旅行会社からの転職先でどのような会社を選べばいいのか、迷ってはいませんか?
旅行会社・旅行業界で身につけたスキルがどのような業界や職種で求められているのかを知れば、不安が減り転職先の選び方がスムーズになります。
「旅行会社・旅行業界から転職するのはコロナのご時世厳しいんじゃないか?」と思われる方も多いですが、正しく転職先を選べば転職することは可能です。
実際に私が知る旅行会社の経験者も様々な業界を調べることで、自分に合った転職先を見つけ、楽しく働いている人がいます。
今回は旅行会社で身につけることができるスキルや、旅行会社からの転職でおすすめの転職先をまとめて紹介していきます。
【最終更新日.2023年3月20日】
目次
- 旅行会社から転職したい・辞めたい理由
- 旅行会社・旅行業界で働いて身につくスキル
- 旅行会社から転職するメリット/デメリット
- 旅行会社からの転職先おすすめまとめ
- 旅行会社から転職先おすすめ①:ホテル業界
- 旅行会社から転職先おすすめ②:外資系企業
- 旅行会社から転職先おすすめ③:リラクゼーション業界
- 旅行会社から転職先おすすめ④:飲食業界
- 旅行会社から転職先おすすめ⑤:キャリアアドバイザー
- 旅行会社から転職先おすすめ⑥:旅行業界の別職種
- 旅行会社から転職先おすすめ⑦:別業界の事務職
- 旅行会社から転職先おすすめ⑧:女子アナウンサー
- 旅行会社から転職先おすすめ⑨:その他業界
- 旅行会社・旅行業界からの転職を成功させるコツ
- 旅行会社・旅行業界から転職成功までの6STEP
- 旅行会社・旅行業界からの転職先をもっと知る方法
旅行会社から転職したい・辞めたい理由
旅行会社から転職したい理由としては、
✅コロナの影響でお客さんが激減した
✅会社の業績不振で給料や賞与が非常に厳しい
✅周囲が育休や産休に入って仕事が忙しい
✅カウンター接客で日々数字に追われて辛い
✅長時間労働にも関わらず薄給料できつい
✅上司など職場の人間関係がうまくいかない
✅営業ノルマのプレッシャーから解放されたい
✅好きな旅行を営業商品としか見られなくなった
✅今後の旅行業界の将来が不安
…etc
上記のように旅行会社から転職したいと思う理由は人それぞれですよね。
2024年現在は新型コロナウイルスの影響で海外からの観光客がほぼ入って来れず、旅行会社で働く方々は退職、転職を余儀なくされている厳しい現状です。
具体的な企業としては、国内大手のJTB・日本旅行・HIS・近畿日本ツーリスト・クラブツーリズムなどから中小旅行代理店まで転職希望者が増えています。
非常に先行きの厳しい観光業ではありますが、転職できないということはなく、実際に旅行業界の経験を活かし異業界・他職種への転職成功事例は多々出ています。
旅行会社・旅行業界で働いて身につくスキル
旅行会社で働けば、旅行に関する企画力や英語力など、他の業界では身につけることができないスキルを身につけることができます。
しかし具体的に身につくスキルは職種によって異なりますので、職種によってどのようなスキルが身につくのか順番に見ていきましょう。
商品開発・企画
旅行会社で商品開発・企画として働くと、市場分析やマーケティングスキル、そして企画立案能力を身につけることができます。
営業職
商品開発で生まれた企画を売り込むのが営業職の仕事です。
法人営業向けの営業力、提案力、コミュニケーションスキル、交渉力などを身につけることができます。
店舗勤務(カウンター販売)
旅行会社でカウンター販売の職種に就けば、接客スキル、そして個人向けの提案力を身につけることができます。
様々な個人顧客のニーズに応えなければいけないため、ストレス耐性も強くなります。
ツアーコンダクター
営業やカウンター販売の人が売った企画を実際に提供する職種となります。
参加者とコミュニケーションをしながら、仕事をする必要があるためコミュニケーションスキル、リーダーシップ、管理(マネジメント)スキルなどを身につけることができます。
また海外ツアーの担当となれば、英語力も身につきます。
旅行会社から転職するメリット/デメリット
旅行会社・旅行業界から転職するメリット
- 現在の環境から解放される
- 年収がアップする可能性がある
- 経験を活かして最悪戻ってこれる
