツメーカーからの転職を成功させるポイント
スポーツメーカーからの転職を成功させるためには、正しい転職活動のコツと進め方を知っておかなければなりませんので、スポーツメーカーからの転職を成功させるポイントについて3つ厳選して解説します。
スポーツメーカーで働いた経験を客観的に見て分析する
これまでの経験からどんなスキルを身につけたのかを分析し、他業界や他職種でも活かせる点を見出す必要があります。
どんな仕事や業務を行っていたか、どんなことに注意して、気を付けながら仕事を行なってきたかを書き出してみることが大事でしょう。
スポーツメーカーで営業事務をされていた方はお客様の問い合わせに対してお客様の立場に立った商品を提案したり、商品について幅広く理解する必要があります。
商品を提案するスキルがある方は提案スキルを活かした周りをよく見て行動できるところを転職先で活かせるでしょう。
商品対応力をアピールする
スポーツメーカーには取り扱い商品にもよりますが、様々な競技の商品を扱っていることもあり、とても多くの種類の商品を取り扱うこともあります。
それぞれの商品の特徴、アピールポイントを把握していることも必要とされ、お客様からの問い合わせを受けるとすぐに対応しなければなりません。
また、商品の特徴だけでなく、それぞれの出荷ロットであったり、卸価格なども把握していなければならない時もあります。
それぞれの商品を把握し、対応する力は必ず転職して違う仕事でも必ず活かせるので、様々な商品を対応した経験を転職活動でアピールしましょう。
状況判断力と対応力をアピールする
スポーツメーカーでは咄嗟に判断してお客様に提案しなければならない場面があります。
例えば「もうすぐ試合なのでチームでこんなユニフォームやウェアを探しているのでこの数を欲しい」といった急で、大量な商品の要望を受けることがあります。
それぞれのサイズごとに商品が必要となりますし、このカラーのこのサイズは在庫がないなんてことはよくあります。
在庫がなくなりそうなときは他者に取られないように確保したり、代替え品を探すことも日常茶飯事ですので、その際に咄嗟の判断と対応力が求められます。
こういった経験をしている営業や営業事務の方はこの状況判断力と対応力を面接でもアピールし、希望の会社に転職し、活躍していけるでしょう。
スポーツメーカーからの転職先をもっと知るには?
転職活動を進めていくにあたり、具体的な転職先の求人を探す方法としては転職エージェントを活用するのをおすすめします。
転職エージェントを利用すると、非公開求人を教えてもらえたり、その企業の面接官の特徴、面接に向けて押さえておくべきポイントなど面接対策でもフォローしてもらうことができます。
数ある転職エージェントがある中どれを使えばいいのかわからない方もいるかと思いますので、特におすすめの「マイナビエージェント」と「doda」の特徴についてお話ししていきます。
マイナビエージェント
マイナビエージェントの特徴としては「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」であることで、20代や第二新卒に注力して大手との差別化を図っています。
経験者を求める求人とともに、未経験や人物重視の求人や独占求人も豊富ですので、まだ20代と若い第二新卒の方にはおすすめの転職エージェントです。
今回紹介したようなスポーツメーカーから異業界・異業種に未経験で転職した実績も多数持っていますので、20代や第二新卒の方はぴったりと言えるでしょう。
dodaエージェント
dodaの特徴としては、求人数が多いこと、幅広い求人情報を取り扱いしているのが特徴です。
分業制で業界専任のキャリアコンサルタントの方が丁寧で、一人一人の立場に立って一緒に考えてくれる点も他の転職エージェントにはない強みと言えるでしょう。
私も実際に転職活動の際にdodaを利用した経験がありますが、面接前の対策などもしっかり情報を頂けて対策に親身になってくれるので、幅広い業界、企業を見たい方にはおすすめです。
転職エージェントは1社に絞らないといけないという決まりはありませんので、ぜひどちらも利用してみてスポーツメーカーから転職したいと思える会社の求人を見つけていただければと思います。
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