今回は人事職(経験者・未経験問わず)の転職に強い転職エージェントおすすめ人気ランキングをご紹介してまいります。
また、未経験者でも人事をやってみたいという人が人事職に就けるのかについても年代別に分けてお伝えいたします。
これから人事職へ転職したいという方にまず知っておいて頂きたいのが、人事職は転職市場において非常に人気の職種であるということです。

倍率が高い中で内定を勝ち取るためには、やはり今回紹介する人事の転職に強い転職エージェントの活用は必須と言えるでしょう。
また、人事と一口に言っても人事の中にも様々な職種に分けられますので、理解していない方は「【人事歴10年が語る】人事の仕事内容一覧!未経験者の仕事は?」をまずはご参照頂ければと思います。
現在人事職に従事されていて別の会社の人事に転職したいと考えている方や、現在別職種でこれから人事に挑戦したいとお考えの方はぜひご参考下さい。
新型コロナウイルスの現状により、今回紹介する転職エージェントは希望すれば対面面談ではなく"電話面談(ZOOMなどオンラインツールを活用した面談)"でも対応してもらうことができます。
対面面談に抵抗がある方は登録後に電話がかかってくる日程調整のタイミングで「オンライン面談をしたい」と伝えれば全く問題ないのでご安心ください。
2020年12月25日最終更新.
目次
人事の転職に強い転職エージェントランキング
では早速、人事職の転職に強い転職エージェントランキングTOP7をご紹介して参ります。
既に人事職経験のある方、人事未経験者の方いずれにもおすすめできる転職エージェントとなりますので、ぜひ上手く活用して人事職の転職を成功させましょう。
人事転職エージェント第1位:マイナビエージェント
人事職の転職エージェント第1位は、親身な面談と多くの人事転職者実績を持つ「マイナビエージェント」です。
マイナビエージェントは特に20代・30代の若手ビジネスパーソンに対して非常にキャリアアドバイザー一人一人の求職者に対する熱量が高く、その熱量が面談の回数やレスの早さなどに表れているのが特徴です。
書類添削や面接対策まで幅広くサービスも展開しており、利用者からも「親身にサポートしてもらえた」との評判が多く挙がっています。
また、人事職への転職に非常に強みを持っており、営業・販売職、事務職、と次いで3番目に多く、圧倒的な人事職への転職実績を持っているという特徴もあります。
▼マイナビエージェントの職種別実績
また、人事と一口に言っても、職種は採用/教育/労務(給与社保)/人事制度など多岐に渡りますが、マイナビはどの職種もバランス良く対応しているんですね。


▶︎マイナビで人事の中途採用求人を紹介してもらう
大手企業〜中小企業などの人事求人も幅広くあるので、人事職未経験者が応募可能なものも、多く含まれている点はおすすめできます。
また、北海道や福岡など地方にも直接面談を受けられる拠点を設けているので、地方在住の方は有効に活用することができると言えるでしょう。
マイナビエージェント口コミ評判
転職エージェントを活用するのが初めてだったんですが、一番の強みはやはり人事職等の専門職の非公開求人を多く取り扱っている点です。
人事職は転職サイト上ではあまり掲載も多くなくスキルマッチングがしにくいと感じていましたが、マイナビ転職やリクナビネクストなど通常の転職サイトでは出会えないような企業と面接までこぎつける事が出来たのが大きいです。
また、マイナビエージェントの担当者から先に企業情報を仕入れてから面接に行けるのは「こんなはずではなかった」と面接後のミスマッチを防ぐ事もでき、利用してよかったと感じています。
面談場所 | 東京・大阪・福岡・名古屋・札幌 |
求人数 | 30,000件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | 圧倒的親身な若手へのサポート力 |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | 株式会社マイナビ 公式HPはコチラ |
マイナビエージェント口コミ評判
WEB制作会社営業→SESの人事職
私は人に対して貢献できて、企業に対して大きく貢献出来る人事職を、自分のディレクターとしての経験から企業様へのどんな方が必要であるか明確にすることに貢献ができると考え人事職を希望しました。
マイナビエージェントの方は企業様の他者目線でのアドバイスが明確であり、ミスマッチをなくす事を徹底されていました。
人事ポジションの会社を数社御紹介して頂き、会社様の情報と転職先会社様の必要な人財がどの様な人財かが明確になりましたので、利用して良かったです。
自身での面談ではこの様に、角度を変えて会社様の情報をヒアリングは無理だったと思いますので、マイナビエージェント様を通す事で可能となり良かったと思います。
人事転職エージェント第2位:JACリクルートメント
人事の転職エージェント第2位は、30代〜50代のミドル・ハイクラス層の転職支援に強みを持つ「JACリクルートメント」です。
JACリクルートメントは人事の転職支援に特化した「人事転職.com」という特化サイトを運営しているほど人事の転職に力を入れていて、約1,500件ほどの人事求人を保有しています。

