- 転職エージェントから合否連絡がくるまでの日数
- 最終面接の合否連絡が遅い・来ない理由8選
- 結果が来る前に分かる合否の兆候サイン
- 最終面接結果待ちの間にできること
転職エージェント経由で企業の最終面接を受けたときに、面接結果・合否連絡が何日くらいで届くのか、連絡が遅い・こないときはどのようなことが考えられるか、また、どのような対処をしたら良いのかまで説明します。
転職エージェントに登録した後、履歴書や職務経歴書をブラッシュアップするなど様々な努力をして面接まで進み、面接はスムーズに進行してなかなか感触は良かったと思ったのに連絡がなくて不安と言う方も多いかと思います。
多くの人はその時点で自信をなくし、落ちてしまったと思うかもしれません。
しかし、実は企業や転職エージェントから連絡がこないor遅いのには理由があることもあり、必ずしも落ちているとは限らないのです。
今回は転職活動において面接を受けてから結果連絡が来るまでの日数や時間がかかる背景・理由について徹底的に深掘りして解説して参ります。
【2024年10月7日最終更新】
目次
転職エージェント経由の最終面接結果・合否連絡までの日数
まず結論からお伝えすると、転職エージェントから面接結果の連絡が届くまでの日数としては、最短当日(面接直後)〜1週間程度である場合がほとんどです。
面接直後(即日) | 10% |
翌日〜3日以内 | 30% |
3日〜1週間以内 | 30% |
1週間〜2週間以内 | 20% |
1ヶ月〜2ヶ月以内 | 10% |
それぞれの面接結果が届くまでの日数に応じて、詳しく見ていきましょう。
転職最終面接結果合否連絡までの日数:最終面接後すぐ(当日)
まず最速で面接結果の合否連絡の回答を受け取れるケースは、その場、もしくは面接が終わった直後に連絡を受け取ります。
中小企業の場合、特に最終面接などは社長または採用を即決定できるような人事決裁権を持った経営陣や人事責任者が面接官になることが多々あります。
そのため、面接を行ったその日に採用を即決することができます。
とくにITベンチャーなどスピード感を持ってビジネスを進めている会社は採用可否の決定判断も早いので、あまりもの速さに驚くこともあるほどです。
あるいはあなたが他の候補者よりも明らかに優秀であると判断された場合、他社にあなたという貴重な人材を取られたくないため即日で内定を受け取ることもあります。
しかし、かなり気に入られた場合でないと基本的には新卒採用、中途採用問わず「当日即決」はなかなか難しいのが現実です。
転職最終面接結果合否連絡までの日数:翌日〜3日以内
最終面接結果の合否が「合格」の場合、翌日〜3日以内に内定の回答連絡が来るケースが多いです。
最終面接を通過している人を待たせる理由はありませんし、できるだけ早く回答してあげたいと企業側も転職エージェント側も当然思っています。
3日ほど回答までに時間を要するケースとして考えられるのは、大企業のような承認審査に何人もかかる場合が考えられるでしょう。
転職最終面接結果合否連絡までの日数:3日〜1週間ほど
大企業では仮に面接直後に採用が決まっていても、さまざまな条件のすり合わせに時間がかかるので、当日即決で判断することはできません。
このケースの場合、回答までに日数は「3日〜1週間」ほどかかります。
転職最終面接結果合否連絡までの日数:1週間〜2週間
転職の最終面接結果の合否連絡までにかかる日数は、「1週間〜2週間」が実は一番多く、この期間が面接結果の回答にかかる平均的な時間になります。
※特に最終面接で落ちてしまっている場合、およそ平均して1週間合否連絡までにかかることが最も多いです。
待つ身としては、1〜2週間は長く感じるかもしれませんが、焦らず待つことが大切です。
転職最終面接結果合否連絡までの日数:1ヶ月〜2ヶ月(大手転職)
さらに回答にかかる時間でもっとも長いのは、「1ヶ月〜2ヶ月」。
2カ月はなかなかありませんが、1カ月程度であれば珍しいことではありません。
※注意:もし2カ月以上、途中連絡もなしで選考を進め採用結果の連絡をしてきた会社があれば、いい加減な会社である可能性があります。
大企業では1人の人を雇うのに、社内の何人もの人から承認を受けなければいけないので、1カ月くらいはすぐに経ってしまいます。
人気企業で応募者が多い場合はそれだけ選考にも時間がかかりますので、すべての人の選考が終わってから結果を出すとなると、それなりの時間がかかることにも納得です。
転職の一次面接結果が土日挟む場合の3日以内は?
