新卒として入った会社での一年目も終了し、後輩も入ってきて二年目でそろそろ転職したいけどできない。「石の上にも三年」と言われているし…。
そう悩む社会人二年目の数は、実は決して少なくありません。
そこで今回は、実際に二年目で転職して(正式には1年3ヶ月)地元に帰った私の転職体験談を踏まえ、そう悩むあなたにアドバイスをお送り致します。
社会人1年目の新卒や2年目の第二新卒で「地元へ帰りたい」「地元が恋しくなった」と感じる若手ビジネスパーソンは少なくなく年々増え続けています。
果たして地元へ帰るのは正解なのか?すぐに会社を辞めてしまうのは将来を考えるとマイナスなのか?実際に私自身の経験も踏まえながら徹底してお伝えします。
最初にこれだけはお伝えしたいのですが、社会人1年目や2年目と言うと22歳〜24歳位までの方が多いと思いますが、いくらでもやり直しできますのでご安心下さい。
【最終更新日2024年11月22日】
目次
1、二年目で転職する割合は30%越え
「三年目までに三割の新卒ビジネスパーソンが転職するー」
このような情報を耳にしたことがある人も少なくないと思いますが、実はその"三割"の中でも、大多数のビジネスパーソンが「二年目までに転職している」という事実があります。
下記表をご覧ください。
<1年目> | <2年目> | |
大卒 | 11.80% | 22.80% |
短大卒 | 17.90% | 30.20% |
高卒 | 18.10% | 31.40% |
上記表を見て頂いてもわかる通り、大卒であれば三年目の30%のうち22.8%が、短大卒・高卒に関しては、二年目の時点で既に三割以上が辞めて転職しているという結果が数値として明らかになっています。
この数字を単なる"逃げ"と見るか、"合理的"と見るかは「転職する理由」によって分かれます。
2、二年目で地元に帰りたい理由は人によって様々
一口に二年目で転職したいと言っても、その理由は人によって本当に多岐に渡ります。
まずはあなた自身がどのような理由で転職したい・地元に帰りたいと考えているのか、既に明確になっている人も多いと思いますが、もう一度確認してみましょう。
順番に見ていきます。
2.1 職場環境
ここで言う職場環境とは、
・休みが取れない(少ない)
・残業時間が多すぎる(しかもサビ残)
・給料が少ない(ボーナスも少ない、もしくは、ない)
・パワハラ
…etc
上記のような職場の労働環境のことを指します。
やはり休みが少なかったり、残業が多かったりすると、仕事とプライベートの両立は非常に難しいですし、結婚しているのであれば家庭とのバランスを取ることもままならないですよね。
このような職場の労働環境はそう簡単に改善するものではないので、転職したいと考える理由の中でも非常に多い部分です。
2.2 人間関係
転職したいと考える理由の中でダントツトップの「人間関係」ですが、二年目においてもこの理由で転職を考える人は少なくありません。
ただし、人間関係を理由に転職を考えた時、転職した方が良い人と転職すべきでない人というのは、実はパックリと2つに分かれるのも事実です。
人間関係で転職すべき人とそうでない人については後ほど詳しく解説します。
2.3 仕事内容
ここでいう仕事内容とは、
・仕事の専門性が高すぎる(思ってたのと違った)
・数字を追うのが辛い、キツい(営業職系)
・目標が持てない(モチベーション面)
・ 新しいことにチャレンジしたい
…etc
などなど、現状あなたが行っている具体的な業務のことを指します。
仕事内容が転職したい理由の場合、労働環境や人間関係よりも比較的転職することで解決しやすい問題だということもここで触れておきます。
2.4 地元に帰りたい
転職したい理由は人それぞれなので、当然上記に区分されない理由もありますが、「地元に帰りたい(帰らなければ行けなくなった)」という理由も挙げられます。
地方出身で就職で上京していたけども、転職を機に地元にUターン転職する、というケースも転職理由としては多いですね。
社会人として地方から東京に上京したことで今まで抱えていたストレスとは違うタイプのストレスを感じてしまい地元へ帰りたいという衝動に駆られてしまいます。
2.5 実家が恋しくなった
やはり地元に帰りたいと考える最も最たる理由としては、実家が恋しくなったという理由で1人暮らしをしながら仕事をすることに対しての苦労や孤独感を拭いたいと考える人は少なくありません。
