今回は、dodaのエージェントサービスに登録した人だけが無料で利用できる「求人検索会」のサービスについて詳しくご紹介します。
転職エージェントを利用して求人を探していると目にする「非公開求人」の文字。
※非公開求人とは転職サイトなどには掲載されていない一般向けには公開されていない求人情報のことを指します。
以下のような理由から「非公開求人を自分で検索したい」というニーズが多くあります。
・自分のペースで求人情報を探したい
・キャリアアドバイザーから紹介される求人以外にも色々な条件の求人を見たい
・転職エージェントを利用するのなら質の高い非公開求人を中心に応募したい
このようなニーズに応えたサービスがdoda独自の「求人検索会」です。
私自身dodaを運営するパーソルキャリア株式会社に在籍していたので、知見を活かして「求人検索会」のメリットや使い方などを細かくご説明します!
古賀優太
新卒で大手人材会社・パーソルキャリア株式会社に入社しdodaを担当。担当領域は広告・IT・WEB業界を中心に幅広い業界に従事。
独立して株式会社Conpinessを設立し、述べ2,000人以上の転職支援に携わり、20代~30代層サポートを中心に現役の転職エージェントとして活動している。
【最終更新日.2024年7月22日】
目次
そもそもdoda非公開求人とは?メリット
そもそも非公開求人とは何なのかという話ですが、文字通り、公には公開されていない非公開の求人のことを指します。
なぜ非公開なのかという理由として、企業側と転職希望者側双方にそれぞれメリットがあることが挙げられます。
非公開求人の特徴
非公開求人とは、その名の通り、一般に公開されていない求人情報のことです。
一般的には、求人サイトや企業ホームページなどに掲載されず、限られたルートで募集が行われます。
公開求人と比較して、企業の経営戦略や新規事業に関わる求人、または、経験やスキルが非常に高いレベルで求められるポジションなどで活用される傾向があります。
公開求人と非公開求人の特徴比較
公開求人が広く人材を求めるのに対し、非公開求人は企業が求める人物像にマッチした人材を厳選して採用したい場合に利用されます。
そのため、応募資格や必要なスキル・経験が明確に設定されている点が特徴です。
また、公開求人が応募者多数となるケースが多い一方で、非公開求人は競争率が低く、選考通過率が高い傾向にあります。
公開求人 | 非公開求人 | |
---|---|---|
紹介窓口 | 転職エージェント、転職サイト、ハローワークなど | 転職エージェント、ヘッドハンターなど |
採用企業規模 | 大手企業から零細企業まで様々 | 大手企業、または一定規模以上の中小企業であることが多い |
募集人数 | 求人によってさまざま | 1名のみの場合が多い |
募集期間 | 比較的長期のものが多い | 短期〜充足すれば即終了 |
エージェントが非公開にしている理由
企業が非公開求人を転職エージェントに依頼する主な理由は、主にはクライアントの要望です。
応募の殺到を防ぐため、重要なプロジェクトを外部に知られたくないため、そして自社の社員に知られたくないためです。
特に人気企業や重要なポジションの求人は、公開すると大量の応募が集まり、選考に時間がかかるため、非公開にすることで効率的に採用活動を進めることができます。
また、極秘プロジェクトに関する求人は、競合他社に情報が漏れることを防ぐために非公開にされることが多いです。
企業側のメリット
非公開求人の企業側のメリットとしては、以下3つが挙げられます。
採用活動の効率化
知名度の高い企業が公開求人を掲載すると、応募が殺到し、採用担当者が業務に忙殺されてしまいます。
このような事態を防いでよりマッチ度の高い候補者と効率的に会っていくために非公開求人が利用されます。
外部や社員に知られずに採用活動を行える
新規事業や新サービスの開発など、極秘プロジェクトに携わる人材の募集、マネジメント層の募集など競合他社や自社の社員などに知られたくない場合、非公開求人にすることで外部へ情報を漏らすことなく採用活動を行うことができます。
経営幹部クラスの募集、新規事業・新商品開発に携わるプロジェクトマネジャー・メンバーの募集など、そのポジションが戦略的に重要なエグゼクティブ求人の場合はトップシークレットで採用活動を行えますね。
極秘かつ数の少ない求人案件は企業ホームページの採用情報にも掲載されず、一般に公開されることはまずありませんので水面下で採用活動を行えます。
コスト面
転職求人情報サイトに求人を掲載する場合、2週間で20万円~200万円程度の出稿料が発生しますが、転職エージェントを利用して採用活動を行う場合、出稿コストは発生せず、採用できて初めて成功報酬が発生します。
ですので、何週間何ヶ月と求人を出そうと採用が決定するまでは一切採用費をかけずに採用活動を行うことができます。
転職希望者側のメリット
非公開求人の転職希望者側のメリットとしては、以下3つが挙げられます。
求人数が多い
転職エージェントが保有する求人情報のうち、非公開求人が7~8割を占めます。
そのため、転職エージェントを利用することで転職求人情報サイトよりも遥かに多くの求人を見ることができます。
質の高い求人が多い
前述の通り非公開求人の中には、一般には公開されていない新規事業や新サービスの開発、極秘プロジェクトに携わるポジションの求人情報があります。
志望する企業の公式サイトや転職サイトに求人情報がなくても、転職エージェントを利用することで質の高い求人に出会うことができる可能性があります。
大手企業の求人が多い
非公開求人の中には日本有数の大手企業の求人が多く存在しており、転職サイトやindeed、求人ボックスなどインターネット上では出てこない非公開求人にエージェント経由でのみ出会える可能性があります。
大手企業は中途採用転職市場において非常に人気で求人への応募が殺到してしまうため、採用の工数を削減するために求人を非公開にしています。
非公開求人にすることで、採用企業はエージェントである人材紹介会社に対して、極力スクリーニングをかけた自社の採用要件に合う本当に良い人材だけ紹介してもらって採用活動を行えるという仕組みですね。
ハイクラス(役員幹部クラス)の求人がある
役員のような幹部クラスの求人や高年収の求人など、条件の良いハイクラスエグゼクティブ求人が多いことも非公開求人の大きなメリットです。
マネジメント経験があったり、既に高年収の場合などは、公開求人よりも非公開求人の中から求人情報を探した方が希望に合う求人を見つけられる可能性が高いです
非公開求人のデメリットは?
