キャリアアドバイザーとして多くの30代の転職を支援してきた経験をもとに「31歳」の転職市場価値や未経験で転職できる可能性、転職回数を解説していきます。
社会人としてある程度の経験を積んで落ち着いてくる31歳という年齢は、将来のキャリアプランを見直す人が多い年齢でもあります。
30代の方の転職理由として、
・今より専門性のあるキャリアを身につけたい
・会社の待遇や方針、人事異動に不満がある
・希望通りの仕事を任せてもらえなくなった
・結婚する予定があり今の年収では足りない
…etc
上記のようにキャリアプランを見直す中で未経験分野の転職を考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし「転職したい」という気持ちを持っていても、30代になって未経験分野へ転職するという決断をすることは勇気のいることです。
ですが、30代の1年は非常に変化の大きい1年であり、転職したいと思っているのであれば、1日でも早く転職活動をする必要があります。
この記事を読めばあなたが「今」転職すべきかどうか、判断することができるでしょう。
【2023年4月10日最終更新日】
目次
31歳未経験スキルなし転職は厳しい?
結論から申し上げますと、31歳で未経験分野へ転職することは「可能」です。
しかし、中途採用で未経験者を採用するなら、ポテンシャルに期待できる「20代」を採用したいと考える企業が多いため、簡単なことではありません。
30代を採用したいと考える企業の多くは「即戦力人材」を期待していますから、経歴やスキルを活かせる転職先を選ばなければ現実は厳しいものでしょう。
また、新卒から同じ仕事を続けてきた人と31歳で未経験分野へ転職する人とでは約9年間という大きな差が開いてしまっていることは覆せない事実です。
そのため、未経験分野の場合だと仮に転職成功できたとしても年収等の条件面においても現職より下がってしまうケースがほとんどでしょう。
(出展:大手転職エージェントdoda調べ「転職成功者の平均年齢」)
上記グラフを見ても分かる通り、現在の転職成功者の平均年齢は31歳を超えていますので、31歳は平均以下の年齢です。
当然未経験分野への転職も充分に可能性がありますが、未経験分野へ挑戦するには最後のチャンスの歳だと考えましょう。
厳しい環境の中で年収が下がってでもやりたいことがあるという強い意思があるのなら、すぐにでも転職活動をはじめましょう。
31歳で未経験スキルなし転職は可能?遅い?
31歳で未経験スキルなし分野への転職は最後の年齢だと前述した通りですが、既に手遅れな業界や職種もありますので、転職先で選ぶ求人も未経験転職の可否に当然影響します。
例えば具体的には、不動産や飲食サービス、人材、介護のような業界や営業、接客販売職のような比較的未経験OKの求人が多い職種であれば31歳からでも遅すぎるということはなく、スキルなしで転職することも可能です。
しかし逆にIT・Web・金融・商社・メーカー・医療のような業界やエンジニア、クリエイティブ、バックオフィス職であれば一定水準以上の経験を持った即戦力人材向けの求人がほとんどですので、31歳スキルなしで転職するのは至難の業です。
31歳で未経験スキルなし転職は手遅れ?
実際に下記グラフを見て頂いても分かる通り、30代前半であれば未経験スキルなし分野への転職でも年齢が気にならなかった人は多いですが、30代半ば〜後半になると一気に年齢の壁を感じた人が急増していることが分かります。
そのため異業種や異職種などスキルなし未経験分野へ転職を考えている場合は、遅くとも31歳前後の30代前半のうちに転職しておければ手遅れではないですが、30代半ば〜後半になると今後厳しくなることは間違いないでしょう。
31歳で未経験職歴なしニートは就職不可能?
