あなたも「公務員を辞めたいけど、転職すべきか分からない」と、判断に迷った経験はありませんか?
✅公務員を受け入れてくれる民間企業はあるのだろうか?
✅公務員としてのキャリアは評価されるものなのだろうか?
✅公務員よりも待遇の良い転職先はあるのだろうか?
…etc
このような悩みを持つ公務員は少なくありません。
第1位 | 勤務時間・休日などの条件 |
第2位 | 理不尽な保護者への対応 |
第3位 | 教員同士の人間関係 |
第4位 | 生徒と関わる以外の時間が多い |
第5位 | 将来性・スキル |
私は、大手転職エージェントでキャリアコンサルタントとして、転職支援を数多く経験してきましたが、公務員からの転職を成功させるためにはいくつかおさえるべきポイントがあります。
公務員から転職したい人に向けて、公務員に強い転職エージェントについてご紹介しますので、ご一読頂くだけで、モヤモヤした気持ちもすっきりして、納得のいく転職活動が実現できるはずです。
新型コロナウイルスの現状により、今回紹介する転職エージェントは希望すれば対面面談ではなく"電話面談(ZOOMなどオンラインツールを活用した面談)"でも対応してもらうことができます。
対面面談に抵抗がある方は登録後に電話がかかってくる日程調整のタイミングで「オンライン面談をしたい」と伝えれば全く問題ないのでご安心ください。
最終更新日.2021年1月6日
目次
公務員が転職エージェントを使うメリット
ではまず、現在公務員としてお勤めの方が転職エージェントを利用するメリットについてご紹介をしたいと思います。
履歴書・職務経歴書の作成アドバイス
履歴書や職務経歴書の作成アドバイスをしてくれるのが、転職エージェントを使うメリットの1つです。
公務員は民間と違い、どのように職務内容を記載すれば良いかといった情報が少ないため、転職エージェントからのアドバイスは第一印象を左右する履歴書・職務経歴書の作成において必要不可欠と言えます。
応募の際にプッシュをしてくれる
公務員出身者が転職市場から選ばれるためには、転職エージェントの担当者から企業への後押しが非常に重要です。
「この方は是非入社したいと意欲が高いだけでなく、業務経験も御社が求める経験と近く、人物も素晴らしい方です」と、応募前にプッシュしてもらうことで書類選考を通過して、面接へと進みやすくなるメリットがあります。
面接の日程調整を代行してくれる
公務員としての仕事を続けながら、転職活動をするのは想像以上に負担がかかりますし、市民や区民生活に密着している仕事中であれば、日中の電話に出ることも難しいでしょう。
転職エージェントでは、面接の日程調整も代行してくれるので、日中に応募先企業と直接やりとりする必要がありません。
平日に職場を休む理由も一緒に考えてくれるなど、応募者の立場を考えた日程調整を行ってくれる点はメリットの1つです。
年収交渉を代行してくれる
公務員の方が民間に転職する場合、給与交渉に応じてくれるものだと思っていると失敗しかねません。
企業が提示した年収よりも高い金額を望む場合、自分で交渉するとマイナスな印象が企業に伝わってしまう恐れがあります。
転職エージェントに年収交渉の間に入ってもらい、ネガティブな印象をもたれないように進めていくことで、納得のいく給与条件を手に入れることができるでしょう
採用条件通知書を確認してくれる
民間企業では公務員とは違い、企業ごとに労働条件が大きく異なるため、細かい点まで確認をしておかないと、後で困ったことになる可能性も。
所属会社・勤務地・年収条件などが記載された採用通知書について、転職エージェントプロの目を通してもらうことで不利な条件がないかが確認できます。
退職交渉のアドバイスをしてくれる
転職活動の最後の山場が、退職交渉です。
退職者が比較的少ない公務員ゆえに、「部下を辞めさせた」として公務員としてのキャリアが傷つくのを恐れた上司から、強烈な引きとめに合う可能性があります。
転職エージェントに状況を伝えることで、揉めることがないよう円満に退職ができるサポートをしてくれるでしょう。
公務員転職に強い転職エージェントおすすめ厳選
ではここからは、公務員転職に強い転職エージェントのおすすめを厳選して紹介して参ります。
転職エージェントを選んだポイントとしては「保有求人数の種類と数」と「担当キャリアコンサルタントによるサポートの質」の2点にフォーカスして選んでいます。
公務員に強い転職エージェント第1位:マイナビエージェント
20代〜30代公務員に信頼されているエージェントNo.1として評価が高いのが「マイナビエージェント」です(2018年楽天リサーチより)。
公開されている求人において〝未経験者歓迎〟と〝正社員〟を条件に年収500万円以上・年収700万円以上・年収1000万円以上のそれぞれで検索をしてみると、以下の求人数がヒットしました。
500万円以上 | 301件 |
700万円以上 | 171件 |
1000万円以上 | 57件 |
また、業種・職種別にマイナビエージェントの取り扱っている求人を分けると、以下のようにセグメントされます。


