前回に引き続きビジネスマナー敬語の間違った言葉遣いを再確認して行きましょう。
前回は謙譲語でしたが、今回は【尊敬語】に絞ってチェックして行きます。
1、なるほどです！
○⇒おっしゃる通りです！
最近よく耳にする言葉ですが、そもそも
なるほどです！という言葉は文体自体が
間違っています。
「なるほど」という相槌に加えて丁寧語
の「です」ですから、『ふむふむです』
というような言葉と同じですからね汗
なるほどです！ではなくおっしゃる通り
です！という言葉に改めましょう。
2、お座り下さい
○⇒お掛けください
よく会社に来客して下さったお客様に
対して使う言葉だと思いますが、実は
これも少し言葉遣いが間違っています。
正しくは「お座りください」ではなく
「お掛けください」です。
「おすわり！」と犬に使う言葉と似て
しまっていますから、おかけください
とやんわりした言葉を使いましょう。
3、お時間よろしいですか？
○→お時間ございますか？
電話の冒頭で相手に対して確認の意味
を込めて使う言葉ですが「～よろしい
ですか？」は実は間違っています。
「お時間宜しいですか？」ではなく、
「お時間ございますか？」と聞く癖を
つけてしまいましょう。
4、お越しになられました
○→いらっしゃいました
一見すると間違った言葉遣いのようには
見えませんが、実は「お越しになられま
した」は間違った言葉の使い方です。
スマートに「～様いらっしゃいました」
と言い切った方が綺麗な言葉ですよね。
まとめ
さて、今回は【尊敬語】の間違った言葉
遣いを一つ一つ確認して行きました。
「まさかこれが間違った言葉遣いだった
なんて…」と思うものがいくつかあった
と思います。
尊敬語は謙譲語に比べて、間違いがハッ
キリしているので、是非早めの修正を
心掛けて頂ければと思います。
【謙譲語】【丁寧語】の記事に関しては
コチラのリンクからお飛びいただければ
と思います。
>>ビジネスマナー敬語で間違った使い方をしている言葉遣い～謙譲語編～
>>間違いやすいビジネスマナー敬語！～丁寧語・その他言葉遣い編～
の特徴