人材業界のメガベンチャーであり、業界2番目の規模を誇るパーソルキャリア株式会社の中途採用面接を実際に受けてきましたので感想を徹底的にレポいたします。
パーソルキャリアは数ある人材会社の中でも"人"を大切にする社風であり、大手特有の福利厚生などの安定した側面とベンチャーの数字至上主義気質の両面を持っている会社です。
既に退職した社員でも出戻りする方が多く「良い会社」として新卒・中途問わず近年の採用市場では人気企業としての位置をキープし続けています。
面接で聞かれた質問や、面接の雰囲気などあらゆる実際に面接を受けなければ分からない部分を徹底暴露して参ります。
パーソルキャリアへの転職や就職をお考えの方はぜひご参考頂ければ幸いです。
パーソルキャリアの事業内容や募集職種、年収など転職するための中途採用に関する詳細情報は下記も併せてご参考下さいね。
パーソルキャリアに転職すべき?評判は?年収や転職難易度も!
【最終追記日.2019年4月3日】
パーソルキャリアの採用選考フロー
パーソルキャリアの採用選考フローは、職種によって少々異なります。
今回パーソルキャリアが中途枠で募集している職種は4つあり、
RA(法人営業) ※正社員
CA(キャリアアドバイザー) ※正社員
PA(法人個人両手型※非対面) ※契約社員
HA(個人スカウトメール担当※非対面) ※契約社員
上記4ポジジョンで募集が行われていました。
いわゆるパーソルキャリアのメインサービスである転職支援サービス「doda」を担うポジションでの中途採用です。

採用選考フローはそれぞれ、
RA(法人営業)→書類選考、一次面接、二次面接、最終面接
CA(キャリアアドバイザー)→書類選考、一次面接、二次面接、最終面接
PA(法人個人両手型※非対面)→書類選考、一次面接、最終面接
HA(個人スカウトメール担当※非対面)→書類選考、一次面接、最終面接
という流れとなり、RAとCAに関しては面接回数3回、PAとHAに関しては面接回数2回が基本となります。
3番目、4番目のポジションであるPA・HAについては契約社員での採用ということもあり、やや選考フローが短めに設定されていますね。
ちなみに新卒採用のパーソルキャリア(総合職採用)の面接回数は短くて2回、多くて3回〜4回とバラつきがあるのですが、これは人事の現場マネージャーの方が採用の決裁権を持っているためです。
今回私が応募したのは中途採用だったので、
・CA(キャリアアドバイザー)
・PA(プロジェクトエージェント)
の2職種でした。
CA(キャリアアドバイザー)といえば、転職エージェントの花形とも言える転職希望者と直接対面を行い、求人を紹介するポジションですよね。
▼キャリアアドバイザーの仕事イメージ
対し、PA(プロジェクトエージェント)というのは担当の企業を50社ほど持ち、その企業に対して求職者からの応募があった際に対応するポジションとなります。
PAは電話やメールのみで基本的にやり取りを行うので、女性の比率が高く契約社員での募集となっていました(※もちろん男性も応募可能です)。
パーソルキャリアの書類選考
まず書類選考ですが、私はなんと最初は落ちてしまいました。
しかし、今回パーソルキャリアに転職しようと思ったのはそもそもパーソルキャリアが提供している転職エージェント「doda」の担当の方に紹介されたからでした。
なので担当キャリアアドバイザーの方が一度書類選考が落ちたにもかかわらず、直接採用担当の上司に掛け合ってくれた結果"書類選考の復帰通過"を果たしたのです