仕事で疲れて家に帰ったらご飯が用意されて何も言わなくても勝手に出てくるという環境に甘えたくなってしまうのは人間の性でしょう。
2.6 都会暮らしに疲れた
最初は憧れだった東京での都会暮らしも、数年経てば当たり前になり上京直後に感じていたような新鮮さや刺激は時間が経つにつれて徐々に薄れていくものです。
ふとしたときに「なぜ自分は東京にいるんだ?東京に住む必要なくないか?」と疑問が湧いてきて、都会暮らしをやめて地元に帰りたいと考える地方出身勢の気持ちはよく分かります。
2.7 結婚や出産のライフイベント
特に女性に関しては、結婚や出産などのライフイベントをきっかけに地元に帰りたいと考える人は少なくなく、家族や友人など周りに頼れる人が多い環境に変わりたいと考える人は多いです。
都会と比べて地元である地方は自然豊かでゆったりと暮らせる環境でしょうから、子供が生まれた後の育児や将来も考えて地元に帰りたいと考える女性は非常に多いでしょう。
3、二年目で転職したいけどできない・迷う理由
ではまず、なぜあなたが転職したいけどできないと悩んでいるのか、その理由について深掘りしていきましょう。
二年目には二年目特有の理由があるので、是非あなたの今の心境と照らし合わせてみてください。
3.1 転職した経験がない(未知への恐怖)
まず一つ目の理由としては、単純に
「転職をした経験がない」
「会社が変わった経験がない」
という未知の道へと進むことの恐怖心からくるものです。
"仕事を辞める=悪いこと"という先入観が先行してしまっている訳ですね。
これはおそらく、二年目で転職したいけどできないという人のほとんどが通る道だと思います。
しかし逆を言えば、これが原因で転職をしないというのは、何の解決にもならないということになりますよね。
思い切って転職をすることで「悩んでいたほど大したことなかった」という状況になる人もかなりいます。
実際に私も「転職する」と決めるまでは恐怖を感じる時もありましたが、決めた後は一切迷いはありませんでした。
誰しも未知の領域へと飛び込むことは怖いと感じるので、是非そこを乗り越えてください。
3.2 周りの人に反対されている
転職したいけどできない二つ目の理由としては「周りの人に反対されている」という理由によるものです。
周りの人というのは本当に様々で、
・同僚
・上司
・部下
・家族、親族
・友人
・知人
など一口には言い表せない人々が絡んでいると思います。
ここで重要なのは、反対している人の反対する理由をしっかりと深い部分まで聞き込むことです。
単純に驚いて反射的に転職を反対しているのかもしれないですし、きちんとあなたのキャリアを考えた上で、転職をしない方が良いというアドバイスをしているのかもしれません。
なぜその人が転職を反対しているのかをしっかりと聞いて、その上であなたがどうしたいのかを判断するようにしましょう。
3.3 転職した後にやりたいことがない
そして3つ目の理由としては、転職をしたいんだけどもした後にやりたい仕事がないから転職できないという理由です。
これが理由の場合はのちのち詳しく触れますが、あなた自身を内省する時間を取る必要があります。
ホリエモンも言っている通り、絶対にやりたいことがないということはない筈なので、すぐに思考を停止させてしまってはダメですよ。
3.4 今の会社に申し訳ない
転職したいけどできない理由として「今の会社に育ててもらったのに辞めてしまうなんて申し訳ない」という背景で中々辞められない人も多いようです。
確かにせっかく就職活動を頑張って内定を貰い、ピカピカの新卒として初めて入社した会社の人がほとんどでしょうから、そう思うのも自然だと思います。
しかし、あなたが本気で転職したいと考えているのであれば、上司や同僚の立場で考えたときに、あなたが本当に望む選択を応援してあげたいと思うのではないでしょうか。
むしろ、今の会社への恩を返したいからという理由が足枷になって転職できないのであれば、その状況になっていること自体を上司は嘆く筈です。
3.5 今の会社の職場の人が好き
「やりたい仕事が今の会社ではできないけど、今の会社の人とは仲が良いし、友達も多いから転職するのは…」というような心境の場合もあるでしょう。
このような状況の場合、転職しても特にやりたいことがない人の場合であれば、絶対に転職はせずに今の人間関係を維持することに力を注いだ方が良いです。
