- dodaに紹介される求人はブラック企業ばかりなのか分かる
- dodaの求人がブラック企業かどうかの見分け方が分かる
doda転職エージェントで紹介される求人は「ブラックばかり」「ブラック企業の求人数が多すぎる」との噂がありますので、実際に利用者に取材して本当かどうか調査いたしました。
また、ブラック企業と感じるかどうかは人によって個人差がありますので、その会社が本当にブラックなのか、何を持ってブラックなのか、見分けるポイントについても言及して参ります。
これからの転職活動で、doda転職エージェントを利用しようとされている方や、すでにdodaを利用して転職活動を進められている方はぜひご参考頂ければ幸いです。
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最終更新日.2023年5月23日
目次
dodaエージェントはブラック企業ばかり紹介される?
ではさっそく、実際にdodaエージェントを利用してブラック企業を紹介されたと感じた利用者の評判を見てみましょう。
●doda利用者の口コミ評判
転職して、前職から職種・業種ともに変えたいと思い、dodaに登録をしました。
職種は確かに希望に沿った物でしたが、紹介される会社を転職会議等の評判サイトを確認したところサービス残業や離職率が異常に高そうな企業ばかりでした。
私は退職してからの転職活動だったので早めに働き先を見つけなくてはならず、dodaに紹介された会社に入社したのですが、実際に入社してみると、
・残業代は出さない
・異常なまでの長時間労働
・希望の部署とは全く違う配置
・社員もコンプライアンスも守らない上記のようないわゆる典型的な「ブラック企業」に入社してしまいました。
今思えば、dodaで他の紹介されていた企業に行っていたとしても同じようなブラック企業を紹介されていたんだと思います。
●doda利用者の口コミ評判
編集未経験からの編集職への転職希望ということで、ある程度の待遇でも受け入れようと考えていましたが、その想定をこえる企業を多く紹介されました。
基本的に零細出版社が多く、入社当初の基本給(月給)が東京都の最低時給額並みの求人が多かったです(残業手当や休日手当も付かない企業もザラ)。
また、小さい出版社は少ない社員数ながらその激務に耐えかねて辞める人が多く、紹介された求人のほとんども「増員」ではなく「欠員補充」という案件でした。
賞与の支給実績も数年無く、退職金制度もない典型的なブラック企業ばかりだったと思います。
●doda利用者の口コミ評判
まず、自分の希望条件をほぼ満たしていない会社を紹介されるのは日常茶飯事でした。
私はIT系の職種を探しているのですが、紹介されるのは二次請け以下のシステムインテグレータがメインでした。
例えば、エーピーコミュニケーションやVSNをかなり推してきてアピールしてきましたが、案の定、ネットの評判ではこれら企業の評価はかなり低く、dodaとの温度感と隔たりがありすぎました。
dodaのキャリアコンサルタントに紹介される求人は、8割型ブラックや自分の条件に合わないものばかりと思って良いと思います。
かなり悲惨な状況ですね。。。
dodaで紹介されるブラック企業の求人をまとめると、
離職率が異常に高いブラック企業
残業代が出ないコンプラ違反企業
零細出版社など激務ブラック企業
IT系二次請け以下のブラック企業
上記のようなブラック企業を紹介されたという口コミが多かったです。
上記利用者の口コミを見ても分かる通り、dodaで紹介された会社に「転職した後にブラック企業だった」という最悪のケースに当たってしまっていることがわかります。
dodaの2ch・Twitter評判口コミ
2ch掲示板やTwitterを見ても、dodaを利用した転職希望者からは「ブラックばかりだった」との評判が多々見受けられました。
求人サイトに載せてる求人情報も実際には嘘ばかりだもんな
ハロワは分からんけど。dodaのスカウトなんてブラックめっちゃ来るわ
dodaのプレミアムオファーって信用できるのかな
俺に来る求人はおしなべてブラックな気がする
dodaのエージェントで1社だけ受けて内定だったんだが
ブラックだったのか、、
dodaに登録したけどブラック求人のオファーばっかくる
— 抜け殻 (@shunya11111) October 24, 2021
dodaの迷惑メールがえっぐい
ブラック企業の求人ばっかり紹介してきよる— しふぉん (@shifon0611) September 16, 2021
「ブラック企業」と聞いてどのような会社をイメージするかの定義は人それぞれですが、概ね、
☑️給料が安い
☑️長時間労働
☑️休みがない
などの典型的な条件を考慮しても、少なくとも今回紹介した方々がdoda経由で入社した会社はブラック企業だったと見てまちがいないでしょう。
2ch掲示板ではdodaは非常にサポートの質が良く満足いく転職を実現できたという声もありました。
dodaのキャリアエージェントはかなり親身になって話聞いてくれたし
書類落ちが続いても定期的に励ましのメッセージくれたぞ
結果的に一ヶ月で希望職種に希望年収で転職できた
ワイはリクとdodaに世話になった
dodaは成功報酬でノルマ達成がもうすぐだから真剣になるわって本気出してくれてホンマ助かった
個人的にはdodaが一番、条件良かったよ
ちなみにdoda経由で送られてくるプレミアムオファーやスカウトの詳細については「dodaプレミアムオファーの内定獲得率は3倍!スカウトサービスとは」で解説していますので、気になる方はぜひ併せてご参考にして頂ければと思います。
dodaの求人は本当にブラック企業ばかりなのか
doda利用者の方々を取材して分かった取材の結果を受けて、本当にdodaで取り扱われている求人はブラック企業ばかりなのかもう一度調査してみました。
dodaで取り扱われている求人は、業界・職種問わず様々な業界や職種に対応できる求人を2023年現在全国約20万件以上取り扱っていて、転職エージェントの中でも最大級の求人数を誇ります。

