Webメディア上に「伝えたいことを読者に伝わるように書く」ことを使命とするWebライター・Webライティングの仕事。
仕事の大小や働き方に差はあるものの、インターネットの急速な普及により、Webライターの仕事が広く世間に認知されてきています。
私も数多くいるWebライターの一人であり、クライアントから依頼された記事を執筆することで毎月ある程度の収入を得ることができています。
今回は私の実際のWebライターとしての経験をもとに、Webライターの仕事内容や働き方の種類、Webライターになるための最短の方法などをご紹介します。
実際にWebライターとして現役で活躍している方々の志望動機についても取材を致しましたので、例文を用いて解説をして参ります。
Webライターになりたいと考えている人は、ぜひ参考になる内容の筈です。
【2023年10月13日最終更新】
目次
Webライター未経験者の志望動機作成のコツ
- 自身の経験を活かせる旨をアピール
- ライティングの経験や文章力をアピール
- 納品までの早さやレスのスピードをアピール
- アマチュアで経験したライティング経験をアピール
- PREP法で起承転結を志望動機でまとめる
自身の経験を活かせる旨をアピール
Webライターになるためには、基本的に何を書くかという部分を志望動機でアピールする必要があるため、自分自身のスキルや経験を活かしてWebライティングができることをアピールすると採用率が高まります。
例えば、今まで営業経験がある人であれば転職系メディアのWebライターとして営業マンの気持ちが分かるので経験を活かせますし、服が好きなのであればアパレルWebメディアで自身の知識をアピールできますよね。
自分自身の経験や強みを武器として変えることができるのがWebライティングの醍醐味なので、その点はまず意識して志望動機を考えてみましょう。
ライティングの経験や文章力をアピール
自分自身の経験に加えて、何か文章を書いた経験やライティングそのものに対する前向きな熱量も志望動機の中でアピール材料になります。
例えば自前で何か小説を書いていた経験があるだったり、学生時代の作文コンクールで何か賞を取った経験があるなど、極端な例ですが文章力がないとまず不可能な実績があると非常に強いです。
Webライティングは国語力がモノを言う世界なので、文章を書くことが好きであることは存分にアピールしていくべきでしょう。
納品までの早さやレスのスピードをアピール
Webライターは企業に雇用される働き方と、フリーランスとして業務委託契約で仕事をしていく2つの進め方がありますが、いずれにしてもライティングのスピードが速いことも大きな武器です。
特にフリーランスのWebライターに関しては、発注者と顔の面識がない分文章でのコミュニケーションが重要となり、いかに納品までのスパンを早めることができるかは重要な採用判断の一つとなります。
企業で雇用される場合でも、ライティングのスピードが速いに越したことはないので、タイピングのスピードなども可能であればアピールしていくと良いですね。
アマチュアで経験したライティング経験をアピール
アマチュア＝自分自身のブログやクラウドソーシングサービスなどを通じてWebライターとして活動した経験がある場合は、具体的にどんな文章を作成してきたかポートフォリオでアピールするようにしましょう。
ただなんとなくライティングを行なってきたというだけでは志望動機としては不十分で、普段から執筆することに慣れているという点はもちろんのこと、どんなジャンルが得意かも記載すると尚良いです。
しっかりと自分目線でライティングできることは大事ですが、発注者の意図を汲んで求めている内容を書けるかという点もWebライティングにおいては非常に重要です。
PREP法で起承転結を志望動機でまとめる
志望動機を作成する手順としてPREP法という方法で志望動機を作成することで、人事担当者に分かりやすくあなたの人物像を伝えることができます。
PREP法とは要点（Point）を伝え、理由（Reason）や具体例（Example）を述べ最後に結論（Point）でまとめる手法で文章を作成する際によく活用される王道の作成方法です。
- 志望動機や目的を簡潔に書く（Point）
- 志望動機の理由を明確にする（Reason)
- 具体的になにができるか／なにをしたいかを記載する（Example)
