ここでは看護師の皆さんが安心して他職種に転職することができるように、転職事情やおすすめの転職先、志望動機例文について紹介していきます。
看護師の中には今の病院を辞めて、もっと働きやすい他業種・職種の職場へ転職したいと考えている方も少なくありません。
病院の仕事はやりがいがありますし、今までの経験を生かせることから転職先に再び病院を選んでしまいがちですが、看護師以外の仕事に目を向けてみるのも大切かもしれませんよ。
「でも今さら、看護師以外の仕事をすることなんてできないよ……。」と不安に感じている方もいるのではないでしょうか。
しかし今回紹介する一般企業への志望動機例文や看護師から他職種への転職成功のポイントを抑えていれば、20代女性看護師の方はもちろん、30代女性、男性看護師でも未経験の職種へ転職することは可能です。
病院以外の現場でもあなたらしく働ける職場はたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【最終更新日.2024年6月13日】
目次
- 看護師から他職種へ転職する人の割合
- 看護師から事務職への転職は失敗する?
- 看護師から事務職への転職志望動機例文~未経験~
- 看護師から一般企業へのおすすめ転職先一覧
- 他職種おすすめ①:事務職(別職種)
- 他職種おすすめ②:医療事務職
- 他職種おすすめ③:一般企業の営業職
- 他職種おすすめ④:看護師向けキャリアアドバイザー
- 他職種おすすめ⑤:ケアマネジャー(別職種)
- 他職種おすすめ⑥:介護士
- 他職種おすすめ⑦:MR(医薬情報担当者)
- 他職種おすすめ⑧:クリニカルスペシャリスト
- 他職種おすすめ⑨:保育園看護師
- 他職種おすすめ⑩:美容クリニック
- 他職種おすすめ⑪:お菓子屋の製菓助手
- 看護師から他職種への転職先を探す方法
- 看護師として別の職場に転職したい場合
看護師から他職種へ転職する人の割合
職場を辞める看護師に、「新しい転職先はどこなの?」と尋ねると、多くの人は病院やクリニックの名を挙げるはずです。
看護師の資格を取るまでには、厳しい実習や国家試験を乗り越えないといけないため、看護資格を生かせる病院やクリニックに再就職するのは当然の選択ですよね。
しかし、日本看護協会の調査を見ると、「看護師の1割程度は看護師以外の仕事に関心を抱き辞めている」という結果が出ていおり、必ずしも転職先として病院を選んでいるわけではないことがわかります。
▼看護師に向かなかったと感じる人も少なくない
(出典:看護職員就業状況等実態調査より)
看護師になったからといって、ずっと医療の現場縛り付けられる必要はありませんから、看護師以外の職種に目を向けるのも大切という訳ですね。
「やっぱり他職種じゃなく看護師として別の職場に転職したい」という場合は、看護のお仕事のような看護師向けの転職サイト・転職エージェントを活用して看護師専任のキャリアコンサルタントに転職相談してみましょう。
看護師から事務職や一般企業へ転職するメリット/デメリット
看護師から事務職や一般企業へ転職するメリットは以下の通りです。
- 夜勤をする必要がなくなる
- 仕事でオシャレができるようになる
- 人命に関わる緊張感から解放される
主に上記のようなメリットが挙げられますが、反対にデメリットとしては、
- 給料が下がってしまった
- 看護師に復帰する自信がなくなった
- 仕事へのやりがいを感じられなくなった
- 看護師へ戻ることができなくなった
上記のようなデメリットが挙げられますので、メリットとデメリットを天秤にかけて看護師からの転職を決めるべきでしょう。
看護師から事務職への転職は失敗する?
