技術職(化学/機械/電子/建築系)および技術系営業職の転職に強い転職エージェントおすすめランキング2021年最新版を紹介します。
メーカーの業界動向が変化する中、技術者としてどの業界のどの分野で転職するか迷う事もあるでしょう。
求人からは読み取れない部署の雰囲気や部署内での仕事におけるポジションなど確認しにくいことや知りえない情報を得られるのが、転職エージェントを使って転職をする強みです。
今回は技術職の求人を豊富に取り扱っている前提でキャリアアドバイザーも技術者の知識に詳しい転職エージェントを紹介しますので、利用を検討されている方は参考になる筈です。
※ITエンジニアに強い転職エージェントをお探しの方は「ITエンジニアの転職エージェントおすすめランキングTOP3」をご参考頂ければ幸いです。
新型コロナウイルスの影響により、今回紹介する転職エージェントは希望すれば対面面談ではなく"電話面談(ZOOMなどオンラインツールを活用した面談)"でも対応してもらうことができます。
対面面談に抵抗がある方は登録後に電話がかかってくる日程調整のタイミングで「オンライン面談をしたい」と伝えれば全く問題ないのでご安心ください。
最終更新日.2021年2月5日
目次
技術職(化学/機械/電子/建築系)おすすめ転職エージェント
技術職転職エージェント第1位:マイナビエージェント
マイナビエージェントは、技術職の転職に強い転職エージェントで、特に「利用者に寄り添った親身な対応」に定評があります。
技術職の求人数こそ3位のdodaエージェントには劣っていますが、その分面談カウンセリングの質が高く、利用者からは、
・ここまで親身に話を聞いてもらえたのは初めて
・ちゃんと希望通りの求人を探して持ってきてくれた
・現在の技術ポジションから転職して年収が上がった
…
との口コミが後を絶たない良質な転職エージェントです。

▶︎マイナビの技術職転職支援はコチラ
意外と知られていない事実として、マイナビエージェントは利用者の年収アップ率が非常に高いという特徴もあり、実に67.1%以上の方が転職後に年収を上げることに成功しているんですね。
マイナビエージェントの面談場所は北は札幌〜南は福岡まで全国に拠点がありますので、幅広い拠点で面談を受けることができますし、万が一面談場所が近くになくても電話とメールのみできっちりサポートしてもらえます。
<マイナビエージェントの特徴> |
求職者に寄り添った圧倒的親身なサポート力 |
マイナビエージェントの評判口コミ
機械系エンジニア(30代男性)
▶︎化学メーカー・設備設計職へ前職の退職理由を教えて下さい
前職では、食品業界向けの自動化設備を製造販売している機械メーカーで機械設計を担当していました。
機械設計から組み立て、据え付けやトラブル対応まですべて経験できるのでとてもやりがいのある仕事だったのですが、自分が担当した機械が完成しても実際に使われている場面に立ち会うことができないことにモヤモヤを感じていました。
転職先の決め手を教えて下さい
転職時の軸は自社工場の設備を導入する仕事につけることがまず1番で、機械メーカーの設計職にも内定を頂きましたが、前職と同じ思いをしてしまうのではないかと思い、断ることに。
転職先を選ぶ上でもう1つ軸に置いたのが、海外で働ける可能性があるということです。
その中でも今回の転職先は、海外に多数の工場を持ち(8割程度が海外生産)、いずれは海外工場に赴任することができる可能性を持っていました。
海外赴任の経験があると、以降の市場価値も上がりますし、何より海外に住んでみたかったという気持ちから、今の会社を選びました。
どのような転職活動を行いましたか?
