転職支援のワークポートに登録しようとしたにも関わらず、面談を断られた・登録拒否・推薦不可と判断されてしまいショックを受けていませんか?
ワークポートはIT専門の転職エージェントとして創業し、現在はIT・WEB業界に限らず幅広い職種の転職支援を成功させている企業です。
ネット上では、
「比較的簡単に登録ができた」
「最も断られにくいエージェント」
などとワークポートに対して好意的な評価もあるだけに、断られてしまうとショックも大きいでしょう。
ここでは、大手転職エージェントでキャリアコンサルタントを経て、紹介事業責任者を務めてきた私の経験から、ワークポートに拒否された際の理由や、対処法についてまとめました。
ワークポートに登録拒否されて不安になってしまったときは、ここでご紹介する対処法を取れば、ストレスなく落ち着いて対応できるようになるでしょう。
目次
ワークポートに断られた・推薦不可された理由
では早速、ワークポートに断られた・推薦不可された理由と対処法を5つに分けて解説して参りましょう。
ちなみに、実際にワークポートをした方の"うざい・しつこい"などの悪評についてもかなりの声が届けられているので、詳細については「ワークポートのしつこい評判まとめ!2chの悪い口コミ評判」も併せてご参照下さい。
ワークポート推薦不可の理由①:就業経験がない
ワークポートに断られる理由の1つが〝就業経験がない〟ことです。
以下、ワークポートのホームページにあるよくある質問のページに、どんな相談に乗ってくれるか?の質問に対して「転職に関することであれば」といったワークポート側の返答があります。
転職エージェントは無料で登録が可能ですが、アルバイトの経験しかないような正社員での就業経験がない人は、基本的に紹介が難しいと判断されるでしょう。
未経験でも歓迎しているワークポートとはいえ、紹介手数料を支払う相手はスキルや経験がある即戦力を求めているのが現実です。
たとえば就業経験のない方であれば、ワークポートといった即戦力を求める転職エージェトよりも、就職Shopのような就業経験がない人からでも正社員の就職を専門に支援するエージェントサービスの利用を考えてみましょう。
私服でも面談がOKであったり、書類審査がない点が特徴で、未経験に特化した志望動機や面接対策が充実しているので、就業経験がなくキャリアに自信がない人はおすすめです。
就職Shopは面談場所が関東・関西10拠点にあり運営会社もリクルートキャリアと大手で求人も豊富なので、ぜひ就業経験がない方は利用してみましょう。
就職Shopの評判口コミはコチラ
ワークポート推薦不可の理由②:年齢が高すぎる
ワークポートのホームページにあるよくある質問には、取り扱う求人情報が「23~35歳」を対象にしたものが大変多くなっているとあります。
35歳以上になればなるほど登録してもらっても案件の紹介が行えないリスクが高くなるため、面談のお断りにつながっていきます。
これは35歳以上の転職サポートは、経験やスキルがあっても年収や勤務地などの条件面で折り合いがつかないケースが増えていくからですね。
ワークポートの転職コンシェルジュもノルマが課せられている以上、できるだけ転職の懸念点が少ない、越えるべきハードルが少ない若い登録者の方が早く結果が出て、数字につながりやすいので好む傾向があります。
登録できないわけではないですが、35歳以上での転職を考えるなら「JACリクルートメント」のような30代後半〜40代のミドルクラスの転職支援を得意とするエージェントの利用をお勧めします。
両エージェント共に、30代後半の中途採用を行っている企業が業界・職種問わず豊富なので、登録を拒否されることなく歓迎して受け入れてくれることでしょう。
ワークポート推薦不可の理由③:職務経歴書に空欄が多い
ワークポートの転職コンシェルジュが嫌がるのが、職務経歴書に空欄が多い人です。
職務経歴書が空欄だらけだと何が強みか分かりにくいだけでなく、受け身で本人の転職意欲があまり高くないと受け取られかねません。
特にワークポートのように、業界未経験や若手を歓迎している転職エージェントの場合、
「どうやって書いたらいいか分からない」
「適当に書いて後で直せばいい」
などと、転職エージェント側に丸投げしようとする候補者も少なくないですよね。
下記表からも分かるように「どのような人材を求めていますか?」の問いに対して、大・中小企業を問わず「意欲的な人材」を企業側は最も必要としています。

(2017年「帝国データバンクのアンケート調査」より)
転職コンシェルジュ側がからすれば、転職にアピールにつながるキャリアがあるかどうかが職務経歴書で分からなければ、カウンセリングに誘いにくいのも事実です
もし、職務経歴書が上手にかけないと悩んでいるなら、20代で初めての転職活動・第二新卒の転職支援に定評のあるマイナビエージェントの活用をお勧めします。
マイナビエージェントは若年層の転職支援にめっぽう強く、職務経歴書の書き方も一から丁寧に添削しながら教えてくれるので、ピッタリの筈です。
ワークポート推薦不可の理由④:遠方のため転職相談に行けない
ワークポートは東京以外に、仙台・埼玉・大阪・横浜・福岡・神戸・名古屋など、大都市にオフィスを構えてサービスを展開しています。
しかしあまりに地方の場合や、海外在住のためワークポート社に一度も訪問できない人は、転職コンシェルジュが敬遠する恐れがあります。
私自身もキャリアコンサルタントとして地方や海外在住の人を担当したことがありましたが、実際にお会いするまでに時間がかかり、相談に来られる回数にも制約があるなど、オフィスに近い人に比べて制約があります。
一度もお会いしていないとどんな人物なのかが分かりにくく、転職コンシェルジュが企業に対してプッシュする際も躊躇しがちで思ったように転職活動が進みません。
交通費や時間がかかるかもしれませんが、一度は直接訪問をして、転職コンシェルジュと顔を合わせたほうがいいでしょう。
遠方で難しい場合、「doda」のような大手の転職エージェントであれば、スカイプを利用してのオンラインでの転職相談も実施しています
地方や海外在住のデメリットをカバーするサービスが用意されている場合がありますので、転職意欲が高いこと丁寧に説明すれば相談に応じてくれる可能性は高くなるでしょう。
ワークポート推薦不可の理由⑤:一貫性のない転職回数が多すぎる
転職回数が多いと、企業に推薦しても、
「どうせダメだろう」
「転職理由の矛盾を突かれて落ちる」
などと、先回りして考えた結果面談を断るコンサルタントもいます。
リクナビNEXTの調査によると、企業の採用担当者に聞いた「転職暦は何回目から気になりますか?」の質問に対して"3回"と答えた担当者が最も多い結果となっています。
転職回数が3回を超えると、
「この人はわが社に来ても、すぐに辞めるのかもしれない」
「やめ癖があるのかな」
などと求人企業は思うようになります。
関連:【27歳の転職】2回目・3回目の転職回数は多すぎ?何回まで?