しかし求人のほとんどは社名含めて非公開求人となっているので、JACリクルートメントに申し込まなければ詳細な求人情報は把握できないようになっていますね。
JACリクルートメントは企業側と個人側の両方を一人のコンサルタントが請け負う両面型転転職エージェントなので、スピーディーな対応に期待できます。
面談場所 | 東京・大宮・横浜・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・広島 |
人事の求人数 | 1,000件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | 人事の求人に特化した「人事転職.com」の運営 |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | 株式会社ジェイ・エイ・シー・リクルートメント |
JACリクルートメント評判口コミ
人材紹介営業→WEB業界人事職
人材斡旋業の時に採用のお手伝いをしたことがあり、その時の経験から、人にお仕事を紹介するのも面白いが、自分たちと一緒に働いてくれる仲間見つけ出し、入社してもらうまでの過程を経験したいと思ったのが転職理由です。
新卒の方などにきつい仕事だと思われている業界なので仕事の面白みや、楽しさを会社説明会や、就活フェア、学内説明会などで直接伝えることに面白みを感じたのも転職しようと思ったきっかけです。
全く業界は違いましたが、人事部が無く、何もない状態の立ち上げから携われるとのことで、採用だけでは無く、必要書類の準備なども行うことができるのでとてもいい経験になるなと思いました。
そして新卒も、キャリア採用、管理職採用をさせてもらえることも魅力でした。
ほとんど経験がない状態で受け入れてくれるる会社は少ないと思いますが、会社側と交渉していただいたり、私のことをプッシュしてもらえたりとても頼りになり、JACリクルートメントを使って良かったと思いました。
人事転職エージェント第3位:doda
人事の転職エージェントおすすめ第3位は「doda」です。
dodaは対象エリアが全国のため人事の求人数が最も多く、約1,500社もの企業の人事職の求人を取り扱っていますね。
人事と一口に言っても様々な仕事内容に細分化されますが、より詳しく3,000社の内訳を見ると、下記のような求人数となっています。
採用・教育 | 約1,200社 |
給与・社保 | 約1,000社 |
労務・人事制度 | 約800社 |
また、dodaは上記求人数に加えて「親身なキャリアコンサルタントの徹底サポート」もウリとしていて、その結果もあり転職満足度はNo.1を誇っています。
実際の利用者の声を聞いても人事への転職を成功させた利用者は少なくないので、もし人事に転職したいと考えたらまず利用すべき転職エージェントと言えるでしょう。
●doda利用者の口コミ評判
アパレル営業→広告代理店人事総務へ
営業職で働いてきたものの、いろいろ仕事内容も踏まえて営業職から離れたくなっていました。
ただ、異職種への転職には不安も多くエージェントへの登録を検討していたところ、たまたまdodaが人事の仕事が多く掲載されていたので登録したのです。
実際、最初にエージェントの人との面談を行ったのですが、総務部という名前であってもかなり幅が広く、人事部となると外から見ている数倍大変である点を伝えられました。
ただ、この面談を通じて具体的な仕事の内容も思い浮かべる事ができ、転職が決まった後もすんなりと業務に入って行くことができたので、利用して感謝しています。
面談場所 | 全国 |
求人数 | 96,000件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | 求職者に寄り添った親身な対応 |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
●doda利用者の口コミ評判
金融業界人事職→IT業界人事職
前職では人材開発部門で新卒・既卒・障害者採用やその他バックオフィス業務を担当していましたが、出張が多く体力的に厳しかったため、転職を決めました。
転職を考えた際は、新卒以降一貫して人事職だったため、それ以外の職種を選ぶということは頭になくこれまで培ってきたものを少しでも活かせる場がいいと考え、人事(労務・管理)への転職を決めました。
元々人材開発部門で面接や書類選考等を業務の一環としてやっていたため、履歴書や職務経歴書、面接の不安は一切ありませんでした。
しかし金融からIT業界へ業種を変えるにあたり好まれる人材像が変わるため、そこのアドバイスをdodaエージェントの担当の方に頂けたのは助かりました。
また、個人だと面倒な日程調整等も代行して頂けた点も非常に有り難かったです。
人事転職エージェント第4位:MS-Japan
人事職の転職エージェント第4位は、人事など管理部門に特化した転職支援を行っている「MS-Japan」です。
