経理職の転職

営業から経理への志望動機・転職理由例文5選【未経験者必見】

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「営業から経理に転職がしたい!」と、思ったことはありませんか?

営業はノルマがきつい仕事の代表格なので、辞めたくなるのは仕方がないことかもしれませんね。

結果として、

「人を相手にしなくて済む仕事だから」
「営業に比べてストレスが少なそう」

などと考え、営業から経理に変わろうとする人は少なくありません。

しかし、厳しい現実が待っています。

基本的に、営業と経理は採用人数が違います。

営業は未経験でも大量採用がありますが、経理は1人か2人と少なく、即戦力の採用が常識ですので、安易な気持ちで応募しても、玉砕する可能性が高いでしょう。

とはいえ、営業経験者だからこそ未経験でも経理職に採用される方法があります。

本記事では、大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして経理・財務職の転職を数多くサポートしてきた私から、営業から経理に転職をしたい人に向けて、転職成功のコツを解説したいと思います。

経理に転職したい人へオススメ

【最終更新日.2022年7月6日】

営業から経理への志望動機・転職理由例文

営業から経理への志望動機例文

私はIT営業を3年間経験してきました。

売上げがどのように投資に回り、経営に活かされているのかに興味を持ったことがきっかけで、会社のお金の流れを知る経理職を意識するようになりました。

数字の背景に起きている出来事に目を向ける〝営業現場の分かるCFO〟として会社に貢献できるようになりたいと考えております。

上場企業でないにも関わらず、全員に経営者意識を持ってほしいとの思いから、社員に対して業績をオープンにされている御社に魅力を感じ、応募させて頂きました。

未経験ではございますが、営業で培った顧客思考を活かし、他部署との連携・調整においても力を発揮したいと考えています。

営業との接点のなかで、経理に魅力を感じた点を伝えます。経理においても、提案や交渉する場面はあります。

営業で身に着けたコミュニケーションスキルを活かすことで、現場と協力的して課題解決ができる人材であるとアピールをしましょう。

営業から経理への志望動機例文

私は経理の仕事は完全未経験ですが、経理の仕事は非常に向いていると自負しています。

これまでは法人営業としてお客様に対して商品・サービスを提案してきましたが、会社がどのようなお金の管理をしているか非常に興味があり、経理の仕事に挑戦してみたいと思うようになりました。

目の前の数字に対してコツコツと愚直に仕事をやり切る精神は営業から学びましたので、その経験を活かして経理として貴社に貢献したいと考えています。

経理の仕事は非常に数字と接する機会が多いため、あなたがこれまでの営業経験で数字に強いという具体的なエピソードを盛り込むと、面接通過率は高まるでしょう。

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営業から経理への志望動機例文
(※経理実務経験なし)

信用金庫の渉外営業
▶︎税理士法人の経理へ転職

お客様の経営に真に寄り添える仕事がしたいからです。

金融機関の営業をしていたときはどこかノルマを達成するために運転資金が足りている会社に融資を受けてもらったり、投資や保険に加入してもらったりしていました。

しかし、自分達本位ではなくお客様の経営状況を損得なしで見れる立場からより良いアドバイス等をしたいと思いました。

会計や税務の側面は企業の経営に欠かすことができないものなのでその部分で助けとなることができればよいと考えました。

何か困ったときや悩んだときに真っ先に相談される相手になりたくて経理職の仕事を志望しました。

金融機関の営業職は経理との関係も深く、経理未経験であったとしても採用される確率が高いので上記のような志望動機が通過率高くおすすめです。

営業から経理への志望動機例文
(※経理実務経験なし)

人材業界の営業職
▶︎人材業界の経理部門へ転職

これまで営業として会社に還元してきましたが利益がいかほどのものなのか具体的に知りたいと思ったことと、ゆくゆくは自分で事業を立ち上げようと考えている中で、会社組織のお金の回し方をよく学ぶ必要があると考えたからです。

これまでは営業というひとつの立場でしか経理部門然り会社組織を見ることができていなかったので、多角的な視点を持つ意味でも成長の機会をいただきたいと思っています。

営業利益の最大化については元営業として役に立てることもあると思いますので、全体最適につながるような仕組みを周囲の方々と足並みを揃えつつ提案していきたいです。

今までと同じ業界の営業職として働いていたことで、組織の経理部門に対して興味が湧いたという志望動機であれば自然に感じますし、将来の独立という明確な目的のため理解してもらいやすいのがポイントです。

