この記事では空調メーカーに勤めている中で転職について考えている方向けに発信しています。
転職したいとは考えているが、どのような会社で空調の知識が活きるか悩んでいませんか?この記事にはおすすめの転職先を4つご紹介していきますので、良い業界・業種が見つかると思います。
著者の私自身は元々空調メーカーに勤務しており実際に違う業界へ転職しています。その実体験を踏まえてお話しさせて頂きますので読者の皆さんの為になればいいと思います。
大学を卒業後に大手空調メーカーに新卒で入社。
入社3年目にして高い営業成績を誇り、数々の大口顧客からの受注を獲得。
現在は空調メーカーから転職して更なるキャリアアップを目指す。
目次
空調メーカーから転職・辞めたい理由
ここからは空調メーカーに勤めている人が辞めたいと考えている理由で4つご紹介していきます。
クレーム対応が多い
エンドユーザーが空調を使うシーズンは主に夏がメインとなり、冬場も暖房を使う人も多くいます。
特に夏場はエアコンが無いと暑くて生活できない人もいるため、エアコンが故障して使えない場合はエンドユーザーにとても負担がかかります。
その為、その負担がクレームとなってメーカーに降ってきます。
さらに猛暑の場合は熱中症などの危険性も有り、エアコン故障への対応は早急に行う必要があります。
このクレームの嵐に嫌気がさして辞めたいと考えている人はいると思います。
1つの案件での競争相手が多い
エアコンを扱っている企業としてパナソニック、ダイキン、三菱電気、三菱重工、日立、富士通、コロナ、アイリスオオヤマなどがあります。
少し挙げただけでもこれだけ出てきます。
これだけの会社がメーカーとしてエアコンを販売しているとなると1つの案件に群がり、メーカー同士の競争が起きるのも必然的になります。
また、同じメーカーでも違う商流で同じ案件でバッティングすることもあります。
同じメーカーどころか同じ営業所内でもバッティングすることがあってもおかしくありません。
そのようになると営業マンは競争に巻き込まれ、数字を残すのにも一苦労します。
これが原因で空調メーカーから転職する人もいるようです。
繁忙期は追われる仕事がメインになる
ここでいう繁忙期とは「夏場」のことです。
空調メーカーの仕事では空調更新案件、空調清掃案件、クレーム対応、現場調査などがメインとなり、受け身の仕事がとても多くなります。
自分から動いて販路を広げることにやりがいを持って働いている営業マンにはあまり面白くない状況であると思います。
特に空調業界を引っ張っているダイキン、パナソニック、三菱電機などの大手企業は夏場は大忙しであると思います。
メーカーの立ち位置で営業をすることに面白みを感じない
空調メーカーで営業マンをしていると取引先が代理店となります。
代理店の方とお話をしていると商流の川上にいるメーカーと商流の川中にいる代理店との営業スタイルの違いに気がつきます。
メーカーは商品を売るだけですが、代理店は商品を仕入れて売っています。
要するに仕入れから販売をすべて自分の力・判断で行っています。
メーカーで働く中でこのような営業スタイルの違いに気づき、やりたいことが見つかり転職を決意する人も少なくありません。
続いての章では空調メーカーで働くことで身につくスキルについてご紹介していきます。
▶︎空調メーカーからの転職先求人をすぐに紹介してもらいたい方はコチラ
空調メーカーで働くことで身につくスキル
ここからは空調メーカーで働くことで身につくスキルについてご紹介していきます。
著者の私自身は営業マンであった為、今回は営業マン目線でのスキルを2つご紹介していきます。
空調と業界に関する知識
空調に関する知識では空調に機能、効果、部品などの知識が身につきます。
業界に関しては商流のことになります。
そのような客先にどのようなメーカーが入り込んでいるのか、どのような客先を攻めたら案件がとれやすくなるのか、空調メーカーそれぞれの特徴など、様々な知識が日々自然と身についてきます。
現場スキル
現場スキルと一概に言っても幅広くなりますが、ここでは現場を円滑に回すスキルと現場での物事の名前を覚え、知識が身につくことが考えられます。
現場では施工業者に指示を出し、円滑に効率よく現場作業を進めるスキルが必要になります。
その際に段取りなども自然に覚えてくるとそれが自分のスキルとなります。
また、現場に入ることで建物の材質の名前や工具の名前で覚える機会にもなります。
▶︎空調メーカーからの転職先求人をすぐに紹介してもらいたい方はコチラ
空調メーカーの転職先おすすめ①:空調販売代理店
まず代理店をすすめる理由は、空調メーカーの商品を転職してもそのまま取り扱い営業活動を行う為、前職の商品知識をそのまま活かせるメリットがあるからです。
商品知識以外にも業界知識、地域ごとの商流の知識などのそのまま活かせます。
このように今まで培ってきた知識をそのまま活かせる点が空調販売代理店に転職する際の最大のメリットになります。
転職先で有利になるスキルは他にもあります。
それはエアコン更新を検討している現場を自分1人で対応できる点です。
空調販売代理店は基本的に現場の事前調査の依頼が来たときにメーカーの営業マンに現場に向かうように言います。
ただ、空調販売代理店の営業マン自身が空調に詳しい場合はメーカーに依頼する必要は無く、最短の時間で現場に訪問し、見積りを提出することが可能です。
このようにお客様への対応スピードが速くなる為、受注確率も上がります。
空調メーカーで働いたことのある人材は空調販売代理店では即戦力となることができます。
空調メーカーからの転職理由例文
