私自身、在進行形で転職エージェントの内部で働いているので、面談を断られる・面談拒否の裏側は充分理解しています。
転職活動を進める方法には、「転職サイトで求人を探しながら自分で応募する方法」と「転職エージェントを利用する方法」の2つが挙げられます。
自力で転職活動を進めるのも良いですが、転職エージェントを利用する方がより早く転職が決まるため、こちらを選択する方が多いと思います。
今回は転職エージェントに登録できない理由と適切な対処法についてお話ししていきますので、今まで転職エージェントに断られてきた方でも登録できること間違いなしです。
実は私自身も面談を断られた経験がありますが、今回エージェントに断られた理由を知ることで、どうするのが正解だったのかがわかるようになりました。
▼JACリクルートメントに断られた実際のメール
今回の記事を参考に、転職エージェントに断られない方法を学んでくださいね。
【最終更新日.2024年8月21日】
目次
- 40代が転職エージェントにどこも断られる=転職見込みが低いと判断されている
- 40代が転職エージェントに断られる・面談拒否・お祈りの理由と対処法
- 40代断られる理由①:紹介できる求人がない(経験スキルが不透明)
- 40代断られる理由②:年齢が高い(40代,50代,60代)
- 40代断られる理由③:勤務期間が短い人や短期間に転職を繰り返している
- 40代断られる理由④:スキルや経歴が求められる基準に達していない
- 40代断られる理由⑤:離職中であるor正社員経験がない
- 40代見捨てられる理由⑥:すぐに転職する意思のない人
- 40代見捨てられる理由⑦:時期・タイミングが悪い
- 40代見捨てられる理由⑧:サポート対象エリア外である
- 40代断られる理由⑨:希望年収が高すぎる
- 40代断られる理由⑩:対人関係能力が求められる基準に満たなかった
- 40代断られる理由⑪:未経験の職種や業界を希望している
- 40代断られる理由⑫:前職からのブランクが長い
- 40代断られる理由⑬:職務経歴書から経験・スキルがわかりづらい
- 40代断られる理由⑭:自社の保有求人で40代中途採用のニーズがない
- 40代が転職エージェントに断られないための対処法
- 40代で転職エージェントを利用するメリットは?
- 40代で断られる可能性の低い転職エージェントは?
- 40代で転職エージェントに断られた人が転職する方法
- 40代で転職エージェントに断られる場合のQ&A
40代が転職エージェントにどこも断られる=転職見込みが低いと判断されている
まず大前提として知っておいて頂きたいのは、転職エージェントは慈善事業ではなく、あくまでもビジネス(=利益を出すため)として行われているということです。
企業に紹介した人材が内定を獲得し、実際に入社することで初めて売上が発生するビジネスモデルですので、転職が決定しないと売上は一切発生しません。
つまり、登録してきた転職希望者が転職見込みの高い人材かなかなか転職が決まらなそうな人材かはふるいにかけられ、優先順位が決められていることを認識する必要があります。
たとえば以下の2人を比べてみましょう。
・営業経験5年で28歳、経験社数は1社で成績もノルマ達成率100%
・営業経験10年、人事5年、管理職5年、経験社数3社で4回目の転職を行う42歳
どちらの方が中途採用の転職市場において評価が高いかは一目瞭然ですよね。
実際に上記のような転職希望者からの申込みがあった場合、転職エージェント内部では以下のような会話が行われています。
一例ですが、企業から好まれるスキル・経験を持った人材か否かを総合的に判断して、面談を行う・行わないの判断を下している生々しい会話実録です。
もちろん、転職見込みが低いと判断されても受け入れてくれる転職エージェントもありますが、まずはこの事前情報を頭に入れておきましょう。
転職エージェントはビジネスなので利用者によっては断ることがあることは前述しましたが、実は「全件受理義務」と言って"どんな利用者でも利用を希望する人は受け入れなければならない"という法律があります。
全件受理義務の全文はコチラ
法律上の決まりはあるものの、転職エージェントがすべての利用者を受け入れていると利益にならないことが多いので、実質暗黙の了解で利用者をふるい分けしているというのが現実という訳ですね。
40代が転職エージェントに断られる・面談拒否・お祈りの理由と対処法
それではより具体的に、なぜあなたが転職エージェントに断られてしまったのかの理由と適切な対処法について見て行きましょう。
断られる可能性低 | doda(※ほぼ受け入れてくれる!) |
ハタラクティブ(※ほぼ受け入れてくれる!) | |
アデコ転職支援サービス(※ほぼ受け入れてくれる!) | |
断られる可能性高 | パソナキャリア(※結構な確率で断られる) |
JACリクルートメント(※結構な確率で断られる) | |
MS-Japan(※結構な確率で断られる) |
※断られる可能性の低い転職エージェントは面談の受け入れ範囲が広いのでお勧め
40代断られる理由①:紹介できる求人がない(経験スキルが不透明)
転職エージェントに登録すると、面接の練習や履歴書・職務経歴書の書き方についてアドバイスをしてくれますが、みなさんが一番期待するサポートは企業の紹介ではないでしょうか?