利用者の年齢別に見ても、20代前半の若手から30代の中堅、40代以上のベテラン社員まで幅広い転職希望者が利用しています。

業界や職種別にdoda公式HPで検索しても非常に求人のバリエーションが多く、誰もが知っている大手企業の求人や転職先人気ランキングで毎年上位に入賞する優良企業の案件も多く見受けられました。
つまり改めて調査して分かったことは、dodaで取り扱われている求人はブラック企業の求人だけでなくホワイト企業の求人も多いが、何らかの理由で転職希望者によってはブラック企業ばかりを紹介されるということです。
dodaエージェント紹介求人の年収は?
dodaエージェント紹介求人の年収についても調査してみたところ、2023年現在それぞれの年収帯で下記のような求人数が紹介されることがわかりました。
200~300万円 | 37,335件 |
300~400万円 | 113,362件 |
400~500万円 | 157,625件 |
500~600万円 | 160,937件 |
600~700万円 | 135,493件 |
700~800万円 | 99,689件 |
800~900万円 | 89,086件 |
900~1,000万円 | 62,132件 |
1,000万円以上 | 37,862件 |
上記年収帯別求人を見ても分かる通り、最も求人ボリュームが多いのは400~600万円程度の年収求人のため、ある程度キャリアのある20代〜40代位までの層をターゲットとしていることが分かります。
しかし年収600万円以上のハイクラス求人や300万円以下の若手ポテンシャル層向け求人も幅広く揃えられていますので、どの年齢やキャリアの人材でもブラック企業以外のホワイト企業求人も紹介してもらえる可能性があるでしょう。
dodaでブラック企業の求人ばかり紹介される理由
では一体なぜ、冒頭の利用者口コミのように、dodaエージェントを利用してもブラック企業ばかり進められてしまうのでしょうか。
実際に私自身もdodaを運営するパーソルキャリアの転職エージェントで働いていた経験があるから分かるのですが、以下4つの理由が想定されます。
- 入社ハードルが低い(=決まりやすい)
- キャリアアドバイザーがノルマに追われている
- 採用企業が不人気で人手が足りていない
- 利用者の経歴やスキルが乏しい
順番に解説して参ります。
理由①:入社ハードルが低い(=決まりやすい)
dodaをはじめとする転職エージェントは、求職者が入社して初めて企業から報酬を受け取る"成功報酬型"のビジネスモデルです。
▼転職エージェントのビジネスモデル
そのため、入社のハードルが低い企業を紹介しておけば「すぐに入社できる=売上に繋がりやすい」という観点で企業を紹介している可能性があります。
入社のハードルが低いということはすなわち、人がすぐに辞めてしまっている離職率の高い会社である可能性が高いですから、結果的にブラック企業ばかり紹介されたという感覚に陥ってしまうという訳ですね。
理由②:キャリアアドバイザーがノルマに追われている
営業と同じように、キャリアアドバイザーにもノルマが組まれていて「●人転職成功させて▲円の売上」という予算があります。
先ほどの理由にも繋がるのですが、いわゆる内定が出やすい企業を紹介して転職を成功させて、個人ノルマを達成したいというキャリアアドバイザーの思惑があるのも事実です。
しかしかといって、求職者の人生を左右する転職にも関わらず、気持ちやキャリアを考えていない求人を紹介するのは許せない話です。。。
理由③:採用企業が不人気で人手が足りていない
そもそもブラック企業というのは、入社者に対して離職者の方が多く人を採用してもすぐに辞めてしまう人が続出してしまっている企業のことを指します。
企業にとって人手が足りないということは売上を得られる機会を失っていることになりますので、早く人を採用したいと考えてdodaに求人を募集しています。
dodaを運営するパーソルキャリアは採用企業から成功報酬を貰って人を紹介しているので、採用企業からの強い要望があれば応じざるを得なくなっている現状です。
理由④:利用者の経歴やスキルが乏しい
ブラック企業の求人ばかりを紹介されるのはdodaに問題があるのではなく、利用している転職希望者側に原因がある可能性もあります。
そもそもdodaを活用して採用を行っている企業は、採用した人の年収の平均30%というお金をdodaに払って人材を採用しているので、お金を払ってでも採用したいと考える経歴やスキルを持った人でなければ、そもそもdodaを使って転職することすらできない筈です。