勤務時間が不規則、仕事に対するストレスが大きいなどの理由から、看護師から事務職への転職を検討する人は少なくありません。
ですが、今まで経験したことのない業界に足を踏み入れるのは不安が大きく、多くの方は悩んだ末に結局、同じ仕事を選んでしまう傾向にあります。
確かに新しいことにチャレンジするというのは不安が大きいものですが、他職種に転職すると規則正しい生活を送れたり、サービス残業をしないで済んだりなどのメリットも多いです。
実際に看護師から事務職へ転職した方のお話を聞いてみると、
・なんといっても夜勤やサービス残業がないのが最高!規則正しい生活をおくることができるようになったので、心身ともに健康になりました。
・家族と一緒の時間が増えました。土日も休みなので子供や夫と一緒に出かける機会が増えたのも良かったです。
といった喜びの言葉が聞こえてきました。
看護師の仕事に疲れ転職を検討している方は、思い切って事務職に転職することも必要と言えるでしょう。
看護師経験で一般企業への転職で活かせるスキル
「でも今まで看護師の仕事しかやったことないし、今から一般企業の仕事なんてできるのかな…」と不安に思う看護師も多いと思いますが、結論から言うと看護師で培った経験スキルを一般企業で活かすことは充分可能です。
例えば具体的な例を挙げると、日勤の場合下記のような仕事が挙げられるかと思います。
☑️患者様の健康状態の観察・評価
☑️バイタルサインの測定・記録
☑️服薬指導や治療に関する説明
☑️注射や点滴の準備・実施
☑️清潔ケア(入浴介助、口腔ケア等)
☑️褥瘡予防とケア
☑️トイレや排泄の介助
☑️食事の準備・介助
☑️医師の診察補助
☑️検査や治療のアシスト
☑️カルテの記入・整理
☑️看護計画の作成・評価・修正
☑️患者様やご家族への情報提供・相談対応
☑️他職種との連携・情報共有
☑️病棟や設備の清掃・整備
☑️薬品・消耗品の在庫管理・発注
☑️教育・研修への参加・実施
☑️緊急対応・処置(必要に応じて)
…etc
上記看護師の仕事内容の中で一般企業でも活かせるスキルに置換すると、
- 観察力・評価力:チームメンバーやプロジェクトの状況を適切に把握する能力
- データ収集・記録:情報収集や記録管理のスキル
- コミュニケーション能力:顧客やチームメンバーへの説明、指導力
- 手技・技術力:特定の業務や機器の操作スキル
- 配慮・サービス精神:顧客対応やチームメンバーのサポート能力
- 予防管理・問題解決能力:リスク管理や問題解決スキル
- 調整力:チーム内での役割分担やスケジュール調整能力
- プランニング・実行力:プロジェクトの計画立案と実行力
- 協力・サポート能力:上司や他部署との連携・サポートスキル
- 柔軟性:異なる業務や状況への適応力
- 文書管理・整理力:書類作成やデータ管理スキル
- 計画立案・評価力:目標設定や進捗管理、改善策の提案能力
- 相談対応・リーダーシップ:相談対応力やチームの指導力
- コラボレーション能力:他部署や外部パートナーとの連携スキル
- 環境整備・管理力:職場環境や設備の維持管理スキル
- 資源管理・効率化能力:在庫管理やコスト削減の取り組み
- 自己啓発・研修意欲:継続的なスキル向上や知識習得の意欲
- 緊急対応力:緊急事態への対応力や判断力
上記のように変換できますので、一般企業でも看護師の経験を充分に活かせることが分かるかと思います。
看護師から事務職への転職志望動機例文~未経験~
ではここで、実際に看護師から事務職への未経験転職させた方の志望動機例文を取材しましたのでご紹介して参りたいと思います。
皆さん総じて看護師から転職して「良かった」と口を揃えて仰っているのが印象的でした。
看護師から事務職への転職志望動機例文~40代~
40代女性(コールセンター事務へ転職)
看護師時代に腰痛を持っており、かなり悪化したことで退職をしたこと、今後も歳を取るにつれてさらに腰痛が悪化することを考え、できる限り腰に負担がかからない仕事を選ぼうと考えました。
もともと社会人経験を経て看護師になったため、電話応対の経験があったので、過去の仕事の経験を活かせると思いました。