転職希望者にとっての非公開求人のデメリットは以下3つが挙げられます。
経歴スキルによっては紹介してもらえない
前述した通り、非公開求人は採用企業にとって本当に自社の採用要件に合う良い人材だけを紹介してもらう手段ですので、経歴スキルが非公開求人の採用要件に合致しなければ出会えることはありません。
担当キャリアアドバイザーに「非公開求人を紹介して欲しい」と伝えたとしても、あなたに相応の経歴やスキルがないようであれば「紹介できる求人はありません」と断られてしまう可能性もあるでしょう。
求められる要件が高く採用ハードルが高い
企業が求人を公開せず非公開にするということは、当然そのポジションに求める人材の要件スキルも上がっているため、一般的な公開求人よりも採用ハードルが高く設定されていることが多いです。
非公開求人は採用企業にとって会社の今後の将来を大きく左右する経営幹部に近しいエグゼクティブ求人が多いため、必然的に採用に対して慎重にならざるを得ないのはある意味仕方のないことですね。
非公開求人の情報収集難易度が高い
非公開求人は名前の通り"非公開"であることが価値なので、転職希望者が非公開求人と出会うと思ったら、転職エージェントに利用登録して担当キャリアアドバイザーに紹介してもらうしか方法はありません。
しかしこれからご紹介するdodaエージェントの「求人検索会」では、担当キャリアアドバイザーに紹介を受けなくても自由に非公開求人を検索できる会がありますので詳しく解説して参りますね。
dodaの非公開求人を検索できる「求人検索会」
dodaエージェントサービスでは、通常dodaの社員しか見ることのできない社外秘の検索情報システムを利用して、非公開求人を自由に検索できる「求人検索会」というサービスを提供しています。
求人検索会とは、dodaのエージェントサービスに登録後、「doda求人検索会事務局」からメールが届いた人のみが参加できるサービスです。
利用方法は、まず「doda求人検索会事務局」から届いたメールに記載されている日時の中から都合の良い日時を選んで予約システムより予約を取ります。
予約した日時に指定されたdodaのオフィスに出向いて求人検索システムを自由に利用することができます。
doda非公開求人検索会の見方は?
求人検索会当日は、担当キャリアアドバイザーはいませんので、システムをご自身でお使いのうえ、自由に検索できる場となります。
当日に質問・相談をすることはできませんが、検索して気にいった求人は後日dodaのサイト内にある「キャリアアドバイザー紹介求人」から確認できるため、後日担当キャリアアドバイザーに質問・相談をすることもできます。
求人検索会はあくまでも「非公開求人を自由に検索できる場」ですので、その場で企業に応募することはできませんが、求人は後日担当キャリアアドバイザーが確認を取ったうえで企業に推薦してもらうことができます。
プロフィール・職務経歴書の修正につきましても推薦前に対応してもらうことができますので、求人検索会当日は特に考えていなくても問題ありません。
求人検索会のメールを受け取るにはdodaエージェントサービスに登録しておく必要がありますので、事前に登録しておき、事務局から届くメールを待ちましょう。
ただし、dodaに登録することで会員専用ページから非公開求人を検索できるようになるのでご安心頂ければ幸いです。
doda(デューダ)非公開求人検索会の評判口コミ
doda非公開求人検索会評判口コミ
dodaの非公開求人は求人数の数がとても多い所が良いと思います。
他の転職サイトも使用しながらメインでdodaを利用していましたが、比較しても求人数は沢山あり、非公開求人検索会では細かく検索条件を絞っても想像以上に出てくるのでとても良かったです。
業界を絞ったり優先順位をさらに細かく絞るという検索方法もできるので、非公開求人検索会は転職活動で重宝しました。
doda非公開求人検索会評判口コミ
私は地方で求人案件を探していて、都会と比較すると募集している求人数は少ないのかもしれないと心配していたのですが、さすが転職エージェント大手のdodaです。
業界、職種の検索はもちろん、自分が住んでいる都道府県の何市かや、従業員数、社風までありとあらゆる検索機能がてんこ盛りでした。
商社での営業を希望していましたが、非公開求人検索会で検索すると自分でも驚くほどの求人数がありましたし、非公開求人を多数紹介してもらえましたので、ライバルも少なく助かりました。
スカウトメールオファーを送った企業の面接を免除してもらるなど転職活動を有利に進められるので非常におすすめです。
dodaの非公開求人数は他のエージェントと比ではない
非公開求人は原則として転職エージェント(キャリアアドバイザー)から紹介されて初めて見ることができる求人です(どのエージェントも変わらない仕組みです)。