にも関わらずdodaで転職先の求人を紹介してもらえているのであれば、経歴やスキルが乏しい可能性が非常に高く、優良ホワイト企業が見向きもしないような乏しい経歴しかないからという可能性があります。
改めて経歴やスキルを積んでから再度転職活動を行うか、マイナビエージェントのような若くて経歴が乏しくてもポテンシャルを評価してくれる企業を多く取り扱っている転職エージェントに乗り換えるようにしましょう。

dodaにブラック企業求人ばかり紹介される人の特徴
dodaにブラック企業求人ばかり紹介される人の特徴として、以下に該当する人が挙げられます。
- 転職市場価値が低い・スキルがない
- 担当キャリアアドバイザーを鵜呑みにしている
- 転職時期を急ぎすぎている
順番に解説していきます。
転職市場価値が低い・スキルがない
そもそも相談するあなたの転職市場価値が低かったり・スキルがない場合、dodaもホワイト企業の求人を紹介するに値すると判断できずブラック企業の求人ばかり紹介される可能性があります。
なぜなら、内定が出やすい企業でなければあなたのスキルや経験で採用してくれる企業が存在せずに転職することができないので、dodaもブラック企業の求人を紹介せざるを得ないのです。
すぐに転職する必要がない場合は長期的に自分の市場価値を上げられるようにスキルや経験を身につけていくか、他の転職エージェントを併用してより求人の幅を広げてもらうようにしましょう。
担当キャリアアドバイザーを鵜呑みにしている
dodaに限らず、転職エージェントの担当キャリアアドバイザーは毎月のノルマを課せられており、転職希望者を入社させることで自分自身の予算数字を達成できるため転職させようとしています。

そのため、何かしらの営業トークを求人紹介の際にされているという認識は持った方が良く、特に紹介求人の良い面ばかりをアピールしてくる担当キャリアアドバイザーには注意が必要です。
求人を紹介されてすぐにその場で応募承諾をするのではなく、一度あなた自身で口コミサイトで紹介求人のリサーチをしてから、本当に応募しても良い求人なのかを確認すると良いでしょう。
転職時期を急ぎすぎている
転職時期を急ぎすぎていて求人をゆっくりと選べる状況にない場合、必然的に選択肢がなくブラック企業に応募してしまう可能性が高くなってしまいます。
転職時期を事前に定めておくことは非常に良いことなのですが、ブラック企業に入社してしまい再度転職活動をすることになれば本末転倒ですよね。
事前にどのような転職先に入社したいかの転職軸を明確に定めておき、闇雲に紹介された求人に応募せず優先順位をつけられるような準備をしておくと良いでしょう
dodaの求人はブラック企業ばかりではない?
しかしその一方で、dodaでブラック企業ではなく"ホワイトな優良企業を紹介された"という評判もあります。
実際に利用者の口コミを見てみましょう。
●doda利用者の口コミ評判
dodaは他の転職エージェントと比較しても、希望職種の求人数が非常に多く、各求人の質も悪くなかったです。
自分の場合は未経験業種への転職でしたが、その職種の業務上の難しい部分や必要とされるスキルなどを、面談の時に懇切丁寧に説明して貰えました。
前職での「こういう部分にもっとフォーカスしてエントリーシートを書いた方が良い」という、厳しめだが客観的なアドバイスをもらえたので、とても嬉しかったですし感謝しています。
●doda利用者の口コミ評判
dodaは他社と似たり寄ったりな部分も確かにありますが、豊富な案件数があり送られてくるメールもしつこくなく見やすいため、頻繁に利用していました。
特に【お宝求人】は、毎週かかさずチェックしていて、1番確認する価値があるメールという認識です。
他社には掲載されていないが案件としての価値が高く、中々出てこないようなレア案件や大手企業案件など貴重な案件をdodaでは多数紹介して頂きました。
上記のように、同じdodaエージェント利用者の中でも「優良求人を紹介してもらえた」と感じている人がいるのも事実です。
つまり、dodaで紹介される求人にはブラック企業もあれば、ホワイト企業もあるという認識の方がより正確だと言えるでしょう。
dodaエージェントを利用してブラック企業に転職できるか、優良企業に転職できるかは"自分次第"ということになります。

