ハイクラス向けの転職サービスとして有名なビズリーチが運営する、20代向けの転職サイト「キャリトレ」が自分に合っているサービスなのか分からず、登録すべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
キャリトレは20代から30代前半までの人向けにスカウト型転職サイトを展開していて、年収500~700万円ほどの求人が多くハイクラス若年層向けの転職サイトです。
最大の特徴は「プラチナスカウト」といって、登録したあなたの情報を企業やヘッドハンターが見て、「ぜひ会いたい」と思った人に「面談確約」のスカウトが送られてくるスカウトシステムがあることです。
この記事では、筆者が実際にキャリトレを利用した感想をもとに、キャリトレのプラチナスカウトの特徴や注意点、他サイトとの違いについて解説します。
キャリトレの登録前にこの記事を読むことで、あなたが使うべきサイトかどうか判断することができるでしょう。
キャリトレ利用者の評判口コミについては「【キャリトレ評判】プラチナスカウトの質は?30代利用は?」も併せてご参考いただけますと幸いです。
最終更新日.2023年5月1日
目次
キャリトレのプラチナスカウトとは?
キャリトレの「プラチナスカウト」とは、採用企業やヘッドハンターがあなたの経歴情報を見て「ぜひ会ってお話したい」と強く思った場合に送信する【面談確約】のスカウトメッセージです。
通常スカウトとプラチナスカウトの違いは、通常スカウトが無作為に一斉送信で大量に送られてくるスカウトであることに対して、プラチナスカウトは企業の採用担当者やヘッドハンターが一人一人あなたの経歴を確認して手動で送信しています。
キャリトレのプラチナスカウトには、
企業からのプラチナスカウト
ヘッドハンターからのプラチナスカウト
2種類のスカウトが存在しますので、順番にそれぞれ実際に届いたスカウトメールを比較しながら解説して参ります。
企業からのプラチナスカウト
通常のスカウトメールの場合は、スカウトメールを受け取った人も他の応募者同様書類選考から選考がスタートするため確実に面接まで進めるというものではありません。
しかしプラチナスカウトが届いた場合は、書類選考をパスしてすぐに企業と面談(面接)を行うことができます。
書類選考の通過率は平均して10~20%と言われており、書類選考を通過できずに思い悩んでいる人も少なくないですが、転職活動の最初の関門を飛ばしていきなり面談まで進めるというのは非常にメリットが大きいですよね。
ヘッドハンターからのプラチナスカウト
そしてもう一つのスカウトがヘッドハンターから届くプラチナスカウトです。
ヘッドハンターとは、仕事を探している求職者と人材を望んでいる企業を繋ぐ存在で、求人の紹介や応募書類の作り方についてのアドバイスや面接対策をプロの視点でサポートしてくれます。
ヘッドハンターからプラチナスカウトが届いたということは、他の求職者よりも優先してあなたを企業に推薦したいというヘッドハンターの意思表示なので、積極的に活用することで転職活動を有利に進めることができるでしょう。
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キャリトレプラチナスカウトの内定率
転職活動において書類選考の通過率は通常20~30%程度と言われています。
dodaエージェントで転職活動を行い内定を得た人たちのデータによると、
①応募して書類選考を通過する確率は30%
②一次面接を通過する確率は30%
③最終面接を通過し、内定を得る確率は50%
となっています。
これを整理すると、一つの企業に100人の応募があれば、書類選考を通過するのは30人、そのうち一次面接を通過するのは9人、最終面接を通過し、内定を得るのは4〜5人で、内定獲得率は4~5%ということになります。
関連:転職エージェントの書類選考期間はどのくらい?遅い長いは落ちた?
