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トヨタシステムズはやばい?就職難易度&偏差値【内定者語る】

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  • トヨタシステムズに内定したい!!!

楽天の就活サービス「みん就」での2022年度就職企業ランキングでは、ユーザー系SIer部門で堂々の第一位にトヨタシステムズが輝きました。

▼2022卒人気就職企業にランクイン
2022卒人気就職企業にランクイン

健康経営優良法人500にも2年連続で輝き、離職率も2.3%とワーク・ライフ・バランスにも定評があるトヨタシステムズです。

また愛知に本社があり、転勤もほとんどないというところから、愛知で生活したい方については、とてもオススメの企業となっています。

  • 「システム会社だから文系の自分でも就職できるのか?」
  • 「トヨタの名前もあるから人気そう・・・」
  • 「トヨタシステムズはやばいって本当・・?」

と謎に包まれている、その全容について内定者が実際の選考を通じて感じた体験をもとに、迫りたいと思います。

内定者が会社の全容と何をすれば内定を取れるのか、0から100まで全てお伝えします!

【2023年12月20日最終更新】

トヨタシステムズの就職難易度&出身大学

就職難易度:(やや難)

新卒採用の倍率は約20倍となっています。

採用数は100~200程度ですが、愛知に本社があり、転勤などもほとんどなく、愛知に住むことが出来る企業として多くの人がエントリーするため、やや難であるといえるでしょう。

また、上記の通りホワイト企業として様々な団体から表彰されているので、知名度もそれなりにあるといえます。

▼トヨタシステムズは学生からの倍率も高い
トヨタシステムズは学生からの倍率も高い

職種に関してはITエンジニア職での採用がほとんどとなっており、中でもインフラエンジニアとシステム開発エンジニアの2つに分かれています。

トヨタシステムズの就職偏差値

トヨタシステムズの就職偏差値は50前後と言われていて、ランクでいうとBランクのためそこまで就職偏差値は高くないと想定されます。

Sランク(就職偏差値65~75)トヨタ自動車、豊田中央研究所、東海旅客鉄道(JR東海)、中部電力、中京テレビ放送など
Aランク(就職偏差値55~64)豊田通商、デンソー、テレビ愛知、豊田自動織機、アイシン精機、東邦ガスなど
Bランク(就職偏差値45~54)トヨタシステムズ、愛知銀行、ポッカサッポロ、トヨタファイナンス、伊勢湾海運、敷島製パン、豊田鉄工、富士機械製造など

名古屋を地場とするSランク、Aランクの就職偏差値の企業と比較すると、トヨタシステムズがどの位置にいるのか分かり易いですね。

トヨタシステムズの就職難易度

トヨタシステムズの就職難易度を知るために学生からの人気IT企業ランキングを調査すると、以下のような順位にランク付されていました。

11位野村総合研究所(NRI)
12位TIS
13位トヨタシステムズ
14位日本電気(NEC)
15位NTTコミュニケーションズ

同業他社と比較すると人気ランキングでも上位に食い込む企業です。

トヨタシステムズの採用倍率をプレエントリー数/採用人数として算出すると、約63倍となり、100倍を超える大手企業と比較するとそこまで就職難易度は高くないことが分かります。

出身大学(文理比率)

文理の比率は3:7と理系が多い採用人数となっています。

トヨタシステムズは技術系の会社であることから、IT系・技術系で特に生かせる専攻の機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理の学部卒や専門学校出身の学生を多く採用していることも特徴の一つです。

文系の方ではエンジニアの志望理由を作るのも難しく、また文系の採用数も少ないので、かなり入念な準備が求められます。

関連:文系でもインフラエンジニアに就職できる?新卒はブラック?