- 会社のニーズにマッチするポイントを最後にまとめる（Point)
このPREP法を用いて作成した志望動機例文をのちほど紹介して参ります。
志望動機作成時の注意点
続いて、志望動機を作成する際に注意したいNGポイントについても解説します。
応募案件ごとにカスタマイズする
応募する企業・案件ごとに志望動機は必ずカスタマイズしましょう。
ある程度まとめて応募する必要はあるため、志望動機を使い回したいと思うこともあるはずです。
しかし、案件ごとに任されるミッションや求める人物像が異なるため、志望動機を使い回してしまうと、面接官に「求人票を見ていない企業研究が甘い」「志望動機が曖昧」という志望度が低いと印象を持たれてしまいます。
型を作った上で、ちゃんとカスタマイズすることは意識しましょう。
スキルアップさせてもらうという姿勢はダメ
未経験から応募する際に陥りやすいのが「入社後からスキルアップしていきたい」という姿勢が伝わってしまうことです。
スキルアップしていく前向きな姿勢は重要なのですが、未経験からチャレンジする以上、応募時の現段階から努力をしていることを伝える必要があります。
現段階の努力が伝わらないと、面接官に「入社後、御社で育ててください」という甘えた印象を持たれてしまう可能性があります。
しっかりと現段階で取り組んでいる努力もセットで伝えましょう。
条件や制度を志望動機にしない
「キャリアアップ支援制度がある」「育成体制が整っている」という制度面を志望動機を伝える際も注意が必要です。
あくまで会社で行うのは仕事であり、スキルアップに向けた勉強や研修ではありません。
そのためどうしても制度について志望動機に盛り込みたい場合は、「理想の仕事をするために」「より貢献できる人材になるために」といった形で、仕事を通じて貢献するために制度も活用していきたいという文脈で活用しましょう。
Webライター未経験者の志望動機例文8選
在宅勤務が可能なフリーランスWebライター、会社員Webライターのどちらであっても、仕事に応募する際は「志望動機」が必要になります。
私自身の実体験からも志望動機次第で仕事が決まる可能性は大！と言えますので、仕事を受注しやすい志望動機を書けるように事前に準備しておきましょう。
ここでは、未経験で仕事に応募する場合の志望動機例文を8つご紹介します。
Webライターの転職志望動機例文
不動産関連の仕事に従事してきた経験・知識を活かして、貴社の不動産売却メディアの認知度拡大に貢献したく志望いたしました。
今まで執筆経験はありませんが、以前よりライター業に興味を持っており、自身でマーケティングについて学ぶため貴社メディアを日頃より拝見させて頂いておりました。
他社にはない貴社独自の、ユーザー目線に立った×××サービスに強い感銘を受け、貴社の一員としてライターとして活躍したいと思うようになっていきました。
営業として学んだ土地やマンション経営の知識の他、昨年FPの資格を取得していますので、不動産メディアのライティングに慣れてきた後は、保険や資産形成の分野にも関わらせて頂きたいと思っています。
Webライターの転職志望動機例文
保険会社のコールセンター勤務
▶︎Webライターへ転職(24歳女性)もともと文章を書いたり読んだりすることが好きだったため、新卒の時に書籍の編集などができる出版社への就職を考えていましたが、紙媒体が右肩下がりしている時代の中就職するのか慎重になり、安定した金融の事務職として就職しました。
しかしやりたいこともできずに若い間に挑戦したいと思ったため、転職することを決めて、Webライターであれば、コラムなどを読んでもらことで伸びていく職種だと考え、応募しました。
未経験で就職できる会社は限られていますが、今は毎日楽しく仕事できているため、転職して良かったと感じております。
Webライターの転職志望動機例文
不動産営業▶︎Webライターへ転職
25歳男性自分自身、作文を書くのが好きで、いずれ文章を書く仕事をしてみたいという思いがずっとあったので、今回思い切って挑戦してみることにしました。
前職の不動産業というのはやりがいというのは、給料の額面でしか分からないですが、今の仕事は自分の書いた文章がインターネット上で世界に広げることが出来るチャンスがあると思いWebライターの仕事を志望することになりました。
