エンエージェントは転職エージェントの中でも知名度の高いサービスですが、利用を「断られた」いう人が続出しています(実際に私も断られました…)。
エンエージェントは特に利用者の層を絞っていないので、断られるのは納得いかないですし、思いのほかショックですよね。
なぜエンエージェントに断られてしまったのか理由を調査致しましたので、断られない転職エージェントと共に併せて解説して参ります。
※ちなみにエンエージェントは仮に利用できたとしても「しつこい」という評判が非常に多いので、あまり推奨できる転職エージェントではないとも言われています。
エンエージェントのしつこい評判口コミ!2chの悪い評判も
目次
エンエージェントに断られた・・・
利用者数No.1の転職サイト「エン転職」からエンエージェントの存在を知り、意気揚々と登録したにも関わらず、一体誰がこんな結末になると予想したでしょうか。
エンエージェント事務局から来た返信メールは「お断り」の旨を告げる拒否通告でした。。。
▼エンエージェントから実際に届いたメール
これ実際にもらった方は分かると思うのですが結構ショックです、転職活動の意欲を奪われてしまいます。
「ご経験・ご希望など合いそうな案件が獲得できましたら・・・」と書かれていますが、おそらくもう二度と連絡がくることはないでしょう。
関連:【転職エージェント】連絡こない=見捨てられた?理由と対処法
エンエージェントは誰でも利用できる転職エージェントと聞いていたので、納得行かずに断られた理由を色々と調査してみました。
エンエージェントに断られる8つの理由
色々な手段を用いて調査したところ、エンエージェントに利用を断られた理由は大きく分けて3つのいずれかに該当する可能性が高いことが分かりました。
全ての理由を集約すると、結局は「紹介できる求人がない」ことに尽きるのですが、なぜ紹介できる求人がないと判断されたのか、深掘りしてお伝えいたします。
第1位:doda 万能型No.1
第2位:ハタラクティブ 離職期間が長くても大丈夫
第3位:マイナビエージェント 経歴・スキルに自信がない20代へ
第4位:JACリクルートメント 35歳以上の中高年に強い
エンエージェント断られる理由①:現在離職中である
断られた理由の一つとして、現在離職中であることが原因の可能性があるようです。
過去に就業経験があったとしても、現在退職して期間が空いていれば空いているほど、断られる可能性は高くなります。
しかし、離職していた状態から社会に復帰するためにはエージェントを有効活用することが大きく就業成功に繋がりますので、離職中でも利用できるエージェントを下記でご参考頂ければと思います。
無就業者(フリーター・ニート)の就職に強いおすすめ就職エージェント
エンエージェント断られる理由②:面談場所がない地域である
エンエージェントに断られた理由として、面談場所がない地域に住んでいることが原因の可能性もあります。
エンエージェントの面談場所は、
・東京
・横浜
・名古屋
・大阪
・福岡
上記5拠点に構えられており、上記以外にお住まいの方は登録しても面談を受けられないため、利用を断られる可能性があるんですね。
電話で面談をしてくれるケースもありますが、やはり転職エージェントは対面で面談をしてこそ効果を発揮するので、対面が絶対いいです。
地方ごとに、面談を受けられる転職エージェントを調べて整理致しましたので、ぜひ下記を参考にされてみてくださいね。
エンエージェント断られる理由③:転職先の専門性が高すぎる
現職と転職先企業の専門性が高すぎる、もしくは条件が厳しすぎる場合でも、エンエージェントは登録を断ることがあります。
専門性が高いという具体例としては、
・副業OKかつ勤務時間短めの企画職
・未経験の人事、経理、事務職で大手企業
のような、複合的な条件が重なって、結果的に紹介できる企業の分母数が減るというパターンも含まれます。
ただし、専門性が高い場合は、その専門職種や業界に特化した転職エージェントを利用することで転職を支援してもらえるので、ぜひ下記の利用を検討されてみてくださいね。
エンエージェント断られる理由④:年齢が高すぎる
エンエージェントは基本的に20代〜30代の若手転職支援に強い転職エージェントですので、年齢が高すぎると紹介できる求人がないという理由で断られる場合があります。
具体的には、転職を考えている今現在の年齢が35歳以上の場合、エンエージェントの対象範囲外とみなされ、面談キャリアカウンセリングを断られる可能性が高くなります。
30代にも関わらずエンエージェントの利用を断られてしまった場合は「doda」や「パソナキャリア」のような大手転職エージェントを素直に利用した方が面談キャリアカウンセリングの実施は受け入れてくれる場合が多いです。
もし45歳以上の中高年で転職エージェントを利用したい場合は、エンエージェントではなく「40代・50代中高年に強い転職エージェントおすすめ」を参考に自分の年齢に合った転職エージェントを選ぶようにしましょう。
