リクルートキャリアに転職するにはどうすれば良いのか?リクルートキャリアの事業内容や仕事内容、社風から平均年収まで必要な知識を全て解説致します。
また、私自身も実際にリクルートキャリアに転職するために面接を受けてきたので、感想を含めた選考の一部始終を全て暴露して参ります(※選考結果も全て)。
特定の企業に受かるためには、その企業の業績や仕事内容について知る以前に、まずは転職の面接に通過しなければ話になりませんので、
・実際に面接でどんなことを聞かれるのか?
・どのような答え方をするべきか?
など本当に面接を受けてきた感想を元に余すことなくお伝えして参ります(※選考結果についてもお伝えしています)。
人材業界でも最大手のリクルートキャリアに転職したいとお考えの方は間違いなく参考になる内容ですので、ぜひ最後までお読み頂ければ幸いです。
2021年4月1日より「株式会社リクルートキャリア」は「株式会社リクルート」に社名変更いたしました。
これによって整理すると、現在は以下のような状態となります。
変更前の会社名 | 株式会社リクルートキャリア |
変更後の会社名 | 株式会社リクルート |
以前からややこしいという話が社内でもあったのかもしれません。
本記事でリクルートキャリアと記載しているのは、2022年現在の株式会社リクルートのことを指しておりますので、注意しておきましょう。
最終更新日.2024年8月29日
目次
リクルートキャリアの転職&中途採用難易度
転職難易度:
リクルートキャリアの転職難易度(中途採用難易度)は、平均的な人材系の企業の難易度と比較すると最高難易度と言われています。
実際に私の知人でも「本当はリクルートに行きたかったけど、面接で落とされたからパーソルキャリアやマイナビにした」という人は少なくなかったです。
人材業界の転職難易度一覧表は以下の通りです。
リクルート | |
パーソルキャリア、JACリクルートメント、MS-Japan | |
パソナ、マイナビ、レバレジーズ | |
ワークポート、ディップ、その他 |
やはりリクルートは人材業界の中でも歴史があり、人気も実績もNo.1の会社なので当然採用に対するハードルは高く、選考の中でも様々な角度から採用に対する人材であるかどうかを見極められます(※後ほど面接実録をお届けします)。
ただし、職種としては法人側を担当するRA(リクルーティングアドバイザー)とCA(キャリアアドバイザー)に大きく分けられていて、それぞれ求められるスキルが違うという点は留意しておきましょう。
リクルートの転職/中途採用面接で見られるポイント
実際にリクルートで人事として働いている友人に聞いたところ、リクルートの転職/中途採用面接で見られるポイントは以下5つに集約されるそうです。
- 一貫したキャリアに関する価値観を語れること
- 構造的・論理的思考能力
- 素直さ
- 当事者意識
- 行動力
リクルートはトップダウンではなく、ボトムアップで現場社員の自由と積極性を重要視とする企業組織文化を非常に大事にしている傾向が強い会社です。
リクルートの創業者である江副氏の「自ら機会を創造し、機会によって自らを成長させよ」は非常に有名な社訓でリクルート社のみならず、ビジネスの世界で幅広く使われているほどです。
どの要素が欠けていても内定を貰うのは難しいようで、5つのポイントを中心に面接で深堀の質問が行われ、最終的に入社できるかどうかの判断が行われています。
リクルートキャリアの一次試験のSPI&適性試験通過率
まずリクルートキャリアに応募(職務経歴書を提出)すると、すぐさま一次試験のSPI試験&適性試験の案内メールが届きます。
▼実際にリクルートキャリアから届いたメール
SPI試験と適性検査の内容+職務経歴書の内容を合わせて、一次選考通過かどうかを判断されます。
SPI試験と適性検査の内容は、
・国語的内容(文章穴埋めなど)
・数学的内容(確率の計算など)
・適性検査(性格・行動診断)
の3種類に分類されており、全部で90分〜120分ほどの時間を要します(※自宅PCで受験可能)。
適性検査については、営業職であれば協調性が低くても目標を達成する突破力があるかを重視される傾向があり、営業職以外の職種では協調性があるかを適性として判断されることが多いです。