31歳で正社員経験もないスキルなしニートは、転職・就職すること自体は不可能ではありませんがかなり門戸が狭いため仕事を選べる状況ではないことは理解しておきましょう。
具体的な就職先の候補としては、飲食/介護/営業/接客サービス/販売/土木/工場スタッフなどの職種が現実的に31歳職歴なしでも就職できるラインと言えます。
当然「なぜ今まで就職しなかったのか?」はかなり根掘り葉掘り質問される可能性が高いので、相応の理由を準備しておかなければ面接に通ることはないでしょう。
30歳を超えて未経験分野へと転職する場合年収が下がる可能性が高いですが、そもそも転職理由として「結婚する」「家族を養いたい」と年収を下げられない状況にある方もいらっしゃるかと思います。
今回の転職の目的が「年収を上げる」というものならば、まずは今の会社を辞めずに年収を上げる方法はないか模索してみるべきです。
転職することが必ずしもベストな正解であるということはなく、置かれている状況や転職する目的によって取るべき選択肢は変わってきます。
「どうしても今の会社のまま年収を上げることは難しいから転職しなければならない」という状況の方は、今までの経験やスキルを活かせる転職先を経験者として探した方が良いです。
当然既に結婚して既婚者として転職を検討されている方もいらっしゃると思いますので、しっかりと夫婦間や家族で話し合いつつ働き方を変えるかどうかの決断をしていくべきでしょう。
31歳の転職回数と転職成功確率の関係
下記グラフは大手転職サイトdodaで転職が決定した方のうち、「31歳」の転職回数別転職成功確率を示したものです。
転職経験0回(初めての転職)で転職を成功させた方が4割強を占めているものの、1回以上の転職経験がある方の多くが転職を成功させていることがわかります。
31歳ですと少なくとも7年以上の社会人経験がある方がほとんどになるかと思いますので、転職を1~2回していたとしても1社あたりの経験年数も数年はある筈です。
そのため30代の場合は転職回数を問われることはなく、キャリア重視で採用される傾向が強くなります。
31歳で2回目の転職はOK!3回目は…
しかし、転職回数3回以上になると30代でも一気に転職成功確率が下がり、31歳全体の7%しか転職を成功させられていません。
2回目までの転職であれば、転職成功確率は90%近くにも昇りますのでかなりの確率で転職することはできますが、3回目以上から企業の採用目線ハードルは上がることが分かりますね。
転職回数が3回以上の方は、2~3年で転職を繰り返している方が多く、採用企業から「またすぐに辞めてしまうのではないか」と懸念され、転職を成功させることが難しくなるでしょう。
31歳という年齢で全く新しい分野へ転職するのは、仮にやりたい仕事があったとしても実際問題としてかなり勇気がいりますよね。
30歳を超えて新しい環境へ飛び込むには勇気がいりますし、転職した後も仕事が覚えられなかったり周囲と馴染めなかったらどうしようと不安になるものです。
転職をするかどうか躊躇する場合は、転職した方が良いケースとしない方が良いケースを整理してみました。
<30代で転職した方が良いケース>
即戦力で活かせそうな実績やスキルがある
現職で年収の頭打ちがあり今後将来性がない
地元へのUターン、Iターンなど変化を起こしたい
<30代で一旦検討した方が良いケース>
明確な転職理由がなくなんとなく転職したい
会社の人間関係など転職理由が"他責"である
もし今の会社に居続けることに未来を感じていないけれども、いまひとつ転職に踏み切れない場合、家族や友人に相談するのも良いですが、転職のプロである転職エージェントに相談することをお勧めします。
「doda」や「マイナビエージェント」では、転職市場を熟知したキャリアアドバイザーが親身になって話を聞いてくれますので、31歳で転職するか迷っている場合は相談だけでも行ってみましょう。
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31歳男で転職できる人とできない人の違い
31歳で転職を成功させられる人と転職できない人には明確な差がありますので、違いを理解してギャップを埋めるようにしましょう。