転職の一次面接結果が土日挟む場合の3日以内は、週の前半である月曜日や火曜日に面接を受けた場合は、木曜日や金曜日が3日以内となるため分かりやすいですよね。
しかし週の後半に面接を受けて土日挟む場合は、3日以内=3営業日以内を指すことが多いので、土日は1日にカウントせず翌週の火曜日〜水曜日あたりまでに面接結果が届くことが多い傾向があります。
面接実施日 | 金曜日の場合 |
面接結果日 | 翌週の水曜日前後 |
そのためできるだけ土日を挟まずに同じ週の中で面接の結果を知りたい場合は、面接候補日を送る際に週の前半を希望として指定するのがコツですね。
もし合否連絡を待つ間に不安を感じるようなら、転職エージェントの担当キャリアコンサルタントに相談しましょう。
以前に何人もの応募者がその転職エージェントから面接を受けているはずなので、だいたいどのくらいの期間がかかるかということを知っており、教えてくれる筈です。
もし面接結果が出ているにも関わらず転職エージェントの担当者から連絡がこない場合、かなり雑な担当者の可能性が高いので、早めに担当者を変更するか別の転職エージェントを利用することをお勧めします。
転職エージェントから最終面接結果・合否連絡が遅い/来ない理由
合否連絡が遅いor来ない理由8選
転職エージェントから最終面接の合否連絡が来ない場合、以下例文を活用して合否連絡を担当キャリアアドバイザーに催促しても問題ありません。
ただし、クレームのような形になってしまうと採用企業からの印象が一気に悪くなってしまいますので、以下例文のように期日を過ぎていないかなど細心の注意を払って問い合わせるようにしましょう。
○○(担当者の名前)様
お世話になっております。
▼▼です。先日最終選考を受けさせて頂きました■■株式会社様の
選考結果の状況はいかがでしょうか。選考結果を●月×日までにいただけるとのことでしたので、
状況を伺わせて頂きたく恐縮ながら連絡させて頂きました。非常に魅力的な企業で大変志望度高い企業様ではありますが、
もし不採用でしたら別企業の応募を進めたいと思いますので、
できれば迅速にご連絡頂けると大変ありがたい次第です。入れ違いになっておりましたら大変申し訳ございません。
お忙しいところ大変恐縮ですが、 何卒よろしくお願い致します。▼▼
面接結果が届くまでの日数にバラつきがある理由について、もう一歩踏み込んで見ていきましょう。
✔︎理由0:最終面接で落ちている
最も確率が高く割合も多いのが、最終面接で落ちているため合否連絡が来ないことです。
少し考えてみて欲しいのですが、最終面接で良いと判断されて内定を与えようと考えている人材に対して、1週間も2週間も待たせる理由がどこにあるでしょうか?
明らかに最終面接で落ちてしまっていて連絡の優先順位が下がってしまっているため、合否連絡がなかなか届かないという確率が一番高いでしょう。
✔︎理由1:企業内の採用プロセスが複雑(=社内調整中)
とくに大企業であればあるほど、採用プロセスは複雑なものとなります。
人事担当者が応募者を気に入ってすぐに採用したいと思ってもそうはいきません。
人事の担当者から人事部長、人事部長から例えば営業部長、営業部長から本部長、本部長から取締役、取締役から社長など長い承認プロセスがあります。
これらすべてを経ているうちに長い時間がかかってしまうのです。
✔︎理由2:同時期に応募した応募者の数が多い
あなたが応募したときに、他にもたくさんの応募者がいた場合すべての応募者の選考が終わるまで、どの応募者を採用するのか決定できません。
採用人数が決まっておらず、何人でも採用したいという場合やダントツで気に入られた場合はすべての応募者の選考が終わるのを待たず採用される場合もあります。
しかし、通常は採用人数は「3人」などと決まっているもの。
その3人をすべての応募者の中から決めるので、応募者の比較に時間がかかります。
✔︎理由3:新卒の採用時期と重なった場合
新卒は一般的にかなりの人数を採用します。
また、これから長期に渡って育てていこうとしている人材なので、採用も慎重です。
その新卒の採用と時期が重なってしまうと、どうしても「中途採用」は後回しにされがちで合否連絡が遅れがち。
新卒採用の繁忙期としては、内定を早く出す企業であれば年明け〜4月前後までが一番力を要しており、一般的な企業であれば4月〜9月前後であることが多いです。
ただ、すぐにでも欲しい優秀な人材であれば、最優先で選考プロセスを進めてくれるでしょう。
✔︎理由4:本命応募者の連絡待ちの場合