普段使っていない脳を使い、かつ、思っているよりもボリューミーでかなり疲れますので、余裕がある土日などに受験することをオススメします。
リクルートのSPIボーダーは?落ちた?通過率も(中途採用)
リクルートの中途採用におけるSPIボーダーに関しては6~7割程度と言われていて、言語・非言語合わせて6~7割程度獲得できていれば次の最終面接に進める可能性が出てきます。
SPIの通過率に関してはそこまで低い訳ではなく、一般的な学力さえ持ち合わせていれば70~80%程度はSPIの通過率はあると思ってもらって問題ないでしょう。
SPIで落ちたという人はあまりいません。
またSPIの(性格・行動診断)の結果内容を最終面接で掘り下げられることもありますので、適当に答えずしっかりと根拠を持って回答していくようにしましょう。
今回私は難なくリクルートキャリアの書類選考を通過することができましたが、中途採用の場合の書類選考通過率の平均は約30%なんだそうです。
高い数値とは言えないので、書類応募する前にきちんと転職エージェントを使ってキャリアアドバイザーに添削してもらうことを強くオススメします。
リクルートキャリアが運営しているリクルートエージェントを使うと、将来一緒に働く可能性もあるのでかなり親身に添削を行ってもらえます。
私も添削してもらわなければ、おそらく書類選考で落ちていたと思います。
リクルートキャリアの面接で聞かれた質問内容
そして晴れて書類選考に通過することができたら、次はいよいよ面接選考へと進みます。
中途の採用面接については、
・一次面接(現場のマネージャー・課長クラス)
↓
・最終面接(部長クラス)
の合計2回が行われますが、新卒のリクルートキャリアの面接回数と比較すると、中途はやはり数自体は少ないですね。
面接で聞かれる質問内容については、
- 自己紹介
- 今までの経験やスキル
- リクルートを志望するに至った経緯
- 今までの人生で一番頑張ったこと
- 自分自身の客観的な強み・弱み
上記のようにオーソドックスな質問から少し変化球な質問まであらゆる角度から質問されるイメージです。
面接の雰囲気はいわゆる圧迫面接のような雰囲気は全くなく、どちらかというとカジュアルでフラットな話しやすい雰囲気で行われる傾向がありました。
リクルートキャリア一次面接の質問内容&通過率
まずは書類通過後、リクルートで最初に行われる一次面接の質問内容と感想です。
一次面接は現場のマネージャーの方が面接官でした。
▼面接が行われた会議室はこんな感じ
基本的に、後ほどご紹介する3本の質問柱を軸に回答し、回答の中で面接官が純粋に疑問に残った点を深掘りしていくイメージで行われます。
いかにも面接という雰囲気はあまりなく、一次面接は日常の雑談に近いようなカジュアルな雰囲気でしたね(面接官の方が上手だったのかもしれませんが)。
具体的にされた質問は、以下の3点です。
質問①:自己紹介をお願いします(1分程度)
やはりまずは、採用面接の定番である"自己紹介"からです。
面接を受ける側も面接官側も自己紹介を行うことで最初の第一印象が決まりますので、長すぎず簡潔に答えることが大事です。
質問②:キャリアの棚卸し→志望動機
おそらく今回の面接では、「キャリアの棚卸し→志望動機」この部分がもっとも割合としては大きかったと思います。
今までどのようなキャリア(前職あるいは現職で何を行ってきたか)を歩み、どのような経緯でリクルートキャリアを志望するに至ったのかを繋げて質問されました。
『志望動機を教えてください』という聞き方よりも、自然と会話の中で志望動機を聞き出してくれる方だったので、とても答えやすかったですね。
質問③:人生で一番頑張ったことは?
2つの質問とは少し毛色を変えた角度から聞かれたことが「人生で一番頑張ったことはなんですか?」という質問です。
私の場合は仕事だったのでありのままを伝えたのですが、おそらく面接を受ける人が、
・何に重きを置いているのか
・どんな価値観を持っているのか
を把握するための質問だと思われます。
特に遜色せず、ありのまま自然体で答えることができれば良いでしょう。
リクルート一次面接通過率は?
