テレアポ営業を一通り経験して、別の会社に転職するときに利用すべきおすすめの転職エージェントについて今回はご紹介いたします。
テレアポ経験者に特化した転職エージェントは今のところ存在していませんが、それに近しいおすすめの転職エージェントになります。
また、テレアポ営業に現在従事していて、転職した後にテレアポのスキルを活かせる職種や業種も併せてご紹介して参りますので、
・電話をひたすらかけまくるルーティーン作業から脱したい
・頭を使った自分にしかできない仕事をしたい
・既存顧客へのソリューション営業が良い
・営業じゃない別職種に就きたい
…etc
などなど、転職したい理由は人それぞれだと思いますが「テレアポ営業はもういいや」という方はぜひご参考にして頂ければ幸いです。
【最終編集日.2018年12月26日】
目次
■テレアポから転職する際に転職エージェントを利用すべき理由
一人で転職サイトに登録して転職先を探して転職するのも悪くは無いのですが、転職エージェントを利用すると、ハッキリ言って「転職の成功率」が断然違ってきます。
それは、転職エージェントを利用すると、これまでの経歴から自分自身の「強み」を洗い出してくれるからなんですね。
特にテレアポの仕事というのは、きつい業務内容の割には評価され辛いので、相手にこれまでの経歴の「強み」を伝えられず転職に苦労するケースも多いはず。
それを回避するためにも、テレアポから転職をする場合には、是非とも「転職エージェント」の利用をオススメ致します。
■テレアポ営業から転職する時のおすすめエージェント
●おすすめエージェント第1位:リクルートエージェント
▼リクルートエージェントに相談する
第1位である、株式会社リクルートが運営するリクルートエージェントは「求人業界といえばリクルート」という位、有名なグループ企業の転職エージェントになります。
ここを第1位にオススメしている理由は、「営業職への転職」にとにかく強い点にあります。
転職する時には、ある程度これまでのスキルが生きる職種の方が圧倒的に内定が出る確率が高いのですが、「テレアポ」の場合、お客様への「提案とヒアリング力」をスキルとして身についているので、まさに営業職への転職が打って付けです。
その営業職に強いのがこのリクルートエージェントであるため、テレアポから転職したい時にまず利用すべき転職エージェント第1位となります。
<利用者の体験談・口コミ>
<年齢> | <転職前⇒転職後> |
28歳女性 | 営業職⇒営業職 |
キャリアアドバイザーの方の指導が的確で、特に職務経歴書の書き方の指導により、面接まで通るケースが多くなったように思う。
自分の市場価値を的確に示してくれた上で、案件を紹介してくれるので効率的でもある。
転職先の事情を知り尽くしたうえで、面接の前には対策を教えてくれるため参考になり、転職することができたように思う。
リクルートエージェントの口コミ評判をもっと見る
●おすすめエージェント第2位:doda
続いて、オススメの転職エージェント第2位はパーソルキャリア株式会社が運営する「doda」になります。
人材派遣や求人情報などの業界では国内2位の大企業が運営するdodaエージェントですが、オススメできる最大の理由は、「転職先に迷った際に相談しやすいキャリアアドバイザー」という点につきます。
事実、dodaの求人数や転職者実績数はリクルートエージェントに次ぐ2番手となっていますが「利用者の満足度」という点においてはNo.1を誇っているんですね。
また、テレアポから転職しようと思っても、実際にどんな会社、仕事に転職するかは直ぐに決められるものではないと思いますが、dodaでは、
・転職成功ガイド
・転職フェア
といった"転職初心者向け"のイベントやコンテンツを数多く発信しています。
▼dodaの転職フェアは日本最大規模
それだけでなく、最新の転職求人倍率や企業の年収ランキングなど、数多くの企業データの調査も行っているので、「現在の自分に合った転職先」を斡旋してくれる可能性が高いエージェントと言えますね。
もちろん、その求人数も第1位のリクルートエージェントと比較しても劣っていないので、転職先に悩んだら、リクルートエージェントかdodaのどちらか最低1社は利用すべきだと個人的に感じます。
●おすすめエージェント第3位:type転職エージェント
最後にオススメしたい転職エージェントは「type転職エージェント」です。
これまでのリクルートエージェントやdodaと比較すると、知名度では劣りますが、その分「転職者への丁寧な対応力」で人気を博すエージェントになります。
では、何故このtype転職エージェントをテレアポからの転職でオススメするのかと言うと、無料で行われている「転職相談会」があるからなんです。
この「転職相談会」は単に転職相談に乗るだけで無く、20代や女性、社内SEと言った特定のターゲットに絞った転職指導をしてもらえるため、テレアポ経験をどのように転職生かすべきかを把握する事が出来る、まさに相談が出来るエージェントと言えます。
ちなみに、20代の女性については、女性のキャリアアドバイザーしか在籍していない女性の転職支援に特化したエージェントが今非常に評判が良いので、もし興味があれば下記もご参考にして頂ければと思います。
【20代女性向け】転職エージェントおすすめランキング2018
もちろん実績についてもかなりのもので、年間1,000人以上の転職を成功させているため、安心して任せる事が出来ます。
ただ、扱う求人についてはこれまでのエージェントよりも少ないため、ここを利用する場合は、他の転職エージェントを併用しながらの転職活動が良いかと思います。
■テレアポ営業がきつい・つらい時は転職すべき?