他の応募者の中で採用をしたいと考えている人の連絡を企業が待っている場合、面接結果の合否連絡も遅くなります。
言い方は悪くなりますが、こういう場合あなたは「補欠」ということです。
一番に採用したいと思っている人が辞退した場合は、繰り上がりで採用されます。
本当に入りたい企業の場合は、繰り上がりでも何でも入れればラッキーですから、卑屈にならず落ち着いて待ちましょう。
✔︎理由5:企業が採用をきめかねている
他に応募者がいないため比較することもできず、かといって採用したいほどの決定的理由が応募者側にない場合、企業が採用可否を決めかねていることがあります。
このような場合は転職エージェントを通じて自分のスキルや長所をさらにアピールしてもらえば、採用になることもあります。
転職エージェントのキャリアコンサルタントを通して、選考状況をうかがってもらい、必要があればプッシュしてもらいましょう。
もし担当者に言っても全く動いてくれない場合は、すみやかに別のエージェントを利用されることをオススメします。
✔︎理由6:キャリアコンサルタントが連絡を保留している
すでに面接で落ちていることが分かっているのにキャリアコンサルタントで応募者への合否連絡を保留していることがあります。
ひとつの面接がだめだったとしても、転職エージェントは登録者に次の求人に挑戦してもらいたいと思っています。
しかし、もし面接で落ちてしまったことだけを伝えてしまうと、そこでやる気がなくなったり、他の転職エージェントに行ってしまいますよね。
そのため、多くのキャリアコンサルタントは次に紹介することができる求人を見つけてから面接結果も連絡しますので、その求人を探すのに時間がかかり、連絡が遅くなってしまうという訳です。
※最終面接で仮に合格だった場合、エージェントと企業で理論年収の擦り合わせを行う時間が出てくるため、求職者への連絡が遅くなってしまうこともあります。
✔︎理由7:担当者が応募先企業に確認していない
転職エージェントの担当者が多忙のため応募先企業に確認できていないケースです。
応募先企業側は内定者にのみ合否を連絡して、落ちた人を紹介した転職エージェントに連絡していない可能性もあります。
また、応募先企業は転職エージェント以外に転職サイトや直接応募などでも採用活動をしていて、転職エージェント担当者へは連絡がない限り連絡をしないこともあります。
✔︎理由8:単に連絡を忘れられている
応募した企業や転職エージェントが面接結果の連絡を忘れている場合があります。
これはビジネスマナーに反し、あってはいけないことなのですが、ミスを100%防ぐことはできないため、まれに発生します。
しかし、もし忘れていたのが転職エージェントのキャリアコンサルタントの場合、話は別です。
求職者のことを考えて真面目に仕事をしていない可能性がありますので、すぐにキャリアコンサルタントを変更してもらいましょう(連絡方法としては「電話」がおすすめです)。
何度変えても同じことが起こる場合は、その転職エージェントの理念自体に問題があると考えられるので、別の転職エージェントに登録することをおすすめします。
最終面接結果の合否連絡が届く前に分かる合格・不合格の兆候
面接は連絡を受け取るまではっきりした結果はわかりませんが、実は兆候によって合格か不合格かだいたい予想することができます。
兆候を知ることによって心構えができ、落ちた時のショックを和らげたり、合格後の準備をしたりすることもできます。
それでは、それぞれの兆候を見ていきましょう。
〜不合格の兆候サイン〜
何日間で連絡しますと言われていたにも関わらず、その期限をすぎても連絡がない
面接の中で、他に応募している会社があるか聞かれない
面接の結果が電話ではなく、メールや書面だけで送られてくる
面接が始まってまもなく、面接官があきらかに応募者に興味がなさそうな態度になる
面接時間が極端に短い
面接の中ほどから、仕事とは関係ない一般的な世間話になりそのまま面接が終わる
面接中に前向きでない、否定的なことばかり言われる
面接の最後に、「採用の場合のみ連絡します」と言われる
〜合格の兆候サイン〜
面接官または別の社員が同席して、その会社の魅力を一生懸命説明してくれる
いつから働けるかなどの具体的な時期についての質問をされる
応募者が面接で回答したことに対して、面接官が感銘を受けた態度を取る
面接後の採用プロセスについて詳細の説明をされる
面接の時間が予定時間を超えて長く行われる
とにかく色々と質問をされる(応募者に興味を持っているという証拠)
この中のいくつかは当てはまるのではないでしょうか?