看護師の時は直接対面して接する仕事であったが、今度は顔が見えないコールセンターの仕事になるため表情や顔色が見えない分大変な部分も多いと思います。
しかし私は色々な患者さんと接する中で目で見える部分以外にも口調や声の強弱などから小さな変化に気づき、困っている相手を助けられるように看護師の経験が役に立ちたいと考えました。
看護師から事務職への転職志望動機~長く働きたい~
28歳女性(旅行会社のカスタマーサービスへ転職)
初めて海外で日系クリニックのお仕事をした時、医療通訳だけでなく、ビジネスメールやワード、エクセル、パワーポイントを使用するなどの事務的なタスクも求められました。
これまで医療知識と看護スキルしかなかった私は、看護師以外何もできないとその無力さに気づかされ、医療だけでなく、より幅広い分野やスキルで国際的に活躍できるように事務職のあるお仕事を選択しました。
旅行業界を選択したのは、海外スタッフとの関わりを通して海外の文化を沢山学びたいという気持ちと苦手とするビジネス関連に携わって知識を得たいということで、自分自身が全く知らない世界に挑戦してみようと思ったからです。
看護師から事務職への転職志望動機
23歳女性(税理士事務所の会計補佐へ転職)
看護師の業務を行いながら事務の仕事を任せてもらう機会があり、ワードやエクセルを使った表作成などを行っていくうちに事務の仕事に興味を持ちました。
会計業務を担当している方の仕事を見て会計事務の仕事にも興味を持ち、簿記三級の資格取得に向けて独学で勉強をしていくうちに、さらに会計や経理、財務の仕事をしたいという思いが強くなっていったので志望しました。
看護師として働くうえで身に付いたコミュニケーション能力を活かして、一から勉強させていただきたいです。
看護師から事務職への転職志望動機
35歳男性(IT関連会社の総務事務へ転職)
比較的大きな病院で看護師として勤務していたので、日勤と夜勤が混在していて生活のリズムが整いませんでした。
年齢が若い20代のときには日勤、夜勤が混在したシフトでも体力的に乗り越えることができたのですが、年齢的に今後厳しくなるだろうと考え日勤しかない一般事務の仕事を志望しました。
病院内では看護師のシフトの管理を任されることもあり、今後は色々な資格を取得し人事や総務の仕事に取り組みたいと考えていたため、看護師時代に社会保険労務士の資格を取得しました。
看護師から事務職への転職志望動機
34歳女性(保険会社の事務へ転職)
看護師の仕事はとても有意義な職業でした。
誇りもありましたが、身体へのストレスやコロナが始まってからは誹謗中傷、家族への負担があり転職を検討しました。
看護師以外にも医療に近い職業も検討はしましたが、母がずっと保険会社に勤めており私も働いてみたいと考え保険会社への転職を希望致しました。
看護師の仕事しか経験がないため未経験でご迷惑をおかけするかとは思いますが、教えて頂きながら、今ままでの経験も踏まえ貴社に貢献して参りたいと考えております。
やる気は十分にありますので、どうぞよろしくお願いいたします。
志望動機例文を見て頂いても分かる通り、看護師から未経験で事務職への転職志望動機作成のポイントは、
看護師時代の中で活かせる経験をアピールする
資格で未経験からの熱意をアピールする(Wordやエクセル、簿記など事務系資格が強い)
看護師を辞めざるを得ない理由を明確に伝える
上記3点を意識して看護師から事務職への転職志望動機を作成しましょう。
もし志望動機の作成が中々進まないという方は、転職エージェントを活用して担当キャリアアドバイザーと一緒に志望動機を作成していくことをおすすめします。
▶︎転職のプロに看護師から事務職への転職志望動機を作成してもらう
看護師から一般企業へのおすすめ転職先一覧
ではここからは、看護師から別業種・職種に転職する際に候補として挙げられる具体的なおすすめの転職先をいくつかご紹介いたします。
事務職(一般企業) | |
医療事務職 | |
一般企業の営業職 | |
看護師向けキャリアアドバイザー | |
ケアマネジャー | |
介護士 | |
MR(医薬情報担当者) | |
クリニカルスペシャリスト | |
保育園看護師 | |
美容クリニック |
それぞれ順番に見ていきましょう。
看護師から一般企業への転職は後悔する?