マイナビエージェントは一番人間味があり、マイナビ以外にも3社ほどのエージェントとやり取りしましたが、最も自分がやり取りしていて楽しく信頼できる方でした。
技術職転職エージェント第2位:JACリクルートメント
JACリクルートメントはマネジメント職の求人が豊富なエージェントです。
機械・メカトロ設計からのキャリアチェンジや電気電子系エンジニアの異業界転職に強く、年収アップの交渉力にも期待ができます。
JACは他の転職エージェントが比較的苦手とする30代〜50代のミドル層以上の転職支援を得意としており、年齢を理由に他の転職エージェントの利用を断られてしまった方にもお勧めです。
高年収求人も多く、年収600万円以上のエンジニア系求人も多数取り扱っています。
▼JACリクルートメント職種別求人割合
また、JACリクルートメントは職務経歴書の内容や書き方などへ細かい指導があり、書類通過率の高さに定評があります。
グローバル求人も多数揃えられているため、海外志向の会社の技術職として働きたいというニーズにも合致しているエージェントです。
<JACリクルートメントの特徴> |
技術職として年収をアップさせたい志向にマッチしている ※技術系職種の求人数約25,000件 |
●JAC利用者の口コミ評判
製造業開発職
▶︎製造業品質管理職職務経歴書を書く時や、職歴にマッチした転職先を紹介していただく際に利用してよかったと思いました。
私は前職で電子部品の開発をしており、転職の際にも前職の仕事内容に近い開発職で転職先を探していたのですが、自分の希望に合う仕事は数多くはありませんでした。
そんな中、JACリクルートメントの方と面談を行った際に、私の前職の仕事内容を掘り下げて聞き出してくださり、実は品質管理の仕事の募集にもマッチしていることが分かり、転職先の幅が広がりました。
転職先の幅が広がった際に開発の仕事をメインに書いていた職務経歴書を、品質管理の仕事を前に押し出したように書き直すアドバイスもいただけ、私の希望に近い待遇の職場への転職に非常に役立ちました。
技術職転職エージェント第3位:dodaエージェント
dodaはエンジニア・ものづくりに特化した媒体の強みを生かし、求人の職種の幅に定評があり、おすすめランキング第3位となります。
技術職の求人数約20,000件は業界No.1で圧倒的な数のエンジニア求人を誇ります(※内訳は以下の通りです)。
機械・電気系エンジニア | 12,000件 |
建設・建築系エンジニア | 8,000件 |
化学・素材・化粧品系 | 1,000件 |
技術系営業職求人 | 100件 |
運営しているのは人材会社大手のパーソルキャリア(旧インテリジェンス)で、担当のキャリアアドバイザーは業界や職種ごとに非常に細かく分けられているため、アドバイスの的確さにも定評があります。
また、求人の提案数の多さや転職時期が定まっていない人へのサポートも手厚い点が特徴で、技術営業の経験を生かした同職種へのキャリアアップやソフト面に強いエンジニアのキャリアチェンジなど様々な技術者の転職を可能にしてくれます。

幅広い年齢層の技術者の転職を成功させた実績の裏には、年代別・職種別の専任アドバイザーの存在。
元エンジニア経験者のキャリアアドバイザーや、エンジニア領域の転職市場に精通したキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれますので、エンジニア特化型転職エージェントと遜色ない対応力が武器です。
管理職ではなく、技術者としてスキルを磨き、現場の仕事をしていきたいと考えている40代の人にもお薦めですし、面接対策セミナーなどのサポート体制も手厚いので、第二新卒や面接が苦手な若手技術者にも万能でお薦めです。
※面談場所は全国にあり、希望者は電話でのカウンセリングも対応可能です。
<dodaエージェントの特徴> |
技術系求人を取り扱った媒体を保持しているため、求人が豊富。 担当のキャリアアドバイザーも担当が分かれている。 |
doda利用者の評判口コミ
電子系エンジニア(24歳男性)
▶︎インフラ製造業へ転職前職の退職理由を教えて下さい
残業代が支払われなく上司からのパワハラに耐えれなかった為、また、将来的に夜勤、家に帰れない上司も居たためこれ以上は耐えれないと感じ転職を決意。
どのような転職活動を行いましたか?
私は大学は理工学部の機械工学科であり、少しは機械の知識、実習の経験がある為、それを少しでも活かせるのではないかと思い転職活動を行いました。
dodaの担当者の方は面談の際、私の性格、スキルなどを考慮し、客観的に評価した上でエントリーシートの作成を行ってくれました。
また、在職中にも関わらず、退社後からの面接時間の調整、在職中の有給取得の推奨等、様々なサポートを行って頂けた為、在職中にも関わらず3カ月程で転職先が決まりました。
模範面接や、退職理由についても親身になって聞いて頂き、入社時までのサポートが大変良かったです。
転職先の決め手を教えて下さい
機械の扱いだけでなく、生産性の向上、どのようにすれば効率よく作業を進める事が出来るか、どのような作業に危険が伴うか、安全面、品質面を意識し、自分の学んだスキルを活かせるのでは無いかと考えたためです。
また、今後新たなスキルや資格、特に資格取得については会社側も力を入れて積極的に支援する体制に魅力を感じ、自分の成長、会社への貢献に繋がると感じたため入社を決めました。
技術職転職エージェント第4位:リクルートエージェント
リクルートエージェントは最大手の強みを生かした求人数と取引実績が技術系転職でも生かされています。