営業事務から経理への志望動機

旅行業界のカウンター営業
▶︎ホテル業界の経理へ転職

新卒で旅行会社に就職し、主に店舗でのカウンター営業に従事していましたが、元々人と接するのが苦手で、カウンター営業なので毎日お客様と接客したり電話での対応をしたりと人と接することに苦痛に感じていました。

数字には強くコツコツする作業も向いていましたので、そうした営業事務職から経理職に転職したいと思っていたところ、たまたまホテル業界の経理の求人を見つけ、応募しました。

実際経理の仕事をするようになって、細かいところも見えますし、細かいことも多いですが苦にならずに仕事ができるところが転職してよかったと思いました。

人それぞれ適材適所があることが分かる良い例ですね。

営業から経理への転職成功体験談

その他にも、実際に経理未経験から転職を成功させた方々の体験談を紹介します。

・営業の経験を活かして経理の立場から会社の分析や支えていく事に魅力を感じ、転職を成功させました。

・売り上げ目標の達成を追求してきただけでなく、仕入れ先からの仕入れ額や在庫調整、利益率などにも目を向け、収支のバランスを意識してきた点を評価され転職に成功しました。

・中小企業の総務部でバックオフィス業務を幅広く担い、経営幹部とも直接やりとりを重ねながら会社全体へ視野を広げてきたことを強みに、志望していた経理部門に転職できました。

・システムエンジニアとして企業向け業務システムの開発に従事し、経理システムのブラッシュアップを支援していました。その過程で経理業務とシステム面双方の理解を深めてきたことから、システム活用による業務効率化への期待も含めて採用が決まりました。

上記のように様々な転職成功パターンがあることがわかります。

営業から経理への転職体験談

製造エンジニアリング会社の営業職
▶︎エンジニアリング会社の経理へ転職

元々製造会社で設備機器の営業を行っていましたが、販売している商品は基本的に設置工事や設置後は日常的に運用メンテナンスが必要な商品で売り切り型のものではありません。

そのような性格のため販売後のトラブルは日常茶飯事だったため転職を希望し、転職先を探していたところ同じような設備機器を取り扱うエンジニアリング会社の経理業務の募集に出会いました。

話を伺ったところ、同様に機器設置やメンテナンスに伴う経理処理人員が不足していて、その流れに明るい私を是非採用したいとの事で、諸条件も悪くなく、前職の経験を生かせるという事で転職を決めました。

営業の実態を知っている人間の経理職転職は可能であることが分かります。

会社の求人状況によって未経験可な求人がぽっと出ることもありますので、常に経理職求人に関する情報収集のアンテナは立てておくことを意識しておきましょう。

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営業から経理への転職は未経験でも可能?

そもそも、あなたが経理未経験で営業経験しかない未経験者だとして可能かという話ですが、結論可能です。

経理の経験が全くない第二新卒、既卒などの20代若手であっても採用してくれる企業は非常に多いという状況です。

▼実際にマイナビで募集中の経理求人


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基本的なPCスキルやビジネスマナーさえ持っていれば、未経験者でたとえ営業しか経験がなかったとしても充分経理転職する事は可能です(簿記を持っていると尚可)。

営業から経理というと畑違いに聞こえますが、Excelが使えれば経理はできますし、細かな作業が苦にならず間違いさえなければ、特にノルマがあるわけでもないので、正直楽です。

経理未経験に転職しやすい営業職は?