しかし「あなたが本当にやりたいことがある、そしてそれは今の会社では当分やらせてもらえそうにない」ということが明確な場合は、転職した方が良いです。
なんとなく転職したいとは思っているが、特にやりたいことはない…という状態なのであれば、転職するのは時期尚早という訳ですね。
3.6 新卒ブランドを傷つけたくない
結論から言いますが、新卒ブランドというのは、あなたの自己満足以外の何物でもありません。
「なんとなく新卒から一つの会社に勤めてるのってかっこいい」という感じがするのは理解できなくもありませんが、それは、あくまでもあなたの自己満足なだけであって、それに重きを置いている周囲にいないと考えて良いです。
むしろ、3年間ただただ時間を過ごし、第二新卒ブランドをなくしてしまう方がよっぽどリスクと考えるべきです。
第二新卒のタイミングを逃がし、20代後半~30代前半になってまた転職したいと考えたとしても、その年齢になれば、企業は即戦力を求めてくるので、第二新卒時代よりも転職できる企業の幅は圧倒的に今よりも狭くなります。
年功序列の社会組織が崩壊しているとは耳タコですが、そこに重きを置いて社会人生活を続けるのは得策ではないでしょう。
もちろん「この会社のこの職種でこれだけの成績を収めて、その実績を引っさげてあの上司にプレゼンテーションをしてあのポジションに就く」という明確な目標、その会社にいる目的があるのであれば、話は別ですね。
3.7 地元の転職市場や企業情報が分からない
もしあなたが今現在東京にいて地方の地元へ帰りたいと考えていたとしても、なかなか地元の転職市場や企業情報は集めにくくどのように転職活動を進めるべきか分からないですよね。
距離的な問題があるので頻繁に地元へ帰ることも難しいでしょうし、どうやって情報収集をすれば良いのか悩んでいる方も少なくないと思います。
しかしコロナを機に地元へ帰らなくても、地方の求人や転職情報に強い転職エージェントとzoomや電話面談などで情報収集することが可能になったので、かなり地方の転職や企業情報は集めやすくなっています。
数ある転職エージェント・転職サイトの中でも、特にdodaに関しては全国47都道府県全ての転職求人を扱っており、地方の転職実績においてもNo.1を誇ります。
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4、地元に帰りたい新卒が今すぐ取るべきアクション
では先ほどの転職できない理由を踏まえた上で、転職を考えるあなたが今すぐ取るべき行動を解説して参ります。
順番に見ていきましょう。
4.1 転職して何をしたいか考える
先ほどの「転職した後にやりたいことがない」という理由に通じますが、転職して何をしたいのかをまずは考えましょう。
そもそも「何もやりたいことがない」という人の場合であっても、それは自分自身を振り返る時間を取ってこなかっただけです。
・自分はどんな仕事をやりたいのか
・どんな経験をしてみたいのか
・今の仕事で楽しいと感じた部分はどこか
・自分はどういう時に充実感を感じるか
・その充実感を感じる時間が比較的多い仕事は何か
などなど、考えるべきポイントはいくらでもあります。
ただ、頭の中だけで考えていては混乱してしまう恐れがあるので、しっかりとキャリアプランに書いて落とし込むことをオススメ致します。
4.2 転職サイトに登録する
転職サイトというのはいわゆる企業の求人情報を見れるWEBサービスのことですが、第二新卒の転職を専門に扱う会社も非常に増えています。
スマホから登録することで、あなたの希望条件に合った企業の求人を簡単に探すことのできるサービスですね。
もちろん無料で利用できますし、実際に私も二年目で転職活動を行った際に、まさにこのサービスを使った張本人でもあります。
いくつか転職サイトを利用してみて分かったのですが、一番求人内容が豊富で便利だと感じたのは、業界で最も規模が大きいかつ第二新卒に強いdodaでした。
dodaは数ある転職サイトの中でも、まず登録しておいて間違いないので、まずは登録してどんな企業が転職先の候補としてあるのか、仕事のスキマ時間などにザーッと目を通してみることから始めましょう。
ちなみにdodaエージェントのコンテンツには「転職診断テスト」という機能もあって、あなたの現在の状況を複数登録するだけで今転職すべきか否か、という判断を数値化してくれる機能もあるので、非常にオススメです。
4.3 転職するかどうか"決める"
そしてあなたが最後に取るべき行動は、転職するかどうか"決める"ということです。