マイナビエージェントは、転職が初めての登録者が5割を占めており、履歴書や職務経歴書の添削・作成サポートなど、バックアップ体制が充実しています。
IT・通信、メーカー、サービス・マスコミなどの求人に強みがあります。
公務員の転職エージェント第1位:マイナビ

✅転職者の利用満足度No.1
✅全国の求人数約5万件(※業界3位)
✅優秀なキャリアアドバイザー多数在籍 ▶︎マイナビエージェント詳細はコチラ
公務員に強い転職エージェント第2位:JACリクルートメント
就職実績No.1の転職エージェントであるJACリクルートメントも公務員の方が転職を考える際に外せません。
JACリクルートメントで公開されている求人において〝未経験可〟と年収500万円以上・年収700万円以上・年収1000万円以上の条件で検索をしてみると、それぞれ以下の求人数がヒットしました。
500万円以上 | 8,238件 |
700万円以上 | 1,954件 |
1000万円以上 | 434件 |
公務員から民間企業へ転職を考える人にとって、多くの未経験者応募可能求人を保有しているのがJACリクルートメントと言えます。


未経験でも正社員としての採用をバックアップする就職Shopを展開するなど、転職に関する全ての悩みをワンストップで解決してくれる存在です。
公務員に強い転職エージェント第3位:doda
公務員の転職に三番目に強いと言われている転職エージェントが「doda」で、2021年1月時点で、累計登録者数が505万人と業界最大級の利用者数を誇ります。
dodaで公開されている求人において〝職種・業界未経験者歓迎〟と〝正社員〟を条件に年収500万円以上・年収700万円以上・年収1000万円以上のそれぞれで検索をしてみると、以下の求人数がヒットしました。
500万円以上 | 1,599件 |
700万円以上 | 685件 |
1000万円以上 | 236件 |
また、業種・職種別にdodaの取り扱っている求人を分けると以下のようにセグメントされます。


人手不足を背景に未経験者でも年収1000万円以上の求人が多数あり、不動産の反響営業、スマホゲームの開発、ITコンサルティング会社などさまざまな業種・職種で未経験者が活躍しています。
対象エリアも北は北海道〜南は沖縄まで全国なので、公務員から民間企業への転職を考えたら、最初に利用すべき転職エージェントと言い切れるでしょう。
公務員転職エージェント第3位:doda

✅転職者の利用満足度No.1
✅全国の求人数約96,000件(※業界1位)
✅優秀なキャリアアドバイザー多数在籍 ▶︎dodaの転職支援はコチラ
公務員に強い転職エージェント第4位:パソナキャリア
「パソナキャリア」は総合人材サービスとして、これまで25万人の転職支援をサポートし、取引法人実績は16,000社を超えています。
2019年9月に公開されている求人において〝未経験可〟と〝正社員〟を条件に年収500万円以上・年収700万円以上・年収1000万円以上それぞれで検索をしてみると、以下の求人数がヒットしました。
500万円以上 | 2,494件 |
700万円以上 | 1,151件 |
1000万円以上 | 467件 |
また、業種・職種別にパソナキャリアの取り扱っている求人を分けると、以下のようにセグメントされます。