リクルートキャリアの一次面接通過率を調査してみると、約25%という結果が分かりました。
やはり人材業界最大手ということもあり応募者は多く人気企業のため、一次面接でかなりの数の候補者が厳しくふるいにかけられ落とされてしまう傾向があるようですね。
一次面接を通過するポイントは、
✅これまでのキャリアに一貫性はあるか
✅活躍できるポテンシャルや能力はあるか
✅そもそもリクルートの社風に合いそうなのか
上記を人事面接担当者がチェックしていると言われています。
リクルートキャリア最終面接の質問内容!通過率は?
一次面接を通過後、リクルートキャリアの二次面接(※最終面接)は東京駅付近の八重洲にあるリクルート本社ビルの会議室(応接室?)で行われます。
▼実際の最終面接場所
基本的なスタンスとしては、一次面接と大きくは変わらず、
・今までのキャリアの軸
・志望動機に繋がる
上記2つを柱としながら、あとは採用面接官が面接中に思った疑問点について質問されるというオーソドックススタイルの面接です。
最終面接だからと言って堅苦しいということは一切なく、時には雑談も交えながら本音を聞き出すような形で面接は進んでいきます。
最後に「逆質問」という形で、入社後に不安に思っていることや疑問点などについて洗いざらい聞けるので、面接はスッキリとした形で終われる筈です。
正直面接のその場の雰囲気では、私は「完全に受かった」「内定をゲットした!」と浮かれて面接からの帰路についていました。
リクルートの転職最終面接の結果落ちた!ショック…
リクルート最終面接の結果ですが、なんと落ちてしまいました。。。
面接官の反応は悪くなく、実際に入社した後のことについても色々と聞かれたのでこれはもうもらったと思ってましたが、甘かったです。。。泣
正直納得行かなかったので、担当して頂いたリクルートエージェントの担当者の方に落ちた理由を聞いてみると「キャリアアドバイザー(※私の志望職種)になりたいという志望動機が他の候補者と比べて弱かった」とのことです。
同じ時期に選考を受けているライバルがいたとは完全に盲点でした。。
すっかり内定を貰えたとばかり思っていたのでショックです…
リクルートの面接ボロボロだった?
前述したように、リクルートの最終面接が終わったタイミングでは手応えは悪くなく、むしろかなり手応えを感じていました。
面接で聞かれた質問に対しても的確に回答できていましたし、回答の内容も面接官に響いているような印象を受けたので、面接ボロボロという所感は一切ありませんでした。
そのためベストを尽くしていたとしても、リクルートの最終面接で落とされてしまうことはありますので、最後まで油断は決してしないように面接に臨むようにしましょう。
リクルート最終面接の結果受かった(内定)
私自身はリクルートの最終面接で落ちてしまいましたが、私の友人が2023年9月でリクルートの最終面接に受かり内定を獲得しましたので、内定を獲得したノウハウをお伝えして参ります。
最終面接は地方在住の場合はWebを使ったオンライン面接が行われ、東京本社の営業部長〜事業部長クラスが面接官として最終面接が行われます。
最終面接は面接官にもよりますがやや圧迫気味で、少し揚げ足を取るような角度から質問されて耐性があるかどうかをチェックされます。
具体的に質問される内容としては、
(SPIの結果を受けて)自分のどこが弱点か知ってるか?
チームの中で結果を出せるのか?個人主義にならないか
自分自身の自己PRは?リクルートの社風に合ってるか?
…etc
上記のような質問が行われました。
リクルートの社風として「自ら機会を創出し、機会によって自らを成長させよ」という理念がありますので、最終面接の自己PRでその理念と整合性があるかどうかをチェックされます。
私の友人に関しては法人営業職で選考を受けていましたので、営業職として一人前になるために「いつどこで誰に対しても商材を売れるような営業力を身につけたい」という志望動機を使いました。
最終面接を受けた直後の手応えとしては圧迫気味だったので微妙でしたが、受かっていないという感覚でもなく全然受かっている可能性もありそうという温度感で、実際面接官からの評価は高かったそうです。
リクルート最終面接の結果はいつ届いた?