dodaの求人でホワイト企業を紹介してもらうコツ
- 担当キャリアアドバイザーに希望を明確に伝える
- 希望条件の中で妥協できる優先順位をつけておく
- 自分自身の経歴キャリアをできるだけ良く見せる
- レジュメビルダーや年収査定などのツールを使う
dodaの求人でホワイト企業を紹介してもらうコツとしては、担当キャリアアドバイザーと目線を合わせておくことが重要で、あなたが転職先に求める企業の優先順位をつけて伝えるようにしましょう。
優先順位が明確でない場合、あれも良いこれも良いとなってしまい結局紹介されるがままに応募することになり、離職率の高い企業へ転職することになってしまいますので、まずはあなた自身で明確に決めておくことが重要です。
そして転職市場は基本的にスキルマッチであなたの経歴やスキルをベースに求人を紹介されますので、あなたがこれまで行ってきた業務内容や実績については分かりやすくまとめてアピールする準備をしておきましょう。
レジュメビルダーや年収査定などのツールを使う
dodaは業界大手の転職エージェントで圧倒的な実績と売り上げを誇っていますので、その分転職活動に有効な便利ツールを複数開発しています。
レジュメビルダーに関しては職務経歴書の書き方がわからないという方に向けて、ガイドに沿って入力するだけで、カンタンに職務経歴書が作れるツールでとても効率的に職務経歴書を作成することができます。

またdodaの186万人の会員データをもとに、10問の質問に答えるだけで、
☑️自分の適正年収
☑️今後30年間の年収推移
☑️キャリアの可能性
☑️適正年収からマッチする求人
上記を判断することができる年収査定というツールも開発しており、様々なキャリアの選択肢や可能性を提示してくれるんですね。

正直転職活動を効率的に進めるためには、他の転職エージェントではなくdoda1社を上手に利用すればホワイト企業に転職することは余裕で可能なので、ぜひもう一度dodaの利用方法を見直してみましょう。
dodaの求人がブラック企業かどうか見分ける方法
dodaで紹介される求人には、ブラック企業もあればホワイト企業も混在しているということは先ほどお話しました。
ではどうすれば、dodaから紹介される求人の中で自分にとってブラック企業と思われる会社を見分けることができるのでしょうか。
見分ける方法を以下8つのポイントに分けて解説して参ります。
ブラックか見分ける方法①:担当者に質問する
ブラック企業かどうか見分けるためにまず行うべきは、キャリアアドバイザーに直接質問することです。
直接意見を聞くことで求人票に載っていない情報などを入手することができます。
・働くことになる部署が何人体制なのか
・どういったポジションにつくのか
・転職入社した人が活躍しているか
・この数年の間の福利厚生の改正はあっているか
…etc
などといったかなり細かい部分まで具体的な質問をすれば、入社後のイメージが湧いてきますよね。
有給や残業時間は守られていますか?などの難しい質問でも、個人的主観でもいいので…といった形で聞いていけば、何かしらの回答をくれるでしょう。
その表情やニュアンスなどから読み取る情報もあります。
ブラックか見分ける方法②:求人票の見方
ブラック企業かどうかは求人票をよく見るとわかってくる場合もありますが、意外とわかっているようで理解できていない人も多いのではないでしょうか。
最も大切な給与額ですが、求人票に記載されている給与額は基本給に諸手当を含んだ額面の事で、税金や社会保険料などを差し引いた手取りとは異なります。
手取り額は額面のおよそ8割程度になりますが、企業によっては組合費なども差し引かれる場合があるので、実際の手取り額がいくらになるのか確認しておく必要があります。