31歳からのキャリアプランの有無
31歳で転職を成功させる人の特徴としてキャリアプランが明確な人は非常に転職しやすいです。
例えば具体例としては「40代になるタイミングで独立を考えており、30代のうちに経験とスキルを身につけて行きたい」とざっくりですがキャリアプランがあれば、採用企業も判断しやすいです。
しかし逆に「結婚して妻に子供ができたのでワークライフバランスを見直して早めに帰れる仕事であればなんでも良い」みたいな近視眼的な31歳はまず転職は不可能でしょう。
30代に強い転職エージェントに相談して、キャリアプランの構築が急務です。
コミュニケーションスキルの有無
まずやはり最も重要なのがコミュニケーションスキルの有無で、31歳ともなると社会人経験もある程度ありますから、一定レベルのコミュニケーション能力は求められます。
たとえば面接の中で人事が聞いている意図とは違う的外れな回答をしたり、次の質問に移りたいのにいつまでもベラベラと話していたりしていては面接に通過することはできません。
相手が何を求めているのか察知する能力や、何を求めていないのか観察するスキルはたとえzoomなどのオンライン面接でもシビアに見られますので注意しておきましょう。
面接に自信がないという31歳の方は、転職エージェントを活用すればキャリアアドバイザーに面接対策をみっちりやってもらえるので積極的に活用することをお勧めします。
マネジメント経験の有無
31歳ともなると、一般的に会社では課長などの役職に就き始める割合が多くマネジメント経験の有無が選考結果に直結することも少なくありません。
たとえば飲食店での接客しか経歴としてなかったとしても、アルバイトを育成した経験のようなマネジメントに近しい経験については職務経歴書で積極的にアピールするべきでしょう。
転職先の仕事内容にマネジメントの要素がなかったとしても、マネジメントする側にいたという経験がされる側の気持ちもわかるという理由で+に働く場面もあります。
職務経歴書について自信がなかったり書類選考に通過しない場合は、転職エージェントで書類添削してもらった方が確実に良くなるのでお勧めです。
未経験で転職しやすい業界職種を狙う
31歳未経験でも転職しやすい業界、転職しづらい業界は確実に分かれますので、転職しやすい業界や職種を狙うようにしましょう。
詳しい未経験業界、職種については後述します。
離職期間が長い→ブランク期間の説明を
前職を退職して期間が半年〜1年以上空いてしまっている場合は、履歴書に空白の期間が空いていることで人事担当者にマイナスに捉えられがちです。
「なぜ空いてしまっているのか?空白の期間何をしていたのか?」をしっかりと整理し、人事面接官を納得させられなければ間違いなく選考に通ることはありません。
やはり1人ではなかなか対策もしづらいかと思いますので、転職エージェントのキャリアアドバイザーに言い回しや表現方法のアドバイスを貰った方が良いでしょう。
31歳で転職できる人とできない人の分かれ道であるコミュニケーション能力やマネジメント経験の有無ですが、結局のところ突き詰めると"自己分析にしっかり時間をかけられているか"に尽きます。
自分の経歴やスキルを棚卸しして「自分の強みや武器は何か?」を掘り下げて理解し、言葉にできるかどうかで、未経験分野であっても経験分野であっても書類選考や面接通過率に直接的に影響します。
自己分析のコツとしては、あなた自身の志向性や価値観を知るためには「なぜこの決断を行なったのか?」を最低3回は行って自分自身の行動パターンを知るという定性的な分析が必要であることがまず一つ。
そしてもう一つは、あなた自身の経験の中で武器になるスキルを全面的に押し出して職務経歴書や面接でアピールしていく必要があります。
ただし自分1人ではなかなか客観的に何が武器となるのかアピールできる経験を知ることは難しいと思いますので、「doda」や「マイナビエージェント」を活用して転職市場を熟知しているキャリアアドバイザーに客観的に見てもらうことが効果的です。
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31歳の女性は転職に不利?既婚者は?