まず辞めるメリットとしては、現在の旅行業界・旅行会社の仕事におけるコロナの影響を直接的に受ける環境を脱却できて解放されることでしょう。
転職先の業界や職種によっては旅行業界での経験スキルを活かして年収アップする可能性を秘めているので、新しい仕事に挑戦できるチャンスでもあります。
旅行業界・旅行会社での経験があれば、もしコロナが完全に収束して景気が良くなれば旅行業界に戻ってこれるという選択肢もあるので、比較的気持ちも楽ですね。
旅行会社・旅行業界から転職するデメリット
- 好きな旅行に携われなくなる
- 年収がダウンする可能性がある
- 未経験の業界や職種は転職しづらい
旅行業界から転職するデメリットの最たるものは、やはり大好きな旅行に携わり続けられる可能性が低いことでしょう。
旅行業界に戻ってくるのであれば話は別ですが、せっかく好きで入社した旅行業界や旅行会社の仕事から遠ざかってしまうリスクもありますよね。
あなたが現在30代以上の年齢層の場合、完全未経験から転職できる業界や職種は限られてしまうので、キャリアアップ転職しづらいというリスクも考えられます。
もしあなたが旅行会社・旅行業界から転職しようか迷っている場合は、旅行会社を辞めたい理由を明確にして将来のキャリアプランを考えるようにしましょう。
単純に旅行業界を離れたいという気持ちだけでなく、離れた後に何がしたいのか?どんな条件が譲れないのか?を明確にすることで転職すべきかどうかを明確に判断することができるようになります。
1人で悩んでいてもなかなか先に進まないこともありますので、その場合は転職エージェントに登録して「旅行会社から転職しようかどうか迷っている」と相談することで道は開けるでしょう。
特にdodaは旅行会社出身のキャリアアドバイザーも多く相談経験も豊富なので、ぜひ安心して相談されてみて下さいね。
旅行会社からの転職先おすすめまとめ
ではここからは、旅行会社からの転職先のおすすめをまとめて紹介して参ります。
転職する際に重要な志望動機例も併せてお伝えして参りますので、ぜひ旅行会社からの転職のご参考にされて下さいね。
(⭐️の数が少ないほど仕事の難易度は低い=転職しやすい)
ホテル業界 | |
外資系企業 | |
リラクゼーション業界 | |
飲食業界 | |
キャリアアドバイザー | |
旅行業界の別職種 | |
別業界の事務職 | 人気No.1 |
女子アナウンサー |
具体的な企業や転職志望動機と共におすすめの理由を解説して参ります。
旅行会社から転職先おすすめ①:ホテル業界
転職難易度:
旅行会社からのおすすめの転職先の一つとして、ホテル業界があります。
その理由はホテル業界が旅行会社との関係が深く、必要とされるスキルに共通するものが多いからです。
旅行にホテルや宿泊先は欠かせないものなので、ホテル業界への理解が深まるのは説明するまでもないほどですよね。
また英語力や企画力、そしてコミュニケーションスキルも評価される可能性が高いといえるでしょう。
代表的なホテル業界としては、以下の企業があります。
・リゾートトラスト株式会社
・帝国ホテル株式会社
・株式会社ホテルオークラ東京
・株式会社ロイヤルホテル
旅行会社からホテル業界へ志望動機を作成する時は「強みとなるこれまでの経験を明確にして、数字を絡めたこれまでの成果をアピールすること」も大切です。
以下が志望動機及び自己PR例となります。
転職志望動機&自己PR例文
「私は前職では旅行業界で接客をメインに担当していて、常にお客様の好みを把握した上での提案を心がけておりました。
そういった工夫により接客を担当した際の決定率は平均的に70%を越えることができました。
私はホテル業界の仕事も、お客様のニーズに合わせた接客が大切だと考えています。
これまで身につけた接客のスキルを活かして御社に貢献していきたい所存です。」
旅行会社から転職先おすすめ②:外資系企業
転職難易度:
外資系企業も旅行会社からの転職先としてはおすすめです。
特に海外のツアーなどを担当していた場合は、海外の文化への理解が深まっている、という点がアピールポイントになります。
英語力を身についていれば、転職活動では間違いなく武器になるので、積極的に活かしていきましょう。
代表的な外資系企業としては、以下の企業があります。
・ジョンソンエンドジョンソン株式会社
・SAPジャパン株式会社
・日本マイクロソフト株式会社
・デル株式会社