リクルートの最終面接を受けた翌日には、利用しているdoda転職エージェントの担当キャリアアドバイザー経由で無事内定獲得の報告を受けました。
最終面接で受かっている場合はやはり早めに連絡が来るようですね。
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リクルートの最終面接通過率(中途採用&新卒採用)
私自身は最終面接に落ちてしまいかなり悔しかったのでリクルートキャリアの最終面接通過率を中途採用と新卒採用でそれぞれ調べてみました。
リクルート最終面接通過率(中途)
リクルートの中途採用の最終面接通過率はおよそ50%もあるんだそうです。
なのである程度一次面接の段階で落ちるべき人を精査して、最終面接でより絞って本当に見合う人材かを見極めると言った具合でしょう。
ただし、今回の結果のように最終面接は"意思確認だけ"という訳ではなく、しっかりと最終面接で落とされる可能性もあるので、最後まで気を抜かずに面接に臨むべきですね。
この記事を読まれているあなたも、転職エージェントの担当者を徹底的に使い倒して、志望動機は徹底的にブラッシュアップ&言語化できるようになっておくことをオススメします。。いやぁショックです…涙
リクルート最終面接通過率(新卒)
リクルートの中途採用の最終面接通過率に関しては公式には明かされていませんが、中途採用と同じくらいかそれ以上に低い30~40%程度と予想されます。
新卒採用は中途採用よりも募集枠が広く採用人数も多いですが、当然応募してくる応募者の数も多いので、最終面接であっても余裕で落とされます。
中途採用と同じように、新卒採用でも最終面接ではやや圧迫気味の雰囲気で行われることもありますし、和やかな雰囲気で行われることもあり面接官次第で一概には言えませんがしっかりと落とされますので準備が必要です。
リクルートの最終面接でお見送りになる理由(フラグ)
リクルートの最終面接でお見送りになる理由としては、以下の項目に該当する場合はお見送りとなる可能性が高いです。
☑️当事者意識が低いorないと判断される
☑️考え抜く・やり切る習慣がない(中途半端)
☑️広く・深く勤勉に学び続ける意識が弱い
☑️チームで成果を出すマインドが欠けている
上記のうちどれか一つでも該当する場合は選考で落とされてしまう可能性が高く、面接で深掘りされる中で本当に大丈夫なのかどうかを何度も確認されます。
仮に面接の雰囲気が和やかに進んで終了したとしても、面接官から深掘りされる質問がなかった雑談が多かったりすると落ちるフラグなので気を付けてください。。
リクルートで受かる志望動機例文
実際に内定を獲得した友人何人かに聞いた、リクルートに受かる志望動機例文をいくつかご紹介いたします。
私がリクルートに入社したい理由は、日々美容サロンや美容室などを予約する際に利用しているホットペッパービューティーを更に拡大させる営業活動に貢献したいからです。
元々大学時代に陸上部で全国インカレで優勝した経験があり、行動力とやり抜く胆力には自信がありますので、培った経験を営業活動に活かしたいと考えています。
貴社の社風である"自ら機会を創出し機会によって自らを変えよ"というスローガンを体現すべく、常に自主性を持って仕事に取り組みたいと考えています。
私がリクルートに興味を持った理由は、日本最大級の人材サービス企業であり、indeedや転職エージェント、その他各種HRサービスなど多様な事業展開をしていることです。
リクルートが提供する人材サービスは、人々が仕事をする上でのライフステージや企業にとっては採用活動における成長に欠かせないものであり、貢献できることに大変魅力を感じました。
私はリクルートのグローバル展開や、新しいテクノロジーを活用したサービス開発にも興味がありますので、リクルートでのキャリアを積み、自分のスキルや経験を活かした貢献をしたいと考えています。
志望動機はあくまでも参考程度に留めておき、あなただけのオリジナル志望動機を作らなければ内定を獲得することはできませんので、参考程度に留めておきましょう。