特筆すべきは転職後の年収アップ率が67.1%と、約7割が年収アップを実現している点で、2019年のオリコン顧客満足度調査では、転職エージェント部門第1位に輝くなど高い評価を得ています。
公務員は転職エージェントよりハローワークの方が良い?
公務員から民間企業への転職を考えたとき、依然としてハローワークを利用するという選択肢が出てきますが、結論から言うとハローワークはお勧めしません。
ではなぜハローワークよりも転職エージェントが優れているのか、詳しく解説をしておきたいと思います。
サポート体制が充実していない
ハローワークは転職エージェントと違って基本的に担当制は存在しておらず、窓口に座っていた人が相談に応じています。
そのため、一貫したフォローが得られにくいデメリットがあります。
転職エージェントでは専任の担当者がつくため、転職に向けて二人三脚のフォローアップが期待できますので、安心して活動ができるでしょう。
担当者のサポートの質が低い
ハローワークには、主に都道府県労働局から派遣された公務員が労働に関する相談や面談を行っています。
法律に関する一定の知識はあるものの、民間とは違ってサービス精神が薄いためハローワークの対応に不満を感じることも少なくありません。
また、ハローワークは常に人が多くいつまで待ってもサポートが受けられなかったり、受けられたとしてもたった数分の時間でせかせかと対応を済まされるケースも非常に多いんですね。
その点転職エージェントでは、気に入らなければコンサルタントをチェンジする制度を設けていたり、1回の面談で60分〜90分ほどたっぷり時間を取るなどサポートの質は高いと言えます。
求人のバリエーションが乏しい
ハローワークは地元に根ざした企業の求人を取り扱う一方で、大企業や成長著しい優良ベンチャー企業の求人の扱いが少ない傾向にあります。
転職エージェントでは、紹介した人が半年以内で退職すると企業から受け取った手数料を返金しなければならないため、入社してもすぐに退職されるブラックな職場環境は紹介を避けようとします。
必然的に、ホワイト企業への転職サポートが増えていくことになるので、魅力的な求人に出会う確率が高まることは言うまでもありません。
関連:転職エージェントとハローワークどっちを使うべき?違いを比較
評価されにくい公務員経験は転職エージェントの力でブラッシュアップ
公務員は社会的に意味のある仕事で交渉力、プレゼン力などあらゆるスキルが磨かれる仕事です。
でも、それらの公務員で得たスキルは民間企業ではあまり評価されません。
民間企業が採用したいのは同じような仕事の実務経験を持っている人です。
民間企業と異なる公務員は、どうしても「業界未経験」として扱われてしまいます。
そのため、ご自身が持っているスキルを民間企業でどう活かせるか、どのようにアピールしたらいいのかは転職エージェントのサポートを得て伝わるように言語化しましょう。
公務員らしさを感じさせない面接態度ですは「民間向きの人材」と評価されやすくなります。
公務員は非営利組織です。利益を意識して仕事がすすめられることをアピールしましょう。
面接では具体的な数字やあなたの経験が業績にどのようにプラスの影響をもたらすのかを伝えるように意識します。
転職エージェント活用の公務員が民間企業に転職したい理由
自由な発想で仕事をしたい
民間企業は公務員のように仕事内容が法律でこまかく定められていないので、自由な発想で仕事ができます。
公務員試験に受かる人はもともとのスキルが高いので、本人の実力を活かせるような職場で働くほうがやりがいもあるかもしれません。
前例に縛られずスピード感のある仕事がしたい
民間企業は公務員ほど前例を重視しません。あなたのアイデアとやり方で仕事をすすめられます。
ベンチャー企業の場合ですと、前例より新しいアイデアのほうが喜ばれることもあります。
安定志向より成長志向
ルーティンワークが多く、定年まで安定している仕事より、成長できる仕事がしたいという成長志向も転職理由にあげられます。
給料が安いから
公務員は定年までの雇用がほぼ約束されていますが、給料は安い傾向にあります。
優秀な人ほど数多くの仕事をこなすことができ業務量も多いはずなのに、さぼっている同僚と同じような金額の給料しかもらえません。
実力に応じた給料を求めて転職したくなることも理由のひとつです。
転職エージェント登録者のなかには公務員へ転職する人もいる
民間企業で働いている人のなかには公務員に転職したい人もいます。
理由としては、企業の業績によっては将来に不安を感じたり、残業が多かったりすることがあげられます。
「仕事は安定第一」という人は公務員になることをおすすめします。
でも、仕事にやりがいを求め、達成感のある実績を作りたいという人は、民間企業で働くことも意義があります。
公務員に強い転職エージェントの選び方まとめ
今回は公務員から民間企業への転職に強い転職エージェントを厳選して6社紹介して参りましたが、やはり一番のオススメは業界最大手の「マイナビエージェント」がダントツです。
どの業種・職種への転職ニーズにも対応できる圧倒的な求人数を保有している規模と、業界別の専任キャリアコンサルタントによる質の高いサポート力が強みです。
公務員の転職エージェント第1位:マイナビ

✅転職者の利用満足度No.1
✅全国の求人数約5万件(※業界3位)
✅優秀なキャリアアドバイザー多数在籍 ▶︎マイナビエージェント詳細はコチラ
ただし、マイナビは担当キャリアアドバイザーによって当たりハズレが激しいとの評判もあるので、できればで公務員から民間企業への転職を考えている場合はJACリクルートメントも併用するようにしましょう。
ぜひマイナビエージェントやJACリクルートメントを活用して、公務員から民間企業への転職の足がかりとして下さいね!