合格か不合格か兆候を判別するためにも、自分の面接や面接後の様子を一度振り返ってみましょう。
転職エージェント最終面接結果の合否連絡は電話?
最終面接に受かっている兆候サインの一つとして、転職エージェントから合否連絡が電話で来る場合も当てはまります。
やはり内定という大きな報告をLINEやメールではなく電話で伝えたいという転職エージェントは多く、普段の連絡やりとりはメールやLINEで、最終面接の合否連絡だけ電話というケースは多いです。
ただし一点気を付けなければならないのは、電話で合否連絡=100%内定という訳ではなく、最終面接で落ちてしまっている場合も電話で合否連絡が来る場合もありますので、電話が来たからと言ってぬか喜びしないようにしましょう。
転職エージェントから面接後の面接結果メールは遅い?
転職エージェントから面接後の面接結果がメールで届くことも全然あります、以下が実際にメールでエージェントから届いた面接結果です。
○○様
お世話になっております。
▼▼(エージェントの名前)です。先日は□□株式会社様の面接お疲れ様でした。
先ほど企業様より連絡が届き、見事【合格】という
結果となりましたことをご報告させて頂きます。
誠におめでとうございます。つきましては次回選考のご案内日程を〜〜〜
▼▼
面接結果の合否連絡に関しては、レスの速い企業やエージェントからであれば最短即日〜数日程度で連絡が届き、遅い企業であっても1~2週間ほどで連絡が来ることが通常でしょう。
転職エージェント経由の面接手応えありでも落ちる?通過率は?
転職活動における最終面接は、手応えがあっても落ちることは全然あります。
採用企業にもよりますが、最終選考の通過率が80%以上でほぼ内定確約しているような企業もあれば、30%前後とかなり最終面接通過率が厳しい企業もあります。
一次面接通過率 | 30~50%前後(大体どの企業も同じくらい) |
最終面接通過率 | 20~80%前後(企業によって振れ幅大きい) |
実際に私自身も経験があるのですが、最終面接で人事と話が盛り上がり前述した合格のサインもいくつも当てはまり「これは貰った」と確信していたのですが、余裕で落とされてしまいました。
流石に人間不信一歩前くらいまで落ち込みましたが(苦笑)、何が言いたいかというとどれだけ手応えがあったとしても合否連絡が来るまでは決して気を緩めないようにしておくべきということですね。
もし転職における面接の合否連絡がどれくらい届くのか事前に把握しておきたい場合は、面接の最後の逆質問の中で「合否連絡までの日数についてざっくりとで構いませんのでご教示頂くことは可能でしょうか?」と聞いておくことは有効な手段と言えるでしょう。
採用企業の考え方にもよりますが、できるだけ早めに候補者に合否連絡をしてあげたいと考えている優良企業もあれば、あまり合否連絡に重きを置いておらずぼんやりと考えている企業もありますので、合否連絡までの日数を聞いておくことで大体の日数のイメージを掴むことができます。
合否連絡までの日数を聞いたからと言って、特に人事担当者からの評価が悪くなるようなことはありませんので、転職活動を効率的に進めるためにも日数は聞いておいても良いでしょう。
転職エージェント経由最終面接で落ちてしまう理由は詰めが甘い?