今現在看護師から一般企業への転職を考えている人は「転職後に後悔するのでは?」と不安になっている人も多いと思いますが、実際のところ転職してみないと実態は分かりません。
実際に看護師から一般企業へ転職して後悔している人の理由としては、未経験で資格を活かせない仕事のため年収が100~200万円程度下がってしまったという理由からです。
もちろん仕事の満足度を測る上で仕事以外にも人間関係ややりたい仕事ができているなど様々な要因はありますが、年収や給料の優先順位が高い場合は看護師から転職した際に後悔する可能性は高くなるでしょう。
逆に、年収の優先順位がそこまで高くなくやりたい仕事があるのであれば、看護師から一般企業へ転職しても後悔する可能性は低いと考えられますね。
他職種おすすめ①:事務職(別職種)
医療と全く関係ない職種に転職したい方には一般企業の事務職がまず最初におすすめの職種です。
一般企業の仕事でいわゆるOLであり、パソコンを用いたデスクワーク中心のため最初は戸惑うかもしれませんが、看護師として培ってきた観察力やコミュニケーション能力があれば仕事にすぐに順応できます。
看護師は緊急時の対応に慣れているため、慌てずに物事に対処できるので職場でも頼られる存在になれますよ。
残業が少なくカレンダー通りにお休みをもらえるところが多いので、プライベートを重視している方や家族との時間を大切にしたいと考え転職を決意した方には、ぴったりの仕事です。
就職難易度は企業によって異なりますが、簿記の資格を取得し、仕事に対する熱意をアピールすると良いですね。
看護師から事務職への志望動機例文
私はこれまで看護師として患者様の健康をサポートする役割を担ってきましたが、最近では医療現場の裏側で、病院運営や医療サービスの提供に関わる医療事務職への関心が高まっています。
私が志望する事務職では、看護師としての経験を活かしつつ患者様や医療スタッフが円滑に業務を遂行できるよう、情報管理やコミュニケーションの効率化に貢献できると考えております。
また病院の運営や医療制度に関する知識を深めることで、より広い視野で医療業界に貢献できる人材になりたいと願っています。
看護師から事務職への志望動機例文
私は長年、看護師として患者様のケアに尽力してきましたが、医療業界における事務職の重要性を認識し、新たなキャリアパスを模索することに決めました。
事務職への転身を通じて、看護師として培ったコミュニケーション能力や状況判断力を活かしながら、病院の運営や医療サービスの向上に貢献できると信じています。
病院全体の業務プロセスを把握し、効率的なサポート体制の構築に携わることで看護師や医師の負担軽減に繋げ、患者様に最適なケアが提供される環境づくりに貢献したいと考えております。
事務職未経験でなかなか志望動機や転職理由が見つからないという方は、下記記事も参考にされてみてくださいね。
関連:事務職に未経験から転職は難しい?志望動機・転職理由例文は?
他職種おすすめ②:医療事務職
看護師から別職種への転職先として、医療事務職もおすすめです。
やはり看護師時代に培った経験や知識を活かしつつも、看護師よりワークライフバランスが取れる医療事務職は人気職種の一つです。
実際に看護師から医療事務職への転職を果たした体験者の声をご紹介します。
看護師から医療事務への転職志望動機
看護師として働くには精神的にも肉体的にもしんどくなり、綺麗なオフィスで事務職をしてみたいとお仕事を探していました。
そんな時に、医療的知識のある方が欲しいと言われたので挑戦してみたいと思いました。
また、事務職といっても製薬会社なので、今までの知識や経験を生かせる事もあるかもしれないと思い転職することを決意。
全く違う分野で働くよりは仕事をしていても楽しく、日々勉強する事もでき、今までの看護師としての経験をムダにせず楽しく働けています。
また、福利厚生が充実しており、会社の雰囲気も良く、自宅から通いやすい場所にあったのが良かったです。
転職先:製薬会社の医療事務職
他職種おすすめ③:一般企業の営業職
看護師から他職種へのおすすめの転職先として、一般企業の営業職もオススメです。
女性の社会活躍が推進される現在、女性でも活躍している営業マンは非常に増えてきていて、その勢いは男性営業マンを凌ぐ勢いとも言えます。
営業職はどんな仕事をする上でも基礎的な能力を全てカバーできるので、また別の仕事がしたいと思った時に非常に有利となる経験にもなるんですね。
女性が活躍している営業の業界である人材会社の営業職も良いですし、看護師の経験を活かして医療機器メーカーの営業職など働き口はさまざまです。
最初は「営業なんてできない…」と若干怖いと感じるかもしれませんが、実際にやってみると意外と向いていてみるみるうちに成績を伸ばすなんてこともあります。
看護師から営業職への志望動機例文
私はこれまで看護師として医療現場で患者様のケアに専念してきましたが、より多くの人々の健康に貢献できる方法を模索する中で営業職への興味が高まりました。
営業職においては、看護師として培ったコミュニケーションスキルや対人スキルを活かし、顧客との信頼関係を築くことができると確信しています。