管理部門の求人に強いエージェントMS-Japanは一般的な知名度はあまり高くないのですが、人事の転職決定率No.1と知る人ぞ知る転職エージェントで、既に人事職に従事している人であれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
都内のJR線や地下鉄東京メトロでは、よく電車広告を見かけますね。

求人数が特別に多い訳ではないのですが、担当者のヒアリングは高い専門性の元しっかりと時間をかけて行われていますので、経験にマッチした求人の紹介を受けることができるメリットがあります。
経験者向けのエージェントではありますが、希望条件やこれまでの経験値をしっかりと伝えておくことで未経験者にも適切なアドバイスをくれますので、人事未経験者でも活用する価値は0ではありません。
時期にもよりますが、多い時で月に10社程度の求人を紹介してもらうことが可能です。
ただし、東京・横浜・大阪・名古屋のみの拠点のため、地方在住の方が利用するには少しハードルが高くなります。
面談場所 | 東京・横浜・名古屋・大阪 |
求人数 | 45,000件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | 管理部門特化だからこそなし得る細かいヒアリング |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
●MS-Japanの口コミ評判
もともと人事部にいたので、同じ人事職や事務系の職種で転職しようと思っていました。はじめは複数のエージェントに登録していたのですが、その中でもMS-Japanは財務経理や人事などの管理部門の転職に特化しており、実際に求人数も多かったです。
リクナビやエン転職などの企業のように広告も少なく、あまり認知度がないと思ったのではじめは少々の不安はありましたが、企業自体が良い意味でお堅いイメージがあり、上場企業や大企業の求人もたくさん紹介してもらえました。
人事転職エージェント第5位:パソナキャリア
人事のおすすめ転職エージェント第5位はパソナグループが運営する転職エージェント「パソナキャリア」です。
パソナキャリアも1位のdodaに負けず劣らずの人事系求人を保有していて、その数は約1,400件にも及びます。
業種・職種問わず幅広い求人を取り扱っていますが、中でも人事への転職にはとりわけ力を入れており、転職コラムでも多数の人事職への転職を成功させるための情報を豊富に揃えています。

パソナキャリアは面談の際に「求職者の希望に合った求人紹介」をモットーとしていますので、非常に面談後の満足度が高い転職エージェントとして定評があります。
その証拠として「未経験で人事職に転職したい」というような希望であれば、その希望を叶えるために全力を尽くしてくれるキャリアアドバイザーの比率が非常に高いです。
実際に利用者の口コミ評判を見ても、やはりその片鱗を伺うことができますね。
●パソナキャリアの評判口コミ
私は事務経験はありましたが人事の経験はなかったため、人事未経験者でも採用されやすい企業をパソナキャリアでリストアップしていただくことができました。
担当してくださったキャリアアドバイザーの方がとても丁寧で、各企業ごとに面接や履歴書など私の強みを生かした回答を一緒に考えていただくことができたのはとてもありがたかったです。
また、私は地方から都内への転職を希望していたため、私のわがままでありましたが、一度の移動で何社かの面接を受けられるように調整をしていただけたことも非常に助かりました。
落ちた企業に関しても担当者に理由を確認したいと言うと、すぐに企業に確認を取っていただき、次の面接へ対策を立てることができました。
速やかな対応をしていただけたおかげで早めに転職ができたと思います。
面談場所 | 東京・大阪・名古屋・福岡 |
求人数 | 40,000件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | 求職者に寄り添った徹底サポート |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
人事転職エージェント第6位:リクルートエージェント
人事の転職エージェント第6位は「リクルートエージェント」です。
リクルートエージェントの一番の強みは、扱う求人数が圧倒的に多いということです。
その要因として、やはり企業側と応募者側双方からの知名度が高いということが挙げられます。
▼リクルートエージェントの求人割合(職種別)
企業の採用担当者も複数のエージェントに登録すると管理が大変なので、とりあえず、求職者の登録数が多い、知名度が高いということで求人の依頼をするケースが多くなります。
つまり、人事の求人案件を大手から中小企業まで幅広く、なおかつ多く取り扱っていることになります。
当然応募者も多種多様です。
あまり絞り込まずにより多くの求人を検討したい人に適していますので、どんな業界、規模の会社が人事職の人材を欲しがっているかも概ね把握する事ができます。
20~30代であれば、多い時は20社前後の幅広い業界や規模の人事の求人を紹介してもらうことが可能なので、未経験でも多くの求人に出会うことができるでしょう。