海外勤務や国際関係の仕事にチャレンジするという観点では、上記のような外資系企業の他に外務省や国際機関、NGOなどでの勤務も考えられます。
志望動機を作成する際は、英語を使った実務経験があることをアピールすることに加え「なぜこの外資系企業を選んだのか」という理由も伝えることをおすすめします。
転職志望動機&自己PR例文
「私はこれまで身につけた英語のスキルをITの分野で活かしていきたいと考え、御社を希望いたしました。
私は前職では外国人のお客様対応をすることも多く、日常的な業務で英語を使っていて、TOEICは800点を獲得しています。
ITに関しては専門的な勉強はそこまでしてないのですが、これからのキャリアとして、社会的な二―ズもより一層大きくなるITのスキルを伸ばしていきたいと考えています。
これまで身につけた英語力を活かして、御社に貢献していきたいと考えています。」
旅行会社から転職先おすすめ③:リラクゼーション業界
転職難易度:
旅行会社からの転職先としては、リラクゼーション業界もおすすめです。
リラクゼーション業界では、施術の技術と同様に接客のスキルも重視されるため、旅行会社で窓口業務を担当してきた場合は、身につけた接客スキルを活かして活躍できる可能性があります。
代表的なリラクゼーション業界の企業は以下の通りです。
・グローバルスポーツ医学研究所
・株式会社ベルエポック
・株式会社ボディワーク
・株式会社ラフィネ
旅行会社からリラクゼーション業界へ転職するなら施術は未経験であることが前提となりますので、接客経験を武器として、実務体験のエピソードを志望動機の中に入れていくことをおすすめします。
転職志望動機&自己PR例文
「将来整体院の開業を考えているため、御社を志望いたしました。
御社の中の開業支援制度に魅力を感じたこと、そしてこのストレス社会でリラクゼーションの必要性を感じたことも志望理由の一つです。
私は施術の実務経験はありませんが、前職で4年間接客業に従事してきました。
お客様から厳しいことを言われることもありましたが、そういった経験を糧に成長してきたと自負しております。
これまで身につけたビジネスマナーや接客のスキルを活かして御社に貢献していきたい所存です。」
旅行会社から転職先おすすめ④:飲食業界
転職難易度:
旅行会社からおすすめの転職先としては、飲食業界もあります。
飲食業界は接客だけでなくアルバイトの管理などマネジメントスキルも求められる仕事ですので、旅行業界で管理業務など、マネジメントまで経験している場合もおすすめの業界です。
また、飲食と一口に言っても最初は接客からスタートし、ゆくゆくは商品開発などの企画や人事などより本部に近い部署へキャリアアップすることも可能でやりがいがあります。
代表的な飲食業界の企業は以下の通りです。
・日本マクドナルドホールディングス株式会社
・株式会社吉野家ホールディングス
・株式会社くらコーポレーション
・株式会社とりドールホールディングス
飲食業界への志望動機には、接客経験とマネジメント経験、そして飲食業界への情熱をどれだけアピールできるかがポイントです。
これまでの経験を志望動機に上手く取り入れることをおすすめします。
転職志望動機&自己PR例文
「私は前職の旅行会社で身につけた接客スキルを活かしたいと考え、御社に志望いたしました。
また、御社が取り組んでいるカンボジアへの支援など社会貢献活動にも共感を覚えたことも、志望した理由の一つです。
私は前職では一般職かからスタートし、退職までの3年間は10名の販売チームを束ねるマネージャーとして活躍してきました。
その際のマネジメント経験は御社のイタリアン事業でも活かせる経験だと確信しております。
将来はマネジメントスキルを磨き、エリアマネージャーを目指し経営に近いところで働きたいと考えております。」
旅行会社から転職先おすすめ⑤:キャリアアドバイザー
転職難易度:
旅行代理店での個人営業経験を活かし、転職アドバイザーへ転職することも転職先の一つとしてオススメです。
転職アドバイザーはカウンター営業と似ている部分が多く、いかに相手のニーズをヒアリングしながら希望に沿った提案ができるかという個人営業的要素に親和性があります。
実際に旅行代理店で営業成績1位だった29歳女性が、転職アドバイザーへと転職したケースをご紹介しましょう。