現役の転職エージェントの目から見て、転職における最終面接で落ちてしまう人・最終面接に弱い人は残念ながら実在します。
では具体的になぜ最終面接に限って落ちてしまうのか理由を挙げると「最終面接において企業への志望度や熱意が経営陣に伝わっていない」がほとんどです。
多くの場合、転職活動における一次面接や二次面接では、あなたが今までどんな経験やスキルを積んできたのか"過去"を掘り下げる質問に重きを置かれていた筈です。
しかし最終面接で面接官となる社長や役員陣は今までの経験やスキルよりも、あなたがこれからどうなっていきたいのか?という未来に重きを置いていることが多いです。
そのため、その会社に入って何がしたいのか?どんなことに挑戦したいのか?という熱意やその企業ならではの魅力を志望動機で伝えなければ最終面接で内定を勝ち取ることができません。
いつも最終面接で落ちてしまうという方は、もう一度「自分が本当にこの会社に入りたい理由は何なのか?どんなことをやりたいのか?」というキャリアビジョンを掘り下げて最終面接に臨まれることを強くお勧めします。
転職の最終面接の結果「内定」だった場合その後の流れ
- 内定通知書の受け取り
- 労働条件の確認(年収や待遇など)
- 内定の承諾・辞退意思の決定
- 前職の退職交渉
- 必要書類の提出(源泉徴収票など)
転職の最終面接で「内定」を勝ち取ることができれば一安心と思ってもらって大丈夫ですが、最後はその会社に入社するかどうか"入社承諾"を決める段階です。
内定をもらった時点であなたが他の会社の方が魅力的に感じていれば、内定辞退という形で辞退することはまだOKですが、入社承諾をした後にやっぱり入社するのをやめる、というのは転職におけるタブーとされています。
既に並行して選考を受けている企業があり、面接結果を待って欲しい場合や内定を出してくれた企業に質問したいことがある場合は、担当の転職エージェントを介してできるだけ明確に質問しておきましょう。
入社承諾をするかどうかの判断は募集要項や条件通知書(内定通知書)に隅々まで目を通して、年収や福利厚生、その他働く環境など徹底的に疑問を潰してできるだけ入社前に入社後の働くイメージを明確にしておくことが重要です。
そしてあなたが腹を決めて入社承諾を決めたら、担当キャリアアドバイザーに電話やメールでも構いませんので連絡をするようにしましょう。
もし他の転職エージェントも並行して利用している場合は「同時期に応募していた別企業への入社が決定しましたので、選考中の企業については辞退させて頂きます」と必ず伝えるようにしましょう。
入社承諾を伝えた後に担当者が企業に入社承諾の旨を伝えることで採用が決定し、転職エージェントを介さずに企業と直接メールや電話でやり取りを行うことも解禁されます。
最終面接で「不採用」の場合のその後の流れ
残念ながら最終面接で「不採用」となってしまった場合のその後の流れは、まずは転職エージェントの担当者からあなた宛に電話やメールで不採用の連絡が届きます。
その際担当キャリアアドバイザーはなぜ不採用だったのか?という不合格の理由を企業にヒアリングしている場合がありますので、最終面接で落とされた理由をフィードバックしてもらいましょう。
落ち込む気持ちも非常に良くわかりますが、不採用が採用に覆ることはほぼありませんので、不採用の理由を受けとめ改善し、次の企業に切り替えてぶつけていくしか選択肢はありません。
中途における最終面接から内定までの期間
今回お伝えしている通り、中途採用における最終面接から内定までの期間は最短早くて当日〜長くて2ヶ月程度です。
内定までのスピード感を持っている中傷ベンチャー企業であれば即日内定が出る場合もありますし、大手企業で応募者が多い場合は最長で2ヶ月程度かかる場合もあります。
目安としては1週間以上内定までの合否連絡に時間がかかっているようであれば不合格の可能性が高くなってきますので、他の企業で書類選考を並行して進め始めるようにしましょう。
面接の合否連絡を早くもらうための面接前準備
面接の合否連絡を早くもらうために、面接前に準備しておけることについて解説します。
転職エージェント経由で根回し
転職エージェントを通じて応募先企業へ根回しを行うことで、面接の合否連絡を早くもらう可能性が高まります。
エージェントの企業担当者は、企業の選考状況を把握しているため、ライバル状況を鑑みながら面接後に連絡を入れて早期合否連絡を回収するためにアクションすることが可能です。
応募先企業が第一志望であることもセットで伝えてもらうことで、企業側に自分の存在を印象づけることができ、選考に対するアピールにもつながります。
しっかりと連携しましょう。
面接で志望意欲と選考状況をセットで伝える準備
面接においては、志望意欲だけでなく、考状況について伝える準備をしておくことが重要です。
具体的には、「御社が第一志望で、ぜひお世話になりたい」「ただ、他社にて最終面接の結果が出そうな企業があるため、恐縮ながら早期に合否連絡をいただきたい」といった形で、熱意をさらに伝えることができます。