また、リクルートエージェントもdoda同様全国に面談拠点があるので、東京・大阪以外の地方の方も対面でサポートを受けることができます。
面談拠点がない都道府県にお住いの方に関しても、リクルートエージェントの電話面談で対応してくれるので安心ですね。
転職活動を行う際に必ず抑えておきたい登録必須のエージェントと言っても過言ではないでしょう。
●リクルートエージェント評判口コミ
新卒の会社で人事部に配属され、人事の仕事に魅了され人事職でキャリアを積んでいきたいと思いました。
しかし大企業の新卒のため、配置転換があったり昇給スピードが遅いこともあり、転職を考えるようになりました。
エージェントにはそういった背景を伝えると、より自分にあった企業へ転職するため紹介してくれたのがベンチャー企業の人事職でした。
従業員数も少なく、いちアシスタントという位置づけではなく人事として幅広い業務に携わる事ができる部分は私にとってかなり魅力的でした。
加えてこれから伸びるであろう企業でともに成長できると感じ、入社を決めました。
サービス業人事職→エンタメ業人事職へ
面談場所 | 全国 |
求人数 | 150,000件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | パーソナルデスクトップを使った就職活動一元管理 |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
人事転職エージェント第7位:Spring転職エージェント
人事の転職エージェント第7位は、スイスに本社を置くアデコが運営している「Spring転職エージェント」です。
Spring転職エージェントは外資系の転職エージェントということもあり外資系企業の求人に強く、保有している人事職も外資系求人が多いという特徴があります。
JACリクルートメントと同様に個人と企業の担当者が分業されていない両面型転職エージェントのため、情報の提供も早くスピーディーな対応がウリです。
2018年度には顧客満足度No.1エージェントとして表彰された実績もあるので、着実に利用者の満足度を追求してサポートを行ってくれるでしょう。
面談場所 | 東京・名古屋・大阪 |
人事の求人数 | 800件以上(非公開求人含む) |
独自サポート | 外資系本社を活かした外資系企業とのネットワーク |
登録方法 | WEB登録 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
人事未経験者でも人事職に転職できるのか?
結論から言いますと、未経験で人事職へ転職することは可能です。
ただ前提として、人事に限らずどんな職種でも未経験者の転職は非常に厳しいというのが現実であるということを忘れてはいけません。
では、具体的にどのような場合に未経験での転職が可能なのか、いくつかの例を挙げてみましょう。
20代人事未経験者の転職の場合
企業側からすれば、社会人として何年かの経験を積んでおり、一から教育する必要がないので若手社員として積極的に活用するイメージができます。
また、1つのやり方に染まっていないので、柔軟に新しい環境の変化に対応できるということもプラス材料です。
特に人事の仕事は社内外問わず非常に多くの人とのコミュニケーションを取ることが必要となりますので、他職種の中でも人との対話を多く経験していれば、その経験は大きな武器になります。
人事の業務内容としてコツコツと取り組む業務も多くありますが、やはり面接においては、人柄や対話力を重視する傾向がありますので、面接対策をしっかりと行うことが必要になるでしょう。
特に、自分のどんなところが人事業務にマッチしているのかということは説明できるようにしましょう。
30代人事未経験者の転職の場合
かなり厳しい状況になりますが、通常は30代前半までがリミットと言えるでしょう。
大手企業では未経験者の採用はかなり狭き門ということになりますが、中小企業においては人材不足のところが多くありますので、まずはそこで経験を積んで将来的にステップアップするという選択肢も考えられます。
人事職は専門性が求められる職種なので、他の人にはない強みを身につければ将来的にキャリアアップの道を広げることが可能です。
ただ、人材営業の経験者や事務職の経験者であれば、企業の求める条件にマッチすれば30代半ば以降でも転職の可能性はあるでしょう。
そのためには、経験業務の強みや特徴をいかに人事業務へ活かすことができるかというアピールが重要になってきます。
人事の転職エージェントの選び方
今回は7社の人事職に強いの転職エージェントをご紹介いたしましたが、どれを選べば良いのかの選び方としては、以下の通りになります。
人事経験者 | JACリクルートメント |
人事未経験者(※経験者でも可) | マイナビエージェント |
上記のような選び方をすれば問題ないでしょう。
実際に登録後、担当のキャリアアドバイザーと面談をして合わないと感じた際にはじめて、別エージェントの利用を検討されてみてはいかがかと思います。
人事転職第1位:マイナビエージェント

✅転職者の利用満足度No.1
✅人事の求人数約3,000件(※業界1位)
✅優秀なキャリアアドバイザー多数在籍