また、営業と一口に言っても、例えばあなたが経理系システムの法人営業だったり、財務会計システムの法人営業の経験があるとしたら、経理職への転職は非常に有利になります。

具体的な社名を挙げると、マネーフォワードやラクス、オービックなどの会計・経理システムの会社の法人営業職が該当しますね。

実際に転職市場に出ている求人をご覧頂くと分かる通り、経理ポジションの求人であっても経理経験不問だけど、法人営業経験必須という求人は少なくありません。

ただし、前述の通り経理系の法人営業経験がなくても、完全未経験歓迎の経理求人も非常に多いので、その点は安心して転職活動を進めて頂けたらと思います。

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営業から経理への転職志望動機作成のコツ

経理の仕事に求められる要素を4つ挙げると、

数字力

資格力

社内調整力

忍耐力

効率性

上記5つが求められますので、具体的にどのように転職志望動機と絡めて作成して行くべきか見ていきます。

数字に強いことをアピールする

経理職の仕事内容は細かい数字を扱うのがメインの業務となりますので、営業同等かそれ以上に数字に強いことを志望動機の中でアピールしていく必要があります。

営業職時代に「目標数字を達成するために、どのようなことを心がけて仕事に取り組んでいたか」というプロセスの部分を言語化することで数字に強いことを間接的にアピールすることが可能です。

資格取得をアピールする

営業と違い、経理には簿記検定・税理士・英文会計など実務に直結した資格があります。

経理職においてこうした資格の取得はまじめさの証とされていて、採用においても重要な評価ポイントになっています。

特に働きながら資格を取得したような場合は、アピールのチャンスです。

たとえば、「決算期で残業が続き、心が折れそうになりながらも勉強を続けか資格が取得できた」と、苦労話を盛り込むことで、経理職に対するモチベーションの高い人材だと評価されるでしょう。

社内営業の大切さを訴える(=調整力)

営業経験者として、社内営業の重要性を訴えかけましょう。

たとえば、アシスタントが不在時の電話の応対や簡単な書類の作成をしていてくれたことに触れ、「ふだんから協力してくれるように気遣いを心がけている」といった、"社内営業の大切さ"を理解している点を伝えると、評価が高くなります。

経理の仕事は、他部署とのやり取りが発生します。

社内営業であっても、相手の立場を考えた言動ができる人は、未経験であっても経理として仕事を円滑に進めることができる人物だと見込まれるでしょう。

最後までやりきるタイプとアピールする(=忍耐力)

経理で大変なのは、決算期が迫っているにも関わらず、いくら計算しても数字が合わないことです。

そんなとき、投げ出さずに最後までやりぬく根性やガッツがあるかどうかを判断する材料として、営業時代に最後まで諦めなかったエピソードを語りましょう。

未経験での採用だけに、企業側は「慣れない業務に嫌気が差して、すぐに退職を選ぶことは避けてほしい。」と慎重になっています。

こうした企業側の懸念を払拭する意味でも、最後までやりぬくタイプだとアピールをしましょう。

ルーティーンワークを改善する(=効率性)

営業は、顧客ごとにカスタマイズしてプランニングをしたりプレゼンテーションを行ったりはしますが、経理は会計原則に基づいて、地道に仕分け作業を行います。

営業から経理を希望するのであれば、

✅毎日同じことを繰り返しても飽きないタイプであること
✅ルーティーンワークから課題を見つけて業務改善ができる人材

であることをアピールしましょう。

「メールの返信を朝に集中させ、月間残業時間を20%削減できた」と、時間の活用が得意である印象を与えるなどして、間接部門の経理でも利益を生み出せる人物だと印象付けましょう。

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営業と経理の仕事内容の大きな違い

営業と経理の仕事内容の違いを知るために、まずは経理職の仕事内容一覧を知っておきましょう。

  • 入出金の管理
  • 収支バランスの管理
  • 事業部と収支に関する交渉
  • 決算書の作成
  • 有価証券報告書(企業内容が開示された外部向けの資料)等の作成
  • 税理士・公認会計士に作成した決算書等をチェックしてもらう
  • 原価計算(商品をつくるために、いくらお金がかかったのかを計算すること)
  • 経理ルールの作成・改善
  • 連結決算(子会社や関連会社の会計を加算して決算すること)

経理職の仕事内容を語る上で、給与計算や決算業務ができるかどうかは未経験求人の可否に大きく影響していて、給与計算や決算業務を任される経理ポジションは未経験ではまず無理です。