また社会保険等にも必ず企業が加入しなければならないものとそうでないものもあるので、義務付けられていない厚生年金保険や健康保険の制度が整っているかの確認も大切です。
休日に関しては週休2日制と表示されている場合、ひと月のうちに2日間休める週があるという意味で、それが月に何回取れるのかを確認する必要あります。
完全週休2日制とは異なるので注意しましょう。
求人票に関してわからない点や疑問がある場合は、きちんと担当のキャリアアドバイザーに確認することで、結果的にブラック企業かどうか判別することができます。
ブラックか見分ける方法③:転職フェアに行く
dodaでは年に複数回、150〜200社ほどの規模の転職イベントを開催しています(※2022年現在は新型コロナウイルスの影響でWeb転職フェアを定期的に開催)。
会場内にはキャリアアドバイザーとの個別相談ができるブースや転職ハウツー講習会、専門ガイドによるおすすめ企業の案内やマッチングガイドなどのサービスが充実しています。
▼doda転職フェア会場の様子
来場者の80%以上が応募したい企業を見つけているという非常に満足度の高い転職フェアで、その規模と知名度は業界でも一目置かれているんですね。
doda転職フェアの服装はスーツが無難!行ってみた感想・口コミ
この中でブラック企業かどうか見分けるにはやはり直接気になる企業の担当者に質問をぶつけるのが1番でしょう。
そのためには、転職する企業を探す上で自分のゆずれない部分や幅を持たせられる部分をしっかりと決めておく必要があります。
1人で不安な場合はマッチングガイドコーナーを利用し、自分のニーズやスキルをしっかりと伝えそれに合った企業を紹介してもらうと良いでしょう。
ブラック企業に出会わないためには、自分のゆずれない部分と妥協できる部分を明確にし、キャリアアドバイザーに細かく伝えておくことが大切です。
そうすることで的外れな求人案内が減り、ブラック企業の求人にも出会わなくなります。
dodaのキャリアアドバイザーは大変評判が良いため、自分のニーズをしっかりと伝えていればブラック企業を勧めてくる事はないでしょう。
※doda転職フェアに参加するためには、事前にdodaサービスへの会員登録を済ませておく必要があります。
数としてそこまで多い方ではありませんが、稀にdoda転職エージェントに登録する際に「あなたはサポートできません」というお断りをされる場合があります。
断られるのには様々な理由がありますが、適切な対処法を取れば利用できるようになる可能性もあるので、下記の対処法を実践されてみて頂ければと思います。
dodaにキャリアカウンセリングを断られる理由と対処法
ブラック見分ける方法④:転職口コミサイトでリサーチする
転職口コミサイトというのは、実際にその企業の内部で現役で働いている社員が匿名で内部情報を書き込んでいる掲示板のようなサービスです。
外部からではなく内部から見た企業の事情が包み隠さず書き込まれているので、ブラック企業かどうかは生々しいレベルで確認することができます。

転職会議やVorkers、キャリコネなどが代表的な口コミサイトとして知られていますので、もし興味があればチェックされてみてくださいね。
関連:キャリコネは怪しい?登録ばれる?信憑性は?評判口コミ比較
ブラックか見分ける方法⑤:厚生労働省のリストを確認
厚生労働省の公式HPでは、毎年ブラック企業リストという一覧表を北海道〜沖縄まで全国で基準を満たした企業をまとめて公表しています。