転職エージェントのHP上では「非公開求人80%!」などと謳っているエージェントが多いのですが、実際には転職エージェントに登録した後も全ての非公開求人を自由に見ることができるわけではないため、どのくらいの非公開求人があるのか、どんな企業の求人があるのか、全てを知ることはできません。
しかし、dodaだけは「求人検索会」を利用して非公開求人を見ることができます。
dodaが保有する非公開求人は80~90%と他のエージェントと比べてかなり多く、利用料が発生するサービスでもありませんので、転職希望者側にデメリットは一切ありません。
仮に2023年11月現在のdoda公開求人数が20万件だったとすると、非公開求人数は100万件近く保有していることになります。
dodaエージェントサービスに登録したらぜひ求人検索会を活用して、他のエージェントや転職サイトなどには公開されていない非公開求人をゲットしてより良い条件の職場への転職を目指しましょう。
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✅非公開求人数270,000件以上(業界No.1)
✅業界専任キャリアアドバイザーの親身なサポート
現状で転職活動に対する悩みを間違いなく解決できるコンテンツなので、ぜひdodaマイページよりオンラインセミナーへの参加を検討されてみて下さいね。
dodaの非公開求人は怪しいのか?
非公開求人なんて怪しいんじゃないか?と不安になる方に向けて、解説します。
厳選紹介される求人なのでは怪しくない
非公開求人が怪しいと感じる人もいますが、その実態はむしろ逆です。
非公開求人は、企業が特定のスキルや経験を持つ人材を求めているため、転職エージェントが厳選して紹介する求人です。
これにより、応募者の質が高く、企業と求職者のマッチングがより確実になるため、ミスマッチが少ないのが特徴です。
非公開求人は、企業が本当に求める人材を効率的に採用するための手段であり、決して怪しいものではありません
非公開求人ならではのメリットがある
非公開求人の最大のメリットは、一般には公開されていない魅力的な求人に出会えることです。
これには、人気企業や重要なポジション、極秘プロジェクトに関する求人が含まれます。また、非公開求人は転職エージェントを通じて紹介されるため、求職者のスキルや経験に基づいて厳選された求人が多く、ミスマッチが少ないのが特徴です。
さらに、非公開求人は一般的な公開求人と比較すると応募が殺到しないため、一人ひとりの選考に時間をかけることができる点も大きなメリットと言えます。
doda転職エージェント非公開求人数に関するQ&A
非公開求人の探し方や見つけ方は?
非公開求人の探し方や見つけ方は、
①転職エージェントに相談して担当キャリアアドバイザーに相談するか
②dodaの非公開求人検索会に参加して自分自身で求人を検索できる場所に出向くか
上記いずれかの2択です。
マイナビ転職サイトに非公開求人はない?
dodaのような転職エージェントでは非公開求人が取り扱われていますが、マイナビ転職のような転職サイトでは非公開求人は取り扱われておらず、公開求人のみの取り扱いとなります。
そのため非公開求人を探す場合は、dodaやハタラクティブなどの転職エージェントは必ず利用するようにしましょう。
非公開求人はホワイト?
非公開求人はホワイト企業なのかというと必ずしもそういうことではなく、非公開求人の中にもブラック企業は存在します。
そもそもブラック企業と感じるかどうかは人それぞれですが、従業員への未払い問題や業務上の障害など明らかに法律違反している企業は転職エージェントは取引を行わないので、その点は安心して下さい。
社名非公開求人はなぜ?
社名非公開求人はなぜなのかの理由は、採用企業にとって重役なポジションの求人で募集を行っていることが他の競合他社にバレてしまった場合、情報漏洩となってしまい事業を行う上で不利益を被る可能性があるからです。
水面下で採用活動を行うことで、競合他社にバレることなく重要なCOO/CFO/CTOなど役員陣を採用することができます。
非公開求人紹介はされない?
非公開求人紹介は一般的に公開される訳ではありませんので、転職エージェントを利用してもあなたが必要なスキルや経験を持っていない場合は紹介されることはありません。
担当キャリアアドバイザーに非公開求人を紹介してもらうためには、とりあえず一旦転職エージェントに相談してあなたの経歴やスキルを担当者に伝えて非公開求人を紹介するに値するか判断してもらいましょう。
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