もし一人で志望動機を作成するのが難しいと感じる場合は、転職エージェントのdodaを活用すれば、リクルートの内定実績が豊富なキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうことができます。
今回身をもって分かったことですが、リクルートに限らず最終面接まで進んだからと言って、ほぼ合格・ほぼ内定とは全く限らないということです。
最終面接の通過率は企業によって異なりますが、概ね30~50%程度です。
最終面接で見られている評価ポイントとしては、
「企業文化にマッチする人物であるか」
「応募者に本当に入社意思があるか」
「この人材を採用する際、コストを掛けるだけの意味があるのか」
…etc
上記について、企業の社長や役員、人事部長など裁量権を持った面接官が担当します。
「ほぼ合格」と思い込まないことが大事で、むしろ一次面接よりもシビアに入社後の活躍について入社後の活躍や定着率について見極められますので、しっかりと準備して最終面接に臨むようにしましょう。
「それほど志望度が高くない」と見抜かれてしまうと落とされてしまいます。
リクルートキャリアへの転職成功確率を上げる方法
今回は悔しい結果となりましたが、リクルートキャリアへの転職を成功させるためには、リクルートキャリアが提供している転職支援サービスリクルートエージェントを利用することで転職成功確率を上げることができます。
リクルートエージェントは転職エージェントなので、登録後に担当のキャリアアドバイザーと面談を行うことになる訳ですが、紹介される求人の中でリクルートキャリアが含まれていることも少なくありません。
▼リクルートキャリアを紹介されることも…
今回私もリクルートエージェントを利用し、担当キャリアアドバイザーの方に選考前に色々とアドバイスをもらいながら対策を進めました。
担当キャリアアドバイザーも、将来自分と一緒に働く仲間となる可能性のある求職者なのでかなり丁寧に対応してくれますし、事前に想定されるであろう質問などもこっそりと教えてくれる傾向が強いんですね。
ただし、担当のキャリアアドバイザーによっては「冷たい」「機械的」と感じたり、将来一緒に働く可能性があるとサポートしづらいと感じることもあるようなので、dodaやマイナビを併用してリクルートの選考対策を行うこともお勧めします。
転職エージェント | ||
---|---|---|
総合満足度 | ||
取り扱い求人数 | ||
250,203件 | 272,800件 | 92,800件 |
書類選考通過率 | ||
15~20% | 20~25% | 25~30% |
対応の親身さ | ||
公式サイト | ||
直接自己応募や転職サイト経由での応募よりもリクルートエージェントやdodaなどエージェント経由の方が遥かに内定獲得率が上がるので、ぜひリクルートエージェントを活用してリクルートキャリアへの転職を試みていただければ幸いです。
リクルートへ受かる人の出身会社と転職後のキャリアパス
リクルートへ受かる人の出身会社の特徴としては、
☑️営業職で目覚ましい成果を挙げた人
☑️誰もが知っている大手企業出身の人
☑️代理店やSIer、コンサルティングファーム出身者
…etc
大きく分類すると上記3つに分類される傾向があります。
そしてリクルートに入社後は一定期間働いてその後のキャリアパスとして、
☑️大手事業会社の新規事業開発やデジタル・マーケティング、戦略系の部門
☑️インターネット大手広告代理店
☑️スタートアップ企業
…etc
上記企業へと転職する人が多いのが特徴です。
もちろん長期的に定年まで働こうとする人や、独立して自分の会社を立ち上げる人も多いのがリクルートの特徴です。
リクルートキャリアの事業内容&仕事内容
リクルートの事業内容
株式会社リクルートは、数あるリクルートグループHDの主力会社の一つであり、主に転職(中途採用)・就職(新卒採用)支援事業を行っている会社です。
リクルートキャリアが展開しているサービスは、下記が挙げられます。
リクナビNEXT | 中途採用向け転職求人サイト |
リクルートエージェント | 中途採用向け転職エージェント |
リクナビ(新卒向け) | 新卒採用向け就職求人サイト |