転職エージェントはさまざまな企業の求人情報を有しており、企業側に優秀な人材を紹介することで報酬を得ています。
そのため、企業が求めるレベルに達していない人には、求人を紹介することはありません。
具体的には、パイロットや医師、美容師といった特殊な資格の職業の方、企業や転職エージェントの求める対象年齢から外れている方の登録を断るケースが多いです。
あるいは経験やスキルが明確になっておらず漠然としていたり、管理職やマネジメント経験のない40代人材は「転職しても結果を残せない」というイメージが先行してしまって登録を見送られるケースもあります。
大手企業の場合、特に登録を断る傾向が強いのですが、働きたい業界や職種に特化している転職エージェントや幅広い世代の方を受け入れているような転職エージェントでは登録を断られることはありません。
【業界・職種別】おすすめ転職エージェント一覧
ただ単に大手の転職エージェントだからという理由だけで選ぶのではなく、きちんとあなたに合った転職エージェントを見つけることが断られるリスクを低くするために大切だと言えるでしょう。
40代断られる理由②:年齢が高い(40代,50代,60代)
転職市場という観点から見ると、やはり20代〜30代の「若手」と呼ばれる層より、40代・50代以上の方々のハードルは高くなります。
ではなぜ40代、50代となると採用企業のハードルが高くなってしまうのか理由を掘り下げて解説して参ります。
年齢に見合う経歴やスキルがない
40代となると転職市場においては即戦力人材を採用することしか企業は考えていませんから、あなたに年齢に見合う経歴やスキルがない場合転職は難しくなります。
今まで経験したことを職務経歴書に棚卸して何ができるのかを可視化することから始めることが重要です。
未経験業界や職種を志望している
40代で未経験業界や職種を志望するのは、ハッキリ言ってかなり転職難易度が高く無謀です。
資格や専門性のあるスキルを経験しているのであれば、40代以上は間違いなく活用した方が良く、全くの未経験業界や職種はほぼ転職不可能と思ってもらって良いでしょう。
仮に未経験業界や職種で求人があるとすれば、介護職・運転ドライバー・警備くらいです。
希望年収と経験スキルがアンマッチ
そして3つ目が希望年収と経験スキルがアンマッチという理由で、前職である程度高い年収を貰っていた40代が現年収を下げないように転職すると、希望年収が採用企業のニーズと見合わない場合が多いです。
あなたにとっては「今までこれくらい貰っていたのだから転職しても年収は下げたくない」と思うのは当然のことですが、あなたの経歴スキルが年収に見合ったものでなければ企業にとって採用するメリットはありませんよね。
会社には組織ピラミッドがあり、年齢によってある程度のレンジが決められていますから、1人だけ他の社員と違った年収を出すためには当然それ相応の経歴やスキルがなければ採用されることはないのです。
年齢が高くなるにつれて、企業の採用募集ポジションが少なくなってしまうのはある程度仕方がないことですので、希望の最低年収をある程度下がってしまっても仕方ないと割り切ることが大切です。
では転職エージェントの利用もできないかというと決してそんなことはなく、40代以上をターゲットにした転職エージェントを活用すれば利用することができます。
40代の方におすすめの転職エージェントはJACリクルートメントで、40代ミドル層を中心とした転職支援サービスを提供していますので親和性が良いです。
もしくはリクルートダイレクトスカウトのようなスカウト型転職サイトに登録して、採用企業側からオファーの連絡が届くのを待つという選択肢もあります。
▼リクルートダイレクトスカウト詳細
▶︎リクルートダイレクトスカウトに無料会員登録
下記では40代や50代の方でも面談を拒否されない転職エージェントを紹介していますので、ぜひご参考にされてみて下さい。
40代に強い転職エージェントおすすめランキング【2024年版】
40代断られる理由③:勤務期間が短い人や短期間に転職を繰り返している
一つの会社での勤務期間が短い人や短期間に転職を繰り返している人は、登録を断られるケースが多くあります。
具体的には以下に該当する場合断られる可能性が高いです。
20〜24歳 | 3社以上 |
25〜29歳 | 4社以上 |
30〜39歳 | 5社以上 |
40〜49歳 | 6社以上 |
50歳以上 | 7社以上 |
企業側も長期間働いてくれる人材を必要としているため、上記のような人は「採用してもまたすぐ会社を辞めるのではないか?」と敬遠されがちです。
また、転職エージェントは企業から報酬をもらうことで成り立っているので、採用の可能性が低い人は登録を断られてしまいますよ。
では、登録を断られないようにするには、どうすれば良いのでしょうか?