「厚生労働省公式HP」より引用
毎年ブラック企業一覧リストは更新されるので今後も確証があるとは言えないですが、2022年現在は厚生労働省のブラック企業リスト一覧の中でdodaで取り扱われている企業は1社もありませんでした。

dodaのような転職エージェントの中でも特に規模の大きい人材紹介会社では、企業が法律を遵守して採用活動を行っているかを事前に審査した上で転職希望者に会社を紹介しています。
最低賃金を下回っていたり、法定休日を下回っていたりと、明らかに法律を違反している会社であればそもそもdodaで取り扱う前に審査に落ちてしまいますので、転職希望者に紹介されることはありません。
一般常識の範囲内で人によってブラックと感じるかどうかは様々ですが、少なくとも法律違反レベルの誰が見ても超悪質なブラック企業はないと思ってもらって大丈夫ですのでご安心頂ければと思います。
ブラックか見分ける方法⑥:年収の上限と下限の差が大きすぎる
求人情報をチェックする時に、年収の下限額と上限額をチェックすると、250万円〜1000万円などというように明らかに年収幅が大きすぎる場合はブラック企業の可能性がありますので注意が必要です。
年収幅が広い=ノルマ量が多くて残業をしなければならないという状況になる可能性が高いので、ある程度残業しなければならないことは覚悟して企業に応募するようにしておきましょう。
ブラックか見分ける方法⑦:1年を通してずっと求人が出ている
1年を通してずっと求人が出ている場合は、他の人を採用してもまたすぐに辞めてしまい再度募集をかけている、、、という繰り返しになっている可能性が高いので、ブラック企業である可能性があります。
担当キャリアアドバイザーにずっと求人が出ている理由や具体的な離職率はどのくらいですか?など直球な質問をしてみて反応を探りましょう。
ブラックか見分ける方法⑧:面接を受けてみて確認する
ブラック企業かどうかを見極める信憑性の高い方法として、実際にその企業の中途採用面接を受けてみて判断するという方法もあります。
実際にその会社で働いている社員の人の顔色や話している雰囲気などを感じ取ることができますし、自分に合うかどうかも確かめることができますよね。
もちろん面接を受けてから内定を獲得できたとしても、自分に合わないと感じるのであれば内定辞退しても全く問題ないので、実際に面接官と話してみましょう。
面接官と話していく中で、以下のポイントを抑えた質問をすることで、自然とブラック企業かどうかのジャッジが判断できるようになります。
雇用契約書や労働条件通知書の有無
通常の会社では、採用が決まったり入社が決まったタイミングで雇用契約書や労働条件通知書を発行し入社条件について明示するのが当たり前となっています。
しかし一部のブラック企業では、なぜか雇用契約書や労働条件通知書を発行できずに口頭のみで伝えるだけで、入社してみないと細かい条件をすり合わせできないブラック企業も存在します。
実際に私が転職をサポートしていた人の中でも、雇用契約書や労働条件通知書が発行できないことを理由に内定辞退していた求職者もいらっしゃいましたので、雇用契約書や労働条件通知書が発行できるかは重要なポイントです。
固定残業の有無と想定時間の確認
ブラック体質の企業ではサービス残業が蔓延化しており、サービス残業の有無を確認する方法として固定残業の有無と想定時間を確認することで必然的にブラック体質の有無を確認することができます。
具体的には、固定残業が45時間以上だった場合は労働基準法に反しており、ブラック企業である可能性が高いと言えるでしょう。
面接の場では人事面接官に対して、「毎日社員のみなさんは何時くらいまで仕事をされていますか?」と質問することで、残業時間が計算できますので最後の逆質問の時などに聞いてみると良いですね。
年齢層や入社年数に偏りがないか確認
ブラック企業の特徴として人の入れ替わりが激しいという点が挙げられますので、在籍している社員の年齢層や入社年数に偏りがないかどうかを確認することでブラック企業かどうか確認することができます。
もし働き盛りの20代半ば〜30代前半の年齢層の社員が辞めてしまっていて、20代前半の社員が多かったりするようなことがあれば、早々に見切りをつけて離職されている可能性も考えられるでしょう。

dodaエージェントにブラック企業を紹介された時の対処法
前述したブラック企業を紹介されないようにする方法を試しても、やはりdodaからブラック企業の紹介が止まらない場合、別の転職エージェントの利用を検討した方が賢明だと言えるでしょう。
dodaから乗り換える際のオススメの転職エージェントはマイナビエージェントで、dodaよりも求人数こそ劣るものの、質の高いマッチング率でホワイト企業に転職できる可能性が非常に高いエージェントです。

マイナビの方がdodaよりも親身に要望を汲んでくれるキャリアアドバイザーも多く、結果的に高い転職満足度を誇っているので、ぜひdodaでブラック企業ばかり紹介された方は乗り換えがお勧めです。
紹介される求人は多少dodaよりも少ないかもしれませんが、それでも70,000件と業界最大級の求人を取り扱っているので、充分な転職先の選択肢を提示してくれる筈です。