リクナビ就職エージェント | 新卒採用向け就職エージェント |
就職Shop | 既卒フリーター特化就職エージェント |
リクルートダイレクトスカウト | ハイクラス層特化転職エージェント |
indeed | 正社員・アルバイト求人検索サイト |
企業に対して中途採用支援を行うリクナビNEXT・リクルートエージェント、新卒採用支援を行うリクナビ・リクナビ就職エージェントが事業の双璧を成しています。
既卒フリーター向けの就職Shopやハイクラス層向けのリクルートダイレクトスカウトも特化型のエージェントサービスとして提供しています。
リクルートキャリアはリクルート系のグループ会社の中でも売り上げ割合の多くを占めていて、まさに中核を担っている会社と言えるでしょう。
リクルートキャリア以外の子会社としては、タウンワークなどのアルバイト情報誌を提供するリクルートジョブズや、セクシィ・SUUMOなどを提供するリクルートライフスタイルなども存在します。
もし人材事業以外のリクルートへの転職・就職にも興味があれば、リクルートグループの子会社一覧も併せてご参考いただければと思います。
リクルートの仕事内容
リクルートキャリアで行う仕事内容としては大きく分けて「リクルーティングアドバイザー(法人営業)・キャリアアドバイザー(転職者側)・企画職・事務職(アシスタント職)」の4つの職種に分けられます。
順番に一つずつ解説していきましょう。
リクルーティングアドバイザー(法人営業・RA)
リクルーティングアドバイザー職はいわゆる"法人営業"で、採用に課題を感じている企業に対して、人材を紹介して採用をお手伝いするのが主なメイン業務です。
具体的な仕事内容としては、
・法人顧客の新規開拓(契約締結)
・求める人物像のヒアリング
・求人票作成
・人材の推薦(推薦状の作成)
・企業と候補者の年収交渉
・必要であれば求職者との面談
…etc
上記を担当する職種です。
リクルートキャリアの場合、リクルーティングアドバイザーは業界ごとに担当が分かれているので、自分の担当とする業界の法人顧客を中心に、求人開拓や人材の推薦を行います。
法人顧客がどういった人物を求めているのか明確になっていないケースも少なくないので、深掘りするヒアリングスキルや適正な人材を紹介する推薦力が必要とされます。
そしてなにより、転職者側を担当しているキャリアアドバイザーとの連携する力や調整能力も必要とされる職種と言えるでしょう。
キャリアアドバイザー(転職者側・CA)
キャリアアドバイザーの主な仕事内容としては、
・求職者との面談(求める企業条件のヒアリング)
・電話面談(※求職者の都合による)
・求人の紹介
・書類添削
・面接対策(面接後フィードバック含む)
・求職者と企業の面接日程調整
…etc
上記が主な仕事内容として挙げられます。
キャリアアドバイザーはいわゆる転職エージェントの"顔"であり、求められる裁量も大きいため、必然的に働く時間は長くなりがちです。
しかしその分、求職者の"転職"という人生において大きなターニングポイントに立ち会えるため、感謝される度合いも大きく非常にやりがいのある仕事と言えます。
転職エージェントになるには?おすすめ優良エージェントの特徴
ただし、個人としてのいわゆるノルマも人数・金額と両面で課せられるため、求職者に寄り添いながらも数字を追いかける、というバランス力も必要とされますね。
また、法人営業側のリクルーティングアドバイザーと擦り合わせを行う機会も多いため、連携する調整能力も求められます。
メディア営業
メディア営業の仕事内容としては、
リクナビNEXT
タウンワーク
indeed
じゃらん
ホットペッパー
スタディサプリ
ゼクシィ
…
上記のようなリクルートが運営する媒体を法人顧客に対して導入してもらうよう新規開拓を行う仕事内容となります。
比較的未経験者やフリーターのような第二新卒でもOKとしている求人が多いため、未経験からリクルートに挑戦したいという人に向いている求人と言えるでしょう。
企画職
リクルートキャリアにおける企画職の仕事内容としては、
・登録者を集めるためのプロモーション施策