それは、登録のハードルが低い転職エージェント選ぶことです。
大手のエージェントの中には、年収や経歴、スキルなど高いハードルを設定しているところもあるので、こういったところは避け、未経験やフリーター、第二新卒歓迎の転職エージェントを選びましょう。
フリーター就職に強いおすすめ就職エージェント(就職サイト)
※フリーター向け転職エージェントと記載していますが、現在正社員として就業中の方でも充分利用することができる転職エージェントです。
一つのエージェントだけではなく複数のエージェントに登録することで、より登録の可能性が高まるためいろいろなところに登録してみてくださいね。
40代断られる理由④:スキルや経歴が求められる基準に達していない
先ほどお話ししたように、転職エージェントにはある程度のスキルや経歴がないと登録を断られることがあります。
たとえば、JACリクルートメント、パソナキャリアといった大手転職エージェントは基準の厳しいところとしてよく知られており、TOEIC700点以上、年収500万以上の方でないと登録を断られてしまうケースもあります。
特に専門職の求人が多いパソナキャリアでは、なんらかのスキルを持っていない人だとあっさり登録を拒否されてしまうため、注意しなければいけません。
基準を満たすだけの条件は自分の努力で今すぐクリアできるようなものではないため、なるべく早く転職したい方は上記サイトでの登録を諦め、自分に合った転職エージェントを選ぶのも大切でしょう。
少し記入が大変かもしれませんが、複数の転職エージェントに登録し、あなたを受け入れてくれるところを見つける努力が求められています。
★Check!!★
経験やスキルが求められる基準に達していないケースで多いのが「20代前半で正社員の経験がなかったり、半年しかない」というパターンです。
転職活動というのは、新卒の就職活動と違い基本的には"経験者採用"なので、やはり実務経験が少ないことは結構シビアにエージェントも判断します。
もし正社員経験がなかったり、自分自身のスキルや経験に自身がない場合は「ハタラクティブ」の利用を検討することをお勧め致します。
ハタラクティブでは、未経験業界や未経験職種に挑戦したいという方のみを対象に求人を紹介してくれるので、間違いなく100%面談を行ってもらえます。
↓ハタラクティブの就職相談はコチラ
▶︎ハタラクティブの無料会員登録はコチラ
40代断られる理由⑤:離職中であるor正社員経験がない
今現在あなたが離職中であったり、これまで正社員の経験がないフリーターやニート(無就業者)である場合、転職エージェントに利用を断られる可能性があります。
前述した通り、転職エージェントは基本的にある程度社会人経験があり、スキルを持っている人の転職支援を行っているので、正社員経験がなかったり離職中の方は登録拒否するエージェントもあります。
「じゃあフリーターやニートは転職エージェントを使えないの?」という話ですが、フリーターやニートなどの就職支援を専門に行っているエージェントもあるのでそこは安心してもらって大丈夫です。
レバレジーズが運営する「ハタラクティブ」は、約8,500社の未経験OKな求人を保有しており、かつ、書類選考を完全に免除して100%面接まで進むことができる優良就職エージェントです。
他の転職エージェントに断られた人も、断られる可能性はほぼありませんので、ぜひ代替案として活用されてみてくださいね。
正社員就職成功率80%以上ハタラクティブ
✅20代~30代フリーター/既卒ニートNo.1
✅正社員就職成功率驚異の80%越え
✅未経験OKの正社員求人を多数紹介ハタラクティブでフリーター就職相談はコチラ
40代見捨てられる理由⑥:すぐに転職する意思のない人
転職エージェントでは登録の際に、転職の時期に関する質問が用意されている場合があります。
このとき、「まだ転職を具体的に考えていない」というような回答をしてしまうと、登録を断られてしまうケースがあるのです。
しかも転職のサポート期間は半年程度に定められているところが多く、この期間を過ぎたのに転職先が決まらない場合は継続した支援を受けづらくなってしまいます。
「無料だし、とりあえず相談してみようかな。」程度の軽い気持ちで登録してしまうと、本当にサポートを受けたいときに受けられなくなってしまうので注意が必要です。