トヨタシステムズ採用大学&出身大学:関関同立・March

正式なデータは公表されていませんが、内定者の話などから関関同立やMarchの学生が多く、その次に日東駒専や産近甲龍が多いとされています。

実際にリクナビ2023に掲載されている22卒の採用実績大学を調査すると、以下のような大学から採用していることが分かりました。

名古屋大学、名古屋工業大学、南山大学、名城大学、立命館大学、岐阜大学、三重大学、静岡大学、信州大学、岩手県立大学、愛知教育大学、愛知県立大学、愛知大学、中京大学、富山大学、名古屋市立大学、関西大学、金沢大学、明治大学、東北大学、同志社大学、広島大学、早稲田大学、福井大学、岡山大学、東京理科大学、関西学院大学、大阪大学、滋賀大学、鹿児島大学、新潟大学、日本大学、横浜国立大学、京都大学、香川大学、山口大学、神戸大学、千葉大学、徳島大学、富山県立大学、法政大学、会津大学、九州工業大学、山形大学、山梨大学、中央大学、鳥取大学、島根県立大学、奈良女子大学、豊橋技術科学大学、豊田工業大学、琉球大学、北海道大学、青山学院大学、慶應義塾大学、立教大学、東京工業大学、東京大学、大阪市立大学、兵庫県立大学、九州大学、熊本県立大学、豊田工業高等専門学校、鈴鹿工業高等専門学校、仙台高等専門学校、沖縄工業高等専門学校、有明工業高等専門学校、鳥羽商船高等専門学校、長野工業高等専門学校、茨城工業高等専門学校、高知工業高等専門学校、石川工業高等専門学校、福井工業高等専門学校、新居浜工業高等専門学校

やはり本社が名古屋なので名古屋を中心とした国立大学はもちろん、北は北海道〜南は九州まで国立大学や優秀私立大学を中心に採用していることが分かります。

工業系専門学校の採用実績が多いのはトヨタシステムズの特徴の一つですね。

選考時での難しさ:学業の深堀り

ほとんどの方がエンジニア採用のため、入社してからITの勉強をすることが求められます。

そのため、学生時代で学業に真摯に向き合ってきたかを面接時では見られるため、学業で自分は何を頑張ったのか、また面接官にもわかりやすく伝えるためにどのようにすれば良いのかなど、準備を怠らないようにしましょう。

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トヨタシステムズの会社概要と事業内容

トヨタシステムズ会社概要

企業名株式会社トヨタシステムズ
設立日2001年4月
資本金54億5000万円
従業員数1,358人
売上高1313億9300万円
本社所在地〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉1丁目23番22号
電話番号052-747-7111

トヨタシステムズは“ステークホルダーの満足と価値創造で、世界のリーディングITカンパニーを目指します。“を企業理念に掲げており、健康宣言や働き方改革宣言など、社員の健康に関する宣言なども出している企業です。

▼トヨタシステムズの北村社長
トヨタシステムズの北村社長

トヨタシステムズはトヨタを親会社としたITソリューション会社で、トヨタに関するITをほとんど受け持つIT会社と言っても過言ではないでしょう。

トヨタシステムズ事業内容

トヨタシステムズの事業内容は、先端技術開発本部、エンジニアリング分野、コーポレート・ファイナンス分野、インフラ分野の4部門に分かれています。

  • 先端技術開発本部・・・AIを駆使して画像識別を行い、危険を察知するシステムの構築
  • エンジニア分野・・・車の生産段階でCGなどを駆使して、耐久テストなどを行い、本来のテストなどでかかる経費を削減するなどのエンジニアを活用
  • コーポレート・ファイナンス分野・・・トヨタの車を作るにあたり、様々な部品を管理するためのシステムの構築
  • インフラ分野・・・トヨタの製品販売などで、セキュリティを担保しながら管理するためのインフラ構築など

トヨタに関わるITを様々な側面から支えています。

また、現代の社会ではMaas(Mobility as a Service)というサービスとしての移動体といって、車の中にいながらなにかサービスを受けるという流れが加速していくと言われています。