医療業界における製品やサービスの普及こそがより多くの人々の健康をサポートする鍵であると考えていますので、営業職を通じて効果的な製品やサービスを広めることで、医療業界に広く貢献できると考えております。
他職種おすすめ④:看護師向けキャリアアドバイザー
看護師から他職種の転職先としてキャリアアドバイザーもおすすめ職種の一つです。
キャリアアドバイザーとは現在の仕事に対して何らかの不満を抱えている人に対して、仕事の相談に乗ってあげたりおすすめの転職先を紹介してあげる仕事のことですね。
転職エージェントという呼ばれ方をすることもあり、女性の活躍率は男性を超えているほど人気の職種の一つなんですね。
看護師の転職サポートに特化した転職エージェントもあるくらいなので、今あなたが抱えている実体験をベースに悩みを解決してあげられるので非常にやりがいのある仕事と言えるでしょう。
おすすめの転職エージェントについては「転職エージェントになるには?おすすめ優良エージェントの特徴」で具体的な会社を紹介しているので、ぜひ興味があればご参考頂ければ幸いです。
他職種おすすめ⑤:ケアマネジャー(別職種)
ケアマネジャーとは、介護や医療サービスを必要としている方が個別性にあったサービスを受けられるように、介護保険制度の中でマネジメントしていく仕事です。
デスクワークが中心ですが、医療・介護業界ということでそこまでギャップを感じずに働けるはずですし、看護師として患者さんと関わってきた経験を活かせます。
「現場で働くのには疲れたけど、看護師の経験を生かしたい」
「土日も休める仕事がしたい」
上記のような転職理由をお持ちの方は、ケアマネジャーを目指すことをオススメします。
ケアマネジャーの資格は合格率21.5%と難関ですが、看護師としての経験が通算5年以上、900日以上あれば資格試験を受けられるのでぜひ挑戦してみてください。
他職種おすすめ⑥:介護士
看護師から他職種への転職先として、介護士を選ぶ人も少なくありません。
目の前の人に感謝されたり喜びを感じるという側面では似ていますが、看護師ほど過酷な職場ではないという理由で転職する人が多い現状です。
「給料安くなるんじゃないの?」と懸念されるかと思いますが、求人によっては看護師と同じくらいの給料が貰える介護の職場も全然あります。
実際に看護師から介護士への転職を成功させた方の体験談を見てみましょう。
看護師から介護士への転職志望動機
看護師として働いていた際は福利厚生が充実をしていない職場で賞与も無かったので、勤務をしていて疑問を抱くようになりました。
看護師の業務をしていた際に介護業界の方々と接する事があり、とても楽しく働いている印象を受けたので、転職の選択をしました。
看護師と介護士のお給料は大幅なお給料の減俸があるのでは無いかと転職当初は考えていましたが、転職サイトで求人を調べた際にお給料が変わらずに福利厚生が充実をしている職場を見つける事が出来ました。
介護の職場の上司の方の研修期間の指導の行い方が分かりやすく丁寧だったので、未経験でもすぐに仕事を覚えられてスムーズに業務を行えているので、転職して良かったと思っています。
介護業界は高齢化に伴い人手不足が進んでいるので、待遇や福利厚生もよく研修制度も充実していて働きやすい環境が整えられている職場も増えています。
介護系職種への未経験からの転職について興味のある方は、「介護士の転職エージェントおすすめTOP5!志望動機や転職理由は?」を参考にされてくださいね。
他職種おすすめ⑦:MR(医薬情報担当者)
MR(医薬情報担当者)とは、薬についての知識や情報を医療関係者に周知・宣伝する製薬メーカーの営業職のことです。
営業職と看護職は大変かけ離れているような気がしますが、人と接する機会の多い看護師はコミュニケーション能力の高い方が多く営業職に向いています。
さらに看護師として説得力のある商品の売り込みができるため、MRは最適な転職先です。
「今とは違う職種で新しいことにチャレンジしたい!」
「たくさんの人と関わる仕事がしたい!」
上記のように考え、転職を決めたい方にはMRおすすめですよ。
MRになるのに必要な資格はないですが、MR認定資格があると転職活動も有利に進むので、資格取得の勉強をしておくのも良いですね。
▶︎MR(医薬情報担当者)で募集中のおすすめ転職求人はコチラ
他職種おすすめ⑧:クリニカルスペシャリスト
「看護師の資格を活かしつつ別職種へ転職したい」と考えている方は、医薬品や医療機器メーカーで働くクリニカルスペシャリストを目指してみると良いですね。
クリニカルスペシャリストとは、医療機器や用具の開発補助や販売する職種です。
実際に看護師として医療機器を使ったことがあると、営業先へのデモンストレーションやプレゼンテーションがスムーズに進むため、看護師としての経験やスキルを発揮することができます。
一般企業なので夜勤せずに働けますし、年収は400〜600万程度もあるため、今までと生活水準を変えることなく過ごせるので安心ですね。
人気のある職種ですから、看護師としての経験やスキルをしっかりとアピールし内定を勝ち取ってください。