ちなみに一般的に転職する3ヶ月前くらいに登録される方が多いため、転職の決意が固まってから登録した方が断られる確率がぐっと減りますよ。
もし、すぐに転職する気がなかったり、ただ情報だけ集めたかったりする場合は、転職エージェントではなく転職サイトを利用してみることをおすすめします。
転職サイトなら求人検索も自分でできますし、転職に関するノウハウも得られますよ。
気に入った求人があれば自分で応募することもできるので、まだ転職に対して迷いがある方はdodaのような転職サイトの利用も検討してみてください。
↓dodaの登録はコチラ
▶︎dodaに無料登録して求人を検索してみる
40代見捨てられる理由⑦:時期・タイミングが悪い
転職エージェントには常にたくさんの求人があるように感じますが、実はそうではありません。
時期やタイミングによっては保有する求人数が不足していることもありますし、求人内容に偏りがあったり求職者のキャリアやスキルに応じた案件を用意できなかったりすることもあるのです。
一般的に、転職エージェントの繁忙期(求人が豊富)と閑散期(求人が少ない)は以下の時期と言われています。
繁忙期(求人豊富→断られにくい) | 2月〜3月、8月〜9月 |
閑散期(求人少ない→断られやすい) | 上記以外の時期(※業界にもよる) |
閑散期の場合は、あなたに非はありませんから登録を断られても落ち込む必要はないですし、可能であれば繁忙期にどんどん色々な転職エージェントに登録してみましょう。
ある転職エージェントでは紹介できる求人がなくとも他の転職エージェントでは非公開求人や独占求人を多く有しているということもあるため、「求人が不足している」という理由で断られた方は、1社に絞らず複数のところに登録することをおすすめします。
複数登録したからといって、転職活動が不利に働いたりサポートの質に差が出たりするわけではないので、安心して色々な転職エージェントを利用してくださいね。
40代見捨てられる理由⑧:サポート対象エリア外である
転職エージェントによって、そのエージェントがカバーしている地域のエリアは異なります。
リクルートエージェントやdodaのような大手転職エージェントであれば全国の企業の求人をカバーしていますが、中には関東関西圏のみを対象としているエージェントも少なくありません。
あなたがお住いの地域によってそのエリアに強い転職エージェントは異なるので、詳しく知りたい場合は下記の地域別おすすめ転職エージェントをご参照頂ければ幸いです。
40代断られる理由⑨:希望年収が高すぎる
意外かもしれませんが、現職の年収が高すぎる場合も転職エージェントに面談を断られることがあります。
年収が高い=スキルを持っていると思われがちですが、転職エージェントによっては高年収層の求人を持っていないエージェントもあるため、断ることは実は少なくないんですね。
自身の年収が高すぎることに心当たりがある場合は、今利用しようとしていたエージェントではなく、ハイクラス層に特化した転職エージェント「JACリクルートメント」を利用するとすんなり面談を組んでもらえる筈です。
↓JACリクルートメントの登録はコチラ
▶︎JACの無料転職相談申し込みはコチラ
40代断られる理由⑩:対人関係能力が求められる基準に満たなかった
面談を申し込む時の電話での受け答えや面談時の態度など、対人関係能力(ヒューマンスキル)が理由で断られることもあります。
企業への電話のかけ方、敬語の使い方、所作や話の聞き方などは対人関係能力のひとつとしてチェックされています。
対人関係能力やビジネスマナーに自信のない人は、転職者の教育に力を入れている「ハタラクティブ」の利用をおすすめします。
40代断られる理由⑪:未経験の職種や業界を希望している
20代や30代であれば未経験の職種や業界を志望して転職に成功する人も多いですが、40代になってくると未経験領域で転職を成功させることは容易ではありません。
基本的にはこれまでの経歴スキルを活かす方向性で転職活動を進めていくべきで、今までの延長線上にキャリアがあると仮定して転職活動を進めていくべきです。
実際に採用企業も年齢が上がるにつれて採用ハードルは上がってきますので、40代の方は未経験業界や職種はできるだけ狙わないようにしましょう。
40代断られる理由⑫:前職からのブランクが長い
20代前半であればまだ大丈夫ですが、40代にもなって前職から何もしていないブランク期間が空いていると、採用企業は「この人大丈夫か?」と懸念し転職できる可能性がグッと下がります。