今後、車とITが更に密接に関わる社会が到来すると言われているため、トヨタシステムズの存在感は更にましていくでしょう。

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トヨタシステムズ内定者の志望動機例文


では実際にトヨタシステムズから内定を獲得した実際の志望動機を紹介します。

トヨタシステムズ内定者志望動機

私は人々が熱中できる世界を創りたい。

その上で、人々が主体的に熱中できる、つまり楽しめるという意味で、皆がIT技術を楽しめる未来を創りたいと考えた。

私が学生時代の中で、スマートフォンが普及していき、技術の進歩にとてもワクワクしていた。

そこで、自身が熱中したITの最新技術の魅力を人々にも還元したいと考えた。

自動車産業の未来にはMaasのように、移動体サービスが普及する社会が存在している。

その中で、自動運転など、よりIT技術の力が大きく必要になっていくが、自動車には最新技術が発達することで、魅力ある世の中が広がっている。

私自身が自動車のIT技術に貢献することで、自動車の熱中できる世界に貢献したい。

入社後にやってみたい仕事

システム開発エンジニアとして、自動運転のシステム管理に携わりたい。

今後の社会では人が運転しない世の中が当たり前に広がっていると考える。

Maasという人々が熱中できる世界に対して、自動運転という領域は、自身が学んできた機械学習という学問を活かすことができ、人々が安心して車に乗れるという点でもワクワク出来る世界に貢献できると考えた。

一次面接や最終面接で聞かれること

なぜITなのか

IT業界になぜ興味があるのかについてはしっかりと聞かれます。

自動車業界の中でもなぜ、IT×自動車のトヨタシステムズなのか、しっかり答えることが出来るようにしましょう。

学業ではどのようなことをしていたのか

エントリーシートの中で学業に関する欄があり、250字程度書くように要求されます。

面接でもしっかり聞かれ、最終面接では人によっては学業のことを聞かれて終わった方もいるので、自分がどのような思いで学業に励んでいるのか、またどのような知見を得たのかについてはしっかり準備するようにしましょう。

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トヨタシステムズに新卒入社時の年収!評判も

新卒時の初任給は21万円と平均的な数字となっています。

また気になる年収についてですが、社員の口コミが多く寄せらているOpen workによると、平均年収は583万円とされています。

年齢別の年収

  • 25歳・・・ 433万円
  • 30歳・・・555万円
  • 35歳・・・672万円

また、社員の平均年齢が40歳であるので、比較的まだ若い会社であるので、低い数字となっているのかもしれません。

これが10年後になると社員の平均年齢も引き上げられるので、もっと高い数字になっている可能性も大きいでしょう。

会社が出している数字ではないので、正確な数字はわかりませんが、同じメーカー系のSierと比較するとかなり高い数字だと言えるでしょう。

さすがはトヨタですね。

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トヨタシステムズのボーナス賞与は?

トヨタシステムズのボーナス(賞与)は年二回で5~6か月相当とかなり手厚くなっています。

評価制度としては年度のはじめに自己目標を上司と相談の元決定し、上半期下半期で目標に到達しているかで評価されます。

職場先輩や上司それぞれからの評価も受け、主観的+客観的な評価で賞与ボーナスの金額が決定する相対評価です。

トヨタシステムズの福利厚生!住宅手当は?

トヨタシステムズの福利厚生の中で住宅手当はそこまで手厚くないものの、未婚者には一律2万円、既婚者には一律3万円支給されますので一定の住宅手当て補助はあると考えて良いでしょう。

実家暮らしの場合では住宅手当は出ませんので、福利厚生に関しては悪くない水準と考えて良いでしょう。

トヨタシステムズの社員の評判はやばい?

トヨタシステムズで働いている社員の評判を調査すると、以下のような声が挙がっていました。

トヨタグループということで福利厚生がしっかりしており、安定している。加えて自動車業界が100年に一度の変革期を迎えている中で、チャレンジングなテーマも多く、自身のスキルアップもすることが出来る。

ユーザ系のためPMから上流工程-下流工程まですべてやる機会がある。トヨタ自動車の子会社ということで労働環境も悪くない。

最近は最新技術の取得に力を入れているため、貪欲に知識を吸収する気がある人が向いている。

社風や労働環境など働いていく上での不満については比較的少ない印象でした。さすがはトヨタのグループ会社というところでしょう。

やばいと言われる理由についても調査したのですが、過去5年平均の離職値は2.15%とかなり低く、劣悪な環境などブラック企業と言える部分は存在しなかったので、心配する必要はないでしょう。