一方、キャリトレのプラチナスカウト経由で求人に応募した場合は、最初の関門である書類選考をパスすることができますので、一次面接を30%の確率で通過して50%の確率で最終面接を通過すると考えると、内定獲得率は15%前後になります。
100人応募があったとすると15人前後内定を獲得できる計算となり、一般ルートで応募する場合と比較して10%以上も内定獲得率が高くなると考えられます。
一般ルートの内定率 | 4~5% |
キャリトレプラチナスカウト内定率 | 15% |
一般ルートよりも内定率が3倍も上がる訳ですね。
プラチナスカウトを受信しているということはヘッドハンターのお墨付きを意味しますので、一次面接や最終面接の通過率も一般ルートより上がる可能性が高いです
キャリトレプラチナスカウトを受け取るコツ
キャリトレのプラチナスカウトで不採用となる可能性もありますが、やはり一般のスカウトよりも明らかに内定率は高いのでより多くのプラチナスカウトを受け取ることで必然的に内定率は高まりますよね。
プラチナスカウトを大量に受け取るコツとしては、少しでも多くの企業に「興味がある」ボタンを押して企業にあなたの経歴を少しでも多くアピールすることで、採用企業の目に留まりやすくするのがコツです。
その際にキャリトレに登録している職務経歴書の内容が充実していなければあなたの経歴が魅力的に映らず非常に勿体無いので、まずは登録しているレジュメの情報を充実させることが重要といえるでしょう。
職務経歴書を充実させるポイントは、できるだけ詳細かつ具体的に数字でアピールできる経歴は可視化してアピールすることが重要です。
キャリトレのマイページに頻繁にログインすることで、直近のログイン履歴が採用企業やヘッドハンターの検索項目からチェックできますので、転職活動の意欲が高いと思われてプラチナスカウトの受信率が高くなるでしょう。
キャリトレのプラチナスカウト返信後の流れ
キャリトレのプラチナスカウトを受け取る流れとしては、まずキャリトレ公式HPから「転職をお考えの方」から登録して個人情報を入力していきます。
前述したようにプラチナスカウトを受け取るためには、企業に対して「興味がある」ボタンを押してあなたの存在と経歴をガンガンアピールしていきましょう。
続いて以下の企業からのプラチナスカウトメールを例に、プラチナスカウト受信後の流れについて解説します。
スカウトメールを受信した後はメッセージの下に、
✅このスカウトを辞退する
✅この企業からのスカウトを受信しない
✅返信する
の3つのボタンが表示されますので、面談に進みたいと思った場合は「返信する」をクリックして次のページに進みましょう。
「返信する」をクリックした後は以下ような画面が表示されます。
スカウトメールにいくつか求人が添付されている場合は返信する求人を選んだ後、返信メールの文面を作成します。
上記のようにキャリトレ側で予め返信文面を用意してくれていますが、以下のようにスカウトメールの本文に返信の方法が記載されていることが多いので、記載されている内容に沿って返信するようにしましょう。
返信した後は企業の採用担当者から直接連絡が来ますので、面談日程を調整して面談に伺います(※ヘッドハンターからのスカウトの場合も同様の流れ)。
面談後~内定までについても、企業の採用担当者とあなたで直接連絡を取り合いながら進めていきます。
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キャリトレのプラチナスカウトバレる?危険?
キャリトレのプラチナスカウトを受信する段階では、あなたの「名前」は明かされていないため在籍している企業にバレる可能性は限りなく0に近いです。
ただし、プラチナスカウトを送る側から閲覧できる情報として、
・あなたが在籍している企業の名前
・就いている職種や業務内容
・在籍期間
・年齢
・性別
・住んでいる都道府県
上記のような名前以外の個人情報は残念ながら閲覧可能な状態となっていますので、もしあなたが在籍している会社がキャリトレを使ってプラチナスカウトを送っているのであればバレる可能性はあります。
転職活動を行っていることがバレたことで、懲戒処分や解雇まで追い込む企業は年々少なくはなってきているものの、決してなくなっている訳ではないのでそのあたりは万全の注意を払っておく必要があります。
もしバレるリスクを限りなく0に近づけたいのであれば、キャリトレのプラチナスカウトと同様の機能を持ちながら、バレる可能性が更に低いdodaを活用することをお勧めします。
参考:【キャリトレ評判】プラチナスカウトの質は?30代利用は?
キャリトレプラチナスカウトで不採用落ちた!