転職できないということは転職エージェントにとってもサポートの時間を割く価値がありませんので、利用を断られてしまう可能性が高いです。
目安として3ヶ月以上ブランク期間が空いてしまっている場合は、転職エージェント登録時の備考欄になぜブランクが空いているのか詳細に説明して納得してもらえるよう努力しましょう。
ブランクの記載例
前職から3ヶ月の職歴ブランクがありますが、会社を設立するための準備期間だったため期間が空いてしまっているだけで就業意欲は非常に高いですので、何卒サポートをお願い致します。
40代断られる理由⑬:職務経歴書から経験・スキルがわかりづらい
40代にもなると20代や30代と異なり様々な企業を転職した人や業界・職種での経験がある人が多いと思いますので、結果的に職務経歴書から経験・スキルがわかりづらいことが理由で転職エージェントに断られる可能性もあります。
転職エージェントに提出する前に、自身のキャリアをできるだけ細かく棚卸しし、職務経歴書が分かりやすく読めるかどうかを何度も客観的に見てブラッシュアップしてから転職エージェントに登録するようにしましょう。
40代断られる理由⑭:自社の保有求人で40代中途採用のニーズがない
転職エージェントによって取り扱う求人は異なるため、40代向けの求人を取り扱っていない転職エージェントへ登録しても、当然サポートを断られる可能性は高いです。
自社の保有求人で40代中途採用のニーズがある転職エージェント、すなわちdodaやJACリクルートメントのような転職エージェントを積極的かつ優先的に登録するようにしましょう。
40代が転職エージェントに断られないための対処法
40代が転職エージェントに断られないための対処法としては、以下6つを意識したアクションを取りましょう。
順番に解説してまいります。
利用する転職エージェントを選ぶ
まず大前提として、利用すべき転職エージェントを間違えないことが40代で転職エージェントに断られないための最初の対処法です。
利用すべき転職エージェントがずれてしまうと全てにおいて対処法が意味をなさなくなってしまいますので、まずはdodaやJACリクルートメントのような40代の転職サポート実績が豊富な転職エージェントを選ぶようにしましょう。
転職エージェントの選び方としては、1社に絞る必要はなく複数併用して登録することで無駄な時間を割かずに転職活動を進められますので、可能であれば最低2社以上は登録するようにしましょう。
登録時のエントリーシートで内容を盛り込む
利用する転職エージェントが決まったら登録を進めていきますが、登録時の情報はできるだけ内容を詳細に盛り込んで登録するようにしましょう。
転職エージェント公式HPに記載されている必須項目はもちろん、エントリーシートやキャリアシート(職務経歴書)のような書類は最初に事前に作っておき、登録時に一緒に提出すべきです。
職務経歴書については40代であれば書くべき内容が20代と比較すると非常に多くなっていると思いますが、時系列でどのような経験をしていてどのようなスキルが身についているのかしっかりと記載して提出しましょう。
履歴書用の写真を撮り直す
履歴書には写真を貼る場所がありますが、意外とこの写真は重要で写真が与える印象によって転職エージェント側はサポートをしないと判断する可能性もあります。
例えばたまにいるのですが、10~20年ほどかなり前に撮影した写真で明らかに画質も古臭く、今の外見とはかけ離れている写真を貼っている人はあまり転職エージェントからの印象は良くありません。
理想は直近1~2ヶ月以内で今現在のあなたに限りなく近しい写真をきちんと証明写真の機械で撮影し直して履歴書に貼って提出するようにしましょう。
希望条件は積極的に緩和する方針で
転職活動において、業界や職種、仕事内容や福利厚生など譲れない希望条件があるかと思いますが、最初から全ての条件を満たせる転職先の求人がある方が稀です。
そのため、条件緩和と言って希望条件の幅を広げておけるよう意識することで転職先の求人を見つけやすくなります。
例えば具体例を挙げると、
- 希望年収を下げる
- 業界や職種は絞らない
- 勤務場所や仕事内容を広げる
- 転職時期はできるだけ早めにする
上記のようにできるだけ幅広く条件を見ておくと転職エージェントからのサポートを受けやすくなります。