担当キャリアアドバイザーの方には頭が上がりませんm(_ _)m
今回の書類選考復帰通過のことからも、パーソルキャリアに転職したいのであれば間違いなくdodaのエージェントサービスは利用した方が良いです。
中途採用における転職ではなく、新卒としてパーソルキャリアの面接を受けようとお考えの方も間違いなく「doda」を利用した方が良いです。
新卒就活生向けにもdodaは面談カウンセリングを行った上で、ES添削や面接対策を行ってくれますので、ぜひ活用して内定を勝ち取りましょう。
パーソルキャリアの新卒採用はハードルも高く優秀な学生が多いので、エージェント経由で入社した方が就職成功率は高いです。
パーソルキャリアの中途採用面接
一次面接
一次面接では、RA・CA・PAの3職種合同での面接採用試験が行われました。
▼一次面接会場イメージ
同日に3つのポジションが面接を行ってくれるのは、その都度面接会場(dodaの面談ブース)に足を運ぶ必要がなくなるので助かりますね。
一次面接で主に聞かれた質問は、以下の通りです。
今までの高校・大学を選んだ理由は何ですか?
新卒就活でその会社に入社を決めた理由は何ですか?
なぜ前職を退職しようと思うに至ったのですか?
なぜ転職した会社への入社を決めたのですか?
あなたの強みと弱みを一つずつ教えて下さい
5年後、10年後どうなっていたいですか?
(逆質問)最後に聞きたいことはありますか?
思い出せる限り、上記のような質問をされました。
基本的には学生時代〜前職(現職)のキャリアの中で、どのような経緯でその選択を決めたのか時系列で聞かれていくイメージですね。
随所に少し違う角度からの質問として「強みと弱みを教えて下さい」という質問や「5年後、10年後どうなっていないですか?」などが散りばめられていきます。
採用面接官は人事担当の女性の方で、終始にこやかに話をしてくれ緊張感を取ってくれるような計らいが見受けられました。
一次面接の選考結果
一次面接は難なく通過することができました。
一次面接が終わった翌日に、dodaの担当キャリアアドバイザーから電話で通過の連絡が届きます。
通過連絡と同時に面接フィードバックが行われ、
・どんな部分が評価されたのか
・どんな部分はツメが甘かったか
・次の最終面接に向けて準備すること
…etc
など一通りフィードバックをくれると共に、さっそく次回選考へどんな対策が必要かまで教えてもらえました。
やはりパーソルキャリアに転職したいのであれば、間違いなく提供しているdodaは利用しておいた方が良いと改めて感じます。
その後も二次面接(最終面接)直前には再び電話で面接対策を行ってくれたので、いざ万全の状態で次の最終面接の日を迎えることになります。
二次面接(※最終面接)
続いて二次面接へと進みますが、今回一次面接で通過したのはPA(プロジェクトエージェント)という職種だったため、実質の最終選考となります。
最終面接は事業の統括責任者である事業部長と東京の浅草橋オフィスでの面接会場で、おおよそ1時間程度行われました。

今回の最終面接で主に聞かれたこととしては、
なぜ卒業高校を選んだのか?
なぜ卒業大学を選んだのか?
なぜ新卒就活でその会社への入社を決めたのか?
なぜ新卒で入社した会社を辞めようと思ったのか?
なぜ転職活動でその会社への入社を決めたのか?
なぜ転職して入社した会社を辞めたのか?
というように、人生において重要な意思決定を下してきた背景を軸とした質問が中心です。
そして意思決定の背景に加えて、
✅なぜこの事業を選んでいるのか?
✅この職種でどのようなことを行っていきたいか?
というような仕事に対するイメージを深掘りして聞いてくる流れでした。
パーソルキャリア自体が転職を支援している会社なので、転職経験があることをマイナスに見るような雰囲気は一切なく、「その転職を通じて何を学び、今後どう活かして行きたいのか?」という先を見据えた回答ができるかどうかが評価ポイントのようでしたね。
圧迫面接のような雰囲気はなく、終始リラックスした座談会のような空気感でした。
最終面接選考結果
最終面接の結果ですが、なんと落ちてしまいました。
確かに面接当日のことを思い出しても、手応えがあるかと言われるとそうでもなかったのですが、いざ現実を突きつけられると結構ショックですね。。
面接に落ちてしまった理由としては、
・どうしてもその職種が良いという理由が分からない
・その仕事を通じて何を実現させたいのかが伝わらない
・入社した後のキャリアプランがぶれぶれになっている
主に上記のような類の理由を担当のキャリアアドバイザーに電話で伝えてもらいました。
これから中途採用でパーソルキャリアに転職したいと考えられているのであれば、上記ポイントは必ず面接対策で強めに抑えておくことをオススメします。
パーソルキャリアの面接を受けた総評
今回パーソルキャリア株式会社の面接を受けて感じたのは、つくづく「面接対策をちゃんとしておいて良かった」ということです。
事前に聞かれる質問を想定して模擬面接を行ってくれたので、答えにくい質問は用意することができましたし、何より心強さが尋常ではありませんでした。
特にパーソルキャリアが提供しているdodaのエージェントサービスを受けると、自社採用に向けて100%の力でサポートしてもらえるのでかなりありがたいです。
dodaエージェントの面接対策内容まとめ【doda社員直伝】
パーソルキャリア株式会社への転職・就職を考えている方は、ぜひdodaを通じてがっちり選考対策をした状態で面接選考に望まれてくださいね(※新卒就活生も利用可)