自分の主張などが世界へ主張することが出来るなんて中々ないチャンスだと思っているので勇気を出して、今回転職をして良かったと心から思います。
Webライターの転職志望動機例文
家電量販店販売員
▶︎美容系Webライターへ転職(29歳女性)これまで家電量販店で販売員として店舗運営に従事してまいりましたが、コロナ禍で大型商業施設内にある自店舗が休業対象になり、時短勤務で働いていた自身は別の店舗での勤務も許可が降りず強制的に休むことになりました。
コロナの情勢がわからない中会社の対応に不信感を持ち転職を検討し、元々店舗では理美容商品を担当しており、美容家電の知識で特に現在の会社で戦力になることが出来るのではないかと思い応募致しました。
面接時に美容家電の知識を担当の方にお話しいたしましたところ、現在は無事採用されそちらで働いています。
Webライターの転職志望動機例文
Webページ管理▶︎Webライターへ転職
38歳男性もともと文章を書くことが好きだったので、さらに前職でWEBの技術も保有していたので、画像の加工やコーディング兼ライターとして志望させて頂きました。
医療用のライティングやその他レジャー施設のライティング、飲食店のトピックがメインと聞いていましたので、自身の経験も活かせると思い働かせて頂いています。
Webライターの転職志望動機例文
コールセンター電話対応
▶︎Webライターへ転職(38歳女性)子育てに専念したかったので、自宅で出来る、単価が低くても出来る仕事を探していました。
個人的にブログを２０年以上やっていて文章がたまたまうまかったのと、ブログをウェブライターの会社の取締役みたいな人が見てくれていて、スカウトのメールを逆に頂きました。
私の文章が、ユーモアにあふれ、また、いろんな記事を書いていておもしろいと言われ、志望動機は、自由に文章が書けることと、特に経験はいらないこと、そして、低単価ながら、自由な時間がもてて、子育てに専念出来たこととお伝えしました。
Webライターの転職志望動機例文
小学校教諭▶︎Webライターへ転職
65歳男性(フリーランス)長年の中学校での教育活動を通して組織の中の一員として、特に教師としては自由に言えない事や、行動できない事が多かった。
今、年金や現役中に行った不動産投資により、不労所得だけでなんとか生活していけるようになって、お金の事を考え無いとすれば、つまり、報酬無しでもやりたい事は何かと考えた特に、自分の意見を社会に向けて発言する事が出来ればと思ったら最初に思いついたことがネットを通じて社会に発信する事だった。
手段は何でも良かった。教育現場の現状や、発達障がいの事、発信したい事は沢山ある。はじめたばかりではあるが思い切ってやらせて欲しいと伝えた。
Webライターの転職志望動機例文
製造業機械メーカー▶︎Webライターへ転職
45歳男性(フリーランス)今の時代、雇用は絶対ではなく、ずっと仕事を続けて行く事を前提として考えた時に在宅で行えるwebライターという仕事に魅力を感じて転職を決意した次第です。
その他の理由としましては、妻の仕事も独立して何処でも行える作業でしたので将来的には二人で環境の良いところで生きていきたいと考えたのも転職の理由です。
志望動機作成のポイントとしては、Webライター未経験の場合でも趣味や仕事で得た経験・知識と結び付けることで、ライターの仕事に活かせる能力があることをアピールする点です。
加えて入社後のキャリアビジョンを具体的に記載することで、よりWebライターへの熱意を伝えることができるでしょう。
Webライター経験者の志望動機例文
既にどこかの企業でWebライティングの経験があり、経験者として別の企業へwebライターとして転職したい場合の志望動機例文についてもご紹介しておきます。
Webライターとしての経験を積んできた私が貴社に応募する理由は、貴社が提供するコンテンツが読者にとって真に役立つWebメディアを運営しているからです。
私はWebライターとしてのキャリアを積み重ねる中で、読者に有益な情報を提供することが最も重要かつ必要不可欠であるということを痛感しました。
貴社が提供するコンテンツは有益なコンテンツを提供するという点において非常に優れており、私はそういったコンテンツを生み出すことに興味を持っています。