キャリアやスキル・経歴の棚卸をする
40代は転職市場においてはベテランの領域に入ってきますので、基本的には経歴やキャリアを活かした転職活動を行わなければ内定を獲得するのは難しいです。
キャリアやスキル・経歴の棚卸をすることであなたがどのような方向性で転職活動を進めるべきか明確になってきますので、必ず事前にスキルの棚卸しは行っておくようにしましょう。
もしキャリアやスキルの棚卸しのやり方が分からない人は、dodaやJACリクルートメントのような転職エージェントを活用して転職活動を進めていくべきです。
友人や知人に転職エージェントを紹介してもらう
少し裏技的な方法として、友人や知人に転職エージェントを紹介してもらうことで正面からは利用することができなかった転職エージェントでも、転職支援のサポート対象となる場合があります。
理由はやはり転職エージェント側からすると、既に利用している求職者からの紹介を無下に断ることはできませんし、紹介してくれるということは一定の信頼がある状態なので、紹介された側も優良であるという判断を下すからです。
もし周りで同じように転職活動を行っている友人や知人がいるのであれば、転職エージェントを利用しているかどうか聞いてみて、もし利用していたら紹介してもらうことを心がけるようにしましょう。
少し裏技的な方法となりますが、もし正面から転職エージェントに登録して断られてしまった場合でも、同じ転職エージェントのサポートを受けている友人や知人に担当者を繋いでもらうという方法もあります。
「今ちょうど友人(知人)で転職活動を行っている人がいるんですが、もし宜しければ紹介させてもらっても宜しいでしょうか?」と担当者に伝えてもらうことで、転職エージェントは断ることができなくなります。
あなたの周りで現在進行形で転職活動を行っていて、かつ転職エージェントを利用している人がいれば思い切って頼んでる価値はあるでしょう。
40代で転職エージェントを利用するメリットは?
40代で転職エージェントを利用するメリットとしては、
- 非公開求人やハイクラス求人を紹介してもらえる
- 履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえる
- 面接対策のサポートをしてくれる
- 求人企業の採用内部事情を教えてもらえる
- 求人票には書かれない内部事情を教えてもらえる
- 選考に落選した理由を教えてもらえる
- 年収など条件交渉を代行してくれる
上記のようなメリットが挙げられます。
40代ともなると企業の中核ポジションで求人を出している企業も多いため、一般的には公開されておらず転職エージェントにのみ非公開で水面下で採用活動を行っている企業もあります。
履歴書や職務経歴書の添削や面接対策など選考に受かるための転職サポートはもちろん行ってもらえますし、万が一選考に落ちてしまった場合の落選理由や評価ポイントなどのフィードバックも受けることが可能です。
内定を獲得した後は条件交渉や年収交渉など条件面で間に入って交渉してもらうこともできますし、疑問に思ったことは気兼ねなく転職エージェントに質問することで解消することができるでしょう。
40代で断られる可能性の低い転職エージェントは?
すべての転職を検討している人にオススメできる「断られる可能性の低い転職エージェント」は、すなわち、
取り扱い求人数が多い
サポート体制が整っている
キャリアアドバイザーに余裕がある
上記の条件を満たす転職エージェントであると言えます。
では上記を満たす最も断られる可能性の低い転職エージェントといえば、doda or JACリクルートメントとなります。
dodaは業界最大級の15万件以上の圧倒的な求人数を誇っており、業界最大手の資本を持つパーソルグループの転職エージェントなので、キャリアアドバイザーにもノウハウが蓄積されていて余裕があります。
対し、JACリクルートメントはdodaほどの求人数はないものの、求人に対して担当者がついているので、その企業の選考に通過するための添削や対策の手厚さに定評があります。
40代の転職支援実績も豊富にありますので、断られる可能性は低いでしょう。
1社の転職エージェントに利用を断られたからといって他のエージェントも使えないということは全くないので、現在利用を断られてしまっている方はぜひ乗り換えを検討されてみて下さいね。
40代女性におすすめの転職エージェントは?