経理実務未経験の場合は「入出金の管理」「収支バランスの管理」などの業務をメインとする会社の求人に応募していくべきでしょう。

上記の経理職の仕事内容を知った上で、営業職との違いを細分化すると以下のようになります。

成果報酬の有無

営業はノルマを達成すると、報酬が発生します。

たとえば、住宅メーカーの営業だと1件売れるとボーナスとして100万円以上の手当てがもらえたりします。

成績がよければ、翌年から十万円以上も基本給がアップすることも。

しかし、経理は会社の業績が良くても昇給はわずかで、成果に対する報酬の有無は大きな違いです。

対人ストレスの有無

お金を直接頂くため、返金やクレームなどと隣り合わせなのが、営業です。

好調なときは良いのですが、顧客からの理不尽な呼び出し、クレーム対応が長期間に渡ると、体を壊すことも珍しくありません。

一方、経理は淡々と目の前の業務をこなすことが中心です。

経理部の多くが少人数でほぼ同じメンバーで仕事を進めて行くため、無理な呼び出しも少なく、営業のように初対面の人と盛り上がる必要はほとんどありません。

もちろん、間違いの許されない数字を扱う責任の重さはありますが、対人ストレスは比較的少ない職種と言えます。

外回りと内勤の違い

基本的に営業は外回りの仕事で、訪問先から会社に帰ってくるのが終業時刻を過ぎることも珍しくありません。

休日に接待ゴルフをしたり、飲み会や会食など、会社の外で営業活動を行う場面が出てきます。

一方の経理は、内勤です。

1日中、社外に出ないことも多く、デスクワークが中心ですので、営業とは違い新しい出会いも限られています。

役割の違い

経理は銀行通帳・請求書など数字をチェックするのが主な仕事です。

社内外のお金の流れを把握し、1ヶ月・1年単位で何にお金が使われたかを書類にまとめて経営者に報告したり、管轄する税務署へ申告を行ったりします。

営業はとにかく商品やサービスを売るのが仕事です。

訪問回数を増やしたり、展示会などイベントを開催するなどして取引先を新規開拓するミッションを背負っています。

大まかに言えば、収益を稼ぎ出すのが営業、会社のお金の流れを記録するのが経理だと言えます。

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営業から経理への転職成功確率を高める必勝法

営業から経理への転職を成功させる究極の方法は、経理への転職に強い転職エージェントを活用することです。

経理に強い転職エージェントを活用すれば、今回お伝えしたような営業から経理への転職成功のポイントや志望動機のアピールの仕方など全て直接教えて貰うことができます。

特に未経験から経理に転職したい場合は、経理の転職市場について分からない部分も多いかと思いますので、市場に精通したキャリアコンサルタントの存在は非常に大きい筈です。

では具体的に経理の転職に強い転職エージェントはどこなのかというと、経理未経験で営業からの転職であれば圧倒的にマイナビエージェントがおすすめです。

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マイナビは担当のキャリアコンサルタントが非常に親身に転職をサポートしてくれるので、経理の転職理由や志望動機が定まっていない段階でも相談してブラッシュアップしてもらうことが可能です。

その結果、高い書類選考通過率と面接通過裏を誇っています。

経理職の転職エージェントおすすめである、マイナビをぜひ活用して営業から経理への転職を成功させるたに役立てて下さいね。

営業から経理への転職は市場価値を高める

営業が転職をするとき、受注金額や営業成績などの数字で転職できると思いがちですが、同業他社でもない限り、採用してみないと活躍するかどうか分かりません。

営業力は推し量りにくく、広く認知されている営業に関する資格もありません。

一方、経理は月次決算書作成・年次決算書作成・税務申告書作成など、法律に基づいた枠組みの中で実務経験を積めば積むほど、転職市場での評価が高まる仕事です。

さらに、どの企業でも共通に評価ができる簿記の資格もあります。

営業から経理に転職をすれば、企業を客観的に分析するスキルが身につき、儲かる会社が分かるようになるため、将来の幹部候補として重用されるケースも珍しくありません。

経理は、どの会社でも必要とされる部署ですから、営業から経理に転職をすれば、市場価値が高まりやすくなるでしょう(※医療法人など)。

特に中小企業では、経理担当者は少数精鋭で、多岐に渡った業務遂行を余儀なくされますので、経理未経験者を採用する可能性が高いです。

そのため営業職で未経験から経理に転職を考えている方は、マイナビエージェントの中小企業の求人に応募すると採用される可能性が高いでしょう。

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