キャリトレのプラチナスカウトでは書類選考完全パスとなるため内定率が高くなることは前述した通りですが、面接で不採用となり落ちてしまう可能性もあります。
実際に私自身の体験談をお伝えすると、キャリトレを通じて送られてきたプラチナスカウトで非常に魅力的な企業の求人案件だったので迷わず応募したのですが、書類選考には通過することができたものの、面接で落ちてしまいました。
人事担当者に聞いたところ、採用企業が求める経験スキルは満たしていたようなのですが、面接の時に伝えた今までの転職軸や大切にしている価値観などが企業の方向性と合っていなかったため不採用となってしまったようです。
私のように、キャリトレプラチナスカウト経由で応募したとしても内定が確約されている訳ではありませんので、やはりマイナビやdodaのようなエージェントも併用して面接対策は行っておいた方が良いと感じました。
キャリトレと併用すべき20代おすすめ転職サイト
今回解説している通りキャリトレは優良な転職サイトであることに間違いありませんが、転職活動を最も効率的に進めるためには「2~3社」の転職サイトや転職エージェントを活用することが効果的です。
なぜなら、転職サイトや転職エージェントによって取り扱っている求人の数や種類は違いますので、「キャリトレだけでは見つからなかった運命の企業に出会えた!」なんてこともあるかもしれないからです。
また、プラチナスカウトを受信することで転職活動がバレてしまうリスクも0ではないので、万全を喫して工夫をしておく必要があります。
そこで、キャリトレと併用することでより転職成功確率を高めることのできるエージェント2社をご紹介し、サービスごとに、特性や取り扱い求人を解説致します。
doda
dodaはパーソルキャリアが運営している業界最大級の転職支援サービスで、転職サイトと転職エージェントの両方の機能を持つサービスです。
キャリトレと同様にdodaも非常にスカウトメールの種類が豊富で、プラチナスカウトという企業からの特別スカウトや提携エージェントからのスカウトなど様々なスカウトメールを受け取って転職活動の選考を進めることができます。
年代に関しても20代〜30代を採用ターゲットとしている企業の求人案件が非常に豊富なので、まず登録してスカウトサービスを受け取り必要であればキャリアアドバイザーによるサポートを受けると良いでしょう。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは総合人材サービスマイナビが展開する、転職サイトと転職エージェント2つの機能を兼ね備えた国内最大級の総合型転職サービスです。
日本全国の優良企業と取引があり、公開求人だけでも6万件を超える求人を保有していますので、豊富な求人の中から自分に合った企業を探したい方におすすめです。
キャリトレと同様にスカウトサービスの機能も有しているので、一般ルートとは異なる選考ルートで転職活動を進めたいキャリアに自信のある方もぜひ利用すべきですね。
ビズリーチ(※プラチナスカウトあり)
ビズリーチはキャリトレと同じく株式会社ビズリーチが運営するハイキャリア向けのヘッドハンティング型転職サイトで、キャリトレと同様プラチナスカウトを受け取ることも可能です。
ビズリーチに登録すると、 ヘッドハンターがあなたのレジュメをチェックし、経歴・スキル・条件に応じてマッチする求人を紹介してくれますが、キャリトレよりも年齢層が一段階上の方向けのプラチナスカウトが中心となります。
登録にかかる時間は5分程度で、登録後は「スカウトを待つだけ」というシステムのため、忙しい方でも効率的に転職活動を進めることができます。
paiza(※プラチナスカウトあり)
paiza(パイザ)はITエンジニア・プログラマ専門の総合求職・学習サイトで、プログラミングスキルチェックで実力を可視化し、スキルがあると認められれば企業からスカウトメールを受け取ることができます。
paizaのプラチナスカウトについても、あなたが「気になる!」をした求人の企業が、登録しているプログラミングスキルランクやプロフィールを見て特にお会いしたいと思った方にキャリトレと同様に受け取ることができる特別なスカウトです。
ITエンジニアに特化したスカウト型転職サイトとなりますので、ITエンジニアとしてのキャリアや経歴を既にお持ちの方は利用してみるのもアリでしょう。
キャリトレのようなスカウト型転職サイトを上手に活用して、転職活動を成功させる一助となれば幸いです。
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