・求職者向けイベントの企画運営
・企業側向けイベントの企画運営
・新規事業の開発運営
…etc
などが主な仕事として挙げられます。
企画職はどちらかというと若手というよりも中堅社員が任されることが多く、営業として一定の経験を経たのちに任されるケースが多いポジションです。
そのため事業の方向性を定める上で非常に経営層と密接に関わる機会が多く、非常に裁量の大きい職種です。
ただ、中途採用の求人も出ていないということはないため、リクルートキャリアの企画職を狙って転職活動を行うことも全然アリでしょう。
事務職(アシスタント職)
リクルートキャリアにおける事務職の仕事内容としては、
・登録者への面談日日程調整
・企業と登録者の面接日程調整
・RAやCA不在時の代理対応
・新規開拓営業向けの顧客リスト作成
・イベントのサポート業務
…etc
など多岐にわたります。
事務職と一口に言っても非常に幅広い仕事を経験するため、事務処理能力のみならず、高い調整力が求められるポジションとなります。
特に、法人営業のリクルーティングアドバイザーやキャリアアドバイザーは他の求職者との面談や企業への訪問などで不在にしている時間も多いため、代理対応は非常に多いです。
事業部の中で縁の下の力持ちとして活躍する影の潤滑油的存在と言えますね。
リクルートキャリアの社風&平均年収
リクルートの社風
リクルートキャリアの社風としては、人材業界最大手ということもあり、やはり優秀な社員が多く在籍しています。
しかし一口に優秀といっても様々なタイプの社員が働いており、新卒入社の若手〜中途入社の中堅社員まで年齢やタイプも様々な社員が働いています。
出身会社としては同業他社の人材会社出身者が多い傾向もありますが、未経験で元アパレル販売員として働いていた女性や、教員免許を持った社員など本当に様々です。
主体性を持った人材が求められているため、意思決定に対して「なぜ?それをやったのか?」としっかりと言語化できる社員が求められますし、実際の仕事の進め方でも上司から「君はどうしたいの?」と意思を汲み取られることが多いです。
より詳しいリクルートキャリアの社風については「リクルートエージェントの社風は?転職or就職を考えている人必見」でも詳しく触れているので、ぜひ併せてご参考にされてみてくださいね。
リクルートキャリアの平均年収
リクルートキャリアの平均年収は職種にもよりますが、年齢ごとに分けると以下のようになります。
20~24歳 | 374万円 |
25~29歳 | 527万円 |
30~34歳 | 605万円 |
35~39歳 | 673万円 |
40~44歳 | 714万円 |
45~49歳 | 745万円 |
50~54歳 | 758万円 |
55~59歳 | 726万円 |
やはり人材業界の中でも最大手の会社であるため、業界平均と比較すると年収は高い傾向にありますね。
ちなみにリクルートの年収に関してはミッショングレード制が採用されており、目標ノルマの達成率に応じて年俸が変わるグレード制となっています。
M1 ※新卒レベル | 480万円 |
M2~3 ※中途レベル | 530~591万円 |
M4~M5 ※リーダーレベル | 719~797万円 |
M6~7 ※管理職レベル | 865~1000万円 |
上記の固定ベースに加えて、営業成績に応じたインセンティブも付与されます。
福利厚生も充実していて、育休や産休の取得はもちろん、健康的に働くための有休取得も推進しているいわゆる"ホワイト企業"です(※社員の顔を見ればわかります)。
人材業界の平均年収ランキング一覧
人材業界の平均年収ランキングTOP5を一覧で見ると以下のようになります。
第1位 リクルート | 962万円 |
第2位 平山ホールディングス | 802万円 |
第3位 ジェイエイシーリクルートメント | 774万円 |
第4位 ウィルグループ | 639万円 |
第5位 パーソルホールディングス | 637万円 |
上記ランキングを見ても分かる通り、リクルートは突出して高いですね。
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