転職しようかどうか迷っている状態ではやはり仕事のパフォーマンスは落ちてしまいますし、転職すると決めて初めて、取るべき行動のスピードも上がります。
ぜひ相談できる人に相談しながら使えるサービスは全て使いながら、最終的に転職するかどうか決断をしましょう。
私の場合は新卒1年目が終了した時点で「よし、絶対転職する」と決めてから一気に行動して約1〜2ヶ月ほどで内定を貰えたので、とにかく決めるということが大事です。
今すぐに地元に帰りたいという気持ちが強すぎるあまり、勢い余って今の会社を見切り発車で退職してしまうのは絶対にNGです。
確かに一時的に気持ちは楽になるかもしれませんが、ブランク空白期間が空けば空くほど社会復帰は難しくなりますし、若い時は特にニートのぬるま湯に染まってしまいがちです。
そのためまずは地元の企業情報に強いdodaやハタラクティブの転職エージェントに複数登録して、転職活動を前に進めましょう。
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晴れて内定を獲得して次の職場が決まってから地元に帰る実家への引っ越し準備をした方が結果的に後々楽になります。
5、地元に帰りたい・Uターン就職や転職は甘え?→否
「地元に帰りたいというのは甘えなのか?」と懸念している人もいますが、あなたがなぜ上京したのか?地元を離れたのか?という理由次第です。
例えば「東京に出て、自分で会社を立ち上げるために修行するために経験値を積む」という理由で就職したにも関わらず、1年ちょっとで地元に帰るのはハッキリ言って甘えだと思います。目的を達成できていませんからね。
しかしなんとなく上京して就職したという方や遊びたくて上京した方、地元に帰らなければ行けない理由が出てきたという方にとっては地元に帰ることは甘えでも何でもありませんし、胸を張って地元にUターンすれば良いと思います。
他にも説得力のある転職理由としては、
☑️身内で介護が必要な状態になった
☑️急に家業を継がなければいけなくなった
☑️結婚することになった
…
上記のようにやむを得ない理由で地元に帰らなければならなくなった場合も然りです。
新型コロナウイルスの影響でリモートや在宅勤務を推奨する会社が増えたことで、東京にいる必要が無くなった方も少なくないので、地元に帰る=甘えと一概には言えないでしょう。
地元に帰りたい新社会人の転職理由
社会人になって間もないにも関わらず、地元に帰りたいという人は転職理由をしっかりと固めておかなければ転職することができずになかなか地元に帰ることができません。
ではどのような転職理由が効果的かというと、例えば以下のような例文であれば企業の人事採用担当者は納得しやすいでしょう。
私は一度地元を離れたことで地元に貢献したいという気持ちを再認識しました。
新卒で就職して仕事をしていく中で「誰の役に立ちたいか?誰にとって貢献したいか?」と真剣に考えた結果、やはり生まれ育った地元の人々に恩返ししたいという気持ちが日に日に強くなりました。
社会人としての経験はまだまだ浅いですが、もう一度リセットして気持ちを切り替えて初心に返って働かせて頂きたいと考えております。
新社会人や新卒2年目くらいまでであれば、まだまだ若いですし将来のポテンシャルもあるので、真摯に地元に帰りたい転職理由を話すことで採用してもらえる可能性は大いにあるでしょう。
地元の帰りたいのがホームシックが退職理由はNG
では地元に帰りたいという退職理由がホームシックであるというのは面接の場で伝えて良いのかというともちろんNGで、前述した明確な転職理由がなければ転職することはできません。
現在在籍している会社に対して退職理由を告げる場合もホームシックであることを告げる必要はなく「一身上の都合で」と伝えれば何の問題もありません。
更に理想的な退職理由の例文を紹介すると以下のようなイメージです。
地元に帰りたい退職理由例文
私は5年間東京で働いており、自分にとって必要な営業スキルを一通り身につけることができましたので、以前より希望していた地元の地域活性に貢献したい目標を叶えたいと考えて前職を退職しました。
慣れ親しんだ地元に地に足をつけて働くことで、今まで育ててくれた地元を盛り上げるための一翼を担いたいと考えて転職活動を行っています。
間違っても採用面接の場でホームシックという言葉は使わないよう注意しましょう。
結婚後に地元に帰りたい場合は?