関連:26歳で3回目・2回目の転職回数は多すぎ?何回目までOK?
では、転職回数が多ければ採用はされないのでしょうか?
下記グラフは、リクナビNEXTが行った「これまで採用した人で一番多かった転職回数は?」の質問に対する調査結果です。
なんと驚くべきことに転職回数3回の採用が多くなっていて、4回、5回であっても採用されていることがわかります。
つまり3回以上転職をしていても、〝一貫性のある転職理由〟が用意できていると判断されれば、ワークポートで転職支援サービスを受けることができるでしょう。
しかしあなた自身が「業界も仕事内容もバラバラで、転職理由に一貫性がない」と自信が持てないのであれば、面談を断らないことで有名な「Spring転職エージェント」の利用をお勧めします。
Spring転職エージェントはアデコ株式会社が運営する外資系転職エージェントで「どんな登録者でもまずは会って面談を行う」ことをポリシーとしているので、断られる可能性は限りなく低いでしょう。
ワークポート推薦不可の理由⑥:ITエンジニアの経験が少ない
ワークポートに断られてしまった背景として「ITエンジニアの経験が少ない」ということも理由として考えられます。
ワークポートはIT・WEB系に強い転職エージェントとして知られていますが、エンジニア職種方面に関しては比較的強いという噂をあまり聞いたことがありません。
そのため、もしITエンジニアとしての転職を検討しているのであれば、エンジニアの転職支援に特化した「レバテックキャリア」の活用をお勧めします。
レバテックキャリアであれば、ITエンジニア系の求人は豊富に揃えられていますし、キャリアコンサルタントも技術知識が豊富なので問題ないでしょう。
もし仮にレバテックキャリアにも利用を断られてしまったITエンジニア転職志望の方は、先ほど紹介したdodaやマイナビエージェントのITエンジニア特化版サービスを代替案として登録すれば、ほぼ100%求人を紹介して貰える筈です。
ワークポートの登録&再登録方法
まず、ワークポートの公式HPにアクセスし「無料転職相談サービスを利用する」をクリックします。
エントリーフォームに必要事項である、
✅氏名
✅生年月日
✅メールアドレス
✅電話番号
✅お住まいの都道府県
✅希望勤務地
✅希望職種
上記項目を入力し「利用規約に同意し、この内容で登録する」をタップすると登録が完了します。
登録完了後は、電話あるいはメールアドレスの方に面談カウンセリングの日程調整連絡が来る筈なので、日程調整を行い面談当日となります。
面談前に履歴書・職務経歴書を事前に提出しておくと、面談当日により志向性に合う求人を紹介してもらいやすいので、事前に提出しておくことをお勧めします。
ワークポートに一度登録した際に、面談を拒否されたり登録を断られている場合は、再登録しても面談を受け入れ直してくれる確率はかなり低いです。
そのため、前述した通りワークポート以外の転職エージェントを活用して、少しでも早く面談カウンセリングを受けてどんどん転職活動を進めた方が圧倒的に効率が良いでしょう。
理想の転職を成功させている人は「平均4.2社」の転職エージェントを併用しているというデータもあるので、ぜひワークポート以外の転職エージェントの活用に視野を広げることをお勧めします。
ワークポートに断られても固執する必要は一切ない!
今回解説した通り、仮にワークポートに断られた・登録拒否されてしまっても、その理由次第では代替となる転職エージェントは多数存在します。
ぜひあなた自身が「なぜワークポートに断られてしまったのか?」をもう一度振り返ってみて、理由次第で利用する転職エージェントを変えてみてくださいね。
必ずやあなたのことを必要としている企業と出会うきっかけを作ってくれる筈なので、諦めずに転職エージェントを活用して理想の転職を実現させましょう!

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