女性の場合は31歳という年齢は結婚や出産など、大きなライフイベントを迎える方も多いため仕事にも大きな影響が出ることが考えられる年齢です。
自分自身にその気がなかったとしても、採用企業からは、
「結婚して仕事を辞めてしまうのではないか」
「すぐに妊娠して働けなくなるのではないか」
という点を懸念するため、年齢による不安感を覚えられることがあります。
しかし31歳という年齢は十分な社会人経験があり即戦力として期待される転職市場において価値の高い年齢でもありますので、決して性別と年齢だけで不利になることはありません。
採用面接官へしっかりと自分のキャリアプランを示して、結婚・出産後にも働き続ける意思があることを理解してもらえれば、女性でも転職成功が望める年齢です。
最近は女性が長く働けるような仕組みや制度を整えている優良ホワイト企業も増えてきていますから、子育てに理解のある会社を選ぶことも非常に重要な要素です。
31歳女性既婚者の転職方法は?
仮に既婚者で既に子供がいる場合も同様で、育休や産休など再度発生した際に柔軟かつ寛容に受け入れてくれる制度を整えた会社を選んでいくべきでしょう。
既婚者の場合は、ワークライフバランスを重視した働き方を推奨している企業で女性への理解がある企業へ転職することができれば公私ともに充実した働き方ができます。具体的には産休や育休を取れるかなどですね。
パートナーである旦那さんとよく話し合って、今のタイミングで転職すべきなのか転職に関する意思を共有しておくことが間違いなく重要です。
31歳女性のより詳しい転職活動の方法については「31歳女性の転職に必要な全知識!転職は後悔する?結婚は?」も併せてご参考にされてくださいね。
31歳女性子持ちは転職できる?
31歳女性で子持ちであっても転職は可能で、年齢や家庭の事情によって転職が難しいと思われるかもしれませんが、適切な方法で転職活動を行うことで自分に合った仕事に出会うことができます。
自分自身が希望する条件や働き方を明確にし希望に合わせた求人情報を探しながら、企業の採用担当者に対して子育てと仕事の両立がしやすい環境であるかどうか、面接の中で詳しくヒアリングすることも大切です。
転職活動においては自分自身のアピールポイントを明確にし、職務経歴書や面接でアピールすることが重要なので、例えば子育てしながら仕事をしてきた経験は、多くの企業で逆に評価されることも少なくありません。
転職活動中は自分自身が望む働き方や環境を具体的にイメージすることも大切ですので、子育てと仕事の両立がしやすい職場環境や自分にとって理想的な働き方を探し、ストレスを感じずに働くことができる職場を目指しましょう。
31歳未経験資格なしでも転職可能な仕事
では31歳でも未経験分野へ転職できることがわかったところで、資格なし未経験でも比較的転職しやすい業界・職種についていくつか紹介します。
実際に私自身もキャリアアドバイザーとして31歳資格なし未経験の方をこれらの職種・業界の求人企業に紹介した経験が何度もありますので、参考になる筈です。
(⭐️の数が少ないほど転職難易度は低い=転職しやすい)
営業職 | |
事務職 | |
ITエンジニア | |
サービス・販売職 | |
施工管理(現場監督) |
営業職
営業職は業種を問わず会社を存続させるためになくてはならない職種であるため、年間を通して多くの企業が中途採用を行っています。
業界経験を問わない企業も多いため、30代であっても業界・職種共に未経験分野へ挑戦する場合も転職しやすい職種です。
営業と一口に言っても、有形商材・無形商材・法人営業・個人営業・新規営業・既存営業(ルート営業)など様々な求人がありますが、おすすめは市場価値という観点から法人営業×無形商材です。