貴社のブランディング戦略にも共感しており、Webメディアは企業のブランディングや魅力の伝え方に重要な役割を果たすことがありますので、私は自分の文章力を最大限に発揮し、貴社のブランディングに貢献していきたいです。
既にWebライターとしてキャリアをスタートさせている経験者は、今までのWebライターと今回志望する企業のWebライターで求められる点の違いや具体的にその企業のWebメディアのどんな点に惹かれたのか具体的に記載するようにしましょう。
Webライターの新卒志望動機例文!自己PRも
新卒でWebライターを目指すきっかけとなった志望動機例文を自己PRを併せてご紹介いたします。
Webライターを目指したきっかけは？
私がWebライターになりたいと思ったきっかけは、自分が書いた文章で誰かの役に立ちたいという強い思いからです。
ネットが普及し情報が溢れる現代社会において良質なコンテンツを提供することがますます重要となっていますので、私は自分の文章力を磨き読者が求める情報や感情を伝えることで、役に立つ記事を生み出したいと考えています。
Webライターには幅広いジャンルの知識が求められるため、自分自身が新しい知識や情報を吸収し続けることができる魅力も感じています。
私は自分の成長と共に読者の役に立つコンテンツを提供し続けたいという思いを持っており、Webライターとしてのキャリアを積んでいきたいと考えています。
新卒でWebライターを志望する場合は、学生時代に文章力を活かした経験を具体的に記載することで、書類選考通過率が高まるでしょう。
Webライター未経験の自己PR例文
私はWebライター未経験ですが、文章を書くことが好きで常に新しい情報や知識を吸収することに熱心な人間です。
私は自分自身が熱中できる分野については自分の時間を費やすことができます。Webライティングにも同じような思いがあり書き手として自己表現しながら読者にとって有益な情報を伝えることができると思います。
Webライターとして未経験であるためまだまだスキルアップが必要だと感じていますが、自分自身が楽しみながら成長できる職場でチャレンジ精神を持って取り組み、Webライターとしてのキャリアを築いていきたいと考えています。
自己PR例文においては新卒特有のものになりますが、未経験でも貪欲に知識と経験を吸収していきたい旨を伝えることで、面接で内定を貰える可能性が高くなるでしょう。
Webライターのアルバイト/インターン志望動機例文
私がWebライティングのアルバイト(インターン)に応募した理由は、文章を書くことが好きで自分の書いたものが誰かの役に立つことが嬉しいからです。
Webメディアの存在はますます重要性を増しており、その中でもコンテンツの質の高さが求められる時代です。
アルバイト(インターン)とはいえ、自分の書いた記事が多くの人に閲覧されることでより多くの人に自分の文章を届けることができると考えました。
Webライティングは幅広いジャンルの知識が求められるため、常に新しい情報を収集し自分自身を成長させることができる仕事と魅力を感じています。
Webライターのアルバイト(インターン)を通じて、自分のスキルアップに繋げると同時に読者にとって役に立つコンテンツを提供し続けたいと思っています。
アルバイト(インターン)であっても正社員であっても、Webライターに求められる要素は変わりませんので、一つの仕事としてまっとうしていきたい旨を志望動機に盛り込みましょう。
コピーライター未経験者の志望動機例文
私は広告のコピーで人々の心に訴えかけ、企業の商品やサービスを世の中に送り出すコピーライターという仕事に非常に魅力的に感じています。
決して長い文章でないにも関わらずインパクトや印象を残すコピーを作るためには、普段から大量のコピーに触れて人々の心になぜ刺さるのか触れておく必要があると考えています。
コピーライターとして仕事をさせて頂けるようになった暁には、誰よりも人々の目を引くコピーライターになりたいと考えてこの度志望させて頂きました。
シナリオライター未経験者の志望動機例文
私はこれまで小説や随筆など物語を読むのが好きで、時間が空いては自分自身でちょっとしたストーリーや短編のシナリオ制作などを行ってきました。
キャラクターの心情を描写したり、起承転結で物語を上手に進めていく感覚がたまらなく好きで、シナリオを書くことを仕事にできたらこれ以上の幸せはないだろうと感じます。