トヨタシステムズの就職成功確率を高める方法

学業をわかりやすく伝えること

トヨタシステムズでは上記の通り、ほとんどの方がエンジニア採用となるため、入社してから勉強することを求められます。

ですので、学習週間がこれまであったのかについてしっかり聞かれます。

大学でしっかり学業をやっていた方もそれを面接官にも分かりやすく伝えなければ、勉強してきたことが伝わりません。

特に工学部系や薬学部系の学問を専攻してきた方は、一般的にはあまりピンとこない分野の方も多いでしょう。

初心者にも分かりやすく伝える工夫をしっかりしましょう。

インターンに参加すること

トヨタシステムズでは夏と冬の年に2回、3daysのインターンを実施しています。

就活サイトでも多く見られ、オンラインで気軽に参加できるため参加する壁は高いですが、参加できれば本選考で、面接が本来3回あるところが2回に短縮されます。

インターンの選考時にはエントリーシートと面接、そして動画選考と実際の面接がないです。

就活ではどうしても馬が合わない面接官に出くわし、落ちてしまうというパターンが多いです。

このようなアンラッキーな面接という場が、一つ省略できるため、参加できる場合はインターンに参加することが望ましいでしょう。

勤勉さ、真面目さをアピールする

トヨタシステムズでは社員の人柄として、おっとりした方、真面目な方が多いという口コミが多いです。

というのもホワイトな企業を謳っているので、仕事も私生活もまったり過ごしたいという方が多いのでしょう。

面接でも「会社に入ると勉強することが多いですが、覚悟はできていますか?」などと質問されることがありました。

これまでの自身の大学生活で勤勉さ、真面目さをアピールできることを用意し、話せるようにしておきましょう。

やりたいことを明確にする

これはどの企業でも当てはまりますが、トヨタシステムズではエンジニアの中でもシステム開発エンジニアとインフラ系エンジニアの2つの職種を選考段階で選ぶ必要があります。

これはすなわち、やりたいことを明確にし、やりたいことがどちらのエンジニアに当てはまるのかを考える必要があるということです。

会社HPやOB訪問などを駆使し、業務の具体的内容までしっかり把握するようにしましょう。

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トヨタシステムズに強い就活エージェント

トヨタシステムズからの内定を獲得するためには、1人で就活を行うのは現実的ではなく、就活のプロである就活エージェントを活用することを強くおすすめします。

就活エージェントは企業の採用担当者目線からあなたの志望動機や選考対策を行ってくれるため、大学のキャリアセンターや友人よりも遥かに効率的な就職活動を行うサポートを行ってくれる存在です。

▼就職エージェントの仕組み

数ある中でも特におすすめの就活エージェントがキャリアチケット(24卒)内定シラバス(25卒)で、特にエンジニアの内定獲得率が高く理系就活生の中でも評判になっています。

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キャリアチケットや内定シラバスを活用して徹底した就活対策を行い、ぜひトヨタシステムズからの内定を獲得して頂ければ幸いです。

トヨタシステムズの就職難易度に関するQ&A

転職に関するQ&A

トヨタシステムズの将来性は?

トヨタシステムズの将来性について実際に内部で働く社員の方々に調査したところ「基本的にはトヨタグループなので経営基盤は安定しているものの、今後躍進していくような革新性はない」という評価のようです。

そのため技術力を最優先で身につけたいという人にとっては少々微妙で、どちらかというと安定的に長く腰を据えて働きたいという志向の方にマッチしている企業のようですね。

トヨタシステムズでパワハラがある?

トヨタシステムズではシステム運用部の一部社員の中ではパワハラまがいの発言を行う上司がいるとの噂があります。

トヨタシステムズに限らず、常識のない社員というのは一定数いるもので、そういったパワハラ系の社員はそのうち淘汰されていきますのでそこまで心配する必要もないでしょう。

トヨタシステムズへの転職!中途採用は?

トヨタシステムズは新卒採用だけでなく中途採用(キャリア採用)も行っており、主に

  • ITエンジニア(システム開発エンジニア、インフラエンジニア)
  • 事務職(人事・総務・経理・調達・法務など)

上記2職種での募集を行っています。

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