具体的な業種としては、人材・IT・WEB業界辺りの求人が法人営業×無形商材で市場価値も付きやすく狙い目と言えるでしょう。
事務職
事務職は求人の数は少ないものの、基本的なPCスキルが身に付いていれば高いスキルを求められることがなく転職することができる職種です。
ただし、事務職はワークライフバランスが良いという理由で全世代、特に女性に非常に人気の高い職種のため、30代未経験で採用されることは簡単なことではありません。
事務職を希望する場合は業種や希望条件を広げて求人をチェックするか、エクセルやWord資格の「MOS」や「秘書検定」など資格を取得して客観的事実でアピールしましょう。
ITエンジニア
2024年現在の日本全体の有効求人倍率は2.35倍(1人の転職希望者に対し、2.35件の求人がある状態)と非常に高く転職先の選択肢が多い状況が続いています。
その中でもITエンジニアの求人の有効求人倍率は6.14倍と慢性的に人手不足の業界であるため、未経験者を積極的に採用する企業が増えてきています。
専門知識が必要になりますが、企業内で教育制度が整っていますので、やる気さえあれば経験職種を問わずに応募することが可能です。
30代の場合情報処理基礎やITパスポートなどの資格を取得していると、未経験からエンジニアになるという熱意を感じられるのでお勧めです。
販売サービス職
未経験から転職しやすい業種として外すことができないのが販売・サービス職です。
土日祝日に休みにくい点や、退勤時間が遅くなりがちな点など、敬遠されることも多い業界ですが、最近では待遇の改善に積極的に取り組む企業が増えており、働きやすい労働環境が整っている会社も多くあります。
接客や人とコミュニケーションを取るのが好きな人は、食わず嫌いをせずに募集要項をきちんと読むことで、希望条件に合った会社を見つけられる可能性も充分にあるでしょう。
施工管理職
31歳未経験からでも「手に職をつけたい」と考えている人にお勧めなのが施工管理職です。
施工管理とはいわゆる現場監督のことで、マンションや商業ビルの建設の現場監督である建築施工管理や道路工事などを担当する土木施工管理の求人に分けられます。
3Kと呼ばれて「きつい・汚い・危険」と敬遠されることが多い職種ですが、実は給料は未経験からでも25万円以上と非常に高く、福利厚生も整えられている求人が非常に多い職種です。
何より手に職をつけられるので、3年も施工管理を経験すれば引くてあまたの人材になり、この先食いっぱぐれることはなくなるので家族を養っていきたい方も安心して働いていけるでしょう。
31歳という年齢で未経験分野への転職を検討している場合の選び方のコツとしては"30代後半〜40代でなりたい姿=ありたい姿から逆算して今のキャリア選択肢を選ぶ"ということです。
40代ともなると、いよいよ未経験分野への転職は厳しいものとなりますので、これから約10年間でどのような状態に持っていきたいのかの優先準備を明確にしておくことが非常に重要です。
・年収はいくら欲しいか?
・職種はどんな職種が良いか?
・部下や何人くらい欲しいか?
・役職についていたいのか?
・スペシャリストになりたいか?
…etc
というようにあらゆる側面から10年後のキャリアビジョンをできるだけ明確にしておくことで、今どのようなキャリアの選択をすべきか自然と分かってくる筈。
もし10年後のキャリアビジョンを明確にするのが難しい場合は、30代に強い転職エージェントの「doda」「マイナビ」を活用して担当キャリアアドバイザーに一緒に掘り下げて相談に乗ってもらうことをおすすめします。
31歳で公務員への転職は可能?