今まで世の中で見たことのないシナリオを制作できるように日々勉強し真摯に仕事の取り組んで参ります。
シナリオライター未経験者の志望動機例文作成のコツは、やはり自分自身が物語が好きで実際に制作した経験もあることをアピールできるとかなり強いです。
実務未経験でありながらも趣味レベルでシナリオを作ったことがある人はなかなかいないので、それだけで採用する側にとっては大きな採用材料となるでしょう。
求人広告ライターの志望動機例文
私が求人広告ライターになりたいと思った理由は、人材採用において重要な役割を果たす求人広告の力に魅了されたからです。
企業にとって優秀な人材を採用することは競争力を維持するために不可欠なため、求人広告は企業のブランディングや魅力の伝え方に重要な役割を果たしています。
私は自分の文章力を活かし、企業の魅力を最大限に伝える求人広告を作り上げることができる求人広告ライターになることが夢です。
求人広告ライターには企業のビジョンや価値観を深く理解し、その表現に磨きをかける力が求められますので、自分自身も企業のビジョンに共感し企業にとって理想的な人材を採用するためのヒントとなる求人広告を作り上げていきたいと思っています。
ライターの中でも求人広告ライターは人材採用という分野に特化したライティング能力が求められますので、採用企業の考え方に深く共感する共感力があることも志望動機の中でアピールしておけると尚良いでしょう。
ゲーム攻略ライター未経験者の志望動機例文
私はこれまで様々なゲームやアプリなどで遊んできましたが、困った時に参考にするゲーム攻略サイトに非常にお世話になりました。
ゲーム攻略サイトをユーザーとして使っていく中で「ここはもっとこう言う風にした方が良い」と感じることが多々あり、ユーザー目線としてライティングができると考えています。
徹底的にゲームやアプリなどで遊んでいたからこそ、ユーザーがつまづく箇所や課題を自分自身のことのように感じ取りながら、分かりやすいゲーム攻略サイトの構築に尽力したいです。
ゲーム攻略ライターに関しては、やはり自分自身がユーザーとして使っていた経験が大きなアピール材料となるため、ゲーム好きであることは積極的に志望動機に盛り込むべきでしょう。
POPライター未経験者の志望動機例文
私は消費者の購買意欲を刺激する力強いメッセージの魅力に常に興味を持ってきました。
POPライターとして、商品やサービスの特徴を瞬時に伝える短いフレーズやキャッチコピーの中に、ブランドの魅力や消費者の感情を引き出す技術を磨きたいと考えています。
実際の店舗での商品展示やプロモーション活動を通じて、私の書いた言葉がどのように消費者の心に響き、購買行動にどのように影響するのかを実感しながら日々成長していきたいと思い志望致しました。
POPライターは実店舗での勤務がメインとなりますので、消費者に直接伝わるメッセージへの思いを志望動機に盛り込むようにしましょう。
編集ライター未経験者の志望動機例文
私は言葉を通じて情報や物語を伝えることの魅力と、物語の内容を最適な形に整理・編集するプロセスに深い興味を持っています。
編集ライターとして、読者に響く内容を作り出すためのリサーチとよりわかりやすく伝える編集の技術を追求したいと考えています。
様々なトピックやジャンルに触れることで幅広い知識を身につけ、その中から新しい視点やアプローチで読者に価値ある情報を提供することに挑戦したいと思い志望させて頂きました。
Webライターの仕事内容は？
WebライターとはWebサイト上の文章を書くことを専業とする職業です。
Webライターには、主に副業としてフリーランスとして働く方法と、企業に属して会社員(正社員or契約社員)として働く2種類の働き方に分けられます。
フリーランスWebライターと会社員WEBライターのメリット・デメリットをそれぞれ分けると、以下の通りとなります。
フリーランスWebライターのメリット
フリーランスWEBライターは自分の好きな場所・好きな時間に働くことができますので、自由度が高くライフワークに合わせて柔軟に働き方を変えることができます
また、会社員は固定給の場合がほとんどですが、フリーランスの場合は完全歩合制になりますので、やればやるほど収入を増やすことができます。
中には、会社員時代50万円/月の収入からフリーランスになって120万円/月の収入を得ている人もいるくらいなので、夢のある職業ですね。
