「転職エージェントに相手にされない」
「転職エージェントに連絡を無視される」
上記に該当する人に向けて、理由と対処法をお伝えして参ります。
転職エージェントは人を転職させて初めて企業から報酬を貰うビジネスモデルです。

なので結論から言ってしまうと「企業から採用ニーズの高そうな求職者を優先して対応する」という傾向があります。
相手にされていないのはエージェント側から"転職が難しそうな求職者"としてみなされている可能性が高いという訳です。
ではどうすれば採用ニーズの高い人材として見てもらえるのか、という観点も踏まえて対処法を解説して参りますので、ぜひご参考ください。
※転職エージェントから連絡こない方はこちらの対処法も併せてお読み頂けると、転職エージェントを思うがまま有効活用することができます。
目次
転職エージェントに相手にされない・連絡を無視される理由と対処法
では早速転職エージェントに相手にされない・無視される理由についてですが、以下のいずれかに該当する可能性が高いです。
フリーター・既卒ニート(離職中)である
転職回数が年齢の割に多すぎる
年齢が高すぎる
ブランク(空白期間)がある
現職と転職先にギャップがある
転職先の専門性が高い
サポート対象地域外
上記いずれかの当てはまる理由によって対処法は異なりますので、具体的に詳しくそれぞれ対処法について解説して参ります。
※上記いずれにも当てはまらない場合は「【転職エージェント】連絡こない=見捨てられた?」の対処法を参考にされてみて下さい。
相手にされない理由①:フリーター・既卒ニート(離職中)である
今現在、あなたがフリーターか既卒ニート(離職中)であるが故に、転職エージェントは相手にしていない場合があります。
未経験者を採用する企業は増えてきていますがやはり、経験者重視の求人が多いエージェントはフリーターを敬遠する傾向にあります。
ただし、フリーターや既卒ニートの方の正社員就職専門で支援している就職エージェントも数多くあります。
そちらを利用すれば相手にされないということはなく100%支援してもらうことが可能です。
フリーター就職に強い就職エージェントおすすめランキング
相手にされない理由②:転職回数が年齢の割に多すぎる
年齢の割に転職回数が多すぎると、エージェント側から「この登録者は問題がある」とみなされて対応が後回しになる可能性があります。
具体的な年齢の目安は以下の通りです。
〜25歳まで | 3社以上 |
25歳〜29歳 | 4社以上 |
30歳〜35歳 | 5社以上 |
35歳〜59歳 | 6社以上 |
上記年齢と経験社数を目安に、エージェントは転職回数が多いか少ないかを判断します。
対処法としては、転職回数をごまかすということはできないので、利用する転職エージェントを選び直す必要があります。
年齢に対する転職回数を気にしない対応が親身な転職エージェントの利用がオススメです。
相手にされない理由③:年齢が高すぎる
基本的に転職エージェントは、どの年齢の求職者であっても転職を支援するのですが、エージェントによって対象年齢の幅が異なります。
もしあなたが40代・50代のベテラン層であれば、若手を中心に支援しているエージェントを利用していても相手にされない可能性が高いです。
40代・50代のようなベテラン層年齢の方々を支援している転職エージェントを利用することをオススメします。

年齢が原因で転職エージェントに利用を断られるというよりも、厳密に言うと「年齢に見合う経験がなければ断られる可能性が高い」と言えます。
たとえば40代や50代の方であれば、マネジメント経験がある程度なければ相手にされない可能性が高く(それでも断られることもある)、パートや事務職経験のみでは少々難しいのが現実です。
ただし経験が偏ってしまっていたとしても、リクルートエージェントやSpring転職エージェントのような幅広く受け入れてくれる転職エージェントもありますので、ぜひ利用を検討してみましょう。
相手にされない理由④:ブランク(空白期間)あり
仕事をしていない空白期間(ブランク)がある場合、転職エージェントは利用を断り登録者を相手にしないことがあります。
当然ブランクの期間が長ければ長いほど、お断りされる可能性は高くなると言えますね。
しかしJACリクルートメントやビズリーチなどハイクラス層をターゲットとした転職エージェントの場合、少しのブランク期間でさえもシビアに見ることが少なくありません。
リクルートエージェントやSpring転職エージェントのような利用するハードルが低く面談を断らない転職エージェントに切り替えるべきでしょう。
面談を断られないおすすめ転職エージェント
相手にされない理由⑤:現職と転職先にギャップがある
転職エージェントに登録した際のフォームに、現職や転職先に求める条件などを記入する欄があったかと思います。
現職と転職先のギャップが開きすぎている場合エージェント側は「支援が難しい」と判断して対応を後手に回らせることがあります。
転職先に求める年収や勤務時間などを少し緩めて、少しでもハードルを下げた状態で再度エージェントに登録しましょう。
相手にされない理由⑥:転職先の専門性が高い
転職先に求める業界や職種の専門性が高すぎると、登録したエージェントで求人を取り扱っていない可能性も考えられます。
業界や職種に特化したエージェントであれば、どれだけ専門性が高くても紹介できる求人がないという可能性は低いです。
担当キャリアアドバイザーも業界、職種に精通しているので、特化型エージェントの利用をお勧めします。
【業界・職種別】おすすめ転職エージェント一覧
相手にされない理由⑦:サポート対象地域外
転職エージェントによっては、転職支援の対象としている地域が「関東・関西限定」というように制限されている場合があります。
そのため、あなたが現在お住いの地域や、転職したいと思っている地域が転職エージェントのサポート範囲外であれば、エージェントは相手にしなかったり無視している可能性があるんですね。
リクルートエージェントのような全国の求職者をサポートしているエージェントもあれば、東京・大阪の主要都市の求職者限定でサポートしているエージェントもあります。
地方在住の方は、地元の転職支援に特化した地域密着型転職エージェントの利用をオススメします。
【全国47都道府県】地方別おすすめ転職エージェント一覧
転職エージェントに"優良求職者"と認定してもらうには?
繰り返しになりますが、転職エージェントは求職者を転職に成功させて初めて、企業から売上を得るビジネスモデルです。
そのため、エージェント側から優良求職者として認定してもらえさえすれば、対応がおざなりになることはほぼないと言って良いでしょう。
では、どうすれば優良求職者と認定してもらえるのか、以下にポイントをまとめました。
すぐに転職したい旨を担当者に何度も伝える
電話やメールの連絡はできるだけ迅速に行う
紹介された求人は極力断らずに応募してみる
履歴書添削や面接対策講座を積極的に受ける
上記がポイントとして挙げられます。
転職エージェントを上手く活用すれば、自力で転職活動を行うよりも、遥かに効率的に理想の職場を見つけ、内定を得ることができます。
担当者と良好な関係を築くことができれば、転職活動特有の"孤独感"を感じることなく転職できるので、ぜひ参考にして頂けたら幸いです。