旅行会社からの転職体験談
前職は好きな事を仕事にしたいという思いから選び、結果的に働き方という面で退職となったため、転職先は業務内容ではなく働き方を重視しました。
実績主義で女性活躍が期待できる企業、かつ年功序列ではなく、平等に評価される環境と考えており、現職の一次面接時に40代と思われる男性、最終面接で30代もしくは20代ではないかと思われる女性が面接官が最終決裁者でした。
そのため「ここでは年齢や性別ではなく実績が評価されるのではないか」と実感したことが大きかったです。大手であったことも大きいですが、年齢や性別に関わらず評価される環境があることに魅力を感じました。
転職エージェントは担当者との相性も大きいと思いますが、dodaで担当頂いた方が、個人の思い(年齢や性別に関わらず評価されたい)を汲み取って下さり、かつこれまでの営業成績から、「だったらこの会社が良いと思います」とピンポイントでお勧めしてくれました。
今回は働き方を重視しようと考えていた中でそこを尊重してくれた上で旅行業会というマイナーな経験しかない私にも、こんなこともできると提案してくれた点がアドバイザーだなと感じました。
旅行会社から転職先おすすめ⑥:旅行業界の別職種
転職難易度:
「現在のカウンター営業で数字に追われるプレッシャーは嫌だけど、旅行業界自体は嫌いじゃない」という方は、同じ旅行業界の別職種への転職もオススメです。
実際に某大手旅行会社のカウンター営業から別の旅行会社のインバウンドクルーズ(BtoB)に転職された方の体験談をご紹介します。
インバウンドの分野は今後市場としても拡大していくことが予想されるため、求人も非常に活発に出されている印象がありますね。
旅行会社からの転職体験談
なぜ旅行会社を転職しようと思ったのか理由を教えてください
海外旅行が好きで入社しましたが、カウンター接客で日々数字に追われていたため大好きな海外が商品としてしか見られなくなってしまい、精神的に辛くなってしまったことが転職の理由です。
一緒に働く同僚は良い人ばかりでしたが、ノルマに追われ、休日出勤もあり、人としての生活をまともに送れずこのままではダメだと思い、転職を決意しました。
なぜその転職先の会社を選んだのか具体的に教えてください
旅行業界自体は嫌いではなかったため、得意の英語を生かせる業種を探したところ、インバウンドの分野を目にしました。
今までのB to Cとは違い、B to Bになり且つ顧客は海外で勤務をしている外国人のため、それまでとは全く違った視点から旅行に携われると知り選択を致しました。
対企業の営業のため、基本的な休みも土日となり年間の休日も20日増えるため、ワークライフバランスを大切にしたがら仕事に取り組める点が決め手となりました。
転職活動はdodaエージェントを活用したのですが、スマホで簡単に応募ができ、履歴書の添削も行って頂けるため非常に使いやすいと思いました。
おすすめの業種もアップデートしてくれ、自身にどのような可能性があるか等、親身になって相談を受けてくれたのも良かったです。
また、仲介していることでブラック企業を誤って選択する恐れもなく、不安だった転職を楽しくすることができました。
旅行会社から転職先おすすめ⑦:別業界の事務職
転職難易度:
旅行が好きという理由で旅行会社への就職を果たしたものの、やはり旅行業界特有の激務や労働時間で別業界の事務職へ転職を決断する人も少なくありません。
実際に旅行会社→事務職への転職を成功させた4名の女性の体験談を紹介します。
旅行会社からの転職体験談
金融業界の営業事務職へ転職
なぜ旅行会社を転職しようと思ったのか理由を教えてください
お客様担当制としているため「相談、予約、出発までのフォロー、必要資料作成」など全て自分で行うため、店舗閉店後に行う処理作業が多く残業が多い。
終電ぎりぎりまで仕事する日々で、1日約15時間勤務、休憩も取れない日も多くあった(当時の店舗はその日予約が取れていないと休憩に行けない雰囲気だった)。
いつしか好きな旅行をプランニングする楽しさより、一円でも高い商品を販売したい、長時間相談して予約しなかったお客様への愚痴が多くなり、このままだと本来の「好きな旅行」が嫌いになりそうと思い、転職を決断しました。
なぜその転職先の会社を選んだのか具体的に教えてください