私が転職を決めた理由は前職のスキルを活かして活躍したいと考えたからです。前職では空調メーカーで営業職をしていました。そこで培った空調や現場、商流の知識を御社で活かしたいと考えています。
例:山善・アート引越しセンター・クボタ
空調メーカーの転職先おすすめ②:現場関係の仕事
現場関係の仕事への転職をすすめる理由は前職の空調メーカーでの経験を活かすことができるからです。
空調メーカーに勤めている場合、現場に入ることが多く、家など様々な種類の材質を覚えます。
それをそのままこの業界で活かすことが可能です。
材質の場合は、材質の名前や性質が分かるので職人とのコミュニケーションが取りやすくなります。
また、工具の名前なども分かる為、現場補助の役割の簡単に担うことができます。
空調メーカーからの転職理由例文
私が転職を決めた理由は前職のスキルを活かして活躍したいと考えたからです。前職でも現場関係の仕事をしていました。そこでも御社と同じく一般住宅をメインに現場調査をしていましたので現場の構造や材質、工具などの名称は知っていると思います。そのようなスキルを御社に入社後に活かせると考えています。
例:大手ゼネコン、サブコン 清水建設 大林組 鹿島建設
空調メーカーの転職先おすすめ③:空調設置業者
エアコン空調設置業者は空調メーカーの下請け業者であることもあります。
その為、施工現場で行う内容はすべて知っているケースが多くなります。
作業を経験が少ないことはネックですが、現場の段取りはすべて分かっている為、即戦力に近い存在になることができます。
空調メーカーからの志望動機・転職理由
私が転職を決めた理由は前職のスキルを活かしながら現場仕事を行いたいと考えたからです。前職は空調メーカーで営業をしていました。そこでは現場管理者として工事に携わっていました。空調更新に関する現場の段取りは知っているため、このスキルを御社で活かせると考えています。
例:株式会社きんでん トーエネックなど
空調メーカーの転職先おすすめ④:メーカー営業職
メーカー営業を転職先としておすすめする理由は、同じメーカーという立ち位置での営業経験を活かせるからです。
メーカーの営業マンは受注した後、工事業者と打ち合わせをして施工完了までを担います。
そのおおまかな流れを知っていることが強みになります。
同じメーカー営業職として転職する場合は、転職エージェントを活用すれば企業との年収交渉を仲介してくれるので年収アップに繋がる可能性が高くなるでしょう。
空調メーカーからの志望動機・転職理由
私が転職を決めた理由は空調ではなく○○を売りたいと考えるようになったからです。前職では空調の販売がメインでしたが、その傍らサブ商品として○○を販売していました。私自身○○を販売することに魅力を感じていましたので、○○を販売している御社への志望を決めました。
例:ノーリツ、リンナイ、コロナ
空調メーカーからの転職必勝のコツ3選
ここからは空調メーカーから転職を成功させる為のコツを3つご紹介します。
○営業スキルをアピール
空調メーカーで培った営業スキルをアピールしましょう。
これは営業職から営業職に転職を希望する場合のお話です。
空調メーカーの営業職は販売代理店に営業に行くこともあれば、直接エンドユーザーに営業に行くこともあり、とても幅広いお客さんの対応をしています。
このような幅広い経験があるので転職先での仕事内容とマッチするケースが多くあります。
具体的なアピール方法としては、空調メーカーで叩き出した予算・ノルマに対しての営業成績の達成率を職務経歴書に月毎に詳しく記載するようにしましょう。
○経験と知識をアピール
経験と知識をアピールしましょう。
これは空調関係の転職先を考えた時にとても強いスキルになります。
営業経験や現場経験、空調スキルや現場スキルは空調メーカーの営業マンしか持っていない、希少価値の高い物になるので是非アピールしてください。
○協調性をアピール
協調性をアピールしましょう。
特に現場関係の仕事では周りとコミュニケーションを図り、円滑に段取りを進めていくことが大事です。
この際に想定外の条件(天候・自然災害)などが起きるケースがあるのでそのようなことに対応するスキルや周りと円滑に作業をする協調性をアピールしていきましょう。
空調メーカーからの転職先をもっと知るには?
ここからは空調メーカーからの転職先を知る為の方法を2つご紹介していきます。
マイナビ
マイナビエージェントでは多くの中小企業が活用しており応募できる企業数が多いことが1番のメリットであり特徴になります。
また、転職活動だけでなくインターンシップなどの応募制度も用意されています。
より多くのプランがあるのでそれをうまく活用しましょう。
>>マイナビエージェント公式HPはコチラをクリック<<
✅圧倒的な書類選考通過率
✅全国の求人数70,000件以上(業界最大級)
doda
ここではdodaの営業マンのマンツーマン指導を受けることができます。
例えば、自己PRや志望動機のアドバイス指導です。
また、企業分析の方法なども教えてもらえるので面接前の対策をばっちりして自信のある状態になることができます。
>>doda公式HP詳細はコチラ<<
✅全国の求人数270,000件以上(業界No.1)
✅業界専任キャリアアドバイザーの親身なサポート
営業マンとの対話の中で思いつく考えも多々ありましたので最初はオンラインで相談がてら活用してもいいでしょう。
初めての転職でも手厚いサポート! 求人を厳選して紹介してもらえる! 業界出身のキャリアアドバイザーが書類添削! |
※マイナビのプロモーションを含みます
求人数270,000件以上(※業界最大級) 顧客転職満足度No.1の親身な対応! 北海道~九州全国に面談拠点あり! |