31歳で公務員への転職を志望する場合、国家公務員と地方公務員のどちらを目指しているかによって転職できる可能性が変わってきます。
民間企業では採用時の年齢制限を設けることはできませんが、公務員は公務員試験を受けられる年齢上限が決まっています。
国家公務員 | 30歳まで(一部を除く) |
地方公務員 | 25歳~35歳 ※地域によりけり |
ですので、残念ながら国家公務員は一部の実施主体(法務省専門職員、国会議員等)を除いてほとんどの実施主体で既に受験資格がないため、転職することはできません。
地方公務員であれば年齢上限に達していない自治体の試験を受験することが可能ですが、上限まで数年と決して余裕のある年齢ではありません。
本気で公務員を目指したい場合はすぐに準備に取り掛かる必要があると言えます。
31歳で転職する際の3つの注意点
- 未経験分野の転職は年収はほぼ下がる
- 長期的なキャリアプランを見据えて転職先を選ぶ
- 職場環境や企業文化はエージェントから情報収集する
まず大前提として31歳で全くの未経験の異業種や異職種へ転職する場合は、ほぼ100%年収は下がるものだと覚悟しておいてください。
そして近視眼的な視点で転職先を選ぶのではなく、必ず長期的なキャリアプランを見据えて、叶えたい状態から逆算して転職先の企業を選ばなければ、また再度転職を繰り返すことになってしまいます(=転職軸を決める)。
求人票からは読み取れない職場環境や企業文化などは、必ずdodaのような企業情報を豊富に持っている大手転職エージェントの担当キャリアアドバイザーから情報収集しながら受けるかどうか決めていくようにしてくださいね。
31歳転職の基本方針は「経験を活かす」
31歳はプレイヤーでもマネージャーでも選べる選択肢が豊富な年齢です。
7~9年の社会人経験を積んだ31歳に採用企業が求めることは、ズバリ「実績」と「スキル」です。
未経験を歓迎している企業も少なくありませんが、即戦力がより求められる31歳以降では「何も分かりませんがやる気だけはあります!」では通用しません。
必ず、必要な実績やスキルをアピールする必要があります。
未経験分野へ転職する場合も、前職の業界や商材に親和性があれば、
・成果を担保できる即戦力プレイヤー
・若手リーダーやマネ-ジャー
として転職先に迎えてもらう可能性もあるでしょう。
やはり全く未経験分野へ転職するよりも、ある程度前職と親和性のある業種・職種の方が採用される確率は高くなることがわかります。
31歳に多い転職理由ランキングTOP3
- 30歳になりキャリアや実績をもっと充実させたい
- 会社の方針や待遇に不満を持っていたので変えたい
- 家庭環境の変化で、会社の環境に不満を感じた
やはり一つの節目である30歳を超えたことで、今まで20代のうちは特に不満もなくキャリアを築いてきたけどもこれからより本格的にキャリアを充実させて行きたいと考える方は多いです。
その過程の中で会社の方針や待遇に不満を持っていたので転職したいという人もいますし、以前から不満を持っていて30代というタイミングで思い切って転職したいという人もいますね。
また結婚など家庭環境の変化によって今までの働き方を続けられなくなり、会社の環境を変えたいと考えて転職活動を始める31歳も少なくありません。
31歳におすすめの転職エージェント
今回お伝えしてきた通り、31歳でも正しい転職先企業を選び適切な準備さえしておけば、未経験分野でも転職を成功させることは可能です。
しかし、正しい方向で準備しなければ決して容易な道ではないので、転職のプロにアドバイスをもらえる転職エージェントの利用は必須と言えるでしょう。
31歳のあなたに最もおすすめの転職エージェントは「dodaエージェント」で、業界No.1の転職実績と豊富な求人数から数多くの転職先の可能性を広げてくれます。
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ただし、利用者の中で「担当者と合わない」「dodaは求人が多すぎる」「dodaは書類選考に通らない」という口コミもちらほらと耳にするので、もし合わなかった場合はマイナビを代替案として利用しましょう。
マイナビはdodaエージェントよりもやや求人数こそ劣るものの、担当キャリアアドバイザーの対応が丁寧で親身と非常に定評のある転職エージェントです。
dodaエージェントとマイナビの2社を併用すれば、大方転職エージェントは充分活用しきれていると言えますので、ぜひ利用されてみてくださいね。
転職エージェントは1社に絞るよりも複数社併用した方が転職の成功率は高いというデータもあるので、ぜひ利用できるものは全て活用することをお勧めします。
利用できるものは全て利用し、できることは全てやって、31歳で新たなチャレンジであるあなたの転職が成功することを、心より応援しています。
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