エンエージェント断られる理由⑤:転職回数が多すぎる(短期離職繰り返し)
年齢の割に転職回数(経験社数)が多い場合、エンエージェント側から「この求職者は転職してもすぐにまた離職するだろうな…」と判断され、利用を断られる場合もあります。
具体的な年齢と転職回数(経験社数)の目安としては、以下の通りです。
20〜24歳 | 2~3社以上 |
25〜29歳 | 3~4社以上 |
30〜34歳 | 4~5社以上 |
35〜39歳 | 6社以上 |
上記経験社数に該当する場合、エンエージェント側から転職回数が多いと判断され、利用を断られている可能性があります。
既に転職回数を刻んでしまっている場合事実を変えることはできませんので、転職回数が多くても面談を受け入れてくれる可能性の高い「doda」や「マイナビエージェント」を利用するのがベターでしょう。
エンエージェント断られる理由⑥:経歴・スキルが乏しい
転職市場というのは基本的に経験やスキルを持った経験者が優遇される傾向があるため、経歴・スキルが乏しいと判断されるとエンエージェントに利用を断られてしまう場合があります。
たとえば、
営業経験3年の25歳
営業半年、事務半年、接客1年経験の25歳
上記2パターンの経歴を持つ求職者がいた場合、優遇されるのは間違いなく前者です。
経験・スキルに自信がない場合は、未経験者を中心に転職支援を行っている「ハタラクティブ」や「就職Shop」を利用してポテンシャルを重視している会社の求人を紹介してもらうようにしましょう。
エンエージェント断られる理由⑦:経歴が特殊すぎる
今度は反対に、今までの経歴が他の人とはかなり違い相対的にかなり特殊な場合でも、エンエージェントの利用を断られる場合もあります。
具体的に特殊と部類される経歴をいくつか挙げると、
・自営業(会社経営)の経験
・クラウドワークスなどのライター経験
・株やFXなどの投資経験
・飲食店経営の経験(友人と起業など)
・自衛隊などの経験
・芸能関係の経験
・水商売の経験
…
上記はごく一例ですが、該当する場合"経歴が特殊"と判断されてしまう可能性が高いです。
もし上記に該当して自分自身が特殊な経歴と自覚がある場合は、やはりどんな求職者でも受け入れてくれる可能性の高い「doda」や「ハタラクティブ」のような転職エージェントを積極的に利用すべきでしょう。
エンエージェント断られる理由⑧:転職への熱量が低い
エンエージェントに「転職への熱量が低い」と判断された場合、入社成約までの時間が長いと判断され、利用を断られてしまう場合もあります。
転職エージェントは転職希望者が紹介した会社に入社を決めなければ売上が発生しないため、入社までの時間が長いと判断されると後回しにされてしまうこともあるんですね。

そのため、エンエージェントをはじめとした転職エージェントを利用する際は「できるだけ早く転職したい」という旨を登録時にアピールするように心がけておきましょう。
エンエージェントのように登録を断られない転職エージェントは?
「絶対にエンエージェントがいい。エン以外使うつもりはない」という方以外はこのまま泣き寝入りしてほしくないので、他に断られる可能性の低い転職エージェントを調べてみました。
自力で転職活動を行うよりも、やはりエージェントを使った方が遥かに効率的に情報収集できますし、何より働きたいと思える会社に出会える可能性が高くなりますよね。
あらゆる手段を使って調査してみたところ、最も断られる可能性が低いのは、dodaエージェントであるということが分かりました。
dodaエージェントは転職エージェントの中でも最大級に取り扱い求人数の多いエージェントで、実はエンエージェントと比較しても何と10倍もの差があるんですね。

取り扱い求人が多いことは、紹介できる求人の数が多いことになりますので、結果的に"断られる可能性が低い"ということに繋がります。
また、dodaエージェントは利用期間を登録後3ヶ月と定めているので、一人のキャリアアドバイザーが抱える担当者も無駄に多くならずに済んでいるんですね。
事実、利用した人の多くは、
・思っていたよりも親身に対応してくれた
・一緒になって自分のキャリアを悩んでくれた
・毎日連絡を取りながら対応してもらえた
…
など肯定的な感想を抱いた方が多くいます。
実際に私自身もエンエージェントに断られた後にdodaを利用してみたのですが、全くもって問題なく面談を行ってくれましたし、書類添削や面接対策もかなり親身に対応してもらえました。
エンエージェントよりも面談場所は多く、地方でも対面で面談を受けられるので、ぜひ騙されたと思ってdodaを利用してみることをお勧めします。
※もし万が一、dodaにも面談を断られてしまった場合は「dodaエージェントにキャリアカウンセリングを断られた時の対処法」をご参考頂ければ幸いです。