このようにすることで、企業側に自分の意欲をアピールするだけでなく、選考が進む中での誠実さも伝わります。
また、事前に準備をしておくことで、スムーズにコミュニケーションが取れるようになり、良い印象を与えることができるでしょう。
最終面接結果の合否連絡待ちの姿勢はNG!できることをやる
説明してきたように面接結果を受け取るまでには、長い時間がかかることがありますが、連絡が来るまでただ待ち続けることはNG。
待っている間にも色々とできることがありますので、紹介していきます。
✔︎内定が出た場合入社するか決める
もし仮に最終面接の合否連絡街の場合「仮に内定が出たら本当に入社するか」を決めておくと良いです。
内定後に入社することを渋る求職者よりも、やはりすぐに入社を承諾してくれる求職者の方が企業からの印象も良いですし、エージェントからも感謝されます。
しかしもし内定が出たとしても、何かしら引っかかる部分があって入社をすんなりと承諾できない場合は、正直に担当エージェントに本音を話すようにしましょう。
※エージェントによっては、入社を渋る点を補うことのできる別の求人を追加で紹介してくれる可能性があるからです
✔︎次に応募する企業を探し始める
面接結果を待っている間は転職活動を休止しないといけないという決まりはありません。
応募した企業が採用即決しない限りは、求人者も他の企業に応募する資格があります。
できるエージェントであれば、面接に落ちる可能性が高いことを見越して、先回りして追加求人を紹介してくれることもあります。
他の企業に応募した場合は、面接を受けた企業に「他に受けている企業がある」と一報いれておいた方が良い場合も。
この判断はキャリアコンサルタントが適宜行なってくれますので、相談してみましょう。
✔︎スキルを磨く
転職であれば自分の行きたい業界は決まっていると思います。
その業界で役に立つスキルを磨きましょう。
入社前から知識を蓄えたり、関連する資格を取得してておけば入社後からスムーズに業務に取りかかれます。
もし面接の結果、その会社を落ちてしまったとしても、次の求人に応募する際に履歴書に資格を記入できますし、面接でもより具体的な話をすることができるようになっているはずです。
✔︎履歴書や職務経歴書をブラッシュアップする
今受けている会社がだめだった場合、また別の会社に応募することになります。
面接までこぎつけるには、まず書類審査を通過する必要があるので、履歴書や職務経歴書を見直してより魅力的なものにする努力をしておきましょう。
転職エージェントには、履歴書や職務経歴書の添削サービスがありますので、自分でブラッシュアップしたあとはプロに確認してもらうことがおすすめです。
自分では気付かなかったブラッシュアップポイントを指摘してくれます。
注意!
面接の結果待ちが遅い場合は、次の求人を探していくなどの行動を取ると良いことを紹介しましたが、選考中の会社が第一希望である場合は少し話が変わってきます。
選考結果が出る前に他の会社を受けて、もし第2希望の会社からの内定連絡を先に受けると、その場で入社するか辞退するか決めなくてはいけないからです。
今受けている会社が他のどこの会社よりも入社したい会社である場合は、並行して他の会社に応募しても結局辞退することになるので、極力やめておきましょう。
転職エージェントから合否連絡が遅い・こないなら催促する
2週間以上、転職エージェントから合否連絡がこないなら自分から催促・確認の連絡を入れても大丈夫です。
「合否確認の電話を入れると迷惑にならないから」と心配になるかもしれません。
でも、転職エージェント担当者は、いくつもの案件を同時進行しているので、うっかり連絡するのを忘れてしまうことがあります。
面談して3日ほどで電話をするのは少し早すぎますが、2週間以上経っているなら連絡しても問題ありません。
連絡は、応募先企業ではなく転職エージェントの担当者にするようにしましょう。
応募先企業は、採用の手間を省くために転職エージェントを活用しているため、求職者と直接のやり取りを行わないようになっています。
転職エージェント担当者からの合否連絡を待ちすぎると、ほかのいい求人を逃しかねないので2週間以上経過していたら気軽に問い合わせてくださいね。
リクルートエージェントの面接結果連絡は遅い?
業界大手のリクルートエージェントは残念ながら面接結果の連絡は遅く、平気で2週間〜1ヶ月ほど待たせられている求職者も少なくありません。
リクルートエージェントは良くも悪くも規模が大きいエージェントのため、それだけ利用している転職希望者も多く一人一人への対応が後手となってしまい合否連絡が遅くなるという仕組みとなってしまっています。
その点dodaに関してはリクルートエージェントと同じくらいの規模を誇りながらも転職希望者に対して早めの合否連絡を心がけておりますので、転職活動の際には、まずdodaを利用して選考を進めてみることをおすすめします。
リクルートエージェントの面接選考が消えた?