もしあなたが新社会人になって間もないタイミングで結婚して地元に帰る理由ができたという場合は、確かに一つの転職理由として説得力があります。
しかし結婚したからと言って企業が採用してくれるのかというとそれはまた別の話で、やはり前述したように地元でどのような形で貢献したいのか言語化できる必要性はマストです。
例えば具体的な例文を挙げると、
私は結婚を機に自分を見つめ直すきっかけとなり、塾考した結果やはり地元の人々に貢献して育児や子育てを頑張りたいという結論に至りました。
というように、結婚と仕事を上手に使い分けて仕事にとって支障がないことをアピールすることが重要でしょう。
地元に帰りたくない地方出身者もいる
地方出身者の中でも地元に帰りたくない人が一定数いるのも事実で、特に大学のタイミングで地方から東京に上京してきた人は社会人になって地元に帰りたいとは思わない人が多いです。
やはり地元が田舎であればあるほど「地元に帰っても何もないし、、、」と考えるようになり、就職して社会人になってからでも地元に帰るという選択肢は自然と消えていきます。
就職のタイミングで上京してきた人は、今までの学生生活と環境が変わりすぎるので、その反動で地元に帰りたいと考える人が多いように思いますね。
6、第二新卒で行きたい会社に転職することは可能か
もし二年目で転職する場合、先ほどから何度か触れている第二新卒としてあなたは次の会社に入社することになる訳ですが「そもそもわずか1年で今の会社を辞めたのに、行きたい会社になんか行けるのか…?」と思うのも無理ないと思います。
結論から言うと、あなたがなぜ転職をしたいのかしっかりと転職理由を整理して言語化し、それを履歴書・職務経歴書・面接で採用する側の企業に伝えることができれば、非常に高い確率で望んだ会社に転職することは可能です。
なぜかというと、第二新卒というのはこの時代、企業が非常に欲しい人材として求人を出している年齢層で、今まさに売り手市場なんですね。
関連:第二新卒の転職は厳しい?→「新卒の3倍くらい余裕でした」
新卒とは違い社会人としての基礎は身につけつつ、新たな会社のカルチャーを受け入れる素直さ・フレッシュさも兼ね揃えているという点を考慮して、新卒よりも重宝している会社もごまんとあります。
それこそ、新卒時には入れなかったような大手企業にも、第二新卒枠で転職した人の例も多数あります。
ただし、それはあなたが行きたい会社に対し、きちんと書類選考や面接対策などの"準備"を"正しい方向で"行っておいた前提の話です。
準備というのは正しい方向で行わなければ、採用する企業のニーズとは程遠い、ちんぷんかんぷんなものになってしまいがちです。
7、第二新卒に強い転職エージェントおすすめは?
では正しい方向でその準備を行うためにはどうすれば良いのかという話ですが、あなた一人ではなく、転職エージェントを利用して客観的な視点でアドバイスをくれる存在と二人三脚で転職活動を行うことが正しい準備を行うことに繋がります。
転職エージェントというのは無料で利用することができ、書類選考や模擬面接対策など、一人では到底できないことを手取り足取りサポートしてくれる転職のプロのような存在のことですね。
転職のサポートを行ってくれるだけではなく、求職者が到底知り得ない情報、たとえば「一年のうちどのタイミングに最も求人が増え、転職しやすいのか」というような裏情報に近い情報も惜しみなく教えてくれます(ボーナスを貰って辞めましょう、とか笑)。
ちなみに私もエージェントに勤務していた時期がありますが、転職する際は二年目で仕事が忙しかったとしても、在職中に次の転職先を見つけた方が絶対に良いです。
二年目で転職を行うビジネスパーソンに強い転職エージェントというのも今では多数存在しているので、ぜひ下記エージェントの中でこれは良さそうと思ったものを最低一つは利用するようにしましょう。
>>地方の転職エージェントおすすめ一覧まとめ【47都道府県別】
また、転職エージェントでは、仮にあなたがある企業から内定を貰ったとしても、その企業の内情(離職率など)まで教えてくれるところもあります(「転職会議」のような会社口コミサイトを使うのもありですね)。
ちなみに私は、転職エージェントに対しても色々と多面的にアドバイスを貰いたかったので、4社ほど利用して転職活動を行いました。
最初は転職エージェントに頼らずとも転職してやろうという気概で転職活動を行っていたのですが、あまりにも面接に受からないので転職エージェントを頼ったところ、すぐに行きたい会社に内定を貰いました(笑)
転職エージェントに登録すると、電話もしくはメールで、早速担当者との面談(カウンセリング)を行う日程調整の連絡が来るはずなので、そこであなたの都合の良い日時を選択して、面談に足を運びましょう。
履歴書や職務経歴書なども転職エージェント側が用意してくれるので、そういった手間を省けることも、在職中であれば助かりますね。
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8、二年目で転職せずに独立する人も増えている?