フリーランスWebライターのデメリット
フリーランスとして何の実績もない場合、はじめは単価が低く、必死に働いても月に数万円しか収入を得られないこともあります。
軌道に乗って来てからも仕事量と収入が比例しますので、毎月決まった収入を得ることが難しい側面があるでしょう。
また、納税も自分で行わなければならないため、確定申告等の煩わしさを感じる人も少なくないと言えますね。
会社員(正社員)Webライターのメリット
会社員Webライターは、1社の企業あるいはメディアと専属で雇用契約を結んで会社員として働きますので、毎月安定した固定収入を得ることができます。
基本的に一人で働くフリーランスと異なり上司や経験者が近くにいますので、周囲のサポートを受けながら成長していくことも可能です。
また、ライター業だけではなく、企画/取材/構成/デザイン/編集/校閲などの業務に関わる場合もありますので、Webライター以外のスキルを身に付けることも可能と言えるでしょう。
会社員(正社員)Webライターのデメリット
会社員Webライターは、事務職や営業職などの会社員と変わりなく働く場所や時間が決められているため、生活スタイルに合わせて働くことは難しくなります。
メリットでもある一方で、固定給与以外の収入を得ることができないこともデメリットになるでしょう。
会社の規則に基づいた評価制度で徐々に年収が上がっていくことはありますが、フリーランスのように「やればやっただけもらえる」というわけではありません。
Webライターに向いている人の特徴
Webライターとして活躍できる人の特徴についても解説します。
文章を書くのが好き
当然ですが一番重要なのは「文章を書くのが好きか」という点です。
ゼロから構想を練る場合や、インタビューや既存の文献を取りまとめるケースなどばらつきはありますが、文章を書くのが嫌いな人は活躍するのは難しいでしょう。
改めて、文章を書くことが好きかどうかを考えてみましょう。
情報収集するのが好き
日々いろんな情報にアンテナを立てている情報収集が好きな方は活躍しやすいでしょう。
Webライターの仕事では、自分があまり情報を持っていないテーマに関する記事を作成することもあります。
その際に参考文献やサイトを見つけて情報収集すること必須のアクションとなります。
様々な方法で情報収集をして知識や知見を広げることに抵抗感がないか、振り返ってみましょう。
コミュニケーションを取るのが好き
Webライターとして活躍する上で、人とのコミュニケーションが得意かどうかは非常に重要なポイントです。
依頼主、編集者の意向に沿った記事を作成することが仕事になるため、相手との間で齟齬なくコミュニケーションを取ることが必須となります。
相手の想いや意図を汲み取りることや、自分の考えを伝えて合意形成を図った経験がある方は、Webライターとして活躍しやすいでしょう。
丁寧に物事を進めるのが好き
Webライターとして活躍するためには、丁寧に物事を進めることができるかどうかもポイントとなります。
納期を守るスケジュール管理能力や、誤字脱字を極力なくするライティングスキル、修正指示に正確に対応するテクニカルスキルといったものが例として挙げられます。
不特定多数の方と協業をする仕事になるため、周囲の方と円滑に連携する上で丁寧な対応を心がけましょう。
Webライターになる最短の方法
Webライターになるための最短の方法としては、前述したフリーランスWebライターと会社員Webライターでルートが異なりますので、それぞれ順番に解説します。
どっちが良いのか迷われている場合は、まずはWebライターとしての地盤を築くという意味でも会社員WEBライターを目指されることを強くお勧めします。
会社員WEBライターとしてある程度の実績を積んで、どの企業からも必要とされるWEBライターの専門性を身につけてからフリーランスWebライターになった方がより高収入を狙うことができますからね。
関連：WEBライターに有利な資格厳選8選【未経験者でも取得可能】
会社員Webライターになる方法
会社員Webライターになるためには、企業が募集しているWebライターの求人を探して応募する必要があります。
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フリーランスWebライターになる方法