リクルートエージェントのアプリを活用して転職活動を行っている人の中で「面接選考が消えた」という方が多発していますが、原因としては、
☑️面接自体が取り消しになりなくなった
☑️単純なアプリの不具合
上記いずれかが原因である可能性が高いです。
前者に関しては何らかの取り消しとなった理由がある筈ですし、アプリの不具合で面接自体は取り消しになっていないのであれば、すぐに担当キャリアアドバイザーに連絡して確認を取るようにしましょう。
リクルートエージェントの選考ステータスが選考終了?
リクルートエージェントの選考ステータスが選考終了となっているにも関わらず、エージェントから連絡がない場合は、基本的には面接で不合格になり落ちたという認識で間違いありません。
以前は面接に落ちた場合でもその都度エージェントから不合格の連絡が届くようになっていましたが、2023年9月より募集が終了した求人やお見送りとなった求人、またご辞退された求人については、Personal desktopでステータスが自動更新されるよう仕様が変更になりました。
毎日マイページにログインさせるのが目的だと思いますが、リクルートエージェントはかなり転職希望者に対して時間を割かないようにしている傾向があり正直機械的で使っていても意味がないので、同規模のdodaの方が圧倒的におすすめです。
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大手転職エージェント経由の最終面接結果に関するQ&A
転職の最終面接翌日連絡なし=落ちた?
前述した通り、転職活動においては最終面接結果までの日数が数日から数週間かかることもありますので、転職の最終面接翌日連絡なし=落ちたという訳ではないので、その点はご安心ください。
転職の最終面接結果が土日挟む場合はいつ?
転職の最終面接結果が土日挟む場合は、早ければ翌週前半〜遅くとも翌週の後半までには結果連絡が届くことが多いですので、それ以上日数が経っている場合は残念ながら落ちている可能性が高いでしょう。
転職の最終面接結果待ちの時間はつらい?エージェントに催促はアリ?
転職の最終面接結果待ちの時間は、一次面接の結果連絡待ちとは違い内定直前ということもあって非常につらいものがあります。
あまりにも結果連絡までが遅い場合は、転職エージェントに催促の連絡をしてみるのも気持ちを落ち着けるための一つの手段として有効です。
合否連絡がなければ応募企業に直接連絡しても良い?
応募企業からの合否連絡がない場合、直接連絡することも問題ありません。
ただし、転職エージェント経由で応募している場合は、直接企業へ連絡することは絶対に避けましょう。
企業は採用に係る工数を削減するために転職エージェントを利用している側面もあります。
こういったことへの配慮もできずに直接問い合わせをしてしまうと「ビジネスモデルを理解していない志願者」という悪い印象を与えてしまいます。
必ず転職エージェントの担当者宛に状況確認の連絡をしましょう。
先に他社から内定連絡があった場合どうすれば良い?
他社から内定連絡があった場合ですが、志望度によって対応方法が変わってきます。
まずは自分がどの企業で働きたいのかを冷静に考えることが重要です。
その上で、内定を受けるかどうかを判断し、まだ選考中の企業にも必ずその旨を伝えましょう。
具体的には、内定受諾した企業が第一志望ではない場合「他社から内定をいただいたが、御社も非常に興味があり、選考を進めたい」といった形で、誠意を持って連絡することで、良好な関係を保つことができます。
また、もし第一希望だった場合はすぐに受諾をして、まだ選考が残っている企業に対して辞退したい旨を伝えましょう。
このようにすることで、選考状況を踏まえた上での判断が行えるようになります。
合否連絡までに再度アピールすることは可能?
合否連絡までに再度アピールすることは可能です。
特に、面接後に企業への熱意を再アピールするのが効果的でしょう。
具体的には、感謝の気持ちを伝えつつ、選考を進めている理由や、自身がその企業にどれだけ貢献できるかを簡潔にまとめた書類やメールを作成し、転職エージェント経由で送ってもらうと良いでしょう。
この際、自己PRを繰り返すのではなく、企業のニーズに合わせた内容にすることで、より効果的にアピールできます。
適切なタイミングで再アプローチすることで、ポジティブな印象を与えることができるでしょう。
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