中には、二年目でまだ20代前半という若さで、転職せずに会社を辞めて独立する人も非常に増えてきています。
今はクラウドソーシングなど個人でお金を稼ぐためのツールも非常に充実してきていて、以前に比べてフリーランスという個人事業主も増えているんですね。
アメリカでは"3人に1人がフリーランス"というレベルにまで達しているという事実もあるぐらいで、これからもその数はどんどん増えていくことになるでしょう。
さすがに何のアテもなくいきなり独立するのは無謀な気もするので、ある程度会社員時代で経験を積みながら、まずは副業という形でお小遣い稼ぎから始めてみるのが手堅くてオススメです。
9、新卒で地元に帰りたいに関するQ&A一覧
夫が地元に帰りたい主婦はどうすべき?
もしあなたが結婚していて主婦をしていて夫が地元に帰りたいと言っている場合は、あなたがついていくべきかどうかですが、結論夫に寄り添いたいと思うのであればついていくべきでしょう。
しかし夫にとっては地元でもあなたにとっては地元ではないので、ホームシックになってしまった場合は、その時になってまたどうすべきか考えれば良いと思います。
意外と地方に移住することで、都会に住んでいた時には気づかなかった良さに気づけて楽しいという声も少なくないものですよ。
地元に帰りたいと思うのは鬱?
地元に帰りたいのは鬱ではなく、シンプルにホームシックになっているだけです。
そもそも鬱という状態はそう簡単になるものではないので、鬱だと感じるのは次期尚早でしょう。
大学卒業後地元に帰る人の割合は?
大学卒業後地元に戻ることについての価値観を聞くと、36.2%が「いずれは地元に戻りたい」と回答し、「すぐに地元に戻りたい」と感じる人よりもいずれは戻りたいと考えて結局東京に残る人の方が多いようです。
地元に帰るか東京に残るかの基準は?
地元に帰るか東京に残るかの基準は、東京にいなければできないことがあるのであれば東京に残った方が良いですし、地元に帰っても特に問題ないのであれば地元に戻ることを選択すると良いでしょう。
地元に帰りたい3年目は帰るべき?
新卒入社3年目で地元に帰りたい人は、1年目や2年目に比べるとまだマシかもしれませんが、それでもやはり帰るのは時期尚早と言えます。
地元に帰ったところで経験スキルが浅いので働く転職先は限られていますし、東京や大阪などと比較して地方はやはり求人が少ないので転職活動もそう簡単には決まらないでしょう。
一つの目安としては3年以上は働いて一通り仕事を経験した後に地元で転職活動した方が、転職先も見つかりやすく活躍できる間口も広くなるというものです。
大企業で地元に帰りたいなら異動狙い?
もし今現在あなたが大企業に勤めていて地元に帰りたいと考えているならば、当然異動をきっかけに地元の支社で働くことは選択肢の一つです。
しかしながら異動は会社のタイミングによって決まるもので、希望を出すことはできるかもしれませんがなかなかすぐに受諾してもらえることの方が稀ですし、異動だからと言って地元に帰れる保証はどこにもありませんよね。
異動が通るかどうかわからないまま漫然と日々を過ごすくらいであれば、思い切って別の会社に転職活動をした方がすぐに地元に帰るという願望を達成することが可能でしょう。
地元に帰りたいけど仕事がない?転職先は?
前述した通り、地方である地元になればなるほど求人は少なくなり働き口も限られてきますので、あらゆるパイプを使って転職先を見つけなければ仕事がないという事態に陥りかねません。
では具体的に地元の転職先を見つける方法は何が良いかというと、地方に強い転職エージェント・転職サイトを活用すれば都会にいながらも離れた場所で地元の会社にアプローチをすることが可能です。
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