第二新卒の職種チェンジや職歴が少ないエンジニアにとって、キャリアアドバイザーの面接指導が転職への成功を導きます。
リクルートエージェントは業界動向にも強いので、景気に左右されやすい業界や今後発展する業界などの情報のフィードバックも転職をバックアップしてくれます。
技術系職種の取り扱い求人数は転職エージェント業界の中でもNo.1で、最も多くの会社の中から転職先の選択肢を提示してもらうことが可能です。
▼技術職の取り扱い求人数比較
個々の技術者のポテンシャルを生かした求人提案に定評があるので、保守から品質保守などへのキャリアチェンジや、スキルを生かした異業界への応募提案など、自分では気づかない能力や適正を最大限に引き出してくれます。
最大手のため多数のキャリアアドバイザーを業界・職種ごとに細分化して担当を分けているので、専門性の高い観点から技術職の転職活動におけるアドバイスが期待できるでしょう。
リクルートエージェントの面談場所も全国に点在しているため、あなたの働きたい都道府県での転職支援にも期待できますね。
リクルートエージェント利用者1000人の評判口コミ
<リクルートエージェントの特徴> |
職歴3年以内の第二新卒若手エンジニアに強みを持っている ※技術系職種の求人数約30,000件 |
リクルートエージェントの評判口コミ
リクルートエージェントには転職サイトに載っていない求人が多く、希望に沿った求人を提示いただきました。
特に私の場合は田舎の方であったため勤務地を最も重視していたのですが、数自体が少なかったものの前職の職種を考慮した上での希望に近い勤務地を紹介してもらい、理想に近い転職ができました。
担当キャリアアドバイザーの方も丁寧でこちらの希望を引き出すように聞いてくれたため、非常に話がしやすかったです。
企業に応募した際には面接の前に電話でフォローやアドバイスもあり、面接のときに大きな助けとなりました。
自動車部品製造:研究開発職→転職後:電気機器メーカー技術職
技術職転職エージェント第5位:メイテックネクスト
メイテックネクストのものづくりエンジニアはエンジニアに特化した実績No1の紹介会社です。
派遣型・受託型エンジニアリングソリューションで知られるメイテックのグループ会社なのですが、キャリアアドバイザーも技術系出身の専門家なので、非常に細かい職種の要望にも対応可能です。
技術職ならではの細かい要望をしっかりと汲み取って求人を紹介できるのは、技術系職種に特化している転職エージェントだからこそでしょう。
製造業系のエンジニアだけでなく、機械・電子・建築・ITなど全ての分野のエンジニアに対応しているため、技術系職種全般に強い転職エージェントと言えます。
現職へのスキル判断も的確な為、転職におけるミスマッチが少ないのも特徴として挙げられます。
東京や大阪などの主要都市以外の地方求人の取り扱いも豊富なので、Uターン転職を考えている人や地元就職にこだわりの強い人には非常に魅力的です。
<メイテックネクストの特徴> |
技術系職種に特化したエージェントで、キャリアアドバイザーも技術職出身。 そのため、細かい要望にも対応可能。 ※技術系職種の求人数約10,000件 |
技術職に強い転職エージェントの有効活用方法
今回紹介している技術職に強い転職エージェントを有効活用するためには、以下●つのポイントを意識しながら活用することをお勧めします。
早いタイミングで転職したいと伝える
転職エージェントの中でも特に大手の転職エージェントは、連日転職相談を依頼する転職希望者が殺到しているため、できるだけ早く転職する見込みのある方を優先的に対応する傾向があります。
「まだあまり転職を急いでない」「とりあえず情報収集している」と伝えると"転職見込みが低い"と判断されてしまうので『良い会社が見つかればすぐにでも転職したい』と伝えるようにしましょう。
転職の目的を担当者に明確に伝える
上記と繋がりますが、なるべくあなたの転職の目的を担当キャリアアドバイザーに明確に伝えることで、優先的に求人を紹介してもらうことができます。
・とにかく年収をアップさせたい
・●●に携われる仕事がしたい
・××のエリアで働きたい
…
というようなあなたの転職の動機・目的については、何度も繰り返し担当者に伝えて、忘れられないようにしておくことが大切です。
複数の転職エージェントを併用する
転職活動においては、実は理想の転職を実現させている人ほど「平均4.2社」の転職エージェントを併用して活用しているというデータが出ています。

複数併用することで、紹介してもらえる技術職の求人の幅も広がりますし、色々な転職エージェントを見られるので対応の親身さについて比較することもできます。
さすがに現職の仕事で働きながら4社の転職エージェントを併用するのは疲れてしまいますので、まずは最低2社は登録してどっちの転職エージェントが自分に合っているのか比較してみましょう。
技術職の転職のおすすめはマイナビ一択
今回ランキングTOP5をお伝えいてまいりましたが、技術職で転職エージェントをこれから利用するのであれば、技術職の転職実績が最も多いマイナビエージェントを活用して転職活動を行うのがおすすめです。
前述した通り、メイテックネクストは技術職に特化しているためキャリアアドバイザーが技術者出身という強みはあるものの、求人の豊富さという観点ではマイナビエージェントの大手総合エージェントに劣る部分もあります。
もしマイナビ1社では求人が足りない場合は、複数のエージェントを併用して利用することによって、転職市場における自分の市場価値を複数面から見ることができ、その結果選考の合格率が上がるというデータもあります。
ぜひ余裕があれば、複数の転職エージェントを併用して転職活動を進めることをお勧めします。