フリーランスWebライターになるには、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングを利用して発注者を探す必要があります。
「クラウドソーシング」とはインターネット上で企業が不特定多数の人に業務を発注（アウトソーシング）する比較的新しい業務形態です。
アウトソーシングが特定の業者に外注して業務委託を行うのに対し、クラウドソーシングは不特定多数の外部の人々に向けて業務が発注され、契約が成立するという違いがあります。
クラウドソーシングでは誰でも簡単に応募できる執筆文字数200文字程度仕事から、実績やスキルが要求される高単価の仕事まで様々な仕事が発注されています。
最大手のクラウドワークスで、現在募集されている7,500件の半数近くの3,400件がWebライター向けの仕事と働き口が多いのも特徴です。
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Webライターの採用活動を行っている企業の中には、働き手のことを第一に考えた優良ホワイト企業があれば、給料未払いすら行われるブラック企業も存在します。
Webライターにとってどの企業のWebライターとして経験を積んでいくかは生命線なので、優良ホワイトな採用企業の特徴について、3つに分けて解説して参ります。
発注件数が多く評価が高い(フリーランス向け)
クラウドソーシングを利用して仕事を探すフリーランスWebライターの場合、必ず「発注者の情報」を確認するようにしましょう。
発注者のページで発注件数が多く継続的に発注しているクライアントは報酬の未払いや、行方不明等のトラブルが起きにくく安心して仕事を請けることができます。
また、あわせて確認したい項目が「受注者からの評価」で、評価が高いクライアント＝優良なクライアントである可能性が高くなります。
メールの対応が丁寧(フリーランス向け)
クラウドソーシングによくあるトラブルの上位が「音信不通」で、音信不通となるケースを回避するためには、契約までのメールのやり取りをよく観察しましょう。
・返信が極端に遅い
・言葉遣いが丁寧でない
などの場合は基本的なビジネスマナーを備えていない発注者の可能性がありますので、優良なクライアントとは言い難いです。
悪質な場合は納品後に連絡が取れなくなり報酬が支払われないこともありますので、契約前にメールのやり取りから信頼できるクライアントであるかを判断しましょう。
フリーランスWebライターは顔を合わさずお互い匿名でやり取りする契約だからこそ、重要視しなければいけない部分と言えますね。
会社概要・口コミを確認する(会社員向け)
専属の会社員Webライターを採用できる企業はある程度企業体力がしっかりしている会社が多いですが、中には怪しい会社も存在します。
そのため求人に応募する際は、求人内容や収入等の条件面だけではなく、必ず会社概要をしっかり確認するようにしましょう。
上場企業の場合はIR情報を確認することで経営状況を確認することができますし、転職会議等の転職口コミサイトに投稿された口コミを確認することで、社風など企業内部の情報を事前に入手することができます。
前述した転職エージェント「doda」を活用すれば、担当のキャリアアドバイザーからその企業の社風や実際に働いている人の状況を直接教えてもらうこともできます
働き方改革が盛り上がりを見せる昨今においても、Web系企業は所謂ブラック企業も数多く存在するため、入社後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、応募前にしっかりと情報収集を行うことが重要です。
Webライターに最短でなるための方法まとめ
私自身は今から1年前に転職して自由な時間ができたことをきっかけに、フリーランスとしてWebライターの仕事をはじめました。
今までは固定給与の正社員として働いた経験しかなかったため、仕事の受注～契約～ライティング～確定申告まで一人で行うフリーランスの仕事は、想像以上に難しいこともあります。
しかし、自分の好きなことを仕事にして、やればやった分だけ収入を得られるという面ではとてもやりがいがあります。
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