ワークライフバランスが取れている事務職だったことと、残業したら残業代が出たため仕事量によって差は出るものの、最低ラインの基本給は昇給したためです。
当初の応募職種・形態(総務・契約社員)から、面談後に(営業事務、正社員)と別の部署へ配置してもらうことができ、事務職だけでなく企画立案なども任せてもらえることになったことも決めた理由の一つです。
自身の性格上、事務職でプライベートの時間も確保しつつ、積極的に前にでることができる業務にも携わりたいと考えていたので決めました。
dodaエージェントで履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえたのですが、人に見てもらいアドバイスを受けることが大事だと思いました。
また、初めての転職、また在職中の転職だったため、電話フォローや企業の紹介などを行ってくれて助かりました。
旅行会社からの転職体験談
食品会社の一般事務職へ転職
なぜ旅行会社を転職しようと思ったのか理由を教えてください
3年務めてきましたが少し体調を崩してしまいストレスも感じていたので、少しお休みをしたいと思いっていました。
休んでいる間にこれを機に転職しようと考えました。
職場での人間関係や上司との関係などで、精神的な疲れもあったことも確かです。
なぜその転職先の会社を選んだのか具体的に教えてください
仕事内容もそうですが疲れすぎず気長に働きたいと思い、会社の雰囲気や空気などを重視して色々選んだ結果食品会社の事務を選びました。
以前の旅行会社よりも仕事量が大幅に減り残業もゼロです。
人数が少ないので上下関係もはっきりしておらず自分で着々と仕事をこなしていく仕事なので自分のペースで仕事が出来る内容だったので決めました。
マイナビエージェントでは、自分に合った求人を一緒に探してくれたり履歴書や経歴書や面接などのアドバイスをもらいかなり助かりました。
一人で動くよりも力になってくれる方が近くにいると安心感も出て、よりがんばろうという気持ちもなりますので登録して本当によかったなと感じています。
自分で見つける求人よりもアドバイスを受けながら人の意見も聞き入れて決めいていく方が良い求人を見つけることが出来ると思いました。
旅行会社からの転職体験談
なぜ旅行会社を転職しようと思ったのか理由を教えてください
オーストラリア現地にて実際に観光に来られたお客様の要望と日本にいるスタッフからの要望に応えることが中心業務でした。
しかし、明らかにホスピタリティをはき違えている日本人観光客の横柄な要望と、お金(売上)のためにその要望を全て現地スタッフへ押し付けてくる日本企業理念に嫌気がさしてしまいました。
就職前に持っていた大好きな旅行を通じてお客様に喜びを与えたいという気持ちが持てなくなり、ツアープラン提案の際もいかに楽しいかではなくいかに儲かるかを考えるようになってしまいました。
自分にはこのまま旅行業界で楽しみながら働いていくことはできないと感じたため転職を決意しました。
なぜその転職先の会社を選んだのか具体的に教えてください
旅行業界就職の際は、自分の興味がある業界を念頭に置いて就職活動をしました。
しかし、旅行会社での経験から好きなものを仕事にすると理想と現実のギャップに苦しめられることを学びましたので、転職時は業界・業種以外の条件を第一に考えて新たな就職先を探しました。
つまり、給与・労働時間・福利厚生などが自分の求める条件と合致しているか、そこを一番に考えました。
たとえ激務の時期があったとしても、それに耐えうるメリットが発生するかどうかで自分の仕事に対する姿勢がが変わってしまうことも前職より学んでいたので、この考え方で転職活動をしたのは間違いではなかったと思います。
転職後の会社:従業員300名ほどの製造業界・営業事務
旅行会社からの転職体験談
なぜ旅行会社を転職しようと思ったのか理由を教えてください
新卒入社時から、長年勤められる環境でないことはわかっていたので、数年経験をして、全く違う業界に進みたいと思っていたからです。
若いうちに体力が必要となる仕事を経験し成長したいと考えていました。
想像通りにハードな仕事で、教育旅行の営業職だったため添乗、営業、精算と休みなしに夜遅くまで働き添乗中は深夜まで何かあれば対応が必要でした。
3年目になり一通りの経験もしたところで、やはりこのまま旅行会社で働くことが、いずれ結婚や出産育児をしていくことを想定すると難しく、もう少し落ち着いた仕事に変わろうと考えるようになりました。
