前回、前々回と謙譲語・尊敬語のビジネスマナー敬語の使い方を勉強しました。
今回はラストとして【丁寧語・その他の言葉】の間違いやすい言葉をチェックします。
1、~になります
○⇒~でございます
~になります、という言葉遣いは本当に
あらゆる場面で使っている人を見かけま
すが、実は間違った言葉遣いなんです。
~になる、ということは物質的な変化の
ことを指すので、「~でございます」と
いう表現が正しい言葉遣いになります。
接客業の方はもちろん、それ以外の場面
でも多用する言葉なので、注意しておき
ましょうね。
2、やります
○⇒させて頂きます
やる、やりますは丁寧な言葉遣いとして
は少し不適切な言い方になります。
させて頂きます、とやんわりとした表現
で相手の依頼を引き受けましょう。
3、○○ご担当者様各位
○⇒ご担当各位、ご担当者様
こちらはメールや文書の冒頭でよく使う
言葉ですが、〇〇ご担当者様各位という
のは少し堅苦しすぎる言葉となります。
○○ご担当者様、ぐらいの言い方で文書
を始めるぐらいが丁度良いですね。
4、ありがとうございました
○⇒ありがとうございます
相手にお礼を述べる言葉として、何の
間違いもないように思われるかもしれ
ませんが、目の前の相手だと話は別。
なぜか過去形になってしまっているの
で、できるだけ避けた方が無難です。
普通にシンプルに、ありがとうござい
ます!と言葉をストレートに伝えた方
が相手も気持ち良いと思います。
まとめ
前々回の【謙譲語】、前回の【丁寧語】
と3回にわたって間違いやすい敬語の
使い方をお送りしてきました。
いかがだったでしょうか?
お察しの通りこれら以外にもまだまだ
間違った敬語は世の中に多数あります。
全てを覚えきるのは人間として不可能
なので特に良くあなたの仕事上で使う
言葉ぐらいは暗記しておきましょう。
人によっては妙に気にする上司や顧客
がいる可能性も大いにあるので時間を
掛けておいて損はないと思います。
過去の記事はコチラからどうぞ。
>>ビジネスマナー敬語で間違った使い方をしている言葉遣い~謙譲語編~
>>ビジネスマナー敬語(尊敬語)であなたも間違った言葉遣いをしている
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