▶︎クリニカルスペシャリストで募集中のおすすめ転職求人はコチラ
他職種おすすめ⑨:保育園看護師
看護師資格を持っていれば、保育園内で勤務する「保育園看護師」として働くという選択肢もあります。
仕事内容としては「ケガの応急処置」「保育のサポート」「子どもの健康相談」など子供の病気予防にまつわる注意喚起や怪我などの対応がメインの業務内容となります。
子供が好きという方にとってはこれ以上ない環境ですし、病院看護師のような夜勤はなく日勤のみでの時間となりますので、規則正しい生活を送れるという点では間違いありません。
しかし、一般的な病院で働く看護師と比較すると給料が低くなる傾向があることや、直接的な医療現場に携わる機会が減るので看護技術が低下するというデメリットもあるでしょう。
他職種おすすめ⑩:美容クリニック
美容クリニック、すなわち「美容皮膚科」や「美容外科」を目指すことも看護師からの転職の選択肢としてありです。
レーザー機器を使った施術・美容に関する注射や美容に関する手術の介助がメインの仕事内容となりますので、美容に関して高い興味関心がある場合は転職と言えます。
また、美容クリニックは一般的な看護師と比較して平均給料が高いことでも有名な職業ですし、夜勤はなく日勤のみなのでワークライフバランスも取りやすい傾向にあります。
ただし、看護師と大きく違う点として店舗によってほとんどの確率でお客様を獲得するための営業トークが必要になるので、営業や勧誘に苦手意識がある人は向いてい無い可能性もあるでしょう。
他職種おすすめ⑪:お菓子屋の製菓助手
看護師から他職種への転職先として、以前から興味を持っていたり、やりたいと考えていた職種への転職を成功させる人もいます。
たとえば例として、お菓子作りが元々好きだった方は、看護師から製菓助手への転職を成功させています。
看護師→製菓助手への転職体験談
もともとお菓子を食べるのが好きで、料理関係の仕事に興味を持っていました。
看護士をしながら時々お菓子関係のアルバイトもしていたので、看護士をやめた後に料理の学校に1年通って資格を取り、実家の近くで料理関係の仕事に転職しました。
興味があって好きな仕事なので、皿洗いなど雑用の仕事をしていてもまったく苦にならずに続けることが出来ています。
看護師から他職種への転職先を探す方法
看護師から他職種への転職先のおすすめを例をあげて紹介していますが、どんな仕事に興味があるのか分からなかったり、やりたいことが分からない方は転職エージェントの利用をお勧めします。
転職エージェントでは、担当キャリアアドバイザーが一人一人にマンツーマンでやりたいことや叶えたい目標などを引き出したり(キャリアプランの構築)や志望動機作成のお手伝いをしてくれるんですね。
もちろんやりたいことが明確になったら、その願望を実現することのできる仕事を紹介してくれるので、一人で転職サイトなどを眺めるよりも遥かに効率的です。
今回は看護師から他職種への転職としておすすめの転職エージェントを2社厳選して紹介いたします。
doda
dodaは何と言っても国内最大級の規模を誇る転職エージェントで、転職活動を行う上ではまず外せない超大手エージェントです。
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面談場所も札幌・仙台・東京・横浜・大阪・名古屋・広島・岡山・福岡と全国的に構えられているので、転職を考えている方はまず利用すべきと言えるでしょう。
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マイナビ
マイナビは新卒のイメージが強いかもしれませんが、正社員として働ける職場を紹介する転職エージェントとしても大手の位置に君臨しています。
とりわけ女性の転職支援にめっぽう強く、担当キャリアアドバイザーも女性の担当者が多いので、きめ細やかできちんと希望を汲んだ上で転職について相談に乗ってもらうことが可能です。
面談場所も、札幌・東京・横浜・大阪・名古屋・広島・福岡と各エリアごとに設けられているので、ぜひdodaと併用して活用してみると良いでしょう。
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看護師として別の職場に転職したい場合
ここまで看護師から別職種へ転職する際のおすすめ転職先について紹介して参りましたが「やっぱり看護師の仕事は好きだから、看護師を続けたい」とお考えになられた方もいると思います。
もし看護師を続けながら別の病院に転職する場合は、「どれだけ良い職場環境で働けるか?」という視点で転職先を選んでいく必要がありますよね。
働きやすい環境を見つける際には、看護師の転職先をまとめた転職サイトの利用は非常に便利なツールですので、ぜひ下記記事も併せてお読みいただければと思います。
看護師の転職サイト人気TOP3!利用するメリットや選び方も!
看護師を続けるにしても、別職種へ転職するにしても、今よりも充実した仕事ライフを送れることを心から応援しています。
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