40代女性におすすめの断られない転職エージェントは、やはりdodaとマイナビ女性の転職エージェント(マイナビウーマン)の2社です。
dodaは業界最大級の求人数を誇っているので業界・職種幅広く対応しているのに対して、マイナビ女性の転職エージェントは女性専門でサポートしているエージェントなので、40代女性でも親身になってもらえます。
どちらもオンラインカウンセリングを中心に全国で転職サポートを行っていますので、40代女性で転職エージェントを活用したいと考えている方はぜひ登録して転職相談から始めてみましょう。
40代で転職エージェントに断られた人が転職する方法
「転職エージェントに断られる・面談拒否される理由と対処法」でも紹介しましたが、転職エージェントに断られたときの対処法として、別の転職エージェントに申し込むか直接応募するという選択肢があります。
別の転職エージェントに申し込むなら、ご自身のスキルにマッチしたエージェントを選びましょう。
断られる可能性低 | doda(※ほぼ受け入れてくれる!) |
マイナビエージェント(※ほぼ受け入れてくれる!) | |
アデコ転職支援サービス(※ほぼ受け入れてくれる!) | |
断られる可能性高 | パソナキャリア(※結構な確率で断られる) |
JACリクルートメント(※結構な確率で断られる) | |
MS-Japan(※結構な確率で断られる) |
※断られる可能性の低い転職エージェントは面談の受け入れ範囲が広いのでお勧め
直接応募するなら、転職サイトに登録するかハローワークで探します。転職サイトも特定の年齢層や性別に特化しているなど個性があります。ご自身の経歴にあった複数のサイトに登録しましょう。
40代で転職エージェントに断られる場合のQ&A
転職エージェントにどこも全部断られた場合は?相手にされない?
40代で転職エージェントにどこも断られてしまった・相手にされない場合は、転職エージェント以外の方法を使って転職活動を進めることも視野に入れていきましょう。
具体的な転職活動の進め方としては、
☑️ハローワーク
☑️友人・知人・先輩・後輩など
☑️転職求人サイト(dodaやindeedなど)
☑️自己応募(企業の採用HPから直接応募)
…etc
上記のような進め方が挙げられます。
特に40代ともなれば、ある程度キャリア経験を積んでいる人は、前職でのコネやこれまでの繋がりの中から会社を紹介してくれるリファラル採用で転職する人も多いので、縁故採用を狙うのが最も効率的です。
転職エージェントを使わずとも転職することは可能ですので、転職エージェントにどこも全部断られたからと言って行動することを諦めないようにしましょう。
転職エージェントで内定辞退し現職に残るのはアリ?
仮に転職エージェント経由で受けた企業から内定を貰ったものの、内定辞退し現職に残るのは選択肢として全然アリです。
やはり転職活動は進めてみて初めて分かることは少なくないですし、転職活動中の中で現職で変化があったのであれば、当然今の会社に残り続けるという選択肢も出てくるでしょう。
ただし内定を貰った企業やお世話をしてくれた転職エージェントに対しては少なからず迷惑がかかることになりますので、必ず電話で直接内定辞退の旨を伝えて謝罪をした方が転職活動を再開する際にスムーズとなります。
40代転職できる自信がない場合はどうする?
転職を考えている40代の方で、自信がない場合はまずは資格取得やスキルアップを検討するようにしましょう。
転職先で求められる資格やスキルを持っていない場合、自信がなくなる可能性がありますので、今後の転職に備えて必要な資格やスキルを取得することを検討したり、職場での経験や実績を積み重ねスキルアップすることも大切です。
あるいは自己分析を通じて、自分に合った職種や業界を見つけたり自信を持つことができるようになるかもしれませんので、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談して自己分析をすることもお勧めします。
キャリアがないスキルなし40代女性は転職できる?
40代でスキルなしの女性でもキャリアがなくても転職することは可能で、転職を成功させる方法としては、自己分析を行う・資格やスキルアップを目指す・ネットワークを活用するなどの対策を取りましょう。
40代という年齢がネックになることもあるかもしれませんが、40代女性で今まで積んできた経験やスキルをしっかりと棚卸して、未経験でも狙いどころの業界や職種の求人を情報収集して行けば転職することは可能です。
具体的にスキルなし40代女性におすすめの仕事の職種としては、介護職・接客サービス・掃除清掃・パートなどの職種が挙げられ、資格がある場合は保育士や看護師・介護士などの職種に転職することができるでしょう。
男性40代からでもスキルなしできる仕事は?