なぜその転職先の会社を選んだのか具体的に教えてください
前職の忙しなさがあったので、休みがしっかりとれて落ち着いて働ける環境を望みました。
特に職種などを絞ってはいませんでしたが、9時から17時までの勤務中パソコンを睨み続けたり、単純な事務作業しかしないような事務職ではつまらなさを感じてしまうし、耐えられないと思っていました。
そのため、多少責任も重いとしてもやりがいがあり、色々な仕事ができる、出張などもあるようなアクティブな事務職を希望していました。
転職先は春の繁忙期はとても忙しいですがそれ以外は基本落ち着いていて、年末には通常の倍以上の連休もあり、やりがいのある仕事内容であることから決めました。
転職後の会社:従業員30人程の適性検査会社の事務職
旅行会社から転職先おすすめ⑧:女子アナウンサー
転職難易度:
女子アナ(女性アナウンサー)への転職は、旅行会社からでも可能ですが、競争が激しい職種であるため、成功するためには以下のステップを踏む必要があります。
- 資格・スキルの習得
- アナウンサー養成所・専門学校への入学
- オーディションや試験に挑戦
- 業界人との人脈を築く
- 規模が小さい放送局で経験を積む
女子アナウンサーになるためには、アナウンス技術、放送業界に関する知識、ニュースや時事問題に対する理解力などのスキルが必要で、具体的には、一部の放送局では英語や中国語などの外国語能力を求めることもあります。
本気で女子アナウンサーを目指す場合、専門的な知識や技術を身に付けるために、アナウンサー養成所や専門学校に通うことを検討してください。
放送局は一般公募や大学内選考、アナウンサー養成所からの推薦など様々な方法でアナウンサーを採用していますので、オーディションや試験に積極的に参加しアピール力を高めましょう。
業界の人脈を築くことで転職に役立つことがありますので、旅行会社で培ったコミュニケーションスキルを活かして、積極的にネットワークを広げましょう。
地方局やコミュニティ放送局など、規模が小さい放送局で経験を積むことも良い方法です。経験を重ねることで、将来的により大きな放送局(キー局)へのキャリアアップ転職が可能になることもあります。
旅行会社から転職先おすすめ⑨:その他業界
旅行会社からの転職先おすすめとして、その他以下もおすすめです。
☑️観光業・地域振興:地域の観光業や地域振興に関わる団体や自治体での勤務も可能です。観光企画やイベント企画、地域振興策の立案など、地域の魅力を発信する仕事があります。
☑️企業の総務・人事部門:旅行会社で培ったコミュニケーション力や企画力を活かし、企業の総務や人事部門で働くこともおすすめです。社内イベントの企画や社員旅行の手配など、幅広い業務があります。
☑️イベント・展示会業界:イベントや展示会の企画・運営に携わる業界も、旅行会社からの転職先としておすすめです。企画や運営、広報など、多岐にわたる職種があります。
転職先を選ぶ際には、自分の経験やスキルを考慮しながら、条件の優先順位を決めた上で幅広く情報収集を行いましょう。
旅行会社・旅行業界からの転職を成功させるコツ
- 身につけたスキルを棚卸する(=自己PRの作成)
- 自己分析を徹底的に行う(=志望動機の作成)
- 転職エージェントを活用してアドバイスを貰う
身につけたスキルを棚卸する(=自己PRの作成)
転職市場においては、あなたが何をやりたいかよりも"あなたが何ができるか"という経験スキルを見られる要素が強いので、自己分析を行って経験スキルを棚卸しすることが重要です。
20代であっても40代であってもこの棚卸しの作業は転職を成功させる上で極めて重要で、特に30代以上で若手ポテンシャルを評価してもらえない年齢の場合は更に重要性が増します。
例えば営業職であれば「営業ノルマの達成経験」や「売り上げた純利益」など数字で語れる実績を棚卸するのが必要で、営業職以外でも数字で表せる部分は全て棚卸しましょう。
自己分析を徹底的に行う(=志望動機の作成)
自己PRを作成することができたら、次の段階として志望動機を作成する段階に入っていきます。
志望動機を作成するためには業界や企業研究が必須となってきますので、あなた自身が興味のあることややりたい仕事に対して、徹底的にリサーチをして、なぜあなたがその業界や職種、仕事を志望するのかという部分をうまく言語化してまとめるようにしましょう。
