トヨタは、世界的に有名な日本の大企業で、その名前を知らない人はいないのではないでしょうか。
自動車メーカーとして認知されていますが、最近では、自動車を中心とした様々なサービスを事業の主軸として展開しています。
では、トヨタへの転職を検討した場合、「どのような職種が募集されているのか?」「転職の難易度は高いのか?」気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、トヨタで募集されている職種や転職難易度、職種ごとの平均年収などをご紹介していきます。
面接で聞かれる質問なども、口コミ情報をもとにご紹介していきます。
最後までお読みいただくことで、転職活動に必要な情報が集まりますので、ぜひ最後までご一読ください。
目次
トヨタ自動車の会社概要と事業内容
トヨタ自動車株式会社の会社概要と事業内容について確認していきます。
所在地や従業員数など、細かい情報を把握してみてください。
社名 | トヨタ自動車株式会社 |
設立年月日 | 1937年8月28日 |
所在地 | 愛知県豊田市トヨタ町1番地 |
資本金 | 6,354億円 |
事業内容 | 自動車の生産・販売 |
従業員数 | 74,132名 |
2020年12月時点での自動車販売ランキングでも、上位10位のうち8台がトヨタの車となっており、国内でもトップクラス。
日本有数の大企業であり、非常に安定した企業といえるでしょう。
トヨタ自動車の転職難易度は?
トヨタ自動車への転職難易度は、エンジニア系・事務系などどのような職種に応募するかによって異なります。
以下では、実際にトヨタ自動車が募集している職種とその転職難易度をご紹介していきますので参考にしてみてください。
ポジション | 求められるスキル | 難易度 | |
ソフトウェア系(エンジニア) | MaaS車両 運行管理システム開発 |
(参照:トヨタHP) |
|
車載コネクティッドシステム向け システム開発エンジニア |
(参照:トヨタHP) |
||
技術系 | コックピット・キャビン電子システムの開発 |
(参照:トヨタHP) |
|
論理アーキテクト |
(参照:トヨタHP) |
||
事務系 | 車両ビックデータを活用した新商品・ビジネス企画推進 |
(参照:トヨタHP) |
|
空のモビリティ向け法務・渉外 |
(参照:トヨタHP) |
上記図表を見ても分かるとおり、エンジニアよりも比較的事務系職種の方が転職難易度は比較的低いことが分かります。
エンジニア職種については最近では、自動運転技術やコネクテッドカーなどの分野での人材募集が増えています。
そのため転職者には、システム開発の経験やプロジェクトマネージャーなど、ITやICTの分野での経験が求められています。
トヨタ自動車に転職する人に多い出身会社
トヨタ自動車に転職する人は「SE・ソフトウェア開発」「外資系企業」「自動車メーカー」などの業界出身者が多い傾向にあります。
SE・ソフトウェア開発
トヨタ自動車のキャリア(中途)採用で募集されている職種では、技術職やソフトウェア開発などの分野が多いため、これまでの知識やスキルをしっかり活かせる職種多い傾向にあります。
反対に、エンジニア未経験者の転職は極めて難しく、これまで何らかの開発経験や技術経歴を持った人材でないと書類選考すら通らない可能性が高いと言えるでしょう。
外資系企業
トヨタ自動車は世界的な企業でもあり、職種によっては高い英語力が求められる場合もあります。
外資系企業出身で仕事でも英語を使ってきた方は、高い英語力をしっかり評価されるでしょうし、TOEICなど客観的な数値で示せる指標があれば尚アピールに繋がります。
自動車メーカー
実は日産、マツダ、スバル、本田技研工業など他の自動車メーカーからトヨタ自動車へ転職する方も多いです。
トヨタ自動車は国内でも有数の大企業で、働く環境が整っていることもあり、同じ業界からの転職者も多い傾向にあります。
特に工場作業員の職種については、全国に工場がたくさんあるので、より良い待遇や働く環境を求めて転職する人も後を断ちません。
トヨタ自動車に転職後の平均年収は?
2019年度の有価証券報告書によると、トヨタ自動車株式会社の平均年収は約870万円です。
サラリーマンの平均年収が約440万円(参照:国税庁)であることと比較すると、約2倍の年収となっているのが分かります。
ここでは、トヨタ自動車株式会社の職種別の年収例をご紹介していきます。
目指す職種を検討する際の参考にしてみてください。
セールス(営業)系
- 20代後半 男性 個人営業 420万円
- 30代後半 男性 法人営業 600万円
- 40代後半 女性 課長クラス 800万円
エンジニア系
- 20代後半 男性 研究・開発(機械) 520万円
- 30代前半 男性 機械関連職 800万円
- 20代後半 男性 課長クラス 950万円
トヨタ自動車の採用面接で聞かれる質問は?
トヨタ自動車の選考を実際に受けた人の口コミをご紹介していきます。
実際に聞かれた質問やアドバイスなども記載されているので、転職活動を進める際の参考にしてみてください。
【印象に残った質問1】
かなり忙しい会社ですがハードワークに耐えられますか
【印象に残った質問2】
成果の出ていないメンバーに対しどのようなフォローを行いますか
【面接の概要】
一次面接はエントリーシートに沿った質問が多く、志望動機、キャリア棚卸、実現したいことなど、かなり基本的な内容でした。
2次はキャリアについての深堀した質問が多かったです。
【面接を受ける方へのアドバイス】
面接前に志望動機、キャリア実績、入社後に実現したいことなどを記入するエントリーシートのようなものがあります。
短期間で作成する必要がありますので、応募前に準備しておきましょう。
(引用:転職会議)
【印象に残った質問1】
これからの自動車業界に関して
【印象に残った質問2】
その中でなにができるか
【面接の概要】
これからのこの業界に関しての質問になります。
【面接を受ける方へのアドバイス】
自分の受けたいと思われる業界だと思うのできちんと調べてから臨んだ方が良いと思われます。
現在多様性の時代なのでその中で自分が何ができるか、自分だからこそ何ができるのかを併せて業界研究をすることで、自分への理解とともに会社理解もかなり深まるにではないかと思われます。
(引用:転職会議)
【印象に残った質問1】
あなたを車に例えると?
【印象に残った質問2】
日本に電柱は何本ある?
【面接の概要】
すごく面白い質問です。
答えは間違っていても理由さえしっかりしていれば大丈夫です。
全体的に自分の事を良く理解しているかを主に見ている印象でした。
あとは熱意が非常に非常に大事です。
なぜこの会社?をちゃんと説明できれば大丈夫です。
【面接を受ける方へのアドバイス】
正直に質問に答えて自分の中の情熱を面接官に伝われば幸いです。
あと車が好きか聞かれます。
好きな車の理由も考えておいてください。
(引用:転職会議)
上記見ても分かるとおり、結構イレギュラーで変化球な質問内容も多いことが分かります。
そのため、自分自身の転職する動機や志望動機はもちろん準備した上で、変化球な質問に答えられる臨機応変な対応力も見られていると考えて良いでしょう。
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