男性が40代からでもスキルなしで始められる仕事はいくつかありますので、以下にいくつか例を挙げます(※40代スキルなし女性でも就職や転職できます)。
- デリバリードライバー:自転車や原付バイクなどを使って、飲食店や宅配業者から商品を受け取り、配達する仕事です。スキルが必要ないため、未経験でも始めやすい
- コールセンタースタッフ:電話を受けて、お客様の問い合わせに対応する仕事です。トレーニングを受ければ未経験者でも始めることが可能
- 警備員:建物や施設のセキュリティを担当する仕事です。専門的な知識やスキルが必要なく、実務経験も問われません。
- クリーニングスタッフ:洋服や布団などのクリーニングを担当する仕事です。職場によっては、未経験者でも丁寧なトレーニングを受けることができます。
- パートタイマー:短時間で働くことができるアルバイトやパートの仕事もあります。店舗のスタッフやイベントスタッフなどが含まれます。未経験でも、業務に慣れるまで先輩スタッフがしっかりサポートしてくれることも
以上のような仕事は、スキルがなくても始めることができますし、一定期間勤務した後にスキルを磨くことで、キャリアアップや給与アップのチャンスをつかむこともできます。
50代で転職エージェントに断られる場合は?ミドルの転職もNG?
40代ではなく50代で転職エージェントに断られる場合は、中高年に強い転職エージェントに切り替えることで転職エージェントを利用できる場合があります。
エンジャパンが運営するミドルの転職などの転職エージェントにも、50代という年齢がネックとなり断られるケースがあります。
50代の場合は今までのキャリアや経歴を棚卸しするだけでなく、棚卸ししたスキルをどのようにして分かりやすくアピールできるかが、転職エージェントの利用可否を決める判断軸となります。
50代中高年に強い転職エージェントおすすめ15選【シニア】を活用して、必ず諦めずに転職活動を継続するようにしましょう。
MS-Japanに断られた場合は?理由と対処法
MS-Japanは経理や人事などバックオフィスを専門とする転職エージェントですが、管理系職種やバックオフィスなどの経験が豊富にない限り、利用を断られたという人が続出しています。
利用できるエリアについても関東など都心部に限られているため、断られる確率の高い転職エージェントです。
そのためもしMS-Japanに利用を断られた場合は、管理系・バックオフィスなどの職種の経験が浅いと判断されている可能性が高いので、一般的な転職エージェントのdodaやアデコ転職支援サービスなどに利用を切り替えることをおすすめします。
JACリクルートメントに相手にされない場合は?
JACリクルートメントはハイクラス専門の転職エージェントのため、40代や50代という年齢でも受け入れてくれる傾向がありますが、ハイクラス相応の経歴やキャリアが乏しければ相手にされない場合があります。
もしJACリクルートメントを利用しようと思っていた方は、JACリクルートメントを直接利用するのではなく、doda Xやビズリーチのようなスカウト型転職サイトを利用するのも一つの手段でしょう。
スカウト型の転職サイトを利用していれば、JACリクルートメントのコンサルタントがヘッドハンターとしてあなたの経歴を見てスカウトメールを送ってくる可能性もあるので、その場合はJACリクルートメントを利用する事ができます。
障害者雇用の転職エージェントに断られる場合は?
転職エージェントの中には、障害者雇用を積極的に採用している企業を紹介してくれる転職エージェントもありますが障害者雇用を採用していない転職エージェントもありますので、障害者雇用を積極的に採用している転職エージェントを活用するようにしましょう。
具体的に障害者雇用を積極的に採用しているおすすめの転職エージェントはdoda、ハタラクティブ、ウェルビー障害者の3社となりますので、ぜひ積極的に活用されてみてくださいね。
>>doda公式HP詳細はコチラ<<
✅全国の求人数270,000件以上(業界No.1)
✅業界専任キャリアアドバイザーの親身なサポート
求人数270,000件以上(※業界最大級) 顧客転職満足度No.1の親身な対応! 北海道~九州全国に面談拠点あり! |
業界No.3の売上高で急成長中 30代〜40代のミドル・ハイクラス層に強い(※20代の支援実績も多数) 一気通貫型でスピーディーな対応 |
就職成功率驚異の80.4%以上! 正社員就職支援実績150,000名以上! 北海道〜九州まで全国Web面談可能! |