ちなみに未経験業界・職種であれば年齢上限は20代後半くらいまでが限界値で、30代以上であればある程度今までの職種や仕事と関連性のある転職先が現実的な路線となるでしょう。
転職エージェントを活用してアドバイスを貰う
自己PRや志望動機の作成は1人で行っていくことも重要なのですが、1人で転職活動を行っていくと転職活動の方向性が合っているかどうかわからなくなってしまいます。
そのため、転職エージェント活用して転職のプロである第三者に客観的に自己PRや志望動機が合っているかという部分をすり合わせしてもらうことが重要です。
旅行会社から転職する際の注意点としては、
☑️異業界に転職したとしても状況が変わる訳ではない
☑️何が嫌で転職するか明確化しなければ転職を繰り返す
☑️今後のキャリアを見据えて転職しない選択肢もある
上記3つです。
特に2つ目については、転職理由と動機を明確化していなければ転職先の会社もまた同じような理由で退職することになりますので、必ず明確化して同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
転職するべきかどうか迷っている段階の場合は、1人で考えることも重要ですが第三者である転職エージェントに相談して転職すべきかどうか判断してもらうのも良いでしょう。
旅行会社・旅行業界から転職成功までの6STEP
- 転職理由・転職して叶えたいことを整理する
- 履歴書・職務経歴書を探す
- 応募したい企業の求人を探す(転職サイト/転職エージェント)
- 転職エージェントに応募書類を添削してブラッシュアップする
- (書類選考が通ったら)面接対策を行い面接本番に臨む
- 転職先が決定する(=内定〜入社承諾)
転職成功させるためには求人を探すのが最初ではなく、まずやるべきことはあなたが転職したい理由について、ネガティブな転職理由ではなくポジティブな転職理由を整理することです。
例えば「旅行会社の営業ノルマに疲れたから」「人間関係が嫌だったから」などのネガティブな転職理由のまま面接に臨んでも、採用したいと考える企業はまずありません。
ではなく「将来独立したいと考えており、現状の旅行会社ではスキルアップが望めず更なる能力開発のため転職したい」というようなポジティブな転職理由をまず一番最初に固める必要があります。
1人でポジティブな転職理由が思い浮かばない場合は転職のプロである転職エージェントに相談して、まず最初の核となる転職理由を整理することから始めましょう。
応募求人についても1人で転職サイトやindeedなどから探すよりも転職エージェントから紹介してもらった方が、あなたの転職市場価値を判断した上で紹介してもらえるのでマッチングの親和性は高くなります。
旅行会社・旅行業界からの転職先をもっと知る方法
今回ご紹介した転職先以外にも、旅行会社から転職できる業界や職種は数多くあります。
転職先候補をもっと知る方法としては、転職エージェントを活用することで、現在旅行会社に務めるあなたの志向性に合った仕事を担当者に紹介してもらうことができます。
紹介した会社に受かるためにはどうすればいいか?という職務経歴書の添削や面接対策、推薦状の添付などありとあらゆる面からサポートしてもらうこともできますね。
特に面接では「旅行会社で身につけたスキルは?」「転職してどう働きたい?」など1人で転職活動を進めていると話しづらいことを聞かれるので、転職のプロに面接の対策を行なってもらうことは非常に効果的です。
おすすめの転職エージェントは、今回紹介した旅行会社を実際に転職した方で利用者が多かった「doda」で、業界最大級の求人数を誇りながら、全国に支社があり親身なサービスを提供している点が強みです。
また、dodaほどの大量求人ではありませんが、マイナビエージェントも対応が良いとオススメで、一般的な書類選考通過率を遥かに上回る50%を叩き出している点もオススメポイントの一つですね(※北海道・東京・名古屋・大阪・福岡に支店)。
旅行会社で培った経験を活かしながら、あなたの仕事がより良いものになる何か力になれれば幸いです。
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