そもそも、テレアポ営業がきついと思ったら転職すべきかどうかという話ですが、これは正直"あなたが置かれている環境"によります。
置かれている環境を大きく2つに分けると、
・今のテレアポをそのまま頑張って実績を残す
・転職(ジョブシフト)して、別の職種に就く
上記2パターンです。
当然といえば当然なのですが、やはり仕事には「向いている仕事・向いていない仕事」が存在していて、後者がテレアポだったとすると、いくら頑張っても中々結果が出せず非常につらい思いをすることになります。
特にテレアポは離職率が高いことで有名で、中には離職率が9割を超えるなんて企業もあるくらいですからね。
事実、私もテレアポ営業を1年3ヶ月ほど新卒で入社した会社で経験した後に転職して、別の会社でテレアポ以外の仕事に就いた経験があります。
テレアポを辞めて転職すべきかどうかという部分でまだ迷いがあるのであれば、まず下記をお読みになってから転職後のおすすめ職種や転職エージェントをご覧頂けると良いかと思います。
>>テレアポ営業がきつい・やめたいと思った時にまず考えるべきこと
■テレアポ営業から転職した後のおすすめ職種
ではここからは、あなたがテレアポを辞めて転職するとを決めたことを前提に、転職した後のおすすめ職種をご紹介して参ります。
テレアポを通じて身についたビジネススキルを存分に活かした、おすすめ職種です。
●おすすめ職種①:家電量販店の販売員
まず一つ目のおすすめ職種が、ビッグカメラやヨドバシカメラなどで様々な家電製品の案内をする「家電量販店の販売員」のお仕事です。
この仕事のどこでテレアポのスキルが役立つのかと言うと、お客様からのの要望を適切に「ヒアリング」する際に役立ちます。
家電を買いに来たお客様と適切なコミュニケーションを築くためには、そのお客様の事をよく知る必要があるため、家電を売るためには、
・何故欲しいか
・どんな形・色を求めているか
など、細かな情報を「ヒアリング」しなくては活躍する事は出来ません。
多くの企業から話を受け、提案を繰り返してきたテレアポ営業であれば、何度も繰り返したヒアリングの経験を生かして、活躍していける職種となり得ます。
●おすすめ職種②:対面型の営業
2つ目の向いている職種は「対面型の営業マン」になります。
"また営業?"と思われた方もいるかも知れませんが、上で記載したビジネススキルを生かすという点では、やはり営業系がマッチします。
「対面型の営業」というと、アポを取っての営業ではなく、お客様が来店されて提案を行うと言った内容になります。
具体的な職業として言えば、生命保険の相談窓口や銀行の内勤営業などがそれに当たりますね。
既に悩みを持ったお客様に向け、よりベストな提案を行うため、かなりの提案力が必要となりますが、テレアポと違い、アポイント取得の必要性がないため、アポ取得が苦手な営業にとっては環境が一新されるためオススメ出来ます。
また、テレアポ営業と違い、対面で人と顔をつき合わせて話ができるため、より話の内容を聞いてもらえる可能性が高いというのもおすすめできるポイントです。
●おすすめ職種③:人事
三番目におすすめしたい職種は、「人事」になります。
人事の仕事というと、採用面接などのイメージが強く営業からはイメージがつきにくいかもしれませんが、それ以外にも部署異動や退職、大きな企業になると出向などの手続きもあるので、営業以上に忙しい職種と言えるかも知れません。
そんな人事ですが、「テレアポ」から生かせるスキルはどこになるのかというと、それはやはり「提案力」と「ヒアリング」のスキルです。
テレアポの仕事をしていると、アポイントを取得するために嫌でも「提案力」が付いていきますが、この「提案力」は採用面であれば、新卒・中途問わず、自分の会社の良い所を提案するという部分で人事職にも共通するものがあります。
また、次の「ヒアリング」は、面接はもちろん、退職する人間からその理由を聞き出す際に役立ちます。
「人」を雇うためには、その準備を含めてかなりの費用が掛かるため、一部を除き、出来る限り退職させないようにする必要がありますからね。
そんな時に詳しく「ヒアリング」出来る能力があれば、退職理由を突き止める事が出来るかもしれないので、「提案力」と「ヒアリング」のスキルを活かして人事職はおすすめという訳です。
人事職への転職意欲が高い方は、未経験でも転職できるのかどうか気になると思いますので、下記も併せてご参考くださいね。
人事の転職エージェントランキング!未経験者でも人事に転職可能?
■まとめ
テレアポの経験は、転職する上でのスキルとして表現が難しいため、直ぐに転職先が見つかるケースは希かもしれません。
しかし、これまでも記載した通り、アポイントを取るための提案とヒアリングは、ベテランの営業職と比較しても決して劣るモノではありません。
これまで経験してきたスキルをしっかりとアピールするため、今回紹介した転職エージェントを利用した転職活動で、是非、希望の転職先からの内定を勝ち取って下さいね。
どの転職エージェントを利用するか迷っているのであれば、まずは業界No.1のリクルートエージェントに自分にどんな職種が合っているのかなど相談に行くと良いでしょう。